JPH08196509A - 立体眼底像検出装置 - Google Patents
立体眼底像検出装置Info
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- JPH08196509A JPH08196509A JP7012518A JP1251895A JPH08196509A JP H08196509 A JPH08196509 A JP H08196509A JP 7012518 A JP7012518 A JP 7012518A JP 1251895 A JP1251895 A JP 1251895A JP H08196509 A JPH08196509 A JP H08196509A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】比較的簡単な構成で、眼底像の立体観察等がリ
アルタイムで行なえる装置を提供すること。 【構成】被検眼の眼底部に光を照射する照射光学系と、
前記照射光学系によって照射された前記眼底部の眼底像
を所望位置に結像させる結像光学系と、2種類の眼底像
を得るために、前記結像光学系の光路中に設けた平板光
学部材と、前記結像光学系および前記平板光学部材で得
られた前記2種類の眼底像を撮像する撮像手段と、前記
撮像手段で撮像された、前記2種類の眼底像の1方を第
1フィールドの撮像情報とし、他方の眼底像を第2フィ
ールドの撮像情報として、両フィールドの撮像情報か
ら、眼底像のフレーム情報を生成する生成手段とを有す
る。
アルタイムで行なえる装置を提供すること。 【構成】被検眼の眼底部に光を照射する照射光学系と、
前記照射光学系によって照射された前記眼底部の眼底像
を所望位置に結像させる結像光学系と、2種類の眼底像
を得るために、前記結像光学系の光路中に設けた平板光
学部材と、前記結像光学系および前記平板光学部材で得
られた前記2種類の眼底像を撮像する撮像手段と、前記
撮像手段で撮像された、前記2種類の眼底像の1方を第
1フィールドの撮像情報とし、他方の眼底像を第2フィ
ールドの撮像情報として、両フィールドの撮像情報か
ら、眼底像のフレーム情報を生成する生成手段とを有す
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被検眼の眼底部の像情
報を立体的に観測可能な装置、特に、通常眼底カメラと
しても使用可能であり、さらにリアルタイムにて眼底部
の立体的な像情報をも観測可能な眼底カメラに関する。
報を立体的に観測可能な装置、特に、通常眼底カメラと
しても使用可能であり、さらにリアルタイムにて眼底部
の立体的な像情報をも観測可能な眼底カメラに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、被検眼の眼底部に対する立体
画像を得るために、以下のような装置が提案されてい
る。
画像を得るために、以下のような装置が提案されてい
る。
【0003】まず、眼底カメラを被検眼に対し左右方向
に平行移動させ、左位置と右位置の2状態において、2
回撮影を行なって、1組の眼底像の立体写真を得る装置
が一般に知られている。
に平行移動させ、左位置と右位置の2状態において、2
回撮影を行なって、1組の眼底像の立体写真を得る装置
が一般に知られている。
【0004】また、眼底カメラを移動させることなく、
眼底像の立体写真を得る装置として、「アレンのステレ
オ装置」が非常に良く知られている。
眼底像の立体写真を得る装置として、「アレンのステレ
オ装置」が非常に良く知られている。
【0005】しかしながら、この装置においても、時間
間隔をおいて2回の撮影を行なう必要がある。
間隔をおいて2回の撮影を行なう必要がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上に述べてきた装置
において、第1に、眼底カメラを被検眼に対し左右方向
に平行移動させ、左位置と右位置の2状態において、2
回撮影を行なって、1組の眼底像の立体写真を得る装置
にあっては、ステレオベースが一定になりにくい為、定
量的な立体情報が得られない、また、観察撮影時にリア
ルタイムで立体像を観測できない、といった不具合もあ
った。
において、第1に、眼底カメラを被検眼に対し左右方向
に平行移動させ、左位置と右位置の2状態において、2
回撮影を行なって、1組の眼底像の立体写真を得る装置
にあっては、ステレオベースが一定になりにくい為、定
量的な立体情報が得られない、また、観察撮影時にリア
ルタイムで立体像を観測できない、といった不具合もあ
った。
【0007】また、「アレンのステレオ装置」を使用し
たステレオ撮影においても、結局、時間間隔をおいて、
2回撮影を行なうことが必要となり、ステレオベースを
一定値になるようにするのが困難であり、定量的なステ
レオ撮影を行なうことが不可能であるという問題点およ
びリアルタイムで立体像を観測できないという問題点
は、解決されていないと言える。
たステレオ撮影においても、結局、時間間隔をおいて、
2回撮影を行なうことが必要となり、ステレオベースを
一定値になるようにするのが困難であり、定量的なステ
レオ撮影を行なうことが不可能であるという問題点およ
びリアルタイムで立体像を観測できないという問題点
は、解決されていないと言える。
【0008】また、眼底部の立体像を得るための立体専
用の同時立体眼底カメラも提案されているが、これは眼
底部の立体像を得るための専用カメラであり、通常の眼
底像の撮影等は行なえなくなってしまう。
用の同時立体眼底カメラも提案されているが、これは眼
底部の立体像を得るための専用カメラであり、通常の眼
底像の撮影等は行なえなくなってしまう。
【0009】このように従来の装置においては、上述の
ような問題点を有していた。
ような問題点を有していた。
【0010】そこで、本発明は、この様な従来の問題点
に鑑み創作されたものであり、立体眼底カメラとして
も、通常眼底カメラとしても使用可能であり、眼底部の
立体像をリアルタイムで観測可能な装置を提供すること
を目的とする。
に鑑み創作されたものであり、立体眼底カメラとして
も、通常眼底カメラとしても使用可能であり、眼底部の
立体像をリアルタイムで観測可能な装置を提供すること
を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決し本発明
の目的を達成するため、以下の手段が考えられる。
の目的を達成するため、以下の手段が考えられる。
【0012】すなわち、被検眼の眼底部に光を照射する
照射光学系と、前記照射光学系によって照射された前記
眼底部の眼底像を所望位置に結像させる結像光学系と、
2種類の眼底像を得るために、前記結像光学系の光路中
に設けた平板光学部材と、前記結像光学系および前記平
板光学部材で得られた前記2種類の眼底像を撮像する撮
像手段と、前記撮像手段で撮像された、前記2種類の眼
底像の1方を第1フィールドの撮像情報とし、他方の眼
底像を第2フィールドの撮像情報として、両フィールド
の撮像情報から、眼底像のフレーム情報を生成する生成
手段とを有する装置である。
照射光学系と、前記照射光学系によって照射された前記
眼底部の眼底像を所望位置に結像させる結像光学系と、
2種類の眼底像を得るために、前記結像光学系の光路中
に設けた平板光学部材と、前記結像光学系および前記平
板光学部材で得られた前記2種類の眼底像を撮像する撮
像手段と、前記撮像手段で撮像された、前記2種類の眼
底像の1方を第1フィールドの撮像情報とし、他方の眼
底像を第2フィールドの撮像情報として、両フィールド
の撮像情報から、眼底像のフレーム情報を生成する生成
手段とを有する装置である。
【0013】また、以下のような態様も考えられる。
【0014】すなわち、被検眼の眼底部に光を照射する
照射光学系と、前記照射光学系によって照射された前記
眼底部の眼底像を所望位置に結像させる結像光学系と、
2種類の眼底像を得るために、前記結像光学系の光路中
に設けた平板光学部材と、前記結像光学系および前記平
板光学部材で得られた前記2種類の眼底像を撮像する撮
像手段と、前記2種類の眼底像が得られるように、前記
平板光学部材を駆動する駆動手段と、前記撮像手段で撮
像された、前記2種類の眼底像の1方を奇数フィールド
の撮像情報とし、他方の眼底像を偶数フィールドの撮像
情報として、両フィールドの撮像情報から、眼底像のフ
レーム情報を生成する生成手段と、前記生成手段で生成
した前記フレーム情報を表示する表示手段とを有し、さ
らに、前記表示手段に表示された前記フレーム情報を観
測可能な立体像観測手段と、前記奇数フィールドの撮像
情報を観測するタイミング、前記偶数フィールドの撮像
情報を観測するタイミング、および、前記平板光学部材
を駆動するタイミングとの同期をとるように、前記駆動
手段と前記立体像観測手段とを制御する制御手段とを備
える装置である。
照射光学系と、前記照射光学系によって照射された前記
眼底部の眼底像を所望位置に結像させる結像光学系と、
2種類の眼底像を得るために、前記結像光学系の光路中
に設けた平板光学部材と、前記結像光学系および前記平
板光学部材で得られた前記2種類の眼底像を撮像する撮
像手段と、前記2種類の眼底像が得られるように、前記
平板光学部材を駆動する駆動手段と、前記撮像手段で撮
像された、前記2種類の眼底像の1方を奇数フィールド
の撮像情報とし、他方の眼底像を偶数フィールドの撮像
情報として、両フィールドの撮像情報から、眼底像のフ
レーム情報を生成する生成手段と、前記生成手段で生成
した前記フレーム情報を表示する表示手段とを有し、さ
らに、前記表示手段に表示された前記フレーム情報を観
測可能な立体像観測手段と、前記奇数フィールドの撮像
情報を観測するタイミング、前記偶数フィールドの撮像
情報を観測するタイミング、および、前記平板光学部材
を駆動するタイミングとの同期をとるように、前記駆動
手段と前記立体像観測手段とを制御する制御手段とを備
える装置である。
【0015】
【作用】照射光学系によって、被検眼の眼底部に光を照
射し、結像光学系によって前記照射光学系によって照射
された前記眼底部の眼底像を所望位置に結像させる。
射し、結像光学系によって前記照射光学系によって照射
された前記眼底部の眼底像を所望位置に結像させる。
【0016】そして、前記結像光学系の光路中に平板光
学部材を設け、2種類の眼底像を得る。
学部材を設け、2種類の眼底像を得る。
【0017】撮像手段によって、前記結像光学系および
前記平板光学部材で得られた前記2種類の眼底像を撮像
するとともに、生成手段によって、前記2種類の眼底像
の1方を第1フィールドの撮像情報とし、他方の眼底像
を第2フィールドの撮像情報として、両フィールドの撮
像情報から、眼底像のフレーム情報を生成する。
前記平板光学部材で得られた前記2種類の眼底像を撮像
するとともに、生成手段によって、前記2種類の眼底像
の1方を第1フィールドの撮像情報とし、他方の眼底像
を第2フィールドの撮像情報として、両フィールドの撮
像情報から、眼底像のフレーム情報を生成する。
【0018】また、以下のような作用も考えられる。
【0019】すなわち、照射光学系によって、被検眼の
眼底部に光を照射し、結像光学系によって前記照射光学
系によって照射された前記眼底部の眼底像を所望位置に
結像させる。そして、前記結像光学系の光路中に平板光
学部材を設け、2種類の眼底像を得る。
眼底部に光を照射し、結像光学系によって前記照射光学
系によって照射された前記眼底部の眼底像を所望位置に
結像させる。そして、前記結像光学系の光路中に平板光
学部材を設け、2種類の眼底像を得る。
【0020】撮像手段によって、前記結像光学系および
前記平板光学部材で得られた前記2種類の眼底像を撮像
するとともに、駆動手段は、前記2種類の眼底像が得ら
れるように、前記平板光学部材を駆動する。
前記平板光学部材で得られた前記2種類の眼底像を撮像
するとともに、駆動手段は、前記2種類の眼底像が得ら
れるように、前記平板光学部材を駆動する。
【0021】そして、生成手段は、前記撮像手段で撮像
された、前記2種類の眼底像の1方を奇数フィールドの
撮像情報とし、他方の眼底像を偶数フィールドの撮像情
報として、両フィールドの撮像情報から、眼底像のフレ
ーム情報を生成し、表示手段は、前記生成手段で生成し
た前記フレーム情報を表示する。
された、前記2種類の眼底像の1方を奇数フィールドの
撮像情報とし、他方の眼底像を偶数フィールドの撮像情
報として、両フィールドの撮像情報から、眼底像のフレ
ーム情報を生成し、表示手段は、前記生成手段で生成し
た前記フレーム情報を表示する。
【0022】そして、立体像観測手段によって、前記表
示手段に表示された前記フレーム情報を観測する。
示手段に表示された前記フレーム情報を観測する。
【0023】この時、制御手段は、前記奇数フィールド
の撮像情報を観測するタイミング、前記偶数フィールド
の撮像情報を観測するタイミング、および、前記平板光
学部材を駆動するタイミングとの同期をとるように、前
記駆動手段と前記立体像観測手段とを制御する。
の撮像情報を観測するタイミング、前記偶数フィールド
の撮像情報を観測するタイミング、および、前記平板光
学部材を駆動するタイミングとの同期をとるように、前
記駆動手段と前記立体像観測手段とを制御する。
【0024】これにより、立体眼底のリアルタイムでの
観察が可能となった。
観察が可能となった。
【0025】
【実施例】以下、本発明にかかる実施例について図面を
参照しつつ説明する。
参照しつつ説明する。
【0026】図1に、本発明にかかる眼科撮影装置の構
成例を示す。
成例を示す。
【0027】まず、図1を参照して、本発明にかかる眼
科撮影装置の構成例について説明する。
科撮影装置の構成例について説明する。
【0028】なお、図中、Eは、被検眼、Fは、被検眼
眼底である。
眼底である。
【0029】本構成は、被検眼眼底Fを照明するための
照明系と、被検眼眼底Fを観察するための観察光学系
と、被検眼眼底Fを立体可視化するための立体像検出系
とに大別される。
照明系と、被検眼眼底Fを観察するための観察光学系
と、被検眼眼底Fを立体可視化するための立体像検出系
とに大別される。
【0030】まず、被検眼眼底Fを照明するための照明
系について説明する。
系について説明する。
【0031】被検眼眼底Fを照明するための照明系は、
対物レンズ1と、有孔鏡2と、リレーレンズ10と、リ
ング絞り11と、固定鏡12と、コンデンサレンズ13
と、ストロボ14と、コンデンサレンズ15と、観察照
明光源16とを有して構成される。観察照明光源16
は、例えば、ハロゲンランプによって実現され、ストロ
ボ14は、例えば、キセノンランプによって実現され
る。
対物レンズ1と、有孔鏡2と、リレーレンズ10と、リ
ング絞り11と、固定鏡12と、コンデンサレンズ13
と、ストロボ14と、コンデンサレンズ15と、観察照
明光源16とを有して構成される。観察照明光源16
は、例えば、ハロゲンランプによって実現され、ストロ
ボ14は、例えば、キセノンランプによって実現され
る。
【0032】なお、レリーズスイッチ25を押すことに
より、レリーズ制御回路26から出力される信号によっ
て、ストロボ14は、所定時間だけ点灯されるように動
作する。
より、レリーズ制御回路26から出力される信号によっ
て、ストロボ14は、所定時間だけ点灯されるように動
作する。
【0033】さて、観察照明光源16が点灯すると、観
察照明光源16の点灯によって発せられた光は、コンデ
ンサレンズ15、13を通り、固定鏡12によって反射
されて、さらに、リング絞り11、リレーレンズ10を
通り、有孔鏡2によって反射される。
察照明光源16の点灯によって発せられた光は、コンデ
ンサレンズ15、13を通り、固定鏡12によって反射
されて、さらに、リング絞り11、リレーレンズ10を
通り、有孔鏡2によって反射される。
【0034】そして、照射光は、対物レンズ1を通り、
被検眼Eの角膜近辺にリング状の二次光源を形成して、
最終的に、被検眼眼底Fに光が照明される。
被検眼Eの角膜近辺にリング状の二次光源を形成して、
最終的に、被検眼眼底Fに光が照明される。
【0035】次に、被検眼眼底Fを観察するための観察
撮影系について説明する。
撮影系について説明する。
【0036】被検眼眼底Fを観察撮影するための観察撮
影系は、対物レンズ1と、有孔鏡2と、合焦レンズ3
と、可動鏡4と、可動鏡駆動部60と、可動鏡6と、観
察レンズ7と、フィルムカメラ5とを有して構成され
る。
影系は、対物レンズ1と、有孔鏡2と、合焦レンズ3
と、可動鏡4と、可動鏡駆動部60と、可動鏡6と、観
察レンズ7と、フィルムカメラ5とを有して構成され
る。
【0037】検者は、合焦レンズ3を、例えば、図中の
左右方向(×方向)に移動することによって、眼底像の
鮮明度を調整してピント合わせを行なう。
左右方向(×方向)に移動することによって、眼底像の
鮮明度を調整してピント合わせを行なう。
【0038】可動鏡駆動部60は、レリーズスイッチ2
5を押すことによって、レリーズ制御部26が出力する
信号によって、可動鏡4が所定位置まで移動するように
駆動する構成にしておく。可動鏡4が移動した状態を破
線で示す。なお、レリーズスイッチ25を押してから、
所定時間経過後、可動鏡5が元の位置に戻るものとす
る。
5を押すことによって、レリーズ制御部26が出力する
信号によって、可動鏡4が所定位置まで移動するように
駆動する構成にしておく。可動鏡4が移動した状態を破
線で示す。なお、レリーズスイッチ25を押してから、
所定時間経過後、可動鏡5が元の位置に戻るものとす
る。
【0039】すなわち、レリーズ操作によって、眼底部
Fの像が、フィルムカメラ5内の所定位置に結像され、
その状態で写真撮影が行なわれることになる。
Fの像が、フィルムカメラ5内の所定位置に結像され、
その状態で写真撮影が行なわれることになる。
【0040】さて、被検眼眼底Fへ照射され、被検眼眼
底Fによって反射した反射光は、対物レンズ1、有孔鏡
2の孔部、合焦レンズ3を通り、可動鏡4および可動鏡
6によって反射され、最終的に観察レンズ7を介して結
像されて、検者に観察されることになる。なお、いま、
可動鏡4および可動鏡6は、移動していないものとす
る。
底Fによって反射した反射光は、対物レンズ1、有孔鏡
2の孔部、合焦レンズ3を通り、可動鏡4および可動鏡
6によって反射され、最終的に観察レンズ7を介して結
像されて、検者に観察されることになる。なお、いま、
可動鏡4および可動鏡6は、移動していないものとす
る。
【0041】なお、検者は、結像された観察像が鮮明に
見えるように合焦レンズ3を移動させて、ピント合わせ
を行なった後、レリーズスイッチ25を押すことによっ
て、可動鏡駆動部60を駆動して可動鏡4を破線位置ま
で移動して、フィルムカメラ5による写真撮影を行う。
上述の様に、写真撮影の際には、ストロボ14が点灯さ
れる。
見えるように合焦レンズ3を移動させて、ピント合わせ
を行なった後、レリーズスイッチ25を押すことによっ
て、可動鏡駆動部60を駆動して可動鏡4を破線位置ま
で移動して、フィルムカメラ5による写真撮影を行う。
上述の様に、写真撮影の際には、ストロボ14が点灯さ
れる。
【0042】次に、被検眼眼底Fを立体可視化するため
の立体像検出系について説明する。
の立体像検出系について説明する。
【0043】この立体像検出系は、平行平面ガラス17
と、該平行平面ガラス17の配置状態を変更するための
ガルバノ18と、該ガルバノ18を駆動するためガルバ
ノ駆動部19と、可動鏡6を移動させるための可動鏡駆
動部150と、コンデンサレンズ8と、固定鏡9と、被
検眼眼底Fの像を撮像するためのTVカメラ21と、各
種の信号を入出力し、立体像検出のための制御や処理を
行なうコントロール部20と、コントロール部20によ
って生成された立体化像を表示するためのモニター23
と、モニター23を観測する際に用いる手段であって、
所定タイミングで開閉する機能を有する部位を備えるス
テレオ観察鏡24と、該ステレオ観察鏡24における前
記開閉機能を起動するシャッター駆動部22と、通常の
眼底像撮影から、立体像観測にモードを切り換えるため
のスイッチ100とを有して構成される。
と、該平行平面ガラス17の配置状態を変更するための
ガルバノ18と、該ガルバノ18を駆動するためガルバ
ノ駆動部19と、可動鏡6を移動させるための可動鏡駆
動部150と、コンデンサレンズ8と、固定鏡9と、被
検眼眼底Fの像を撮像するためのTVカメラ21と、各
種の信号を入出力し、立体像検出のための制御や処理を
行なうコントロール部20と、コントロール部20によ
って生成された立体化像を表示するためのモニター23
と、モニター23を観測する際に用いる手段であって、
所定タイミングで開閉する機能を有する部位を備えるス
テレオ観察鏡24と、該ステレオ観察鏡24における前
記開閉機能を起動するシャッター駆動部22と、通常の
眼底像撮影から、立体像観測にモードを切り換えるため
のスイッチ100とを有して構成される。
【0044】なお、コントロール部20には、情報を記
憶するための記憶手段を設けておき、得られた像情報に
対して行なった処理結果をモニター23に表示させる替
わりに、前記記憶手段に格納することも可能な構成にな
っている。そして、検者が、前記記憶手段に記憶された
情報を取り出し可能な構成になっている。例えば、記憶
手段を、磁気ディスク装置等によって実現し、磁気フロ
ッピーディスク(FD)によって情報を取り出せるよう
にしておけばよい。
憶するための記憶手段を設けておき、得られた像情報に
対して行なった処理結果をモニター23に表示させる替
わりに、前記記憶手段に格納することも可能な構成にな
っている。そして、検者が、前記記憶手段に記憶された
情報を取り出し可能な構成になっている。例えば、記憶
手段を、磁気ディスク装置等によって実現し、磁気フロ
ッピーディスク(FD)によって情報を取り出せるよう
にしておけばよい。
【0045】さて、スイッチ100を押すことにより、
立体像観測モードに入る。
立体像観測モードに入る。
【0046】そして、コントロール部20から出力され
る信号によって、可動鏡駆動部150が起動され、可動
鏡駆動部150は、可動鏡6を所定位置、即ち、破線で
示す位置まで移動する。その結果、眼底部の反射光がコ
ンデンサレンズ8を通り、固定鏡9で反射して、CCD
カメラ等で実現されるTVカメラ21に入力され、像情
報が検出される。
る信号によって、可動鏡駆動部150が起動され、可動
鏡駆動部150は、可動鏡6を所定位置、即ち、破線で
示す位置まで移動する。その結果、眼底部の反射光がコ
ンデンサレンズ8を通り、固定鏡9で反射して、CCD
カメラ等で実現されるTVカメラ21に入力され、像情
報が検出される。
【0047】一方、ガルバノ駆動部19は、コントロー
ル部から与えられる信号に応じて、ガルバノ18を駆動
する信号を、ガルバノ18に与える。
ル部から与えられる信号に応じて、ガルバノ18を駆動
する信号を、ガルバノ18に与える。
【0048】この結果、ガルバノ18の先端部に接続さ
れた平行平面ガラス17の配置状態が変化する。
れた平行平面ガラス17の配置状態が変化する。
【0049】この様子を、具体的に図2に示す。
【0050】図2は、被検眼眼底F、被検眼E、平行平
面ガラス17および対物レンズ1を、図1に示す矢印5
00の方向(図に示すように、A側から)から見た状態
を示した図面である。
面ガラス17および対物レンズ1を、図1に示す矢印5
00の方向(図に示すように、A側から)から見た状態
を示した図面である。
【0051】ガルバノ18の駆動により、平行平面ガラ
ス17は、2つの配置状態をとることになる。1つは、
図中「a」にて示した状態であり、他の一つは、図中
「b」にて示した(破線)状態である。
ス17は、2つの配置状態をとることになる。1つは、
図中「a」にて示した状態であり、他の一つは、図中
「b」にて示した(破線)状態である。
【0052】それぞれの状態に対応する、被検眼眼底F
の反射光の光路は、「a」で示した状態に対しては、実
線「a’」、また、「b」で示した状態に対しては、破
線「b’」となる。そして、各々の反射光は、対物レン
ズ1を通って、有孔鏡2へ照射される。その後の光路
は、前述した通りである。
の反射光の光路は、「a」で示した状態に対しては、実
線「a’」、また、「b」で示した状態に対しては、破
線「b’」となる。そして、各々の反射光は、対物レン
ズ1を通って、有孔鏡2へ照射される。その後の光路
は、前述した通りである。
【0053】このような構成により、ステレオべースB
が一定の状態になり、2系統の光路が得られることによ
り、眼底部の像が立体像として検出可能となる。
が一定の状態になり、2系統の光路が得られることによ
り、眼底部の像が立体像として検出可能となる。
【0054】図3は、「a’’」は、「a」にて示した
平行平面ガラス17の配置状態に対応する、前記リング
状の二次光源の形成状態を示したものであり、
「b’’」は、「b」にて示した(破線)平行平面ガラ
ス17の配置状態に対応する、前記リング状の二次光源
の形成状態を示したものである。
平行平面ガラス17の配置状態に対応する、前記リング
状の二次光源の形成状態を示したものであり、
「b’’」は、「b」にて示した(破線)平行平面ガラ
ス17の配置状態に対応する、前記リング状の二次光源
の形成状態を示したものである。
【0055】さて、次に、コントロール部20で行なう
処理について、各種信号のタイミングチャート図であ
る、図4、5を参照して説明する。
処理について、各種信号のタイミングチャート図であ
る、図4、5を参照して説明する。
【0056】図4に、ビデオ信号70、フィールド判別
信号72、垂直ブランキング信号74、ガルバノ駆動信
号76、および、ステレオ観察鏡のシャッター駆動信号
78のタイミングチャートについて示す。
信号72、垂直ブランキング信号74、ガルバノ駆動信
号76、および、ステレオ観察鏡のシャッター駆動信号
78のタイミングチャートについて示す。
【0057】ビデオ信号70は、TVカメラ21によっ
て得られる撮像信号であり、コントロール部20に与え
られる。そして、コントロール部20は、ビデオ信号7
0に対して、後述する処理を行ない、モニタ用ビデオ信
号79としてモニタ23に供給する。
て得られる撮像信号であり、コントロール部20に与え
られる。そして、コントロール部20は、ビデオ信号7
0に対して、後述する処理を行ない、モニタ用ビデオ信
号79としてモニタ23に供給する。
【0058】フィールド判別信号72は、例えば、「1
/60(秒)」毎に切り換わるフィールド信号であり、
奇数フィールドと偶数フィールドの繰返し切り換わりタ
イミングを示している。なお、本実施例では、1組の奇
数フィールドと偶数フィールドで1フレーム(1表示画
面分)を構成する、インターレース方式を採用してい
る。
/60(秒)」毎に切り換わるフィールド信号であり、
奇数フィールドと偶数フィールドの繰返し切り換わりタ
イミングを示している。なお、本実施例では、1組の奇
数フィールドと偶数フィールドで1フレーム(1表示画
面分)を構成する、インターレース方式を採用してい
る。
【0059】垂直ブランキング信号74は、フィールド
の切り換わりの際に、所定時間だけアクティブローとな
る信号である。
の切り換わりの際に、所定時間だけアクティブローとな
る信号である。
【0060】なお、フィールド判別信号72および垂直
ブランキング信号74は、TVカメラ21が備える端子
から出力され、コントロール部20が入力し、モニタ用
ビデオ信号79やガルバノ駆動部19が出力するガルバ
ノ駆動信号76、シャッタ駆動部22が出力するシャッ
タ駆動信号78等の各種信号を生成するためのタイミン
グ信号80として用いる。
ブランキング信号74は、TVカメラ21が備える端子
から出力され、コントロール部20が入力し、モニタ用
ビデオ信号79やガルバノ駆動部19が出力するガルバ
ノ駆動信号76、シャッタ駆動部22が出力するシャッ
タ駆動信号78等の各種信号を生成するためのタイミン
グ信号80として用いる。
【0061】もちろん、コントロール部20は、垂直ブ
ランキング信号76のみを入力し、入力信号を計数する
等の処理によってフィールド判別信号72を生成するよ
うな構成にしても良い。
ランキング信号76のみを入力し、入力信号を計数する
等の処理によってフィールド判別信号72を生成するよ
うな構成にしても良い。
【0062】ガルバノ駆動信号76は、平行平面ガラス
17の配置状態を2状態の間で切り換えるタイミングを
示す信号である。本信号は、ガルバノ駆動部19が、ガ
ルバノ18に与える信号である。
17の配置状態を2状態の間で切り換えるタイミングを
示す信号である。本信号は、ガルバノ駆動部19が、ガ
ルバノ18に与える信号である。
【0063】図中のガルバノ駆動信号76の「R」位置
は、例えば、図3の「a」に示す状態に対応し、ガルバ
ノ駆動信号76の「L」位置は、図3の「b」に示す状
態に対応する。
は、例えば、図3の「a」に示す状態に対応し、ガルバ
ノ駆動信号76の「L」位置は、図3の「b」に示す状
態に対応する。
【0064】なお、平行平面ガラス17の配置状態の切
り換えタイミングは、フィールドの切り換えタイミン
グ、即ち、奇数フィールドから偶数フィールドへの切り
換り時、あるいは、偶数フィールドから奇数フィールド
への切り換り時とする。
り換えタイミングは、フィールドの切り換えタイミン
グ、即ち、奇数フィールドから偶数フィールドへの切り
換り時、あるいは、偶数フィールドから奇数フィールド
への切り換り時とする。
【0065】したがって、図4に示す例では、「1/6
0(秒)」毎に、平行平面ガラス17の配置状態を切り
換える。
0(秒)」毎に、平行平面ガラス17の配置状態を切り
換える。
【0066】また、ステレオ観察鏡のシャッター駆動の
タイミングは、平行平板ガラス17、即ち、ガルバノ駆
動信号76を切り換えるタイミングと一致させる。
タイミングは、平行平板ガラス17、即ち、ガルバノ駆
動信号76を切り換えるタイミングと一致させる。
【0067】ステレオ観察鏡24は、例えば、通常使用
される眼鏡の左右のレンズ部に、開閉機能を有する液晶
シャッター等を設け、左右に配置された液晶シャッター
を平行平板ガラス17の切り換えタイミングに一致させ
て駆動する構成としておく。
される眼鏡の左右のレンズ部に、開閉機能を有する液晶
シャッター等を設け、左右に配置された液晶シャッター
を平行平板ガラス17の切り換えタイミングに一致させ
て駆動する構成としておく。
【0068】このような駆動を行なうために、シャッタ
ー駆動部22から供給される、ステレオ観察鏡のシャッ
ター駆動信号78は、図に示すようになる。
ー駆動部22から供給される、ステレオ観察鏡のシャッ
ター駆動信号78は、図に示すようになる。
【0069】即ち、奇数フィールドの信号に対応して左
の液晶シャッターを開状態にし、また、偶数フィールド
の信号に対応して右の液晶シャッターを開状態にするよ
うに、ステレオ観察鏡24に設けた液晶シャッターの開
閉状態を制御する。
の液晶シャッターを開状態にし、また、偶数フィールド
の信号に対応して右の液晶シャッターを開状態にするよ
うに、ステレオ観察鏡24に設けた液晶シャッターの開
閉状態を制御する。
【0070】さて、コントロール部20は、TVカメラ
21によって撮像した、奇数フィールドでの眼底像の画
像データと、偶数フィールドでの眼底像の画像データと
を取り込み、これらを1フレームの画像データとして合
成するように、モニター23に表示していく。したがっ
て、フィールドの切り換え毎に、開閉する機能を有する
ステレオ観察鏡24を介してモニター23を観測するこ
とによって、眼底像をリアルタイムで立体的に観察する
ことが可能となる。
21によって撮像した、奇数フィールドでの眼底像の画
像データと、偶数フィールドでの眼底像の画像データと
を取り込み、これらを1フレームの画像データとして合
成するように、モニター23に表示していく。したがっ
て、フィールドの切り換え毎に、開閉する機能を有する
ステレオ観察鏡24を介してモニター23を観測するこ
とによって、眼底像をリアルタイムで立体的に観察する
ことが可能となる。
【0071】なお、コントロール部20が備える記憶手
段に前記画像データを格納しておき、格納したデータを
取り出し可能としておいてもよい。
段に前記画像データを格納しておき、格納したデータを
取り出し可能としておいてもよい。
【0072】このように、図4に示すタイムチャートに
したがった処理を行なうことによって、「1/60
(秒)」毎の立体画像が得られることになる。
したがった処理を行なうことによって、「1/60
(秒)」毎の立体画像が得られることになる。
【0073】このように、フィールドの切り換わり毎
に、平行平面ガラス17の配置状態を切り換えれば、切
換インターバルが短いため立体像の動きが間欠的に観察
されるようなこともなくなる。
に、平行平面ガラス17の配置状態を切り換えれば、切
換インターバルが短いため立体像の動きが間欠的に観察
されるようなこともなくなる。
【0074】図5に、他のタイミングチャート例とし
て、「1/30(秒)」毎の立体画像を得るための各種
信号のタイミングチャートを示す。
て、「1/30(秒)」毎の立体画像を得るための各種
信号のタイミングチャートを示す。
【0075】図5左側に示す、ビデオ信号70、フィー
ルド判別信号72、垂直ブランキング信号74、ガルバ
ノ駆動信号76、および、ステレオ観察鏡のシャッター
駆動信号78の各種信号は、図4に示す同一の名称の信
号と同一の信号である。
ルド判別信号72、垂直ブランキング信号74、ガルバ
ノ駆動信号76、および、ステレオ観察鏡のシャッター
駆動信号78の各種信号は、図4に示す同一の名称の信
号と同一の信号である。
【0076】図4と比較して分かるように、本タイミン
グチャートによれば、フィールドの切り換りに対応し
て、ガルバノを駆動して平行平面ガラス17の配置状態
を切り換えるのではなく、奇数フィールドと偶数フィー
ルドとの組で構成される1フレーム毎の切り換え信号に
したがって、平行平面ガラス17の配置状態を切り換え
るように、コントロール部20が動作する。
グチャートによれば、フィールドの切り換りに対応し
て、ガルバノを駆動して平行平面ガラス17の配置状態
を切り換えるのではなく、奇数フィールドと偶数フィー
ルドとの組で構成される1フレーム毎の切り換え信号に
したがって、平行平面ガラス17の配置状態を切り換え
るように、コントロール部20が動作する。
【0077】このようなタイミングチャートに従うこと
により、フレーム毎に立体画像が切り換わり、「1/3
0(秒)」毎の立体画像を得ることができる。
により、フレーム毎に立体画像が切り換わり、「1/3
0(秒)」毎の立体画像を得ることができる。
【0078】フレーム毎に立体画像を得ているため、図
4の場合と比較して切換インターバルが長いが、それ故
に、ガルバノ駆動回路の構成が簡素化され、ガルバノの
耐久性も向上する。また、左右一対の像の画素が一対一
で対応するため、数値演算による立体像生成等の目的に
は都合が良い。このように、本発明によれば、所望のタ
イミングで立体画像を得る装置を構成することができ
る。
4の場合と比較して切換インターバルが長いが、それ故
に、ガルバノ駆動回路の構成が簡素化され、ガルバノの
耐久性も向上する。また、左右一対の像の画素が一対一
で対応するため、数値演算による立体像生成等の目的に
は都合が良い。このように、本発明によれば、所望のタ
イミングで立体画像を得る装置を構成することができ
る。
【0079】以上説明してきたように、比較的簡単な構
成で眼底像の立体観察がリアルタイムで行なえる装置を
提供することが可能となる。また、通常の眼底像観察、
撮影を同時に可能とする構成とすることができ、立体観
察専用の装置とはならずに、装置コストの低減や操作性
の向上も図れる装置を実現できる。
成で眼底像の立体観察がリアルタイムで行なえる装置を
提供することが可能となる。また、通常の眼底像観察、
撮影を同時に可能とする構成とすることができ、立体観
察専用の装置とはならずに、装置コストの低減や操作性
の向上も図れる装置を実現できる。
【0080】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、比較的簡
単な構成で、眼底像の立体観察がリアルタイムで行なえ
る装置を提供することが可能となる。
単な構成で、眼底像の立体観察がリアルタイムで行なえ
る装置を提供することが可能となる。
【図1】本発明にかかる眼科撮影装置の構成例を示す構
成図である。
成図である。
【図2】平行平板レンズの動作の説明図である。
【図3】リング状の二次光源の、被検眼の瞳上での位置
を表す説明図である。
を表す説明図である。
【図4】各種信号タイミングチャートを示す説明図であ
る。
る。
【図5】各種信号タイミングチャートを示す説明図であ
る。
る。
1…対物レンズ、2…有孔鏡、3…合焦レンズ、4…可
動鏡、7…観察レンズ、10…リレーレンズ、11…リ
ング絞り、12…固定鏡、13…コンデンサレンズ、1
5…コンデンサレンズ、14…ストロボ、16…観察照
明光源、17…平行平面ガラス、18…ガルバノ、19
…ガルバノ駆動部、20…コントロール部、21…TV
カメラ、23…モニター、24…ステレオ観察鏡
動鏡、7…観察レンズ、10…リレーレンズ、11…リ
ング絞り、12…固定鏡、13…コンデンサレンズ、1
5…コンデンサレンズ、14…ストロボ、16…観察照
明光源、17…平行平面ガラス、18…ガルバノ、19
…ガルバノ駆動部、20…コントロール部、21…TV
カメラ、23…モニター、24…ステレオ観察鏡
Claims (3)
- 【請求項1】被検眼の眼底部に光を照射する照射光学系
と、前記照射光学系によって照射された前記眼底部の眼
底像を所望位置に結像させる結像光学系と、2種類の眼
底像を得るために、前記結像光学系の光路中に設けた平
板光学部材と、前記結像光学系および前記平板光学部材
で得られた前記2種類の眼底像を撮像する撮像手段と、
前記撮像手段で撮像された、前記2種類の眼底像の1方
を第1フィールドの撮像情報とし、他方の眼底像を第2
フィールドの撮像情報として、両フィールドの撮像情報
から、眼底像のフレーム情報を生成する生成手段とを有
する立体眼底像検出装置。 - 【請求項2】請求項1において、前記結像光学系によっ
て得られた像を観察する観察光学系を備えたことを特徴
とする立体眼底像検出装置。 - 【請求項3】被検眼の眼底部に光を照射する照射光学系
と、前記照射光学系によって照射された前記眼底部の眼
底像を所望位置に結像させる結像光学系と、2種類の眼
底像を得るために、前記結像光学系の光路中に設けた平
板光学部材と、前記結像光学系および前記平板光学部材
で得られた前記2種類の眼底像を撮像する撮像手段と、
前記2種類の眼底像が得られるように、前記平板光学部
材を駆動する駆動手段と、前記撮像手段で撮像された、
前記2種類の眼底像の1方を奇数フィールドの撮像情報
とし、他方の眼底像を偶数フィールドの撮像情報とし
て、両フィールドの撮像情報から、眼底像のフレーム情
報を生成する生成手段と、前記生成手段で生成した前記
フレーム情報を表示する表示手段と、前記表示手段に表
示された前記フレーム情報を観測可能な立体像観測手段
と、前記奇数フィールドの撮像情報を観測するタイミン
グ、前記偶数フィールドの撮像情報を観測するタイミン
グ、および、前記平板光学部材を駆動するタイミングと
の同期をとるように、前記駆動手段と前記立体像観測手
段とを制御する制御手段とを有する立体眼底像検出装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7012518A JPH08196509A (ja) | 1995-01-30 | 1995-01-30 | 立体眼底像検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7012518A JPH08196509A (ja) | 1995-01-30 | 1995-01-30 | 立体眼底像検出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08196509A true JPH08196509A (ja) | 1996-08-06 |
Family
ID=11807575
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7012518A Pending JPH08196509A (ja) | 1995-01-30 | 1995-01-30 | 立体眼底像検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08196509A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001333885A (ja) * | 2000-03-22 | 2001-12-04 | Canon Inc | 眼科撮影装置 |
US6585374B2 (en) | 2000-03-22 | 2003-07-01 | Canon Kabushiki Kaisha | Ophthalmologic apparatus |
WO2007045414A2 (de) * | 2005-10-20 | 2007-04-26 | Carl Zeiss Meditec Ag | Vorrichtung und verfahren zur aufnahme und dokumentation von stereobildern des augenhintergrundes |
JP2018164477A (ja) * | 2017-03-28 | 2018-10-25 | 株式会社トプコン | 眼科装置 |
-
1995
- 1995-01-30 JP JP7012518A patent/JPH08196509A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001333885A (ja) * | 2000-03-22 | 2001-12-04 | Canon Inc | 眼科撮影装置 |
US6585374B2 (en) | 2000-03-22 | 2003-07-01 | Canon Kabushiki Kaisha | Ophthalmologic apparatus |
WO2007045414A2 (de) * | 2005-10-20 | 2007-04-26 | Carl Zeiss Meditec Ag | Vorrichtung und verfahren zur aufnahme und dokumentation von stereobildern des augenhintergrundes |
DE102005050252A1 (de) * | 2005-10-20 | 2007-04-26 | Carl Zeiss Meditec Ag | Vorrichtung und Verfahren zur Aufnahme und Dokumentation von Stereobildern des Augenhintergrundes |
WO2007045414A3 (de) * | 2005-10-20 | 2007-11-22 | Zeiss Carl Meditec Ag | Vorrichtung und verfahren zur aufnahme und dokumentation von stereobildern des augenhintergrundes |
JP2018164477A (ja) * | 2017-03-28 | 2018-10-25 | 株式会社トプコン | 眼科装置 |
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