JP2005238915A - カウルトップカバー - Google Patents

カウルトップカバー Download PDF

Info

Publication number
JP2005238915A
JP2005238915A JP2004049228A JP2004049228A JP2005238915A JP 2005238915 A JP2005238915 A JP 2005238915A JP 2004049228 A JP2004049228 A JP 2004049228A JP 2004049228 A JP2004049228 A JP 2004049228A JP 2005238915 A JP2005238915 A JP 2005238915A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
windshield
top cover
cowl top
plate portion
cowl
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004049228A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4386758B2 (ja
Inventor
Kazuhiro Sakai
一浩 酒井
Takenori Kurata
武則 倉田
Akihiro Ishikawa
晃弘 石川
Motomu Koyama
求 小山
Kazuo Matsuyama
和夫 松山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nihon Plast Co Ltd
Original Assignee
Nihon Plast Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nihon Plast Co Ltd filed Critical Nihon Plast Co Ltd
Priority to JP2004049228A priority Critical patent/JP4386758B2/ja
Priority to US11/064,699 priority patent/US7357446B2/en
Priority to CNB2005100510166A priority patent/CN100406329C/zh
Priority to GB0504020A priority patent/GB2411382B/en
Publication of JP2005238915A publication Critical patent/JP2005238915A/ja
Priority to GB0619723A priority patent/GB2430415B/en
Application granted granted Critical
Publication of JP4386758B2 publication Critical patent/JP4386758B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D25/00Superstructure or monocoque structure sub-units; Parts or details thereof not otherwise provided for
    • B62D25/08Front or rear portions
    • B62D25/10Bonnets or lids, e.g. for trucks, tractors, busses, work vehicles
    • B62D25/105Bonnets or lids, e.g. for trucks, tractors, busses, work vehicles for motor cars
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R21/00Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
    • B60R21/34Protecting non-occupants of a vehicle, e.g. pedestrians
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D25/00Superstructure or monocoque structure sub-units; Parts or details thereof not otherwise provided for
    • B62D25/08Front or rear portions
    • B62D25/081Cowls
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R21/00Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
    • B60R21/34Protecting non-occupants of a vehicle, e.g. pedestrians
    • B60R2021/343Protecting non-occupants of a vehicle, e.g. pedestrians using deformable body panel, bodywork or components

Abstract

【課題】カウルトップカバーに加わる衝撃を簡略な構造で効果的に吸収する。
【解決手段】カウルトップカバー11のカバー本体部31を変形可能に形成する。カウルトップカバー11の後端部の係合部40で、スライド可能にフロントガラス5の前端部を挟持する。フロントガラス5の端縁部5aと係合部40の対向部44との間に、空間部46を配置する。外部から力が加わると、カバー本体部31が変形するとともに、カウルトップカバー11の係合部40とフロントガラス5とが相対的にスライドして、衝撃を吸収し、衝突相手及びフロントガラス5に対する反力を吸収する。さらに大きな力が加わった場合には、カウルトップカバー11の係合部40が変形あるいは破断してフロントガラス5の相対的な移動を許容する。この時、フロントガラス5はカバー本体部31の下側に潜り込むように移動し、フロントガラス5の端縁部5aがカウルトップカバー11で覆われた状態を保持できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば、自動車のフロントガラスとボンネットフードとの間に配置されるカウルトップカバーに関する。
従来、自動車のフロントガラスとボンネットフードとの間に配置され、これらフロントガラスの前端部とボンネットフードの後端部との間を覆うカウルトップカバーが用いられている。そして、この種のカウルトップカバーとして、カウルトップパネルを一部とした閉断面構造でウインドシールドパネルを支持する構成が知られている。そして、この構成では、ウインドシールドパネルに衝撃力がかかった状態で、閉断面構造が変形し、さらに、一部の係合が外れることにより、衝撃エネルギーの吸収を図っている(例えば、特許文献1参照。)。
また、この特許文献1には、前部をフロントバルクヘッドに取り付け、後部をフロントガラスに取り付けたカウルトップガーニッシュが記載されている。そして、この構成では、カウルトップガーニッシュの後部は、シール部材を介してフロントガラスに固定的に装着され、カウルトップガーニッシュの前部は、フロントバルクヘッドに脱落可能に取り付けられている。
しかしながら、これら特許文献1記載の構成では、衝撃の吸収を図り、カウルトップカバーの一部が外れて下方に落下する構成であるため、フロントガラスの前端の縁部が露出しないようにするためには、特殊な接着剤を用いてカウルトップカバーをフロントガラスに接着などして強固に固定する必要があり、製造コストが増加する問題を有している。また、これら特許文献1記載の構成では、カウルトップカバーとフロントガラスとの接続部分については、変形や破断による衝撃の吸収などに関する記載はない。
また、前部をカウルフロントにクリップで固定するとともに、後部は一体に形成したクリップ部でフロントガラスを弾性的に挟持するカウルルーバが知られている(例えば、特許文献2参照。)。また、この構成では、カウルルーバの下面には、前後方向に延びるフィンが形成されている。
しかしながら、この特許文献2記載の構成では、カウルルーバとフロントガラスとの接続部分については、変形や破断による衝撃の吸収などに関する記載はない。そして、カウルルーバには、前後方向に延びるフィンが形成されているため、弾性変形しにくくなり、例えば、カウルルーバの前側から加わった衝撃がクリップ部とフロントガラスとの接続部分に集中して加わり、クリップ部が予期しない形状に破断して、カウルルーバがフロントガラスの下側に入り込むなどの可能性があり、クリップ部の強度を高めるなどの構成を採ると、製造コストが増加する問題を有している。
特開2002−46649号公報 (第1−3頁、図2、図10) 特開2001−30955号公報 (第1−2頁、図1)
上記のように、従来の構成では、カウルトップカバーとフロントガラスとの接続部分については、変形や破断による衝撃の吸収などが考慮されておらず、単に接着強度や部材の強度を高めると、製造コストが増加する問題を有している。
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、衝撃を効率良く吸収できるとともに、製造コストを低減できるカウルトップカバーを提供することを目的とする。
請求項1記載のカウルトップカバーは、車体パネルに固定される固定部と、ウインドシールドの端縁部を覆い、かつ、この端縁部に対向する空間部を有した状態で前記ウインドシールドを挟持するとともに、前記空間部が縮小する方向に相対的にスライド可能に前記ウインドシールドを係合保持する係合部と、前記固定部とこの固定部の後方に位置する係合部とを連結し、相手部材と前記ウインドシールドとの間を覆う変形可能な板状のカバー本体部とを具備するものである。
そして、この構成では、外部から力が加わっていない状態では、カウルトップカバーは、車体パネルとウインドシールドとに支持され、相手部材とウインドシールドとの間を覆う。外部から直接あるいは間接的に力が加わった際には、まず、カバー本体部が変形し、衝撃を吸収する。さらに、ウインドシールドとカウルトップカバーの係合部とが空間部が縮小する方向に相対的にスライドし、衝撃を吸収する。ウインドシールドをスライド可能に挟持して係合保持する簡略な構成で、ウインドシールドの端縁部の露出を抑制しつつ、製造コストが低減される。
請求項2記載のカウルトップカバーは、請求項1記載のカウルトップカバーにおいて、係合部は、ウインドシールドの外面側に接触する第1の板部と、前記ウインドシールドの内面側に接触する第2の板部とを備え、空間部が縮小する方向に相対的にスライドした前記ウインドシールドに対し、前記第2の板部は、前記第1の板部よりも容易に変位可能に設けられたものである。
そして、この構成では、ウインドシールドの内面側に接触する第2の板部がウインドシールドの外面側に接触する第1の板部よりも容易に変位するため、外部から大きい力が加わった際に、ウインドシールドの端縁部は第2の板部側、すなわち内面側に相対的に移動する。そこで、ウインドシールドの端縁部の外部側への露出が抑制される。
請求項3記載のカウルトップカバーは、請求項1または2記載のカウルトップカバーにおいて、係合部は、カバー本体部から面一に延設された第1の板部と、前記カバー本体部から内面側に突設された対向部と、この対向部から前記第1の板部に沿って突設された第2の板部とを備えたものである。
そして、この構成では、外部から大きい力が加わり、ウインドシールドの端縁部が対向部に当接し、この対向部を変形あるいは破断させた状態でも、ウインドシールドの端縁部はカバー本体部の内面側に位置し、ウインドシールドの端縁部の外部側への露出が抑制される。
本発明のカウルトップカバーによれば、ウインドシールドをスライド可能に挟持して係合保持する簡略な構成で、外部から力を受けた際に衝撃を効果的に抑制できるとともに、ウインドシールドの端縁部の露出を抑制でき、さらに、製造コストを低減できる。
以下、本発明のカウルトップカバーの第1の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1及び図2において、1は車両である自動車の車体で、この車体1のエンジンルーム2を覆う相手部材としてのボンネットフード3と、車室4の前側に位置するウインドシールドとしてのフロントガラス5との間のカウル部6を覆い、車体1にカウルトップカバー11が取り付けられている。なお、以下、前後、上下、及び両側などの方向に付いては、車体1の直進方向を基準として説明する。
そして、このカウル部6は、エアボックスなどとも呼ばれるもので、図1に示すように、鉄板にて形成されたダッシュパネル12と、鉄板にて形成された車体パネルとしてのカウルトップパネル14とにより、上側を開口した樋状に形成されている。そして、ダッシュパネル12の上側部には、フロントガラス受部15が設けられ、ホットメルトなどの液密に密着するゴム質の接着剤などのシール材16により、フロントガラス5がダッシュパネル12に固定されている。また、カウルトップパネル14は、後側部がダッシュパネル12に固着された底板部18と、この底板部18の前側部が前側上方に傾斜して立ち上げられた前板部19と、この前板部19の上端部が前側に略水平に延設された固定受部20とを備えている。そして、このカウル部6には、図2に示すように、ワイパー22のワイパーアーム23を駆動するモータなどが配置されている。
また、ボンネットフード3は、図1に示すように、外側すなわち閉じた状態で上側に位置するフードアウタ部25と、このフードアウタ部25の内側すなわち閉じた状態で下側に若干の間隔を介して位置するフードインナ部26とが、一体あるいは別体に形成されている。
さらに、カウルトップパネル14の固定受部20の上側には、エンジンルーム2からの熱気や臭気を遮蔽するために、カウルトップカバー11を介して、弾性変形可能なシール部材27が配置され、閉じた状態のボンネットフード3に液密に密着している。このシール部材27は、ゴム製あるいは熱可塑性エラストマー製で、カウルトップカバー11の前端上面に接着などして固定されている。
そして、カウルトップカバー11は、カウルカバーなどとも呼ばれ、カウル部6の主としてカウルトップパネル14の上側を覆い、例えば、ポリプロピレン(PP)、アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン共重合体(ABS)、ポリアミド系合成樹脂などの熱可塑性樹脂を射出成形し、図2に示すように、全体として、カウル部6に沿って車体1の車幅方向を長手方向とする長尺な略板状に形成されている。また、このカウルトップカバー11の断面形状については、図1に示すように、板状をなすカバー本体部31を備え、このカバー本体部31は、車体1の前後方向の略中央部分が車体1の外側すなわち上側に向かって突出するように湾曲されている。
そして、このカウルトップカバー11のカバー本体部31の前側の端部には、略水平板状の固定部33が一体に連設されている。そして、この固定部33には、例えば円孔が形成され、この円孔に挿入される固定手段としての図示しない別体のクリップなどを用いて、カウルトップカバー11の前側の固定部33がカウルトップパネル14に固定されている。
また、カウルトップカバー11のカバー本体部31の後側の端部には、弾性的に変形可能な係合部40が一体に連設されている。この係合部40は、クリップ部とも呼びうるもので、後側上方を開口した断面略コの字状あるいは略U字溝状とも呼びうる形状をなし、カバー本体部31の後端部から面一に延設された第1の挟持部である第1の板部41と、この第1の板部41の下側に沿って平行あるいは所定の角度で配置された第2の挟持部である第2の板部42と、第1の板部41の前端部から下側に突設されて第1の板部41と第2の板部42との前端部同士を連結する若干湾曲した対向部44とが、車幅方向に略一定に連続して形成されている。そして、この係合部40は、フロントガラス5の下端部が挿入されてこの下端部を収容し、すなわち、第1の板部41をフロントガラス5の上面に接触させるとともに第2の板部42をフロントガラス5の下面に接触させてフロントガラス5の両面を挟持し、フロントガラス5の端縁部5aを覆うようにして、フロントガラス5に係合保持されている。さらに、外部から力が加わっていない状態で、フロントガラス5の端縁部5aと係合部40の対向部44との間に、すなわち、フロントガラス5の端縁部5aの前方すなわち係合部40内の奥部に、所定の長さのクリアランスすなわち移動許容部である空間部46が設けられている。そして、この実施の形態では、フロントガラス5の前端部である端縁部5aと対向部44の後端部との間の長さ寸法Lは、7mm以上に設定されている。そこで、カウルトップカバー11の係合部40とフロントガラス5とは、フロントガラス5の面方向と交差する方向には固定されている一方、これら係合部40とフロントガラス5とは、外部から力が加わった状態で、フロントガラス5の面方向すなわち挿入方向に沿って、空間部46を縮小する方向に相対的に移動(スライド)可能になっている。
なお、この空間部46には、係合部40とフロントガラス5との相対的な移動を阻害しない範囲で、発泡ポリウレタンなどからなる弾性変形可能なシール部材などを存在させることもできる。例えば、このシール部材は、長径7mm、短径5mmの断面楕円状で、このシール部材が潰れることで、係合部40とフロントガラス5との相対的な移動を許容し、実質的な空間部46として確保することもできる。
次に、このカウルトップカバー11を備えた自動車の車体1が前方の障害物に衝突し、カウルトップカバー11に外部入力があった状態すなわち外部から力を受けた際の動作を説明する。なお、図1において、Aはダミーヘッドである。
衝突の際に、例えば、図1(a)に示すように、ダミーヘッドAがボンネットフード3上に乗り上げ、さらに、2次衝突により、直接的にあるいはボンネットフード3を介して、カウルトップカバー11のカバー本体部31が上側に膨出した部分に衝撃すなわち応力を受けると、図1(b)に示すように、まず、このカバー本体部31が前後方向に沿って押し広げるように撓み、衝撃を吸収して極端な反発力は発生させず、衝突相手であるダミーヘッドAとフロントガラス5との両者を効果的に保護する。このとき、カバー本体部31は上方に湾曲しているため、衝撃すなわち応力が加わった際に、容易に初期の撓みを発生し、このカバー本体部31が押し広げられる力により、あるいは、さらに、力が加わると、カウルトップカバー11の前端部は車体1のカウルトップパネル14に固定されているが、カウルトップカバー11の後端部の係合部40はフロントガラス5にスライド可能に係合保持しているため、フロントガラス5の端縁部5aが挿入された係合部40の空間部46の長さ寸法Lの範囲でカウルトップカバー11は後側すなわちフロントガラス5側へ移動し、衝撃を吸収して極端な反発力は発生させず、衝突相手であるダミーヘッドAとフロントガラス5との両者を効果的に保護する。
さらに、フロントガラス5の端縁部5aが対向部44に当接した後、さらに力が加わった場合には、対向部44が変形あるいは破断して、フロントガラス5の相対的な移動を許容する。この時、フロントガラス5は、カウルトップカバー11の下側に潜り込むように相対的に移動し、すなわち、カウルトップカバー11は、フロントガラス5の上側に乗り上げるように相対的に移動する。このため、フロントガラス5の端縁部5aが外側すなわちダミーヘッドA側に露出することが抑制される。
このように、本実施の形態によれば、カウルトップカバー11のカバー本体部31が変形してエネルギーを吸収するとともに、カウルトップカバー11の係合部40とフロントガラス5とが相対的にスライド(変位)するため、衝撃を効果的に吸収し、衝突相手であるダミーヘッドAとフロントガラス5との両者に及ぼす衝撃すなわち反力を効果的に吸収し、両者を効果的に保護することができる。
さらに、大きな力が加わった場合には、カウルトップカバー11の係合部40が変形あるいは破断してフロントガラス5の相対的な移動を許容するが、フロントガラス5の端縁部5aが当接する対向部44はカバー本体部31の下側に突設するようにして形成されているため、フロントガラス5はカバー本体部31の下側に潜り込むようにして移動し、フロントガラス5の端縁部5aがカウルトップカバー11で覆われた状態で保持され、フロントガラス5の端縁部5aが外側すなわち衝突相手側に露出することを抑制できる。例えば、車両と衝突した歩行者がフロントガラスの前端部に当接することを抑制できる。
このようにして、例えば、歩行者と車両との2次衝突において、確実に衝撃力を逃がし、歩行者への傷害値を低減させることができる。
また、本実施の形態では、カウルトップカバー11のカバー本体部31を破断して衝撃を吸収する構成ではなく、カウルトップカバー11の落下防止を抑制するために、カウルトップカバー11の係合部40などをフロントガラス5に必要以上に強固に固定する必要がない。そこで、カウルトップカバー11とフロントガラス5との固定に特殊な強度の接着剤などを用いる必要がなく、コの字状の係合部40にフロントガラス5の下端を挿入して収容した簡略な構造を採ることが可能になり、構造を簡略化して製造コストを低減できる。
また、衝突相手が上方などから直接的にカウルトップカバー11に力を加える場合に限られず、ボンネットフード3に前方から所定以上のエネルギーが入力された場合にも、ボンネットフード3に押圧されたカウルトップカバー11がボンネットフード3とともに後方に滑るように移動し、この位置変化をフロントガラス5の前端部である端縁部5aと対向部44の後端部との間の長さ寸法Lの空間部46が吸収するため、衝突相手及びフロントガラス5などに対して、反発すなわち衝撃力を抑制することができる。
なお、係合部40の構成については、上記の第1の実施の形態のものに限られず、例えば、第1の板部41よりも第2の板部42を容易に変形する構成などし、外部入力時にフロントガラス5をカウルトップカバー11の裏面側に円滑に相対的に移動させる構成を採ることができる。
また、係合部40とフロントガラス5とのスライドによる衝撃の吸収と、カバー本体部31の変形による衝撃の吸収とは、いずれが先行しても良く、あるいは、同時に作用させることもできる。
次に、カウルトップカバー11の第2の実施の形態を説明する。なお、第1の実施の形態と同様の構成については同一の符号を付して説明を省略する。
この第2の実施の形態では、係合部40の縦壁状の対向部51は、第1の板部41の基端部から下側後方すなわちフロントガラス5の端縁部5a側に向かって傾斜して突設され、すなわち、カバー本体部31の下側に位置する第2の板部42の基端部は、第1の板部41の基端部よりも、後側すなわちフロントガラス5の端縁部5aに近接して位置している。言い換えれば、係合部40の隙間は、車両の下方が車両上方よりも狭く設定されている。さらに、対向部51の第1の板部41側の端部には、後側から凹設された薄肉な弱部52が形成されている。
そこで、この第2の実施の形態では、外部入力があると、まず、図3に示すように、係合部40内をフロントガラス5が相対的に移動し、一次的に衝撃を吸収する。さらに、図4に示すように、カバー本体部31が変形し、2次的に衝撃を吸収する。
さらに、これら係合部40とフロントガラス5とのスライドや、カバー本体部31の変形により吸収できる以上の力が加わった場合には、図5に示すように、係合部40が変形し、さらに、図6に示すように、係合部40が弱部52から破断して、係合部40の機能を失わせ、カウルトップカバー11のフロントガラス5に対する後方及び上方への相対的な移動を許容させることができる。ここで、図4に示すように、相対的に前側に移動したフロントガラス5の端縁部5aは、下側に位置する第2の板部42の基端部側で対向部51に先に当接するため、図5に示すように、第2の板部42が徐々に拡開するように撓み、対向部51の上側の弱部52の部分に応力を集中させ、対向部51の中間位置ではなく、カバー本体部31側の端部である弱部52の位置で係合部40を破断させることができる。
そこで、この第2の実施の形態によれば、例えば、歩行者の2次衝突時に、カウルトップカバー11の後端部である係合部40とフロントガラス5の端縁部5aとが当接しても、係合部40の下側部がカバー本体部31側から円滑に破断し、カウルトップカバー11及びフロントガラス5のスライドを阻止あるいは阻害することなく、確実に衝撃力を逃がし、歩行者への傷害値を低減できる。
そして、係合部40が破断した状態では、カウルトップカバー11の係合部40及びカバー本体部31がフロントガラス5のエッジ部である端縁部5aを表面側から覆うため、衝突相手、例えば歩行者の頭部や体の直接的なフロントガラス5の端縁部5aへの当接を回避できる。さらに、カウルトップカバー11に加わる衝撃すなわち応力が大きくなればなる程、カウルトップカバー11がフロントガラス5を端縁部5aから覆う面積が大きくなり、すなわち、衝撃に応じてカウルトップカバー11によるフロントガラス5の被覆面積が変わり、歩行者などの衝突相手の保護に好適な特性を実現できる。
なお、この第2の実施の形態では、傾斜した対向部51を設けることにより、フロントガラス5を第1の板部41より先に第2の板部42側に当接させ、第2の板部42が拡開するように変形させたが、この構成に限られず、例えば、対向部51あるいは第2の板部42から突起あるいは突条などの当接部を突設し、この当接部をフロントガラス5に当接させて、第2の板部42を先行して変形させることもできる。さらに、この当接部は、下側後方から上側前方に傾斜するいわゆるテーパー状とし、係合部40の円滑な拡開を図ることもできる。また、この第2の実施の形態において、弱部52は設けないこともできる。
次に、カウルトップカバー11の第3の実施の形態を説明する。なお、この第3の実施の形態においても、第1及び第2の実施の形態と同様の構成であるが、カウルトップカバー11について、図7及び図8に示すように、カバー本体部31について、角部55,56などを介して屈曲した形状をなしているとともに、2カ所のワイパー用開口部61と、これらワイパー用開口部61から続くワイパー用傾斜面部62が図示されている。また、固定部33には、固定手段としての図示しないクリップが挿入される複数の円孔64が図示されている。また、車体1側については、図7に示すように、ダッシュパネル12は、第1の部材12aと第2の部材12bとで構成され、第1の部材12aの下端部から前側下方に延びる部分12cが、カウルトップパネル14に接続されている。また、ボンネットフード3は、互いに別体をなすフードアウタ部25と、フードインナ部26とを接続して形成されている。さらに、カウル部6には、ワイパー22のワイパーアーム23を駆動するモータ65が示されているとともに、係合部40内の空間部46に装着されるシール部材66が図示されている。
次に、図9及び図10を参照して、係合部40の構成を詳細に説明する。なお、これら図9及び図10においては、シール部材66は図面上省略している。また、図10における矢印Dは、係合部40を成形する金型の駒のスライド方向である。
図10に示すように、フロントガラス5の面方向に対し、カウルトップカバー11の係合部40の第1の板部41と第2の板部42とは平行ではなく、それぞれ、フロントガラス5の一面である上面と第1の板部41の他面である下面、及び、フロントガラス5の他面である下面と第2の板部42の一面である上面とは、それぞれ所定の角度θA,θBで交差するように設定されている。すなわち、第1の板部41は、開口部側すなわち後端側の先端の角部で線状にフロントガラス5の上面に密着し、第2の板部42には、フロントガラス5の端縁部5aの下端の角部が前後方向の中間位置に線状に密着するようになっている。
そこで、カウルトップカバー11の前側部が取り付けられたカウルトップパネル14や、カウルトップカバー11の後側部が取り付けられたフロントガラス5などについて、車体1への取付時や走行時に取付位置がずれた場合においても、例えば、カウルトップカバー11がフロントガラス5に対して相対的に最大で角度θBだけ回動した場合にも、図9に示す寸法La以上の間隙の発生を防止できる。
さらに、図9に示すカウルトップカバー11とフロントガラス5とが重なったラップ部Lcにおいて、後端部で寸法Laの間隙が生じたとしても、先端部での間隙の寸法Lbは0に近い状態を確保することができる。
さらに、係合部40は、コの字形状を車幅方向に一定に形成したため、フロントガラス5が係合部40に全長にわたりある程度食い込み、間隙の寸法La,Lbをより小さくすることが図られる。
なお、ここで、フロントガラス5の一面である上面と第1の板部41の他面である下面とのなす角度θAは、例えば、好ましくは、1°であり、また、フロントガラス5の他面である下面と第2の板部42の一面である上面とのなす角度θBは、好ましくは、4°である。また、角度θAは、0.5°以上15°以下とし、角度θBは、3.5°以上18°以下とすることにより、カウルトップカバー11の係合部40とフロントガラス5との間隙を最小限に抑制して密着性を確保し、係合部40内への雨水等の侵入を効果的に抑制できる。
このように、第3の実施の形態によれば、フロントガラス5の面方向に対し、カウルトップカバー11の係合部40の第1の板部41と第2の板部42とを平行とせず、所定の角度に傾斜した状態に設定することにより、カウルトップカバー11の係合部40とフロントガラス5との密着性を容易に向上できる。すなわち、フロントガラス5の上下すなわち表裏の面の面方向に対し、カウルトップカバー11の係合部40の第1の板部41と第2の板部42とを所定の角度に傾斜して当接させる形状により、カウルトップカバー11あるいはフロントガラス5を支持する部材が、取付時や走行時に変形などして取付位置が相対的にずれた場合にも、カウルトップカバー11の係合部40とフロントガラス5との間隙を最小限に抑制して密着性を確保し、外観を向上できるとともに、フロントガラス5から流れ落ちる水の水圧が高い場合にも、係合部40内への雨水等の侵入を効果的に抑制して車幅方向へ水を円滑に流すことができる。すなわち、カウル部6内への雨水等の侵入(フロー)を抑制できる。
さらに、係合部40は、コの字形状を車幅方向に一定に形成したため、所定間隔のクリップ止めの構成の場合のフロントガラスとカウルトップカバーの座面のばらつきによる間隙や、所定間隔で形成した爪形状による構成の場合の爪同士の間の間隙が発生することがなく、カウルトップカバー11以外の要因による間隙の発生を抑制し、カウルトップカバー11とフロントガラス5との間の間隙の発生を効果的に抑制できる。
また、本実施の形態では、カウルトップカバー11の係合部40とフロントガラス5とが、面接触ではなく、上下2カ所での線接触となり、摩擦力が低減され、取付時の組み付け誤差を容易に吸収できるとともに、衝突など外部から力を受けた際のカウルトップカバー11とフロントガラス5との相対的な移動が円滑になり、衝撃の緩和が図られる。
そして、係合部40の形状が簡略であり、また、第1の板部41に対し、第2の板部42は平行か、あるいは後端側すなわち開口部に向かって拡開する形状となるため、簡略な構造の金型を用いて容易に形成でき、製造コストを低減できる。
また、断面コの字状の係合部40が密着してフロントガラス5の端縁部5aを車幅方向の略全長にわたり覆うため、フロントガラス5と係合部40との間で発生するいわゆる低級音を抑制できる。
次に、カウルトップカバー11の第4の実施の形態を説明する。なお、第1及び第2の実施の形態と同様の構成については同一の符号を付して説明を省略する。
この第4の実施の形態では、図11に示すように、係合部40の第1の板部41及び第2の板部42の少なくとも一方に、本実施の形態では第2の板部42に、フロントガラス5の挿入方向(図11(a)に示す矢印E方向)に沿った方向を長手方向として、係合部40の内側に突設する、突条であるリブ71を所定の間隔で複数設けている。また、これらリブ71は、係合部40が開口する後側部から、奥側である対向部44側に向かって突出寸法すなわち高さ寸法が小さくなるように形成されており、例えば、リブ71の最大の高さ寸法は0.5mm程度に設定されているとともに、シール部材66が第2の板部42に接触する位置では、高さ寸法は0mmとなるように設定されている。また、リブ71の車幅方向に沿った幅寸法は、1mm〜5mm程度、例えば3mmに設定されている。さらに、この実施の形態では、第2の板部42の先端部すなわち後端部から下方に向かい、延設部73が延設されている。
そして、この第4の実施の形態によれば、係合部40の第1の板部41と第2の板部42とが互いになす角度にかかわらずフロントガラス5の少なくとも一方の面で、すなわち、第1の板部41と第2の板部42とが互いに平行な場合にもフロントガラス5の下面側で、図11(b)に示すように、フロントガラス5をリブ71により挿入方向に沿った略線接触状態で支持し、係合部40へのフロントガラス5の挿入性を向上できる。
また、各リブ71は、下側すなわち裏面側に位置する第2の板部42から突設されているとともに、各リブ71は、空間部46の奥側に向かって高さ寸法が小さくなるように形成されているため、図11(c)に示すように、フロントガラス5の上側すなわち表側では、フロントガラス5と係合部40の第1の板部41とを車両の幅方向に沿って隙間なく線状に密着できるとともに、空間部46の奥側に配置された円柱状のシール部材66は、車両の幅方向に沿って第1の板部41及び第2の板部42に隙間なく線状に密着し、空間部46を介してカウル部6側に雨水や埃が進入することを抑制できる。さらに、係合部40の対向部44と第2の板部42とシール部材66との間の空間46aなどを樋すなわち水路として機能させ、空間部46に進入した雨水などを車両の幅方向に排出することができる。
なお、例えば、リブ71の幅寸法を1mm〜5mm程度とした場合、フロントガラス5の係合部への挿入時に高さ方向の寸法に余裕がなくきつい場合には、各リブ71が削られ、あるいは座屈などして挿入されるものとすることもできる。
また、各リブ71は、係合部40に一体に形成して構造を簡略化する他、別体とすることもできる。
また、上記の各実施の形態において、係合部40内のシール部材66と対向部44とが密着しないようシール部材66を支持し、これらシール部材66と対向部44との間に、車両の幅方向に連通し、空間部46に進入した雨水などを車両の幅方向に円滑に排出する樋すなわち水路として機能する空間46aを確保することもできる。
例えば、図12(a)及び(b)に示す第5の実施の形態のように、第1の板部41と対向部44との角部から、係合部40の内側に向かい、第2の板部42に到達しない範囲で、突部である位置決めリブ75を所定間隔で複数設けることができる。
そこで、この構成では、フロントガラス5の係合部40への挿入時に、組み付け誤差などによりフロントガラス5がシール部材66に押し付けられても、このシール部材66が対向部44に押し付けられることを防止し、対向部44と第2の板部42との角部に空間46aを確保できる。そして、この空間46aを、係合部40に進入した雨水を排出する樋として利用できる。
なお、各位置決めリブ75は、リブすなわち突条状の他、適宜の形状を採ることができ、また、係合部40に一体に形成して構造を簡略化する他、別体とすることもできる。
また、上記の各実施の形態において、カウルトップカバー11のカバー本体部31は、中間部が上側に膨出する形状とし、この膨出した部分をボンネットフード3が覆う構成としたが、この構成に限られず、カウルトップカバー11のカバー本体部31などは適宜の形状を採ることができ、また、カウルトップカバー11とボンネットフード3との位置関係も、適宜選択することができる。
例えば、図13に示すように、カバー本体部31の膨出した部分の頂上部77を、ボンネットフード3が覆わない構成とすることもできる。また、この構成では、カウルトップカバー11の固定部33は、前端部ではなく、シール部材27を取り付けた前端部から若干後側に位置して設けられている。そして、この構成においても、前側から力が加わった場合や、カバー本体部31の膨出した部分に上側から力が加わった状態で、係合部40とフロントガラス5とのスライドによる衝撃の吸収と、カバー本体部31の変形による衝撃の吸収とが行われ、衝撃を効果的に吸収できる。
なお、上記の各実施の形態において、ウインドシールドは、ガラス製のものに限られず、アクリルなどの透明な素材を用いることもできる。
本発明は、例えば、自動車のフロントガラスとボンネットフードとの間に配置されるカウルトップカバーとして利用される。
本発明のカウルトップカバーの第1の実施の形態を示す説明図であり、(a)は図2のI−I断面図、(b)は外部入力後の状態を示す図2のI−I相当位置断面図である。 同上カウルトップカバーの搭載位置を示す車両の説明図である。 本発明のカウルトップカバーの第2の実施の形態を示す外部入力後の状態を示す説明図である。 同上図3に続く状態を示す説明図である。 同上図4に続く状態を示す説明図である。 同上図5に続く状態を示す説明図である。 本発明のカウルトップカバーの第3の実施の形態を示す車両に搭載した状態の図8のII−II相当位置断面図である。 同上カウルトップカバーの斜視図である。 同上カウルトップカバーの動作の説明図である。 同上カウルトップカバーの動作の説明図である。 本発明のカウルトップカバーの第4の実施の形態を示す説明図であり、(a)は図2のI−I相当位置断面図、(b)は(a)のIII−III相当位置断面図、(c)は(a)のIV−IV相当位置断面図である。 本発明のカウルトップカバーの第5の実施の形態を示す説明図であり、(a)は図2のI−I相当位置断面図、(b)は(a)のV−V相当位置断面図である。 本発明のカウルトップカバーの一実施の形態を車両に搭載した状態を示す断面図である。
符号の説明
3 相手部材としてのボンネットフード
5 ウインドシールドとしてのフロントガラス
5a 端縁部
11 カウルトップカバー
14 車体パネルとしてのカウルトップパネル
31 カバー本体部
33 固定部
40 係合部
41 第1の板部
42 第2の板部
44,51 対向部
46 空間部

Claims (3)

  1. 車体パネルに固定される固定部と、
    ウインドシールドの端縁部を覆い、かつ、この端縁部に対向する空間部を有した状態で前記ウインドシールドを挟持するとともに、前記空間部が縮小する方向に相対的にスライド可能に前記ウインドシールドを係合保持する係合部と、
    前記固定部とこの固定部の後方に位置する係合部とを連結し、相手部材と前記ウインドシールドとの間を覆う変形可能な板状のカバー本体部と
    を具備することを特徴とするカウルトップカバー。
  2. 係合部は、ウインドシールドの外面側に接触する第1の板部と、前記ウインドシールドの内面側に接触する第2の板部とを備え、
    空間部が縮小する方向に相対的にスライドした前記ウインドシールドに対し、前記第2の板部は、前記第1の板部よりも容易に変位可能に設けられた
    ことを特徴とする請求項1記載のカウルトップカバー。
  3. 係合部は、
    カバー本体部から面一に延設された第1の板部と、
    前記カバー本体部から内面側に突設された対向部と、
    この対向部から前記第1の板部に沿って突設された第2の板部と
    を備えたことを特徴とする請求項1または2記載のカウルトップカバー。
JP2004049228A 2004-02-25 2004-02-25 カウルトップカバー Expired - Lifetime JP4386758B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004049228A JP4386758B2 (ja) 2004-02-25 2004-02-25 カウルトップカバー
US11/064,699 US7357446B2 (en) 2004-02-25 2005-02-23 Cowl-top cover
CNB2005100510166A CN100406329C (zh) 2004-02-25 2005-02-25 罩顶封板
GB0504020A GB2411382B (en) 2004-02-25 2005-02-25 A well cover for a well between the bonnet and windscreen of a vehicle
GB0619723A GB2430415B (en) 2004-02-25 2006-10-05 A well cover for a well between the bonnet and windscreen of a vehicle

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004049228A JP4386758B2 (ja) 2004-02-25 2004-02-25 カウルトップカバー

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008282762A Division JP4820476B2 (ja) 2008-11-04 2008-11-04 カウルトップカバー

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005238915A true JP2005238915A (ja) 2005-09-08
JP4386758B2 JP4386758B2 (ja) 2009-12-16

Family

ID=34431651

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004049228A Expired - Lifetime JP4386758B2 (ja) 2004-02-25 2004-02-25 カウルトップカバー

Country Status (4)

Country Link
US (1) US7357446B2 (ja)
JP (1) JP4386758B2 (ja)
CN (1) CN100406329C (ja)
GB (1) GB2411382B (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007145167A (ja) * 2005-11-28 2007-06-14 Nippon Plast Co Ltd カウルトップカバーのシール構造
JP2011011605A (ja) * 2009-07-01 2011-01-20 Starlite Co Ltd 自動車のカウルグリル
JP2012076532A (ja) * 2010-09-30 2012-04-19 Daihatsu Motor Co Ltd 車両の車体前部構造
JP2013014221A (ja) * 2011-07-04 2013-01-24 Mitsubishi Motors Corp 車両のデッキガーニッシュのシール材固定構造
JP2013018454A (ja) * 2011-07-14 2013-01-31 Sakae Riken Kogyo Co Ltd 車両外装品
US9834254B2 (en) 2015-07-20 2017-12-05 Ford Global Technologies, Llc Motor vehicle instrument panel with sliding cover over crush space

Families Citing this family (34)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102004054274A1 (de) * 2004-11-09 2006-05-11 Mann + Hummel Gmbh Ansaugsystem für die Brennkraftmaschine eines Fahrzeuges
DE602008000247D1 (de) * 2007-09-10 2009-12-10 Honda Motor Co Ltd Vorderteilkonstruktion eines Fahrzeuges
JP5347313B2 (ja) * 2008-04-18 2013-11-20 スズキ株式会社 車両のカウル部構造
DE102008049763A1 (de) * 2008-09-30 2010-04-01 GM Global Technology Operations, Inc., Detroit Karosserie für ein Kraftfahrzeug
JP5394759B2 (ja) * 2009-01-23 2014-01-22 日本プラスト株式会社 カウルトップカバーの取付構造
GB2486844B (en) * 2009-09-01 2012-10-10 Nihon Plast Co Ltd A cowl-top cover
US8136870B2 (en) 2009-09-23 2012-03-20 Toyota Motor Engineering & Manufacturing North America, Inc. Cowl braces and windshield support assemblies with cowl braces
JP5803255B2 (ja) * 2010-08-03 2015-11-04 マツダ株式会社 フロントウインドの支持構造
US8491042B2 (en) 2010-09-07 2013-07-23 Ford Global Technologies, Llc Energy-absorbing cowl structure
FR2964923A1 (fr) * 2010-09-16 2012-03-23 Peugeot Citroen Automobiles Sa Vehicule concu pour minimiser un choc pieton
FR2965529A1 (fr) * 2010-09-30 2012-04-06 Renault Sa Traverse inferieure de baie deformable
JP5507408B2 (ja) * 2010-10-18 2014-05-28 小島プレス工業株式会社 カウルルーバー用シール構造
JP5711942B2 (ja) * 2010-11-19 2015-05-07 日本プラスト株式会社 カウルトップカバー
FR2969075B1 (fr) 2010-12-16 2012-12-28 Peugeot Citroen Automobiles Sa Partie avant de vehicule, tel qu'un vehicule automobile, a securite amelioree en cas de choc pieton
JP5747079B2 (ja) * 2011-07-04 2015-07-08 本田技研工業株式会社 車両前部構造
DE102011111237A1 (de) * 2011-08-20 2013-02-21 GM Global Technology Operations LLC (n. d. Gesetzen des Staates Delaware) Kraftfahrzeugkarosserie
US8567851B2 (en) 2011-09-23 2013-10-29 Nissan North America, Inc. Vehicle cowl cover
US8641130B2 (en) 2011-09-23 2014-02-04 Nissan North America, Inc. Vehicle cowl cover
US9783152B2 (en) * 2011-10-11 2017-10-10 GM Global Technology Operations LLC Vehicle impact reduction structure
DE102011118326A1 (de) * 2011-11-11 2013-05-16 Gm Global Technology Operations, Llc Kraftfahrzeugkarosserie
FR2992940B1 (fr) * 2012-07-06 2014-07-25 Peugeot Citroen Automobiles Sa Traverse inferieure de baie de pare-brise etanche au bruit.
JP6032055B2 (ja) * 2013-02-22 2016-11-24 スズキ株式会社 車両用カウルトップガーニッシュ
JP6143530B2 (ja) * 2013-04-25 2017-06-07 日本プラスト株式会社 カウルトップカバー
JP6275508B2 (ja) * 2013-07-30 2018-02-07 日本プラスト株式会社 分割式カウルトップカバー
US9033403B2 (en) * 2013-10-04 2015-05-19 GM Global Technology Operations LLC Vehicle, an assembly for the vehicle and a method of assembling the vehicle
CN103612664A (zh) * 2013-11-12 2014-03-05 一汽解放柳州特种汽车有限公司 一种无焊点的发动机罩
JP6202743B2 (ja) * 2014-01-10 2017-09-27 日本プラスト株式会社 カウルトップカバー
CN104085452A (zh) * 2014-06-24 2014-10-08 卢世清 一种无焊点的发动机罩
US9193390B1 (en) * 2014-08-21 2015-11-24 Kobe Steel, Ltd. Front cowl member for vehicle
KR101855777B1 (ko) * 2016-11-01 2018-05-09 현대자동차 주식회사 차량용 카울 유닛
US11021126B1 (en) * 2017-06-30 2021-06-01 Apple Inc. Windshield area intrusion control
CN109812157B (zh) * 2019-02-02 2020-12-11 爱驰汽车有限公司 机罩电子锁装置、系统及方法
US11505143B2 (en) * 2019-02-27 2022-11-22 Ford Global Technologies, Llc Supercapacitor mounting assemblies and vehicle mounting locations
US11180003B2 (en) * 2020-02-06 2021-11-23 Fca Us Llc Support for a vehicle window

Family Cites Families (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB1378050A (en) * 1971-11-17 1974-12-18 Nissan Motor Vehicle body and windshield wiper arrangement
US4146263A (en) * 1976-06-18 1979-03-27 Toyo Kogyo Co., Ltd. Vehicle body structure having a windshield and cowl panel assembly
DE3428293C2 (de) * 1984-08-01 1986-07-10 Adam Opel AG, 6090 Rüsselsheim Windlaufoberteil-Außenplatte für ein Kraftfahrzeug
US4765672A (en) 1985-12-23 1988-08-23 Libbey-Owens-Ford Co. Windshield and leaf screen assembly and method of making the same
US4909566A (en) * 1987-11-30 1990-03-20 Mazda Motor Corporation Construction of cowl box of vehicle
JPH01278833A (ja) * 1988-04-29 1989-11-09 Mazda Motor Corp 車両のウインドガラス支持構造
DE4329330C2 (de) * 1992-09-01 1998-01-29 Kansei Kk Luftreinigungsvorrichtung für ein Motorfahrzeug
FR2695608B1 (fr) * 1992-09-15 1994-12-02 Valeo Systemes Dessuyage Dispositif pour le lavage et l'essuyage d'un pare-brise de véhicule.
US5692953A (en) * 1995-06-09 1997-12-02 Ford Global Technologies, Inc. Automotive cowl screen assembly
JP3449463B2 (ja) * 1998-05-12 2003-09-22 本田技研工業株式会社 ウインドシールド支持構造
JP3939861B2 (ja) * 1998-07-24 2007-07-04 本田技研工業株式会社 ウインドシールド支持構造
JP4174881B2 (ja) 1998-11-18 2008-11-05 日本プラスト株式会社 自動車のカウルトップカバー構造
JP3613060B2 (ja) * 1999-03-16 2005-01-26 日産自動車株式会社 自動車の外気導入構造
JP3919388B2 (ja) 1999-07-16 2007-05-23 関東自動車工業株式会社 カウルルーバの取付け構造
US6565148B1 (en) * 1999-09-10 2003-05-20 Toyoda Gosei Co., Ltd. Assembly structure for cowl louver
JP4651788B2 (ja) * 2000-08-02 2011-03-16 富士重工業株式会社 カウルパネル・フロントバルクヘッド構造
JP2002145021A (ja) 2000-11-10 2002-05-22 Asmo Co Ltd ワイパ装置
JP3864716B2 (ja) * 2001-03-13 2007-01-10 日産自動車株式会社 エンジンルームハーネスの配索構造
JP3640637B2 (ja) * 2001-12-10 2005-04-20 本田技研工業株式会社 車両用カウルトップパネルのシール構造
US6923286B2 (en) * 2002-02-26 2005-08-02 Toyoda Gosei Co., Ltd. Pedestrian protecting device
JP3975866B2 (ja) * 2002-08-30 2007-09-12 豊田合成株式会社 歩行者保護用エアバッグ装置
JP4329469B2 (ja) * 2003-09-29 2009-09-09 マツダ株式会社 車両の前部車体構造
JP4476118B2 (ja) * 2004-07-27 2010-06-09 日本プラスト株式会社 カウルトップカバー

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007145167A (ja) * 2005-11-28 2007-06-14 Nippon Plast Co Ltd カウルトップカバーのシール構造
JP4684088B2 (ja) * 2005-11-28 2011-05-18 日本プラスト株式会社 カウルトップカバーのシール構造
JP2011011605A (ja) * 2009-07-01 2011-01-20 Starlite Co Ltd 自動車のカウルグリル
JP2012076532A (ja) * 2010-09-30 2012-04-19 Daihatsu Motor Co Ltd 車両の車体前部構造
JP2013014221A (ja) * 2011-07-04 2013-01-24 Mitsubishi Motors Corp 車両のデッキガーニッシュのシール材固定構造
JP2013018454A (ja) * 2011-07-14 2013-01-31 Sakae Riken Kogyo Co Ltd 車両外装品
US9834254B2 (en) 2015-07-20 2017-12-05 Ford Global Technologies, Llc Motor vehicle instrument panel with sliding cover over crush space

Also Published As

Publication number Publication date
CN1680164A (zh) 2005-10-12
GB2411382A (en) 2005-08-31
US20060186704A1 (en) 2006-08-24
GB0504020D0 (en) 2005-04-06
GB2411382B (en) 2007-08-08
JP4386758B2 (ja) 2009-12-16
CN100406329C (zh) 2008-07-30
US7357446B2 (en) 2008-04-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4386758B2 (ja) カウルトップカバー
JP4476118B2 (ja) カウルトップカバー
JP2012240454A (ja) 車両用カウルルーバの固定用モール及び車両用カウルルーバの固定構造
US9527459B2 (en) Front pillar garnish
JP3478099B2 (ja) 自動車のカウル構造
JP4820476B2 (ja) カウルトップカバー
JP5916065B2 (ja) カウルカバー装置
JP4297381B2 (ja) 車両用エアガイド
JP2009274622A (ja) 車両用カウルトップ構造
JP2015217926A (ja) カウルカバー装置
JP6143530B2 (ja) カウルトップカバー
JP5001548B2 (ja) 車両用カウルトップカバー
EP2441650B1 (en) Cowl louver sealing structure
JP4233506B2 (ja) 自動車のインストルメントパネル取付装置
JP2015116937A (ja) カウルトップカバー
JP4291722B2 (ja) カウルトップカバー
JP5621546B2 (ja) 車両用カウルルーバの固定構造
JP4781900B2 (ja) カウルトップカバー
JP2003212070A (ja) 車両用バンパの取付構造
JP4470834B2 (ja) ウエザストリップ
JP5213827B2 (ja) 車両用カウルルーバ
JP2007314067A (ja) ピラーガーニッシュの上部合わせ構造
JP6701996B2 (ja) カウルトップガーニッシュ固定構造
JP6803318B2 (ja) カウルトップガーニッシュ
JP5064148B2 (ja) 自動車のカウル構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060913

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080827

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080903

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081104

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090311

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090507

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090916

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090929

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4386758

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121009

Year of fee payment: 3

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121009

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131009

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250