JP4174881B2 - 自動車のカウルトップカバー構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車のフロントガラス下端のカウルトップカバー構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、図1に示すように、自動車のフロントガラス1の下端1aとエンジンフード2との間の車体カウル部3には、凹部3aが形成され、この凹部3aには、これを覆うために、カウルトップカバー4が取付けられている。
【0003】
そして、従来のカウルトップカバー構造としては、特開平8―72749号公報等に開示されているものが知られている。
【0004】
これによれば、図10及び図11に示されているように、カウルトップカバー4は、クリップなどの取付け部品により車体カウル部3に取り付けられて前記凹部を覆うプラスチックス製のカウルトップカバー本体部aと、フロントガラス1の下端の表面に当接するようにカウルトップカバー本体部aに形成されたリップ部bとから構成しており、カウルトップカバー本体部aの後部裏面に、該裏面から垂下する脚cと、脚cの下部から後向きに突出する爪dとよりなる係止部eを設けると共に、脚cとその前方の本体部裏面間に、脚cの屈曲に対して復元力を付与するための弾性屈曲片fを設け、係止部eの爪dとリップ部b間にフロントガラス1の下端1aを挿入して挟持するというものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
このような従来のカウルトップカバー構造によれば、弾性屈曲片fの屈曲変形により、リップ部bをフロントガラス1の下端1aに隙間なく弾接させて、外観美麗にかつ別部品を用いずフロントガラス1の下端1aを挟持することを意図している。
【0006】
しかし、従来のカウルトップカバー構造では、カウルトップカバー本体部aとリップ部b、係止部e及び弾性屈曲部fとを射出成形により一体成形しており、この場合、どうしても、係止部や弾性屈曲部f等が存在するために、アンダーカット形状部が存在し、成形金型にスライド駒を使用せざるを得ず、金型構造を複雑にして、コスト増を招くことになる。
【0007】
又、フロントガラス1の下端1aの保持形状は、係止部eとリップ部bとの挟着で行なっているため、保持力が弱く、経年変化によりリップ部bとフロントガラス1との間に隙間が発生する場合があり、このような場合この部位における見栄えを低下させてしまうおそれがある。
【0008】
本発明は、かかる点に鑑み、アンダーカット部を無くし、しかもフロントガラス下端の保持力を強化すべく意図したカウルトップカバー構造を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に記載の本発明は、自動車のフロントガラスの下端とエンジンフード間の車体カウル部に形成された凹部に取付けられて該凹部を覆うカウルトップカバー本体と、前記フロントガラスの下端の表面にリップ部を当接するように前記カウルトップカバー本体の後端に設けられたシール体とを有して構成する自動車のカウルトップカバー構造であって、前記カウルトップカバー本体の後端部に、前記車体カウル部の幅方向に延在する係止部を一体に形成すると共に、該係止部の前記車体カウル部の幅方向に適宜間隙をおいて複数個の切欠き部を形成しており、該切欠き部に対向して該切欠き部より幅寸法の小なる略L字状の係合保持片を前記カウルトップカバー本体の後端部裏面側に垂延し、且つ、前記シール体を、カウルトップカバー本体とは別体に形成して前記係止部の表面側を前記切欠き部と共に覆うように前記車体カウル部の幅方向に延設し、さらに、前記シール体の裏面に取付け片を垂設すると共に、該取付け片に対向するように前記カウルトップカバー本体の前記係止部に当接突起を形成して、該当接突起に前記取付け片を重合させた状態で接着手段により接着することにより前記シール本体を前記カウルトップカバーに取付け、さらに、前記当接突起と前記係合保持片の突起部との間に前記フロントガラスの下端を挟着保持したことを特徴とするものであり、また、請求項2に記載の本発明は、自動車のフロントガラスの下端とエンジンフード間の車体カウル部に形成された凹部に取付けられて該凹部を覆うカウルトップカバー本体と、前記フロントガラスの下端の表面にリップ部を当接するように前記カウルトップカバー本体の後端に設けられたシール体とを有して構成する自動車のカウルトップカバー構造であって、前記カウルトップカバー本体の後端部に、前記車体カウル部の幅方向に延在する係止部を一体に形成すると共に、該係止部の前記車体カウル部の幅方向に適宜間隙をおいて複数個の切欠き部を形成しており、該切欠き部に対向して該切欠き部より幅寸法の小なる略L字状の係合保持片を前記カウルトップカバー本体の後端部裏面側に垂延し、且つ、前記シール体を、カウルトップカバー本体とは別体に形成して前記係止部の表面側を前記切欠き部と共に覆うように前記車体カウル部の幅方向に延設し、さらに、前記シール体を略U字形状に形成して、該シール体を前記係止部に嵌合装着し、前記シール体を前記係止部と前記フロントガラスの下端との間に介在させ、なおかつ、前記シール体を前記係止部に嵌合装着したときに、互いに係合して前記フロントガラスの下端に間隙を持って対向して前記シール体の抜け止めを行う一対の係合部を、前記シール体及び係止部に形成すると共に、前記係止部の裏面に形成した当接突起と前記係合保持片に設けた突起部とで前記フロントガラスの下端を挟着保持したことを特徴とするものである。
【0010】
このように構成する結果、カウルトップカバー本体の後端部裏面側に、略L字状の係合保持片を形成したとしても、この係合保持片が係合保持片に設けた切欠き部より幅狭となっているために、アンダーカット構造となっておらず、成形金型にスライド駒を用いる必要がない。
【0011】
又、フロントガラスの下端、カウルトップカバー本体に一体成形された係止部と係合保持とで挟持することによって保持する構造となっている為に、挟着保持力が強く、又、シール体のリップ部はフロントガラスの下端挟持には寄与していないために、そのシール機能が経年変化しにくく、フロントガラス下端との間に隙間が発生することがない。
【0012】
さらに、シール体とカウルトップカバー本体とは別体に形成したために、それぞれに適合する材料を選択することができる。
【0013】
さらにまた、このように構成する結果、係止部によって、フロントガラスの端を傷つけることを防止できる。
【0014】
加えて、このように構成する結果、一対の係合部の係合によって、シール体と係止部との嵌合関係が強化できる
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図を用いて説明する。
【0021】
図1は自動車の車体カウル部周りを上部から描画した斜視図,図2は本発明の第1の実施例を採用した図1におけるA−A断面図、図3はカウルトップカバーを裏面側からシール体の一部を破断して描画した斜視図、図4は図3のB矢視による斜視図、図5は同じくC矢視による斜視図、図6は図3のD−D断面図である。
【0022】
図において、自動車のフロントガラス1の下端1aとエンジンフード2との間の車体カウル部3には、凹部3aが形成され、この凹部3aには、これを覆うために、カウルトップカバー4が取付けられている。
【0023】
カウルトップカバー4は、前記凹部3aを覆うべく、車体カウル部3にボルト等の取付け部品により取付けられたカウルトップカバー本体40と、このカウルトップカバー本体40の後端部に、車体カウル部3の幅方向に延在するように一体形成された係止部41とを有して構成している。
【0024】
この係止部41における車体カウル部3の幅方向に適宜間隙をおいて、複数個の切欠き部42が形成されている。
【0025】
これら切欠き部42に対向して、カウルトップカバー本体40の後端部裏面側には、切欠き部42より幅寸法の小なる略L字状の係合保持片43が垂延形成されている。
【0026】
20は、係止部41の表面側を切欠き部42と共に覆うシール体で、カウルトップカバー本体40とは別体に構成している。そして、シール体20は、係止部41に嵌合装着されるように、略U字形状の嵌合部22を有して構成されている。又、シール体20には、フロントガラス1の下端1aに当接してカウルトップカバー本体40とフロントガラス1の下端1aとの間の間隙をシールするリップ部21が一体に形成されている。
【0027】
又、シール体20と係止部41とには、互いに係合してシール体20のカウルトップカバー本体40からの抜け止めを行なうべく、それぞれ係合部20a、41aが形成されている。
【0028】
更に、シール体20は、ポリプロピレン等の硬質樹脂製とし、リップ部21は、シール体20に対して2色成形による一体に押出成形されており、オレフィン系エラストマー等の軟質樹脂製となっている。
【0029】
前記シール体20の嵌合部22の先端には、やはりオレフィン系エラストマー等の樹脂による2色成形によりクッション部22aが一体に押出成形されており、このクッション部22aは、シール体20がフロントガラス1の下端1aとの当接によってフロントガラス1の下端1aを傷つけいように意図している。
【0030】
前記係合保持片43には、フロントガラス1の下端1aとの間に存在して、フロントガラス1の下端1aに当接する断面半円形の突起部43aが形成されている。
【0031】
カウルトップカバー4の車体カウル部3への取付け順序を説明すると、まず、カウルトップカバー本体40の係止部41と係合保持43との間にシール体20を嵌合し両係合部20a、41aを係合させて挟着し、シール体20をカウルトップカバー本体40に取付けておく。このとき、クッション部22がフロントガラス1の下端1aに当接して、フロントガラス1に傷をつけないようにしており、又、係合保持43に突起部43aを設けた結果、フロントガラス1の下端1aを嵌合した場合に、この係合保持43が下方向に弾性変形して、フロントガラス1を挟着することになって、前記係止部41及び係合保持43によるフロントガラス1の下端1aの挟着保持を強固にしている。
【0032】
次に、シール体20を挟着したカウルトップカバー本体40を、車体カウル部3の凹部3aを覆うべく、ビス等による取付け具によって、車体カウル部3に取付ける。
【0033】
この時、シール体20のリップ部21が、フロントガラス1の下端に弾接すると共に、フロントガラス1の上面に持ち上げられて、カウルトップカバー本体40とフロントガラス1との間隙をシールすることになる。
【0034】
以上のように構成することにより、カウルトップカバー本体40の後端部裏面側に、略L字状の係合保持片43を形成したとしても、この係合保持片43の幅寸法W1がこれに対向する切欠き部42の幅寸法W2より幅狭となっているために、アンダーカット構造とならず、、成形金型にスライド駒を用いる必要がない。
【0035】
又、フロントガラス1の下端aは、カウルトップカバー本体40に一体成形された係止部41と係合保持43とで挟持する保持構造となっている為に、挟着保持力が強く、又、シール体20のリップ部21はフロントガラス1の下端aの挟持には寄与していないために、そのシール機能が経年変化しにくく、フロントガラス1の下端1aとの間に隙間が発生することがない。
【0036】
さらに、シール体20とカウルトップカバー本体40とは別体に形成したために、それぞれに適合する材料を選択することができる。
【0037】
又、シール体0に略U字形状の嵌合部22を形成して、この嵌合部22を係止部41とフロントガラス1の端1aとの間に介在させたために、係止部41によって、フロントガラス1の端1aを傷つけることを防止できる。
【0038】
シール体20を係止部41と係合保持43との間で嵌合装着したときに、互いに係合してシール体20の抜け止めを行う一対の係合部20a、41aを、シール体20の嵌合部22及び係止部41に形成したことから、両係合部22a、41aの係合によって、シール体20と係止部41との嵌合関係を強化している。
【0039】
シール体20が、ポリプロピレン等の硬質樹脂製とし、リップ部21が、シール体20に一体成形されたオレフィン系エラストマー等の軟質樹脂製としたことから、リップ部21のシール機能を向上させることができると共に、シール体20の経年変化を抑えて、リップ部21のシール機能を助成する。
【0040】
シール体20の嵌合部22の先端に、オレフィン系エラストマー等の軟質樹脂製のクッション部22aを形成して、フロントガラス1の下端1aに当接せていることから、シール体20によって、フロントガラス1の下端1aを傷つけることがない。
【0041】
図7乃至図9は本発明の他の実施例を示すもので、図6に対応する断面図であり、図7に示すものは、シール体20に嵌合部22を設けずに、その裏面に取付け片23を垂設させて、この取付け片23とシール体20とが形成するL字状凹部に、L字状凸部に形成されたカウルトップカバー本体40の係止部41を重合させて、両面接着テープ或いは接着剤等の接着手段11により結合して、シール体20をカウルトップカバー本体40に取付けたものである。前記取付け片23のリップ部21側には、肉盗み部12を形成して、リップ部21の弾性力を補完している。係止部41の裏面に当接突起44を形成して、係合保持片43の突起部43aとの間にフロントガラス1の下端1aを挟着保持している。
【0042】
図8に示すものは、前記第1の実施例のように、シール体20に嵌合部22を設けて、カウルトップカバー本体40にシール体20を嵌合装着している点同じであるが、この嵌合部22はフロントガラス1の下端1aに間隙を持って対向しており、その代わり、図7と同様に当接突起44と係合保持片43の突起部43aとの間に、フロントガラス1の下端1aを挟着保持しているものである。
【0043】
この場合、当接突起44と突起部43aとの位置関係は、フロントガラス1の面方向に対して、互いにずれており、フロントガラス1の下端1aへの当接によって、当接力を増すようなモーメントが生ずるように構成している。
【0044】
図9に示すものは、前記第1の実施例のように、シール体20に嵌合部22を設けて、カウルトップカバー本体40にシール体20を嵌合装着している点同じであるが、リップ部21に延在部21aを一体に形成して、嵌合部22とフロントガラス1の下端aとの間に、延在部21aを介在させて、シール体20を硬質の樹脂製にしたとしても、軟質の樹脂製であるリップ部21の延在部21aの存在によって、フロントガラス1への傷つけを防止している。
【0045】
【発明の効果】
本発明は、自動車のフロントガラス下端とエンジンフード間の車体カウル部に形成された凹部に取付けられて該凹部を覆うカウルトップカバー本体と、前記フロントガラス下端の表面にリップ部が当接するように前記カウルトップカバー本体の後端に設けられたシール体とを有して構成する自動車のカウルトップカバー構造であって、前記カウルトップカバー本体の後端部に、前記車体カウルの幅方向に延在する係止部を一体に形成すると共に、該係止部の前記車体カウルの幅方向に適宜間隙をおいて複数個の切欠き部を形成しており、該切欠き部に対向して該切き部より幅寸法の小なる略L字状の係合保持片を前記カウルトップカバー本体の後端部裏面側に垂延し、且つ、前記シール体を、カウルトップカバー本体とは別体に形成して前記係止部の表面側を前記切欠き部と共に覆うように前記車体カウルの幅方向に延設したことを特徴とするもので、カウルトップカバー本体の後端部裏面側に、略L字状の係合保持片を形成したとしても、この係合保持片が係合保持片に設けた切欠き部より幅狭となっているために、アンダーカット構造となっておらず、成形金型にスライド駒を用いる必要がない。
【0046】
又、フロントガラスの下端、カウルトップカバー本体に一体成形された係止部と係合保持とで挟持することによって保持する構造となっている為に、挟着保持力が強く、又、シール体のリップ部はフロントガラスの下端挟持には寄与していないために、そのシール機能が経年変化しにくく、フロントガラス下端との間に隙間が発生することがない。
【0047】
さらに、シール体とカウルトップカバー本体とは別体に形成したために、それぞれに適合する材料を選択することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動車の車体カウル部周りを上部から描画した斜視図である。
【図2】本発明による第1の実施の形態を採用した図1におけるA−A線断面図である。
【図3】同じく、カウルトップカバーを裏面側からシール体の一部を破断して描画した斜視図である。
【図4】図3のB矢視図である。
【図5】図3のC矢視図である。
【図6】図3のD−D断面図である。
【図7】本発明による他の実施の形態を示す図3におけるD−D断面図である。
【図8】本発明による更に他の実施の形態を示す図3におけるD−D断面図である。
【図9】本発明による更に異なる実施の形態を示すD−D断面図である。
【図10】従来における図6と同様な断面図である。
【図11】同じく斜視図である。
【符号の説明】
1 フロントガラス
1a 下端
2 エンジンフード
3 車体カウル部
3a 凹部
4 カウルトップカバー
20 シール体
21 リップ部
21a 延在部
20a 係合部
22 嵌合部
22a クッション部
23 取付け片
40 カウルトップカバー本体
41 係止部
41a 係合部
42 切欠き部
43 係合保持片
43a 突起部
44 当接突起

Claims (2)

  1. 自動車のフロントガラスの下端とエンジンフード間の車体カウル部に形成された凹部に取付けられて該凹部を覆うカウルトップカバー本体と、前記フロントガラスの下端の表面にリップ部を当接するように前記カウルトップカバー本体の後端に設けられたシール体とを有して構成する自動車のカウルトップカバー構造であって、前記カウルトップカバー本体の後端部に、前記車体カウル部の幅方向に延在する係止部を一体に形成すると共に、該係止部の前記車体カウル部の幅方向に適宜間隙をおいて複数個の切欠き部を形成しており、該切欠き部に対向して該切欠き部より幅寸法の小なる略L字状の係合保持片を前記カウルトップカバー本体の後端部裏面側に垂延し、且つ、前記シール体を、カウルトップカバー本体とは別体に形成して前記係止部の表面側を前記切欠き部と共に覆うように前記車体カウル部の幅方向に延設し、さらに、前記シール体の裏面に取付け片を垂設すると共に、該取付け片に対向するように前記カウルトップカバー本体の前記係止部に当接突起を形成して、該当接突起に前記取付け片を重合させた状態で接着手段により接着することにより前記シール本体を前記カウルトップカバー本体に取付け、さらに、前記接突起前記係合保持片の突起部との間に前記フロントガラスの下端を挟着保持したことを特徴とする自動車のカウルトップカバー構造。
  2. 自動車のフロントガラスの下端とエンジンフード間の車体カウル部に形成された凹部に取付けられて該凹部を覆うカウルトップカバー本体と、前記フロントガラスの下端の表面にリップ部を当接するように前記カウルトップカバー本体の後端に設けられたシール体とを有して構成する自動車のカウルトップカバー構造であって、前記カウルトップカバー本体の後端部に、前記車体カウル部の幅方向に延在する係止部を一体に形成すると共に、該係止部の前記車体カウル部の幅方向に適宜間隙をおいて複数個の切欠き部を形成しており、該切欠き部に対向して該切欠き部より幅寸法の小なる略L字状の係合保持片を前記カウルトップカバー本体の後端部裏面側に垂延し、且つ、前記シール体を、カウルトップカバー本体とは別体に形成して前記係止部の表面側を前記切欠き部と共に覆うように前記車体カウル部の幅方向に延設し、さらに、前記シール体を略U字形状に形成して、該シール体を前記係止部に嵌合装着し、前記シール体を前記係止部と前記フロントガラスの下端との間に介在させ、なおかつ、前記シール体を前記係止部に嵌合装着したときに、互いに係合して前記フロントガラスの下端に間隙を持って対向して前記シール体の抜け止めを行う一対の係合部を、前記シール体及び係止部に形成すると共に、前記係止部の裏面に形成した当接突起と前記係合保持片に設けた突起部とで前記フロントガラスの下端を挟着保持したことを特徴とする自動車のカウルトップカバー構造。
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