JP2005212434A - 印刷装置及び記録ヘッドクリーニング方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】インクジェット式の印刷装置の状態に応じて最適なクリーニング処理を行い、インクを無駄に消費することなく目詰まりを除去することができる印刷装置を得る。
【解決手段】クリーニングスイッチ17が最初に押下された1回目ではCL1のクリーニング処理を行い、2回目では印刷パス数が閾値の400パス数未満であれば、CL1よりもインク消費量の多いCL2のクリーニング処理を行い、400パス数以上であればCL1のクリーニング処理を行い、3回目では印刷パス数が400パス数未満のときはCL2のクリーニング処理を行い、400パス数以上であればCL1のクリーニング処理を行い、4回目以降では印刷パス数が400パス数未満であればインクの消費をほとんど伴わないYCLのクリーニング処理を行い、400パス数以上であればCL1のクリーニング処理を行う。
【選択図】 図5

Description

本発明は、インクジェット式の印刷装置及び記録ヘッドクリーニング方法に関する。
従来、記録ヘッドからインクを吐出して印刷を行うインクジェット式の印刷装置が開発されている。この種の印刷装置は、記録ヘッドの信頼性維持のために定期的に保守処理が必須である。例えば、記録ヘッドのノズル内でインクが乾いて粘度が増してノズルの目詰まりなどの印刷障害となることを防ぐために、定期的にノズルのクリーニングを行う機構が用意されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−141686号公報(第9頁、第11図)
ところで、従来のインクジェット式の印刷装置においては、記録ヘッドのノズルのクリーニングでは、単にノズルの吐出口を清掃(ワイピングあるいはラビング)するだけではなく、ノズル内の増粘インク及びインクタンクからノズルまでのインク経路内の気泡等を排出することも目的となっており、このため記録ヘッドからのインク吸引が行われるので、クリーニング中にインクを大量に消費してしまい、実質的なカートリッジの使用可能なインク量が減って交換頻度が増し、コストがかかってしまうという問題がある。また、使用済みのインクカートリッジ(廃棄物)が増え、省資源及び環境保護の面でも好ましくない。
特に、特許文献1で開示されたクリーニング方法では、記録ヘッドのクリーニングを所定時間ごとに繰り返し行うタイマクリーニングと、オペレータからの指示を受けたときに行うマニュアルクリーニングとを設けて、インク消費量の多いマニュアルクリーニング時では、インクの残量が許容値以下になるとマニュアルクリーニングを行わないようにしているのみであり、クリーニングによって消耗されるインク消費量を低く抑えるようなことは行っていない。すなわち、タイマクリーニングとマニュアルクリーニングでインク消費量を変えているだけであって、いずれかの状態で、印刷装置の状態などに適合した処理レベルのクリーニング処理を行いインク消費量を低く抑えるようなことはしていない。
本発明は係る事情に鑑みてなされたものであり、インクジェット式の印刷装置の状態に応じて最適なクリーニング処理を行い、インクを無駄に消費することなく目詰まりを除去することができる印刷装置及び記録ヘッドクリーニング方法を提供することを目的とする。
上記目的は下記方法又は構成又はプログラムにより達成される。
(1) インクを吐出する記録ヘッドの内部からインクを吸引することで、前記記録ヘッドのクリーニングを行う記録ヘッドクリーニング方法であって、クリーニング開始指示が出されたときに、クリーニング開始指示が出された回数と、前記記録ヘッドのスキャン回数とに応じて、インク消費量の異なる複数のクリーニング処理の中から最適なものを選択し、選択したクリーニング処理で前記記録ヘッドのクリーニングを行う工程を有することを特徴とする。
(2) 上記(1)に記載の記録ヘッドクリーニング方法において、前記スキャン回数は、少なくとも1つの閾値と比較する工程を有することを特徴とする。
(3) インクを吐出する記録ヘッドの内部からインクを吸引することで、前記記録ヘッドのクリーニングを行う記録ヘッドクリーニング方法であって、クリーニング開始指示が出されたときに、前記クリーニング開始指示の回数が1回目の場合は、前記記録ヘッドの内部から通常量のインクを吸引する通常クリーニングを行い、前記クリーニング開始指示の回数が2回目以上で所定回数未満の場合は、前記記録ヘッドのスキャン回数が所定の閾値以上であれば前記通常クリーニングを行い、前記記録ヘッドのスキャン回数が前記閾値未満であれば前記通常クリーニングよりもインク量の多い強力クリーニングを行い、前記クリーニング開始指示の回数が前記所定回数以上の場合は、前記記録ヘッドのスキャン回数が前記閾値未満であればインク量の消費がほとんどないダミークリーニングを行い、前記記録ヘッドのスキャン回数が前記閾値以上であれば前記通常クリーニングを行う工程を有することを特徴とする。
(4) インクを吐出する記録ヘッドを備えた印刷装置であって、クリーニング開始を指示するためのクリーニング指示手段と、前記記録ヘッドのスキャン回数を計数するスキャン回数計数手段と、前記クリーニング指示手段によるクリーニング開始指示が出された回数を計数するクリーニング開始指示出力回数計数手段と、クリーニング開始指示が出されたときに、クリーニング開始指示が出された回数と、前記記録ヘッドのスキャン回数とに応じて、インク消費量の異なる複数のクリーニング処理の中から最適なものを選択し、選択したクリーニング処理で前記記録ヘッドのクリーニングを行うクリーニング手段と、を具備することを特徴とする。
(5) 上記(4)に記載の印刷装置において、前記クリーニング手段は、前記クリーニング開始指示の回数が1回目の場合は、前記記録ヘッドの内部から通常量のインクを吸引する通常クリーニングを行い、前記クリーニング開始指示の回数が2回目以上で所定回数未満の場合は、前記記録ヘッドのスキャン回数が所定の閾値以上であれば前記通常クリーニングを行い、前記記録ヘッドのスキャン回数が前記閾値未満であれば前記通常クリーニングよりもインク量の多い強力クリーニングを行い、前記クリーニング開始指示の回数が前記所定回数以上の場合は、前記記録ヘッドのスキャン回数が前記閾値未満であればインク量の消費がほとんどないダミークリーニングを行い、前記記録ヘッドのスキャン回数が前記閾値以上であれば前記通常クリーニングを行うことを特徴とする。
(6)インクを吐出する記録ヘッドの内部からインクを吸引することで、前記記録ヘッドのクリーニングを行う記録ヘッドクリーニングプログラムであって、クリーニング開始指示が出されたときに、クリーニング開始指示が出された回数と、前記記録ヘッドのスキャン回数とに応じて、インク消費量の異なる複数のクリーニング処理の中から最適なものを選択し、選択したクリーニング処理で前記記録ヘッドのクリーニングを行う手順を有し、コンピュータに前記手順を実行させることを特徴とする。
(7)インクを吐出する記録ヘッドを備えた印刷装置に用いられる記録ヘッドクリーニングプログラムであって、クリーニングスイッチの操作回数を記録するクリーニングスイッチ操作回数記録手順と、前記記録ヘッドのスキャン回数を記録するスキャン回数記録手順と、前記クリーニングスイッチが操作された時点でクリーニングスイッチが操作された回数と、前記記録ヘッドのスキャン回数とを読み込み、さらに、前記クリーニングスイッチの操作回数を示す操作回数データ、及び前記クリーニングスイッチの操作回数ごとに前記記録ヘッドのスキャン回数を所定の閾値で場合分けしたデータ、及び前記クリーニングスイッチの操作回数と前記記録ヘッドのスキャン回数とにより選択されるクリーニング種類を示すデータ、を含むクリーニング条件管理テーブルを参照する手順と、前記クリーニングスイッチの操作回数が1回目の場合は、前記記録ヘッドの内部から通常量のインクを吸引する通常クリーニングを行い、前記クリーニングスイッチの操作回数が2回目以上で所定回数未満の場合は、前記記録ヘッドのスキャン回数が前記閾値以上であれば前記通常クリーニングを行い、前記記録ヘッドのスキャン回数が前記閾値未満であれば前記通常クリーニングよりもインク量の多い強力クリーニングを行い、前記クリーニングスイッチの操作回数が前記所定回数以上の場合は、前記記録ヘッドのスキャン回数が前記閾値未満であればインク量の消費がほとんどないダミークリーニングを行い、前記記録ヘッドのスキャン回数が前記閾値以上であれば前記通常クリーニングを行うクリーニング手順と、を有し、コンピュータに前記各手順を実行させることを特徴とする。
上記(1)乃至(3)に記載の記録ヘッドクリーニング方法では、クリーニング開始指示を出した回数と、記録ヘッドのスキャン回数とに基づいて、最適なレベルのクリーニング処理を行うので、インクを無駄に消費することなく目詰まりを除去することが可能となる。さらに、インク消費量を低く抑えることができるので、インクの消耗によるカートリッジの交換頻度が減少し、これにより省資源化が図れるとともに環境保護に寄与できる。
上記(4)及び(5)に記載の印刷装置では、クリーニング開始指示の出力回数と、記録ヘッドのスキャン回数とに基づいて、最適なレベルのクリーニング処理を選択するので、インクを無駄に消費することなく目詰まりを除去することが可能となる。さらに、インク消費量を低く抑えることができるので、インクの消耗によるカートリッジの交換頻度が減少し、これにより省資源化が図れるとともに環境保護に寄与できる。
上記(6)及び(7)に記載の記録ヘッドクリーニングプログラムでは、クリーニングスイッチが操作されたときに、それまでの操作回数と、記録ヘッドのスキャン回数を求め、クリーニング条件管理テーブルを参照して、適合するレベルのクリーニング処理を選択するので、インクを無駄に消費することなく目詰まりを除去することが可能となる。さらに、インク消費量を低く抑えることができるので、インクの消耗によるカートリッジの交換頻度が減少し、これにより省資源化が図れるとともに環境保護に寄与できる。
以下、本発明を実施するための好適な実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係る印刷装置の概観を示す斜視図であり、図2はその印刷装置の構成を示すブロック図である。なお、本実施の形態では、印刷装置としてプリンタ装置を例に挙げている。
この実施の形態の印刷装置1は、一般的なプリンタ装置などと同様にホストコンピュータ50(図2参照)から送信される印刷データを基に印刷を行う。印刷された記録用紙40は、トレイ2に乗せられた状態で排紙口3から排出される。
印刷装置1の前面側には操作パネル部4が配設され、この操作パネル部4に表示手段としてLCD(液晶表示器)5、電源スイッチ6、クリーニングスイッチ7が配設されている。LCD5には、印刷装置1のメニュー機能、動作内容、動作状況、エラー内容などの表示される。電源スイッチ6は、印刷装置1に電源を投入する際に押され、クリーニングスイッチ7は、後述するクリーニング処理をマニュアル操作で実行する際に押される。
図2において、印刷装置1は、記録用紙40(図1参照)に印刷を行うプリンタ部10と、このプリンタ部10を制御する制御部11とを備えている。制御部11は、CPU12、ROM13、RAM14、インタフェース部(I/F部)15、2つのカウンタ16及び17を有し、これらCPU12からインタフェース部15がバス18を通じて接続されている。インタフェース部15には、図示しないケーブルを介してホストコンピュータ50が接続されている。CPU12は、ROM13に記憶された制御プログラムに従ってプリンタ部10を制御する。印刷時には、CPU12はインタフェース部15を介してホストコンピュータ50から入力される印刷データを基にプリンタ部10を駆動して記録用紙40に印刷を実行させる。
カウンタ16は、プリンタ部10の後述する記録ヘッド22のスキャン回数に相当する印刷パス数を計数するカウンタであり、記録ヘッド22がスキャンするごとにカウントアップされる。カウンタ17は、クリーニング開始指示を出すためのクリーニングスイッチ7が押下された回数を計数するカウンタであり、クリーニングスイッチ7が押下されるごとにカウントアップされる。以後、カウンタ16を印刷パス数計数カウンタと言い、カウンタ17を押下回数計数カウンタと言う。また、印刷パス数計数カウンタ16の計数値をPC、押下回数計数カウンタ17の計数値をBTNとする。
プリンタ部10は、キャリッジモータ20によって主走査方向(記録紙40が紙送りされる向きと直交する方向)に往復運動するキャリッジ21を備えている。このキャリッジ21にはその下部に記録ヘッド22が配設され、またその上部には記録ヘッド22にインクを供給するためのインクカートリッジ23、24(ブラック用とカラー用の2種類)が着脱可能に取り付けられている。
キャリッジ21の移動方向の端部(ホームポジション)には、記録ヘッド22のノズル孔25を封止可能なキャップ26が配設されている。このキャップ26には、キャップ26によるノズル孔25の封止時に、キャップ26の内部空間を負圧にするための吸引ポンプ27がポンプチューブ28を介して接続されている。吸引ポンプ27はモータ29により駆動され、吸引ポンプ27によって吸引されたインクが廃液トレイ30の内部の廃液吸収材31に吸収される。
通常、印刷装置1は、印刷品質の悪化を解消するために、作業モードとしてのクリーニング処理を実行する。このクリーニング処理は、ノズル孔25の封止時にキャップ26の内部空間を吸引ポンプ27によって負圧にすることで強制的にノズル孔25内のインクの吸引排出を行うとともに、吸引排出後に図示略のワイピング部材によってノズルプレート22aをワイピングする処理のことである。このクリーニング処理によって、記録ヘッド22のノズル孔25の目詰まりや、ノズル孔25と連通されたインク流路への気泡混入が解消される。
クリーニング処理は、印刷装置1の長期間休止後に印刷を再開する場合、つまり電源投入時において最後のクリーニング処理から所定の設定時間(例えば2〜3日)以上経過しているときに自動で実施される他に、クリーニングスイッチ7を手動操作したとき、またはホストコンピュータ50の画面51上でクリーニング実行ボタンを選択したときなどに実施される。つまり、CPU12は、クリーニングスイッチ7、電源スイッチ6、ホストコンピュータ50などが操作されてクリーニング処理が必要と判断したときに、各モータ20、29を駆動してクリーニング処理を実行させる。このクリーニング処理には、印刷装置1の状況ごとに応じて複数種類が設定されている。
図3は、クリーニングスイッチ7を操作した回数即ち押した回数と、前回クリーニングからの印刷パス数と、クリーニングの種類(CL1、CL2、YCL)との関係を示すクリーニング条件表である。前回クリーニングからの印刷パス数とは、前回クリーニング処理した時点での印刷パス数と今回クリーニングスイッチ7が押された時点での印刷パス数との差である。クリーニングレベルCL1は、記録ヘッドの内部から通常量のインクを吸引する標準的なクリーニング処理であり、クリーニングレベルCL2は、クリーニングレベルCL1よりインク量の多い強いクリーニング処理であり、クリーニングレベルYCLは、フラッシングを行った後に、ヘッド表面の清掃、ヘッドのキャッピング、インクの空吸引等を行う処理であり、インクはほとんど消費しない。
印刷装置1は、これらインク消費量の異なる3種類の処理レベル、すなわちクリーニングレベルCL1、クリーニングレベルCL2、ダミークリーニングYCLによるクリーニングを実現する。これらのクリーニング時に消費されるインク量は、YCL、CL1、CL2の順に多くなる。但し、YCLでは、上述したようにインクの消費はほとんどない。CL1、CL2の各クリーニング処理では、主に増粘インクおよびインク経路内の気泡の排出を目的としてノズルからインクを吸引する処理と、ゴムのへらでヘッド表面を払って清掃するいわゆるワイピング処理と、必要に応じてスポンジを用いてヘッド表面を払ういわゆるラビング処理が行われる。
図2に戻り、ROM13には、上述したクリーニング条件表をデータ化したクリーニング条件管理テーブル13Aが記憶されている。このクリーニング条件管理テーブル13Aには、上述したようにクリーニングスイッチ7を操作した回数即ち押した回数と、前回クリーニングからの印字パス数と、クリーニングの種類との関係を示すデータが記録されている。CPU12は、クリーニングスイッチ7の押下回数と印字パス数とを基にクリーニング条件管理テーブル13Aを参照して、クリーニング処理を行う。
つまり、CPU12は、クリーニングスイッチ7、電源スイッチ6等のスイッチ操作の管理と、前回のクリーニング処理時からの印字パス数の管理をし、クリーニング条件が成立したときに、行うべきクリーニング処理の種類を特定する。その特定後、CPU12はROM13のクリーニング条件管理テーブル13Aを参照して、実行するクリーニング処理を選択する。
すなわち、印刷装置1を初めて使用したときから、または一旦リセットを掛けてから、クリーニングスイッチ7が押された回数が1回目のときは、クリーニングレベルCL1のクリーニング処理が行われる。その後更にクリーニングスイッチ7が押されて、その回数が2回目のときは、印刷パス数の値に応じてクリーニング処理の種類が使い分けられ、400パス数以上の場合はクリーニングレベルCL1のクリーニング処理が行われ、400パス数未満の場合はクリーニングレベルCL2のクリーニング処理が行われる。
その後更にクリーニングスイッチ7が押されて、その回数が3回目のときも印刷パス数に応じてクリーニング処理が使い分けられ、400パス数以上の場合はクリーニングレベルCL1のクリーニング処理が行われ、400パス数未満の場合はクレーニングレベルCL2のクリーニング処理が行われる。そして、クリーニングスイッチ7の押された回数が4回目以上のときは、400パス数以上の場合はクリーニングレベルCL1のクリーニング処理が行われ、400パス数未満の場合はクリーニングレベルYCLのクリーニング処理が行われる。この場合、判定の基準となる閾値「400」は、この値に限定されるものではなく、任意に設定できる。
このように、クリーニングスイッチ7が初めて押されたときは、クリーニングレベルCL1の標準的なクリーニング処理を行い、クリーニングスイッチ7が押された回数が2回目と3回目では、前回クリーニングスイッチ7が押されてから今回押すまでの間の印刷パス数が400パス数以上であれば、クリーニングレベルCL1の標準的なクリーニング処理を行い、400パス数未満であれば、クリーニングレベルCL1より強めのクリーニングレベルCL2のクリーニング処理を行い、クリーニングスイッチ7が押された回数が4回目以上では、前回クリーニング処理時からの印刷パス数が400パス数以上であれば、クリーニングレベルCL1の標準的なクリーニング処理を行い、400パス数未満であれば、インク消費量のほとんど無いクリーニングレベルYCLのクリーニング処理を行う。
ここで、図4は印刷装置1のCPU12により実現されるクリーニング処理の機能ブロック図である。CPU12は、クリーニングスイッチ検出部1201と、印刷パス数カウント部1202と、クリーニング種類選択部1203と、クリーニング処理実行部1204を実現する。クリーニングスイッチ検出部1201は、クリーニングスイッチ7の操作を検出する。
印刷パス数カウント部1202は、印刷装置1を取得して初めて電源を投入したときからの記録ヘッド22のスキャン回数を計数する。またクリーニングスイッチ7が押下された場合には、それまでの間に計数したスキャン回数を出力するとともに、一旦リセットしてスキャン回数の計数を再開する。すなわち、クリーニングスイッチ7が押下された回数が1回目であれば、そのときまでのスキャン回数を出力し、クリーニングスイッチ7が押下された回数が2回目以降は前回からのスキャン回数を出力する。クリーニング種類選択部1203は、クリーニングスイッチ7の押下回数と印刷パス数(スキャン回数)とを基にクリーニング種類を選択する。クリーニング処理実行部1204は、クリーニング種類選択部1203で選択されたクリーニング種類で記録ヘッド22のクリーニング処理を行う。
次に、図5に示すフローチャートを参照して印刷装置1におけるクリーニング処理動作について説明する。但し、条件として過去に1度もクリーニングスイッチ7が操作されていないものとする。
まずクリーニングスイッチ7が押下されたか否かを判定し(ステップST1)、クリーニングスイッチ7が押下されていなければ他の処理を実行する(ステップST2)。これに対して、クリーニングスイッチ7が押下されれば、押下された回数を示す押下回数計数カウンタ17の計数値BTNを「1」カウントアップさせた後、BTNの値が「1」即ち1回目であるかどうかを判定する(ステップST3)。クリーニングスイッチ17が押下された回数が「1」の場合は、現時点での印刷パス数計数カウンタ16の計数値PCを求める(ステップST4)。次いで、クリーニングレベルCL1のクリーニング処理を行う(ステップST5)。すなわち、クリーニングスイッチ7の押下回数が「1」の場合は、通常のインク消費量でのクリーニング処理を行う。1回目のクリーニング処理を行った後、ステップST1に戻り、再びクリーニングスイッチ7が押下されたか否かを判定する。
その後、ステップST1の判定において、クリーニングスイッチ7が再び押下されたと判定すると、押下回数計数カウンタ17を「1」カウントアップさせた後、ステップST3の判定を行う。このときBTNの値が「2」となっているので、このステップST3の処理を行わずステップST6に移行する。ステップST6ではBTNの値が「2」であるか否かを判定する。このときBTNの値が「2」であるので、前回(1回目)クリーニング処理からのPCの値を求める(ステップST7)。
そして、前回クリーニング処理からのPCの値を求めた後、そのPCの値が400パス数未満であるかどうかを判定する(ステップST8)。この判定において、当該PCの値が400パス数未満即ち「Yes」であれば、クリーニングレベルCL2のクリーニング処理を行う(ステップST9)。すなわち、1回目のクリーニング処理後、短期間で再度クリーニングスイッチ7が操作されたとして(すなわち1回目のクリーニング処理では十分に目詰まりが解消されなかったとして)、1回目よりもインク消費量の多いクリーニング処理を行う。このクリーニング処理を行った後、今回求めたPCの値をクリアして(ステップST10)、ステップST1の処理に戻る。
一方、ステップST8の判定において、前回クリーニング処理からのPCの値が400パス数以上即ち「No」である場合は、クリーニングレベルCL1のクリーニング処理を行う(ステップST11)。すなわち、1回目のクリーニング処理後、ある程度長い期間を経た後にクリーニングスイッチ7が操作されたとして(すなわち1回目のクリーニング処理で十分に目詰まりが解消されたとして)、1回目と同じレベルでクリーニング処理を行う。このクリーニング処理を行った後、BTNの値をクリアし(ステップST12)、さらに今回求めたPCの値をクリアして(ステップST13)、ステップST1の処理に戻る。
その後、ステップST1の判定において、クリーニングスイッチ7が再び押下されたと判定すると、BTNの値を「1」カウントアップさせた後、ステップST3の判定を行う。このときBTNの値が「3」となっているので、このステップST3の処理を行わず、ステップST6に移行する。しかし、BTNの値が「3」であることから、このステップST6の処理も行わず、ステップST14に移行する。ステップST14では、BTNの値が「3」であるか否かを判定する。このときBTNの値が「3」であるので、ステップST15に移行し、前回(2回目)クリーニング処理からのPCの値を求める(ステップST15)。
そして、前回(2回目)クリーニング処理からのPCの値を求めた後、そのPCの値が400パス数未満であるかどうか判定する(ステップST16)。この判定において、そのPCの値が400パス数未満即ち「Yes」であれば、クリーニングレベルCL2のクリーニング処理を行う(ステップST17)。すなわち、2回目のクリーニング処理後、短期間で再度クリーニングスイッチ7が操作されたとして(すなわち2回目のクリーニング処理では十分に目詰まりが解消されなかったとして)、クリーニングレベルCL2のクリーニング処理を行う。このクリーニング処理を行った後、今回求めたPCの値をクリアして(ステップST18)、ステップST1の処理に戻る。
一方、ステップST16の判定において、前回(2回目)クリーニング処理からのPCの値が400パス数以上即ち「No」であれば、クリーニングレベルCL1のクリーニング処理を行う(ステップST19)。すなわち、2回目のクリーニング処理後、ある程度長い期間を経た後にクリーニングスイッチ7が操作されたとして(すなわち2回目のクリーニング処理で十分に目詰まりが解消されたとして)、1回目と同じレベルでクリーニング処理を行う。このクリーニング処理を行った後、BTNの値をクリアし(ステップST20)、さらに今回求めたPCの値をクリアして(ステップST21)、ステップST1の処理に戻る。
さらにその後、ステップST1の判定において、クリーニングスイッチ7が再び押下されたと判定すると、BTNの値を「1」カウントアップさせた後、ステップST3の判定を行う。ステップST3の判定を行う。このときBTNの値が「4」になっているので、このステップST3の処理を行わず、ステップST6に移行する。しかし、BTNの値が「3」であることから、このステップST6さらにはステップST14の処理も行わず、ステップST22に移行する。ステップST22で、前回(3回目)クリーニング処理からのPCの値を求める。
次いで、そのPCの値が400パス数未満であるかどうか判定する(ステップST23)。この判定において、そのPCの値が400パス数未満即ち「Yes」であれば、YCLのクリーニング処理を行う(ステップST24)。すなわち、3回目のクリーニング処理後、短い期間で再度クリーニングスイッチ7が操作されたとして、(すなわち3回のクリーニング処理でも十分に目詰まりが解消されなかったとして)、インクを消費しないクリーニングレベルYCLのクリーニング処理を行う。ここでは、フラッシング、ヘッド表面の清掃、ヘッドのキャッピング、インクの空吸引等を行う。YCLのクリーニング処理を行った後、今回求めたPCの値をクリアして(ステップST25)、ステップST1の処理に戻る。
一方、ステップST23の判定において、前回(3回目)クリーニング処理からのPCの値が400パス数以上即ち「No」であれば、クリーニングレベルCL1のクリーニング処理を行う(ステップST26)。すなわち、3回目のクリーニング処理後、ある程度長い期間を経た後にクリーニングスイッチ7が操作されたとして、1回目と同じレベルでクリーニング処理を行う。このクリーニングレベルCL1のクリーニング処理を行った後、BTNの値をクリアし(ステップST27)、さらに今回求めたPCの値をクリアして(ステップST28)、ステップST1の処理に戻る。5回目以降は4回目のときと同様の処理を繰り返す。
このように、本実施の形態の印刷装置1によれば、クリーニングスイッチ7が最初に押下された1回目では、クリーニングレベルCL1の通常のクリーニング処理を行い、2回目では、1回目からのPCの値が400パス数未満であれば、クリーニングレベルCL1よりも強い(即ちインク消費量の多い)クリーニングレベルCL2のクリーニング処理を行い、1回目からのPCの値が400パス数以上であれば、クリーニングレベルCL1の通常のクリーニング処理を行い、3回目では、2回目からのPCの値が400パス数未満のときはクリーニングレベルCL2の強いクリーニング処理を行い、2回目からのPCの値が400パス数以上であればクリーニングレベルCL1の通常のクリーニング処理を行い、4回目以降では、前回からのPCの値が400パス数未満であればクリーニングレベルYCLのクリーニング処理を行い、前回からのPCの値が400パス数以上であればクリーニングレベルCL1の通常のクリーニング処理を行う。
したがって、印刷装置1の状態に応じてインク消費量の異なる3種類のクリーニング処理CL1、CL2、YCLの中から最適なものを選択し、選択したクリーニング処理で記録ヘッド22のクリーニングを行うので、インクを無駄に消費することなく目詰まりを除去することが可能となる。さらに、インクの消費量を低く抑えることができるので、インクの消耗によるカートリッジの交換頻度が減少し、これにより省資源化が図れるとともに環境保護に寄与できる。
なお、上記実施の形態では、CL1、CL2、YCLの3種類のクリーニングレベルを設定したが、これらに限定されるものではなく、さらに細かく分けるようにしてもよい。また、クリーニング処理の場合分けの基準となる閾値を「400」としたが、この値に限定されるものではない。すなわち、印刷装置1の状態に応じて任意の値を決定すれば良い。さらに、この値を任意に設定できる手段を追加しても良い。また、複数の閾値を設定し、それら閾値とPCの値とを比較することによって、より多くの場合分けによるクリーニング処理を行うことができる。
また、本実施の形態では、印刷装置1をプリンタ装置としたが、インクジェット印刷を行うものであれば、適用する機種に限定はない。
インクジェット印刷を行うプリンタやファクシミリ等への適用が可能である。
本発明の一実施の形態に係る印刷装置の概観を示す斜視図である。 図1の印刷装置の構成を示すブロック図である。 図1の印刷装置に記憶されるクリーニング条件管理テーブルを示す図である。 図1の印刷装置のクリーニング処理機能を示すブロック図である。 図1の印刷装置のクリーニング処理を示すフローチャートである。
符号の説明
1 印刷装置
4 操作パネル
6 電源スイッチ
7 クリーニングスイッチ
10 プリンタ部
11 制御部
12 CPU
13 ROM
13A クリーニング条件管理テーブル
14 RAM
16 印刷パス数計数カウンタ
17 押下回数計数カウンタ
20 キャリッジモータ
21 キャリッジ
22 記録ヘッド
22a ノズルプレート
23、24 インクカートリッジ
25 ノズル孔
26 キャップ
27 吸引ポンプ
28 ポンプチューブ
29 モータ
30 廃液トレイ
31 廃液吸収材

Claims (7)

  1. インクを吐出する記録ヘッドの内部からインクを吸引することで、前記記録ヘッドのクリーニングを行う記録ヘッドクリーニング方法であって、
    クリーニング開始指示が出されたときに、クリーニング開始指示が出された回数と、前記記録ヘッドのスキャン回数とに応じて、インク消費量の異なる複数のクリーニング処理の中から最適なものを選択し、選択したクリーニング処理で前記記録ヘッドのクリーニングを行う工程を有することを特徴とする記録ヘッドクリーニング方法。
  2. 前記スキャン回数は、少なくとも1つの閾値と比較する工程を有することを特徴とする請求項1に記載の記録ヘッドクリーニング方法。
  3. インクを吐出する記録ヘッドの内部からインクを吸引することで、前記記録ヘッドのクリーニングを行う記録ヘッドクリーニング方法であって、
    クリーニング開始指示が出されたときに、前記クリーニング開始指示の回数が1回目の場合は、前記記録ヘッドの内部から通常量のインクを吸引する通常クリーニングを行い、前記クリーニング開始指示の回数が2回目以上で所定回数未満の場合は、前記記録ヘッドのスキャン回数が所定の閾値以上であれば前記通常クリーニングを行い、前記記録ヘッドのスキャン回数が前記閾値未満であれば前記通常クリーニングよりもインク量の多い強力クリーニングを行い、前記クリーニング開始指示の回数が前記所定回数以上の場合は、前記記録ヘッドのスキャン回数が前記閾値未満であればインク量の消費がほとんどないダミークリーニングを行い、前記記録ヘッドのスキャン回数が前記閾値以上であれば前記通常クリーニングを行う工程を有することを特徴とする記録ヘッドクリーニング方法。
  4. インクを吐出する記録ヘッドを備えた印刷装置であって、
    クリーニング開始を指示するためのクリーニング指示手段と、
    前記記録ヘッドのスキャン回数を計数するスキャン回数計数手段と、
    前記クリーニング指示手段によるクリーニング開始指示が出された回数を計数するクリーニング開始指示出力回数計数手段と、
    クリーニング開始指示が出されたときに、クリーニング開始指示が出された回数と、前記記録ヘッドのスキャン回数とに応じて、インク消費量の異なる複数のクリーニング処理の中から最適なものを選択し、選択したクリーニング処理で前記記録ヘッドのクリーニングを行うクリーニング手段と、
    を具備することを特徴とする印刷装置。
  5. 前記クリーニング手段は、前記クリーニング開始指示の回数が1回目の場合は、前記記録ヘッドの内部から通常量のインクを吸引する通常クリーニングを行い、前記クリーニング開始指示の回数が2回目以上で所定回数未満の場合は、前記記録ヘッドのスキャン回数が所定の閾値以上であれば前記通常クリーニングを行い、前記記録ヘッドのスキャン回数が前記閾値未満であれば前記通常クリーニングよりもインク量の多い強力クリーニングを行い、前記クリーニング開始指示の回数が前記所定回数以上の場合は、前記記録ヘッドのスキャン回数が前記閾値未満であればインク量の消費がほとんどないダミークリーニングを行い、前記記録ヘッドのスキャン回数が前記閾値以上であれば前記通常クリーニングを行うことを特徴とする請求項4に記載の印刷装置。
  6. インクを吐出する記録ヘッドの内部からインクを吸引することで、前記記録ヘッドのクリーニングを行う記録ヘッドクリーニングプログラムであって、
    クリーニング開始指示が出されたときに、クリーニング開始指示が出された回数と、前記記録ヘッドのスキャン回数とに応じて、インク消費量の異なる複数のクリーニング処理の中から最適なものを選択し、選択したクリーニング処理で前記記録ヘッドのクリーニングを行う手順を有し、コンピュータに前記手順を実行させることを特徴とする記録ヘッドクリーニングプログラム。
  7. インクを吐出する記録ヘッドを備えた印刷装置に用いられる記録ヘッドクリーニングプログラムであって、
    クリーニングスイッチの操作回数を記録するクリーニングスイッチ操作回数記録手順と、
    前記記録ヘッドのスキャン回数を記録するスキャン回数記録手順と、
    前記クリーニングスイッチが操作された時点で、クリーニングスイッチが操作された回数と、前記記録ヘッドのスキャン回数とを読み込み、さらに、前記クリーニングスイッチの操作回数を示す操作回数データ、及び前記クリーニングスイッチの操作回数ごとに前記記録ヘッドのスキャン回数を所定の閾値で場合分けしたデータ、及び前記クリーニングスイッチの操作回数と前記記録ヘッドのスキャン回数とにより選択されるクリーニング種類を示すデータ、を含むクリーニング条件管理テーブルを参照する手順と、
    前記クリーニングスイッチの操作回数が1回目の場合は、前記記録ヘッドの内部から通常量のインクを吸引する通常クリーニングを行い、前記クリーニングスイッチの操作回数が2回目以上で所定回数未満の場合は、前記記録ヘッドのスキャン回数が前記閾値以上であれば前記通常クリーニングを行い、前記記録ヘッドのスキャン回数が前記閾値未満であれば前記通常クリーニングよりもインク量の多い強力クリーニングを行い、前記クリーニングスイッチの操作回数が前記所定回数以上の場合は、前記記録ヘッドのスキャン回数が前記閾値未満であればインク量の消費がほとんどないダミークリーニングを行い、前記記録ヘッドのスキャン回数が前記閾値以上であれば前記通常クリーニングを行うクリーニング手順と、を有し、コンピュータに前記各手順を実行させることを特徴とする記録ヘッドクリーニングプログラム。
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