JP4742889B2 - インクジェットプリンタ及びその制御方法 - Google Patents
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Description
(1) インクを印刷媒体に付着させて画像を形成するインクジェットプリンタであって、
インクを吐出するノズルを備えた印刷ヘッドと、
前記印刷ヘッドを駆動する印刷ヘッド制御部と、
ユーザからのクリーニング指示に応じて第1のクリーニングおよび該第1のクリーニングよりもインク消費量の少ない第2のクリーニングの少なくともいずれか一方を行うクリーニング制御部と、
前記印刷ヘッド制御部に印刷を実行させる印刷指示部と、を備え、
前記クリーニング制御部は、前記クリーニング指示を受けた時点が、前回のクリーニングを実行しその後テスト印刷を行ってから、所定時間以上経過していれば前記クリーニング指示は誤操作による指示であると判断し、前記第2のクリーニングを実行し、前記所定時間を経過していなければ前記第1のクリーニングを実行することを特徴とするインクジェットプリンタ。
(2) 前記第2のクリーニングは、前記第1のクリーニングよりもインク消費量が1/1000以下であることを特徴とする(1)に記載のインクジェットプリンタ。
(3) 前記第1のクリーニングは、クリーニング機構によって前記印刷ヘッドをキャッピングして実行されるインク吸引であり、前記第2のクリーニングは、前記印刷ヘッド制御部を介して行われる前記印刷ヘッドからインクを吐出するフラッシング動作であることを特徴とする(1)または(2)に記載のインクジェットプリンタ。
(4) 前記第1のクリーニングは、クリーニング機構によって前記印刷ヘッドをキャッピングして実行されるインク吸引であり、前記第2のクリーニングは、前記印刷ヘッドをキャッピングすることなく、インク吸引動作を実行することを特徴とす(1)または(2)に記載のインクジェットプリンタ。
(5) 前記クリーニング制御部は、前記クリーニング指示を受けた時点で、前回のクリーニングを実行した後、1度も印刷が行われていなければ前記第2のクリーニングを実行することを特徴とする(1)から(4)のいずれか1項に記載のインクジェットプリンタ。
(6) インクを印刷媒体に付着させて画像を形成するインクジェットプリンタの制御方法であって、
ユーザからのクリーニング指示に応じて第1のクリーニングを実行するステップと、
前記第1のクリーニング実行後、印刷を実行させるステップと、
次のクリーニング指示を受けた時点が、前記第1のクリーニングを実行しその後テスト印刷を行ってから、所定時間以上経過していれば前記クリーニング指示は誤操作による指示であると判断し、前記第1のクリーニングよりもインク消費量の少ない第2のクリーニングを実行し、前記所定時間を経過していなければ前記第1のクリーニングを実行するステップと、を備えたインクジェットプリンタの制御方法。
(7) 前記第2のクリーニングは、前記第1のクリーニングよりもインク消費量が1/1000以下であることを特徴とする(6)に記載のインクジェットプリンタの制御方法。
(8) 前記第1のクリーニングは、クリーニング機構によって前記印刷ヘッドをキャッピングして実行されるインク吸引であり、前記第2のクリーニングは、前記印刷ヘッド制御部を介して行われる前期印刷ヘッドからインクを吐出するフラッシング動作であることを特徴とする(6)または(7)に記載のインクジェットプリンタの制御方法。
(9) 前記第1のクリーニングは、クリーニング機構によって前記印刷ヘッドをキャッピングして実行されるインク吸引であり、前記第2のクリーニングは、前記印刷ヘッドをキャッピングすることなく、インク吸引動作を実行することを特徴とする(6)または(7)に記載のインクジェットプリンタの制御方法。
(10) 前記クリーニング指示を受けた時点で、前回のクリーニングを実行した後、1度も印刷が行われていなければ前記第2のクリーニングを実行することを特徴とする(6)から(9)のいずれか1項に記載のインクジェットプリンタの制御方法。
まず、本実施形態にかかるインクジェットプリンタ240について説明する。
本実施形態のインクジェットプリンタ240は、複数種のカラーインクを使用して記録媒体としてのロール紙11に画像記録(カラー印刷)を実行し、クーポン券を発券する印刷装置である。
次に、図3を参照しながら、本実施形態のホストコンピュータ220とインクジェットプリンタ240との関係について説明する。
図3は、インクジェットプリンタ240とホストコンピュータ220の電気的構成を示すブロック図である。本実施形態のインクジェットプリンタ240は通信可能に接続されたホストコンピュータ220から送信される各種コマンドや印刷データに応じた出力処理を行うように設定されている。
本実施形態のインクジェットプリンタ240は、ホストコンピュータ220からのクリーニング指示あるいはクリーニングボタン249からのクリーニング指示(以下、これらの指示を「マニュアルクリーニング指示」という。)が誤操作によるクリーニング指示であるかどうかを判断して、誤操作であると判断した時には、インク消費量の少ないクリーニングを行うように構成されている。
図4はインクジェットプリンタ240の内部処理を示した機能ブロック図である。
本実施形態では、クリーニング制御部306は、コマンド解析部303により受信したコマンドがマニュアルクリーニングコマンドであると解析された場合、あるいはクリーニング指示受信部310がクリーニングボタン249からのマニュアルクリーニング指示を受信した場合に、クリーニング機構248を駆動させて印刷ヘッド22をキャップ27によってキャッピングした後、インク吸引機構29によって負圧を与えてインク吸引を行う。そして、インク吸引後、印刷結果にドット抜けが発生しなくなったかを確認するため、印刷ヘッド制御部305を介して印刷ヘッド22を駆動させてテスト印刷を実行し、その後の経過時間をタイマー312を用いて計測し、以降マニュアルクリーニング指示を受信するごとに誤操作判断を行うように構成されている。
一方、所定時間が経過しないうちに次のマニュアルクリーニング指示を受信した場合には、ユーザが前回のテスト印刷によってドット抜け確認をした結果、十分なクリーニングが行われていないと判断して、再度マニュアルクリーニング指示を与えたものと認識して、ノズルの目詰まり解消に、より効果的なインク吸引を行う。通常、ユーザはテスト印刷によって十分なクリーニングが行われていないと判断すると、テスト印刷からそれほど時間が経過しないうちに再度マニュアルクリーニング指示を与えるものと考えられる。したがって、所定時間は比較的短時間に設定するのが好ましく、本実施形態では例えば1時間に設定されている。
図5はインクジェットプリンタ240がマニュアルクリーニング指示を受信した場合に行う誤操作判断処理を説明するためのフローチャートである。図6は、具体的な誤操作判断処理の一例を時間軸上に示した図である。以下、図6の誤操作判断処理の一例に沿って説明する。
Claims (10)
- インクを印刷媒体に付着させて画像を形成するインクジェットプリンタであって、
インクを吐出するノズルを備えた印刷ヘッドと、
前記印刷ヘッドを駆動する印刷ヘッド制御部と、
ユーザからのクリーニング指示に応じて第1のクリーニングおよび該第1のクリーニングよりもインク消費量の少ない第2のクリーニングの少なくともいずれか一方を行うクリーニング制御部と、
前記印刷ヘッド制御部に印刷を実行させる印刷指示部と、を備え、
前記クリーニング制御部は、前記クリーニング指示を受けた時点が、前回のクリーニングを実行しその後テスト印刷を行ってから、所定時間以上経過していれば前記クリーニング指示は誤操作による指示であると判断し、前記第2のクリーニングを実行し、前記所定時間を経過していなければ前記第1のクリーニングを実行することを特徴とするインクジェットプリンタ。 - 前記第2のクリーニングは、前記第1のクリーニングよりもインク消費量が1/1000以下であることを特徴とする請求項1に記載のインクジェットプリンタ。
- 前記第1のクリーニングは、クリーニング機構によって前記印刷ヘッドをキャッピングして実行されるインク吸引であり、前記第2のクリーニングは、前記印刷ヘッド制御部を介して行われる前記印刷ヘッドからインクを吐出するフラッシング動作であることを特徴とする請求項1または2に記載のインクジェットプリンタ。
- 前記第1のクリーニングは、クリーニング機構によって前記印刷ヘッドをキャッピングして実行されるインク吸引であり、前記第2のクリーニングは、前記印刷ヘッドをキャッピングすることなく、インク吸引動作を実行することを特徴とする請求項1または2に記載のインクジェットプリンタ。
- 前記クリーニング制御部は、前記クリーニング指示を受けた時点で、前回のクリーニングを実行した後、1度も印刷が行われていなければ前記第2のクリーニングを実行することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のインクジェットプリンタ。
- インクを印刷媒体に付着させて画像を形成するインクジェットプリンタの制御方法であって、
ユーザからのクリーニング指示に応じて第1のクリーニングを実行するステップと、
前記第1のクリーニング実行後、印刷を実行させるステップと、
次のクリーニング指示を受けた時点が、前記第1のクリーニングを実行しその後テスト印刷を行ってから、所定時間以上経過していれば前記クリーニング指示は誤操作による指示であると判断し、前記第1のクリーニングよりもインク消費量の少ない第2のクリーニングを実行し、前記所定時間を経過していなければ前記第1のクリーニングを実行するステップと、を備えたインクジェットプリンタの制御方法。 - 前記第2のクリーニングは、前記第1のクリーニングよりもインク消費量が1/1000以下であることを特徴とする請求項6に記載のインクジェットプリンタの制御方法。
- 前記第1のクリーニングは、クリーニング機構によって前記印刷ヘッドをキャッピングして実行されるインク吸引であり、前記第2のクリーニングは、前記印刷ヘッド制御部を介して行われる前期印刷ヘッドからインクを吐出するフラッシング動作であることを特徴とする請求項6または7に記載のインクジェットプリンタの制御方法。
- 前記第1のクリーニングは、クリーニング機構によって前記印刷ヘッドをキャッピングして実行されるインク吸引であり、前記第2のクリーニングは、前記印刷ヘッドをキャッピングすることなく、インク吸引動作を実行することを特徴とする請求項6または7に記載のインクジェットプリンタの制御方法。
- 前記クリーニング指示を受けた時点で、前回のクリーニングを実行した後、1度も印刷が行われていなければ前記第2のクリーニングを実行することを特徴とする請求項6から9のいずれか1項に記載のインクジェットプリンタの制御方法。
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