JP2005166604A - コネクタのロック構造 - Google Patents

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Abstract


【課題】 ロック強度の増大とロック解除力の低減とを併せて実現し、加えてロックフィーリングを安定させる。
【解決手段】 雄ハウジング10の上面には被係止部14が突出形成される。雌ハウジング20には、被係止部14に係止可能な係止部35を先端に設けたロックアーム33が基端部36を中心に弾性的な傾動可能に設けられるとともに、支点部42を中心にシーソー状に弾性傾動可能な解除アーム40がロックアーム33とは別に設けられる。解除アーム40の前端側がロックアーム33の先端側を囲む枠状に形成され、係止部35の左右両面に突片48が形成されるのに対して、解除アーム40の左右の枠41の内面には、解除片49が形成されて突片48の裏側に臨んでいる。操作部44を押して解除アーム40を傾動させることで、ロックアーム33の係止部35が持ち上げられ、ロックが解除される。
【選択図】 図11

Description

本発明は、コネクタのロック構造に関する。
従来この種のロック構造の一例として、特許文献1に記載されたものが知られている。このものは、図36に示すように、雌ハウジング1側にシーソー状に弾性変位可能なロックアーム2が設けられ、ロックアーム2の前端側には、相手の雄ハウジング3に設けられた被係止部4に係止可能な係止部5が設けられるとともに、後端側には操作部6が設けられている。そして雌雄のハウジング1,3が嵌合されると、嵌合の途中で、ロックアーム2が支点部7を中心に弾性的に傾動しつつ係止部5が被係止部4に乗り上げ、両ハウジング1,3が正規に嵌合されると、係止部5が被係止部4を通過することで、ロックアーム2が元姿勢に復元しつつ係止部5が被係止部4の後面に係止し、両ハウジング1,3が正規の嵌合状態にロックされる。一方、ロック状態から操作部6を押してロックアーム2を強制的に前上がりに傾動させると、係止部5による被係止部6に対する係止が解除されることで、両ハウジング1,3が離脱できるようになっている。
特開平8−222312号公報
しかるに上記のロック構造では、係止力すなわちロック強度を増すためには、ロックアーム2の支点部7を太くする等により剛性を高める必要があるが、そうするとロックを解除すべくロックアーム2を強制的に傾動させるのにも大きな力が必要となる。逆にロックの解除力の低減を優先すれば、ロック強度に劣る結果を招き、ロック強度の増大と、解除力の低減とは相容れないという事情があった。
また、ロックが掛かる場合は、ロックアーム2が弾性的に復元しつつ係止部5が被係止部4の後面に掛かり、そのときに相手の雄ハウジング3における被係止部4の直後部分を打って打圧音を発したり、かちっと嵌るといった、いわゆるロックフィーリングが得られるようにしているが、ロックアーム2がシーソー状であると、後端側(操作部6側)に指や他の外装部品等が触れている場合には、ともすればロックアーム2が勢い良く復元する機能が殺がれ、十分なロックフィーリングが得られない場合があった。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、その目的は、ロック強度の増大とロック解除力の低減とを併せて実現し、加えてロックフィーリングを安定させるところにある。
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、互いに嵌合される雌雄一対のコネクタハウジングのうちの一方のコネクタハウジングには、他方のコネクタハウジングの被係止部に係止可能な係止部を先端側に設けたロックアームが基端側を中心として弾性的な傾動可能に設けられるとともに、この一方のコネクタハウジングには、シーソー状をなして弾性的に傾動可能な解除アームが前記ロックアームとは別に設けられ、この解除アームの一端側に設けられた解除部が前記ロックアームの先端側の裏側に臨んでおり、前記解除アームの他端側に設けられた操作部を押圧することによる傾動に伴って前記ロックアームの先端側が弾性的に持ち上げられることで、前記係止部の前記被係止部に対する係止の解除が可能とされている構成としたところに特徴を有する。
請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記ロックアームの先端と前記解除アームの一端とが、揃って相手のコネクタハウジングとの嵌合方向の前方に延出して設けられるとともに、前記解除アームの一端側が前記ロックアームの先端側を囲むような枠状に形成され、前記解除アームの左右の枠には、前記解除部が、前記ロックアームの先端側における左右の側縁の裏面と係合可能に形成されているところに特徴を有する。
請求項3の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記ロックアームの先端と前記解除アームの一端とが、揃って相手のコネクタハウジングとの嵌合方向の前方に延出して設けられるとともに、前記ロックアームの先端側が前記解除アームの一端側を囲むような枠状に形成され、前記解除アームの一端側の左右の側縁には、前記解除部が、前記ロックアームの先端側における左右の枠の裏面と係合可能に形成されているところに特徴を有する。
請求項4の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記ロックアームは、その先端が相手のコネクタハウジングとの嵌合方向の後方に延出して設けられる一方、前記解除アームは、その一端が前記相手のコネクタハウジングとの嵌合方向の前方に延出して前記ロックアームの先端側と突き合うように設けられているところに特徴を有する。
<請求項1の発明>
両ハウジングを嵌合させると、解除アームを元位置に残したまま、ロックアームのみが基端側を中心に弾性的に傾動しつつ係止部が被係止部を乗り越し、正規嵌合されると、係止部が被係止部を通過するため、ロックアームが元姿勢に復元しつつ係止部が被係止部の後面に係止することで、両ハウジングが正規の嵌合状態にロックされる。
両ハウジングの嵌合を解除する場合は、解除アームの他端の操作部を押し込むと、解除アームの一端が持ち上げられるように傾動変位し、これにより解除部がロックアームの先端側を押し上げることで、係止部が被係止部の後面から外れてロックが解除される。
このように本発明では、ロックアームとは別に、シーソー状に傾動変位可能な解除アームを設け、解除アームを傾動操作したときのてこ作用を利用してロックアームの係止部を押し上げることによりロック解除している。そのため、ロックアームの基端側を太くする等により剛性を高めることで、係止力すなわちロック強度の増大化を図りながらも、ロックの解除動作はスムーズかつ確実に行うことができる。また、解除アームの支点部を必要最小限に細く抑える等により、解除アームの傾動操作自体も小さな力で行うことができる。
すなわち、ロック強度の増大とロック解除力の低減とを併せて実現することができる。
また、ロックアームの係止部が設けられた先端側と、解除アームの解除部が設けられた一端側とは敢えて分離されている。
仮に、ロックアームの先端側と解除アームの一端側とが一体に連結されていると、両ハウジングが正規嵌合されてロックアームが復動しようとした場合に、解除アームがむしろロックアームを引っ張るように機能して、係止部が相手のコネクタハウジングにおける被係止部の直後部分を打つ勢いが殺がれ、打圧音が小さかったり、かちっと嵌まらないといった、すなわちロックフィーリングが悪くなることが懸念される。
その点この発明では、ロックアームの先端側と解除アームの一端側とが分離されているから、両ハウジングの嵌合時にはロックアームのみが傾動して、正規嵌合した際にはロックアームのみが復動するため、係止部が相手のコネクタハウジングを勢い良く打つことができ、大きな打圧音と、かちっと嵌まった感触が得られ、すなわち安定したロックフィーリングを得ることができる。
また、ロックアームはいわゆる片持ち状であるから、シーソー状の場合のように、係止部とは反対側の端部に指や他の外装部品が触れることに起因して、ロックアームの復動の勢いが殺がれることが回避され、これによっても安定したロックフィーリングを得ることができる。
<請求項2の発明>
両ハウジングのロックを解除する場合、解除アームの他端の操作部を押し込むと、一端側の左右の枠に設けられた解除部が、ロックアームの先端側の左右の側縁を裏面から押し上げることで、係止部が被係止部の後面から外される。
特に、解除アームの一端側を、ロックアームの先端側を囲む枠状に形成したから、ロックアームの先端に極力寄った位置を押し上げることが可能となり、ロック解除動作をより小さい力で行うことができる。
<請求項3の発明>
ロックアームの先端側を、解除アームの一端側を囲む枠状に形成したから、ロックアームに対して幅広の係止部を設定することができ、相手のコネクタハウジングの被係止部と併せて、大きな係止面積が確保でき、ロック強度をより高めることができる。
<請求項4の発明>
ロックアームが、嵌合方向の後方に延出して設けられているから、両ハウジングを嵌合した際、ロックアームは、相手の被係止部に対して基端側から先端側に向けて順次に乗り上げる。そのため、ロックアームからの反力は嵌合が進むに従って次第に小さくなり、抵抗感が少なくてスムーズに嵌合操作することが可能となる。
以下、本発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。
<実施形態1>
本発明の実施形態1を図1ないし図12によって説明する。この実施形態では、図1及び図2に示すように、互いに嵌合可能な雄側のコネクタハウジング10(以下、雄ハウジングという)と、雌側のコネクタハウジング20(以下、雌ハウジングという)とから構成されている。なお以下では、各ハウジング10,20ついて嵌合面側を前方として説明する。
雄ハウジング10は機器直結型であって、図3にも示すように、合成樹脂製の機器本体11の外壁から横長断面の筒状となって一体的に突出形成されている。雄ハウジング10の奥面からは、タブ状をなす3本の雄端子12が、横方向に間隔を開けて並んで突出されている。
雌ハウジング20は同じく合成樹脂材によって形成され、大まかには図4及び図5にも示すように、横長断面のブロック状をなす端子収容部21の前端側の回りにフード部22が形成された形状であり、端子収容部21が相手の雄ハウジング10の内側に、フード部22が同雄ハウジング10の外側に嵌合可能である。端子収容部21内には、前後方向を向いた3本のキャビティ23が、上記した雄端子12と同じピッチで横方向に並んで形成されている。各キャビティ23の底面にはランス24が形成されている。
また、雄端子12と嵌合接続される雌端子25が、電線26の端末に防水ゴム栓27ともども固着されている。
雌端子25はキャビティ23内に後方から挿入され、ランス24を撓み変形させつつ押し込まれて正規位置まで挿入されると、図8に示すように、弾性復元したランス24により一次係止される。また詳しい構造は省略するが、端子収容部21の前面に装着されたフロントタイプのリテーナ28によって二重係止される。なおこのリテーナ28は、ハウジング10,20同士のシールを図るべく端子収容部21の付け根部分の外周に嵌着されたシールリング29を抜け止めする機能も果たしている。
次に、両ハウジング10,20のロック構造について説明する。雄ハウジング10の上面には、幅方向の中央部で、かつ前端に寄った位置に、被係止部14が突出形成されている。被係止部14の前面側は傾斜したガイド面14Aで、後面側は切り立った被係止面14Bとなっている。
雄ハウジング10の上面における被係止部14の両側には、ガイド壁15が全長にわたって形成されている。
雌ハウジング20のフード部22の上面には、一段上がったアーチ部30が形成されており、ただしこのアーチ部30の上面には、前端の一部を残して後方に開放するように窓孔31が形成され、後方の開放端は端子収容部21の後面の位置まで達している。
この窓孔31内には、ロックアーム33が設けられている。ロックアーム33は、一対のアーム34の先端同士が係止部35で連結された構造であって、各アーム34は、奥行方向の寸法が大きく、すなわち太くされた基端部36が、端子収容部21の上面におけるフード部22のほぼ後面の位置から一体的に立ち上げられ、さらに前方に向けて屈曲されて延出されている。両アーム34は、上記した雄ハウジング10の被係止部14の幅よりやや広い間隔を開けた平行姿勢を取って、窓孔31の前縁の所定寸法手前の位置まで延出され、両アーム34の延出端の間には、既述したように係止部35がわたされて連結されている。係止部35の前面下部の角は、丸みが付けられてガイド面35Aとされている。
要するところロックアーム33は、端子収容部21の上面から前方を向いた片持ち状に形成され、基端部36を支点として先端側が上下方向に弾性的な傾動変位可能に設けられており、両アーム34の間に、雄ハウジング10の被係止部14が嵌まる係止溝38が形成され、係止溝38の前面、すなわち係止部35における係止溝38に開口した後面が、被係止部14の被係止面14Bと対向する係止面35Bとなっている。
さて、上記した雌ハウジング20の窓孔31内には、ロックアーム33によるロックを解除すべく解除アーム40が、ロックアーム33とは別に設けられている。解除アーム40は、図6にも示すように、ロックアーム33の回りを囲むような方形の枠状に形成されている。正面から見た左右の枠41が、雄ハウジング10側のガイド壁15の内側に嵌入する間隔に配され、この左右の枠41の下面が、支点部42によって端子収容部21の上面と一体結合されている。この支点部42は、ロックアーム33の基端部36と比べて奥行方向の寸法が小さく、すなわち細く、またロックアーム33の基端部36の前半部と対応した位置に形成されている。
解除アーム40の後枠は幅広の板を横臥してわたしたような形状に形成され、この後枠が指等により押圧可能な操作部44となっている。また、前枠45の下面における幅方向の中央部には、雄ハウジング10の被係止部14の進入を許容する逃がし溝46が形成されている。
端的には解除アーム40は、操作部44を押圧することにより、支点部42を中心として前枠45が持ち上げられるように弾性的な傾動変位可能となっている。
そして、ロックアーム33の先端の係止部35における左右両側面には、図7に示すように、厚さ方向における表面側のほぼ半分の領域から、突片48が張り出し形成されている。
一方、解除アーム40の左右の枠41における突片48と対応した内面には、逆に厚さ方向における裏面側のほぼ半分の領域から、解除片49が張り出し形成され、各突片48の裏側に潜り込むように設けられている。
続いて、本実施形態の作用を説明する。
雌ハウジング20に対して雌端子25を装着したのち、この雌ハウジング20が、図8の矢線に示すように、雄ハウジング10に向けて嵌合される。雌ハウジング20は、解除アーム40を両ガイド壁15の内側に沿わせるようにして嵌合され、嵌合が進むと、被係止部14が解除アーム40の逃がし溝46を通って進入し、ガイド面14Aがロックアーム33の係止部35のガイド面35Aに当たることで、図9に示すように、ロックアーム33が基端部36を支点として弾性的に傾動しつつ係止部35が被係止部14に乗り上げる。ロックアーム33が傾動するときは、突片48が解除片49から上方に逃げるだけであるから、解除アーム40が元位置に残されたままロックアーム33のみが傾動する。
雌ハウジング20が正規位置まで嵌合されると、係止部35が被係止部14を通過するため、図10に示すように、ロックアーム33が元姿勢に復元しつつ被係止部14が係止溝38に嵌まり、係止面35Bに被係止部14の被係止面14Bが係止することで、両ハウジング10,20が正規の嵌合状態にロックされる。
一方、メンテナンス等において両ハウジング10,20の嵌合を解除するには、図10の状態から、図11の矢線に示すように、解除アーム40の操作部44を押し込むと、解除アーム40の前枠45が持ち上げられるように傾動変位し、それにより解除片49が突片48を押し上げることで、ロックアーム33の係止部35が上方に傾動する。
これにより、被係止部14に対する係止が解除されるから、その状態で雌ハウジング20を後方に引くと、図12に示すように、係止部35を被係止部14の上方を通過させつつ、雌ハウジング20を雄ハウジング10から引き抜くことができる(図8参照)。
このように本実施形態によれば、ロックアーム33とは別に、シーソー状に傾動変位可能な解除アーム40を設け、解除アーム40を傾動操作することに伴うてこ作用を利用してロックアーム33の係止部35を押し上げることにより、ロックを解除するようにしている。そのため、ロックアーム33の基端部36を太くしてその剛性を高めることで、係止力すなわちロック強度の増大化を図りながらも、ロックの解除動作をスムーズにかつ確実に行うことができる。解除アーム40の支点部42を必要最小限に細くすることで、解除アーム40の傾動操作自体も小さな力で行うことができる。
また本実施形態では、ロックアーム33の係止部35側と、解除アーム40の前枠45側とが敢えて分離している。上記したように、両ハウジング10,20はロックアーム33を傾動させつつ嵌合され、正規嵌合に至ると、ロックアーム33が弾性的に復元しつつロックが掛かるのであるが、ロックアーム33が復元したときに、例えば先端側の係止部35が雄ハウジング10の上面における被係止部14の直後部分を打つことで、打圧音を発し、またかちっと嵌まる等、いわゆるロックフィーリングが得られるようにしている。
ここで仮に、ロックアーム33の係止部35側と解除アーム40の前枠45側とが一体に連結されていると、両ハウジング10,20が正規嵌合されてロックアーム33が復動しようとした場合に、解除アーム40がむしろロックアーム33を引っ張るように機能して、係止部35が相手の雄ハウジング10の上面を打つ勢いが殺がれ、打圧音が小さかったり、かちっと嵌まらない、すなわちロックフィーリングが悪くなることが懸念される。
その点この実施形態では、上記のように、ロックアーム33の係止部35側と解除アーム40の前枠45側とを分離したから、両ハウジング10,20の嵌合に伴いロックアーム33のみが傾動して、正規嵌合した際にはロックアーム33のみが復動することで、係止部35が相手の雄ハウジング10の上面を勢い良く打つことができ、大きな打圧音と、かちっと嵌まった感触が得られ、すなわち安定したロックフィーリングを得ることができる。
またこの実施形態では、解除アーム40の解除片49が、ロックアーム33の先端により近い位置に設けられた突片48を持ち上げるようにしたから、てこ作用がより有効に活かされて、さらに小さな操作力で解除動作を行うことができる。
<実施形態2>
次に、本発明の実施形態2を図13ないし図24によって説明する。この実施形態2では、実施形態1と比べて、ロック並びにその解除部分の構造に変更が加えられており、以下には主にその変更部分について説明する。なお、雄ハウジング10A、雌ハウジング20Aとも、実施形態1と同一機能を有する部位については、同一符号を付すことで、説明を簡略化または省略する。
図13及び図14において、雄ハウジング10Aの上面には、幅方向の中央部で、かつ前後方向の中央部からやや前方に寄った位置に、被係止部16が突出形成されている。被係止部16は、その前面側が傾斜したガイド面16Aで、後面側は切り立った被係止面16Bとなっているが、特にその幅が、実施形態1の被係止部14の3倍弱と大きく取られている。被係止部16の両側には、ガイド壁17が全長にわたって形成されている。
雌ハウジング20Aのアーチ部30に設けられた窓孔31A内には、ロックアーム53が設けられている。ロックアーム53は、一対のアーム54の先端同士が係止部55で連結された構造であって、各アーム54は、奥行方向の寸法が大きく、すなわち太くされた基端部56が、端子収容部21の上面におけるフード部22の後面よりも後方位置から一体的に立ち上げられ、さらに前方に向けて屈曲されて延出されている。両アーム54は、上記した雄ハウジング10Aの被係止部16の幅よりやや広い間隔を開けた平行姿勢を取って、窓孔31の前縁にほぼ達する位置まで延出され、両アーム54の延出端の間には、既述したように係止部55がわたされて連結されている。係止部55の前面下部の角には、丸みが付けられたガイド面55Aが形成されている。ロックアーム53は、雄ハウジング10A側のガイド壁17の内側に嵌入可能となっている。
改めるとロックアーム53は、端子収容部21の上面から前方を向いた片持ち状に形成され、基端部56を支点として先端側が上下方向に弾性的な傾動変位可能に設けられており、両アーム54の間に、雄ハウジング10Aの被係止部16が嵌まる係止溝58が形成され、係止溝58の前面、すなわち係止部55における係止溝58に開口した後面が、被係止部16における被係止面16Bと対向する係止面55Bとなっている。
この雌ハウジング20Aの窓孔31A内には、ロックアーム53によるロックを解除すべく解除アーム60が、ロックアーム53とは別に設けられている。解除アーム60は、図18にも示すように、ロックアーム53の係止溝58内に嵌まる細長い形状に形成され、図14に示すように、その下面の長さ方向の途中位置に設けられた支点部62が、端子収容部21の上面に連結されている。支点部62は、上記したロックアーム53の基端部56の前半部分と対応する位置に設けられている。
解除アーム60の前端は、係止溝58の前縁から、上記した被係止部16が嵌合可能なスペースを開けた手前の位置まで延出しているとともに、後端は端子収容部21の後面付近まで延出しており、その後端の上面には、幅広の板状をなす操作部64が横向きに形成されている。なお、操作部64の両端部は、端子収容部21の上面から立ち上がって後方に向けて回曲された脚片65と連結されて受けられている。
したがって解除アーム60は、脚片65を屈曲させつつ操作部64を押圧することにより、支点部62を中心として前端が持ち上げられるように弾性的な傾動変位可能となっている。
そして、図19、図20に示すように、ロックアーム53の係止溝58の左右両側面における解除アーム60の前端と対応する領域では、厚さ方向における表面側のほぼ半分の領域から、突片68が張り出し形成されている。
一方、解除アーム60の前端における左右の側面には、逆に厚さ方向における裏面側のほぼ半分の領域から、解除片69が張り出し形成され、各突片68の裏側に潜り込むように設けられている。
実施形態2の作用は以下のようである。
雌端子25が装着された雌ハウジング20Aが、図14の矢線に示すように、雄ハウジング10Aに向けて嵌合される。雌ハウジング20Aは、ロックアーム53を両ガイド壁17の内側に沿わせるようにして嵌合され、嵌合が進むと被係止部16が進入し、ガイド面16Aがロックアーム53の係止部55のガイド面55Aに当たることで、図21に示すように、ロックアーム53が基端部56を支点として弾性的に傾動しつつ係止部55が被係止部16に乗り上げる。ロックアーム53が傾動するときは、突片68が解除片69の上方へ逃げるだけであるから、解除アーム60が元位置に残されたままロックアーム53のみが傾動する。
雌ハウジング20Aが正規位置まで挿入されると、係止部55が被係止部16を通過するため、図22に示すように、ロックアーム53が元姿勢に復元しつつ被係止部16が係止溝58に嵌まり、係止面55Bに被係止部16の被係止面16Bが係止することで、両ハウジング10A,20Aが正規の嵌合状態にロックされる。
両ハウジング10A,20Aの嵌合を解除するには、図22の状態から、図23の矢線に示すように、解除アーム60の操作部64を押し込むと、解除アーム60の前端が持ち上げられるように傾動変位し、それにより解除片69が突片68を押し上げることで、ロックアーム53の係止部55が上方に傾動する。
これにより、被係止部16に対する係止が解除されるから、その状態で雌ハウジング20Aを後方に引くと、図24に示すように、係止部55を被係止部16の上方を通過させつつ、雌ハウジング20Aを雄ハウジング10Aから引き抜くことができる(図14参照)。
実施形態2においても、ロックアーム53とは別に、シーソー状に傾動変位可能な解除アーム60を設け、解除アーム60を傾動操作することに伴うてこ作用を利用してロックアーム53の係止部55を押し上げることにより、ロックを解除するようにしている。そのため、ロックアーム53の基端部56を太くしてその剛性を高めることで、係止力すなわちロック強度の増大化を図りながらも、ロックの解除動作をスムーズにかつ確実に行うことができる。解除アーム60の支点部62を必要最小限に細くすることで、解除アーム60の傾動操作自体も小さな力で行うことができる。
また、同じくロックアーム53の係止部55側と解除アーム60の前端とを分離したから、両ハウジング10A,20Aの嵌合に伴いロックアーム53のみが傾動して、正規嵌合した際にはロックアーム53のみが復動することで、係止部55が相手の雄ハウジング10Aの上面を勢い良く打つことができ、大きな打圧音と、かちっと嵌まった感触が得られ、すなわち安定したロックフィーリングを得ることができる。
なおこの実施形態2では、ロックアーム53の先端側が、言わば解除アーム60の前端側を囲む枠状に形成されているから、ロックアーム53に対して幅広の係止部55を設定することができ、幅広に形成された相手の雄ハウジング10Aの被係止部16と併せて、大きな係止面積が確保でき、ロック強度をより高めることができる。
<実施形態3>
図25ないし図35は本発明の実施形態3を示す。この実施形態3では、ロック並びにその解除部分の構造にさらに変更が加えられており、以下には主にその変更部分について説明する。なお、雄ハウジング10B、雌ハウジング20Bとも、実施形態1及び実施形態2と同一機能を有する部位については、同一符号を付すことで、説明を簡略化または省略する。
図25及び図26において、雄ハウジング10Bの上面には、幅方向の中央部で、かつほほ前端に寄った位置に、被係止部18が形成されている。被係止部18は、実施形態1と同様に幅狭に形成され、前面側が傾斜したガイド面18Aで、後面側は切り立った被係止面18Bとなっている。被係止部18の両側にはガイド壁19が形成されているが、被係止部18よりも後方の領域に限って設けられている。このガイド壁19は、雌ハウジング20Bにおけるアーチ部30の側壁の内側に嵌入可能となっている。
雌ハウジング20Bのアーチ部30には、前端の一部を残して後方に開放するように窓孔31Bが形成され、ただしこの窓孔31Bは、前側が幅狭で、後側が幅広の段差状に形成されている。窓孔31B内には、ロックアーム73が設けられている。ロックアーム73は、一対のアーム74の先端同士が係止部75で連結された構造であるが、上記実施形態1及び実施形態2とは違って、アーム74が比較的短寸で、かつ相手の雄ハウジング10Bとの嵌合方向の後方に向けて延出して形成されている。より詳細には、窓孔31Bの幅狭部の前縁から、比較的短寸の一対のアーム74が、雄ハウジング10Bの被係止部18の幅よりやや広い間隔を開けた平行姿勢で、かつ斜め下方を向いて延出形成され、両アーム74の延出端の間には係止部75がわたされて連結されている。この係止部75の後面(図26の右側の面)における幅方向の中央部が、被係止部18の被係止面18Bに係止可能な係止面75Bとなっている。両アーム74の間は、被係止部18が移動可能な逃がし溝78となっており、上記した係止面75Bの裏側の逃がし溝78に開口した面では、下部の角に丸みが付けられたガイド面75Aが形成されている。
改めるとロックアーム73は、アーチ部30の窓孔31Bの前縁から後方の斜めを下を向いた姿勢で、比較的短寸の片持ち状に形成され、基端部76を支点として先端側が上下方向に弾性的な傾動変位可能に設けられている。
また、雌ハウジング20Bの窓孔31B内には、ロックアーム73によるロックを解除すべく解除アーム80が、ロックアーム73とは別に設けられている。解除アーム80は、図30にも示すように、幅広でかつ浅いチャンネル材を伏せて前後方向に向けたような形状に形成され、左右の側壁81の下面における長さ方向の途中位置に設けられた支点部82が、端子収容部21の上面に連結されている。支点部82は、フード部22の後面よりもさらに後方位置に設けられている。
解除アーム80の前端は、上記したロックアーム73の先端と突き合うように延出されているとともに、後端は端子収容部21の後面付近まで延出し、その後端の上面には、幅広の板状をなす操作部84が横向きに形成されている。
したがって解除アーム80は、操作部84を押圧することで、支点部82を中心として前端が持ち上げられるように弾性的な傾動変位可能となっている。
ロックアーム73の係止部75の後面には、係止面75Bの両側において後方に突出した突部77が形成され、両突部77の外側面には、図31に示すように、一段高い位置から突片88が張り出し形成されている。
一方、解除アーム80の前端には、ロックアーム73おける突片88を含む両突部77を内側に嵌めて逃がす凹部90が形成されており、この凹部90の左右の側壁の下端部には、解除片89が張り出し形成され、各突片88の裏側に潜り込むように設けられている。
実施形態3の作用は以下のようである。
雌端子25が装着された雌ハウジング20Bが、図26の矢線に示すように、雄ハウジング10Bに向けて嵌合される。雌ハウジング20Bは、アーチ部30の左右の側壁を両ガイド壁19の外側に沿わせるようにして嵌合され、嵌合が進むと被係止部18がロックアーム73の逃がし溝78に進入し、ガイド面18Aがロックアーム73の係止部75のガイド面75Aに当たることで、図32に示すように、ロックアーム73が基端部76を支点として弾性的に傾動しつつ係止部75が被係止部18に乗り上げる。ロックアーム73が傾動するときは、突片88が解除片89の上方へ逃げるだけであるから、解除アーム80が元位置に残されたままロックアーム73のみが傾動する。
雌ハウジング20Bが正規位置まで挿入されると、係止部75が被係止部18を通過するため、図33に示すように、ロックアーム73が元姿勢に復元しつつ係止部75が被係止部18の後面に嵌まり、係止面75Bに被係止部18の被係止面18Bが係止することで、両ハウジング10B,20Bが正規の嵌合状態にロックされる。
両ハウジング10B,20Bの嵌合を解除するには、図33の状態から、図34の矢線に示すように、解除アーム80の操作部84を押し込むと、解除アーム80の前端が持ち上げられるように傾動変位し、それにより解除片89が突片88を押し上げることで、ロックアーム73の係止部75が上方に傾動する。
これにより、被係止部18に対する係止が解除されるから、その状態で雌ハウジング20Bを後方に引くと、図35に示すように、係止部75を被係止部18の上方を通過させつつ、雌ハウジング20Bを雄ハウジング10Bから引き抜くことができる(図26参照)。
この実施形態3でも、ロックアーム73とは別に、シーソー状に傾動変位可能な解除アーム80を設け、解除アーム80を傾動操作することに伴うてこ作用を利用してロックアーム73の係止部75を押し上げることにより、ロックを解除するようにしている。そのためロックアーム73を、比較的短寸としてアーチ部30の窓孔31Bの前縁から直接に延ばすことにより剛性を高めることで、係止力すなわちロック強度の増大化を図りながらも、ロックの解除動作をスムーズにかつ確実に行うことができる。解除アーム80の支点部82を必要最小限に細くすることで、解除アーム80の傾動操作自体も小さな力で行うことができる。
また同様に、ロックアーム73の係止部75と解除アーム80の前端とを分離したから、両ハウジング10B,20Bの嵌合に伴いロックアーム73のみが傾動して、正規嵌合した際にはロックアーム73のみが復動することで、係止部75が相手の雄ハウジング10Bの上面を勢い良く打つことができ、大きな打圧音と、かちっと嵌まった感触が得られ、すなわち安定したロックフィーリングを得ることができる。
なおこの実施形態3では、ロックアーム73が、嵌合方向の後方に延出して設けられているため、両ハウジング10B,20Bを嵌合した際、ロックアーム73は、相手の被係止部18に対して基端側から先端側に向けて順次に乗り上げる。そのため、ロックアーム73からの反力は嵌合が進むに従って次第に小さくなり、抵抗感が少なくスムーズに嵌合操作することができる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)上記実施形態では、ロックアーム並びに解除アームが雌ハウジング側に設けられた場合を例示したが、両アームが雄ハウジング側に設けられていてもよい。
(2)本発明は、機器直接型のコネクタに限らず、ワイヤ−ワイヤの型式のコネクタにも同様に適用することができる。
(3)また、非防水のコネクタにも同様に適用可能である。
本発明の実施形態1に係る両ハウジングの嵌合前の平面図 その縦断面図 雄ハウジングの正面図 雌ハウジングの正面図 その背面図 雌ハウジングのロック機構部の斜視図 図1のa−a線断面図 両ハウジングの嵌合動作を示す縦断面図 嵌合途中の部分縦断面図 嵌合完了時の縦断面図 解除アームを押し込み操作した状態の部分縦断面図 離脱途中の部分縦断面図 実施形態2に係る両ハウジングの嵌合前の平面図 その縦断面図 雄ハウジングの正面図 雌ハウジングの正面図 その背面図 雌ハウジングのロック機構部の斜視図 図13のb−b線断面図 図13のc−c線断面図 嵌合途中の部分縦断面図 嵌合完了時の縦断面図 解除アームを押し込み操作した状態の部分縦断面図 離脱途中の部分縦断面図 実施形態3に係る両ハウジングの嵌合前の平面図 その縦断面図 雄ハウジングの正面図 雌ハウジングの正面図 その背面図 雌ハウジングのロック機構部の斜視図 図25のd−d線断面図 嵌合途中の部分縦断面図 嵌合完了時の縦断面図 解除アームを押し込み操作した状態の部分縦断面図 離脱途中の部分縦断面図 従来例の縦断面図
符号の説明
10,10A,10B…雄ハウジング
14,16,18…被係止部
20,20A,20B…雌ハウジング
33,53,73…ロックアーム
35,55,75…係止部
36,56,76…(ロックアームの)基端部
40,60,80…解除アーム
41…(解除アーム40の左右の)枠
42,62,82…(解除アームの)支点部
44,64,84…操作部
48,68,88…突片
49,69,89…解除片(解除部)
54…アーム(ロックアーム53の左右の枠)

Claims (4)

  1. 互いに嵌合される雌雄一対のコネクタハウジングのうちの一方のコネクタハウジングには、他方のコネクタハウジングの被係止部に係止可能な係止部を先端側に設けたロックアームが基端側を中心として弾性的な傾動可能に設けられるとともに、この一方のコネクタハウジングには、シーソー状をなして弾性的に傾動可能な解除アームが前記ロックアームとは別に設けられ、この解除アームの一端側に設けられた解除部が前記ロックアームの先端側の裏側に臨んでおり、前記解除アームの他端側に設けられた操作部を押圧することによる傾動に伴って前記ロックアームの先端側が弾性的に持ち上げられることで、前記係止部の前記被係止部に対する係止の解除が可能とされていることを特徴とするコネクタのロック構造。
  2. 前記ロックアームの先端と前記解除アームの一端とが、揃って相手のコネクタハウジングとの嵌合方向の前方に延出して設けられるとともに、前記解除アームの一端側が前記ロックアームの先端側を囲むような枠状に形成され、前記解除アームの左右の枠には、前記解除部が、前記ロックアームの先端側における左右の側縁の裏面と係合可能に形成されていることを特徴とする請求項1記載のコネクタのロック構造。
  3. 前記ロックアームの先端と前記解除アームの一端とが、揃って相手のコネクタハウジングとの嵌合方向の前方に延出して設けられるとともに、前記ロックアームの先端側が前記解除アームの一端側を囲むような枠状に形成され、前記解除アームの一端側の左右の側縁には、前記解除部が、前記ロックアームの先端側における左右の枠の裏面と係合可能に形成されていることを特徴とする請求項1記載のコネクタのロック構造。
  4. 前記ロックアームは、その先端が相手のコネクタハウジングとの嵌合方向の後方に延出して設けられる一方、前記解除アームは、その一端が前記相手のコネクタハウジングとの嵌合方向の前方に延出して前記ロックアームの先端側と突き合うように設けられていることを特徴とする請求項1記載のコネクタのロック構造。
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