JP4760686B2 - ロック構造 - Google Patents

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Description

本発明は、弾性変形するロック片を備えたロック構造に関する。
この種のロック構造として、例えば特許文献1に記載のものが知られている。この構造は、リレーボックスのボックス本体に被せたカバーをロックするためのものであり、カバーの外壁にはロック突部が設けられ、ボックス本体の外壁には片持ち状をなして上方(カバーが被せられる側)に立ち上がるロック片が設けられている。このロック片には、カバーのロック突部と係合可能なロック孔が形成されている。
そして、ボックス本体の上側にカバーを被せると、ロック片の上端部がロック突起に乗り上げてロック片が外側に弾性撓みし、ロック片の上端部がロック突起を乗り越えるとロック片が内側に弾性復帰するとともにロック片のロック孔がロック突起に嵌まって係合し、ボックス本体とカバーとがロックされるようになっている。
特開平8−9532号公報(第2図)
ところで、上記構成のロック構造では、メンテナンス等のためにボックス本体からカバーを外すには、カバーの上側(ロック片の上端側)からロック片の上端部の内側へマイナスドライバーのような治具の先端を差し込んで、ロック片を解除方向に撓ませることになる。この場合、ロック解除操作を小さな力で行うには、テコ動作を利用することが一般的であり、そのために治具の先端をロック片の先端に宛ったまま、先端を中心に治具をカバー側に傾け、治具の途中部分をカバーの外縁に当てる。そして、カバーにおける治具が当接した部分を支点として治具をさらに傾ければ、治具の先端側がロック片をロック解除方向に変位させることができる。
このようなテコ動作を利用してロック解除を行う場合には、ロック解除操作する際の治具の角度は、ロック片の先端の位置と、治具の途中部分がカバーに当接して得られる支点の位置とによって概ね決定される。ところが、上記構成では、支点の位置はカバーの形状に応じて決まる一カ所にしかない。このことは、ロック解除操作のために治具が挿入される領域が極めて狭い1箇所の角度範囲に限定されることを意味し、ひいては治具を挿入して操作する予定の領域内には他の部品を配置できないという部品配置上の制約を生じさせる。
そして、例えば車両のドア内にスイッチやコネクタ等の電装品を組み込む場合には、それらの電装品の周囲空間には余裕がないため高密度な配置が余儀なくされることがある。このような場合、上記のような従来のロック構造では、電装品のロック構造として適用しようとしても、上述の部品配置上の制約のため採用できない。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、弾性変形するロック片を備えたロック構造において、そのロックの解除操作に必要な治具の挿入操作領域における制約を緩和し、ひいては部品配置上の制約を緩和することが可能なロック構造を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、一方の部材と他方の部材とを取り付けた状態にロックするロック構造であって、前記一方の部材に設けられ、前記他方の部材に対する取り付け方向前側端が自由端となる片持ち状をなし、前記一方の部材と他方の部材とを取り付ける際には弾性変形するとともに両部材が取り付け状態に至ると弾性復帰して前記他方の部材に設けられたロック部に係合するロック片と、このロック片に設けられ、ロック解除用治具の先端を係合可能な解除操作部と、前記一方の部材における前記解除操作部よりも前記ロック片の基端側に設けられ、先端が前記解除操作部に係合された前記ロック解除用治具のうち前記先端よりも基端側の部分を支え、前記ロック解除用治具の先端が前記ロック片を係合解除方向に弾性変形させるテコ動作を支える第一支点部と、前記第一支点部とは異なる位置に設けられ、先端が前記解除操作部に係合された前記ロック解除用治具のうち前記先端よりも基端側の部分を支え、前記ロック解除用治具の先端が前記ロック片を係合解除方向に弾性変形させるテコ動作を支える第二支点部と、を備えるところに特徴を有する。
請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記他方の部材には前記ロック部を備えたロック壁部が互いに対向状態で一対設けられるとともに、前記ロック片は前記一対のロック壁部に対してそれらの外側から係合可能に一対が設けられ、前記各ロック片には、前記一対のロック壁部の内側に進入して同ロック片との間に前記各ロック壁部を挟み込み可能な補助壁が一体に設けられているところに特徴を有する。
請求項3の発明は、請求項1または請求項2に記載のものにおいて、前記解除操作部は、前記ロック片の自由端側に開放されているところに特徴を有する。
<請求項1の発明>
請求項1の発明によれば、ロック部とロック片との係合を解除するには、第一支点部近くからロック解除用治具を挿入してその先端を解除操作部に係合させ、先端よりも基端側の部分を第一支点部に当ててテコ動作を利用し、ロック片を係合解除方向に弾性変形させる。また、第一支点部とは異なる位置に設けられた第二支点部近くからロック解除用治具を挿入してその先端を解除操作部に係合させ、先端よりも基端側の部分を第二支点部に当てて、同様にロック片を係合解除方向に弾性変形させることもできる。そして、第一支点部を支点としてロックを解除する場合と、第二支点部を支点としてロックを解除する場合とでは、ロック解除用治具の挿入操作領域が異なる。これにより、異なる挿入操作領域のうち、どちらか選択した挿入操作領域にロック解除用治具を挿入してロックの解除操作を行うことができるから、挿入操作領域が1箇所に限定されている場合に比べてロック解除用治具の挿入操作領域における制約が緩和される。
そして、ロックの解除操作のためには、異なる2つの挿入操作領域のうちいずれかの挿入操作領域が確保されればよいから、部品等の配置における設計の自由度が高まり、部品配置上の制約が緩和される。
したがって、ロックの解除操作に必要なロック解除用治具の挿入領域における制約が緩和され、ひいては部品配置上の制約を緩和することが可能となる。
<請求項2の発明>
請求項2の発明によれば、各ロック片は、他方の部材に設けられたロック壁部を、補助壁との間に挟み込んで係合する。この補助壁はロック片と一体に設けられているので、ロック片は外側(ロック解除側)へ変位しにくくなる。このため、ロック片とロック部との係合状態が解除されにくく、一方の部材と他方の部材との取り付け状態が確実に保持される。
<請求項3の発明>
請求項3の発明によれば、解除操作部は、ロック片の自由端側に開放されているから、ロック片の自由端側からロック解除用治具を差し込んで、ロック片とロック部との係合解除操作を行うことができる。これにより、ロック片の基端側からだけでなく自由端側からも解除操作部を操作することが可能になるから、ロックの解除操作に必要なロック解除用治具の挿入領域における制約がより緩和され、ひいては部品配置上の制約をより緩和することが可能となる。
以下、本実施形態を図1〜図8によって説明する。
本実施形態の電線ホルダ10は、機器側コネクタ(図示せず)に嵌合可能なコネクタ40に取り付けられ、そのコネクタ40から引き出された電線Wを所定方向へ屈曲させた状態に保持するものである。
コネクタ40は、合成樹脂材により略直方体状に形成されたハウジング41を備え、その内部には図示しない端子金具が収容されている。各端子金具に接続された電線Wは、図1に示すように、ハウジング41の下面から下方に延出された後、電線ホルダ10によって前方(図1の左方)へ屈曲されて保持される。ハウジング41の下端部には、電線ホルダ10を取り付けるための係止突部42が幅方向に一対設けられている。
電線ホルダ10は合成樹脂材よりなり、ハウジング41から垂下する電線Wの後側(電線Wが屈曲された状態で電線Wの復元方向となる側)に沿うようにして取り付けられる。電線ホルダ10は、電線Wを屈曲させる前の状態では全体として上下方向に長い形状をなしている(図2および図3参照)。
電線ホルダ10の上端部には、電線ホルダ10をハウジング41に取り付けた状態に保持する取付け部11が幅方向に一対設けられている。各取付け部11には、コネクタ40の係止突部42に係合可能な係止孔11Aが開口されており、各係止孔11Aと各係止突部42との係合により、電線ホルダ10がコネクタ40に取り付けられて保持される。
取付け部11の下方には、前後方向(図2の左右方向)に屈曲可能とされた屈曲部12が設けられている。屈曲部12は、図3に示すように、上下方向に長い略長方形の薄板状をなすとともに、その幅方向中央位置には上下方向に長い長孔12Aが開口されて可撓性が高められている。この屈曲部12は、その上側部分および下側部分よりも後側に後退した位置に形成されており、図2に示すように、屈曲部12の前側には後方へ凹んだ逃がし部13が形成されている。そして、屈曲部12を前方へ向かって略直角に折り曲げると、その前側に配された電線Wが略直角方向に屈曲され、電線Wの屈曲部分が逃がし部13に嵌まり込み、電線Wと電線ホルダ10との密着度が高められ、ハウジング41に近い位置での電線Wのガタ付きが抑えられ、端子金具への悪影響が防がれている。
屈曲部12の両側には、幅方向に一対の保護壁14が設けられている。一対の保護壁14は、内面が互いに対向する壁状をなし、電線Wの屈曲部分を覆って保護している。
電線ホルダ10における屈曲部12より下側の部分は、屈曲された電線Wを前方へ向かって配索した状態で保持するガイド部15とされている。ガイド部15は、屈曲部12から下方へ延びる細長い平板状をなしている。
さて、ガイド部15における上端寄り位置(屈曲部12寄り位置)には、被固定部50(本発明における他方の部材に該当する)にガイド部15を取り付けた状態にロックする固定部16が設けられている。この固定部16を、屈曲部12を折り曲げた状態で被固定部50に固定することにより、電線Wが屈曲された状態に保持される。なお、ガイド部15が、本発明における一方の部材に該当する。
被固定部50は、互いに対向状態で配された一対のロック壁部51を備えている(図4〜図8参照)。ロック壁部51は、全体として上下方向に長い壁状をなし、両ロック壁部51における両外面(互いに対向する面とは反対側の面)には、ロック突部52(本発明におけるロック部に該当する)が設けられている。各ロック突部52は、各ロック壁部51の外面からそれぞれ外方に突設され、各ロック突部52の上面は、各ロック壁部51の外面に対して略垂直をなすロック面52Aとされるとともに、各ロック壁部51の下面は、下方から上方に向かって少しずつロック壁部51の外面からの高さ寸法が大きくなる傾斜をなす乗上げ面52Bとされている。
一方、ガイド部15に設けられた固定部16は、一対のロック壁部51に対してそれらの両外側から係合可能な一対のロック片17と、一対のロック壁部51の内側に進入して各ロック片17との間に各ロック壁部51を挟み込み可能な一対の補助壁18とを備えている。
一対のロック片17と一対の補助壁18とは、図3および図4に示すように、ガイド部15から両幅方向へ張り出す形態をなす一対の連結部19によって連結されることにより、一体に設けられている。一対の連結部19は、前後方向(ガイド部15の延び方向)に所定寸法(ロック突部52の幅寸法よりも大きい寸法)の間隔を空けて設けられている。
連結部19の張出し方向両端部には、一対のロック片17が、互いに背合わせ状に起立して設けられ、その上側端(被固定部50に対する取り付け方向前側端)が自由端となる片持ち状をなしている。一対のロック片17は、ガイド部15を被固定部50に取り付ける際には、両外側(拡開方向)に弾性変形するとともにガイド部15と被固定部50とが正規の取り付け状態に至ると内側(閉じ方向)に弾性復帰して、被固定部50のロック突部52に係合するようになっている。
各ロック片17は、図1および図2に示すように、一対の連結部19の張出し端から上方に立ち上がる一対の立上り部17Aと、この立上り部17Aの立上り端同士を連結してなる係合部17Bとを備えている。各立上り部17Aは、連結部19との連結位置を基端として、立上り端(先端)側が自由端とされた片持ち状をなしている。一対の立上り部17A同士は、ロック突部52の幅寸法よりも大きい寸法の間隔を空けて配されている。
各立上り部17Aは、図4に示すように、内外方向(連結部19の張出し方向に沿う方向)の幅寸法が、前後方向(立上り部17A同士の対向方向)の幅寸法よりも若干大きい形状をなし、前後方向に比べて内外方向の剛性が高くされている。また、各立上り部17Aの略上半部分には、下側部分(基端側部分)よりも外方へ張り出す張出し部17Cが形成されている。
係合部17Bは、図5に示すように、ロック突部52のロック面52Aに対して上方から係合可能なものである。係合部17Bは、一対の立上り部17Aの上端部同士を連結する形態をなし、その上端部における最も内側位置に配されている。
係合部17Bは、その両端を一対の立上り部17Aに連設されることにより、係合部17Bに作用する力が両立上り部17Aに受けられるようになっている。これにより、係合部17Bとロック突部52のロック面52Aとが強く当たりあっても耐え得るようになっている。また、係合部17Bを、立上り部17Aの上端部に設けることにより、立上り部17A(すなわちロック片17)の立上り寸法が最小寸法に抑えられている。
立上り部17Aにおける上下方向中央位置よりも上側寄り位置には、軸部の先端に平坦面を形成したロック解除用治具Dの先端を係合可能な解除操作部20が設けられている。解除操作部20は、立上り部17Aの張出し部17C同士を連結する形態をなしている。解除操作部20は、張出し部17Cの張出し縁(ロック片17の外側縁)に沿って設けられた板状をなし、その内面の位置は、立上り部17Aの下側部分(張出し部17Cを除く部分)の外縁の位置と内外方向に揃う位置となっている。この解除操作部20の内面に、ロック解除用治具Dの先端を当てて押圧することにより、ロック片17が外側(ロック解除方向)に変位するようになっている。
解除操作部20と係合部17Bとの間には、上下方向に開放された通路21が設けられている。この通路21により、ロック片17の上方および下方からロック解除用治具Dの先端を差し込んで解除操作部20を押圧操作することが可能となっている。
そして、立上り部17A(ロック片17)の下端には、解除操作部20の内面に先端が当てられたロック解除用治具Dを支える第一支点部22が設けられている。第一支点部22は、立上り部17Aの下端同士、言い換えると、連結部19の張出し端同士を連結する形態をなしている。第一支点部22は、立上り部17Aにおける最外端(張出し部17Cにおける最先端)位置に配されるとともに、ちょうど解除操作部20の内側にずれた位置、言い換えると、解除操作部20の内面の内外方向の位置と第一支点部22の外面の内外方向の位置とが揃う位置に配されている。
この第一支点部22と解除操作部20との間には、第一開口部23が形成されている。第一開口部23は、解除操作部20と第一支点部22と両立上り部17Aとに囲まれてなる開口である。そして、第一開口部23に外下側からロック解除用治具Dを差し込んで、その先端を解除操作部20の内面に当てるとともに、下側部分(ロック解除用治具Dのうち先端よりも基端側の部分)を第一支点部22に支持させた状態にすることができる。また、解除操作部20の下端部の内側には、外側から内側へ向かってロック解除用治具Dの先端を導く傾斜(ロック解除用治具Dの差し込み方向に沿う方向の傾斜)をなす第一誘導面24が形成されている。
一対のロック片17の内側であってガイド部15の両外側には、一対の補助壁18が設けられている。補助壁18は、上下方向に長い略長方形の壁状をなし、互いの板面同士が対向するようにして連結部19から上方に立ち上がっている。各補助壁18の短手方向(ガイド部15の軸方向)の幅方向寸法は、ロック片17の短手方向の幅方向寸法とほぼ等しい寸法とされるとともに、長手方向寸法(上下方向寸法)は、ロック片17の立ち上がり寸法とほぼ同じ寸法とされている。
各補助壁18と各ロック片17(立上り部17A)との間には、所定の間隔(ロック壁部51の壁厚寸法に対して所定のクリアランスを加えた間隔)が空けられ、補助壁18の外面とロック片17の内面(両立上り部17Aの内面)とが対向した状態となっている。そして、各補助壁18と各ロック片17との間は、ロック壁部51をそれぞれ差し込み可能な一対の差込部25とされている。各差込部25の上端部、言い換えると、各補助壁18および各ロック片17の上端部における互いに向き合う内側部分には、上端から下方へ向かって互いの間隔を狭める傾斜をなすテーパ面26が形成されている。
各補助壁18の下端部は、先端が解除操作部20の内面に当てられたロック解除用治具Dを支える第二支点部27とされている。そして、第一支点部22と第二支点部27との間には、第二開口部28が設けられている。第二開口部28は、図3および図4に示すように、第二支点部27と両連結部19と第一支点部22とに囲まれてなるものである。この第二開口部28にロック解除用治具Dを内下側から差し込んで、その先端を解除操作部20の内面に当てるとともに、下側部分(ロック解除用治具Dのうち先端よりも基端側の部分)を第二支点部27に支持させた状態にすることができる。また、補助壁18の下端部(第二支点部27)の外側には、下側から上側へ向かってロック解除用治具Dの先端を導く傾斜(ロック解除用治具Dの差し込み方向に沿う方向の傾斜)をなす第二誘導面29が形成されている。
次に、上記のように構成された本実施形態の作用および効果について説明する。
まず、電線ホルダ10の取り付けについて説明する。
最初に、コネクタ40から下方に延出する電線Wの後側に電線ホルダ10(ガイド部15)を沿わせる向きにして、電線ホルダ10の係止孔11Aをハウジング41の係止突部42に嵌め込むことにより、電線ホルダ10をコネクタ40に取り付ける。
次いで、図1に示すように、電線ホルダ10の屈曲部12を折り曲げて電線Wを略直角方向に屈曲させ、固定部16を被固定部50に固定する。まず、屈曲部12を折り曲げながら、各ロック壁部51に対して各差込部25の位置を合わせつつ固定部16を被固定部50に近付けていくと、各ロック壁部51の下端部が差込部25の上端部に差し入れられる。ここで、差込部25の上端部にはテーパ面26が形成されているから、各ロック壁部51の下端部に対してこのテーパ面26が接触することによって、固定部16の向きが矯正される。これにより、差込部25の差し込みがスムーズになされる。
固定部16を被固定部50にさらに近付けると、各ロック壁部51は各差込部25にさらに深く差し込まれ、各ロック片17の係合部17Bが乗上げ面52Bに乗り上げるにつれて、両ロック片17は互いに拡開方向(外側)へ弾性変形する。そして、係合部17Bがロック突部52を乗り越えるとロック片17が弾性復帰し、係合部17Bがロック突部52の上方に嵌まって固定部16が被固定部50にロックされる。このとき、ロック壁部51の下端は固定部16の連結部19の上側に非常に接近した状態(もしくは当接した状態)で配されており、連結部19がロック壁部51の下端に当接することによって固定部16がロック壁部51に対して上方へずれてしまうことが防がれ、確実にロック状態が保持される。
また、各ロック壁部51は、各ロック片17と各補助壁18との間に挟まれた状態でロックされている。これにより、各ロック片17に対して、各ロック片17を外方(ロック解除方向)に変位させる向きの力が作用した場合には、各ロック片17と一体に形成された補助壁18も外方へ変位しようとする。しかし、補助壁18は、その外方に配されているロック壁部51に当接することによって外方(ロック片17のロック解除方向)への変位を規制される。したがって、ロック片17はロック解除方向へ変形しにくく、ロック片17とロック突部52との係合状態が解除されにくいから、電線ホルダ10のガイド部15は被固定部50に固定された状態で確実に保持される。
また、各立上り部17Aは内外方向の剛性が高い構造とされているから、ロック片17は弾性変形しにくく、ロック片17に異物が引っ掛かる等して不用意にロック片17がロック解除方向に弾性変形し、ロックの解除がなされてしまうことが防がれている。
また、補助壁18は、ロック片17と同じ高さ寸法とされているから、例えば、補助壁18の高さが低い場合に比べて差込部25の深さ寸法が十分確保され、ロック壁部51とロック片17とが相対的に傾いたりしにくく、ロック状態が確実に保持されるようになっている。
こうして固定部16が被固定部50にロックされると、ガイド部15は前方へ向かって水平方向に延出した状態で保持される。そして、電線Wは、ガイド部15によって下側から支持された状態となり、屈曲部分が開く方向(下方)へ弾性復元することを規制される。
次に、電線ホルダ10の取り外しについて説明する。
まず、被固定部50から固定部16を取り外す。ここでは、被固定部50が、図5〜図8に示すように、その左右両側および上側を壁Kによって囲まれるとともに、右側(図5における右側)の壁Kが下方まで延出されてなる凹み空間に設けられている場合について説明する。なお、左右両側の壁Kとロック片17との間には、固定部16の着脱時にロック片17の弾性変形を可能とするための最低限の空間しか空いていない(図6参照)。
最初に、左側のロック片17のロック解除について説明する。まず、右下側に壁Kがあることにより、第二開口部28にロック解除用治具Dを差し込むための領域(挿入領域)がないので、図5に示すように、左下側から第一開口部23にロック解除用治具Dを差し込む。そして、ロック解除用治具Dの先端を解除操作部20の内面に当てるとともに、ロック解除用治具Dの途中部分を第一支点部22に支持させた状態にする。なお、ロック解除用治具Dの先端部は、解除操作部20の下端部に形成された第一誘導面24に誘導されるようにして、解除操作部20の下端に引っ掛かることなくスムーズに差し込まれる。
次いで、第一支点部22を支点にしたテコ動作を利用し、ロック解除用治具Dの下側を右方へ変位させると、図6に示すように、ロック解除用治具Dの先端が左方へ変位し、それによって解除操作部20が左方へ押圧され、ロック片17は左側(ロック解除方向)に弾性変形する。そして、ロック片17の係合部17Bがロック突部52よりも左方へずれた位置まで変位すると、係合部17Bとロック面52Aとの係合が外れてロックの解除がなされる。ここで、ロック状態においては、解除操作部20の右側の面(ロック解除用治具Dの先端が当てられた面)と第一支点部22の左側の面(ロック解除用治具Dの下端を支持している面)との位置が左右方向にほぼ揃う位置に設定されているから、ロック解除状態においては、ロック解除用治具Dはわずかに下側が左方へ傾いたほぼ上下方向に真っ直ぐに近い姿勢となっている。したがって、右下側に壁Kが延出していることにより、ロック解除用治具Dを傾かせる領域(操作領域)がない場合においてもロックの解除操作を行うことができる。
なお、ロック片17の基端部の剛性が大きいため、ロック解除の際には、第一支点部22に比較的大きな力が作用する。しかし、第一支点部22は、その両端がそれぞれ立上り部17Aに支持され、第一支点部22に作用する力は両立上り部17Aに受け持たれるようになっているから、そのような大きな力にも耐え得ることができる。
次に、右側のロック片17のロックの解除について説明する。まず、壁Kがあることにより第一開口部23にはロック解除用治具Dを差し込めないため、図7に示すように、左下側から第二開口部28にロック解除用治具Dを差し込む。そして、ロック解除用治具Dの先端を解除操作部20の内面に当てるとともに、下側を第二支点部27に支持させた状態にする。なお、ロック解除用治具Dの先端部は、補助壁18の下端部に形成された第二誘導面29に誘導されるようにして、補助壁18の下端に引っ掛かることなくスムーズに差し込まれる。
次いで、第二支点部27を支点にしたテコの原理を利用してロック解除用治具Dの下側を左方へ変位させると、図8に示すように、ロック解除用治具Dの先端が右方へ変位し、それによって解除操作部20は右方へ押圧されてロック片17が右側(ロック解除方向)に弾性変形する。そして、ロック片17の係合部17Bがロック突部52よりも右方へずれた位置まで変位すると、係合部17Bとロック面52Aとの係合が外れてロックの解除がなされる。このロック解除状態においては、ロック解除用治具Dは下側が左方へ傾いた姿勢となっている。こうして左右両ロック片17のロックの解除がなされる。
ところで、本実施形態のロック構造によれば、前述した場合とは逆に、左側の壁が下方に延出され、固定部16の左下側にロック解除用治具Dの挿入操作領域がない場合にもロックの解除を行うことができる。このような場合には、左側のロック片17のロックの解除においては、第一開口部23からはロック解除用治具Dを差し込めないけれども、替わりに第二開口部28からロック解除用治具Dを差し込んでロックの解除を行うことができる。また、右側のロック片17のロックの解除においては、第二開口部28からロック解除用治具Dを差し込むことができないけれども、第一開口部23からロック解除用治具Dを差し込んでロックの解除を行うことができる。なお、この右側のロック片17のロックの解除時においては、解除操作部20の左側の面(内面)と第一支点部22の右側の面との位置が左右方向にほぼ揃う位置に設定されているから、ロック解除用治具Dはわずかに下側が右方へ傾いたほぼ上下真っ直ぐに近い姿勢となり、左下側にロック解除用治具Dを傾かせるための領域(操作領域)がなくてもロックの解除を行うことができる。
すなわち、本実施形態によれば、固定部16の左下側または右下側のいずれかにロック解除操作に必要なロック解除用治具Dの挿入操作領域があれば足りる。ここで、例えば従来のように、各ロック片に対してテコ動作の支点が1箇所ずつしかない場合には、ロック解除用治具Dの挿入操作領域は各ロック片につき1箇所ずつに限定されてしまう。つまり、ロック片が左右一対ある場合には、各ロック片に対して1箇所ずつ、全体として2箇所(左右両下側)にロック解除用治具Dの挿入操作領域を確保しなければらならない。そうすると、本実施形態のように、固定部16の左右両下側のうち片側に壁があって挿入操作領域を両側に確保できない場合には採用不可能である。
ところが、本実施形態の構造によれば、従来に比べてロックの解除操作に必要な領域における制約が緩和されているから、上述のように固定部16を囲む片側の壁を延出させたり、また左右どちらの壁を延出させても対応できるというように、周囲に配される部品等の配置上の制約が緩和される。
さらに、解除操作部20と係合部17Bとの間には、上下方向に開放された通路21が設けられ、上側からロック解除用治具Dを差し込んで解除操作部20を押圧操作することが可能となっているから、ロック解除のための挿入操作領域を固定部16の上側のみに設けるようにしてもよい。すなわち、本実施形態とは逆に、固定部16の下側の三方が壁Kで囲まれる配置となっていてもロックの解除を行うことができる。またこのとき、ロック片17の先端とロック壁部51との間にロック解除用治具Dを差し込んで、ロックの解除を行うことも可能である。
なお、解除操作部20は板状をなし、その内面の面積がロック解除用治具Dの先端に対して比較的大きく確保されている。これにより、左右いずれのロック片17の解除操作においても、ロック解除用治具Dの差し込み深さのばらつきが許容されるから、ロック解除用治具Dによる押圧操作が容易に行われる。
また、解除操作部20が、係合部17Bよりも下側(ロック片17の基端側)にずれた位置に配されていることにより、ロック片17の小型化とロック解除操作の容易性が実現されている。なぜなら、例えば、解除操作部と係合部とが上下方向における等しい高さ位置に配されている場合には、係合部と解除操作部との間にロック解除用治具Dを差し込む通路を確保するためにロック片が大型化してしまうおそれがあり、一方解除操作部があまりにロック片の基端に近い位置に配されている場合には、ロック片をロック解除方向に変位させることが困難になってしまうおそれがある。しかし、解除操作部20を係合部17Bのすぐ下側にずれた位置に設けることにより、そのような事態が回避されているからである。
こうして被固定部50から固定部16を取り外した後、取付け部11をハウジング41から取り外すことにより、電線ホルダ10の取り外しがなされる。
以上説明したように本実施形態によれば、ロック突部52とロック片17との係合を解除するには、第一開口部23からロック解除用治具Dを挿入してその先端を解除操作部20に係合させ、ロック解除用治具Dの途中部分を第一支点部22に当ててテコ動作を利用し、ロック片17を係合解除方向に弾性変形させることができる。また、第二開口部28からロック解除用治具Dを挿入してその先端を解除操作部20に係合させ、第一支点部22とは異なる位置に設けられた第二支点部27にロック解除用治具Dの途中部分を当てて、同様にロック片17を係合解除方向に弾性変形させることもできる。そして、第一支点部22を支点としてロックを解除する場合と、第二支点部27を支点としてロックを解除する場合とでは、ロック解除用治具Dの挿入操作領域が異なる。これにより、異なる挿入操作領域のうち、どちらか選択した挿入操作領域にロック解除用治具Dを挿入してロックの解除操作を行うことができるから、挿入操作領域が1箇所に限定されている場合に比べてロック解除用治具Dの挿入操作領域における制約が緩和される。
そして、異なる2つの挿入操作領域のうちいずれかの挿入操作領域が確保されればよいから、部品等の配置における設計の自由度が高まり、部品配置上の制約が緩和される。
したがって、ロックの解除操作に必要なロック解除用治具Dの挿入領域における制約が緩和され、ひいては部品配置上の制約を緩和することが可能となる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では、各ロック片17は、一対の連結部19の張出し端から上方に立ち上がる一対の立上り部17Aからなるものであるが、これに限らず、例えば、ロック片は、片持ち状をなして立ち上がる一の立上り部からなるものであってもよい。
(2)上記実施形態では、解除操作部20と係合部17Bとの間には、上下方向に開放された通路21が設けられ、上下両側からロック解除用治具Dを差し込んで解除操作部を押圧操作可能とされているが、これに限らず、例えば、解除操作部の上端が係合部の上端に連設され、下側からのみロック解除用治具の差し込みが可能とされていたとしても、従来よりもロック解除用治具の挿入操作領域における制約は緩和される。
(3)上記実施形態では、補助壁18の下端部が第二支点部27とされているが、これに限らず、例えば、補助壁とは別に第二支点部を設けるようにしてもよい。
(4)上記実施形態では、本発明を、ロック片17が左右一対設けられている場合について適用したが、これに限らず、各固定部にロック片が一のみしか設けられていない場合にも適用可能である。
(5)上記実施形態では、各ロック片17には補助壁18が一体に設けられているが、それほどロックの保持力を確保しなくてもよい場合、または他にロックの保持力を向上させる手段を施す場合等には、必ずしもこのような補助壁を設けなくてもよい。
本実施形態における電線ホルダが取り付けられた状態を示す側面図 電線ホルダの側面図 電線ホルダの背面図 電線ホルダおよび被固定部の外観斜視図 左側のロック片の第一開口部に治具を差し込んだ状態を表す一部拡大断面図 左側のロック片のロックを解除した状態を表す一部拡大断面図 右側のロック片の第二開口部に治具を差し込んだ状態を表す一部拡大断面図 右側のロック片のロックを解除した状態を表す一部拡大断面図
符号の説明
D…ロック解除用治具
15…ガイド部(一方の部材)
17…ロック片
18…補助壁
20…解除操作部
22…第一支点部
27…第二支点部
50…被固定部(他方の部材)
51…ロック壁部
52…ロック突部(ロック部)

Claims (3)

  1. 一方の部材と他方の部材とを取り付けた状態にロックするロック構造であって、
    前記一方の部材に設けられ、前記他方の部材に対する取り付け方向前側端が自由端となる片持ち状をなし、前記一方の部材と他方の部材とを取り付ける際には弾性変形するとともに両部材が取り付け状態に至ると弾性復帰して前記他方の部材に設けられたロック部に係合するロック片と、
    このロック片に設けられ、ロック解除用治具の先端を係合可能な解除操作部と、
    前記一方の部材における前記解除操作部よりも前記ロック片の基端側に設けられ、先端が前記解除操作部に係合された前記ロック解除用治具のうち前記先端よりも基端側の部分を支え、前記ロック解除用治具の先端が前記ロック片を係合解除方向に弾性変形させるテコ動作を支える第一支点部と、
    前記第一支点部とは異なる位置に設けられ、先端が前記解除操作部に係合された前記ロック解除用治具のうち前記先端よりも基端側の部分を支え、前記ロック解除用治具の先端が前記ロック片を係合解除方向に弾性変形させるテコ動作を支える第二支点部と、
    を備えることを特徴とするロック構造。
  2. 前記他方の部材には前記ロック部を備えたロック壁部が互いに対向状態で一対設けられるとともに、前記ロック片は前記一対のロック壁部に対してそれらの外側から係合可能に一対が設けられ、
    前記各ロック片には、前記一対のロック壁部の内側に進入して同ロック片との間に前記各ロック壁部を挟み込み可能な補助壁が一体に設けられていることを特徴とする請求項1に記載のロック構造。
  3. 前記解除操作部は、前記ロック片の自由端側に開放されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のロック構造。
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