JP2005164721A - 定着装置、及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 記録材S表面の微小な凹凸の影響を受けない高品質な定着ができ、且つ立ち上がり時間が短く、省エネである定着装置、及び画像形成装置を提供する。
【解決手段】 定着装置109がニップ部で記録媒体Sのトナー像と接触する定着ベルト2の表面の押し込み深さ10μmにおけるユニバーサル硬さをHUとし、ニップ部における最も面圧が高くなる箇所の面圧を最大ニップ部面圧Pとすると、定着ベルト2の温度が定着時のニップ部の温度である定着設定温度の時、ユニバーサル硬さHUが、0.5(N/mm)≦ HU ≦2.2(N/mm)という関係を満たし、且つ、ユニバーサル硬さHUとニップ部の最大ニップ部面圧Pとが、0.062・HU(N/mm)≦ P ≦0.16(N/mm2)という関係を満たす
【選択図】 図2

Description

本発明は、表面移動する2つの表面移動体の当接によって形成したニップに記録体を挟み込んで、その記録体に可視像を定着せしめる定着装置、及びこれを用いる画像形成装置に関するものである。
従来、画像形成装置においては、像担持体上の潜像が現像装置から供給されたトナーによって現像され、像担持体上に顕像としてのトナー像が形成される。この像担持体上のトナー像は転写装置によって転写材に転写され、定着装置によって転写材上に定着される。この定着装置の定着手段としては、2つ以上の支持部材に張架され無端移動する定着ベルトと、この定着ベルトに所定の圧力で付勢し、ニップ部を形成する加圧ローラとによって構成されるものがある。このような定着装置としては、定着ベルトを加熱した状態で、加圧ローラと定着ベルトとによって加圧することにより、熱および圧力により記録材上のトナー像を記録材に定着させるものが知られている。
ところで、カラー機の高画質化には定着部材上に弾性層を設ける必要がある。定着部材が表層に弾性層を有しない剛体で形成された場合は、定着時接触面は紙などの記録媒体上の微小な凹凸に対しては追従しないので、密着接触ができずに微小な光沢ムラなどの画質劣化という問題が生じる(この微小な光沢ムラのことを「柚肌」と呼ぶこともある)。この問題は、特にモノクロ機では問題とならないレベルでも、カラー機では特に顕著に現れる。よって、カラー機の高画質化には定着面に弾性を持たせる必要がある。
そこで、従来、定着部材表面のゴム硬度(JIS−A硬度など)に着目し、柚肌を解決しようとした発明が提案されている(例えば、特許文献1)。しかし、実際はニップに低荷重をかける定着方式においては、柚肌が発生する。このことから、柚肌を防止するには、一定以上の圧力が必要であることが分かる。
一定以上の圧力により定着を行うものとして、例えば特許文献2に記載されているものがある。特許文献2などに記載されている定着装置の概要を図8に示す。
この定着装置210は定着体たる定着ローラ201と、加圧体たる加圧ローラ202と、加熱手段であるヒーター205とを備え、定着ローラ201は外周が剛性を有する基材たる芯金221上に離型層222を設けて形成されている。また、加圧ローラ202は中実の芯金206の外側にシリコーンゴムの弾性層223を設け、その上に離型層としてPFAチューブ224をかぶせている。この定着装置ではヒーター205で加熱された定着ローラと加圧ローラとによって、0.2〜1.0N/mmの面圧で加圧されている。このような定着装置であれば、ヒーター205によって充分に加熱され、0.2N/mm以上という大きな面圧が生じるため、記録材表面上の微小な凹凸に起因する光沢ムラなどの画質の乱れが起こりにくい。
しかし、微小な凹凸による柚肌が発生しないように、0.2N/mm以上という大きな面圧を生じさせるため、定着ローラ201には高荷重を加える必要がある。さらに、定着には充分に広いニップ幅が必要であり、必要な幅のニップ部を得るためには充分な厚さの弾性層または、充分にやわらかい弾性層が必要である。ここで充分にやわらかい弾性層を採用すると、高荷重を加えても弾性層が広がることになり面圧(荷重/ニップ部の面積)の上昇を妨げるため不適である。このように、定着に必要な充分に広い幅のニップを形成し、かつ柚肌を防ぐためには、充分な厚さの弾性層と高荷重によるたわみを発生させないような剛性を有する芯金径あるいは芯金肉厚とが必要となる。弾性層を厚くし、芯金径または芯金肉厚を大きくすると熱容量が大きくなり、定着部材の温度が所定の温度まで達するまでの時間(以下、立ち上がり時間)が長くなる。そこで、立ち上がり時間を短くするため、予熱によりある程度の温度を維持しつづけるものも考えられるが、これは省エネの観点から好ましいものではない。
また、特許文献3のように、ニップ部の定着ベルトの内側に定着ベルトを加熱する熱源を設ける構成のオンデマンド定着と呼ばれる定着方法がある。これは、熱を必要とするニップ部を直接加熱するため、立ち上がり時間が少なくてすむ。さらに予熱を必要としないため、省エネの観点からも問題はない。
しかしながら、ニップ部に熱源を設置する構造上、微小な凹凸に影響を受けないための必要面圧をかけることが困難である。低荷重で記録剤表面の微小な凹凸に起因する光沢ムラどの画質の乱れの防止を実現するためには、定着部材表層をやわらかくする必要がある。しかし、その為にゴム層を厚く設けると熱容量増加になるので、立ち上がり時間が長くなり、オンデマンド定着は実現できなくなる。
特開平10−198201号公報 特開2002−72752号公報 特開平08−076620号公報
以上のように、立ち上がり時間が短く、省エネであることと、記録材表面の微小な凹凸の影響を受けない高品質な定着ができることとを、両立することは困難であった。
本発明は、以上の問題に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、記録材表面の微小な凹凸の影響を受けない高品質な定着ができ、且つ立ち上がり時間が短く、省エネである定着装置、及び画像形成装置を提供することである。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、無端移動するように構成された2つの無端移動体によりニップ部を形成し、記録材に担持されたトナー像を該ニップ部で熱及び圧力により記録材に定着させる定着装置において、該ニップ部で該記録材上の該トナー像と接触する無端移動体を定着部材とし、該トナー像と接触する該定着部材表面の押し込み深さ10μmにおけるユニバーサル硬さをHUとし、ニップ部における最も面圧が高くなる箇所の面圧をニップ部最大面圧Pとすると、定着部材の温度が定着時のニップ部の温度である定着設定温度の時、ユニバーサル硬さHUが、
0.5(N/mm)≦ HU ≦2.2(N/mm
という関係を満たし、且つ、ユニバーサル硬さHUとニップ部のニップ部最大面圧Pとが、
0.062・HU(N/mm)≦ P ≦0.16(N/mm2
という関係を満たすことを特徴とするものである。
また、請求項2の発明は、請求項1の定着装置において、上記定着部材が2つ以上の支持部材に張架され無端移動するベルト構造であることを特徴とするものである。
また、請求項3の発明は、請求項1の定着装置において、上記定着部材が回転軸を中心に回転することでその表面を無端移動させるローラ構造であることを特徴とするものである。
また、請求項4の発明は、請求項2の定着装置において、上記ニップ部の搬送方向上流側端部をニップ入口部、搬送方向下流側端部をニップ出口部とし、ニップ入り口部からニップ出口部までのニップ部面圧分布のうち、ニップ部中央部よりもニップ出口部側に最大ニップ面圧となる箇所を有することを特徴とするものである。
また、請求項5の発明は、請求項1、2、3または4の定着装置において、上記定着部材は上記トナー像と接触する面にトナーに対する剥離性を有する離型層を有し、該離型層の内側に弾性材料によって構成される弾性層を有することを特徴とするものである。
また、請求項6の発明は、請求項5の定着装置において、上記弾性層が200℃の熱に絶え得る耐熱性を有する弾性材料によって構成されることを特徴とするものである。
また、請求項7の発明は、請求項5または6の定着装置において、上記弾性層の層厚が300μm以下であることを特徴とするものである。
また、請求項8の発明は、請求項5、6または7の定着装置において、上記離型層の材料が四フッ化エチレン樹脂(PTFE)、四フッ化エチレン・パーフロロアルキルビニルエーテル共重合体樹脂(PFA)及び四フッ化エチレン・六フッ化プロピレン共重合体樹脂(FEP)のうち、少なくとも1つを成分として含んでいることを特徴とするものである。
また、請求項9の発明は、請求項5、6、7または8の定着装置において、上記離型層の層厚が30μm以下であることを特徴とするものである。
また、請求項10の発明は、請求項1、2、3、4、5、6、7、8または9の定着装置において、上記トナー像を形成するトナーとして、少なくとも結着樹脂、着色剤、及びワックスを含有したトナーを用いることを特徴とするものである。
また、請求項11の発明は、像担持体と、像担持体上に潜像を形成する潜像形成手段と、該像担持体上の潜像を現像しトナー像を形成する現像手段と、該像担持体上のトナー像を転写材上に転写する転写手段と、該転写手段により転写材に転写されたトナー象を定着する定着手段とを備える画像形成装置において、該定着手段として、請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9または10の定着装置を用いることを特徴とするものである。
上記請求項1乃至11の定着装置においては、定着部材の表面のユニバーサル硬さHUが請求項1に記載の範囲内であるので、定着部材の表面は微小な変形に対応することができる。そして、ニップ部における面圧が従来の定着装置と比べて低い値でも、定着部材の表面が、記録材表面の微小な凹凸に追従した変形を行うことができ、記録材表面に均一な定着を行うことができることが実験により明らかになった。
このことから、ニップにおける面圧を低く設定することができるので、高面圧がかかることによる定着部材の耐久性を考慮して、定着部材のベルト基材や弾性層の層厚を厚く設定する必要がなく、定着部材の熱容量を抑えることができる。
請求項1乃至11の発明によれば、定着部材の熱容量を抑えつつ、記録材に均一な定着を行えるので、記録材表面の微小な凹凸の影響を受けない高品質な定着ができ、立ち上がり時間の短縮、省エネ化ができるという優れた効果がある。
〔実施形態1〕
以下、本発明を画像形成装置に適用した第1の実施形態(以下、実施形態1と呼ぶ)について説明する。図1は、実施形態1にかかる画像形成装置としての電子写真方式のフルカラープリンタを示す。図1において、箱状の装置本体101内には複数個の像担持体ユニットとしての感光体ユニット102Y、102M、102C、102Kがそれぞれ装置本体101に着脱可能に装着されている。装置本体101内の略中央部には、転写部材であり記録材担持体となる転写ベルト103を有する転写手段60が配置されている。転写ベルト103は、その1つに回転駆動力が伝達される複数のローラに架け渡されて矢印Aで示す方向に回転駆動可能に設けられている。転写ベルト103は、像担持体としてのドラム状の感光体104Y、104M、104C、104Kの表面に圧接可能に設けられている。実施形態1にかかる転写手段60には、接触転写方式が採用されている。
感光体ユニット102Y、102M、102C、102Kは、感光体104Y、104M、104C、104Kを有し、各感光体の表面が転写ベルト103と接触するように、同ベルトの上方に配設されている。感光体ユニット102Y、102M、102C、102Kの配列は、感光体ユニット102Yを記録材給送側とし、感光体ユニット102Kが定着装置109側に位置するように104Y、104M、104C、104Kの順となっている。感光体としては、ベルト状の感光体を用いてもよい。
感光体104Y、104M、104C、104Kとの対向側には、現像手段となる現像装置105Y、105M、105C、105Kがそれぞれ配置されている。現像装置105Y、105M、105C、105Kは、複数色の2成分下能材を有する。例えばイエロー(以下Yという)、マゼンタ(以下Mという)、シアン(以下Cという)、ブラック(以下Kという)の各トナーとキャリアである。そして、、それぞれ感光体104Y、104M、104C、104K上に形成される静電潜像に供給して各静電潜像を現像するものである。
感光体ユニット102Y、102M、102C、102Kの上方には、露光手段としての書き込み装置106が配置されている。感光体ユニット102Y、102M、102C、102Kの下方には、両面ユニット107が配置されている。両面ユニット107の下方には、サイズの異なる記録材としての記録媒体Sが収納可能なカセット13、14が配設されている。装置本体101の左側には反転ユニット108が配置され、装置本体101の右側には手差しトレイ15が矢印B方向に開閉可能に設けられている。定着装置109の記録材搬送方向下流側には反転搬送路110が分岐して形成され、記録媒体Sを反転搬送路110に配置された排出ローラ111によって装置上部に設けられた外部トレイ112に案内している。
感光体ユニット102Y、102M、102C、102Kは、感光体104Y、104M、104C、104K上にY、M、C、K各色に対応するトナー像を形成するためのユニットである。そして、各感光体を帯電する帯電手段としての帯電装置80Y、80M、80C、80Kを付設されている。感光体ユニット102Y、102M、102C、102Kおよび帯電装置80Y、80M、80C、80は、装置本体101に配置される場所を除いては同一構成となっている。帯電装置80Y、80M、80C、80Kは、対応関係の感光体の表面を均一に帯電するもので、感光体の表面に接触する帯電部材としての一般的な帯電ローラを備えている。
両面ユニット107は、対をなす搬送ガイド41、42と、複数の搬送ローラ対43を備えている。両面ユニット107は、記録媒体Sの両面に画像を形成する両面画像形成モード時に、片面に画像が形成されてから反転ユニット108の反転搬送路44に搬送されてスイッチバック搬送される。これにより、表裏が反転される記録媒体Sを受け入れ、これを感光体104Y、104M、104C、104Kと転写ベルト103との間に形成される転写部へと再搬送する。
反転ユニット108は、複数の搬送ローラと、複数の搬送ガイド板とからなり、両面画像形成モード時に片面画像形成後の記録媒体Sを、その表裏を反転させて両面ユニット107へ送り出す機能を備えている。さらに、画像形成後の記録媒体Sをそのままの向きで機外へ排出する機能、画像形成後の記録媒体Sを、その表裏を反転させて機外へ排出する機能を備えている。カセット13、14が配置されている記録材給送部には、カセット13、14上の記録媒体Sを1枚ずつに分離して給送する記録材分離部45、46が設けられている。転写ベルト103の内側には、転写手段としての転写ブラシ47、48、49、50が感光体104Y、104M、104C、104Kに対向するように設けられている。
実施形態1では、図示しない操作部により画像形成が指示されると、感光体104Y、104M、104C、104Kが図示しない駆動源により回転駆動されて時計回り方向に回転する。感光体ユニット102Y、102M、102C、102Kの各帯電ローラは、図示しない電源から帯電バイアスが印加されて感光体104Y、104M、104C、104Kをそれぞれ一様に帯電させる。感光体104Y、104M、104C、104Kは、それぞれ帯電ローラにより一様に帯電された後に書き込み装置106にて、Y、M、C、K各色の画像データで変調されたレーザ光により露光されて、各表面に静電潜像が形成される。これら感光体104Y、104M、104C、104K上の静電潜像は、現像装置105Y、105M、105C、105Kの現像剤担持体より現像されてY、M、C、K各色のトナー像となる。
カセット113、114のうち選択された方のカセットからは、1枚の記録媒体Sが分離されて、感光体ユニット102Yよりも記録材給送部側に配設されたレジストローラ51へ給送される。実施形態1では、装置本体101の右側に手差しトレイ115が配置され、この手差しトレイ115からも記録媒体Sがレジストローラ51へ給送可能とされている。レジストローラ51は、これら記録媒体Sを感光体104Y、104M、104C、104K上のトナー像と先端が一致するタイミングで転写ベルト103上へ送り出す。送り出された記録媒体Sは、吸着ローラ52によって帯電される転写ベルト103に静電的に吸着されて各転写部へと搬送される。
搬送された記録媒体Sには、各転写部を順に通過する際に、転写ブラシ47〜50により感光体104Y、104M、104C、104K上のY、M、C、K各色のトナー像が順次に重ね合わせて転写される。これにより、4色重ね合わせのフルカラートナー像が形成される。フルカラートナー像が形成された記録媒体Sは、定着装置109によりフルカラートナー像が溶融定着される。そして、その後は指定されたモードに応じた記録材排出路を通って外部トレイ112に反転排出される場合や、定着装置109から直進して反転ユニット8内を通ってストレートに排出される。
画像形成装置において、両面画像形成モードが選択されているときには、記録媒体Sは、片面にトナー像が形成されて定着装置109でトナー像が定着された後に、反転ユニット108内の反転搬送路44内に送り込まれる。その後、ここでスイッチバックされてから両面ユニット107に搬送され、そこから再給送されて表面画像形成時と同様に裏面に画像が形成されて排出される。
以上の作像動作は、4色重ね合わせのフルカラーモードが図示しない操作部で選択されたときの動作である。ところで、3色重ね合わせのフルカラーモードが操作部で選択されたときにはKトナー像の形成が省略されてY、M、C3色のトナー像の重ね合わせによるフルカラー画像が記録媒体S上に形成される。また、白黒画像形成モードが操作部で選択されたときには、Kトナー像の形成のみが行われて白黒画像が記録媒体S上に形成される。
次に、実施形態1における定着装置109について説明する。図2に示す定着装置109において、定着ベルト2は3本の支持部材5、1、7に張架されており、それぞれ加熱ローラ5、バックアップローラ7、押圧部材1である。加熱ローラ5にはハロゲンヒータ6のような熱源が内包されており、定着ベルトを内側から加熱する。加圧ローラ3は定着ベルトに対向配置されており、定着ベルトを介して加圧ローラの外側に沿って当接しているバックアップローラ、押圧部材に対して押し当てられている。押圧部材は回転しない固定部材であり、定着ベルトの内側と接触摺動している。押圧部材の表層には摺動抵抗を低減させるための低摩擦係数の摺動部材8が設けられ、内側にはスポンジ等の断熱性を持つ弾性層を有しており、加圧ローラとの圧力当接部で定着ニップを形成している。また、バックアップローラ7の表層にはスポンジ等の断熱性を持つ弾性層を有し、加圧ローラとの圧力当接部で定着ニップを形成している。加圧ローラの表層はテフロン(登録商標)等の離型層を有し、その内側にはバックアップローラ、押圧部材の弾性層よりも硬度が高いシリコーンゴム等の弾性層を有している。
図3は上記定着ベルト2の断面を示す。定着ベルトの内側から、基材層2c、弾性層2b、離型層2aと積層されている。定着ベルトの基体には、耐熱性樹脂や、金属から形成されたエンドレスのベルト状基体が用いられている。耐熱性樹脂の材質としては、ポリイミド、ポリアミドイド、ポリエーテルケトン(PEEK)等を使用し、金属ベルトの材質としては、ニッケル、アルミニウム、鉄等を使用する。厚さは50〜125μmが望ましく、これより薄い場合は充分な強度が得られず耐久性が低い、剛性が低くなり回転するベルトの搬送性が悪くなる。このような問題が生じ、逆に厚い場合は定着ベルト自体の熱容量が大きくなってしまうので、定着装置全体の高速な立ち上がりを阻害してしまう。定着ベルト表面は、トナーを保持した転写紙等のシート状記録媒体と加圧接触するため、離型性が必要であり、また、耐熱性、耐久性に優れたものが好ましい。そのため、定着ベルト表層は耐熱離型層(四フッ化エチレン樹脂(PTFE)、四フッ化エチレン・パーフロロアルキルビニルエーテル共重合体樹脂(PFA)、及び四フッ化エチレン・六フッ化プロピレン共重合体樹脂(FEP)等)が被覆された構成になっている。また、基体と離型層の間には耐熱性弾性層を有し、材料はシリコーンゴムなどで構成されている。
バックアップローラ及び加圧ローラは図示しない駆動機構により回転駆動される。温度センサは、定着ベルトに当接され、表面温度(定着温度)を検知し制御を行う。トナーを保持した転写紙等のシート状記録媒体は、定着ベルトと加圧ローラとのニップ群を通過する際に加熱及び加圧を受け、トナーが定着される。
押圧部材、定着ローラと加圧ローラとの当接によって形成される2つのニップ幅を搬送方向の上流側からそれぞれ第1ニップA、第2ニップBとすると、第1ニップAに比べて第2ニップBのほうが面圧が高い構成を採っている。また、第2図中の第1ニップA、第2ニップBに対し、両者の間に挟まれる、加圧ローラと定着ベルトのみで形成されるニップ部CをベルトニップCと呼ぶこととする。
次に、このような定着装置で起こりうる、記録媒体Sの表面上の微小な凹凸に起因する光沢ムラなどの画質の乱れの発生のメカニズムについて説明する。図4(a)は、未定着トナーTを担持した記録媒体Sの微小な範囲の拡大断面模式図である。トナーの粒径L2は数μmのであるのに対して、一般的な紙の表面は繊維の露出によりL1=10〜20μm程度の凹凸を有している。図4のように、紙の上に転写されたトナーが付着しており、定着装置によってトナーが紙上に定着がなされる。光沢ムラを発生させないためには、図4(c)に示すように、定着ベルト2の表面が、紙表面上の凹凸に追従して変形し、トナーが紙凹凸に沿って均一な定着され、均一性のある光沢画像であることが求められる。そのためには定着部材の表層が凹凸に充分追従するために必要な微小領域での柔らかさを有している必要がある。また、表層をいくら柔らかくしても、圧力が低すぎれば凹凸に追従させることができないので、同時に一定以上の圧力が条件として必要であることもわかる。
逆に定着部材の表層に弾性層を有せず硬すぎる場合は、図4(b)に示すようにいくらニップ内で圧力をかけたとしても、記録媒体Sの微小な凹凸には追従できずに、紙面上の凸部dは押圧がなされるが、凹部eには押圧がなされない。このため凸部dでトナーは熱と圧力で定着がなされるため、滑らかで光沢のある画像になる。一方凹部eでは熱のみで定着がなされる。熱によってトナーが溶け、圧力を受けずに固まってしまうので、滑らかにはならない。この結果、凸部と凹部とでは光沢に差があらわれ、不均一な光沢ができてしまう。
このような、微小な領域での硬さはマクロ的な硬さの特性値であるゴム硬度では記述されず、ミクロ的な特性値であるユニバーサル硬さによって記述される。
次に、実施形態1で表面の硬さの指標として用いた、ユニバーサル硬さ(HU)について説明する。
ユニバーサル硬さ HU(N/mm)=(荷重)/(測定端子が刺さった部分の断面積)である。これは、国際標準化機構ISO14577(ドイツ連邦規格DIN 50359)に準拠している規格である。超微小領域での押込み負荷時の荷重−変位挙動を連続的に記録することにより、従来の硬さ測定に比べると表面皮膜物性をより詳細に記述できるという特徴がある。
なお、実施形態1で引用されている実験においては測定端子にはビッカース圧子を使用した。このユニバーサル硬度に言及している発明もあるが(特開2003−76167、特開2003−98871等)、いずれも圧力との相関については触れられていない。
本発明者は、図2、図3のようなベルトを使用した定着装置での記録媒体Sの表面上の微小な凹凸に起因する光沢ムラなどの画質の乱れの発生について検討した。すると、定着ニップの出口部である第2ニップの圧力と定着ベルト表層のユニバーサル硬さが柚肌の発生に影響を及ぼす因子であることを突き止めた。それらの関係を図5に示す。
前述したように定着装置で発生する画像乱れが、紙の微小な凹凸に対するベタ画像表面の追従性が悪いときに光沢ムラが生じる。この微小な凹凸とは、紙の表面を顕微鏡観察することによって確認できるが、標準的に用いている紙においては、10〜20μm程度の高さや間隔を持った凹凸である。また、その上に積層されるトナー画像の厚みもカラー画像で10〜20μm程度である。そこで、本検討では定着部材の表層硬度測定に、超微小硬さ測定である「ユニバーサル硬さ測定」を適用した。この硬さ測定では、皮膜の厚みが1μm以上あれば、規格下での硬さ評価ができるので、従来のマイクロゴム硬度計などでは限界のあった10〜20μm程度の押し込み深さでの硬さ測定も可能である。図5に示したユニバーサル硬さは、前述したこと紙表面の凹凸の高さを勘案して、押し込み深さ10μm時の測定値を採用した。また、ユニバーサル硬さは材料によっては温度依存性が大きいので、測定値は実際の定着温度でのものとする。その結果、前述のとおり、光沢ムラなどの画像の乱れの発生とユニバーサル硬さとの相関が得られた。
図5は7種類の定着ベルトでユニバーサル硬さを計測し、面圧変化させ、ユニバーサル硬さを横軸、面圧を縦軸にとり、画質についての評価をプロットの種類で表したものである。図5の中の(1)〜(7)の数字は7種類の定着ベルトに割り振ったベルトナンバーであり、各定着ベルトの弾性層、離型層の材料及びそれぞれの層厚を表1に表す。これらの定着ベルトを用いて、下記の実験条件にて、図5を求めた。
Figure 2005164721
〔実験条件〕
・定着ベルト2:基材90μm+表1の弾性層と離型層。
・入り口固定パッド4:高さ5mmのスポンジシート(ニップ幅:4.5mm、総荷重:39.2N)
・出口ローラ7: φ24mm(表層:スポンジ:AskerC53、芯金:鉄)
・加圧ローラ: φ40Fe(表層:ゴム0.5mm+PFA30μm:AskerC94、芯金:鉄)
・出口ニップ総荷重: 39.2〜196N
・紙種:RICOH Type6000 70W
・温度:160℃を標準条件としたが、150〜170℃の範囲でも、ユニバーサル硬度やランク判定において変化がないことを確認している。
・ニップ時間:40ms(ニップB基準)を標準条件としたが、40〜100msの範囲でランク判定において変化がないことを確認している。
・ベルト表面粗さ:Ra0.1〜1.0μm
・ユニバーサル硬度は(1)〜(7)の各定着ベルトごとに一定値である。
・最大面圧の範囲:トナーを定着させるために必要と考えられる0.05(N/mm)を下限とし、従来の定着装置と比較して面圧の低い状態ということが前提であるので、0.14(N/mm)を上限とした。
最大面圧は、複数の部材でニップ部を構成し、ニップ部の各部材が対応する箇所ごとにその面圧を異ならしめる場合に、それぞれの部材の対応箇所ごとに平均面圧を求め、その平均面圧の中で最大のものを言う。
そして、ニップ部の平均面圧はその対象となるニップ部に加わる全荷重(N)を、その荷重によって構成されたニップ部の面積(mm)で除して求められる値である。
図2に示す実施形態1では、第2ニップBが最も面圧が高くなる構成を採っているので、ここでの最大面圧は第2ニップ部Bでの平均面圧である。
以上の実験条件で実験を行った結果、画質ランク4以上を許容できる画質であるとすると、図5に示した、P=0.062・HUの直線よりも上のプロットであれば、光沢ムラ等の乱れがない画質を得ることができた。そして、定着ベルトのユニバーサル硬さHUが2.2N/mm以下であれば、最大面圧であるニップ出口部の面圧が、0.14N/mm未満という比較的低面圧の定着で記録媒体Sの表面の凹凸の影響を防止できるという事実を示している。このようなユニバーサル硬さを達成するための材料構成としては、離型層にPFA30μm以下、弾性層にJIS−A30Hsのシリコーンゴムの場合、300μmが必要である。基本的に離型層に用いる材料の方が弾性層に用いる材料よりも剛性が高いので、離型層は耐久性を損なわない程度にできるだけ薄いことが求められる。一方、シリコーンゴムは厚いほど弾性が上がるが、熱容量や画像表面への熱応答性を勘案した場合、300μmが限度である。検討結果より300μm以下にするにはシリコーンゴムの場合で硬さをJIS−A30Hs以下のものにすることが必要である。
次に、実施形態1の変形例について説明する。図6に示す定着装置では、押圧部材1表面の弾性部材4が定着ベルト2の内側に接するように定着ベルト2の内部に設置される。そして、押圧部材に対向して設置された加圧ローラ3が定着ベルトを介して、図示しない加圧手段により一定の加圧力で押し当てられている。すなわち、押圧部材の弾性部材と加圧ローラが定着ベルトを介して圧接することにより定着ニップを形成している。押圧部材にはバネなどの図示しない加圧手段により一定の加圧力が付与されているが、定着ニップ部内の圧力分布が入口側よりも出口側の方が高くなるようにしてある。例えば、押圧部材の定着ニップ入口側4b、出口側4a、それぞれの裏側から異なるバネを用いて、圧力分布が出口側の方が高くなるようにする。または、4bをスポンジゴム、4aを硬いゴムを用いることにより、出口側の押圧部材4a側の面圧を高めることができる。
加圧ローラを駆動することにより、定着ベルトは図6に示す方向に連れ回り、回転する。定着ベルトは内部で弾性部材とそれを内包する押圧部材と摩擦摺動して回転する。定着ベルトはハロゲンヒータ6により加熱される加熱ローラ5に懸架され、接触面で加熱される。早急な立ち上がりを実現させるため、加圧ローラと加熱ローラは肉厚が1mm以下の薄肉ローラからなる。
図6に示す変形例では、出口側の押圧部4a側の面圧を高める構成を採っているので、ここでの最大面圧は、押圧部材4aと加圧ローラ3のよって形成されるニップ部の平均面圧である。
以上、実施形態1によれば、定着ベルト2の表面が記録材S表面の微小な凹凸に追従して変形でき、定着ベルト2熱容量を抑えることができるので、品質が高い定着ができ、且つ立ち上がり時間の短縮と省エネとを実現できる。言い換えると、省エネ・立ち上げ時間短縮のために低面圧としても、記録材表面の微小な凹凸に起因する光沢ムラ等の画質の乱れを防止することができる。
また、定着ベルト2はベルト構造であるので、バックアップローラ7や、押圧部材1の位置や材質を変更することができるので、ニップ部において面圧のピークの位置を設定することができる。
また、定着ベルト2と加圧ローラ3とのニップ部のピークを領域Bにすることにより、領域A、Cで熱により充分にやわらかくなったトナーを、最大面圧で定着させるので、より高品質な定着を行うことができる。
また、定着ベルト2が、離型層2aを有することで、記録媒体S上のトナーが定着ベルト表面に移動することを防止できる。また、弾性層2bを有することで、定着ベルト2の表面を記録媒体Sの表面に追従して変形させることができ、高品質な定着を行うことができる。
また、弾性層2bにシリコーンゴム使用することにより、定着部材表層に必要な柔軟性と、一般的な定着設定温度(〜200℃)に対する耐熱性を両立させることができる。
また、弾性層2bの層圧300μm以下に抑えることで、定着ベルト2の熱容量を下げることができ、立ち上がり時間の短縮と省エネを実現することができる。また、離型層2aがPTFE、PFAまたはFEPの少なくとも1つを含んでいるため、オイルレス定着工程における定着部材表層に必要な柔軟性とトナー離型性を両立させることができる。
また、離型層2bの層厚を30μmとすることにより、定着ベルト表面を記録媒体Sの微小凹凸に追従させることができ、光沢ムラなどの画質劣化を防止することができる。
また、少なくとも結着樹脂、着色剤、及びワックスを含有したトナーを用いることにより、ワックスを含有したトナーを用いるので、オイルレスの定着工程においてもニップ出口での剥離を容易に行うことができる。
〔実施形態2〕
次に、定着部材として、定着ベルトの変わりに定着ローラを用いた第2の実施形態(以下、実施形態2という)について説明する。図7は実施形態2の定着装置109の概略図である。実施形態2では、実施形態1の定着ベルト2の代わりに、定着ローラ12を用いた点のみで異なるので、他の構成についての説明は省略する。この定着ローラ12は、離型層12a、弾性層12b、芯金12cを有し、その内部にはハロゲンヒーター等の熱源16を有している。
そして、定着ローラ12の表面が、定着ベルト2の表面と同様の物性値を有し、面圧についても、最大面圧を実施形態1と同様にすることにより、光沢ムラなどの画像劣化を防止しつつ、立ち上がり時間の短縮と、省エネを実現できる。
さらに、ベルト構造をローラ構造にすることにより、ベルト構造において必要だった、より防止の構成を必要としなくなり、部材数を減らすことができる。また、熱源16の代わりに、電磁誘導加熱方式を用いても良い。
図7に示す実施形態2では、複数の部材でニップ部を構成し、各部材に対応する箇所ごとに、その面圧を異ならしめるような構成を採っていない。定着ローラ12と加圧ローラ3とによって形成される一般的なニップ部のみである。よって、このような構成での最大面圧は、定着ローラ12と加圧ローラ3とによって形成されるニップ部の平均面圧とする。
実施形態1に係る複写機の主要部の概略構成図。 実施形態1に係る定着装置の概略構成図。 定着ローラの断面拡大図。 (a)トナーを担持した記録媒体の微小領域の拡大断面模式図。(b)及び(c)はトナーを担持した記録媒体とニップ部との微小領域の拡大断面模式図。 ユニバーサル硬さ、ニップ部の最大面圧及び画質の関係を表すグラフ。 変形例に係る定着装置の概略構成図。 実施形態2に係る定着装置の概略構成図。 公知の定着装置の概略構成図。
符号の説明
1 押圧部材
2 定着ベルト
2a 離型層
2b 弾性層
2c ベルト基材
3 加圧ローラ
4 入り口固定パッド
5 加熱ローラ
6 ヒーター
7 バックアップローラ
8 摺動部材
12 定着ローラ
12a 離型層
12b 弾性層
12c 芯金
16 熱源
101 画像形成装置本体
102 感光体ユニット
104 感光体
107 両面ユニット
109 定着装置

Claims (11)

  1. 無端移動するように構成された2つの無端移動体によりニップ部を形成する定着手段を備え、
    記録材に担持されたトナー像を該定着手段のニップ部で熱及び圧力により記録材に定着させる定着装置において、
    該ニップ部で該記録材上の該トナー像と接触する無端移動体を定着部材とし、
    該トナー像と接触する該定着部材表面の押し込み深さ10μmにおけるユニバーサル硬さをHUとし、ニップ部における最も面圧が高くなる箇所の面圧をニップ部最大面圧Pとすると、
    定着部材の温度が定着時のニップ部の温度である定着設定温度の時、
    ユニバーサル硬さHUが、
    0.5(N/mm)≦ HU ≦2.2(N/mm
    という関係を満たし、且つ、
    ユニバーサル硬さHUとニップ部のニップ部最大面圧Pとが、
    0.062・HU(N/mm)≦ P ≦0.14(N/mm2
    という関係を満たすことを特徴とする定着装置。
  2. 請求項1の定着装置において、
    上記定着部材が2つ以上の支持部材に張架され無端移動するベルト構造であることを特徴とする定着装置。
  3. 請求項1の定着装置において、
    上記定着部材が回転軸を中心に回転することでその表面を無端移動させるローラ構造であることを特徴とする定着装置。
  4. 請求項2の定着装置において、
    上記ニップ部の搬送方向上流側端部をニップ入口部、
    搬送方向下流側端部をニップ出口部とし、
    ニップ入り口部からニップ出口部までのニップ部面圧分布のうち、
    ニップ部中央部よりもニップ出口部側に最大ニップ面圧となる箇所を有することを特徴とする定着装置。
  5. 請求項1、2、3または4の定着装置において、
    上記定着部材は上記トナー像と接触する面にトナーに対する剥離性を有する離型層を有し、
    該離型層の内側に弾性材料によって構成される弾性層を有することを特徴とする定着装置。
  6. 請求項5の定着装置において、
    上記弾性層が200℃の熱に絶え得る耐熱性を有する弾性材料によって構成されることを特徴とする定着装置。
  7. 請求項5または6の定着装置において、
    上記弾性層の層厚が300μm以下であることを特徴とする定着装置。
  8. 請求項5、6または7の定着装置において、
    上記離型層の材料が四フッ化エチレン樹脂(PTFE)、四フッ化エチレン・パーフロロアルキルビニルエーテル共重合体樹脂(PFA)及び四フッ化エチレン・六フッ化プロピレン共重合体樹脂(FEP)のうち、少なくとも1つを成分として含んでいることを特徴とする定着装置。
  9. 請求項5、6、7または8の定着装置において、
    上記離型層の層厚が30μm以下であることを特徴とする定着装置。
  10. 請求項1、2、3、4、5、6、7、8または9の定着装置において、
    上記トナー像を形成するトナーとして、少なくとも結着樹脂、着色剤、及びワックスを含有したトナーを用いることを特徴とする定着装置。
  11. 像担持体と、像担持体上に潜像を形成する潜像形成手段と、該像担持体上の潜像を現像しトナー像を形成する現像手段と、該像担持体上のトナー像を転写材上に転写する転写手段と、該転写手段により転写材に転写されたトナー象を定着する定着手段とを備える画像形成装置において、
    該定着手段として、請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9または10の定着装置を用いることを特徴とする画像形成装置。
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