JP5482104B2 - 定着装置及び画像形成装置 - Google Patents
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Description
加熱定着を連続して2回以上行うことにより、トナー画像に光沢を与える(例えば特許文献1)。
(2)定着装置にニップを2種類形成する方法
2種類のニップが形成された定着装置の搬送経路に転写紙を選択的に通過させることにより、トナー画像に光沢を与える(例えば特許文献2参照)。
(3)処理用シートを重ねて定着し、その後剥離する方法
表面が平滑な処理シートを重ねて加熱加圧し、冷却後に当該処理シートを剥離することにより、トナー画像に光沢を与える(例えば特許文献3参照)。
(4)透明フィルムでラミネートする方法
記録材の表面のトナー画像を透明フィルム等でラミネートすることにより、トナー画像に光沢表面を付加する(例えば特許文献4および特許文献5参照)。
(5)ベルト定着を採用し、かつ冷却剥離を行う方法
トナー画像坦持面に対して定着ベルトを密着させて、定着ベルトの記録材密着側とは反対側に配設した加熱体によりその定着ベルトを介して記録材面の多色トナー画像を加熱軟化溶融混色させ、その加熱混色されたトナー画像を定着ベルトと記録材とを引続き密着させたまま冷却固化させ、定着ベルトと記録材とを分離させることにより、トナー画像に光沢表面を付加する(例えば特許文献6参照)。
図11に示すような従来の一般的な定着装置におけるニップ部の出口付近ではトナー画像が十分に加熱溶融されて平滑な加熱ローラの表面と密着しており、その時のトナー画像の表面はほぼ加熱ローラの表面と同等の高光沢となっている。しかしながら、加熱ローラの表面から剥離した記録材上の溶融トナーは、加熱定着後にフリーな状態となる。それまで平滑であったトナー画像の表面は、剥離時に作用する加熱ローラとの接着力や溶融トナー自身の温度低下に伴う凝集力のアップにより、波うちが発生し、細かなうねりを生ずるようになる。その表面のうねりが保持されたまま、その後自然冷却されて固化するが、このような表面状態では、トナー画像としての光沢度がニップ部の出口付近における場合と異なるレベルに変動していることが避けられない。つまり、定着装置で十分な高光沢の画像に仕上げても、その後フリーな状態から冷却固化するまでの間に、溶融トナーの凝集によって光沢度が低下してしまう。このような従来の定着装置による光沢度低下のメカニズムは、2ローラ方式の定着装置に限らず、ベルト方式の定着装置においても、基本的に同様である。
〔1〕 記録材上の未定着トナー像を熱と圧力により定着させる定着機構部(加熱定着装置10)と、前記定着機構部の記録材搬送方向下流側に配置され、加熱ローラ(光沢付与加熱ローラ21)を含む複数のローラに張架され、回動する無端状ベルト(無端状ベルト24)と、該無端状ベルトを介して前記加熱ローラに圧接してニップ部を形成する加圧ローラ(光沢付与加圧ローラ22)と、を有し、前記無端状ベルトが前記ニップ部から記録材排出方向に記録材と所定距離だけ接触可能に張り出すように前記複数のローラのいずれか(剥離ローラ27または支持ローラ26)を配置した光沢付与機構部(画像光沢付与装置20)と、を備え、前記光沢付与機構部は、前記無端状ベルトの外周側に配置され、前記ニップ部の記録材排出側で前記記録材を前記無端状ベルトから剥離させる分離爪と、(剥離部材29)前記無端状ベルトの内周側に配置され、前記無端状ベルトのニップ部から記録材排出方向に張り出した領域を冷却する冷却装置(冷却装置28)と、を有し、前記分離爪を、前記無端状ベルトのニップ部から記録材排出方向に張り出した領域上であって、前記冷却装置が配置された位置の対向位置を含む範囲で移動させて、前記記録材が前記無端状ベルトと接触する距離を調整することにより、該記録材上のトナー像の光沢を調整することを特徴とする定着装置(定着装置50、図3)。
〔2〕 記録材上の未定着トナー像を熱と圧力により定着させる定着機構部(加熱定着装置10)と、前記定着機構部の記録材搬送方向下流側に配置され、加熱ローラ(光沢付与加熱ローラ21)を含む複数のローラに張架され、回動する無端状ベルト(無端状ベルト24)と、該無端状ベルトを介して前記加熱ローラに圧接してニップ部を形成する加圧ローラ(光沢付与加圧ローラ22)と、を有し、前記無端状ベルトが前記ニップ部から記録材排出方向に記録材と所定距離だけ接触可能に張り出すように前記複数のローラのいずれか(支持ローラ26)を配置した光沢付与機構部(画像光沢付与装置20’)と、を備え、前記光沢付与機構部は、前記ニップ部の記録材排出側の前記無端状ベルトの内周側に配置され、該無端状ベルトの一部を外周側に押し出すように押圧することで前記記録材を前記無端状ベルトから剥離させる押圧部材(押圧部材2a)を有し、該押圧部材は、前記無端状ベルトの幅方向を長手方向とする棒状の部材であって、前記押圧部材を前記無端状ベルトのニップ部から記録材排出方向に張り出した領域上を水平方向に移動させて、前記記録材が前記無端状ベルトと接触する距離を調整することにより、該記録材上のトナー像の光沢を調整することを特徴とする定着装置(定着装置50’、図5)。
〔3〕 前記分離爪は、前記無端状ベルトの幅方向に設置される複数の板形状の部材であることを特徴とする前記[1]に記載の定着装置。
〔4〕 前記押圧部材の前記無端状ベルトの押圧部分は、該無端状ベルトの幅方向に所定のテーパー形状を有していることを特徴とする前記〔2〕に記載の定着装置(図6)。
〔5〕 前記押圧部材は、前記無端状ベルトの幅方向両端部を押し下げる形状となっていることを特徴とする前記〔4〕に記載の定着装置(図6)。
〔6〕 前記光沢付与機構部が、前記トナー像が前記トナーのガラス転移点温度以下に冷却された後に前記記録材を無端状ベルトから剥離するように構成されていることを特徴とする前記〔1〕〜〔5〕のいずれかに記載の定着装置。
〔7〕 前記〔1〕〜〔6〕のいずれかに記載の定着装置を具備することを特徴とする画像形成装置(画像形成装置100、図7)。
請求項6の発明によれば、前記光沢付与機構部において、前記無端状ベルトを冷却するための冷却装置を備えているため、記録材上のトナー像の冷却を十分に行うことができ、より高光沢画像を提供することができる。
請求項7の発明によれば、前記光沢付与機構部において、前記トナー像が前記トナーのガラス転移点温度以下に冷却された後に無端状ベルトから剥離するように構成されているため、トナー像の冷却を十分に行うことができ、高光沢画像まで光沢の調整が可能である。
請求項8の発明によれば、本発明の定着装置を搭載することで、簡易な装置構成で所望する光沢度画像を得ることができる画像形成装置を提供することができる。
まず、図1に、本発明に係る定着装置の前提となる定着装置の構成を示す。
図1の定着装置は、光沢付与機構付き定着装置であって、定着装置は、主として加熱定着工程を担う加熱定着装置(定着手段、定着機構部)10と、画像光沢付与工程を担う画像光沢付与装置(光沢付与手段、光沢付与機構部)20と、からなる。
(定着工程)
まず、未定着トナー像を保持した記録材は定着手段である加熱定着装置10を通過することでトナー像が定着される。このとき、加熱ローラ11は、内部に配置されたハロゲンヒータ14の発熱によりトナー定着に適する温度まで加熱されている。また、ニップ部では所定のニップ圧で加圧ローラ12が加熱ローラ11に当接している。これにより、加熱定着装置10を通過した記録材上のトナー像は完全に定着されるようになる。
つぎに、画像の光沢度を高くしたい場合は加熱定着装置10の下流側直後に設けられた画像光沢付与装置20を通過させることで光沢度を高くすることが出来る。すなわち、加熱定着装置10を通過した記録材は、画像光沢付与装置20の光沢付与加熱ローラ21と光沢付与加圧ローラで形成されるニップを通過し加熱される。なお、ここでの加熱は、すでに定着が完了しているので、トナー表面をレベリングするだけの熱量を付与するものとする。例えば、光沢付与加熱ローラ21の表面温度が画像光沢付与装置20への記録材進入時の記録材温度以上、加熱定着装置10からの該記録材排出直後の記録材温度以下、あるいは、使用されるトナーのフローテスターによる軟化温度以上、1/2流出開始温度以下、またあるいは、60〜120℃である。これにより、トナー像の全体を溶かすのではなく表層を軟化させるのみとなり、トナーとしての色はそのまま保持されつつ、表層のみが平滑な無端状ベルト24の表面によりレベリングされ光沢が向上する。このニップ部を通過後は無端状ベルト24に密着した状態で所定距離だけ搬送され剥離ローラ27の所で曲率剥離される。
そこで、つぎのような用紙光沢度に応じた光沢度画像を得る工夫を施した定着装置が提案されている。
発明者らは、これらの問題を解決すべく鋭意検討を行い、本発明を成すに至った。以下、本発明の定着装置について説明する。
本発明の定着装置50は、光沢付与機構付き定着装置であって、定着装置は、主として加熱定着工程を担う加熱定着装置(定着手段、定着機構部)10と、画像光沢付与工程を担う画像光沢付与装置(光沢付与手段、光沢付与機構部)20と、からなる。ここで、加熱定着装置10は、図1の定着装置のものと同じ構成である。
(高光沢モード)
(S11) ユーザーが画像形成装置でプリントする場合、まずユーザーが使用する紙種と光沢モードを選択する。
ユーザーの使用する紙種が塗工紙で用紙の光沢度が45%であってユーザーが光沢モードを高光沢モード(この場合画像光沢度70%狙い;写真画像等)を選択する場合について説明する。この場合は剥離部材29の位置は剥離ローラ27の位置、図3においてAの位置に配置される。
(S12) 画像形成処理が開始されると、未定着のトナー像が転写された記録材が加熱定着装置10に搬送され、定着ニップ部において予め設定された定着温度により加熱定着される。あらかじめ設定された定着温度とは選択された紙種(紙厚)にトナー像を定着させるための温度であって、光沢度までは制御されていない。例えばこの例では設定温度を160℃とすると加熱定着装置10の定着ニップ部を通過した時点ではトナー像の光沢度は約30%である。
(S13) 記録材はそのまま画像光沢付与装置20の光沢付与加熱ローラ21と光沢付与加圧ローラ22で形成されるニップ部に入り、加熱され、記録材上のトナー像は溶融状態となる。このときの光沢付与加熱ローラ21の設定温度は、例えば120℃である。この状態で記録材はニップ部から排出された後、無端状ベルト24に密着したまま搬送される。
(S14) 高光沢モードの場合、記録材が無端状ベルト24と密着している距離は最も長く確保されており、その距離は画像光沢付与装置20のニップ部から剥離ローラ27(A位置にある剥離部材29)までの距離、例えば120mmである。記録材は、この画像光沢付与装置20のニップ部から剥離ローラ27(A位置にある剥離部材29)まで搬送される間に、冷却装置28で冷却され、剥離ローラ27の位置までくると約60℃にまで温度が低下している。記録材は、その冷却後に無端状ベルト24から剥離されることにより、トナー像は冷却固化された状態で剥離されるため、光沢度約70%の高光沢画像となる。
(S21) ユーザーの使用する紙種が塗工紙で用紙の光沢度が45%であってユーザーが光沢モードを通常光沢モード(この場合画像光沢度の狙いは紙種と同じ45%となる)を選択すると、剥離部材29は光沢付与加熱ローラ21側に所定距離(例えば、40mm)だけ水平方向に移動して、図3においてBの位置に配置される。
(S22) 画像形成処理が開始されると、未定着のトナー像が転写された記録材が加熱定着装置10に搬送され、定着ニップ部において予め設定された定着温度により加熱定着される。この例でも定着ニップ部の設定温度160℃とされ、加熱定着装置10の定着ニップ部を通過した時点ではトナー像の光沢度は約30%となる。
(S23) 記録材はそのまま画像光沢付与装置20の光沢付与加熱ローラ21と光沢付与加圧ローラ22で形成されるニップ部に入り、加熱され、記録材上のトナー像は溶融状態となる。このときの光沢付与加熱ローラ21の設定温度は、例えば120℃である。この状態で記録材はニップ部から排出された後、無端状ベルト24に密着したまま搬送される。
(S24) 通常光沢モードの場合、記録材が無端状ベルト24と密着している距離は高光沢モードの場合よりも短くなっており、その距離は画像光沢付与装置20のニップ部からB位置にある剥離部材29までの距離、例えば80mmである。記録材は、この画像光沢付与装置20のニップ部からB位置にある剥離部材29まで搬送される間に、冷却装置28で冷却され、B位置までくると約90℃にまで温度が低下しており、光沢度の付与量が高光沢モードよりも少なく約45〜50%の光沢度となる。記録材は、そこで無端状ベルト24から剥離されることにより、トナー像はユーザーが所望する光沢度45%となる。
(S31) ユーザーの使用する紙種が普通紙(例えば、用紙光沢度10%)や塗工紙(例えば用紙光沢度45%)であってユーザーが光沢モードをより低光沢のトナー像とする低光沢モードを選択すると、剥離部材29は通常光沢モードの場合よりも光沢付与加熱ローラ21側に所定距離だけ水平方向に移動して、冷却装置28に対応する位置、図3においてCの位置に配置される。
(S32) 画像形成処理が開始されると、未定着のトナー像が転写された記録材が加熱定着装置10に搬送され、定着ニップ部において予め設定された定着温度により加熱定着される。
(S33) 記録材はそのまま画像光沢付与装置20の光沢付与加熱ローラ21と光沢付与加圧ローラ22で形成されるニップ部に入り、加熱され、記録材上のトナー像は溶融状態となる。この状態で記録材はニップ部から排出された後、無端状ベルト24に密着したまま搬送される。
(S34) 低光沢モードの場合、記録材が無端状ベルト24と密着している距離は通常光沢モードの場合よりも短くなっており、その距離は画像光沢付与装置20のニップ部からC位置にある剥離部材29までの距離である。記録材は、この画像光沢付与装置20のニップ部からC位置にある剥離部材29まで搬送される間に、冷却装置28で冷却されている途中の位置であるC位置までくるとある程度温度が低下しており、光沢度の付与量が通常光沢モードよりも少ない光沢度となる。記録材は、そこで無端状ベルト24から剥離されることにより、トナー像はユーザーが所望する低光沢のトナー像となる。
本発明の定着装置50’は、光沢付与機構付き定着装置であって、定着装置は、主として加熱定着工程を担う加熱定着装置(定着手段、定着機構部)10と、画像光沢付与工程を担う画像光沢付与装置(光沢付与手段、光沢付与機構部)20’と、からなる。ここで、加熱定着装置10は、本発明の定着装置の第1の実施形態のもの(すなわち図1の定着装置のもの)と同じ構成である。
図6は、剥離部材2aの長手方向の外径形状を示したものである。剥離部材2aは、図6に示すように無端状ベルト24に接触する側の外形形状が長手方向中央部から両端部にかけて徐々に突き出るようなテーパー形状としている。これにより、剥離部材2aの中央部に対して両端側が無端状ベルト24をより押し下げるようになる。すなわち、剥離部材2aで押し下げられている部分の無端状ベルト24はその長手方向において両端部が中央部に比べて下がっている状態となる。
(高光沢モード)
(S41) ユーザーが画像形成装置でプリントする場合、まずユーザーが使用する紙種と光沢モードを選択する。
ユーザーの使用する紙種が塗工紙で用紙の光沢度が45%であってユーザーが光沢モードを高光沢モード(この場合画像光沢度70%狙い;写真画像等)を選択する場合について説明する。この場合は剥離部材2aの位置は最も支持ローラ26側に寄せた位置(図5(a))に配置される。
(S42) 画像形成処理が開始されると、未定着のトナー像が転写された記録材が加熱定着装置10に搬送され、定着ニップ部において予め設定された定着温度により加熱定着される。あらかじめ設定された定着温度とは選択された紙種(紙厚)にトナー像を定着させるための温度であって、光沢度までは制御されていない。例えばこの例では設定温度を160℃とすると加熱定着装置10の定着ニップ部を通過した時点ではトナー像の光沢度は約30%である。
(S43) 記録材はそのまま画像光沢付与装置20’の光沢付与加熱ローラ21と光沢付与加圧ローラ22で形成されるニップ部に入り、加熱され、記録材上のトナー像は溶融状態となる。このときの光沢付与加熱ローラ21の設定温度は、例えば120℃である。この状態で記録材はニップ部から排出された後、無端状ベルト24に密着したまま搬送される。
(S44) 高光沢モードの場合、記録材が無端状ベルト24と密着している距離は最も長く確保されており、その距離は画像光沢付与装置20’のニップ部から支持ローラ26(図5(a)の位置にある剥離部材2a)までの距離、例えば120mmである。記録材は、この画像光沢付与装置20’のニップ部から支持ローラ26(図5(a)の位置にある剥離部材2a)まで搬送される間に、冷却装置28で冷却され、支持ローラ26の位置までくると約60℃にまで温度が低下している。記録材は、その冷却後に無端状ベルト24から剥離されることにより、トナー像は冷却固化された状態で剥離されるため、光沢度約70%の高光沢画像となる。
(S51) ユーザーの使用する紙種が塗工紙で用紙の光沢度が45%であってユーザーが光沢モードを通常光沢モード(この場合画像光沢度の狙いは紙種と同じ45%となる)を選択すると、剥離部材2aは光沢付与加熱ローラ21側に所定距離(例えば、40mm)だけ水平方向に移動して、図5(b)の位置に配置される。
(S52) 画像形成処理が開始されると、未定着のトナー像が転写された記録材が加熱定着装置10に搬送され、定着ニップ部において予め設定された定着温度により加熱定着される。この例でも定着ニップ部の設定温度160℃とされ、加熱定着装置10の定着ニップ部を通過した時点ではトナー像の光沢度は約30%となる。
(S53) 記録材はそのまま画像光沢付与装置20’の光沢付与加熱ローラ21と光沢付与加圧ローラ22で形成されるニップ部に入り、加熱され、記録材上のトナー像は溶融状態となる。このときの光沢付与加熱ローラ21の設定温度は、例えば120℃である。この状態で記録材はニップ部から排出された後、無端状ベルト24に密着したまま搬送される。
(S54) 通常光沢モードの場合、記録材が無端状ベルト24と密着している距離は高光沢モードの場合よりも短くなっており、その距離は画像光沢付与装置20’のニップ部から図5(b)の位置にある剥離部材2aまでの距離、例えば80mmである。記録材は、この画像光沢付与装置20’のニップ部から図5(b)の位置にある剥離部材2aまで搬送される間に、冷却装置28で冷却され、図5(b)の剥離部材2aの位置までくると約90℃にまで温度が低下しており、光沢度の付与量が高光沢モードよりも少なく約45〜50%の光沢度となる。記録材は、そこで無端状ベルト24から剥離されることにより、トナー像はユーザーが所望する光沢度45%となる。
(S61) ユーザーの使用する紙種が普通紙(例えば、用紙光沢度10%)や塗工紙(例えば用紙光沢度45%)であってユーザーが光沢モードをより低光沢のトナー像とする低光沢モードを選択すると、剥離部材2aは通常光沢モードの場合よりも光沢付与加熱ローラ21側に所定距離だけ水平方向に移動して、配置される。このとき、冷却装置28も移動させるとよい。
(S62) 画像形成処理が開始されると、未定着のトナー像が転写された記録材が加熱定着装置10に搬送され、定着ニップ部において予め設定された定着温度により加熱定着される。
(S63) 記録材はそのまま画像光沢付与装置20’の光沢付与加熱ローラ21と光沢付与加圧ローラ22で形成されるニップ部に入り、加熱され、記録材上のトナー像は溶融状態となる。この状態で記録材はニップ部から排出された後、無端状ベルト24に密着したまま搬送される。
(S64) 低光沢モードの場合、記録材が無端状ベルト24と密着している距離は通常光沢モードの場合よりも短くなっており、その距離は画像光沢付与装置20’のニップ部から剥離部材2aまでの距離である。記録材は、この画像光沢付与装置20’のニップ部から剥離部材2aまで搬送される間に、冷却装置28で冷却されてある程度温度が低下しており、光沢度の付与量が通常光沢モードよりも少ない光沢度となる。記録材は、そこで無端状ベルト24から剥離されることにより、トナー像はユーザーが所望する低光沢のトナー像となる。
図7は、本発明に係る画像形成装置の一態様であるデジタルカラー複写機装置本体の全体構成を示す断面概略図である。
カラー複写機100は、装置本体上部に位置する画像読取部100Aと、装置本体中央部に位置する画像形成部100Bと、装置本体下部に位置する給紙部100Cと、を有する。
図8は、本発明の定着装置の加熱定着装置における加圧部材、定着部材の別の構成例(1)を示す断面図である。この加熱定着装置10は、定着部材を図3,図5の加熱定着装置10おける加熱ローラ(定着ローラ)11のローラ方式のものから加熱ローラ11R及び定着ローラ12Rに張架される定着ベルト11aに替えて、定着ローラ12Rが定着ベルト11aを介して加圧ローラ12と当接してニップ部を形成する構成となっている。また、定着ベルト11aは熱源であるハロゲンヒータ13により加熱されるようになっている。
図9は、本発明の定着装置の加熱定着装置における加圧部材、定着部材の別の構成例(2)を示す断面図である。この加熱定着装置10では、上側に回転自在に配置された加熱ローラ(定着ローラ)11と、加熱ローラ11の下にローラ13R,14R,15Rに回動自在に一定のテンションで架け渡された加圧ベルト12aと、が当接して加圧ベルト12aの裏面にある加圧パッドであるバックアップ部材12bにより定着ニップ部Nを形成可能に配置されている。また、加熱ローラ11はハロゲンヒータ13により加熱され、加圧ベルト12aはハロゲンヒータ14により加熱されるようになっている。
2 書込み部
3 現像部
7 搬送ローラ対
8 排紙部
10 加熱定着装置(定着機構部)
11,11R,101 加熱ローラ
11a 定着ベルト
12,103 加圧ローラ
12a 加圧ベルト
12b,12d バックアップ部材
12e 支持部材
12R 定着ローラ
13,14,23,102 ハロゲンヒータ
13R,14R,15R ローラ
15,16,25 サーミスタ
20,20’ 画像光沢付与装置(光沢付与機構部)
21 光沢付与加熱ローラ
22 光沢付与加圧ローラ
24 無端状ベルト
26 支持ローラ
27 剥離ローラ
28 冷却装置
29,2a 剥離部材
30 中間転写体
31 感光体
34 2次転写部
35 搬送ベルト
37 搬送路
38 レジスト部
41,41a,41b,41c,41d 給紙トレイ
50,50’ 定着装置
100 画像形成装置
100A 画像読取部
100B 画像形成部
100C 給紙部
110 自動原稿送り装置(ADF)
N ニップ部
P 用紙(記録材,記録媒体)
T トナー
Claims (7)
- 記録材上の未定着トナー像を熱と圧力により定着させる定着機構部と、
前記定着機構部の記録材搬送方向下流側に配置され、加熱ローラを含む複数のローラに張架され、回動する無端状ベルトと、該無端状ベルトを介して前記加熱ローラに圧接してニップ部を形成する加圧ローラと、を有し、前記無端状ベルトが前記ニップ部から記録材排出方向に記録材と所定距離だけ接触可能に張り出すように前記複数のローラのいずれかを配置した光沢付与機構部と、を備え、
前記光沢付与機構部は、
前記無端状ベルトの外周側に配置され、前記ニップ部の記録材排出側で前記記録材を前記無端状ベルトから剥離させる分離爪と、
前記無端状ベルトの内周側に配置され、前記無端状ベルトのニップ部から記録材排出方向に張り出した領域を冷却する冷却装置と、を有し、
前記分離爪を、前記無端状ベルトのニップ部から記録材排出方向に張り出した領域上であって、前記冷却装置が配置された位置の対向位置を含む範囲で移動させて、前記記録材が前記無端状ベルトと接触する距離を調整することにより、該記録材上のトナー像の光沢を調整することを特徴とする定着装置。 - 記録材上の未定着トナー像を熱と圧力により定着させる定着機構部と、
前記定着機構部の記録材搬送方向下流側に配置され、加熱ローラを含む複数のローラに張架され、回動する無端状ベルトと、該無端状ベルトを介して前記加熱ローラに圧接してニップ部を形成する加圧ローラと、を有し、前記無端状ベルトが前記ニップ部から記録材排出方向に記録材と所定距離だけ接触可能に張り出すように前記複数のローラのいずれかを配置した光沢付与機構部と、を備え、
前記光沢付与機構部は、
前記ニップ部の記録材排出側の前記無端状ベルトの内周側に配置され、該無端状ベルトの一部を外周側に押し出すように押圧することで前記記録材を前記無端状ベルトから剥離させる押圧部材を有し、
該押圧部材は、前記無端状ベルトの幅方向を長手方向とする棒状の部材であって、
前記押圧部材を前記無端状ベルトのニップ部から記録材排出方向に張り出した領域上を水平方向に移動させて、前記記録材が前記無端状ベルトと接触する距離を調整することにより、該記録材上のトナー像の光沢を調整することを特徴とする定着装置。 - 前記分離爪は、前記無端状ベルトの幅方向に設置される複数の板形状の部材であることを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
- 前記押圧部材の前記無端状ベルトの押圧部分は、該無端状ベルトの幅方向に所定のテーパー形状を有していることを特徴とする請求項2に記載の定着装置。
- 前記押圧部材は、前記無端状ベルトの幅方向両端部を押し下げる形状となっていることを特徴とする請求項4に記載の定着装置。
- 前記光沢付与機構部が、前記トナー像が前記トナーのガラス転移点温度以下に冷却された後に前記記録材を無端状ベルトから剥離するように構成されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の定着装置。
- 請求項1〜6のいずれかに記載の定着装置を具備することを特徴とする画像形成装置。
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