JP6015176B2 - 光沢付与装置、及び、画像形成装置 - Google Patents

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Description

この発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ、又は、それらの複合機等の画像形成装置と、その外部又は内部に設置される光沢付与装置と、に関するものである。
従来から、複写機、プリンタ等の画像形成装置において、高い光沢性を有する出力画像を形成するために、記録媒体上の定着画像に光沢を付与する光沢付与装置を設置する技術が知られている(例えば、特許文献1、2参照。)。
詳しくは、光沢付与装置は、定着ニップ部(定着部)に対して記録媒体の搬送方向下流側に設置されていて、定着工程後の記録媒体を搬送するベルト部材(定着ベルト)や、ベルト部材を介して記録媒体の画像面に接触するヒートシンク方式の冷却手段、等で構成されている。このような光沢付与装置を通過した記録媒体上のトナー像は定着ニップ部で溶融された後にベルト部材に密着した状態で冷却されるため、画像面が平滑になり高い光沢性が得られることになる。そのため、画像の高光沢性が要求されるカラー画像形成装置では、重要な技術となっている。
一方、特許文献1には、画像面が下方に向くように搬送される記録媒体に対して、ベルト部材(定着ベルト47)を介して冷却部材(冷却手段46)が上向きで対向するように配設された光沢付与装置が開示されている。
また、特許文献2には、画像面が上方に向くように搬送される記録媒体に対して、ベルト部材(無端状ベルト31)を介して冷却部材(冷却手段35)が下向きで対向するように配設された光沢付与装置が開示されている。また、特許文献2の光沢付与装置は、ベルト部材(無端状ベルト31)との間に記録媒体を挟みながら搬送する搬送支持ベルト41が設置されている。
従来の光沢付与装置は、ベルト部材に弛みが生じて冷却部材との間に大きな隙間が生じてしまうことがあった。そして、冷却部材とベルト部材との間に大きな隙間が生じてしまうと、冷却部材による記録媒体に対する冷却効率が悪化して、記録媒体における画像面の光沢性が充分に得られなくなってしまっていた。
このような問題は、画像面が上方に向くように搬送される記録媒体に対して、ベルト部材を介して冷却部材が下向きに対向するように配設された光沢付与装置(特許文献2等の装置である。)では、冷却部材に対してベルト部材が自重方向に離間するように弛むことになるため、特に無視できないものになっていた。
このような問題を解決するために、ベルト部材を張架するテンションローラによってベルト部材に付与する張力を大きく設定する方策が考えられる。しかし、その場合、ベルト部材に大きな負荷がかかってしまい、ベルト部材の劣化を早めてしまうことになる。
また、特許文献2の装置のように、ベルト部材との間に記録媒体を挟みながら搬送する搬送支持ベルトを設置した場合には、装置が大型化・高コスト化する不具合や、ベルト部材の外周面(画像面に当接する面)が搬送支持ベルトに接触して磨耗して画像面の画質が低下する不具合や、ベルト部材と搬送支持ベルトとの間に挟まれることで記録媒体の画像が潰れてしまう不具合が生じる可能性があった。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、装置がそれほど大型化・高コスト化することなく、記録媒体の画像面の画質が低下することなく、冷却部材とベルト部材との間に大きな隙間が生じて記録媒体における画像面の光沢性が充分に得られなくなる不具合が軽減される、光沢付与装置、及び、画像形成装置を提供することにある。
この発明の請求項1記載の発明にかかる光沢付与装置は、記録媒体上に担持されたトナー像に光沢を付与する光沢付与装置であって、加熱手段によって加熱される加熱ローラと、加熱ローラを含む複数のローラに張架されるとともに、記録媒体の画像面を接触させた状態で所定方向に走行して記録媒体を搬送するベルト部材と、前記ベルト部材を介して前記加熱ローラに圧接して記録媒体が送入されるニップ部を形成する加圧回転体と、前記ベルト部材を介して記録媒体に対向するように前記ベルト部材の搬送方向に沿って設置された冷却部材と、を備え、前記冷却部材に対して前記ベルト部材が離間しないように前記ベルト部材を保持する保持部材を、前記ニップ部から記録媒体が搬送される搬送方向の範囲内であって、幅方向両端部の非通紙領域に設置して、前記保持部材は、前記ベルト部材の走行方向に沿うように回転するローラ部材としたものである
本発明は、冷却部材に対してベルト部材が離間しないようにベルト部材を保持する保持部材を、記録媒体が搬送される搬送方向の範囲内であって、幅方向両端部の非通紙領域に設置している。これにより、装置がそれほど大型化・高コスト化することなく、記録媒体の画像面の画質が低下することなく、冷却部材とベルト部材との間に大きな隙間が生じて記録媒体における画像面の光沢性が充分に得られなくなる不具合が軽減される、光沢付与装置、及び、画像形成装置を提供することができる。
この発明の実施の形態1における画像形成装置を示す全体構成図である。 光沢付与装置を示す構成図である。 複数の冷却部材を上方からみた断面図である。 光沢付与装置におけるベルト部材を下方からみた図である。 保持部材の近傍を搬送方向にみた断面図である。 冷却部材とベルト部材との間に大きな隙間が生じた状態を示す図である。 この発明の実施の形態2における光沢付与装置の要部を示す構成図である。 図7の光沢付与装置におけるベルト部材を下方からみた図である。 変形例1としての、光沢付与装置におけるベルト部材を下方からみた図である。 変形例2としての、光沢付与装置の要部を示す構成図である。
以下、この発明を実施するための形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
実施の形態1.
図1〜図6にて、この発明の実施の形態1について詳細に説明する。
まず、図1にて、画像形成装置全体の構成・動作について説明する。
図1において、1は画像形成装置としてのタンデム型カラー複写機の画像形成装置本体、2は入力画像情報に基づいたレーザ光を発する書込み部、3は原稿Dを原稿読込部4に搬送する原稿搬送部、4は原稿Dの画像情報を読み込む原稿読込部、7は転写紙等の記録媒体Pが収容される給紙部、9は記録媒体Pの搬送タイミングを調整するレジストローラ、11Y、11M、11C、11BKは各色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)のトナー像が形成される感光体ドラム、12は各感光体ドラム11Y、11M、11C、11BK上を帯電する帯電部、13は各感光体ドラム11Y、11M、11C、11BK上に形成される静電潜像を現像する現像部、14は各感光体ドラム11Y、11M、11C、11BK上に形成されたトナー像を記録媒体P上に重ねて転写する転写バイアスローラ(1次転写バイアスローラ)、15は各感光体ドラム11Y、11M、11C、11BK上の未転写トナーを回収するクリーニング部、16は中間転写ベルト17を清掃する中間転写ベルトクリーニング部、17は複数色のトナー像が重ねて転写される中間転写ベルト、18は中間転写ベルト17上のカラートナー像を記録媒体P上に転写するための2次転写バイアスローラ、20は記録媒体P上のトナー像(未定着画像)を定着する定着装置、を示す。
また、50は画像形成装置本体の外部に設置された周辺装置であって記録媒体P上に担持されたトナー像に光沢を付与する光沢付与装置、51は記録媒体Pの画像面(定着画像面)を接触させた状態で所定方向に走行して記録媒体Pを搬送するベルト部材(搬送ベルト)、71A〜71Cはベルト部材51を介して記録媒体Pに対向(接触)するようにベルト部材Pの搬送方向に沿って並設された複数の冷却部材、を示す。
光沢付与装置50は、画像形成装置本体1から排出された定着工程後の記録媒体P上の画像の光沢性を向上させるための装置である。
以下、画像形成装置における、通常のカラー画像形成時の動作について説明する。
まず、原稿Dは、原稿搬送部3の搬送ローラによって、原稿台から図中の矢印方向に搬送されて、原稿読込部4のコンタクトガラス5上に載置される。そして、原稿読込部4で、コンタクトガラス5上に載置された原稿Dの画像情報が光学的に読み取られる。
詳しくは、原稿読込部4は、コンタクトガラス5上の原稿Dの画像に対して、照明ランプから発した光を照射しながら走査させる。そして、原稿Dにて反射した光を、ミラー群及びレンズを介して、カラーセンサに結像する。原稿Dのカラー画像情報は、カラーセンサにてRGB(レッド、グリーン、ブルー)の色分解光ごとに読み取られた後に、電気的な画像信号に変換される。さらに、RGBの色分解画像信号をもとにして画像処理部で色変換処理、色補正処理、空間周波数補正処理等の処理をおこない、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのカラー画像情報を得る。
そして、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色の画像情報は、書込み部2に送信される。そして、書込み部2からは、各色の画像情報に基づいたレーザ光(露光光)が、それぞれ、対応する感光体ドラム11Y、11M、11C、11BK上に向けて発せられる。
一方、4つの感光体ドラム11Y、11M、11C、11BKは、それぞれ、図1の時計方向に回転している。そして、まず、感光体ドラム11Y、11M、11C、11BKの表面は、帯電部12との対向部で、一様に帯電される(帯電工程である。)。こうして、感光体ドラム11Y、11M、11C、11BK上には、帯電電位が形成される。その後、帯電された感光体ドラム11Y、11M、11C、11BK表面は、それぞれのレーザ光の照射位置に達する。
書込み部2において、4つの光源から画像信号に対応したレーザ光が各色に対応してそれぞれ射出される。各レーザ光は、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの色成分ごとに別の光路を通過することになる(露光工程である。)。
イエロー成分に対応したレーザ光は、紙面左側から1番目の感光体ドラム11Y表面に照射される。このとき、イエロー成分のレーザ光は、高速回転するポリゴンミラーにより、感光体ドラム11Yの回転軸方向(主走査方向)に走査される。こうして、帯電部12にて帯電された後の感光体ドラム11Y上には、イエロー成分に対応した静電潜像が形成される。
同様に、マゼンタ成分に対応したレーザ光は、紙面左から2番目の感光体ドラム11M表面に照射されて、マゼンタ成分に対応した静電潜像が形成される。シアン成分のレーザ光は、紙面左から3番目の感光体ドラム11C表面に照射されて、シアン成分の静電潜像が形成される。ブラック成分のレーザ光は、紙面左から4番目の感光体ドラム11BK表面に照射されて、ブラック成分の静電潜像が形成される。
その後、各色の静電潜像が形成された感光体ドラム11Y、11M、11C、11BK表面は、それぞれ、現像部13との対向位置に達する。そして、各現像部13から感光体ドラム11Y、11M、11C、11BK上に各色のトナーが供給されて、感光体ドラム11Y、11M、11C、11BK上の潜像が現像される(現像工程である。)。
その後、現像工程後の感光体ドラム11Y、11M、11C、11BK表面は、それぞれ、中間転写ベルト17との対向部に達する。ここで、それぞれの対向部には、中間転写ベルト17の内周面に当接するように転写バイアスローラ14が設置されている。そして、転写バイアスローラ14の位置で、中間転写ベルト17上に、感光体ドラム11Y、11M、11C、11BK上に形成された各色のトナー像が、順次重ねて転写される(1次転写工程である。)。
そして、転写工程後の感光体ドラム11Y、11M、11C、11BK表面は、それぞれ、クリーニング部15との対向位置に達する。そして、クリーニング部15で、感光体ドラム11Y、11M、11C、11BK上に残存する未転写トナーが回収される(クリーニング工程である。)。
その後、感光体ドラム11Y、11M、11C、11BK表面は、不図示の除電部を通過して、感光体ドラム11Y、11M、11C、11BKにおける一連の作像プロセスが終了する。
他方、感光体ドラム11Y、11M、11C、11BK上の各色のトナーが重ねて転写(担持)された中間転写ベルト17は、図中の時計方向に走行して、2次転写バイアスローラ18との対向位置に達する。そして、2次転写バイアスローラ18との対向位置で、記録媒体P上に中間転写ベルト17上に担持されたカラーのトナー像が転写される(2次転写工程である。)。
その後、中間転写ベルト17表面は、中間転写ベルトクリーニング部16の位置に達する。そして、中間転写ベルト17上に付着した未転写トナーが中間転写ベルトクリーニング部16に回収されて、中間転写ベルト17における一連の転写プロセスが終了する。
ここで、中間転写ベルト17と2次転写バイアスローラ18との間(2次転写ニップである。)に搬送される記録媒体Pは、給紙部7からレジストローラ9等を経由して搬送されたものである。
詳しくは、記録媒体Pを収納する給紙部7から、給紙ローラ8により給送された記録媒体Pが、搬送ガイドを通過した後に、レジストローラ9に導かれる。レジストローラ9に達した記録媒体Pは、タイミングを合わせて、2次転写ニップに向けて搬送される。
そして、フルカラー画像が転写された記録媒体Pは、搬送ベルトによって定着装置20に導かれる。定着装置20では、定着ベルトと圧接ローラとのニップ部にて、カラー画像(トナー)が記録媒体P上に定着される。
そして、定着工程後の記録媒体Pは、出力画像の光沢度を向上させる「光沢モード」が選択されていないときには、図1の破線矢印に示すように、切替爪の移動によって画像形成装置本体1外に出力画像として排出されて、一連の画像形成プロセスが完了する。
これに対して、「光沢モード」が選択されているときには、図1の実線矢印に示すように、切替爪の移動によって画像形成装置本体1から光沢付与装置50に導かれて、光沢付与装置50にて記録媒体P上の画像に光沢性が付与された後に、光沢付与装置50から出力画像として排出されて、一連の画像形成プロセスが完了する。
ここで、「光沢モード」とは、画像形成装置本体1の操作パネル(不図示である。)のボタン操作によってユーザーが任意に選択できるモードであって、例えば、写真画像のように高光沢性が要求される画像を出力するときに選択されるものである。
次に、図2〜図5にて、画像形成装置本体1に設置される光沢付与装置50の構成・動作について詳述する。
図2は、光沢付与装置50の要部を示す構成図である。また、図3は、複数の冷却部材71A〜71Cを上方からみた断面図であって、冷却部材71A〜71Cに形成された流路71aを示す図である。また、図4は、光沢付与装置50に設置されたベルト部材51を下方からみた図である。さらに、図5は、ベルト部材51を保持する保持部材としての固定部材80の近傍をニップ部側から搬送方向にみた断面図である。
図2に示すように、光沢付与装置50は、加熱手段としてのハロゲンヒータ58によって加熱される加熱ローラ52、加熱ローラ52の位置(加熱部)でベルト部材51の表面温度を検知する温度センサ59(サーミスタ)、加圧回転体としての加圧ローラ62、複数のローラ52〜55に張架・支持されたベルト部材51(搬送ベルト)、3つの液冷システム70A〜70Cにそれぞれ接続された3つの冷却部材71A〜71C、3つの冷却部材71A〜71Cの温度をそれぞれ検知する温度検知手段としての温度センサ78A〜78C、等で構成される。
ここで、ベルト部材51は、耐熱性の高い樹脂材料からなる層厚10〜300μm程度のベース層上に、層厚1〜100μm程度の表面層が形成された多層構造の無端状ベルトである。なお、本実施の形態1において、ベルト部材51は、その厚さが90μmに設定されている。
ベルト部材51のベース層(内周面層)としては、ポリエステル、ポリエチレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリエーテルサルフォン、ポリエーテルケトン、ポリサルフォン、ポリイミド、ポリアミドイミド、ポリアミド等からなるポリマーシートを用いることができる。
また、ベルト部材51の表面層(外周面層)は、シリコーン系樹脂、フッ素系樹脂等で形成することができる。また、ベルト部材51の表面層は、記録媒体P上の画像に高い光沢性を付与するために、その表面の算術平均粗さRaが0.3μm以下(好ましくは、0.1μm以下である。)になるように形成されている。
そして、ベルト部材51は、加熱ローラ52を含む4つのローラ52〜55に張架されていて、記録媒体Pの画像面を密着して接触させた状態で所定方向(図2の矢印方向であって、時計方向である。)に走行して記録媒体Pを搬送する。なお、4つのローラ52〜55のうちの1つは駆動ローラ54であって、不図示の駆動モータに接続されていて、ベルト部材51を周速50〜700mm/秒程度で走行駆動する。
加熱ローラ52は、アルミニウム等の熱伝導率の高い金属材料からなる外径が50〜120mm程度の中空構造のローラであって、その円筒体の内部にはハロゲンヒータ58(加熱手段)が固設されている。
加熱ローラ52のハロゲンヒータ58は、その両端部が光沢付与装置50の側板(不図示である。)に固定されている。そして、不図示の電源部(交流電源)により出力制御されたハロゲンヒータ58からの輻射熱によって加熱ローラ52が加熱されて、さらに加熱ローラ52によって加熱されたベルト部材51の表面から記録媒体P上のトナー像に熱が加えられる。ハロゲンヒータ58の出力制御は、ベルト部材51表面に接触する温度センサ59(サーミスタ)によるベルト表面温度の検知結果に基いておこなわれる。詳しくは、温度センサ59の検知結果に基づいて定められる通電時間だけ、ハロゲンヒータ58に交流電圧が印加される(オン・オフ制御される)。このようなハロゲンヒータ58の出力制御によって、ベルト部材51の温度(加熱ローラ52に張架された部分における表面温度)を所望の温度(100〜180℃程度である。)に調整制御することができる。
また、加圧回転体としての加圧ローラ62は、外径が50〜120mm程度であって、芯金上に弾性層、表面層が順次積層されたものである。加圧ローラ62の弾性層は、層厚が5〜30mm程度であって、シリコーンゴム等の弾性材料で形成されている。加圧ローラ62の表面層は、層厚が30〜200μm程度であって、フッ素樹脂からなるチューブ材等で形成されている。
そして、加圧ローラ62(加圧回転体)は、不図示の加圧機構によってベルト部材51を介して加熱ローラ52に圧接する。こうして、加圧ローラ62とベルト部材51との間に、記録媒体Pが送入されるニップ部(ニップ幅が10〜40mm程度である。)が形成される。
3つの冷却部材71A〜71Cは、ベルト部材51を介して記録媒体Pの画像面に接触するようにベルト部材51の搬送方向に沿って並設されている。
詳しくは、第1冷却部材71Aはベルト部材51の搬送方向の最上流に設置され、第2冷却部材71Bは第1冷却部材71Aに隣接する位置であってベルト部材51の搬送方向の中央部に設置され、第3冷却部材71Cは第2冷却部材71Bに隣接する位置であってベルト部材51の搬送方向の最下流に設置されている。なお、本実施の形態1では、ベルト部材51と冷却部材71A〜71Cとの密着性を向上させるために、加熱ローラ52の位置から分離ローラ53の位置までにおいて、冷却部材71A〜71Cがベルト部材51の内周面を押圧するように配設されている。
ここで、3つの冷却部材71A〜71Cは、それぞれ独立した3つの液冷システム70A〜70Cの1つに接続されていて、それぞれ独立して冷却制御される。
3つの冷却部材71A〜71Cは、いずれも、アルミニウム等の熱伝導性の高い金属材料で形成されていて、図3に示すように、その内部には冷却液(例えば、水である。)が幅方向(図2の紙面垂直方向である。)にジグザグ状に往復移動するための流路71aが形成されている。
また、第1冷却部材71Aが接続された第1液冷システム70Aと、第2冷却部材71Bが接続された第2液冷システム70Bと、第3冷却部材71Cが接続された第3液冷システム70Cと、はいずれも、ほぼ同じように構成されている。
詳しくは、3つの液冷システム70A〜70Cは、それぞれ、冷却量調整手段としてのラジエータ72、冷却液が貯留されるタンク73、流量調整手段としてのポンプ74、冷却部材71とラジエータ72とタンク73とポンプ74とを接続する搬送管75(パイプ)、等で構成されている。そして、冷却部材71A〜71Cを含めた液冷システム70A〜70Cにおいて、図2及び図3に示す矢印方向に冷却液(液体)が循環して、冷却部材71A〜71Cが冷却され、ベルト部材51を介して記録媒体P上のトナー像(画像)が冷却されることになる。
ここで、ラジエータ72には、ラジエータ72内を流動する冷却液を空冷するためのファン(不図示である。)が設置されている。このファン(ラジエータ72)は、風量を0〜11m3/分の範囲で可変できるように構成されていて、冷却部材71A〜71Cに設置された温度センサ78A〜78C(例えば、サーミスタ等である。)によってそれぞれ検知される検知温度に基いてその風量がそれぞれ可変される冷却量調整手段として機能することになる。
また、ポンプ74は、タンク73から冷却部材71A〜71Cに向けて送られる冷却液の流量を0〜15リットル/分の範囲で可変できるように構成されていて、冷却部材71A〜71Cに設置された温度センサ78A〜78Cによってそれぞれ検知される検知温度に基いて冷却部材71A〜71Cを循環する冷却液(液体)の流量をそれぞれ調整する流量調整手段として機能することになる。このポンプ74(流量調整手段)は、上述したラジエータ72とともに、冷却部材71A〜71Cを冷却制御するためのものである。すなわち、温度センサ78A〜78Cによってそれぞれ検知される検知温度に基いて、冷却部材71A〜71Cを検知温度よりも低い所望の温度に冷却したい場合に、その大きさに応じて、ポンプ74の流量やラジエータ72の風量が適宜に最適な値に調整されることになる。特に、ポンプ74の流量調整による冷却制御は、冷却の応答性が高く急冷時に有用である。
このように、本実施の形態1では、冷却部材71A〜71Cを複数に分割してそれらを別々に冷却しているため、温度が最も高い状態であるベルト部材51から熱を受ける最上流側の第1冷却部材71Aを、他の冷却部材71B、71Cと分けて冷却制御することができる。そのため、分割された冷却部材71A〜71Cごとに、ラジエータ72やポンプ74によって適正な冷却量にて効率よく冷却することができて、装置全体として記録媒体Pを充分に冷却することができる。
すなわち、冷却部材を複数に分割しない場合には、冷却部材の温度が上流側と下流側とで平均化されるため、循環する冷却液の温度も平均化されて、室温との温度差が少なくなりラジエータでの冷却量が少なくなって、結果的に装置全体として記録媒体Pを充分に冷却できなくなってしまう。
なお、図2を参照して、ベルト部材51と加圧ローラ62との当接部(ニップ部である。)の入口側には、ベルト部材51による搬送経路に記録媒体Pを案内する入口ガイド板91が配設されている。
また、複数のローラのうちの1つである分離ローラ53の近傍には、ベルト部材51による搬送経路から分離された記録媒体Pを搬送ローラ対65(排紙ローラ対)の位置まで案内する出口ガイド板92が配設されている。
さらに、本実施の形態1における光沢付与装置50には、冷却部材71A〜71Cに対してベルト部材51が離間しないようにベルト部材51を保持する保持部材としての固定部材80(板状部材)が設置されているが、これについては後で詳しく説明する。
上述のように構成された光沢付与装置50は、通紙時(稼働時)に次のように動作する。
画像形成装置本体1の電源スイッチ(主電源)が投入されると、それに連動して光沢付与装置50にも電力が供給されて、電源からハロゲンヒータ58に交流電圧が印加(給電)される。同時に、不図示の駆動モータに連結された駆動ローラ54の回転駆動(図2中の時計方向の回転である。)が開始されて、それぞれの部材が接触する位置における摩擦抵抗によって、ベルト部材51や加熱ローラ52や加圧ローラ62やその他のローラ53、55が矢印方向に従動回転される。
その後、画像形成装置本体1から定着工程後の記録媒体Pが送入されると、その記録媒体Pは、入口ガイド板91によってニップ部(加熱ローラ52と加圧ローラ62との圧接位置である。)に導かれる。そして、このニップ部(加熱部)の位置で、記録媒体P上のトナー像(画像)が加熱される。なお、ベルト部材51は、温度センサ59の位置で150℃になるように、ハロゲンヒータ58のオン・オフ制御によって温度制御されている。そして、ニップ部を通過した記録媒体Pは、その表面温度が100〜120℃程度になって、記録媒体P上のトナー像が軟化・溶融する。
その後、記録媒体Pは、ベルト部材51への密着力によってベルト部材51に密着したまま搬送されて、3つの冷却部材71A〜71Cの位置で順次冷却された後に、分離ローラ53の位置でベルト部材51から分離(曲率分離)されることになる。このとき、記録媒体P上のトナー像は、平滑性の高いベルト部材51の表面状態によって高い平滑性が与えられ、40℃以下に冷却されて固化した状態になっており、高い光沢性が得えられる。このようにして得られた画像の光沢度(20°光沢度)は、65〜80程度になる。
その後、画像の高光沢性が付与された記録媒体Pは、搬送ローラ対65によって、光沢付与装置50から排紙される。
以下、本実施の形態1における光沢付与装置50において、特徴的な構成・動作について詳述する。
図2、図4、図5を参照して、本実施の形態1における光沢付与装置50には、冷却部材71A〜71Cに対してベルト部材51が離間しないようにベルト部材51を保持する保持部材としての固定部材80が設置されている。この固定部材80(保持部材)は、ニップ部から記録媒体Pが搬送される搬送方向の範囲内(記録媒体Pがベルト部材51によって搬送される範囲である。)であって、幅方向(図2の紙面垂直方向、図4の上下方向、図5の左右方向である。)の両端部の非通紙領域(通紙領域Mの外側の領域である。)に設置されている。
詳しくは、保持部材としての固定部材80(固定板)は、金属材料又は樹脂材料によって略Z字状に形成された板状部材であって、光沢付与装置50に非回転で固設されている。本実施の形態1では、3つの固定部材80が、ベルト部材51の下方であって、ベルト部材51を介して3つの冷却部材71A〜71Cにそれぞれ対向するように配設されている。
具体的に、第1冷却部材71Aの幅方向両端部には、それぞれ、ベルト部材51の両端部を挟むように、第1の固定部材80がネジ締結されている(略Z字状に形成された板状部材における、一端側がベルト部材51に対向する対向面となって、他端側が冷却部材71Aに当接する当接面となってネジ締結されている。)。同様に、第2冷却部材71Bの幅方向両端部にも、それぞれ、ベルト部材51の両端部を挟むように、第2の固定部材80がネジ締結されている。同様に、第3冷却部材71Cの幅方向両端部にも、それぞれ、ベルト部材51の両端部を挟むように、第3の固定部材80がネジ締結されている。
このように、非通紙領域においてベルト部材51を保持する固定部材80(保持部材)を設けることで、ベルト部材51の通紙領域にダメージを与えることなく、ベルト部材51に弛みが生じて冷却部材71A〜71Cとの間に大きな隙間が生じてしまう不具合が確実に軽減されるため、冷却部材71A〜71Cによる記録媒体Pに対する冷却効率の悪化が防止されて、記録媒体Pにおける画像面の充分な光沢性を得ることができる。
特に、本実施の形態1における光沢付与装置50は、画像面(光沢性を付与する表面である。)が上方に向くように搬送される記録媒体Pに対して、ベルト部材51を介して冷却部材71A〜71Cが下向きに対向するように配設されているため、冷却部材71A〜71Cに対してベルト部材51が自重方向に離間するように弛みやすい(図6に示す光沢付与装置500を参照できる)。そのため、固定部材80(保持部材)を設置することによる効果が大きくなる。
さらに、本実施の形態1における光沢付与装置50は、複数の冷却部材71A〜71Cが設置され、記録媒体Pの搬送経路が長く設定されていて、図4に示すように、搬送経路において複数の記録媒体Pがベルト部材51に密着して連続的に搬送される場合がある。そのような場合には、複数の記録媒体Pの重さによってベルト部材Pが自重方向にさらに弛みやすくなるため、固定部材80(保持部材)を設置することによる効果が大きくなる。
ここで、図5を参照して、ベルト部材51を保持する固定部材80と、冷却部材71A〜71Cと、の対向距離Gは小さければ小さいほど、冷却部材71A〜71Cに対するベルト部材51の離間距離を小さくすることができるが、その対向距離Gがベルト部材51の厚さを10倍した値よりも小さくなるように配設されていれば、冷却部材71A〜71Cによる記録媒体Pに対する冷却効率の悪化がある程度防止されて、記録媒体Pにおける画像面の充分な光沢性を得る効果がある程度確保できる。
なお、本実施の形態1では、ベルト部材51の厚さが90μmに設定されていて、固定部材80と冷却部材71A〜71Cとの対向距離Gが0.5mm以下になるように設定されている。
また、本実施の形態1において、固定部材80にベルト部材51が摺接することによる摺動抵抗を減ずるために、固定部材80の対向面(ベルト部材51に対向する面である。)に、低摩擦材料をコーティングしたり、低摩擦部材を貼着したりすることもできる。
以上説明したように、本実施の形態1では、冷却部材71A〜71Cに対してベルト部材51が離間しないようにベルト部材51を保持する固定部材80(保持部材)を、記録媒体Pが搬送される搬送方向の範囲内であって、幅方向両端部の非通紙領域に設置している。これにより、光沢付与装置50がそれほど大型化・高コスト化することなく、記録媒体Pの画像面の画質が低下することなく、冷却部材71A〜71Cとベルト部材51との間に大きな隙間が生じて記録媒体Pにおける画像面の光沢性が充分に得られなくなる不具合を軽減することができる。
実施の形態2.
図7〜図10にて、この発明の実施の形態2について詳細に説明する。
図7は、実施の形態2における光沢付与装置50の要部を示す構成図であって、前記実施の形態1における図2に対応する図である。図8は、光沢付与装置50におけるベルト部材51を下方からみた図であって、前記実施の形態1における図4に対応する図である。また、図9は、変形例1としての光沢付与装置50におけるベルト部材51を下方からみた図であって、前記実施の形態1における図4に対応する図である。さらに、図10は、変形例2としての光沢付与装置50の要部を示す構成図であって、前記実施の形態1における図2に対応する図である。
本実施の形態2における光沢付与装置50は、ベルト部材51を保持する保持部材としてローラ部材85が用いられている点が、ベルト部材51を保持する保持部材として固定部材80が用いられている前記実施の形態1のものとは相違する。
図7、図8を参照して、本実施の形態2における光沢付与装置50も、前記実施の形態1のものと同様に、ハロゲンヒータ58(加熱手段)によって加熱される加熱ローラ52、加圧ローラ62(加圧回転体)、ベルト部材51、温度センサ59、3つの液冷システム70A〜70Cにそれぞれ接続された3つの冷却部材71A〜71C、温度センサ78A〜78C、等で構成される。
ここで、本実施の形態2における光沢付与装置50にも、前記実施の形態1のものと同様に、ベルト部材51を非通紙領域で保持する保持部材が設置されているが、前記実施の形態1のものとは異なり、その保持部材として、ベルト部材51に接触してベルト部材51の走行方向に沿うように回転するローラ部材85を用いている。このローラ部材85(保持部材)も、前記実施の形態1における固定部材80と同様に、ニップ部から記録媒体Pが搬送される搬送方向の範囲内であって、幅方向両端部の非通紙領域(通紙領域Mの外側の領域である。)に設置されている。
詳しくは、保持部材としてのローラ部材85(回転体)は、金属材料からなる軸部(芯金)上に樹脂材料又は弾性ゴム材料からなるローラ部が形成された回転体であって、光沢付与装置50の筐体に回転可能に保持されている。本実施の形態2において、3つのローラ部材85は、ベルト部材51の下方であって、ベルト部材51を介して3つの冷却部材71A〜71Cにそれぞれ対向するように配設されている。
具体的に、第1冷却部材71Aの幅方向両端部には、それぞれ、ベルト部材51の両端部を挟むように、第1のローラ部材85が設置されている(ローラ部がベルト部材51の幅方向端部に当接するように設置されている。)。同様に、第2冷却部材71Bの幅方向両端部にも、それぞれ、ベルト部材51の両端部を挟むように、第2のローラ部材85が設置されている。同様に、第3冷却部材71Cの幅方向両端部にも、それぞれ、ベルト部材51の両端部を挟むように、第3のローラ部材85が設置されている。
このように、本実施の形態2においても、非通紙領域においてベルト部材51を保持するローラ部材85(保持部材)を設けることで、ベルト部材51の通紙領域にダメージを与えることなく、ベルト部材51に弛みが生じて冷却部材71A〜71Cとの間に大きな隙間が生じてしまう不具合が確実に軽減されるため、冷却部材71A〜71Cによる記録媒体Pに対する冷却効率の悪化が防止されて、記録媒体Pにおける画像面の充分な光沢性を得ることができる。
特に、本実施の形態2では、冷却部材71A〜71Cに向けてベルト部材51が密着するようにローラ部材85をベルト部材51に接触(付勢)させて、ベルト部材51の走行に沿うようにローラ部材85を回転させているため、上述した効果が大きく発揮されやすくなるとともに、ローラ部材85(保持部材)に対するベルト部材61の摺動抵抗を減ずることができる。
ここで、本実施の形態2では、ローラ部材85は、不図示の駆動手段(駆動モータ)に接続されていて、その駆動手段によってベルト部材51の走行速度以上の線速度(1.1〜1.3倍程度の若干速い線速度である。)で回転駆動されるように構成されている。これにより、ベルト部材51は、記録媒体Pの搬送経路において、下流側に向けてローラ部材85に引っ張られるように張力が付与されて弛みが生じにくくなるため、冷却部材71A〜71Cに対するベルト部材51の密着性がさらに高められることになる。
このとき、ローラ部材85は、ベルト部材51に対してある程度の張力を付与して、それ以上の大きな張力を付与しようとするとベルト部材51との間に滑りが生じることになるため、ベルト部材51に過剰な負荷を生じさせることはない。なお、このような現象を確実に生じさせるために、ローラ部材85を、トルクリミッタに接続することもできる。すなわち、ローラ部材85は、ベルト部材51に対してある程度の張力を付与して、それ以上の大きな張力を付与しようとするとトルクリミッタが作用して空転して、ベルト部材51に過剰な負荷を生じさせないことになる。
また、本実施の形態2において、ベルト部材51によって記録媒体Pが搬送されているときにのみ(搬送時にのみ)、駆動手段によってローラ部材85を回転駆動するように構成することもできる。すなわち、ウォーミングアップ時等であって、ベルト部材51が空駆動されているときには、ベルト部材51の走行に沿ってローラ部材51が連れ回りすることになる。
これにより、必要なときにのみベルト部材51にローラ部材85による張力が付与されることになるため、ベルト部材51の耐久性を向上させることができる。
なお、本実施の形態2において、ローラ部材85は、その回転軸が幅方向(図8の上下方向である。)に対して平行になるように設置されている。
これに対して、図9に示すように、ローラ部材85がベルト部材51に対して幅方向両端部に向けて張力を付与するように、ローラ部材85の回転軸を幅方向に対して傾斜して設置することもできる。すなわち、ローラ部材85の幅方向内側が幅方向外側に対して搬送方向先端側にズレるように、ローラ部材85の回転軸を傾斜させることができる。
このような構成により、ベルト部材51は、摺接するローラ部材85によって、幅方向両端部に向けて引っ張られるように張力が付与されることになるため、ベルト部材51にシワや波打ちが生じにくくなって、記録媒体Pの搬送不良や光沢性不良が生じにくくなる。
また、本実施の形態2において、図10に示すように、ローラ部材85との間にベルト部材51を挟むように対向ローラ86を設置することもできる。これにより、冷却部材71A〜71Cに対するベルト部材51の位置がさらに精度良く定められて、冷却部材71A〜71Cに対するベルト部材51の密着性がさらに高められるとともに、ローラ部材85のスムーズな回転が促進されることになる。
さらに、図10に示すように、ローラ部材85が接離手段(不図示であって、例えば、カム機構等である。)によってベルト部材51に対して接離されるように構成することもできる。その場合、ベルト部材51によって記録媒体Pが搬送されているとき(搬送時)に接離手段によってローラ部材85をベルト部材51に当接させて、それ以外のとき(非搬送時)に接離手段によってローラ部材85をベルト部材51から離間させることで、必要なときにのみベルト部材51にローラ部材85が摺接することになるため、ベルト部材51の耐久性を向上させることができる。
以上説明したように、本実施の形態2では、冷却部材71A〜71Cに対してベルト部材51が離間しないようにベルト部材51を保持するローラ部材85(保持部材)を、記録媒体Pが搬送される搬送方向の範囲内であって、幅方向両端部の非通紙領域に設置している。これにより、光沢付与装置50がそれほど大型化・高コスト化することなく、記録媒体Pの画像面の画質が低下することなく、冷却部材71A〜71Cとベルト部材51との間に大きな隙間が生じて記録媒体Pにおける画像面の光沢性が充分に得られなくなる不具合を軽減することができる。
なお、前記各実施の形態では加圧回転体として加圧ローラ62を用いたが、加圧回転体として加圧ベルトを用いてもよい。
また、前記各実施の形態ではベルト部材として多層構造のものを用いたが、ベルト部材として単層構造のものを用いてもよい。
また、前記各実施の形態では加熱手段としてハロゲンヒータ58を用いたが、加熱手段として別の加熱手段(例えば、カーボンヒータや、電磁誘導加熱するための励磁コイル、等である。)を用いてもよい。
そして、それらの場合にも、前記各実施の形態とほぼ同様の効果を得ることができる。
また、前記各実施の形態では、光沢付与装置50を画像形成装置本体1の外部に周辺装置として設置したが、光沢付与装置50を画像形成装置本体1の一部として内設することもできる。そして、その場合に、定着装置20と光沢付与装置50とを一体化して、定着工程と光沢付与工程とを連続的におこなうように構成することもできる。
また、前記各実施の形態では、冷却部材71A〜71Cの数を3つとしたが、冷却部材の数を2つ以下又は4つ以上とすることもできる。特に、冷却部材を1つとしたときには、上述した複数の冷却部材によって光沢性付与することによる効果がなくなるものの、保持部材80、85を設置することによる効果は維持されることになる。
また、前記各実施の形態では、保持部材80、85をベルト部材51を介して冷却部材71A〜71Cに対向する位置に設置したが、冷却部材71A〜71Cに対するベルト部材51に密着性を高められるのであれば、記録媒体Pの搬送範囲内のいずれの位置に保持部材80、85を設置しても良い。
また、前記各実施の形態において、3つの冷却部材71A〜71Cをそれぞれ加熱する3つの第2の加熱手段(例えば、面状ヒータである。)を設置することもできる。その場合、第2の加熱手段を用いて各冷却部材の温度制御をさらにきめ細かくおこなうことができる。
詳しくは、第1面状ヒータを、第1冷却部材71Aの上面に設置して、第1冷却部材71Aが冷却され過ぎていて第1温度センサ78Aの検知温度が所定値に達していない場合に第1冷却部材71Aを加熱する。同様に、第2面状ヒータをは、第2冷却部材71Bの上面に設置して、第2冷却部材71Bが冷却され過ぎていて第2温度センサ78Bの検知温度が所定値に達していない場合に第2冷却部材71Bを加熱する。同様に、第3面状ヒータを、第3冷却部材71Cの上面に設置して、第3冷却部材71Cが冷却され過ぎていて第3温度センサ78Cの検知温度が所定値に達していない場合に第3冷却部材71Cを加熱する。
このように、3つの冷却部材71A〜71Cと3つの面状ヒータ(第2の加熱手段)とが、それぞれ、3つの温度センサ78A〜78Cのうち対応する温度センサの検知温度に基いて独立して制御されることで、3つの冷却部材71A〜71Cが、それぞれ、独立して冷却・加熱制御されて、狙いの温度に応答性よく調整されることになる。これにより、連続通紙時などに、ベルト部材51が記録媒体Pや周囲の熱源(加熱ローラ52等である。)から熱を受けても、ベルト部材51の冷却が間に合わなくなりベルト部材51を所望の温度まで充分に冷却できなくなる不具合が生じにくくなる。したがって、出力画像において高い光沢性が安定的に得られることになる。また、光沢付与装置50の立ち上げ直後や低温環境時などであっても、3つの面状ヒータによってそれぞれ独立して加熱制御された冷却部材71A〜71Cによって、ベルト部材51が必要以上に冷却された状態になってしまうことなく、比較的少ない消費電力で加熱部におけるニップ部(加熱ローラ52と加圧ローラ62とのニップ部である。)の位置でトナーを溶融できるまでベルト部材51を昇温させることができる。
なお、本願において、「幅方向」とは、記録媒体が搬送される面内において、記録媒体の搬送方向に直交する方向であるものと定義する。
また、本願において、「通紙領域」とは、通紙可能な最大サイズの記録媒体が搬送される幅方向の範囲であって、「非通紙領域」とは、「通紙領域」以外の幅方向の範囲であるものと定義する。
なお、本発明が前記各実施の形態に限定されず、本発明の技術思想の範囲内において、前記各実施の形態の中で示唆した以外にも、前記各実施の形態は適宜変更され得ることは明らかである。また、前記構成部材の数、位置、形状等は前記各実施の形態に限定されず、本発明を実施する上で好適な数、位置、形状等にすることができる。
1 画像形成装置本体、
50 光沢付与装置、
51 ベルト部材、
52 加熱ローラ、
58 ハロゲンヒータ(加熱手段)、
62 加圧ローラ(加圧回転体)、
70A、70B、70C 液冷システム、
71A、71B、71C 冷却部材、
80 固定部材(保持部材)、
85 ローラ部材(保持部材)、
86 対向ローラ、
P 記録媒体。
特開2006−243444号公報 特開2004−325934号公報

Claims (10)

  1. 記録媒体上に担持されたトナー像に光沢を付与する光沢付与装置であって、
    加熱手段によって加熱される加熱ローラと、
    加熱ローラを含む複数のローラに張架されるとともに、記録媒体の画像面を接触させた状態で所定方向に走行して記録媒体を搬送するベルト部材と、
    前記ベルト部材を介して前記加熱ローラに圧接して記録媒体が送入されるニップ部を形成する加圧回転体と、
    前記ベルト部材を介して記録媒体に対向するように前記ベルト部材の搬送方向に沿って設置された冷却部材と、
    を備え、
    前記冷却部材に対して前記ベルト部材が離間しないように前記ベルト部材を保持する保持部材を、前記ニップ部から記録媒体が搬送される搬送方向の範囲内であって、幅方向両端部の非通紙領域に設置して、
    前記保持部材は、前記ベルト部材の走行方向に沿うように回転するローラ部材であることを特徴とする光沢付与装置。
  2. 前記ローラ部材は、駆動手段によって前記ベルト部材の走行速度以上の線速度で回転駆動されることを特徴とする請求項1に記載の光沢付与装置。
  3. 前記ローラ部材は、トルクリミッタに接続されたことを特徴とする請求項2に記載の光沢付与装置。
  4. 前記ローラ部材は、前記ベルト部材によって記録媒体が搬送されているときにのみ、駆動手段によって回転駆動されることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の光沢付与装置。
  5. 前記ローラ部材は、前記ベルト部材に対して幅方向両端部に向けて張力を付与するように、その回転軸が幅方向に対して傾斜して設置されたことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の光沢付与装置。
  6. 前記ローラ部材は、接離手段によって前記ベルト部材に対して接離可能に設置されたことを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載の光沢付与装置。
  7. 前記ローラ部材との間に前記ベルト部材を挟むように設置された対向ローラをさらに具備したことを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれかに記載の光沢付与装置。
  8. 前記保持部材は、前記ベルト部材の下方であって、前記ベルト部材を介して前記冷却部材に対向するように配設されたことを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれかに記載の光沢付与装置。
  9. 前記冷却部材は、前記ベルト部材を介して記録媒体に対向するように前記ベルト部材の搬送方向に沿って並設された複数の冷却部材であって、
    前記複数の冷却部材の温度をそれぞれ別々に調整できるように、前記複数の冷却部材がそれぞれ独立して制御されることを特徴とする請求項1〜請求項8のいずれかに記載の光沢付与装置。
  10. 請求項1〜請求項9のいずれかに記載の光沢付与装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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