JP4952253B2 - 定着装置および画像形成装置 - Google Patents
定着装置および画像形成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4952253B2 JP4952253B2 JP2007001491A JP2007001491A JP4952253B2 JP 4952253 B2 JP4952253 B2 JP 4952253B2 JP 2007001491 A JP2007001491 A JP 2007001491A JP 2007001491 A JP2007001491 A JP 2007001491A JP 4952253 B2 JP4952253 B2 JP 4952253B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fixing belt
- roll
- cooling
- recording medium
- image
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Fixing For Electrophotography (AREA)
Description
まず、画像形成部1について説明する。制御部17は、図2に示したように、CPU(Central Processing Unit)17A、制御プログラムを記憶したROM(Read Only Memory)17B、RAM(Random Access Memory)17C、各種情報を記憶する記憶部17D、外部のコンピュータ装置との通信インターフェースとして機能する通信インターフェース17E、画像形成装置の各部に接続され各部とCPU17Aとの間の信号や情報の授受の仲介を行う制御インターフェース17F、画像情報が表す画像に画像処理を施す画像処理部17G、画像形成装置を操作するための各種キーを備えた操作部17Hを備えている。制御部17の各部はバス171により接続されており、このバス171を介して各部間で各種情報や各種信号を授受する。
次に二次定着部2について説明する。経路変更部材50は、二次定着部2内における記録媒体の搬送方向を変更するものである。経路変更部材50は、制御部17の制御の下、排出ロール対37によって搬送された記録媒体を排出ロール対51または搬送ロール対52のいずれかの方向へ案内する。排出ロール対51は、記録媒体を二次定着部2の外へ排出するロールであり、経路変更部材50によって案内された記録媒体を二次定着部2の外へ排出する。搬送ロール対52,55は、記録媒体を搬送するロールであり、経路変更部材50によって案内された記録媒体を二次定着装置7へ搬送する。排出ロール対56は、記録媒体を二次定着部2の外へ排出するロールであり、二次定着装置7を通過した記録媒体を二次定着部2の外へ排出する。
二次定着装置7は、画像形成部1によって記録媒体上に定着したトナー像に再度定着処理を施す装置である。図3に示したように二次定着装置7は、定着ベルト70、加熱ロール71、加圧ロール75、剥離ロール72、ステアリングロール73、第1冷却部材81と第2冷却部材82とを有する冷却部80、送風機100A,100Bにより構成されており、加熱ロール71で加熱された定着ベルト70を冷却部80で冷却する構成となっている。
本実験ではポリイミドおよびSUSを基材層とする定着ベルトを用いたが、ベルトの伸縮量と光沢ムラとの関係はこれらを基材層とするベルトに限定されるものではない。定着ベルト70の収縮量が大きいと、定着ベルト70に密着しているトナー像において、冷却されて固化する前に定着ベルト70から剥離する部分が発生し、定着ベルト70から剥離した後の画像においては光沢ムラが発生してしまうという現象は、ベルト基材に依存するものではない。
なお、図6中のラインL2は第1冷却部材81を用いず第2冷却部材のみで冷却した場合の定着ベルトの温度低下を示したグラフである。第1冷却部材81と第2冷却部材82とを用いた場合(ラインL1)には、第2冷却部材82のみを用いた場合(ラインL2)のように定着ベルトの急激な温度低下は見られず、光沢ムラが発生しない程度の定着ベルトの収縮量に抑えながら剥離温度にまで冷却されている。
次に、本実施形態の動作について説明する。まず、画像形成部1においてトナー像が定着された記録媒体は、排出ロール対37により二次定着部2へ送られる。ここで、トナー像が記録媒体に形成されるより前に、ユーザが記録媒体上の画像を再加熱および再加圧しないようにする指示を操作部17Hを操作して入力していた場合には、制御部17により経路変更部材50が制御され、記録媒体が排出ロール対51のほうへ案内される。排出ロール対51に案内された記録媒体は、排出ロール51によって二次定着部2の外へ排出されるので、記録媒体が再加熱および再加圧されることがない。
以上、本発明の実施形態について説明したが、上述した実施形態は本発明に係る実施形態の一例であり、本発明は上述した実施形態に限定されることなく、他の様々な形態で実施可能である。例えば、上述の実施形態を以下のように変形して本発明を実施してもよい。
上述した実施形態においては、加圧部材、剥離部材ともに円柱状のロールを用いているが、ロール状に限られるものではなく、掛け渡された定着ベルトが周回移動できる部材であればよい。
Claims (5)
- 色材による画像が転写された記録媒体を加熱する加熱部材と、
前記加熱部材に対向して配置され、前記加熱部材へ押し当てられる加圧部材と、
前記加熱部材に掛け渡されて周回移動することにより、前記加熱部材と前記加圧部材との間に供給された記録媒体を周回移動の方向に搬送する無端の定着ベルトと、
前記定着ベルトが掛け渡されており、前記定着ベルトにより搬送されている前記記録媒体を前記定着ベルトから剥離させる剥離部材と、
前記剥離部材と前記加熱部材との間に配置されて前記定着ベルトに接触し、前記定着ベルトの移動方向における1mmあたりの前記定着ベルトの収縮量が5×10−4mm以下となるように前記定着ベルトを冷却する冷却部と
を有する定着装置。 - 前記冷却部は、前記定着ベルトに接触して前記定着ベルトを冷却する複数の冷却部材を有し、該冷却部材は、前記加熱部材側にある冷却部材から順に温度が低いことを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
- 前記複数の冷却部材は、前記加熱部材側にある冷却部材から順に熱容量が小さくなっていることを特徴とする請求項2に記載の定着装置。
- 前記冷却部は、前記定着ベルトに接触して前記定着ベルトを冷却する冷却部材を有し、該冷却部材は、前記加熱部材側から前記剥離部材側へ向かうにつれて冷却能力が高くなっていることを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
- 請求項1乃至4のいずれか一に記載の定着装置と、画像を表す画像情報に従って記録媒体上に該画像を形成する画像形成部とを有する画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007001491A JP4952253B2 (ja) | 2007-01-09 | 2007-01-09 | 定着装置および画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007001491A JP4952253B2 (ja) | 2007-01-09 | 2007-01-09 | 定着装置および画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008170539A JP2008170539A (ja) | 2008-07-24 |
JP4952253B2 true JP4952253B2 (ja) | 2012-06-13 |
Family
ID=39698710
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007001491A Expired - Fee Related JP4952253B2 (ja) | 2007-01-09 | 2007-01-09 | 定着装置および画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4952253B2 (ja) |
Families Citing this family (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5910930B2 (ja) * | 2011-03-07 | 2016-04-27 | 株式会社リコー | 熱交換装置及び画像形成装置 |
JP5835644B2 (ja) * | 2011-06-10 | 2015-12-24 | 株式会社リコー | 冷却装置及び画像形成装置 |
US8725026B2 (en) | 2011-06-10 | 2014-05-13 | Ricoh Company, Ltd. | Cooling device and image forming apparatus including same |
JP5850302B2 (ja) * | 2011-07-20 | 2016-02-03 | 株式会社リコー | 冷却装置及び画像形成装置 |
JP5822061B2 (ja) * | 2011-06-21 | 2015-11-24 | 株式会社リコー | 光沢付与装置、画像形成装置、カラー画像形成装置 |
JP2013007801A (ja) * | 2011-06-22 | 2013-01-10 | Ricoh Co Ltd | 光沢付与装置、及び画像形成装置 |
JP2013097175A (ja) * | 2011-11-01 | 2013-05-20 | Ricoh Co Ltd | 光沢付与装置、及び、画像形成装置 |
JP6015176B2 (ja) * | 2012-07-10 | 2016-10-26 | 株式会社リコー | 光沢付与装置、及び、画像形成装置 |
JP5975332B2 (ja) | 2012-08-10 | 2016-08-23 | 株式会社リコー | 冷却装置及び画像形成装置 |
JP2014202768A (ja) * | 2013-04-01 | 2014-10-27 | コニカミノルタ株式会社 | シート冷却装置及び画像形成装置 |
JP6016146B2 (ja) * | 2015-11-04 | 2016-10-26 | 株式会社リコー | 冷却装置及び画像形成装置 |
JP6249307B2 (ja) * | 2016-06-07 | 2017-12-20 | 株式会社リコー | 冷却装置及び画像形成装置 |
JP7276705B2 (ja) * | 2019-03-14 | 2023-05-18 | 株式会社リコー | 冷却装置及び画像形成装置 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5970301A (en) * | 1997-12-03 | 1999-10-19 | Xeikon N.V. | Device and method fixing and glossing toner images |
JP2004078045A (ja) * | 2002-08-21 | 2004-03-11 | Ricoh Co Ltd | 定着装置及び該定着装置を有する画像形成装置 |
JP5147195B2 (ja) * | 2005-06-01 | 2013-02-20 | キヤノン株式会社 | 画像形成方法 |
-
2007
- 2007-01-09 JP JP2007001491A patent/JP4952253B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2008170539A (ja) | 2008-07-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4952253B2 (ja) | 定着装置および画像形成装置 | |
US7764915B2 (en) | Elastic roll and fixing device | |
US9141040B2 (en) | Image forming apparatus and fixing device | |
JP7052443B2 (ja) | 定着装置及び画像形成装置 | |
JP5900389B2 (ja) | 定着装置及び画像形成装置 | |
JP6638530B2 (ja) | 定着装置、画像形成装置 | |
US8897666B2 (en) | Fixing device and image forming apparatus | |
JP2008122849A (ja) | 定着装置 | |
JP5904147B2 (ja) | 定着装置及び画像形成装置 | |
JP4655848B2 (ja) | 定着装置および画像形成装置 | |
JP2008216294A (ja) | 定着装置及び画像形成装置 | |
JP4595596B2 (ja) | 定着装置及びこれを用いた画像形成装置 | |
JP5332180B2 (ja) | 定着装置及び画像形成装置 | |
JP2008158101A (ja) | 定着装置及び画像形成装置 | |
JP2006235041A (ja) | 定着装置および画像形成装置 | |
US8918038B2 (en) | Fixing device and image forming apparatus incorporating same | |
JP4927612B2 (ja) | 定着装置及び画像形成装置 | |
JP2011043608A (ja) | 定着装置及び画像形成装置 | |
JP2005221652A (ja) | 定着装置および画像形成装置 | |
US20130148999A1 (en) | Fixing device and image forming apparatus | |
JP2013167678A (ja) | 無端状ベルト駆動装置およびそれを備える画像形成装置 | |
JP2017223843A (ja) | 定着装置及び画像形成装置 | |
JP5743052B2 (ja) | 定着装置および画像形成装置 | |
JP5438978B2 (ja) | 定着装置及び画像形成装置 | |
JP2005227612A (ja) | 定着装置および画像形成装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20091221 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120209 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120214 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120227 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150323 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |