JP2014202768A - シート冷却装置及び画像形成装置 - Google Patents

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浩章 梅本
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Abstract

【課題】 冷却液を通す流路が設けられた冷却体を有するシート冷却装置において、加熱されたシートを効率よく冷却できるようにする。【解決手段】 冷却液を通す流路12が設けられた冷却体11(11a,11b)をシートSの搬送方向に複数並設させるシート冷却装置10において、前記の冷却体11(11a,11b)の間に断熱部13を設けた。【選択図】 図1

Description

本発明は、加熱されたシートを冷却させるシート冷却装置、及び定着装置によりトナー画像が加熱定着されて熱くなった記録シートをシート冷却装置により冷却させるようにした複写機、プリンター、ファクシミリ及びこれらの複合機からなる画像形成装置に関するものである。特に、冷却液を通す流路が設けられた冷却体を有するシート冷却装置において、加熱されたシートを効率よく冷却させるようにした点に特徴を有するものである。
従来から、複写機、プリンター、ファクシミリ及びこれらの複合機からなる画像形成装置においては、感光体等から記録シートに転写されたトナー画像を定着装置によって記録シートに加熱定着させ、このようにトナー画像が加熱定着された記録シートを排紙ローラーにより排紙させ、或いはトナー画像が加熱定着された記録シートを反転搬送経路に導き、トナー画像が定着された面と反対側の面にもトナー画像を形成することが行われている。
ここで、前記のようにトナー画像を定着装置によって記録シートに加熱定着させた場合、記録シートの温度が高くなって、トナー中におけるワックス成分が軟化した状態になっているため、この状態で記録シートを排紙ローラーや反転搬送経路に導いた場合、軟化したワックス成分が排紙ローラーや反転搬送経路等に付着して、形成される画像にノイズが発生する等の問題があった。また、記録シートの温度が高い状態で反転搬送経路を通して戻し、トナー画像が定着された面と反対側の面にもトナー画像を形成するようにした場合、記録シートの熱によって転写部分等が加熱されて、画像形成に悪影響を及ぼす等の問題もあった。
そして、従来においては、定着装置によってトナー画像が加熱定着された記録シートに冷却用空気を吹き付けて、熱くなった記録シートを冷却させることが行われていたが、このように冷却用空気を吹き付けるだけでは、熱くなった記録シートを素早く十分に冷却させることが困難であった。
また、特許文献1においては、トナー画像が加熱定着されて熱くなった記録シートを第1のベルト部材によって搬送させると共に、この第1のベルト部材を介して熱くなった記録シートを、多数のフィンを設けたヒートシンクからなる冷却体に接触させて、記録シートを冷却させるようにしたものが示されている。
しかし、このようにした場合においても、熱くなった記録シートを素早く十分に冷却させることが困難であった。
また、近年においては、熱くなったシートに素早く冷却させるため、特許文献2に示されるように、シートの搬送方向と直交する方向に流動媒体が入口開口部から出口開口部に流れる流路が内部に形成された熱交換体を設け、この熱交換体の熱交換面に、熱くなったシートを直接または熱伝達部材を介して接触させて、シートを冷却させるにあたり、熱交換体の内部に、流動媒体の流路をシートの搬送方向に沿わせて複数設けるようにしたものが提案されている。
ここで、このように熱交換体の内部に流路をシートの搬送方向に沿わせて複数設けた場合、熱くなったシートによってシートの搬送方向上流側における流路を流れる流動媒体が加熱されると、この上流側における流路を流れる流動媒体の熱が、熱交換体を通してシートの搬送方向下流側における流路を流れる流動媒体に伝わり、下流側における流路を流れる流動媒体が温められ、熱くなったシートを効率よく冷却させることが困難になるという問題があった。
特開2009−161347号公報 特開2012−198502号公報
本発明は、加熱されたシートを冷却させる場合における前記のような問題を解決することを課題とするものである。
すなわち、本発明においては、冷却液を通す流路が設けられた冷却体を有するシート冷却装置において、加熱されたシートを効率よく冷却できるようにすることを課題とするものである。
本発明に係るシート冷却装置においては、前記の課題を解決するため、冷却液を通す流路が設けられた冷却体をシートの搬送方向に複数並設させ、前記の冷却体間に断熱部を設けるようにした。
ここで、冷却体間に断熱部を設けるにあたっては、断熱部として、冷却体間に空間部を設けるようにし、或いは冷却体間に熱抵抗が大きい断熱部材を設けるようにすることができる。また、前記のように冷却体間に空間部を設ける場合においては、冷却体間を前記の空間部によって分離させるようにする他、冷却体間における空間部によって冷却体間の接続部分の面積を少なくさせるようにすることができる。
また、前記のシート冷却装置においては、冷却体における流路を流れる冷却液を循環させる循環経路を設け、この循環経路に、冷却体において加熱された冷却液を冷却させる冷却部を設けるようにすることができる。また、この冷却部において加熱された冷却液を冷却させるにあたっては、この冷却部に冷却空気を吹き付ける冷風装置を設けるようにすることができる。
また、本発明に係る画像形成装置においては、定着装置によってトナー画像を記録シートに加熱定着させるにあたり、定着装置よりも記録シートの搬送方向下流側の位置に前記のシート冷却装置を設け、トナー画像が加熱定着されて熱くなったシートをこのシート冷却装置によって冷却させるようにした。
本発明のシート冷却装置においては、冷却液を通す流路が設けられた冷却体をシートの搬送方向に複数並設させるにあたり、冷却体間に断熱部を設けたため、熱くなったシートによって、シートの搬送方向上流側の冷却体に設けられた流路を流れる冷却液が加熱されて上流側の冷却体が熱くなった場合においても、上流側の冷却体の熱がシートの搬送方向下流側における冷却体に伝わるのが防止されて、下流側の冷却体に設けられた流路を流れる冷却液の温度が上昇するのが抑制され、下流側の冷却体に設けられた流路を流れる冷却液が低い温度で維持されて、熱くなったシートを効率よく冷却させることができる。
そして、定着装置によってトナー画像をシートに加熱定着させる画像形成装置において、このようなシート冷却装置を定着装置よりもシートの搬送方向下流側の位置に設け、トナー画像が加熱定着されて熱くなったシートをこのシート冷却装置によって冷却させると、トナー中におけるワックス成分が軟化した状態で、シートが排紙ローラーや反転搬送経路等に導かれるのが防止されて、ワックス成分が排紙ローラーや反転搬送経路等に付着するのが抑制され、形成される画像にノイズが発生するのが適切に防止されるようになる。また、トナー画像が定着されたシートを反転搬送経路に導いて、トナー画像が定着された面と反対側の面にトナー画像を形成する場合にも、シートの熱によって転写部分等が加熱されて画像形成に悪影響を及ぼすということがなく、良好な画像形成が安定して行えるようになる。
本発明の実施形態に係るシート冷却装置において、2つの冷却体をシートの搬送方向に断熱部を介して並設させた状態を示した概略平面図である。 前記の実施形態に係るシート冷却装置において、熱くなったシートを冷却させる状態を示した概略説明図である。 前記の実施形態に係るシート冷却装置を用いて熱くなったシートを冷却させる場合において、シートの温度Tp、上流側の冷却体における冷却液の温度Tw1、下流側の冷却体における冷却液の温度Tw2、冷却部に吹き付ける冷却空気の温度Taの関係を示した図である。 上流側の冷却体と下流側の冷却体との間において熱が移動する比較例のシート冷却装置を用いて熱くなったシートを冷却させる場合において、シートの温度Tpa、上流側の冷却体における冷却液の温度Tw1a、下流側の冷却体における冷却液の温度Tw2a、冷却部に吹き付ける冷却空気の温度Taの関係を示した図である。 前記の実施形態に係るシート冷却装置において、上流側の冷却体と下流側の冷却体との間における断熱部の熱抵抗を変化させた場合に、上流側の冷却体を流れる上流側冷却液の液温と、下流側の冷却体を流れる下流側冷却液の液温との変化を示した図である。 前記の実施形態に係るシート冷却装置において、上流側の冷却体と下流側の冷却体との間における断熱部を変更させた第1の変更例を示した概略側面図である。 前記の実施形態に係るシート冷却装置において、上流側の冷却体と下流側の冷却体との間における断熱部を変更させた第2の変更例を示した概略側面図である。 前記の実施形態に係るシート冷却装置を使用する画像形成装置を示した概略説明図である。
次に、この発明の実施形態に係るシート冷却装置及びこのシート冷却装置を用いる画像形成装置を添付図面に基づいて具体的に説明する。なお、本発明に係るシート冷却装置及び画像形成装置は、下記の実施形態に示したものに限定されず、その要旨を変更しない範囲において適宜変更して実施できるものである。
この実施形態に係るシート冷却装置10においては、図1及び図2に示すように、冷却液を通す流路12が設けられた2つの冷却体11(11a,11b)を、シートSの搬送方向に並設させるにあたり、シートSの搬送方向上流側における冷却体11aとシートSの搬送方向下流側における冷却体11bとを、断熱部13となる空間部131によって分離させるようにしている。なお、この実施形態においては、シートSの搬送方向に並設させる冷却体11の数を2つにしたが、シートSの搬送方向にさらに多くの冷却体11を並設させるようにすることも可能である。
ここで、前記の各冷却体11は、アルミニウム等の熱伝導率の高い材料で構成されており、その内部に冷却液である冷却水を通す流路12が設けられている。
また、この実施形態のシート冷却装置10においては、図1に示すように、前記の各冷却体11の内部に設けられた流路12を流れる冷却液を循環させる循環経路14をそれぞれ別個に設け、各冷却体11の流路12を流れる冷却液を、それぞれポンプ141により各循環経路14を通して循環させると共に、各循環経路14に、それぞれ各冷却体11において加熱された冷却液を冷却させる冷却部142を設けている。そして、各冷却部142においては、それぞれ冷却空気を吹き付ける冷風装置143を設け、この冷風装置143により冷却空気を吹き付け、各冷却体11において加熱された冷却液を各冷却部142において冷却させ、このように冷却された冷却液を、各循環経路14を通して各冷却体11の流路12に導くようにしている。
また、この実施形態に係るシート冷却装置10においては、図2に示すように、回転ローラー15に架け渡されて回転駆動される上搬送ベルト16aと下搬送ベルト16bとの間に熱くなったシートSを導き、このシートSを上搬送ベルト16aと下搬送ベルト16bとの間に挟んだ状態で搬送させるようにしている。そして、シートSを挟んだ上搬送ベルト16aの上に、前記の各冷却体11を上搬送ベルト16aと接触するように設ける一方、シートSを挟んだ下搬送ベルト16bの下に押圧ローラー17を設け、この押圧ローラー17により、上搬送ベルト16aと下搬送ベルト16bとの間に挟まれたシートSを、上搬送ベルト16aを介して前記の各冷却体11に押し付けるようにしている。
このようにすると、上搬送ベルト16aと下搬送ベルト16bとの間に挟まれたシートSが、前記のように冷却液が流路12を通して流れる前記の上流側の冷却体11aと下流側の冷却体11bにおいて冷却されるようになる。
そして、この実施形態に係るシート冷却装置10においては、前記のように上流側の冷却体11aと下流側の冷却体11bとを断熱部13となる空間部131により分離させているため、上流側の冷却体11aと下流側の冷却体11bとの間において熱が移動するのが抑制され、下流側の冷却体11bの流路12を流れる冷却液の温度が上昇するのが防止され、前記のシートSが効率よく冷却されるようになる。
ここで、前記の各冷却体11においては、シートSの熱が循環経路14を通して流路12に導かれる冷却液に移動し、冷却液に移動した熱が循環経路14に設けられた冷却部142に吹き付けられる冷却用空気に移動するようになり、シートSから冷却液に移動する熱量と、冷却液から冷却用空気に移動する熱量とが等しくなるようにして冷却液の温度が決定される。
そして、この実施形態に係るシート冷却装置10において、シートSの温度をTp、上流側の冷却体11aにおける冷却液の温度をTw1、下流側の冷却体11bにおける冷却液の温度をTw2、冷却部142に吹き付ける冷却空気の温度をTaとした場合、この実施形態のシート冷却装置10においては、前記のように上流側の冷却体11aと下流側の冷却体11bとの間において熱が移動するのが抑制される結果、図3に示すように、下流側の冷却体11bにおける冷却液の温度Tw2が低い状態で維持され、上流側の冷却体11aにおける冷却液の温度Tw1と下流側の冷却体11bにおける冷却液の温度Tw2との差が大きくなり、全体としてシートSから冷却液を介して冷却用空気に移動する熱の移動量が大きくなってシートSが効率よく冷却され、下流側の冷却体11bから導出されるシートSの温度Tpが低くなっている。
これに対して、前記の上流側の冷却体11aと下流側の冷却体11bとを接触させ、或いは上流側の冷却体11aと下流側の冷却体11bとを熱伝導率の高い材料で接続させた場合、上流側の冷却体11aと下流側の冷却体11bとの間において熱が移動し、図4に示すように、前記の実施形態に係るシート冷却装置10に比べて、上流側の冷却体11aにおける冷却液の温度Tw1aが低下する一方、下流側の冷却体11bにおける冷却液の温度Tw2aが上昇し、上流側の冷却体11aにおける冷却液の温度Tw1aと下流側の冷却体11bにおける冷却液の温度Tw2aとの差が小さくなり、全体としてシートSから冷却液を介して冷却用空気に移動する熱の移動量が減少し、前記の実施形態に係るシート冷却装置10に比べてシートSの冷却効率が低下して、下流側の冷却体11bから導出されるシートSの温度Tpaが、前記の実施形態におけるシート冷却装置10にいて下流側の冷却体11bから導出されるシートSの温度Tpよりも高くなっている。
この結果から明らかなように、前記の実施形態に係るシート冷却装置10のように、上流側の冷却体11aと下流側の冷却体11bとを断熱部13となる空間部131により分離させて、上流側の冷却体11aと下流側の冷却体11bとの間において熱が移動するのを抑制した場合、シートSが効率よく冷却されることが分かる。
ここで、前記の各冷却体11において、シートSの熱が冷却液に移動するまでの熱抵抗が0.03℃/W、冷却液の熱が冷却用空気に移動するまでの熱抵抗が0.02℃/Wで、全体としての熱抵抗が0.05℃/Wになったものを用い、上流側の冷却体11aと下流側の冷却体11bとの間における断熱部13の熱抵抗を変化させて、上流側の冷却体11aを流れる上流側冷却液の液温と、下流側の冷却体11bを流れる下流側冷却液の液温との変化を調べ、その結果を図5に示した。なお、上流側冷却液の液温を実線で、下流側冷却液の液温を破線で示した。
この結果、上流側の冷却体11aと下流側の冷却体11bとの間における断熱部13の熱抵抗が増加するに連れて、上流側冷却液の液温と下流側冷却液の液温との差が大きくなり、上流側の冷却体11aと下流側の冷却体11bとの間の断熱部13の熱抵抗が、前記の全体としての熱抵抗と同じ0.05℃/Wの場合には、上流側冷却液の液温と下流側冷却液の液温との差が10℃以上になり、シートSを効率よく冷却させることができた。
なお、前記の実施形態に係るシート冷却装置10においては、冷却液を通す流路12が設けられた2つの冷却体11(11a,11b)の間を、断熱部13となる空間部131により分離させるようにしたが、2つの冷却体11(11a,11b)の間に設ける断熱部13はこのようなものに限定されない。
例えば、図6に示すように、冷却液を通す流路12が設けられた2つの冷却体11(11a,11b)の間を、断熱部13となる空間部131によって完全に分離させるのではなく、2つの冷却体11の一部だけを連結部材132によって連結させ、他の部分を断熱部13となる空間部131とすることも可能である。また、図7に示すように、冷却液を通す流路12が設けられた2つの冷却体11(11a,11b)の間に、断熱部13として、発泡樹脂等の熱抵抗が大きい断熱部材133を設けるようにすることもできる。
次に、前記のようなシート冷却装置10を使用した実施形態の画像形成装置について説明する。
この実施形態の画像形成装置20においては、図8に示すように、その内部に4つのイメージングカートリッジ30A〜30Dを装着させている。
ここで、前記の各イメージングカートリッジ30A〜30Dにおいては、感光体31と、この感光体31の表面を帯電させる帯電装置32と、帯電された感光体31の表面に画像情報に応じた露光を行って感光体31の表面に静電潜像を形成する潜像形成装置33と、感光体31の表面に形成された静電潜像にトナーを供給してトナー画像を形成する現像装置34と、感光体31の表面に形成されたトナー画像を中間転写ベルト21に転写させた後における感光体31の表面に残留するトナーを感光体31から除去するクリーニング装置35とを設けている。
また、前記の各イメージングカートリッジ30A〜30Dにおける各現像装置34においては、それぞれ収容させるトナーの色彩を異ならせ、黒色、黄色、マゼンタ色、シアン色のトナーを収容させている。
そして、この画像形成装置20においては、前記の各イメージングカートリッジ30A〜30Dにおいて、それぞれ感光体31の表面を帯電装置32によって帯電させ、このように帯電された各感光体31の表面に、それぞれ潜像形成装置33により画像情報に応じた露光を行い、各感光体31の表面にそれぞれ画像情報に応じた静電潜像を形成し、各感光体31の表面に形成された静電潜像に、前記の各現像装置34からそれぞれの色彩のトナーを供給して、各感光体31の表面にそれぞれの色彩のトナー画像を形成する。
次いで、各イメージングカートリッジ30A〜30Dにおける各感光体31の表面に形成された各色彩のトナー画像を、回転駆動される中間転写ベルト21に順々に転写させて、この中間転写ベルト21の上に各色彩のトナー画像が合成されたトナー画像を形成し、このように中間転写ベルト21の上に形成されたトナー画像を転写ローラー24と対向する位置に導くようにすると共に、転写後の各感光体31の表面に残留するトナーを、それぞれクリーニング装置35によって各感光体31の表面から除去させるようにする。
一方、この画像形成装置20内に収容された記録シートSを、給紙ローラー22により給紙してタイミングローラー23に導き、このタイミングローラー23によって記録シートSを適当なタイミングで前記の中間転写ベルト21と転写ローラー24との間に導き、中間転写ベルト21の上に形成された前記のトナー像を、この記録シートSに転写させるようにする。また、記録シートSに転写されずに中間転写ベルト21の上に残ったトナーを、第2クリーニング装置25によって中間転写ベルト21から除去させるようにする。
次いで、前記のようにトナー画像が転写された記録シートSを、定着装置26に設けられた加熱ローラー261と加圧ローラー262との間に導き、記録シートSに転写されたトナー画像を、この加熱ローラー261と加圧ローラー262との間で記録シートSに加熱定着させるようにする。
そして、この実施形態における画像形成装置20においては、前記の定着装置26よりも記録シートSの搬送方向下流側の位置に前記のシート冷却装置10を設け、このシート冷却装置10により、トナー画像が加熱定着されて熱くなった記録シートSを冷却させるようにしている。
そして、このようにシート冷却装置10によって冷却された記録シートSを排紙ローラー27によって排紙させ、或いは冷却された記録シートSを反転搬送経路28に導き、反転搬送経路28に設けられた各送りローラー281により、この反転搬送経路28において前記の記録シートSの表裏を反転させて前記のタイミングローラー23に導き、前記のようにタイミングローラー23により、表裏が反転された記録シートSを適当なタイミングで中間転写ベルト21と転写ローラー24との間に導き、トナー画像が定着された面と反対側の面にトナー画像を形成させるようにする。
このようにすると、トナー画像が加熱定着された記録シートSが前記のシート冷却装置10により十分に冷却された状態になり、トナー中におけるワックス成分が軟化した状態で、記録シートSが排紙ローラー27や反転搬送経路28に導かれるのが防止されるようになる。
この結果、トナー中におけるワックス成分が、排紙ローラー27や反転搬送経路28や反転搬送経路28に設けられた送りローラー281に付着するのが抑制されて、形成される画像にノイズが発生するのが適切に防止されると共に、前記のようにトナー画像が定着された記録シートSを反転搬送経路28に導いて、トナー画像が定着された面と反対側の面にトナー画像を形成する場合にも、記録シートSの熱によって転写部分等が加熱されて画像形成に悪影響を及ぼすということもなく、良好な画像形成が安定して行えるようになる。
10 シート冷却装置
11 冷却体、11a 上流側の冷却体、11b 下流側の冷却体
12 流路
13 断熱部、131 空間部、132 連結部材、133 断熱部材
14 循環経路、141 ポンプ、142 冷却部、143 冷風装置
15 回転ローラー
16a 上搬送ベルト、16b 下搬送ベルト
17 押圧ローラー
20 画像形成装置
21 中間転写ベルト
22 給紙ローラー
23 タイミングローラー
24 転写ローラー
25 第2クリーニング装置
26 定着装置、261 加熱ローラー、262 加圧ローラー
27 排紙ローラー
28 反転搬送経路、281 送りローラー
30A〜30D イメージングカートリッジ、31 感光体、32 帯電装置、33 潜像形成装置、34 現像装置、35 クリーニング装置
S シート(記録シート)

Claims (7)

  1. 冷却液を通す流路が設けられた冷却体がシートの搬送方向に複数並設され、前記の冷却体間に断熱部が設けられていることを特徴とするシート冷却装置。
  2. 請求項1に記載のシート冷却装置において、前記の断熱部として、前記の冷却体間に空間部を設けたことを特徴とするシート冷却装置。
  3. 請求項2に記載のシート冷却装置において、前記の冷却体間が前記の空間部によって分離されていることを特徴とするシート冷却装置。
  4. 請求項1に記載のシート冷却装置において、前記の断熱部として、前記の冷却体間に熱抵抗が大きい断熱部材を設けたことを特徴とするシート冷却装置。
  5. 請求項1〜請求項4の何れか1項に記載のシート冷却装置において、前記の冷却体における流路を流れる冷却液を循環させる循環経路が設けられ、この循環経路に、冷却体において加熱された冷却液を冷却させる冷却部が設けられていることを特徴とするシート冷却装置。
  6. 請求項5に記載のシート冷却装置において、前記の冷却部に冷却空気を吹き付ける冷風装置が設けられていることを特徴とするシート冷却装置。
  7. 定着装置によってトナー画像を記録シートに加熱定着させる画像形成装置において、前記の定着装置よりも記録シートの搬送方向下流側の位置に、請求項1〜請求項6の何れか1項に記載のシート冷却装置を設けたことを特徴とする画像形成装置。
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