JP2008122849A - 定着装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】安定した定着性能を有した定着装置を提供する。
【解決手段】図5(a)に示すように、底面64cは、予め加圧ロール側に向かって凸となる状態で形成されている。より詳細には、底面64cは、剥離パッド64の長手方向中央部において最も突出し、この突出した部分からなだらかな曲線を描く形で底面64cの端部64dまで形成されている。この状態から図5(b)に示すように、剥離パッド64に対してばね部材67を用いて押圧荷重を付与すると、剥離パッド64は、加圧ロールに向かって凹となるように変形(湾曲)する。このため、底面64cもこの変形に追随して変形する。底面64cは、予め加圧ロール側に向かって凸となる湾曲した状態となっているため、剥離パッド64の底面64cは、変形後略平坦状となる。
【選択図】図5

Description

本発明は、複写機、プリンタなどの画像形成装置に用いられる定着装置に関する。
複写機、プリンタ等の画像形成装置においては、例えば、トナー像が保持された記録材に対し加熱および加圧を行い、トナー像を記録材に定着させる定着処理が行われる。
この定着処理に用いられる定着装置としては、例えばヒータ等の加熱源により加熱されるとともに移動可能に設けられたベルト状部材と、このベルト状部材に圧接して配置されたロール状部材とにより構成されたものが挙げられる。そして、上記ベルト状部材とロール状部材との圧接部において、導入された用紙に対し加熱および加圧処理を行うニップ部が形成される。このような定着装置において、トナー像を保持した記録材をニップ部に挿通すると、トナー像は加熱および加圧作用を受け記録材上に定着される。
上記定着装置においては、記録材上のトナー像は、上記ニップ部において加熱作用を受けた際、溶融する。そして、この溶融したトナー像はベルト状部材と記録材とを接着させる接着剤として機能し、上記ニップ通過後の記録材がベルト状部材に付着したままの状態となる場合がある。このため、ベルト状部材から記録材を剥離させる機構を設ける必要がある。このような機構として、例えば、ベルト状部材とロール状部材とで形成される圧接部の下流側において、ベルト状部材をロール状部材に押圧するとともに、ベルト状部材の曲率を大きくする固定部材を設けたものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−5566号公報
ところで、ベルト状部材とロール状部材とで形成される圧接部の下流側において、固定部材を用いてベルト状部材をロール状部材に押圧する場合、圧接部と固定部材が配設される部分との間にも記録材に対して加熱および加圧を行うニップ部が形成される。安定した定着性能を得るためには、このニップ部における圧力は軸方向に均一な方が望ましいが、例えば、固定部材に撓みや歪みが生じた場合には、均一な圧力を維持することが困難となり安定した定着性能を得ることが困難となる。また、固定部材に撓みや歪みが生じた場合には、固定部材と定着装置内にある他の部材とが接触し、部材の摩耗、破損などが生じるおそれがある。このような場合も安定した定着性能を維持することが困難となる。
そこで本発明は、以上のような技術的課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、安定した定着性能を有した定着装置を提供することにある。
かかる目的のもと、本発明が適用される定着装置は、回転可能に設けられたベルト状部材と、ベルト状部材の内部に設けられた第1の定着部材と、ベルト状部材を介して第1の定着部材に圧接するように配置され、ベルト状部材との間で記録材上に保持された画像を記録材に定着させる第2の定着部材と、第1の定着部材および第2の定着部材により形成される圧接部の下流側でベルト状部材を第2の定着部材に押圧する押圧部材と、押圧部材がベルト状部材を介して第2の定着部材を押圧する際の押圧荷重の均一化を図る均一化手段と、を有する。
ここで、均一化手段は、ベルト状部材を介して第2の定着部材を押圧した際に押圧荷重を均一化する方向に変形する押圧部材により構成されたことを特徴とすることができる。また、押圧部材には、ベルト状部材を介して第2の定着部材を押圧した際に押圧部材が変形する方向とは逆方向の変形が付与されていることを特徴とすることができる。さらに、押圧部材がベルト状部材を介して第2の定着部材を押圧する押圧面は、押圧部材がベルト状部材を介して第2の定着部材を押圧した際に所定部より凹となる箇所が所定部より突出した状態で形成されていることを特徴とすることができる。
また、押圧部材がベルト状部材を介して第2の定着部材を押圧する際の押圧力を押圧部材の所定箇所に付与する付与部材を更に備え、押圧部材がベルト状部材を介して第2の定着部材を押圧する押圧面の一部を構成する一の箇所は、押圧面の一部を構成し一の箇所よりも所定箇所に近い側に位置する他の箇所よりもベルト状部材側に位置することを特徴とすることができる。さらに、均一化手段は、第1の定着部材に向かって突出した突出部を備えた押圧部材により構成されたことを特徴とすることができる。
他の観点から捉えると、本発明が適用される定着装置は、回転可能に設けられたベルト状部材と、ベルト状部材と対向する位置に設けられた第1の定着部材と、ベルト状部材を介して第1の定着部材に圧接するように配置され、ベルト状部材との間で記録材上に保持された画像を記録材に定着させる第2の定着部材と、第1の定着部材および第2の定着部材により形成される圧接部の下流側でベルト状部材を第2の定着部材に押圧する押圧部材と、押圧部材における第1の定着部材と対向する位置に設けられ、第1の定着部材に向かって突出した突出部と、を有する。
ここで、第1の定着部材または/および突出部は、突出部または第1の定着部材との摺動を良好にする摺動層を備えていることを特徴とすることができる。また、突出部は、回転可能に設けられた回転部材により構成されたことを特徴とすることができる。さらに、第1の定着部材の表面硬度は、突出部の表面硬度よりも大きいことを特徴とすることができる。
請求項1記載の発明によれば、安定した定着性能を有した定着装置を提供することができる。
請求項2記載の発明によれば、簡易な構成で安定した定着性能を有した定着装置を提供することができる。
請求項3記載の発明によれば、簡易な構成で、押圧部材がベルト状部材を介して第2の定着部材を押圧する際の押圧荷重の均一化を図ることが可能となる。
請求項4記載の発明によれば、押圧部材がベルト状部材を介して第2の定着部材を押圧する際の押圧荷重の均一化を簡易に図ることが可能となる。
請求項5記載の発明によれば、押圧部材がベルト状部材を介して第2の定着部材を押圧する際の押圧荷重の均一化を簡易に図ることが可能となる。
請求項6記載の発明によれば、簡易な構成で安定した定着性能を有した定着装置を提供することができる。
請求項7記載の発明によれば、安定した定着性能を有した定着装置を提供することができる。
請求項8記載の発明によれば、本構成を有していない場合に比較して、例えば、定着処理を円滑に行うことができる。
請求項9記載の発明によれば、本構成を有していない場合に比較して、例えば、第1の定着部材の長寿命化を図ることが可能となる。
請求項10記載の発明によれば、本構成を有していない場合に比較して、第1の定着部材の長寿命化を図ることが可能となる。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明が適用される画像形成装置を示した概略構成図である。図1に示す画像形成装置は、一般にタンデム型と呼ばれる中間転写方式の画像形成装置である。この画像形成装置には、電子写真方式により各色成分のトナー像が形成される複数の画像形成ユニット1Y,1M,1C,1Kが備えられている。また、各画像形成ユニット1Y,1M,1C,1Kにより形成された各色成分トナー像を中間転写ベルト15に順次転写(一次転写)させる一次転写部10が備えられている。さらに、中間転写ベルト15上に転写された重畳トナー画像を記録材(記録紙)である用紙Pに一括転写(二次転写)させる二次転写部20が備えられている。また、中間転写ベルト15の内側には、中間転写ベルト15を内側から張架するとともに定速性に優れたモータ(図示せず)などにより回転駆動される駆動ロール31などの各種ロールが設けられている。さらに、二次転写された画像を用紙P上に定着させる定着装置60が設けられている。さらに、各装置(各部)の動作を制御する制御部40が設けられている。
本実施の形態において、各画像形成ユニット1Y,1M,1C,1Kには、次のような電子写真用デバイスが順次配設されている。まず、矢印A方向に回転する感光体ドラム11の周囲に、これらの感光体ドラム11を帯電する帯電器12が配設されている。また、感光体ドラム11上に静電潜像を書込むレーザ露光器13(図中露光ビームを符号Bmで示す)が配設されている。さらに、各色成分トナーが収容されて感光体ドラム11上の静電潜像をトナーにより可視像化する現像器14が設けられている。また、感光体ドラム11上に形成された各色成分トナー像を一次転写部10にて中間転写ベルト15に転写する一次転写ロール16が設けられている。また、感光体ドラム11上の残留トナーを除去するドラムクリーナ17が設けられている。
一次転写部10は、中間転写ベルト15を挟んで感光体ドラム11に対向して配置される一次転写ロール16を含んで構成されている。
二次転写部20は、中間転写ベルト15のトナー像保持面側に配置される二次転写ロール22と、バックアップロール25とを含んで構成される。二次転写ロール22は、中間転写ベルト15を挟んでバックアップロール25に圧接配置されている。
制御部40は、各装置(各部)の動作を制御するCPU(Central Processing Unit)、プログラムが記録されるROM(Read Only Memory)、各種データを一時的に記憶しておくRAM(Random Access Memory)等を備えている。
次に、本実施の形態に係る画像形成装置の基本的な作像プロセスについて説明する。本実施形態における画像形成装置では、図示しない画像読取装置等から画像データが出力される。そして、この画像データは図示しない画像処理装置により所定の画像処理が施され、Y(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、K(黒)の4色の色材階調データに変換され、レーザ露光器13に出力される。
レーザ露光器13は、入力された色材階調データに応じて、例えば半導体レーザから出射された露光ビームBmを画像形成ユニット1Y,1M,1C,1Kの各々の感光体ドラム11に照射する。各感光体ドラム11では、帯電器12によって表面が帯電された後、このレーザ露光器13によって表面が走査露光され、静電潜像が形成される。
形成された静電潜像は、各々の画像形成ユニット1Y,1M,1C,1Kの現像器14によって、Y、M、C、Kの各色のトナー像として現像される。
一方、中間転写ベルト15は、駆動ロール31などの各種ロールによって図1に示す矢印B方向に所定の速度で循環駆動されている。感光体ドラム11上に形成されたトナー像は、各感光体ドラム11と中間転写ベルト15とが当接する一次転写部10において、中間転写ベルト15上に順次、静電吸引され、中間転写ベルト15上に重畳されたトナー像が形成される。重畳されたトナー像が中間転写ベルト15の表面に形成された後、中間転写ベルト15は移動し、トナー像は二次転写部20に搬送される。二次転写部20では、二次転写ロール22が中間転写ベルト15を介してバックアップロール25に押圧される。このとき、タイミングを合わせて搬送ロール52等により搬送された用紙Pは、二次転写部20において、中間転写ベルト15と二次転写ロール22との間に挟み込まれる。
二次転写部20においては、二次転写ロール22とバックアップロール25との間に二次転写バイアスが印加され、両部材間には二次転写電界が形成されている。そして、中間転写ベルト15上に保持された未定着トナー像は、この二次転写部20において、用紙P上に一括して静電転写される。その後、トナー像が静電転写された用紙Pは、二次転写ロール22によりこの二次転写ロール22の用紙搬送方向下流側に設けられた搬送ベルト55へと搬送される。搬送ベルト55では、用紙Pを最適な搬送速度で定着装置60まで搬送する。定着装置60においては、トナー像が転写された用紙Pに対し、加熱および加圧が行われ、用紙P上にトナー像の定着がなされる。そして、定着が終了した用紙Pは、画像形成装置の外部に排出される。
次に、定着装置60について説明する。
図2は、本発明が適用される定着装置60の概略構成を示す側断面図である。この定着装置60は、定着ベルトモジュール61と、定着ベルトモジュール61に対して圧接して配置された加圧ロール62とで主要部が構成されている。
定着ベルトモジュール61は、回転可能に設けられた無端状の定着ベルト610(ベルト状部材)と、回転可能に設けられた定着ロール611と、内側から定着ベルト610を張架するテンションロール612とを備えている。また、定着ベルトモジュール61は、外側から定着ベルト610を張架するとともに外側から定着ベルト610を加熱する外部加熱ロール613と、定着ロール611とテンションロール612との間で定着ベルト610の姿勢を矯正する姿勢矯正ロール614と、を備えている。さらに、定着ベルトモジュール61は、定着ベルトモジュール61と加圧ロール62とが圧接する領域であるニップ部N内の下流側領域であって定着ロール611の近傍位置に剥離パッド64を備えている。また定着ベルトモジュール61は、ニップ部Nの下流側において定着ベルト610を張架するアイドラロール615を備えている。さらに、定着ベルトモジュール61は、剥離パッド64を支持する支持部材65と、剥離パッド64を加圧ロール62に向けて押圧するばね部材67(付与部材の一例)とを備えている。
また、定着ベルトモジュール61は、定着ロール611の内部に配設され定着ロール611を加熱する加熱源616aと、外部加熱ロール613の内部に配設され外部加熱ロール613を加熱する加熱源616cとを備えている。さらに、定着ベルトモジュール61は、テンションロール612の内部に設けられテンションロール612を加熱する加熱源616bを備えている。さらに、定着ベルトモジュール61は、定着ロール611を回転駆動させるモータ等の駆動源(不図示)と、テンションロール612の両端部近傍に配置され、テンションロール612を定着ベルト610と反対の方向に向けて押圧し、定着ベルト610に所定の張力を付与するばね部材(不図示)とを備えている。
第1の定着部材としての定着ロール611は、弾性層が被覆されておらず、アルミニウムの芯金(コアロール)の表面に耐熱性樹脂(フッ素樹脂)を被覆して構成されたハードロールである。なお、本実施形態においては、この耐熱性樹脂としてテトラフルオロエチレン−パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体(PFA)を用いている。
押圧部材としての剥離パッド64は、例えばSUSの金属や樹脂等で薄い板状に形成された部材であり、また、断面が略円弧形状の部材である。そして、剥離パッド64は、この加圧ロール62が定着ベルト610を介して定着ロール611に圧接される領域(「ロールニップ部N1」:図3参照)の下流側近傍位置に配置されている。また剥離パッド64は、定着ベルト610を介して加圧ロール62を所定の軸方向領域に亘って所定の荷重で均一に押圧するように設置されている。この結果、後段で述べる「剥離パッドニップ部N2」(図3参照)が形成される。
支持部材65は、定着ロール611の両側部に設けられている(一方は不図示)。そして、各支持部材65の一方の端部は、剥離パッド64の長手方向における端部に設けられた取付部64b(図3参照)に取り付けられている。また、図示は省略するが、各支持部材65の他方の端部は、定着ロール611と同軸に回転可能に取り付けられている。これにより、剥離パッド64は、両端部において支持部材65により支持され、また、所定の範囲内において定着ロール611に対し回転可能に設けられている。
第2の定着部材としての加圧ロール62は、円柱状ロール621を基体としている。そして、基体側から、弾性層622と、離型層623とが順に積層されてソフトロールを構成している。また、加圧ロール62は、定着ベルトモジュール61に押圧されるように設置されている。さらに、加圧ロール62は、図中矢印Fに示すように、定着ベルトモジュール61に接近する方向および離間する方向に移動可能に設けられている。
続いて、定着ベルトモジュール61と加圧ロール62とが圧接されたニップ部Nについて説明する。
図3は、ニップ部Nの近傍領域を表す概略断面図である。図2に示したように、本定着装置60においては、定着ベルトモジュール61と加圧ロール62との圧接によりニップ部Nが形成されている。このニップ部Nにおいては、定着ベルト610が定着ロール611に巻き付けられた(ラップされた)領域(ラップ領域)内において、加圧ロール62が定着ベルト610の外周面に圧接するように配置されている。この配置により、ロールニップ部(第1ニップ部)N1が形成されている。
ここで、ロールニップ部N1を形成する一方のロールである定着ロール611は、上述したようにハードロールである。また、ロールニップ部N1を形成する他方のロールである加圧ロール62は、弾性層622が被覆されたソフトロールである。このため、加圧ロール62が定着ロール611に対し圧接されると、加圧ロール62の弾性層622が変形しロールニップ部N1が形成される。
一方、ロールニップ部N1の下流側であって定着ロール611の近傍には剥離パッド64と、剥離パッド64を加圧ロール62方向に向けて(図中矢印G参照)押圧するばね部材67が配設されている。このため、剥離パッド64と加圧ロール62との間に位置する定着ベルト610は、剥離パッド64により加圧ロール62表面に対し押圧される。これにより、ロールニップ部N1の下流側には、ロールニップ部N1に連続して、定着ベルト610が加圧ロール62表面にラップされた剥離パッドニップ部(第2ニップ部)N2が形成される。また、詳細は後述するが、本実施形態においては、剥離パッドニップ部N2内の剥離パッド64が配設された領域(剥離パッド64と加圧ロール62との圧接部)N2Tよりもロールニップ部N1側に境界領域N2Sが形成された状態となっている。また、本実施形態における剥離パッド64には、支持部材65が取り付けられる取付部64bが配設されている。また、詳細は後述するが、剥離パッド64には、この剥離パッド64と定着ロール611との接触を抑制する摺動シート66aが設けられている。
次に、図2、図3を用いて定着装置60の動作について説明する。定着装置60にて定着が行われる際は、まず搬送ベルト55(図1参照)により、トナー像が保持された用紙Pがニップ部Nに導入される。このとき、定着ロール611は、駆動源(不図示)からの駆動力を受けて、矢印C方向に回転している。また、定着ベルト610は、定着ロール611が回転するのに伴い、定着ロール611に従動して矢印D方向に回転している。さらに、加圧ロール62も、定着ベルト610の回転に従動して矢印E方向に回転を行っている。ニップ部N内に導入された用紙Pは、この回転している定着ベルト610および加圧ロール62により下流方向に搬送され、ロールニップ部N1および剥離パッドニップ部N2を順次通過していく。そして、用紙Pは、このロールニップ部N1および剥離パッドニップ部N2を通過する過程において、定着ベルト610および加圧ロール62から加圧、および加熱作用を受ける。この結果、用紙Pに対しトナー像の定着が行われる。なお、用紙Pへの加熱は、定着ロール611、テンションロール612、および外部加熱ロール613によって加熱される定着ベルト610により行われる。
剥離パッドニップ部N2を通過した定着ベルト610は、剥離パッド64の側面に倣って移動する。これにより、定着ベルト610の進行方向は、アイドラロール615方向に屈曲するように急激に変化する。このため、ニップ部Nにおいて加圧および加熱作用を受けた用紙Pは、ニップ部Nを出た時点で定着ベルト610の進行方向の変化に追随できなくなる。
この結果、用紙Pは自身の所謂「コシ」によって定着ベルト610から剥離される(セルフストリップ)。このようにして、ニップ部Nの出口部において、用紙Pに対する曲率分離が安定的に行なわれる。定着ベルト610から剥離された用紙Pは、その後、排紙ガイド(図示せず)および排紙ロール(図示せず)によって機外に排出されて、定着処理が完了する。
ところで、図3で示した境界領域N2Sでは、定着ベルト610を定着ロール611および加圧ロール62に押圧する部材が存在しない。このため、境界領域N2Sでのニップ圧(以下、境界領域N2Sでのニップ圧をPnとする。)は、定着ベルト610の張力のみで形成されることとなる。この結果、境界領域N2Sのニップ圧Pnは、ロールニップ部N1のニップ圧と剥離パッド64が配設された領域N2Tでのニップ圧との狭間となる。そして、境界領域N2Sのニップ圧Pnは、ロールニップ部N1のニップ圧および剥離パッド64が配設された領域N2Tのニップ圧よりも相対的に低くなる。
トナー像を保持した用紙は、ロールニップ部N1において加熱および加圧されてトナー像が溶融圧着される。その際、用紙中の水分が気化して水蒸気が発生し、また、トナー空隙(粉体トナー同士の間にある空間)に存在する空気が熱膨張する。ところが、ロールニップ部N1では高いニップ圧が印加されているため、定着ベルト610と加圧ロール62との間に水蒸気や膨張した空気によるエアーギャップ(気泡)が生じることはない。
ところが、境界領域N2Sのようにニップ圧Pnが低い部分が広範囲にわたり形成されていると、ロールニップ部N1で抑え込まれていた気泡が、この境界領域N2Sにおいては抑止できずに発生する可能性がある。そして、気泡が発生し且つトナーが完全に固化していない状態で、用紙Pが剥離パッド64の配設されたニップ圧の高い領域N2Tに進入すると、気泡によってトナー像が乱される所謂ブリスタという現象が生じ、定着画像に微小な穴が生じたり、ムラ等の画像不良が発生したりするという事態を招来することとなる。
また、剥離パッド64が厚く形成されていると、定着ベルト610との摺動抵抗が大きくなる。摺動抵抗が大きいと、定着ベルト610にしわが発生したり、定着ベルト610と定着ロール611との間でスリップが生じたりするなどの不具合が発生するおそれがある。さらに、本実施形態において、用紙Pは、ニップ部Nの出口において定着ベルト610から自身の所謂「コシ」により剥離される。このように用紙自身の「コシ」により定着ベルト610から用紙の剥離を行う場合、ニップ部Nの出口における定着ベルト610の曲率を大きくしておくことが望ましい。
そこで、本実施形態においては、剥離パッド64を薄い板状のもので形成するとともに、このように形成された剥離パッド64を定着ロール611に近接させ且つ定着ロール611に沿わせた構成としている。
一方、図3等において説明したとおり、剥離パッド64は、ばね部材67により加圧ロール62が位置する方向に押圧されている。そして、この押圧により剥離パッド64には歪み(撓み)が発生する。特に、本実施形態の剥離パッド64のように、薄い板状のもので形成すると歪みが発生しやすくなる。
図4は、従来の剥離パッド64において生じる歪みについて示した説明図である。本図は、剥離パッド64を正面から見た状態を示している。また、図4(a)は、ばね部材67による押圧荷重が作用していない状態を示しており、図4(b)は、ばね部材67による押圧荷重が作用している状態を示している。
なお、剥離パッド64は、剥離パッド64のベースとなる本体部64aと、取付部64bとから構成されている。取付部64bは、本体部64aの長手方向における両端部に設けられ、本体部64aから外方に向かって突出した状態で配設されている。また、本体部64aにおける加圧ロール62(図2参照)側には、剥離パッド64が定着ベルト610を加圧ロール62に向けて押圧する際に定着ベルト610と接触する底面64c(押圧面)が形成されている。そして、この底面64cは、軸方向に平坦状に形成されている。
図4(a)に示すように、剥離パッド64に対してばね部材67からの押圧荷重が作用していない場合、底面64cは軸方向に平坦状の形状を維持した状態となっている。
ところが、図4(b)に示すように、剥離パッド64にばね部材67から押圧荷重が作用すると、剥離パッド64には歪み(撓み)が発生する。剥離パッド64の長手方向において、底面64cに対しては加圧ロール62側から略均一の荷重が作用するのに対し、ばね部材67からは剥離パッド64の一部(取付部64b)に対してのみ荷重が作用する。この結果、剥離パッド64は、加圧ロール62(図2参照)に向かって凹となるように撓む。このため、底面64cも、加圧ロール62に向かって凹となり、また、底面64cの両端部64dを結ぶ仮想直線(所定部)(図中破線参照)よりも凹となるように変形する。
例えば、以下の条件の下で剥離パッド64に対し押圧荷重を付与すると、剥離パッド64の底面64cは、剥離パッド64の長手方向における中央部において約0.1mm凹んだ状態(変位した状態)となる。
・各ばね部材67が各取付部64bを押圧する押圧荷重:343N(35kgf)(両方のばね部材67により合計686N(70kgf)の押圧荷重が剥離パッド64に作用)
・剥離パッド64の材質:SUS304
・剥離パッド64の厚み:3.0mm
・剥離パッド64と定着ベルト610との接触部の長さ(N2Tに相当):40mm
・剥離パッド64の長手方向において、剥離パッド64が定着ベルト610を介して加圧ロール62を押圧する長さ:370mm
上記のように底面64cに変形が生じると、剥離パッド64が定着ベルト610を介して加圧ロール62を押圧する際の押圧荷重が不均一となる。この結果、剥離パッドニップ部N2(図3参照)におけるニップ圧が不均一となり、定着される画像に欠陥が生じるおそれがある。具体的には、剥離パッド64の長手方向における中央部においてニップ圧が低下するため、この中央部付近において用紙に対し加熱、加圧を十分行うことができなくなる。この結果、用紙の中央部付近に光沢ムラなどが生じるおそれがある。
なお、上記では、剥離パッド64の長手方向において生じる押圧荷重の不均一について説明したが、この押圧荷重の不均一は、剥離パッド64の長手方向だけではなく、剥離パッド64の幅方向(定着ベルト610の移動方向、プロセス方向)においても生じる場合がある。そこで、本実施形態においては、押圧荷重の均一化を図ることが可能であり、画像欠陥の発生を抑制可能な剥離パッド64を用いている。
図5は、本実施形態における剥離パッド64を示した説明図である。図5(a)は、ばね部材67による押圧荷重が作用していない状態を示しており、図5(b)は、ばね部材67による押圧荷重が作用している状態を示している。なお、図4で示した剥離パッド64と同様の機能については、同様の符号を用いここではその説明を省略する。
図5(a)に示すように、本実施形態における底面64cは、予め加圧ロール62側に向かって凸となる状態で形成されている。より詳細には、底面64cは、剥離パッド64の長手方向中央部(一の箇所の一例)において最も突出し、この突出した部分からなだらかな曲線を描く形で底面64cの端部64d(他の箇所の一例)まで形成されている。また、底面64cは、底面64cの両端部64dを結ぶ仮想直線(所定部)(図中破線参照)よりも突出した状態となっている。さらに、本実施形態においては、上記中央部よりも端部64dの方が、ばね部材67からの押圧荷重が作用する取付部64b(所定箇所)に近い位置に配設されている。
この状態から図5(b)に示すように、剥離パッド64に対してばね部材67を用いて押圧荷重を付与すると、剥離パッド64は、図4と同様に加圧ロール62に向かって凹となるように変形(湾曲)する。このため、底面64cもこの変形に追随して変形する。しかしながら、本実施形態においては、上述のとおり底面64cは、予め加圧ロール62側に向かって凸となる湾曲した状態となっているため、底面64cは、変形後略平坦状となる。即ち、本実施形態においては、剥離パッド64の変形後に底面64cが略平坦状となるように、変形前の底面64cに対し非平坦面の形状を付与している。
なお、このような剥離パッド64の設計は、例えば、実物計測やシミュレーションにより底面64cの歪み(撓み)量を計測し、この計測結果に基づき行うことができる。具体的には、実物計測やシミュレーションにより底面64cが歪んだ際の形状および歪み(撓み)量を把握する。そして、歪み方向とは逆方向に突出した形状を底面64cに付与するとともに、その突出量を歪み量と同じとする。この手法により押圧力の均一化を図ることが可能な剥離パッド64を設計することができる。また、剥離パッド64の歪み(撓み)方向とは逆方向に剥離パッド64を予め変形させるとともに、その変形量を歪み量と同じとすることでも押圧力の均一化を図ることが可能な剥離パッド64を設計することができる。
例えば、図4(b)において、剥離パッド64の長手方向における中央部において、約0.1mm凹む例を説明したが、図5における剥離パッド64は、この0.1mmという計測結果に基づき、底面64cの略中央部を加圧ロール62側に向けて約0.1mm突出させている。また、底面64cの中央部以外の箇所についても凹み量(変位量)に対応した分だけ加圧ロール62側に突出させている。
なお、図4、図5においては、剥離パッド64の長手方向において剥離パッド64が歪む例を説明したが、剥離パッド64は長手方向だけではなく、幅方向(定着ベルト610の移動方向、プロセス方向)にも歪む。このように幅方向に撓む場合であっても、実物計測やシミュレーションにより底面64cの歪み(撓み)量を計測し、この計測結果に基づき押圧荷重の均一化を図ることが可能な剥離パッド64を設計することができる。
また、剥離パッド64が歪む(撓む)と、剥離パッド64と定着ロール611とが接触し、剥離パッド64および定着ロール611において、摩耗や破損が発生するおそれがある。特に、本実施形態における剥離パッド64は、上述のとおり、薄い板状の部材により形成されているため変形しやすい構成となっている。また、剥離パッド64に歪みが生じると、剥離パッド64が定着ベルト610を介して加圧ロール62を押圧する際の押圧荷重が不均一となる。この結果、剥離パッドニップ部N2(図3参照)におけるニップ圧が不均一となり、定着される画像に欠陥が生じるおそれがある。そこで、本実施形態においては、以下のような構成とすることで、これらの問題の発生を抑制している。
図6は、本実施形態における剥離パッド64を示した斜視図である。なお、図5等で示した剥離パッド64と同様の機能については、同様の符号を用いここではその説明を省略する。
図6(a)は、本体部64aにおける定着ロール611側の側面(定着ロール611との対向部)であって本体部64aの長手方向略中央部に、定着ロール611側に向けて突出した摺動シート66aを設けた状態を示したものである。
突出部の一例としての摺動シート66aは、ポリイミドにより形成され剥離パッド64に添付される基材層(厚さ0.4mm)と、フッ素樹脂(例えば、PFA)およびガラスクロスにより形成された表面層(摺動層)(厚さ0.13mm)とから構成されている。また、摺動シート66aの大きさは、20mm×20mmとなっている。なお、本図においては、シート状のものを例示したが、例えば塗布する形で同様の機能を有したものを形成することができる。
本実施形態においては、上述のとおり、摺動シート66aは定着ロール611側に突出した構成となっており、剥離パッド64に歪みが生じたとしても、この摺動シート66aが定着ロール611と接触する。このため、剥離パッド64と定着ロール611との接触が抑制可能となる。
なお、摺動シート66aは、定着が行われる際、定着ロール611と摺動する状態となる。このため、定着ロール611側にも、少なくとも表面にフッ素樹脂を含んで構成された摺動層を形成しておくことが好ましく、本実施形態においては上述のとおり定着ロール611の表面にPFAが被覆されている。
図6(b)は、本体部64aにおける定着ロール611側の側面に突出部としてのベアリング66b(回転部材)を設けた状態を示したものである。本図においては、本体部64aにおける定着ロール611側の側面に、定着ロール611の回転方向と同方向に回転する外径6mm、幅3mmのベアリング66bが複数(本実施形態においては、3つ)設けられた態様を例示している。
本実施形態においては、上述の摺動シート66aと同様に、ベアリング66bは定着ロール611側に突出した構成となっており、剥離パッド64に歪みが生じたとしても、このベアリング66bが定着ロール611と接触する。このため、剥離パッド64と定着ロール611との接触が抑制可能となる。
なお、摺動シート66aは、上述のとおり、定着が行われる際、定着ロール611と摺動(接触)する状態となる。また、ベアリング66bも定着が行われる際、定着ロール611と接触する状態となる。このため、定着ロール611表面の摩耗や変形が生じ、定着ロール611の短寿命化を招くおそれがある。そこで、例えば、摺動シート66aやベアリング66bにおける定着ロール611と接触する部分の硬度(表面硬度)を、定着ロール611表面の硬度よりも小さくする構成とすることができる。このような構成としては、例えば、ベアリング66bの表面にPFAのコーティングを施すとともに、定着ロール611をアルミニウムで形成する態様が挙げられる。
本発明が適用される画像形成装置を示した概略構成図である。 本発明が適用される定着装置の概略構成を示す側断面図である。 ニップ部の近傍領域を表す概略断面図である。 従来の剥離パッドにおいて生じる歪みについて示した説明図である。 本実施形態における剥離パッドを示した説明図である。 本実施形態における剥離パッドを示した斜視図である。
符号の説明
62…加圧ロール、64…剥離パッド、66a…摺動シート、66b…ベアリング、67…ばね部材、610…定着ベルト、611…定着ロール

Claims (10)

  1. 回転可能に設けられたベルト状部材と、
    前記ベルト状部材の内部に設けられた第1の定着部材と、
    前記ベルト状部材を介して前記第1の定着部材に圧接するように配置され、当該ベルト状部材との間で記録材上に保持された画像を当該記録材に定着させる第2の定着部材と、
    前記第1の定着部材および前記第2の定着部材により形成される圧接部の下流側で前記ベルト状部材を当該第2の定着部材に押圧する押圧部材と、
    前記押圧部材が前記ベルト状部材を介して前記第2の定着部材を押圧する際の押圧荷重の均一化を図る均一化手段と、
    を含む定着装置。
  2. 前記均一化手段は、前記ベルト状部材を介して前記第2の定着部材を押圧した際に前記押圧荷重を均一化する方向に変形する前記押圧部材により構成されたことを特徴とする請求項1記載の定着装置。
  3. 前記押圧部材には、前記ベルト状部材を介して前記第2の定着部材を押圧した際に当該押圧部材が変形する方向とは逆方向の変形が付与されていることを特徴とする請求項2記載の定着装置。
  4. 前記押圧部材が前記ベルト状部材を介して前記第2の定着部材を押圧する押圧面は、当該押圧部材が当該ベルト状部材を介して当該第2の定着部材を押圧した際に所定部より凹となる箇所が当該所定部より突出した状態で形成されていることを特徴とする請求項2記載の定着装置。
  5. 前記押圧部材が前記ベルト状部材を介して前記第2の定着部材を押圧する際の押圧力を当該押圧部材の所定箇所に付与する付与部材を更に備え、
    前記押圧部材が前記ベルト状部材を介して前記第2の定着部材を押圧する押圧面の一部を構成する一の箇所は、当該押圧面の一部を構成し当該一の箇所よりも前記所定箇所に近い側に位置する他の箇所よりも当該ベルト状部材側に位置することを特徴とする請求項2記載の定着装置。
  6. 前記均一化手段は、前記第1の定着部材に向かって突出した突出部を備えた前記押圧部材により構成されたことを特徴とする請求項1記載の定着装置。
  7. 回転可能に設けられたベルト状部材と、
    前記ベルト状部材と対向する位置に設けられた第1の定着部材と、
    前記ベルト状部材を介して前記第1の定着部材に圧接するように配置され、当該ベルト状部材との間で記録材上に保持された画像を当該記録材に定着させる第2の定着部材と、
    前記第1の定着部材および前記第2の定着部材により形成される圧接部の下流側で前記ベルト状部材を当該第2の定着部材に押圧する押圧部材と、
    前記押圧部材における前記第1の定着部材と対向する位置に設けられ、当該第1の定着部材に向かって突出した突出部と、
    を含む定着装置。
  8. 前記第1の定着部材または/および前記突出部は、当該突出部または当該第1の定着部材との摺動を良好にする摺動層を備えていることを特徴とする請求項7記載の定着装置。
  9. 前記突出部は、回転可能に設けられた回転部材により構成されたことを特徴とする請求項7記載の定着装置。
  10. 前記第1の定着部材の表面硬度は、前記突出部の表面硬度よりも大きいことを特徴とする請求項7記載の定着装置。
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