JP5157188B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複写機、プリンタなどの画像形成装置に関する。
従来、ベルト状部材からの記録材の自己分離を可能とするため、定着ベルトを介して定着ロールと加圧ロールによって形成されるニップ部の出口分離部に対応した位置であって定着ベルトの内側に、出口分離部面を曲率の大きな形状部とした固定部材を備えたベルト定着装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−5566号公報
ここで、画像形成装置においては、ベルト状部材と加圧ロール等とから形成されるニップ部の下流側に、記録材を記録材搬送方向下流側に向けて強制的に案内する案内部材が、ベルト状部材と所定の間隙をおいて設けられる場合がある。また、ニップ部の下流側には、加圧ロール等に対して進退可能に配設され、ベルト状部材を加圧ロール等に対して押圧する押圧部材が設けられる場合がある。
この結果、押圧部材の進退によってベルト状部材と案内部材との間隙に変動が生じ、例えば、ベルト状部材と案内部材とが接触する事態が生じるおそれがある。そして、ベルト状部材と案内部材とが接触すると、例えば、画像の品位を低下させるキズがベルト状部材に生じてしまう。また、例えば、ベルト状部材と案内部材との間隙が大きくなった場合には、案内部材による記録材の案内機能が充分に果たされず、記録材がベルト状部材から剥離されない場合が生じ得る。
本発明は、以上のような技術的課題を解決するためになされたものであり、ベルト状部材と案内部材との間隙の変動を抑制可能な画像形成装置を提供することにある。
かかる目的のもと、本発明が適用される画像形成装置は、回転可能に配設されたベルト状部材と、前記ベルト状部材の内側に配設された第1の定着部材と、前記ベルト状部材を挟んで前記第1の定着部材に押圧配置され、記録材上に保持された像を当該記録材に定着させるニップ部を当該ベルト状部材との間に形成する第2の定着部材と、前記ニップ部の下流側にて前記ベルト状部材を前記第2の定着部材に向けて押圧する押圧部を形成し、当該押圧部の下流側における当該ベルト状部材の配設方向に沿って移動可能に設けられた押圧部材と、前記押圧部の下流側における前記ベルト状部材の外周面に対向配置され、前記ニップ部を通過した記録材を記録材搬送方向下流側に案内する案内部材と、を含む。
ここで、前記押圧部材は、前記押圧部の下流側における前記ベルト状部材の内周面と対向する対向面を備え、前記対向面は、前記内周面から離間した状態で配設されることを特徴とすることができる。また、前記押圧部材は、前記押圧部の下流側における前記ベルト状部材の内周面と対向する対向面を備え、前記対向面は、前記内周面に接触した状態で配設されることを特徴とすることができる。さらに、前記押圧部材は、前記対向面上に当該対向面と前記内周面との摺動抵抗を低減させる低減部材を更に備えることを特徴とすることができる。
他の観点から捉えると、本発明が適用される画像形成装置は、回転可能に配設されたベルト状部材と、前記ベルト状部材の内側に配設された第1の定着部材と、前記ベルト状部材を挟んで前記第1の定着部材に押圧配置され、記録材上に保持された像を当該記録材に定着させるニップ部を当該ベルト状部材との間に形成する第2の定着部材と、前記ニップ部の下流側において前記ベルト状部材の外周面に対向配置され、当該ニップ部を通過した記録材を記録材搬送方向下流側に案内する案内部材と、前記第2の定着部材に対して所定方向に進退可能に配設され、前記ニップ部の下流側にて当該第2の定着部材に向けて前記ベルト状部材を押圧する押圧面および当該所定方向に沿って形成され当該ベルト状部材を介した前記案内部材の対向位置にて当該ベルト状部材の内周面と接触する接触面を備えた進退部材と、を含む。
ここで、前記進退部材は、前記接触面上に当該接触面と前記ベルト状部材の内周面との摺動抵抗を低減させる低減部材を備えることを特徴とすることができる。
請求項1記載の発明によれば、ベルト状部材と案内部材との間隙の変動を、本構成を有していない場合に比較して抑制可能な画像形成装置を提供することが可能となる。
請求項2記載の発明によれば、本構成を有していない場合に比較して、ベルト状部材をスムーズに回転させることが可能となる。
請求項3記載の発明によれば、本構成を有していない場合に比較して、案内部材をベルト状部材に接近させることができる。
請求項4記載の発明によれば、押圧部材からベルト状部材に作用する押圧力の変動を、本構成を有していない場合に比較して抑制することができる。
請求項5記載の発明によれば、ベルト状部材と案内部材との間隙の変動を、本構成を有していない場合に比較して抑制可能な画像形成装置を提供することが可能となる。
請求項6記載の発明によれば、押圧部材からベルト状部材に作用する押圧力の変動を、本構成を有していない場合に比較して抑制することができる。
―第1の実施形態―
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明が適用される画像形成装置を示した概略構成図である。図1に示す画像形成装置は、一般にタンデム型と呼ばれる中間転写方式の画像形成装置である。この画像形成装置には、電子写真方式により各色成分のトナー像が形成される複数の画像形成ユニット1Y,1M,1C,1Kが備えられている。また、各画像形成ユニット1Y,1M,1C,1Kにより形成された各色成分トナー像を中間転写ベルト15に順次転写(一次転写)させる一次転写部10が備えられている。さらに、中間転写ベルト15上に転写された重畳トナー画像を記録材(記録紙)である用紙Pに一括転写(二次転写)させる二次転写部20が備えられている。
また、中間転写ベルト15の内側には、中間転写ベルト15を内側から張架するとともに定速性に優れたモータ(図示せず)などにより回転駆動される駆動ロール31などの各種ロールが設けられている。さらに、二次転写がなされた用紙Pを搬送する搬送ベルト55と、搬送ベルト55により搬送されてきた用紙Pのトナー像をこの用紙Pに定着させる定着装置60と、各装置(各部)の動作を制御する制御部40とが設けられている。
本実施の形態において、各画像形成ユニット1Y,1M,1C,1Kには、次のような電子写真用デバイスが順次配設されている。まず、矢印A方向に回転する感光体ドラム11の周囲に、感光体ドラム11を帯電する帯電器12が配設されている。また、感光体ドラム11上に静電潜像を書込むレーザ露光器13(図中露光ビームを符号Bmで示す)が配設されている。さらに、各色成分トナーが収容されて感光体ドラム11上の静電潜像をトナーにより可視像化する現像器14が設けられている。また、感光体ドラム11上に形成された各色成分トナー像を一次転写部10にて中間転写ベルト15に転写する一次転写ロール16が設けられている。また、感光体ドラム11上の残留トナーを除去するドラムクリーナ17が設けられている。
一次転写部10は、中間転写ベルト15を挟んで感光体ドラム11に対向して配置される一次転写ロール16を含んで構成されている。
二次転写部20は、中間転写ベルト15のトナー像保持面側に配置される二次転写ロール22と、バックアップロール25とを含んで構成される。二次転写ロール22は、中間転写ベルト15を挟んでバックアップロール25に圧接配置されている。
制御部40は、各装置(各部)の動作を制御するCPU(Central Processing Unit)、プログラムが記録されるROM(Read Only Memory)、各種データを記憶しておくRAM(Random Access Memory)等を備えている。
次に、本実施の形態に係る画像形成装置の基本的な作像プロセスについて説明する。本実施形態における画像形成装置では、図示しない画像読取装置等から画像データが出力される。そして、この画像データは図示しない画像処理装置により所定の画像処理が施され、Y(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、K(黒)の4色の色材階調データに変換され、レーザ露光器13に出力される。
レーザ露光器13は、入力された色材階調データに応じて、例えば半導体レーザから出射された露光ビームBmを画像形成ユニット1Y,1M,1C,1Kの各々の感光体ドラム11に照射する。各感光体ドラム11では、帯電器12によって表面が帯電された後、このレーザ露光器13によって表面が走査露光され、静電潜像が形成される。
形成された静電潜像は、各々の画像形成ユニット1Y,1M,1C,1Kの現像器14によって、Y、M、C、Kの各色のトナー像として現像される。
一方、中間転写ベルト15は、駆動ロール31などの各種ロールによって図1に示す矢印B方向に所定の速度で循環駆動されている。感光体ドラム11上に形成されたトナー像は、各感光体ドラム11と中間転写ベルト15とが当接する一次転写部10において、中間転写ベルト15上に順次、静電吸引され、中間転写ベルト15上に重畳されたトナー像が形成される。重畳されたトナー像が中間転写ベルト15の表面に形成された後、中間転写ベルト15は移動し、トナー像は二次転写部20に搬送される。二次転写部20では、二次転写ロール22が中間転写ベルト15を介してバックアップロール25に押圧される。このとき、タイミングを合わせて搬送ロール52により搬送された用紙Pは、二次転写部20において、中間転写ベルト15と二次転写ロール22との間に挟み込まれる。
二次転写部20においては、二次転写ロール22とバックアップロール25との間に二次転写バイアスが印加され、両部材間には二次転写電界が形成されている。そして、中間転写ベルト15上に保持された未定着トナー像は、この二次転写部20において、用紙P上に一括して静電転写される。その後、トナー像が静電転写された用紙Pは、二次転写ロール22によりこの二次転写ロール22の用紙搬送方向下流側に設けられた搬送ベルト55へと搬送される。搬送ベルト55は、用紙Pを最適な搬送速度で定着装置60まで搬送する。定着装置60においては、トナー像が転写された用紙Pに対し、加熱および加圧が行われ、用紙P上にトナー像の定着がなされる。そして、定着が終了した用紙Pは、画像形成装置の外部に排出される。
次に、定着装置60について説明する。
図2は、定着装置60の概略構成を示す側断面図である。同図に示す定着装置60は、定着ベルトモジュール61と、定着ベルトモジュール61に対して圧接して配置された加圧ロール62と、定着ベルト610からの用紙Pの剥離を補助する剥離補助部材(バッフル)63とで主要部が構成されている。なお、本実施形態においては、剥離補助部材63を定着装置60に設けた例を説明するが、剥離補助部材63は、定着装置60を支持する画像形成装置の本体部側に設けることもできる。
定着ベルトモジュール61は、回転可能に設けられた無端状の定着ベルト610と、定着ベルト610の内側に回転可能に配設された定着ロール611と、内側から定着ベルト610を張架するテンションロール612とを備えている。また、外側から定着ベルト610を張架するとともに外側から定着ベルト610を加熱する外部加熱ロール613と、定着ロール611とテンションロール612との間で定着ベルト610の姿勢を矯正する姿勢矯正ロール614と、を備えている。さらに、定着ベルトモジュール61と加圧ロール62とが圧接する領域であるニップ部N内の下流側領域であって定着ロール611の近傍位置に剥離パッド64と、剥離パッド64を支持する支持部材617と、剥離パッド64が定着ベルト610を介して加圧ロール62を押圧するように剥離パッド64を押圧するばね部材(不図示)とを備えている。また、ニップ部Nの下流側において定着ベルト610を張架するアイドラロール615を備えている。
また、定着ベルトモジュール61は、定着ロール611の内部に配設され定着ロール611を加熱するハロゲンヒータ等の加熱源616aと、外部加熱ロール613の内部に配設され外部加熱ロール613を加熱するハロゲンヒータ等の加熱源616cとを備えている。さらに、テンションロール612の内部に設けられテンションロール612を加熱するハロゲンヒータ等の加熱源616bを備えている。また、定着ロール611を回転駆動させるモータ等の駆動源(不図示)と、テンションロール612の両端部近傍に配置され、テンションロール612を定着ベルト610方向に向けて押圧し、定着ベルト610に所定の張力を付与するばね部材(不図示)とを備えている。さらに、剥離パッド64の外周面に配設され、剥離パッド64と定着ベルト610との摺動抵抗を減じる低摩擦係数部材(詳細は後述)を備えている。
ベルト状部材としての定着ベルト610は、所定幅で所定周長のフレキシブルなエンドレスベルトである。この定着ベルト610は、たとえば、ポリイミド樹脂等で形成されたベース層と、ベース層の表面側(外周面側)に積層されたシリコーンゴム等からなる弾性体層と、さらに弾性体層上に被覆されたテトラフルオロエチレン−ペルフルオロアルキルビニルエーテル共重合体樹脂(PFA)チューブ等からなる剥離層とで構成されている。
第1の定着部材としての定着ロール611は、弾性層が被覆されておらず、アルミニウムの芯金(コアロール)の表面に耐熱性樹脂(フッ素樹脂)を被覆して構成されたハードロールである。なお、本実施形態においては、この耐熱性樹脂としてテトラフルオロエチレン−パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体(PFA)を用いている。
テンションロール612は、たとえば、アルミニウム等によって形成された円筒状ロールである。
押圧部材、進退部材としての剥離パッド64は、定着ロール611の軸方向に沿って設けられた部材であり、また、断面が略円弧形状に形成された部材である。剥離パッド64は、例えばSUSの金属や樹脂等により形成される。また、剥離パッド64は、加圧ロール62が定着ベルト610を介して定着ロール611に圧接される領域(「ロールニップ部N1」)の下流側近傍位置に配置されている。さらに、剥離パッド64は、定着ベルト610を介して加圧ロール62を所定の幅領域に亘って所定の荷重で均一に押圧するように設置されている。この結果、「剥離パッドニップ部N2」が形成される。
第2の定着部材としての加圧ロール62は、円柱状ロール621を基体としている。そして、基体側から、弾性層622と、離型層623とが順に積層されてソフトロールを構成している。また、加圧ロール62は、定着ベルトモジュール61に押圧されるように設置されている。さらに、加圧ロール62は、不図示の駆動源により、定着ベルトモジュール61に接近する方向および定着ベルトモジュール61から離間する方向(図中矢印F方向)に移動可能に設けられている。
案内部材としての剥離補助部材63は、薄板状に形成されるとともに、ニップ部Nの用紙搬送方向下流側において用紙Pの搬送経路Rの上方に配設されている。また、剥離補助部材63は、定着ベルト610との対向位置から用紙搬送方向下流側に向かって配設されている。また、剥離補助部材63は、用紙搬送方向上流側における一端部が、定着ベルト610を挟んで剥離パッド64の対向位置に配置されている。また、剥離補助部材63は、上記一端部が定着ベルト610の外周面と所定の間隙を有する状態で且つ剥離パッド64の外側面64d(図3参照)と所定の間隙を有する状態で配設されている。
次に、定着装置60の動作について説明する。定着装置60にて定着が行われる際、まず定着ベルトモジュール61に対し離間状態にある加圧ロール62が、不図示の駆動源により定着ベルトモジュール61に押圧される。次いで、トナー像が保持された用紙Pがニップ部Nに導入される。このとき、定着ロール611は、駆動源(不図示)からの駆動力を受けて、矢印C方向に回転している。また、定着ベルト610は、定着ロール611が回転するのに伴い、定着ロール611に従動して矢印D方向に回転している。さらに、加圧ロール62も、定着ベルト610の回転に従動して矢印E方向に回転を行っている。ニップ部N内に導入された用紙Pは、この回転している定着ベルト610および加圧ロール62により下流方向に搬送され、ロールニップ部N1および剥離パッドニップ部N2を順次通過していく。
そして、用紙Pは、このロールニップ部N1および剥離パッドニップ部N2を通過する過程において、定着ベルト610および加圧ロール62から加圧、および加熱作用を受ける。この結果、用紙Pに対しトナー像の定着が行われる。剥離パッドニップ部N2を通過した定着ベルト610は、その後剥離パッド64の側面に倣って移動する。これにより、定着ベルト610の進行方向は、アイドラロール615方向に屈曲するように急激に変化する。
このため、ニップ部Nにおいて加圧および加熱作用を受けた用紙Pは、ニップ部Nを出た時点で定着ベルト610の進行方向の変化に追随できなくなる。この結果、まず用紙Pの先端部が自身の所謂「コシ」によって定着ベルト610から剥離し、この剥離した先端部が剥離補助部材63に補足される(接触する)。そして、剥離補助部材63に先端が補足された用紙Pは、定着ベルト610の進行に伴いこの剥離補助部材63によって強制的に搬送方向下流側に案内される。この結果、用紙Pと定着ベルト610との剥離が促進され、用紙Pは定着ベルト610から安定的に剥離される。そして、定着ベルト610から剥離された用紙Pは、排紙ロール(図示せず)によって機外に排出される。
なお、定着処理が完了すると、加圧ロール62は、不図示の駆動源により定着ベルトモジュール61から後退し、定着ベルトモジュール61から離間した所定の位置に配置される。また、定着がなされる用紙Pが剛性を有する厚紙等である場合には、剥離補助部材63による剥離の補助がなされず、用紙Pは自身の所謂「コシ」によって定着ベルト610から剥離する(セルフストリップ)場合がある。このため、剥離補助部材63は、定着がなされる用紙Pが、剛性が小さく定着ベルト610から剥離されにくい薄紙等である場合に特に有用となる。
ここで、定着装置60についてより詳細に説明する。
図3は、剥離パッド64周辺を詳細に示した説明図である。
同図に示すように、本実施形態における定着装置60は、上述のとおり剥離パッド64を支持する支持部材617と、剥離パッド64が定着ベルト610を介して加圧ロール62を押圧するように剥離パッド64を図中矢印Gに示す方向に押圧するばね部材(不図示)とを備えている。また、剥離パッド64の外周面に配設され剥離パッド64と定着ベルト610の内周面との摺動抵抗を減じる低摩擦係数部材64gを備えている。
支持部材617は、定着ロール611の軸方向外側に配置されるとともに、その一端部が剥離パッド64の長手方向における端部に取り付けられている。また、支持部材617は、他端部が定着ロール611の軸方向における端部に回転可能に取り付けられるとともに、その回転中心が定着ロール611の回転中心(軸心)と一致するように配設されている。また、支持部材617は、定着ロール611の軸方向における両側に2つ配設され、剥離パッド64の両端を支持している。この結果、本実施形態における剥離パッド64は、図中の実線矢印に示す方向に移動(揺動)可能な状態となっている。
剥離パッド64は、上述のとおり断面が略円弧形状の部材である。そして、この剥離パッド64は、定着ベルト610の内周面を加圧ロール62に向けて押圧するとともに、この押圧によって定着ベルト610を屈曲させる。
また、剥離パッド64は、定着ロール611に対向する内側面64aと、定着ベルト610を加圧ロール62に押圧する押圧面64bとを備えている。また、押圧面64bに連続して形成されるとともに加圧ロール62から離れる方向に湾曲した湾曲面64cを備えている。この湾曲面64cは、定着ベルト610の内周面に押圧配置され、定着ベルト610を加圧ロール62から離れる方向に屈曲させる。
剥離パッド64は、さらに、湾曲面64cに連続して形成され、湾曲面64cを通過した定着ベルト610の内周面に押圧される外側面64dを備えている。また、剥離パッド64は、外側面64dと内側面64aとの間に形成され上記不図示のばね部材により押圧される上面64eを備えている。
対向面、接触面としての外側面64dは、支持部材617の回転中心(定着ロール611の軸心)からの距離がRとなる円弧として形成されている。この結果、本実施形態における外側面64dは、その形成方向が剥離パッド64の移動方向に沿う(平行となる)状態となっている。
低減部材としての低摩擦係数部材64gは、剥離パッド64の外周面に接着等により取り付けられている。より詳細には、低摩擦係数部材64gは、押圧面64bから外側面64dにかけて、剥離パッド64の外周面に取り付けられた状態となっている。なお、低摩擦係数部材64gには、例えば、フッ素樹脂を含むシートや、フッ素樹脂をコーティングしたガラス繊維などを用いることができる。
ところで、剥離パッド64は、様々な理由により移動する場合がある。
例えば、定着動作が開始される際には、上述のとおり加圧ロール62が定着ベルトモジュール61に向かって移動し、加圧ロール62が定着ベルトモジュール61に押圧配置される。この際、剥離パッド64は、加圧ロール62によって上方に移動する。また、定着動作が終了した際には、上記とは逆の動作が実行され、剥離パッド64は、下方に向かって移動する。また、加圧ロール62における弾性層622などの硬度が経時的に変化し、剥離パッド64は、例えば下方へ移動する場合がある。また、剥離パッド64と定着ベルト610の内周面との摺動抵抗の変動によっても、剥離パッド64は移動する場合がある。さらには、剥離パッド64を加圧ロール62に向けて押圧するばね部材(不図示)に経時的な変化が生じ、剥離パッド64に作用する押圧力の変動によって剥離パッド64が移動する場合がある。
そして、剥離パッド64が移動をすると、定着ベルト610は、当初の経路とは異なる経路を通過するようになる。このため、定着ベルト610の外周面と剥離補助部材63との間隙も当初の間隙とは異なる状態となる。例えば、上記間隙が拡がった場合には、剥離補助部材63による用紙Pの補足が十分に行われなくなり、定着ベルト610から用紙Pが剥離されないという事態が生ずるおそれがある。そして、定着ベルト610から用紙Pが剥離されないと、剥離補助部材63の下流側にて用紙詰まり(ジャム)が発生するおそれがある。即ち、間隙が拡がった場合には、用紙Pの剥離性能が低下してしまうおそれがある。
また、上記間隙が狭まった場合には、例えば、定着ベルト610の外周面と剥離補助部材63との接触が生じ、定着ベルト610にキズが発生するおそれがある。そして、定着ベルト610にキズが発生すると、後に定着が行われる画像にグロスむらなどが生じ定着画像の品位を低下させてしまう。
そこで、本実施形態においては、外側面64dを、上述のとおり支持部材617の回転中心(定着ロール611の軸心)からの距離がRとなる円弧として形成し、その形成方向が剥離パッド64の移動方向に沿うような状態としている。このため、剥離パッド64が上記回転中心を中心に移動(揺動)したとしても、外側面64dは、支持部材617の回転中心(定着ロール611の軸心)からの距離がRとなる位置に配設される。
この結果、剥離パッド64が移動したとしても、外側面64dと剥離補助部材63との距離を、剥離パッド64の移動前における距離に保つことが可能となる。即ち、外側面64dと剥離補助部材63間における距離の変動を抑制することが可能となる。また、本実施形態においては、上述のとおり、剥離パッド64を、外側面64dが定着ベルト610の内周面に押圧状態となるように配設している。このため、剥離パッド64が移動したとしても、外側面64dに対する定着ベルト610の位置は、変動しないことになる。
この結果、剥離パッド64が移動したとしても、定着ベルト610の外周面と剥離補助部材63との距離を、剥離パッド64の移動前の距離に保つことができる。即ち、定着ベルト610の外周面と剥離補助部材63との距離の変動を抑制することができる。このため、本実施形態においては、剥離パッド64が移動したとしても、用紙Pの剥離性能を維持することができ、また、定着画像の品位低下も抑制可能となる。
なお、本実施形態においては、外側面64dの全体を、支持部材617の回転中心からの距離がRとなる円弧として形成しているが、必ずしも全体をこのような円弧とする必要はない。例えば、剥離パッド64が移動した際、剥離補助部材63と対向しない箇所については、円弧以外の他の形状とすることができる。
また、本実施形態においては、上述のとおり、定着ベルト610と摺動する押圧面64b、湾曲面64c、および外側面64dに、低摩擦係数部材64gを設ける構成としている。このため、定着ベルト610は、押圧面64b、湾曲面64c、および外側面64d上を円滑に移動するようになる。この結果、剥離パッド64が定着ベルト610を介して加圧ロール62を押圧する際の押圧力が安定し、定着画像の品位を向上させることが可能となる。
―第2の実施形態―
次に、第2の実施形態について説明する。
図4は、第2の実施形態における剥離パッド64周辺を示した図である。
定着ベルト610は、剥離パッド64の下流側にてアイドラロール615(図2参照)により張架されており、剥離パッド64を通過後、アイドラロール615に向けて移動していく。本実施形態においては、剥離パッド64を、加圧ロール62に接近する方向および離間する方向にスライド可能に設けるとともに、そのスライド方向が湾曲面64cを通過後における定着ベルト610の配設方向(移動方向、張架方向)に沿う(平行となる)ように配設している。なお、剥離パッド64のスライドは、図示しない所定のガイドレールを設けるとともにこのガイドレールに沿って剥離パッド64をスライドさせるなど公知の各種機構により行うことができる。
この結果、剥離パッド64が加圧ロール62に接近する方向にスライドしたとしても(スライド後の状態を破線で示す)、湾曲面64cを通過後の定着ベルト610の配設方向は変化しない。また、本図においては図示を省略するが、剥離パッド64が加圧ロール62から離れる方向にスライドしたとしても、湾曲面64cを通過後の定着ベルト610の配設方向は変化しない。この結果、剥離パッド64が移動したとしても、定着ベルト610の進行方向に交差する方向(直交する方向)における定着ベルト610の移動(変動)が抑制される。このため、定着ベルト610の外周面と剥離補助部材63との間隙の変動を抑制することができる。この結果、本実施形態においても、用紙Pの剥離性能を維持することができ、また、定着画像の品位低下も抑制可能となる。
なお、本実施形態においては、剥離補助部材63を定着ベルト610を挟んだ剥離パッド64の対向位置に配設しているが、対向位置以外の位置、例えば上面64eよりもアイドラロール615寄りであって定着ベルト610の外周面に対向した位置に配設することもできる。
また、本実施形態においては、外側面64dを、定着ベルト610の内周面に押圧配置せずに内周面から離間する状態で配設している。この結果、外側面64dと定着ベルト610の内周面との摺動が防止される。このため、定着ベルト610の回転をよりスムーズに行うことが可能となる。
―第3の実施形態―
次に、第3の実施形態について説明する。
図5は、第3の実施形態における剥離パッド64周辺を示した図である。
本実施形態においては、第2の実施形態と同様に、剥離パッド64を、加圧ロール62に接近する方向および離間する方向にスライド可能に配設するとともに、そのスライド方向が湾曲面64cを通過後における定着ベルト610の配設方向(移動方向、張架方向)に沿うように配設している。また、本実施形態における剥離パッド64は、外側面64dがその断面において直線状となる平坦面として形成されるとともに、その形成方向が上記配設方向に沿う状態(平行となる状態)となっている。さらに、剥離パッド64は、外側面64dが定着ベルト610の内周面と接触する状態で配設されている。
この結果、剥離パッド64が加圧ロール62から離れる方向にスライドしたとしても(スライド後の状態を破線で示す)、湾曲面64cを通過後の定着ベルト610の配設方向は変化しない。また、本図においては図示を省略するが、剥離パッド64が加圧ロール62に接近する方向にスライドしたとしても、湾曲面64cを通過後の定着ベルト610の配設方向は変化しない。この結果、剥離パッド64が移動したとしても、定着ベルト610の進行方向に交差する方向(直交する方向)における定着ベルト610の移動(変動)が抑制される。このため、定着ベルト610の外周面と剥離補助部材63との間隙の変動を抑制することができる。この結果、本実施形態においても、用紙Pの剥離性能を維持することができ、また、定着画像の品位低下も抑制可能となる。
また、本実施形態においては、上述のとおり、外側面64dを定着ベルト610の内周面と接触するように配設している。定着ベルト610が回転状態にある場合、定着ベルト610が波を打ったりしてその通過位置が変動するおそれがあるが、本実施形態においては、外側面64dを定着ベルト610の内周面に接触配置しているため、定着ベルト610の波打ちを抑制可能となる。この結果、定着ベルト610の挙動を安定させることができる。このため、外側面64dを定着ベルト610の内周面に接触させないものに比べ、剥離補助部材63を定着ベルト610に接近させることができる。この結果、定着ベルト610からの用紙Pの剥離性能を向上させることが可能となる。なお、図示は省略するが、本実施形態においても、第1の実施形態と同様に、押圧面64bから外側面64dにかけて低摩擦係数部材64g(図3参照)を設けている。
本発明が適用される画像形成装置を示した概略構成図である。 定着装置の概略構成を示す側断面図である。 剥離パッド周辺を詳細に示した説明図である。 第2の実施形態における剥離パッド周辺を示した図である。 第3の実施形態における剥離パッド周辺を示した図である。
符号の説明
60…定着装置、62…加圧ロール、63…剥離補助部材、64…剥離パッド、64b…押圧面、64d…外側面、64g…低摩擦係数部材、610…定着ベルト、611…定着ロール、N…ニップ部、N1…ロールニップ部、N2…剥離パッドニップ部

Claims (3)

  1. 回転可能に配設されたベルト状部材と、
    前記ベルト状部材の内側に配設された第1の定着部材と、
    前記ベルト状部材を挟んで前記第1の定着部材に押圧配置され、記録材上に保持された像を当該記録材に定着させるニップ部を当該ベルト状部材との間に形成する第2の定着部材と、
    前記ニップ部よりも前記ベルト状部材の移動方向下流側に配置されるとともに当該ベルト状部材の内側に配置され且つ前記第2の定着部材から離れる方向に移動可能に設けられ、当該ニップ部を通過後に当該第2の定着部材から離れようとする当該ベルト状部材を内側から押圧する押圧面と、当該押圧面よりも当該ベルト状部材の移動方向下流側に配置され当該ベルト状部材のうち当該第2の定着部材から離れた部位の内周面に対向配置されるとともに当該内周面に接触配置される対向面と、を備え、当該ベルト状部材に当該押圧面を押し当て当該第2の定着部材に向けて当該ベルト状部材を押圧する押圧部材と、
    前記ベルト状部材を挟み前記対向面の対向位置に配置され、前記ニップ部を通過した記録材を記録材搬送方向下流側に案内する案内部材と、
    を備え、
    前記押圧部材の前記対向面は、前記ベルト状部材側に膨らむように曲率を有した状態で形成され当該ベルト状部材の内周面に押し付けられ、
    前記ベルト状部材は、前記押圧面を通過した後、前記押圧部材の前記対向面に接触しながら前記第2の定着部材から離れる方向へ移動するとともに当該移動に際し予め定められた移動経路上を移動し、
    前記押圧部材が前記第2の定着部材から離れる方向へ移動する際、当該押圧部材の前記対向面が前記移動経路に沿いながら当該移動経路上を移動することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記第1の定着部材は、予め定められた軸心を中心に回転可能に設けられ、
    前記第1の定着部材に取り付けられるとともに当該第1の定着部材の前記軸心を中心に揺動可能に設けられた揺動部材を更に有し、
    前記押圧部材は、前記揺動部材により支持され、前記第1の定着部材の前記軸心を中心に揺動可能に設けられ、
    前記押圧部材の前記対向面は、前記ベルト状部材の移動方向における上流側から下流側に向かうように形成されるとともに前記第1の定着部材の前記軸心からの距離が等しくなる箇所を通るように形成されていることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記押圧部材の前記対向面には、当該対向面と前記ベルト状部材の前記内周面との摺動抵抗を低減させる低減部材が設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
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