JP2005173358A - 定着方法、定着装置、及び画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】記録媒体上の未定着トナー層を定着する定着装置において、定着時間[s]を1[s]に設定したときの定着ニップ出口におけるホットオフセットが発生する第一定着部材表面の最小温度TOFFと、定着性を満足する第一定着部材表面の定着下限温度TMINとの温度差をT0としたときに、以下の条件を満足することを特徴とする定着装置。(1)2.4×103×d/(TC×t)<T0(dは未定着トナー層厚[単位:m]、TCはトナーの熱伝導率[単位:W/mK]、t[単位:s]は定着時間)、(2)トナー層の最表層温度Ttopが、定着時間を1[s]に設定したときのTOFF未満、(3)記録媒体と接するトナー最下層温度Tbotが、定着時間を1[s]に設定したときのTMIN以上。
【選択図】 図8
Description
上記ローラ定着方式の他、加熱ローラ、加圧ローラのどちらか一方、あるいは両方をベルトに代えたベルト定着方式も知られている(例えば、特許文献1)。
そこで、本出願人は、特許文献2により低温定着可能なトナーを提案した。また、特許文献3において、通電してから画像形成が可能となるまでの待機時間(装置のウオームアップタイム)に要する電力量を可能な限り小さくする構成を提案した。
また、定着装置が使用する電力量をアップせずして、従来よりも高速に多量の記録媒体に定着する技術が望まれるところである。
(1)2.4×103×d/(TC×t)<T0(ここで、dは該未定着トナー層厚[単位:m]、TCはトナーの熱伝導率[単位:W/mK]、tは該定着時間[単位:s]である)
(2)トナー層の最表層温度Ttopが、該定着時間を1[s]に設定したときの該定着第一部材表面のホットオフセットが発生する最小温度TOFF未満
(3)該記録媒体と接するトナー最下層温度Tbotが、該定着時間を1[s]に設定したときの該定着第一部材表面の定着下限温度TMIN以上また、請求項2の発明は、請求項1の定着装置において、上記定着時間を0.02[s]以下とすることを特徴とするものである。
また、請求項3の発明は、請求項1又は2の定着装置において、上記記録媒体上に複数色のトナーを重ね合わせた後に、上記定着ニップに該記録媒体を搬送することを特徴とするものである。
また、請求項4の発明は、請求項1、2、又は3の定着装置において、上記定着ニップにより定着される前の最大濃度におけるトナー層厚の平均値が15[μm]以下であることを特徴とするものである。
また、請求項5の発明は、請求項1、2、3、又は4の定着装置において、上記第一定着部材が弾性層を備えていることを特徴とするものである。
また、請求項6の発明は、請求項1、2、3、4、又は5の定着装置において、上記定着ニップの単位面積あたりの平均荷重を290[kPa]以上とすることを特徴とするものである。
また、請求項7の発明は、請求項1、2、3、4、5、又は6の定着装置において、上記トナーの平均粒径が5[μm]以下のものを用いることを特徴とするものである。
また、請求項8の発明は、請求項1、2、3、4、5、6、又は7の定着装置において、像形成物質のトナーの円形度が、0.96以上であることを特徴とするものである。
また、請求項9の発明は、請求項1、2、3、4、5、6、7、又は8の定着装置において、上記トナーの粒径分布を2極化以上としたことを特徴とするものである。
また、請求項10の発明は、請求項1、2、3、4、5、6、7、8、又は9の定着装置において、上記トナーは、結晶性ポリエステルを含有していることを特徴とするものである。
また、請求項11の発明は、請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、又は10の定着装置において、上記トナーとして重合トナーを用いることを特徴とするものである。
また、請求項12の発明は、請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、又は11の定着装置において、上記第一定着部材表面の制御温度を230[°C]以下とすることを特徴とするものである。
また、請求項13の発明は、記録媒体に担持された未定着のトナー像を、該記録媒体に定着する定着装置を用いる定着方法において、上記定着装置として、請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、又は12の定着装置を用いることを特徴とするものである。
また、請求項14の発明は、潜像を担持するための像担持体と、該像担持体表面を帯電させるための帯電手段と、帯電した像担持体表面に潜像を形成するための潜像形成手段と、該潜像をトナーで現像して画像を形成するための現像手段と、該画像を記録媒体上に転写するための転写手段と、該記録媒体上に転写された未定着トナーを定着して定着画像を形成するための定着装置とを有する画像形成装置において、上記定着装置として、請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、又は12の定着装置を用いることを特徴とするものである。
〔実験例1〕
まず、未定着トナー層を記録媒体上に定着する時間が短くなるに伴い、定着性を満足するための定着下限温度TMINが上昇することを示す実験例について説明する。
図1は、本実験例1で用いた定着装置の概略構成図である。定着装置50は、同図に示すように、内部に熱源を有する第一定着部材としての加熱ローラ51と、この加熱ローラ51に当接する第二定着部材としての加圧ローラ52とを備えている。両ローラ同士が当接する位置には、記録媒体たる記録紙を挾持搬送できる定着ニップが形成され、この定着ニップ内を記録媒体が通過する際に加熱される。そして、加熱ローラに接するトナー最表層から記録紙に向かって熱が伝わり、未定着トナーが記録媒体に溶融されて記録紙の繊維内に浸透する。このようにして、未定着トナーが記録紙上に定着されるのである。本実験例1の実験条件は、表1に示すとおりである。
なお、トナーの種類を変えて同様の実験を行ったところ、図2で得られた結果と同様の傾向が得られることを確認した。また、定着時間を1[s]とすれば、トナー層厚に依存せずに加熱ローラ表面温度と記録紙と接するトナー最下層温度Tbotとが一致するという結果を得た。
〔実験例2〕
実験は、定着時間を変えて、各定着時間に対する消費電力を求めることにより行った。各定着時間に対する加熱ローラ51表面の設定温度は、上記図2の結果から得られた定着下限温度TMINに設定した。また、記録紙の出力速度は、1分間に45枚とし、連続出力する条件下で実験を行った。その他の実験条件は、上記実験例1と同様である。
上記実験例1及び2により、定着時間を短縮化させると、定着時においてトナー層及び記録紙の厚み方向に温度分布が発生することが示唆された。そこで、本発明者らは伝熱計算法により、定着時のトナー層、及び記録紙の厚み方向の温度分布を調べた。ここでいう伝熱計算法とは、JISA1412−2の熱絶縁材の熱抵抗及び熱伝導率の測定方法−第2部:熱流統計法(HFM法)によって得られた熱伝導率を用いて、熱伝導の一般式を差分化した式により熱伝導計算を行い、算出するものである。
熱伝導計算を行う基本方程式としては、1次元の熱伝導方程式である以下の数1を使用する。
<数1>δT/δt=λ/(ρC)・(δ2/δx2)・T (ここで、Tは温度、tは時間、λは熱伝導率、ρは密度、Cは比熱、xは距離である)
熱伝導計算材料構成の各材料に対して、各温度センサから得られた温度を初期温度に設定し、上記数1を解く。解法には、材料をメッシュ分割し、差分法や有限要素法等を適用して解くことができる。計算は、上記実験例の条件にて行った。
トナー層の厚み方向の温度差は、最大で77[°C]に及び、さらに紙の最低温度とトナー表層との温度差は、133[°C]に及ぶ。すなわち、定着時間が短くなるに伴い、トナー層、及び、記録紙の厚み方向の温度勾配が大きくなることが、伝熱計算によっても支持された。
ホットオフセットの問題に関する知見を得るべく、本発明者らは定着時間に対してホットオフセットが発生する最小温度TOFFを調べた。
実験条件は、未定着トナー層の厚みが20[μm]のものを用いた以外は、上記実験例1と同様である。
図5は、定着時間に対して、ホットオフセットが発生する最小温度TOFFをプロットしたものである。同図には、図2で求めた定着下限温度曲線も併せてプロットしてある。同図より、定着時間が短くなるに伴って、ホットオフセットが発生する最小温度TOFFが上昇することがわかる。例えば、定着時間が0.1[s]のときには、オフセット温度が210[°C]、定着時間が0.01[s]のときには、オフセット温度が270[°C]となる。すなわち、定着時間が0.1[s]から0.01[s]となることにより、およそ60[°C]の温度上昇がある。ホットオフセットが発生する温度は、定着時間により変動する性質があることがわかる。
また、定着時間が短くなるにつれて、ホットオフセットが発生する最小温度TOFFと定着下限温度TMINとの温度幅が小さくなることがわかる。例えば、定着時間が0.1[s]の時には、その温度幅は約70[°C]であるのに対し、定着時間が0.01[s]の場合には50[°C]となる。これは、定着時間が短くなるにつれて、定着可能温度範囲が狭くなることを意味する。
トナー層厚によらずに加熱ローラ表面温度と、記録紙と接するトナー最下層温度Tbotとが一致する定着時間である1[s](実験例1参照)に設定したときのホットオフセットが発生する最小温度TOFFは、170[°C]であった。
また、本発明者らは、定着時間が1[s]に設定したときのホットオフセットが発生する最小温度TOFFよりトナー表層温度が低くなるように設定すれば、定着時間を短縮化させてもホットオフセットが発生しないという点に着目した。上記実験例においては、トナー最表層温度Ttopを170[°C]未満に設定すれば、定着時間を短縮化させた場合においてもホットオフセットの発生を防止することができる。
計算は、実験例1の条件で行った。ここでいうトナー層の厚みとは、トナー最表層から下層へ向かう方向のトナー最表層からの距離をいう。結果を、表3に示す。
図7は、表3に示した結果に基づいてトナー層内の温度差[°C]に対して、熱抵抗[m2K/W]をプロットしたものである。同図より、トナー層内の温度差[°C]と熱抵抗[m2K/W]との間には比例関係があることがわかる。
<数2>2.4×103×d[m]/TC[W/mK]/t[s]<60
実際、図8において、ホットオフセットの発生状況を調べたところ、トナー層の温度差が60[°C]以上になる場合に発生することがわかった(図中、ホットオフセットが発生した箇所を×印で示す)。
なお、トナーを変更した場合には、オフセットが発生する最小温度TOFFと定着加減温度TMINが変動するので、当然にT0の値は変動する。従って、上記数2を一般式化すると数3のようになる。
<数3>2.4×103×d[m]/TC[W/mK]/t[s]<T0
また、トナーを変えても数3の式に適合する(図8のグラフの傾きが同一となる)ことを確認した。その一例を、図14に示す。
まず、図11を用いて、本実施の形態に係るカラー複写機の概略構成及び動作について説明する。このカラー複写機は、カラー画像読取装置(以下、カラースキャナという)1、カラー画像記録装置(以下、カラープリンタという)2、給紙バンク3等で構成されている。
なお、M及びYの画像形成工程については、それぞれのカラー画像データ読み取り、静電潜像形成、現像の動作が上述のBK、Cの工程と同様であるので説明は省略する。
そして、中間転写ベルト261面から4色重ねトナー像を一括転写された転写紙は、紙搬送ベルト211で定着装置50に搬送される。そして、定着された記録紙を排出ローラ対212で装置本体外に送り出し、図示しないコピ−トレイに表向きにスタックされ、フルカラーコピーを得る。
加熱ローラ51と加圧ローラ52とは、互いに圧接しており、定着ニップAを形成している。この定着ニップAに、記録媒体を挾持搬送し、所定温度に制御された加熱ローラ51の熱によりトナー像が溶融定着される。
定着ニップAに所定の圧力を加えるため、加熱ローラ51、加圧ローラ52には、バネなどの図示しない弾性体により付勢されている。
弾性層の層厚は、画質を考慮して50[μm]以上とすることが好ましい。ただし、層厚を厚くしすぎると熱容量が大きくなりウオームアップ時間が長くなるので適切な層厚を選択する必要がある。離型層は、耐久性の観点から層厚を20[μm]以上とすることが好ましい。ただし、層厚が大きすぎると表面硬度が大きくなり、トナーとの接触面が不均一となり光沢ムラが発生するので好ましくない。とりわけ、カラー画像を形成する場合には、トナー層の厚みが各点において異なるので画質の悪化が深刻となる。このため、離型層の厚みは、100[μm]以下に設定することが好ましい。また、この表面硬度は、離型層の厚みのみならず、弾性層の厚みにも影響を及ぼすので、両者の厚みを最適に設定する必要がある。
なお、鉄管の芯金に代えてアルミ等を用いてもよい。また、シリコンゴムの弾性層に代えて他の弾性部材を用いることもできる。この場合、耐熱性を備えた材料を用いることが好ましい。離型層としては、PFAに代えて他のフッ素樹脂化合物を用いてもよい。
(1)まず、使用するトナーを決定する。ここで、トナーの熱伝導率TCが決定する。
(2)定着時間を1[s]にしたときの、加熱ローラ表面のホットオフセット最小温度TOFFと定着下限温度TMINをそれぞれ求める。そして、その温度差T0を求める。
(3)画質等により最大トナー層厚dを決定する。
(4)上記数3より、最小又は設定可能な定着時間tを求める。
(5)上記(4)で求めた定着時間tに設定したときに、トナー最表層温度Ttopが、上記加熱ローラ51表面のホットオフセット最小温度TOFF以下であって、トナー最下層温度Tbotが上記定着下限温度TMIN以上となるように、加熱ローラ表層の設定可能温度を伝熱計算により求める。
(6)上記(5)で求めた値となるように加熱ローラの設定温度を決定する。
同図より、同一の定着時間においても、定着ニップAの単位面積あたりの平均荷重により定着下限温度TMINが変動することがわかる。定着ニップAの単位面積あたりの平均荷重を高く設定すれば、加熱ローラ51の温度を低温化できる。定着時間を短縮化するに伴い、加熱ローラ表面の定着下限温度TMINが上昇してしまうが、定着ニップAの単位面積あたりの平均荷重を高めることにより、定着下限温度TMINを下げられることがわかる。荷重が高いと、トナー層厚はすばやく薄くなりトナー層内の温度差が低減するためと考える。定着温度を低温化できれば、省費電力を低減することができる。また、定着部材を構成する部品の耐熱性の問題や、連続通紙時の昇温による熱破壊を防止するのにより効果的である。
一方、トナーの平均粒径を5[μm]以下としてトナー層厚を薄くした場合、色再現性が低下するという問題がある。定着後には、トナー層は定着前に比して薄くなるので、従来の着色度では光を透過しやすくなり所望の反射濃度が得られないためである。そこで、本実施形態においては、着色濃度を上げることが好ましい。顔料濃度としてトナーの重量%は5[%]が通常であるが、15[%]以上とすることが好ましい。
なお、トナー層厚の調製法としては、上記方法(現像や転写過程でトナー付着量を少なくする方法)の他、画像処理で各色のトナーを間引く方法もある。この方法によっても、トナー層厚を10[μm]とし、平均粒径を8[μm]、あるいは10[μm]とした場合には、同様に低ランクとなった。
さらに、重合トナーは、粒径分布の制御が容易なため所望の平均粒径のトナーを安定して供給できるので、トナー層厚が安定することになる。また、トナー間の空隙内に入るほどの小径のトナーを混入させ、例えば粒径分布が2極化したトナーで、大径トナーの1/5程度の小径のトナーを使用するとトナー層の充填率が高くなり、トナー層の熱伝導率が大きくなるのでオフセット防止に有効である。よって、粒径分布は2極化以上とすることが好ましい。ただし、4極化より多くしても、上記空隙を埋める効果が小さくなるので4極化以下とすることが好ましい。
(重合トナーの製造方法)
本実施形態で用いた円形度0.96以上、1.00未満のトナーを製造する方法としては、懸濁重合法、乳化凝集法、分散重合法、界面重合法、溶解懸濁法、転相乳化法等の湿式造粒による製造方法等がある。溶融混練物の粉砕・分級によるトナーにおいても、トナーの加熱処理等により円形度の高いトナーを製造する事が可能だが、エネルギー効率の点で望ましくない。
後述の特定モノマーに対して、分散安定剤、及び着色剤、さらに必要に応じて、架橋剤や、荷電制御剤、離型剤等をボールミル等により均一に分散させた後、これに重合開始剤を加え、モノマー相を得、モノマー相とあらかじめ撹拌して作製しておいた水系分散媒相を撹拌槽に入れ、ホモジナイザー等により攪拌し、得られた懸濁液を窒素置換後に加熱して重合反応を完了させる事により着色樹脂粒子が得られ、これを洗浄、乾燥する事により円形度の高いトナー粒子が得られる。
親水性有機液体に、その親水性有機液体に溶解する高分子分散剤を加え、これに前記親水性液体には溶解するが、生成する重合体は前記親水性液体にて膨潤されるか、あるいは殆ど溶解しない一種または二種以上のビニル単量体を加えて重合することにより製造される。また、予め目的とする粒径よりは小さく、粒度分布の狭い重合体粒子を利用して上述の系で成長させる反応も含まれる。成長反応に利用する単量体は、種粒子を製造したものと同じ単量体でもまた別の単量体でもよいが、重合体は親水性有機液体に溶解してはならない。
C.I. SOLVENT YELLOW(6,9,17,31,35,1,102,103,105)
C.I. SOLVENT ORANGE(2,7,13,14,66)
C.I. SOLVENT RED(5,16,17,18,19,22,23,143,145,146,149,150,151,157,158)
C.I. SOLVENT VIOLET(31,32,33,37)
C.I. SOLVENT BLUE(22,63,78,83〜86,91,94,95,104)
C.I. SOLVENT GREEN(2.4×103,25)
C.I. SOLVENT BROWN(3,9)など。
市販染料では例えば保土谷化学工業社製の愛染SOT染料Yellow−1,3,4、Orange−1,2,3、Scarlet−1、Red−1,2,3、Brown−2、Blue−1,2、Violet−1、Green−1,2,3、Black−1,4,6,8やBASF社製のsudan染料、Yellow−140,150、Orange−220、Red−290,380,460、Blue−670や三菱化成社製のダイアレジン、Yellow−3G,F,H2G,HG,HC,HL、Orange−HS,G、Red−GG,S,HS,A,K,H5B、Violet−D、Blue−J,G,N,K,P,H3G,4G、Green−C、Brown−Aやオリエント化学社製のオイルカラー、Yellow−3G,GG−S,#105、Orange−PS,PR,#201、Scarlet−#308、Red−5B、Brown−GR,#416、Green−BG,#502、Blue−BOS,HN、Black−HBB,#803,EE,EX、住友化学工業社製のスミプラスト、ブルーGP,OR、レッドFB,3B、イエローFL7G,GC、日本化薬社製のカヤロン、ポリエステルブラックEX−SH3、カヤセットRed−BのブルーA−2Rなどを使用することができる。もちろん染料は樹脂粒子と染着時に使用する溶媒の組み合わせで適宜選択されるため、上記例に限られるものではない。
次に、溶解懸濁法により球状トナー粒子を製造する方法について述べる。溶解懸濁法は樹脂を溶媒に溶解して油相を作成し、水系媒体から成る水相中で乳化した後に、乳化分散体中の溶媒を除去して樹脂粒子を得る方法である。
さらに固体微粒子分散剤の液滴への吸着性を調整するためにその他の分散剤を併用することができる。その他の分散剤はトナー組成物を乳化する前や乳化後揮発成分を除去する時などに添加できる。
固体微粒子分散剤は水系媒体中で水に難溶の固体状で存在するものであり、平均粒径が0.01〜1.00[μm]の微粒子のものが好ましい。
アルキルベンゼンスルホン酸塩、αーオレフィンスルホン酸塩、リン酸エステルなどの陰イオン界面活性荊、アルキルアミン塩、アミノアルコール脂肪酸誘導体、ポリアミン脂肪酸誘導体、イミダゾリンなどのアミン塩型や、アルキルトリメチルアンモニム塩、ジアルキルジメチルアンモニウム塩、アルキルジメチルベンジルアンモニウム塩、ピリジニウム塩、アルキルイソキノリニウム塩、塩化ベンゼトニウムなどの四級アンモニウム塩型の陽イオン界面活性剤、脂肪酸アミド誘導体、多価アルコール誘導体などの非イオン界面活性剤、例えばアラニン、ドデシルジ(アミノエチル)グリシン、ジ(オクチルアミノエチル)グリシンやNーアルキルーN,Nージメチルアンモニウムべタインなどの両性界面活性剤が挙げられる。
商品名としては、サーフロンSー111、S−112、Sー113(旭硝子社製)、フロラードFCー93、FCー95、FCー98、FCーl29(住友3M社製)、ユニダインDS一101、DSーl02、(タイキン工莱社製)、メガファックFーll0、Fーl20、F一113、Fー191、Fー812、F−833(大日本インキ社製)、エクトップEF一102、l03、104、105、112、123A、123B、306A、501、201、204、(トーケムプロダクツ社製)、フタージェントF−100、F150(ネオス社製)などが挙げられる。
粉砕・分級法によるトナーはそのままでは不定形で、粉砕処理に用いる粉砕方法にもよるが、円形度は0.930〜0.950であり、円形度0.960〜0.998となることはないが、機械的な球形化処理や、加熱処理により、円形度を高める事が可能であり、本発明の円形度0.960〜0.998のトナーを得る事ができる。
例えば、特開平09−085741号公報記載のターボミル(ターボ工業製)を用いた方法や、クリプトロン(川崎重工製)、Q型ミキサー(三井鉱山製)、ハイブリダイザー(奈良機械製)、メカノフィュージョン装置(ホソカワミクロン製等)で連続処理することにより、粉砕トナーの形状を球形化する事が可能である。
例えば、サーフュージョンシステム(日本ニューマチック工業)を用いて、100〜300[°C]の熱風でトナー粒子表面を半溶融させる事により、粉砕トナーの形状を球形化する事が可能である。
粉砕法によって得られたトナーをトナーが可塑性を持つような温度(200度程度)の高温液体中に浸漬することによって、粉砕トナーの形状を球形化する事が可能である。
トナーには、必要に応じて帯電制御剤を含有してもよい。帯電制御剤としては公知のものが全て使用でき、例えばニグロシン系染料、トリフェニルメタン系染料、クロム含有金属錯体染料、モリブデン酸キレート顔料、ローダミン系染料、アルコキシ系アミン、4級アンモニウム塩(フッ素変性4級アンモニウム塩を含む)、アルキルアミド、燐の単体または化合物、タングステンの単体または化合物、フッ素系活性剤、サリチル酸金属塩及び、サリチル酸誘導体の金属塩等である。具体的にはニグロシン系染料のボントロン03、第四級アンモニウム塩のボントロンPー51、含金属アゾ染料のボントロンSー34、オキシナフトエ酸系金属錯体のEー82、サリチル酸系金属錯体のEー84、フェノール系縮合物のEー89(以上、オリエント化学工業社製)、第四級アンモニウム塩モリブデン錯体のTPー302、TP一415(以上、保土谷化学工業社製)、第四級アンモニウム塩のコピーチャージPSY VP2038、トリフェニルメタン誘導体のコピーブルーPR、第四級アンモニウム塩のコピーチャージ NEG VP2036、コピーチャージ NX VP434(以上、ヘキスト社製)、LRAー901、ホウ素錯体であるLRー147(日本カ一リット社製)、銅フタロシアニン、ペリレン、キナクリドン、アゾ系顔料、その他スルホン酸基、カルボキシル基、四級アンモニウム塩等の官能基を有する高分子化合物があげられる。
荷電制御剤の使用量は、バインダー樹脂の種類、必要に応じて使用される添加剤の有無、分散方法を含めたトナー製造方法によって決定されるもので、一義的に限定されるものではないが、好ましくはバインダー樹脂100重量部に対して、0.1〜10重量部の範囲で用いられる。好ましくは、0.2〜5重量部の範囲がよい。10重量部を越える場合にはトナーの帯電性が大きすぎ、主帯電制御剤の効果を減退させ、現像ローラとの静電的吸引力が増大し、現像剤の流動性低下や、画像濃度の低下を招く。これらの帯電制御剤、離型剤はマスターバッチ、樹脂とともに溶融混練する事もできるし、もちろん有機溶剤に溶解、分散する際に加えても良い。
着色剤としては公知の染料及び顔料が全て使用でき、例えば、カーボンブラック、ニグロシン染料、鉄黒、ナフトールイエローS、ハンザイエロー(10G、5G、G)、カドミュウムイエロー、黄色酸化鉄、黄土、黄鉛、チタン黄、ポリアゾイエロー、オイルイエロー、ハンザイエロー(GR、A、RN、R)、ピグメントイエローL、ベンジジンイエロー(G、GR)、パーマネントイエロー(NCG)、バルカンファストイエロー(5G、R)、タートラジンレーキ、キノリンイエローレーキ、アンスラザンイエローBGL、イソインドリノンイエロー、ベンガラ、鉛丹、鉛朱、カドミュウムレッド、カドミュウムマーキュリレッド、アンチモン朱、パーマネントレッド4R、パラレッド、ファイセーレッド、パラクロルオルトニトロアニリンレッド、リソールファストスカーレットG、ブリリアントファストスカーレット、ブリリアントカーンミンBS、パーマネントレッド(F2R、F4R、FRL、FRLL、F4RH)、ファストスカーレトVD、ベルカンファストルビンB、ブリリアントスカーレットG、リソールルビンGX、パーマネントレッドF5R、ブリリアントカーミン6B、ポグメントスカーレット3B、ボルドー5B、トルイジンマルーン、パーマネントボルドーF2K、ヘリオボルドーBL、ボルドー10B、ボンマルーンライト、ボンマルーンメジアム、エオシンレーキ、ローダミンレーキB、ローダミンレーキY、アリザリンレーキ、チオインジゴレッドB、チオインジゴマルーン、オイルレッド、キナクリドンレッド、ピラゾロンレッド、ポリアゾレッド、クロームバーミリオン、ベンジジンオレンジ、ペリノンオレンジ、オイルオレンジ、コバルトブルー、セルリアンブルー、アルカリブルーレーキ、ピーコックブルーレーキ、ビクトリアブルーレーキ、無金属フタロシアニンブルー、フタロシアニンブルー、ファストスカイブルー、インダンスレンブルー(RS、BC)、インジゴ、群青、紺青、アントラキノンブルー、ファストバイオレットB、メチルバイオレットレーキ、コバルト紫、マンガン紫、ジオキサンバイオレット、アントラキノンバイオレット、クロムグリーン、ジンクグリーン、酸化クロム、ピリジアン、エメラルドグリーン、ピグメントグリーンB、ナフトールグリーンB、グリーンゴールド、アシッドグリーンレーキ、マラカイトグリーンレーキ、フタロシアニングリーン、アントラキノングリーン、酸化チタン、亜鉛華、リトボン及びそれらの混合物が使用できる。使用量は一般にバインダー樹脂100重量部に対し0.1〜50重量部である。
ワックスとしては、例えば固形のパラフィンワックス、マイクロワツクス、ライスワツクス、脂肪酸アミド系ワックス、脂肪酸系ワックス、脂肪族族モノケトン類、脂肪酸金属塩系ワックス、脂肪酸エステル系ワックス、部分ケン化脂肪酸エステル系ワックス、シリコーンワニス、高級アルコール、カルナウバワツクスなどを挙げることができる。また低分子量ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィンなども用いることができる。前記ワックスは、その融点が40〜120[°C]のものであり、特に50〜110[°C]のものであることが好ましい。ワックスの融点が過大のときには低温での定着性が不足する場合があり、一方融点が過小のときには耐オフセツト性、耐久性が低下する場合があるなお、ワックスの融点は、示差走査熱量測定法(DSC)によって求めることができる。すなわち、数mgの試料を一定の昇温速度、例えば(10[°C/min])で加熟したときの融解ピーク値を融点とする。
トナーの流動性や保存性、現像性、転写性を高めるために、以上のようにして製造されたトナーにさらに疎水性シリカ微粉末等の無機微粒子を添加混合してもよい。
トナーの流動性や現像性、転写性、クリーニング性、帯電性を補助するための外添剤として、無機微粒子を用いることができる。この無機微粒子の一次粒子径は、0.01〜2[μm]であることが好ましい。また、BET法による比表面積は、20〜500[m2/g]であることが好ましい。この無機微粒子の使用割合は、トナーの0.1〜15[重量%]であることが好ましく、特に0.5〜10[重量%]であることが好ましい。無機微粒子の具体例としては、例えばシリカ、アルミナ、酸化チタン、チタン酸バリウム、チタン酸マグネシウム、チタン酸カルシウム、チタン酸ストロンチウム、酸化亜鉛、酸化スズ、ケイ砂、クレー、雲母、ケイ灰石、ケイソウ土、酸化クロム、酸化セリウム、ペンガラ、三酸化アンチモン、酸化マグネシウム、酸化ジルコニウム、硫酸バリウム、炭酸バリウム、炭酸カルシウム、炭化ケイ素、窒化ケイ素などをあげることができる。
二成分系現像剤を用いる場合には、磁性キャリアと混合して用いれば良く、現像剤中のキャリアとトナーの含有比は、キャリア100重量部に対してトナー1〜10重量部が好ましい。磁性キャリアとしては、粒子径20〜200[μm]程度の鉄粉、フェライト粉、マグネタイト粉、磁性樹脂キャリアなど従来から公知のものが使用できる。また、被覆材料としては、アミノ系樹脂、例えば尿素−ホルムアルデヒド樹脂、メラミン樹脂、ベンゾグアナミン樹脂、ユリア樹脂、ポリアミド樹脂、エポキシ樹脂等があげられる。またポリビニルおよびポリビニリデン系樹脂、例えばアクリル樹脂、ポリメチルメタクリレート樹脂、ポリアクリロニトリル樹脂、ポリ酢酸ビニル樹脂、ポリビニルアルコール樹脂、ポリビニルブチラール樹脂、ポリスチレン樹脂およびスチレンアクリル共重合樹脂等のポリスチレン系樹脂、ポリ塩化ビニル等のハロゲン化オレフィン樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂およびポリブチレンテレフタレート樹脂等のポリエステル系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリ弗化ビニル樹脂、ポリ弗化ビニリデン樹脂、ポリトリフルオロエチレン樹脂、ポリヘキサフルオロプロピレン樹脂、弗化ビニリデンとアクリル単量体との共重合体、弗化ビニリデンと弗化ビニルとの共重合体、テトラフルオロエチレンと弗化ビニリデンと非弗化単量体とのターポリマー等のフルオロターポリマー、およびシリコーン樹脂等が使用できる。また必要に応じて、導電粉等を被覆樹脂中に含有させてもよい。導電粉としては、金属粉、カーボンブラック、酸化チタン、酸化錫、酸化亜鉛等が使用できる。これらの導電粉は、平均粒子径1[μm]以下のものが好ましい。平均粒子径が1[μm]よりも大きくなると、電気抵抗の制御が困難になる。
なお、キャリアと混合しない1成分系の磁性トナー或いは、非磁性トナーを用てもよい。
トナーは特定の形状を有すことが好ましい。平均円形度が0.95未満で、球形からあまりに離れた不定形の形状では、同じ付着量でもトナー層厚が厚くなり、空隙率が大きくなる。従って、熱伝導率が小さくなり、トナー層内の温度差が大きくなるので好適ではない。
形状の計測方法としては、粒子を含む懸濁液を平板上の撮像部検知帯に通過させ、CCDカメラで光学的に粒子画像を検知し、解析する光学的検知帯の手法が適当である。この手法で得られる投影面積の等しい相当円の周囲長を実在粒子の周囲長で除した値である平均円形度が0.95以上のトナーが適正な濃度の再現性のある高精細な画像を形成するのに有効である事が判明したより好ましくは、平均円形度が0.960から0.998である。この値はフロー式粒子像分析装置FPIA−200(東亜医用電子株式会社製)により平均円形度として計測できる。具体的な測定方法としては、容器中の予め不純固形物を除去した水100〜150[ml]中に分散剤として界面活性剤、好ましくはアルキルベンゼンスルホン酸塩を0.1〜0.5[ml]加え、更に測定試料を0.1〜0.5g程度加える。試料を分散した懸濁液は超音波分散器で約1〜3分間分散処理を行ない、分散液濃度を300〜10000[個/μl]として前記装置によりトナーの形状及び分布を測定することによって得られる。
トナーの平均粒径及び粒度分布はコールターマルチサイザー3(コールター社製)を用い、パーソナルコンピューター(IBM社製)を接続し専用解析ソフト(コールター社製)を用いてデータ解析した。Kd値は10[μm]の標準粒子を用いて設定し、アパーチャカレントはオートマティックの設定で行なった。電解液は1級塩化ナトリウムを用いて1[%]NaCl水溶液を調製する。その他に、ISOTON−II(コールターサイエンティフィックジャパン社製)が使用できる。測定法としては、前記電解水溶液100〜150[ml]中に分散剤として界面活性剤、好ましくはアルキルベンゼンスルホン酸塩を0.1〜5[ml]加え、更に測定試料を2〜20[mg]加える。試料を懸濁した電解液は超音波分散器で約1〜3分間分散処理を行ない、100[μm]アパーチャーチューブを用いて、2[μm]以上のトナー5万カウント測定して重量平均粒径を求めた。
次に、上記実施形態のカラープリンタに搭載された定着装置とは別の変形例について説明する。
図12は本変形例に係る定着装置60の概略構成図である。プリンタ本体の構成は上記実施形態と同様であるが、定着方式が異なっている。すなわち、上記実施形態においてはローラ定着方式を採用しているが、本変形例1においてはベルト定着方式を採用している。
図12に示すように、バックアップローラ63と加熱ローラ64とにトナーを定着させる記録媒体を搬送するための無端上の定着ベルト61が巻きかけられた構成となっている。バックアップローラ63と加圧ローラ62は、定着ベルトを介して互いに圧接しており、定着ニップを形成している。また、定着ベルト61の温度管理のためにサーミスタ65、定着される記録媒体を定着ニップに向けて案内する不図示のガイド等が設けられている。さらに、定着ニップよりも定着ベルトの回転方向下流側で、定着ベルト表面と非接触にて対向して記録媒体を定着ベルト61から剥離するための剥離版68が設置されている。
なお、本変形例では定着ベルト61はが加熱ローラ64とバックアップローラ63とからなる一対のローラに張架されているが、それら以外のローラを用いて3つ以上のローラで張架してもよい。
剥離部材14は、厚さが0.2[mm]のSUS板とし、基材の表面には厚さが20[μm]のフッ素系樹脂層を被覆した。
次に、上記実施形態のプリンタに搭載された定着装置とは別の変形例について説明する。
図12は本変形例2に係る定着装置70の概略構成図である。プリンタ本体の構成は上記実施形態と同様であるが、加熱方式が異なっている。
定着ローラ71及び加圧ローラ72は金属芯金上に断熱材として中空糸等の素材を用いて断熱層80を構成し、最表層に離型層81としてPFAチューブ20[μm]を被覆した。定着ローラ71より定着ニップ上流側には加熱手段としてハロゲンヒータ76が設置され、輻射熱が定着ローラ側に反射するように反射板79で覆っている。このように構成することで定着ローラ71は定着ニップ直前で集中して加熱され、断熱層80の効果で半径方向、円周方向は熱伝導率を低くしているので、熱の逃げを最小限に抑えて立ち上がり時間を速くすることができる。
中空糸としてはポリエステル、ポリイミド、ポリアミドイミド、ポリベンゾイミダゾール、ポリベンゾビスオキサゾール、ポリフェニレンサルファイド、ガラス、セラミックス、金属など中空構造により断熱効果を高くするという点では材料を限定するものではないが、本実施形態では耐熱性、材料自体の熱伝導率、強度を考慮してポリイミド中空糸を採用している。ポリイミド中空糸は図3に示すような構造で外径φ230[μm]、内径φ150[μm]であり、この中空糸を密に巻き付けることで中空糸内部の空隙と中空糸間の空隙を合わせて48[%]の空隙率を達成している。
上述した実施例と同様に加熱時間0.02[s]となるよう定着ニップ幅、記録速度としている。
(1)2.4×103d/(TC×t)<T0(ここで、dはトナー層厚[単位:m]、TCはトナーの熱伝導率[単位:W/mK]、t[単位:s]は定着時間である)
(2)トナー層の最表層温度が、定着時間を1[s]に設定したときの定着第一部材のホットオフセットが発生する最小温度TOFFが発生する温度以下
(3)トナー層と上記記録媒体の界面と接するトナー層の最下層温度が、定着時間を1[s]に設定したときの定着第一部材の定着下限温度TMIN以上
また、本実施形態によれば、定着時間を0.02[s]以下となるように設定している。したがって、記録媒体への熱エネルギーの伝達を抑制し、省エネルギー化を達成できる。
また、本実施形態によれば、トナー層厚をモノクロ画像に比して厚くせざるを得ないカラー画像についても適用可能な定着装置を提示している。よって、カラー画像においても、ホットオフセットを防止しつつ、定着時間を短縮化して省エネルギー化を達成できる。また、高速記録が可能となる。
また、本実施形態によれば、トナー層厚を15[μm]以下となるように設定している。従って、トナー層内の温度勾配を小さくすることができ、ホットオフセットを防止しつつ、省エネルギー化、高速記録化が可能となる。
また、本実施形態によれば、加熱ローラ51に弾性層を備えている。よって、光沢ムラのない画像を得ることができる。
また、本実施形態によれば、定着ニップの単位面積あたりの平均荷重を290[kPa]としている。従って、定着時にトナー層厚が薄層化しやすくなり、かつトナー層内の空隙を小さくすることができ、熱伝導率が向上する。従って、トナー層内の温度差が小さくなり、定着下限温度の低温化が可能となる。従って、オフセットが発生する最小温度TOFFまでの温度幅に余裕をもたせることができる。また、立ち上がり時間の短縮を図り、省エネルギー化を達成できる。
また、本実施形態によれば、トナー粒径を5[μm]以下としている。従って、トナー層を薄層化しても画像均一性を保つことができる。また、ドット抜けに対して視覚的に鈍感になる。さらに、粒子が小さいため繊維間の間に入り込みやすくなる。
また、本実施形態によれば、トナーの円軽度を0.96以上としている。従って、トナー層の薄層化のパッキング率が上昇する。また、球形度が大きいと空隙率が小さくなり熱伝導率が上がるのでトナー層内の温度差を小さくすることができ、定着時間の短縮化を図ることができる。
また、本実施形態によれば、トナーの粒径分布を2極化以上にしている。よって、トナー層のパッキング率が上昇する。その結果空隙率が小さくなり熱伝導率を向上させることができ、定着時間の短縮化を図ることができる。
また、本実施形態によれば、トナーとして結晶性ポリエステルを含有するポリマーを含んでいる。これによって、定着部材温度の低温化を図ることができる。これにより、オフセットが発生する最小温度TOFFと定着下限温度TMINとの温度幅に余裕を持たせることができる。
また、本実施形態によれば、重合トナーを用いている。よって、粉砕トナーに比して円形度に優れているトナーを容易に得ることができる。また、製造コストが安いというメリットもある。
また、本実施形態によれば、加熱ローラ51の設定温度を230[°C]以下となるように設定している。このため、加熱ローラ等の定着部材の熱による劣化を防止することができる。
51 加熱ローラ
52、62、72 加圧ローラ
61 定着ベルト
71 定着ローラ
200 感光体
203 帯電装置
230 現像装置
260 転写装置
Claims (14)
- 未定着トナー層が担持されている記録媒体面と対向する第一定着部材と、該第一定着部材に圧接して定着ニップを形成する第二定着部材と、該第一定着部材側から該トナー層に熱を加える手段とを備え、該定着ニップに挿通された記録媒体を加熱及び加圧して、該記録媒体上の該未定着トナー層を定着する定着装置において、
該定着ニップの幅[m]を該定着ニップにおいて該記録媒体を搬送する速度[m/s]で除して得られる定着時間[s]を1[s]に設定したときの該定着ニップ出口におけるホットオフセットが発生する該第一定着部材表面の最小温度TOFFと、定着性を満足する該第一定着部材表面の定着下限温度TMINとの温度差(TOFF−TMIN)をT0としたときに、以下の条件を満足することを特徴とする定着装置。
(1)2.4×103×d/(TC×t)<T0(ここで、dは該未定着トナー層厚[単位:m]、TCはトナーの熱伝導率[単位:W/mK]、tは該定着時間[単位:s]である)
(2)トナー層の最表層温度Ttopが、該定着時間を1[s]に設定したときの該定着第一部材表面のホットオフセットが発生する最小温度TOFF未満
(3)該記録媒体と接するトナー最下層温度Tbotが、該定着時間を1[s]に設定したときの該定着第一部材表面の定着下限温度TMIN以上 - 請求項1の定着装置において、
上記定着時間を0.02[s]以下とすることを特徴とする定着装置。 - 請求項1又は2の定着装置において、
上記記録媒体上に複数色のトナーを重ね合わせた後に、上記定着ニップに該記録媒体を搬送することを特徴とする定着装置。 - 請求項1、2、又は3の定着装置において、
上記定着ニップにより定着される前の最大濃度におけるトナー層厚の平均値が15[μm]以下であることを特徴とする定着装置。 - 請求項1、2、3、又は4の定着装置において、
上記第一定着部材が弾性層を備えていることを特徴とする定着装置。 - 請求項1、2、3、4、又は5の定着装置において、
上記定着ニップの単位面積あたりの平均荷重を290[kPa]以上とすることを特徴とする定着装置。 - 請求項1、2、3、4、5、又は6の定着装置において、
上記トナーの平均粒径が5[μm]以下のものを用いることを特徴とする定着装置。 - 請求項1、2、3、4、5、6、又は7の定着装置において、
上記トナーの円形度が、0.96以上であることを特徴とする定着装置。 - 請求項1、2、3、4、5、6、7、又は8の定着装置において、
上記トナーの粒径分布を2極化以上としたことを特徴とする定着装置。 - 請求項1、2、3、4、5、6、7、8、又は9の定着装置において、
上記トナーは、結晶性ポリエステルを含有していることを特徴とする定着装置。 - 請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、又は10の定着装置において、
上記トナーとして重合トナーを用いることを特徴とする定着装置。 - 請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、又は11の定着装置において、
上記第一定着部材表面の制御温度を230[°C]以下とすることを特徴とする定着装置。 - 記録媒体に担持された未定着のトナー像を、該記録媒体に定着する定着装置を用いる定着方法において、
上記定着装置として、請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、又は12の定着装置を用いることを特徴とする定着方法。 - 潜像を担持するための像担持体と、該像担持体表面を帯電させるための帯電手段と、帯電した像担持体表面に潜像を形成するための潜像形成手段と、該潜像をトナーで現像して画像を形成するための現像手段と、該画像を記録媒体上に転写するための転写手段と、該記録媒体上に転写された未定着トナーを定着して定着画像を形成するための定着装置とを有する画像形成装置において、
上記定着装置として、請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、又は12の定着装置を用いることを特徴とする画像形成装置。
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