JP2005161976A - 頭部保護エアバッグ、エアバッグ装置及び車両 - Google Patents

頭部保護エアバッグ、エアバッグ装置及び車両 Download PDF

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Abstract

【課題】乗員身体の車外方向への移動をより十分に抑制することができる頭部保護エアバッグ、エアバッグ装置及び車両を提供する。
【解決手段】自動車が側面衝突したり横転したりすると、インフレータ6が作動してエアバッグ1内にガスが供給され、エアバッグ1が膨張する。このエアバッグ1は、カバー体を押し開いて車室側面に沿ってカーテン状に下方へ広がり、自動車の乗員と該車室側面との間に膨張する。エアバッグ1が膨張して下方に展開すると、ワイヤ22の後端側がエアバッグ1に引張られて移動し、ワイヤ22がエアバッグ1の下縁に沿って強く張った状態となる。ワイヤ22の位置は、ベルトラインBLの上方82.5mm以内である。
【選択図】図1

Description

本発明は、自動車乗員頭部の保護用のエアバッグに係り、詳しくは自動車の側面衝突や横転時等にサイドドアの窓等に沿って膨張すると共にエアバッグの下縁に沿って張力が付与されるエアバッグに関する。また、本発明は、このエアバッグを備えた頭部保護エアバッグ装置及び車両に関する。
自動車乗員頭部の保護用のエアバッグとして、自動車の室内の天井部と側面部との交叉隅部付近に配置され、ガス導入口から導入されるガスによってサイドドアの窓等に沿って膨張するよう構成された、カーテンエアバッグと通称されるものがある。
カーテンエアバッグ装置を備えた自動車にあっては、自動車が側面衝突を受けたり、横転した場合などには該カーテンエアバッグが車両室内の側面(例えばドアやピラーなど)に沿って車体下方に向って膨張し、乗員の頭部を保護すると共に、窓が開いているときには乗員が車外に投げ出されることを防止する。
このカーテンエアバッグ装置の1タイプとして、室内側面に沿って膨張するカーテンエアバッグの後端部をピラーに沿って車体下方に導くと共に、膨張後にあってはカーテンエアバッグの下縁に沿って張力を生じさせるためのガイド部材をCピラーに設けたものが米国特許6,237,938号に記載されている。
同号特許のガイド部材は、トラックと称される箱型断面形状の部材と、該トラック内に配置され、該トラックの長手方向に移動可能なエレメントと称されるスライダ部材とを備えており、カーテンエアバッグの後端が該エレメントに結び付けられている。なお、下方に移動したカーテンエアバッグ後端部が上方に戻ることを防止するために、該トラックのほぼ全長にわたって等間隔に配置されたラッチ部を備えている。
特開2003−81048号公報には、膨張した頭部保護エアバッグの後部をロープによって後方に引張り、該頭部保護エアバッグの下縁に沿って強い張力を発生させるよう構成した頭部保護エアバッグ装置が記載されている。
米国特許6,237,938号 特開2003−81048号公報
上記のようにエアバッグの下縁に沿って張力を発生させることにより乗員身体の車外方向への移動を抑制することができる。本発明は、この乗員身体の車外方向への移動をより十分に抑制することができる頭部保護エアバッグ、エアバッグ装置及び車両を提供することを目的とする。
本発明の頭部保護エアバッグは、車室内の側面に沿って膨張可能であり、膨張したときに下縁に沿う方向の張力を付与する張力付与手段を有する頭部保護エアバッグにおいて、膨張したときに該下縁がベルトラインから上方に82.5mm以内の高さとなる上下幅員を有することを特徴とするものである。
本発明のエアバッグ装置は、かかる本発明の頭部保護エアバッグと、この頭部保護エアバッグを膨張させるためのインフレータとを備えてなるものである。
本発明の車両は、この頭部保護エアバッグ装置を備えたものである。この車両にあっては、張力付与手段は、膨張した頭部保護エアバッグの下縁に沿って延在する線状体と、この線状体に張力を加える手段とを備えており、該頭部保護エアバッグが膨張したときに、該線状体は、車両のベルトラインから上方に82.5mm以内の高さに位置することが望ましい。
本発明の頭部保護エアバッグ、エアバッグ装置及び車両にあっては、該頭部保護エアバッグは、膨張したときにその下縁がベルトライン(サイドウインド下端すなわち、ドアパネル上端を通る線)の直上(82.5mm以内)に位置しており、しかも該エアバッグの下縁に張力が付与される。このように、膨張した頭部保護エアバッグの下縁とベルトラインとの間の間隔が、衝突試験用ダミー人形の球形頭部(直径165mm)の半分以下の大きさとなることにより、乗員身体、特にその頭部の車外方向への移動が十分に抑制される。
特に、エアバッグに張力を与える線状体がエアバッグの膨張時にベルトラインから上方82.5mm以下に位置するように構成した場合には、乗員身体の車両方向への移動がさらに十分に抑制される。
以下、図面を参照して実施の形態について説明する。
第1図は実施の形態に係るエアバッグを備えた車両室内の側面図であり、(a)図はエアバッグの膨張前の状態を示し、(b)図はエアバッグが膨張した状態を示している。第2図は膨張したエアバッグの後部の断面斜視図、第3図は第2図のIII−III線断面図、第4図はワンウェープーリの構成図である。
この頭部保護エアバッグ(以下、単に「エアバッグ」と称することがある。)1は、折り畳まれた状態で、例えば自動車のAピラーからCピラーにかけてルーフサイド部に沿って配設され、自動車が側面衝突又は横転したときなどに車室側面に沿ってカーテン状に膨張展開し、車室内の前席及び後席の乗員の頭部を受け止めて該乗員頭部が車室側面にぶつかったり、窓開口等から車外に投げ出されることを防止するものである。
このエアバッグ1は、該車室側面と車室内とにそれぞれ臨む2面を構成するほぼ同一形状の2枚のシート2,3を重ね合わせ、これらシート2,3の周縁同士を線状結合部4によって結合することにより、バッグとしたものである。なお、図示は省略するが、バッグ内部をさらに細かく分断するようにシート2,3同士を縫合するか、内部仕切りパネルを設けることにより、バッグ内部に複数の小室を形成してもよい。
エアバッグ1の後端側にガス導入用のダクト5が延設されている。このダクト5にエアバッグ1の膨張用のインフレータ6が接続されている。
このエアバッグ1の上縁及び前縁から複数の突片(耳部)7が延出しており、各突片7にエアバッグ1を車体に留め付けるためのボルト等の挿通用の孔7aが設けられている。エアバッグ1は、車体前後方向に延在するように細長く折り畳まれた状態で突片7を介してルーフサイドレール11及びAピラー12に留め付けられる。符号14はBピラーを示す。
このように配置されたエアバッグ1の折り畳み体はピラートリム或いはルーフトリム等のカバー体によって覆われる。このカバー体は、エアバッグ1が膨張するときにエアバッグ1によって押し開かれてエアバッグ1の車室内への展開を許容する構成となっている。なお、第1図(b)では、構成を明瞭とするために該カバー体の図示が省略されている。
このエアバッグ1の下部には、下端縁に沿って所定間隔をおいてワイヤ保持部20が設けられている。このワイヤ保持部20は小布片よりなり、その上辺部と下辺部がそれぞれエアバッグ1に縫糸21により縫着されている。このワイヤ保持部20とエアバッグ1との間に、エアバッグ1の下縁に沿ってワイヤ(この実施の形態では合成繊維を編んでなるワイヤロープ)22が挿通されている。このワイヤ22の前端は、エアバッグ1の下縁最前端に縫着等により固着されており、この下縁最前端の突片7と共にAピラー12にボルト等によって固定されている。
ワイヤ22の後部側は、エアバッグ1の下縁最後端から引き出され、ワンウェープーリ30に掛け回され、Cピラー13に沿って上方へ引き回されている。ルーフサイドレール11には、後部とそれよりも若干前方にそれぞれプーリ41,42が取り付けられている。ワイヤ22は、後側のプーリ41に掛けられて前方へ引き回され、次いで前側のプーリ42に掛けられて下方に引き回されている。このワイヤは、エアバッグ1のドア側を通ってエアバッグ1の下端にまで引き回され、その端部が該エアバッグ1の下端に縫着等により固着されている。
上記ワンウェープーリ30は、第4図の通り、薄い箱形のケース31と、該ケース31内に配置されたプーリ本体32と、該プーリ本体32の外周面に沿って円弧状に延在したガイド面33とを有する。プーリ本体32は支軸34を介してケース31に回動自在に支持されているが、この支軸34はプーリ本体32に対し偏心している。プーリ本体32のうち、この支軸から遠位側の円弧状膨出部32aが前記ガイド面33に対峙している。
ケース31の前面側と上面側には、ワイヤ22の通過口35,36が設けられている。円弧状膨出部32aのうち支軸34から最も遠位の部分は通過口36側に位置している。そのため、ワイヤ22が、第4図の矢印の通り、通過口35から通過口36に向って移動するときには、円弧状膨出部32aはワイヤ22に伴われるようにして通過口36側へ移動し、プーリ本体32とガイド面33との間隔が広がり、ワイヤ22はワンウェープーリ30を自由に通り抜ける。一方、ワイヤ22が第4図の矢印と反対方向に移動しようとすると、円弧状膨出部32aがワイヤ22に伴われるようにして通過口34側へ回動しようとし、円弧状膨出部32aとガイド面33との間にワイヤ22が挟み込まれ、ワイヤ22の移動が阻止される。
このように構成されたエアバッグ1を有する頭部保護エアバッグ装置の作動について説明する。
自動車が側面衝突したり横転したりすると、インフレータ6が作動してエアバッグ1内にガスが供給され、エアバッグ1が膨張する。このエアバッグ1は、上記カバー体を押し開いて車室側面に沿ってカーテン状に下方へ広がり、自動車の乗員と該車室側面との間に膨張する。この膨張したエアバッグ1により、乗員がピラーや窓ガラス等に直接に当ったり、車外に投げ出されたりすることが防止される。
この頭部保護エアバッグ1が膨張して下方に展開すると、ワイヤ22の後端側がエアバッグ1に引張られて第2図の矢印A方向に移動し、ワイヤ22がエアバッグ1の下縁に沿って強く張った状態となる。この実施の形態では、このように強く張った状態のワイヤ22の位置は、ベルトラインBLの上方82.5mm以内好ましくは80mm以内、特に好ましくは70mm以内となっている。このように、エアバッグ1の下縁がベルトラインBLの直上にまで下降し、且つワイヤ22によって強い張力が付与されることから、乗員身体の車外方向への移動が十分に抑制される。特に、この実施の形態では、ワンウェープーリ30を採用しているところから、エアバッグ1の下縁に沿うワイヤ22に緩みが発生せず、乗員身体の車外方向への移動を長時間にわたって十分に抑制することができる。
上記実施の形態では、小布片よりなるワイヤ保持部20を複数個エアバッグ1の下部に取り付けているが、第5図のように、エアバッグ1の下端縁に沿う縫目4と平行に縫目20が設けられ、これらの縫目4,20の間にトンネル状のワイヤ通路21が形成されている。このワイヤ通路21内にワイヤ22を挿通させてもよい。
上記実施の形態では車体10はセダン型の車両のものとなっているが、その他のタイプの車体にも本発明を適用できる。第6図(a)はミニバンなどオーバーハングが小さいタイプの車体10’にエアバッグ装置を取り付けた状態を示し、第6図(b)はそのエアバッグ1’の膨張状態を示している。なお、この実施の形態では、Cピラー13’にインフレータ設置用スペースが乏しいので、ルーフサイドレール11にインフレータ6を設置している。第6図のその他の構成は第1図と同様であり、同一符号は同一部分を示している。このエアバッグ1’も、膨張したときにはワイヤ22により下縁に沿って強い張力が付与され、且つこのワイヤ22の位置がベルトラインBLから82.5mm以内の高さとなるよう構成されており、乗員身体の車外方向への移動が十分に抑制される。
上記実施の形態はいずれも本発明の一例であり、本発明は図示以外の構成をもとりうる。例えば、ワイヤ22はエアバッグの下部後端(又は前端)を引張ることによりエアバッグの下縁に張力を付与するよう構成されてもよい。
また、本発明では、車両室内の側面に沿って下方に向って展開するカーテンエアバッグの前後方向の端部を案内するためのガイド部材を設け、このガイド部材によってエアバッグ下縁に沿って張力を発生させるよう構成してもよい。この場合、ガイド部材に沿って下降してきたカーテンエアバッグの前記端部が上方に戻ることを阻止するように該ガイド部材の下部が屈曲又は湾曲されてカーテンエアバッグ端部の係留部が設けられている構成としてもよい。このようにガイド部材に屈曲又は湾曲した部分よりなる係留部を形成することは、前記米国特許6,237,938号のようにラッチ部を形成することに比べると極めて簡単であり、ガイド部材の製造コストダウンを図ることができる。
第7図は、かかるガイド部材によって頭部保護エアバッグの下縁に張力を発生させるようにしたエアバッグ装置の斜視図であり、第7図(a)はエアバッグが折り畳まれた状態にあるとき、第7図(b)はカーテンエアバッグが膨張を完了したときの斜視図である。
この実施の形態では、頭部保護エアバッグ51が前後方向に細長く折り畳まれた状態で自動車のルーフサイド部(車室内の天井面と側面との境界部分)52に沿って配置されている。このエアバッグ51は、自動車が側面衝突を受けたり横転したときなどにインフレータからのガスにより膨らみ出し、ドアや各ピラーなどの車室内の側面に沿って車体下方に向って膨張展開する。このエアバッグ51の上縁には耳部53が設けられており、この耳部53のボルト挿通孔にボルト55が挿通され、該ボルト55がルーフサイド部52の雌ねじ孔に螺じ込まれることにより、該エアバッグ51がルーフサイド部52に留め付けられている。
自動車のCピラー57には、このエアバッグ51が該Cピラー57に沿って車体下方に向って膨張するときに該エアバッグ51の後端部をCピラー57に沿って案内するためのガイド部材58が取り付けられている。このガイド部材58は、Cピラー57に沿って車体上下方向に延在する棒状のガイド部59と、該ガイド部59の上下両端部をそれぞれ該Cピラー57に固定するための上側固定部60及び下側固定部61と、このガイド部材58をCピラー57に取り付ける際に該上側及び下側の両固定部60,61をそれぞれ該Cピラー57の仮留め用開口73,74に仮留めするための仮留め部62,63とを有している。
該エアバッグ51は、後端部の下側角縁付近にループ状の連結帯64が取り付けられており、この連結帯64が該ガイド部59に掛け回されることにより、後端部がガイド部材58に連結されている。
該ガイド部59は、パイプ状部材よりなる。このガイド部59の下部は略クランク状に屈曲され、これにより、エアバッグ51に接近する方向に突き出したL字形コーナー部よりなる連結帯64の係留部59aが設けられている。この係留部59aに連なる略水平状部分59bは、連結帯64が該係留部59aよりも下方にまで移動することを阻止するためのストッパとして機能する。
このガイド部材58は、該固定部60,61に設けられたボルト挿通孔にそれぞれボルト69を挿通し、各ボルト69をCピラー57の各雌ねじ孔に螺じ込むことにより、該Cピラー57に固定される。
このように構成された第7図のエアバッグ装置にあっては、インフレータが作動してエアバッグ51が膨張開始すると、連結帯64を介してガイド部材58によって案内されながら、該エアバッグ51が下方に展開し、第7図(b)のように膨張完了状態となる。
この実施の形態では、係留部59aよりも上側部分59cは、上方ほど車体後方側となるように該ガイド部材58が設置されている。そのため、エアバッグ51が膨張完了した場合には、該エアバッグ51の後端部たる連結帯64が上方に戻ることが阻止される。即ち、エアバッグ51は、膨張するとその外面に作用する張力により前後方向長さが小さくなり、該後端部が前方へ引き寄せられるようになる。膨張完了した第7図(b)の段階では、該連結帯64は、該ガイド部59を遡って上方且つ後方に移動することができず、係留部59aに止まったままとなる。これにより、エアバッグ1の下縁に沿って強い張力が発生する。
この実施の形態でも、エアバッグ1の膨張完了状態にあっては、エアバッグ1の下端とベルトラインBLとの間隔d(第7図(b))は82.5mm以下である。このため、乗員頭部の車外方向への移動が十分に抑制される。
実施の形態に係るエアバッグ装置を備えた車室内の側面図である。 図1のエアバッグの後部の断面斜視図である。 図2のIII−III線断面図である。 ワンウェープーリの構成図である。 別の実施の形態に係るエアバッグの後部の断面斜視図である。 さらに別の実施の形態に係るエアバッグ装置を備えた車室内の側面図である。 異なる実施の形態を示す斜視図である。
符号の説明
1,51 エアバッグ
10 車体
11 ルーフサイドレール
12 Aピラー
22 ワイヤ
30 ワンウェープーリ
58 ガイド部材
64 連結帯

Claims (4)

  1. 車室内の側面に沿って膨張可能であり、
    膨張したときに下縁に沿う方向の張力を付与する張力付与手段を有する頭部保護エアバッグにおいて、
    膨張したときに該下縁がベルトラインから上方に82.5mm以内の高さとなる上下幅員を有することを特徴とする頭部保護エアバッグ。
  2. 請求項1に記載の頭部保護エアバッグと、この頭部保護エアバッグを膨張させるインフレータとを有する頭部保護エアバッグ装置。
  3. 請求項2の頭部保護エアバッグ装置を備えてなる車両。
  4. 請求項3において、前記張力付与手段は、膨張した頭部保護エアバッグの下縁に沿って延在する線状体と、この線状体に張力を加える手段とを備えており、
    該頭部保護エアバッグが膨張したときに、該線状体は、車両のベルトラインから上方に82.5mm以内の高さに位置することを特徴とする車両。
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