JP4665668B2 - 頭部保護エアバッグ装置 - Google Patents

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本発明は、車両の側面衝突時又はロールオーバー時に車室内側の側部に車両下方側へ向けてエアバッグを展開させる頭部保護エアバッグ装置に係り、特に後席用膨張部を備えた頭部保護エアバッグ装置に関する。
近年、乗員保護補助装置として、側面衝突時又はロールオーバー時に、ルーフサイドレール部の下方へカーテン状にエアバッグを展開させる頭部保護エアバッグ装置が搭載されるようになってきた。また、前席に着座した乗員の頭部だけでなく、後席に着座した乗員の頭部をも保護できる頭部保護エアバッグ装置が既に公知技術となっている。
ここで、下記特許文献1には、この種の頭部保護エアバッグ装置が開示されている。簡単に説明すると、この頭部保護エアバッグ装置では、後席用膨張部の後方部位を前方部位に折り返して重ねてから上下方向に折り畳み、この状態の後席用膨張部を内装材であるルーフヘッドライニングの端末部とボディーの一部であるルーフサイドレールとの間に格納するようになっている。このように後席用膨張部の後方部位を前方部位へ折り返して重ねることにより、後席に着座する乗員の頭部を広い範囲で保護することが可能になると共に、後席用膨張部の展開時に後席用膨張部の後方部位がクォータピラーガーニッシュの上端部に引っ掛かるのを防止している。
特許第3506066号公報 特開2001−270413号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示された頭部保護エアバッグ装置による場合、後席用膨張部の後方部位を車室内側へ折り返して前方部位に重ねる等した後に上下方向に折り畳む構成であり、しかも折り返したエアバッグの後端部が乗員の頭部の前方にあるため、エアバッグ展開時に折り返した後方部位が車室内側の側部と乗員の側頭部との間に展開する(入り込む)のに時間がかかる。
特に、SUVやミニバン等では、クーラダクトやパワーバックドアの機構がクォータピラーガーニッシュ内に配設されることがあり、エアバッグの後席用膨張部の後方部位を収納するだけのスペースがクォータピラーガーニッシュ内に無いため、当該後方部位を車室内側かつ車両前方側へ折り返さざるを得ないことがある。従って、このような車種においては、前記課題が解決されると非常に有益である。
本発明は上記事実を考慮し、折り畳み状態のエアバッグの後端部を車両前方側へ折り返して車両の所定部位に収納する構成において、車室内側の側部と後席に着座する乗員の側頭部との間に後席用膨張部を迅速に展開させることができる頭部保護エアバッグ装置を得ることが目的である。
請求項1記載の本発明に係る頭部保護エアバッグ装置は、車両の所定位置に配置され、車両の側面衝突時又はロールオーバー時に作動してガスを噴出するインフレータと、このインフレータと接続されると共に、前方側に位置する乗員の頭部を保護する前方側膨張部と、後方側に位置する乗員の頭部を保護する後方側膨張部と、を含んで構成され、車両上下方向に折り畳まれた状態で車両のルーフサイドレール部に沿って格納されると共にインフレータからのガスの供給により膨張して車室内側の側部に車両下方側へ向けて展開するエアバッグと、を有する頭部保護エアバッグ装置であって、前記ルーフサイドレール部における前記後方側膨張部の後端側でかつ車室内側にはガイド手段が設けられており、前記後方側膨張部のボディーへの最後端固定点よりも車両後方側に位置する後端部を当該ガイド手段に通しかつ車両前方側へ折り返した状態でルーフサイドレール部とルーフヘッドライニングの端末部との間に格納すると共に、エアバッグ展開時に後方側膨張部の膨張により前記後端部が前記ガイド手段から抜け出るように当該後端部を車両前方側へ引込む引き込み移動を利用して当該折り返された後端部を前記ガイド手段から抜け出させて車室内側面と乗員の側頭部との間に導く、ことを特徴としている。
請求項2記載の本発明に係る頭部保護エアバッグ装置は、請求項1記載の発明において、前記ガイド手段は、後方側膨張部による乗員頭部の保護エリアよりも車両後方側にボディーへの固定点を有するループ状のガイド部材であり、前記後方側膨張部の後端部はガイド部材を通って車両前方側へ折り返されている、ことを特徴としている。
請求項3記載の本発明に係る頭部保護エアバッグ装置は、請求項1又は請求項2記載の発明において、前記ガイド手段は、前記最後端固定点を含む近傍部位に固定されると共に車両前後方向を軸線方向とする筒状の保持部材であり、前記後方側膨張部の後端部は保持部材内へ挿入された状態で相対移動可能に保持されている、ことを特徴としている。
請求項4記載の本発明に係る頭部保護エアバッグ装置は、請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の発明において、前記後方側膨張部の後端部は前記後方側膨張部において当該後端部に隣接しかつ先行して膨張する部位である一般部の下方へ前記ガイド手段を通されてから折り返されている、ことを特徴としている。
請求項5記載の本発明に係る頭部保護エアバッグ装置は、請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の発明において、前記後方側膨張部において当該後端部に隣接しかつ先行して膨張する部位である一般部の後端側は車両後方側に配置されたピラーガーニッシュの上端部付近に設けられると共に、エアバッグの展開方向を車室内側へ規制してピラーガーニッシュの上端部との引っ掛かりを抑制する展開方向規制手段の上側に配置されており、さらに、当該後方側膨張部の後端部は後方側膨張部の一般部の車室内側の側方へ折り返されて車両後方側から前記ガイド手段に挿入されて保持されている、ことを特徴としている。
請求項6記載の本発明に係る頭部保護エアバッグ装置は、請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載の発明において、前記後方側膨張部の後端部へのガス供給路の断面積は、前記後方側膨張部において当該後端部に隣接しかつ先行して膨張する部位である一般部へのガス供給路の断面積よりも小さく設定されている、ことを特徴としている。
請求項1記載の本発明によれば、車両の側面衝突時又はロールオーバー時になると、インフレータが作動し、車両のルーフサイドレール部に沿って車両上下方向に折り畳まれた状態で格納されたエアバッグ内へガスが供給される。このため、エアバッグが車室内側の側部に車両下方側へ向けて展開される。エアバッグは、前方に位置する乗員の頭部を保護する前方側膨張部と、後方に位置する乗員の頭部を保護する後方側膨張部と、を含んで構成されているため、前方側に位置する乗員の頭部は前方側膨張部によって保護され、後方側に位置する乗員の頭部は後方側膨張部によって保護される。
ここで、本発明では、ルーフサイドレール部における後方側膨張部の後端側でかつ車室内側にガイド手段を設けている。そして、後方側膨張部のボディーへの最後端固定点よりも車両後方側に位置する後端部を、ガイド手段を通しかつ車両前方側へ折り返した状態でルーフサイドレール部とルーフヘッドライニングの端末部との間に格納するようにした。このため、エアバッグ展開時に後方側膨張部膨張すると、後端部が車両前方側へ引込まれる引き込み移動を利用して当該折り返された後端部がガイド手段から抜け出されて車室内側の側部と乗員の側頭部との間に導かれる。つまり、ガイド手段によってガイドされて車両前方側へ移動した(引き込まれた)後方側膨張部の後端部を、順次下方展開させて車室内側の側部と乗員の側頭部との間の頭部保護エリアに導くことが可能となる。従って、本発明によれば、車両前方側へ折り返したエアバッグの後端部を狙い通りの位置(乗員の側頭部の外側)へ迅速かつ確実に展開させることができる。
請求項2記載の本発明によれば、後方側膨張部による乗員頭部の保護エリアよりも車両後方側にボディーへの固定点を有するループ状のガイド部材によってガイド手段を構成したので、簡易な構造で後方側膨張部の後端部を車室側部と乗員の側頭部との間に導くことができる。
請求項3記載の本発明によれば、最後端固定点を含む近傍部位に固定されると共に車両前後方向を軸線方向とする筒状の保持部材によってガイド手段を構成したので、簡易な構造で後方側膨張部の後端部を車室側部と乗員の側頭部との間に導くことができる。
請求項4記載の本発明によれば、後方側膨張部の後端部は後方側膨張部において当該後端部に隣接しかつ先行して膨張する部位である一般部の下方へガイド手段を通されてから折り返されているので、例えば、ハッチバックタイプの車両のようにクォータピラーガーニッシュがかなり後ろに配置される車両レイアウト(側面視で後方側膨張部の後端部がクォータピラーガーニッシュとオーバーラップしないレイアウト)の場合には好適である。この場合、後方側膨張の後端部はガイド手段に案内されて車両前方側へ移動しながら順次下方展開していく過程で、当該後端部が車両下方側へ押圧されるので、後端部のガイド手段を使った車両前方側への移動が促進される。従って、乗員の側頭部の保護エリアにより早く後方側膨張部を展開させることが可能である。
請求項5記載の本発明によれば、車両後方側に配置されたピラーガーニッシュの上端部付近に展開方向規制手段が設けられており、後方側膨張部において当該後端部に隣接しかつ先行して膨張する部位である一般部の後端側は当該展開方向規制手段の上側に配置され、当該後方側膨張部の後端部は後方側膨張部の一般部の車室内側の側方へ折り返されて車両後方側からガイド手段に挿入されて保持される構成を採っているので、例えば、3列シートのミニバンやSUVのように比較的幅の広いピラーガーニッシュが乗員の側頭部の横に配置される車両レイアウト(側面視で後方側膨張部の後端部がクォータピラーガーニッシュとオーバーラップするレイアウト)の場合には好適である。この場合、一般部が下方展開する際に後端部が邪魔になることがなく、後方側膨張部の一般部の下方展開とこれに伴う後方側膨張部の下端部のガイド手段を使った車両前方側への移動及び下方展開といった一連の動作が円滑に行われる。
請求項6記載の本発明によれば、後方側膨張部の後端部へのガス供給路の断面積を後方側膨張部において当該後端部に隣接しかつ先行して膨張する部位である一般部へのガス供給路の断面積よりも小さく設定したので、後端部の膨張を一般部の膨張よりも遅らせることができる。つまり、一般部が先行して膨張することにより、後端部が円滑にガイド手段にガイドされて移動する。
請求項1記載の頭部保護エアバッグ装置は、ルーフサイドレール部における後方側膨張部の後端側でかつ車室内側にガイド手段を設け、後方側膨張部のボディーへの最後端固定点よりも車両後方側に位置する後端部を当該ガイド手段に通しかつ車両前方側へ折り返した状態で格納し、エアバッグ展開時に後方側膨張部の膨張により後端部がガイド手段から抜け出るように当該後端部を車両前方側へ引込む引き込み移動を利用して当該折り返された後端部をガイド手段から抜け出させて車室内側面と乗員の側頭部との間に導くようにしたので、折り畳み状態のエアバッグの後端部を車両前方側へ折り返して車両の所定部位に収納する構成において、車室内側の側部と後席に着座する乗員の側頭部との間に後席用膨張部を迅速に展開させることができるという優れた効果を有する。
請求項2記載の本発明に係る頭部保護エアバッグ装置は、請求項1記載の発明において、後方側膨張部による乗員頭部の保護エリアよりも車両後方側にボディーへの固定点を有するループ状のガイド部材によってガイド手段を構成したので、低コストで側面衝突時又はロールオーバー時に乗員の頭部保護性能を向上させることができるという優れた効果を有する。
請求項3記載の本発明に係る頭部保護エアバッグ装置は、請求項1記載の発明において、最後端固定点を含む近傍部位に固定されると共に車両前後方向を軸線方向とする筒状の保持部材によってガイド手段を構成し、後方側膨張部の後端部を当該保持部材内へ挿入させた状態で相対移動可能に保持したので、低コストで側面衝突時又はロールオーバー時に乗員の頭部保護性能を向上させることができるという優れた効果を有する。
請求項4記載の本発明に係る頭部保護エアバッグ装置は、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の発明において、後方側膨張部の後端部を後方側膨張部において当該後端部に隣接しかつ先行して膨張する部位である一般部の下方へガイド手段を通してから折り返したので、側面視で後方側膨張部の後端部がクォータピラーガーニッシュとオーバーラップしない車両レイアウトの場合に、乗員の頭部保護性能を効果的に発揮することができるという優れた効果を有する。
請求項5記載の本発明に係る頭部保護エアバッグ装置は、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の発明において、車両後方側に配置されたピラーガーニッシュの上端部付近に展開方向規制手段が設けられており、後方側膨張部において当該後端部に隣接しかつ先行して膨張する部位である一般部の後端側は当該展開方向規制手段の上側に配置され、当該後方側膨張部の後端部は後方側膨張部の一般部の車室内側の側方へ折り返して車両後方側からガイド手段に挿入されて保持されることとしたので、側面視で後方側膨張部の後端部がクォータピラーガーニッシュとオーバーラップする車両レイアウトの場合に、乗員の頭部保護性能を効果的に発揮することができるという優れた効果を有する。
請求項6記載の本発明に係る頭部保護エアバッグ装置は、請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の発明において、後方側膨張部の後端部へのガス供給路の断面積を後方側膨張部において当該後端部に隣接しかつ先行して膨張する部位である一般部へのガス供給路の断面積よりも小さく設定したので、より円滑かつ迅速に車室内側の側部と乗員の側頭部との狭い隙間に後端部を導いて展開させることができるという優れた効果を有する。
〔第1実施形態〕
以下、図1〜図4を用いて、本発明に係る頭部保護エアバッグ装置の第1実施形態について説明する。なお、これらの図において適宜示される矢印FRは車両前方側を示しており、矢印UPは車両上方側を示しており、矢印OUTは車両幅方向外側を示している。
図1には、本実施形態に係る頭部保護エアバッグ装置10が作動してエアバッグ16が展開した状態が側面視で示されている。この図に示されるように、頭部保護エアバッグ装置10は、作動することによりガスを噴出する円柱形状のインフレータ12と、このインフレータ12のガス噴出部と接続されると共に通常は車両上下方向に折り畳まれて車両前後方向に長い長尺状とされてルーフサイドレール部14に沿って格納されたエアバッグ16と、を備えている。
なお、インフレータ12は、車体側部の所定位置に配置された図示しない側面衝突センサによって側面衝突状態が検知された場合並びに車体中央部付近に配置された図示しないロールオーバーセンサによって車両のロールオーバー状態が検知された場合に、図示しないエアバッグECUによって作動されるようになっている。
エアバッグ16の外周上縁部には所定の間隔で固定点18が設定されており、当該固定点18にてエアバッグ16はフロントピラー(Aピラー)20、ルーフサイドレール部14、クォータピラー(Cピラー)22といったボディー側構成要素に支持されている。
なお、図4に示されるように、ルーフサイドレール部14の骨格部材を構成するルーフサイドレール50は、車室内側に配置されるルーフサイドレールインナパネル52と、車室外側に配置されるルーフサイドレールアウタパネル54とによって閉断面構造に構成されており、両者のフランジ部にはオープニングトリム56が嵌着されている。エアバッグ16はボルト58及びウエルドナット60によってルーフサイドレールインナパネル52に固定されており、ルーフヘッドライニング44の端末部44Aによって覆われている。
図1に戻り、上述したエアバッグ16は、フロントシート26に着座する乗員の頭部を保護する前方側膨張部(前席用膨張部)28と、リヤシート30に着座する乗員の頭部を保護する後方側膨張部(後席用膨張部)32と、前方側膨張部28と後方側膨張部32との間に配置された矩形平面状の非膨張部34と、非膨張部34の下端部に沿って車両前後方向に延在し前方側膨張部28と後方側膨張部32とを下端側にて連通する下端側膨張部36と、非膨張部34の上端部に沿って車両前後方向に延在し前方側膨張部28と後方側膨張部32とを上端側にて連通する上端側膨張部37と、によって構成されている。前方側膨張部28及び後方側膨張部32は、車両上下方向に長い円筒状の複数のセル38を車両前後方向に隣接して配置することにより構成されている。また、後方側膨張部32の後端部32Aの最後端セル38Aへのガス供給路39の断面積は、後方側膨張部32の一般部32Bへのガス供給路である上端側膨張部37の断面積よりも小さく設定されている、
さらに、エアバッグ16の上端側膨張部37の前後方向中間部には、インフレータ12のガス噴出部に接続されるガス導入部40が設けられている。このガス導入部40にインフレータ12のガス噴出部が挿入された状態で一対の取付ブラケット42によって車体側に固定されている。つまり、この実施形態の頭部保護エアバッグ装置10では、インフレータ12がエアバッグ16の上縁側中央部付近に配置されるインフレータ中央配置タイプを採用している。
ここで、図2〜図4に示されるように、上述したエアバッグ16は、車両上下方向にロル折りされて(蛇腹折りでもよい)車両前後方向に長い長尺状となるように折り畳まれている。そして、この状態のエアバッグ16を前述したようにルーフサイドレール部14に沿って配設すると共にルーフヘッドライニング44の端末部44Aとの間に格納(収納)し、複数の固定点18でボディー側に固定している。そして更に、後方側膨張部32のボディーへの最後端固定点18Aよりも車両後方側に位置する後端部32Aを車両前方側へ折り返すと共に後方側膨張部32の一般部32Bの下方に平行に配置している。
上記後方側膨張部32の後端部32Aは、ガイド手段及びガイド部材としてのループ状のテザー46を通されてから車両前方側へ折り返されている。テザー46についてより詳細に説明すると、テザー46の固定点46Aは、後方側膨張部32による乗員頭部の保護エリアS(図2の二点鎖線斜線部)よりも車両後方側かつ車両上方側に設定(ルーフサイドレールインナパネル52に固定;図4参照)されている。なお、前記「乗員頭部の保護エリアS」について補足すると、本来的には、図1に示される後方側膨張部32の全エリアが「乗員頭部の保護エリア」ということになるが、図2に示した「乗員頭部の保護エリアS」は車室内側の側部と乗員の側頭部との狭い隙間において、後方側膨張部32の後端部32Aを展開させようと企図した(狙った)範囲のことであり、言わば本発明が乗員の頭部保護エリアとして絞り込んだエリアという意味である。
また、組付状態の頭部保護エアバッグ装置10を車両側面視で見た場合、エアバッグ16の後方側膨張部32の後端部32Aは、クォータピラーガーニッシュ48の上端部48Aと(実質的に)オーバーラップしない位置に配置されている。なお、「実質的に」としたのは、展開動作に問題がない程度であれば、多少のオーバーラップは差し支えないという意味である。
(作用・効果)
次に、本実施形態の作用並びに効果を説明する。
車両の側面衝突時又はロールオーバー時になると、側面衝突センサ又はロールオーバーセンサによってその状態が検知され、エアバッグECUに入力される。エアバッグECUによって側面衝突又はロールオーバーと判断されると、インフレータ12が作動して、車両のルーフサイドレール部14に沿って折り畳み状態で格納されたエアバッグ16内へガスが供給される。
具体的には、エアバッグ16のガス導入部40からガスが供給されて、前方側膨張部28、上端側膨張部37、後方側膨張部32、及び下端側膨張部36を膨張させながら、エアバッグ16を車室内側の側部に車両下方側へ向けてカーテン状に展開させる。これにより、フロントシート26に着座する乗員の頭部が前方側膨張部28によって保護されると共に、リヤシート30に着座する乗員の頭部が後方側膨張部32によって保護される。
ここで、本実施形態に係る頭部保護エアバッグ装置10では、後方側膨張部32による乗員頭部の保護エリアSよりも車両後方側にボディーへの固定点を有するループ状のテザー46を設定し、後方側膨張部32のボディーへの最後端固定点18Aよりも車両後方側に位置する後端部32Aを、テザー46を通してから車両前方側へ折り返す構成を採ったので、エアバッグ展開時に後方側膨張部32の膨張による車両前方側への引き込み移動(図3の矢印A方向への移動。より詳細に説明すると、車両上下方向を長手方向として配置される円筒状の複数のセル38が膨らむと、エアバッグ16の前後長が短くなる。このため、後方側膨張部32が膨張することで、その後端部32Aが車両前方側へ引き込まれる如く移動する。)を利用して当該折り返された後端部32Aが車室内側の側部と乗員の側頭部との間(乗員頭部の保護エリアS)に導かれる。つまり、テザー46によってガイド(展開挙動がコントロール)されて車両前方側へ移動した(引き込まれた)後方側膨張部32の後端部32Aを、順次車両下方側である矢印B方向へ展開させていき、車室内側の側部と乗員の側頭部との間の頭部保護エリアSに導くことが可能となる。従って、本実施形態によれば、車両前方側へ折り返したエアバッグ16の後端部32Aを狙い通りの位置(車室内側の側部と乗員の側頭部との間の狭い隙間)へ迅速かつ確実に展開させることができる。
また、本実施形態に係る頭部保護エアバッグ装置10では、後方側膨張部32による乗員頭部の保護エリアSよりも車両後方側にボディーへの固定点を有するループ状のテザー46によってガイド手段を構成したので、簡易な構造で後方側膨張部32の後端部32Aを車室側部と乗員の側頭部との間に導くことができる。従って、低コストで側面衝突時又はロールオーバー時に乗員の頭部保護性能を向上させることができる。
さらに、本実施形態に係る頭部保護エアバッグ装置10では、後方側膨張部32の後端部32Aを後方側膨張部32Aの一般部32Bの下方へ折り返す構成を採っているので、例えば、ハッチバックタイプの車両のようにクォータピラーガーニッシュがかなり後ろに配置される車両レイアウト(側面視で後方側膨張部の後端部がクォータピラーガーニッシュと(実質的に)オーバーラップしないレイアウト)の場合には好適である。この場合、後方側膨張32の後端部32Aはテザー46に案内されて車両前方側へ移動しながら順次下方展開していく過程で、当該後端部32Aが車両下方側へ押圧されるので、後端部32Aのテザー46を使った車両前方側への移動が促進される。従って、乗員の側頭部の保護エリアSにより早く後方側膨張部を展開させることが可能である。その結果、本実施形態によれば、側面視で後方側膨張部32の後端部32Aがクォータピラーガーニッシュ48と(実質的に)オーバーラップしない車両レイアウトの場合に、乗員の頭部保護性能を効果的に発揮することができる。
また、本実施形態に係る頭部保護エアバッグ装置10では、後方側膨張部32の後端部32Aへのガス供給路39の断面積を後方側膨張部32の一般部32Bへのガス供給路(上端側膨張部37)の断面積よりも小さく設定したので、後端部32Aの膨張を一般部32Bの膨張よりも遅らせることができる。つまり、一般部32Bが先行して膨張することにより、後端部32Aが円滑にテザー46にガイドされて移動する。その結果、本実施形態によれば、より円滑かつ迅速に車室内側の側部と乗員の側頭部との狭い隙間に後端部32Aを導いて展開させることができる。
〔第2実施形態〕
次に、図5〜図8を用いて、本発明に係る頭部保護エアバッグ装置の第2実施形態について説明する。なお、前述した第1実施形態と同一構成部分については、同一番号を付してその説明を省略する。
図5〜図7に示されるように、この実施形態では、ガイド手段及び保持部材としてテザー46を用いる代わりに、布製のガイド部材70を用いた点に特徴がある。
具体的に説明すると、ガイド部材70は、一枚の布を半分に折り返して形成された筒状部70Bと、ガイド部材70をボディー側に固定するための固定部70Aと、によって構成されている。
固定部70Aは、最後端固定点18Aの位置でルーフサイドレールインナパネル52にエアバッグ16と共にボルト58及びウエルドナット60で共締めされている。ガイド部材70がルーフサイドレールインナパネル52に固定された状態では、筒状部70Bが車両前後方向に沿って配置されている。なお、ガイド部材70は、必ずしも最後端固定点18Aの位置で共締めされている必要はなく、最後端固定点18Aとは別個独立にその付近に固定しても差し支えない。
図7に示されるように、組付状態(車両搭載状態)では、ガイド部材70の車室外側にエアバッグ16の後方側膨張部32の一般部32Bが配置されており、ガイド部材70は当該一般部32Bの上面に乗せられて筒状部70Bが一般部32Bに車両幅方向に並列に配置されるようになっている。そして、この筒状部70Bには、後方側膨張部32の後端部32Aが車両前方側へ折り返されて車両後方側から挿入されて保持されている。
(作用・効果)
上記構成によっても、図6及び図8に示されるように、前述した第1実施形態と同様の原理で、エアバッグ展開時に後方側膨張部32の後端部32Aが車両前方側へ引き込み移動(図6の矢印A方向への移動)されて、筒状部70B内から順次抜け出していき、車室内側の側部と乗員の側頭部との間(乗員頭部の保護エリアS)に導かれる。つまり、ガイド部材70によってガイド(展開挙動がコントロール)されて車両前方側へ移動した(引き込まれた)後方側膨張部32の後端部32Aを、順次車両下方側である図6の矢印B方向へ展開させていき、車室内側の側部と乗員の側頭部との間の頭部保護エリアSに導くことが可能となる。従って、本実施形態によっても、前述した第1実施形態と同様に、車両前方側へ折り返したエアバッグ16の後端部32Aを狙い通りの位置(車室内側の側部と乗員の側頭部との間の狭い隙間)へ迅速かつ確実に展開させることができる。
また、本実施形態に係る頭部保護エアバッグ装置10では、最後端固定点18Aに筒状部70Bを備えた布製のガイド部材70をボディーに固定するだけでよいので、簡易な構造で後方側膨張部32の後端部32Aを車室側部と乗員の側頭部との間に導くことができる。従って、低コストで側面衝突時又はロールオーバー時に乗員の頭部保護性能を向上させることができる。
さらに、本実施形態に係る頭部保護エアバッグ装置10では、後方側膨張部32の後端部32Aを後方側膨張部32Aの一般部32Bの真横(車室内側)に折り返す構成を採っているので、後方膨張部32の一般部32Bが下方展開する際に、筒状部70Bが展開を阻害することはない。
また、本実施形態に係る頭部保護エアバッグ装置10によっても、セルパターンは同じであるから、後端部32Aの膨張を一般部32Bの膨張よりも遅らせることができ、より円滑かつ迅速に車室内側の側部と乗員の側頭部との狭い隙間に後端部32Aを導いて展開させることができる。
〔第3実施形態〕
次に、図9及び図10を用いて、本発明に係る頭部保護エアバッグ装置の第3実施形態について説明する。なお、前述した第1実施形態等と同一構成部分については、同一番号を付してその説明を省略する。
図9及び図10に示されるように、この実施形態では、前述した第1実施形態及び第2実施形態とは車両レイアウトが異なっており、クォータピラーガーニッシュ72の上端部72Aの真上に後方側膨張部32の後端部32Aを配置せざるを得ない車両に対して本発明を適用した点に特徴がある。例えば、3列シートのミニバンやSUVのように比較的幅の広いクォータピラーガーニッシュ72が乗員の側頭部の横に配置される車両レイアウト(側面視で後方側膨張部32の後端部32Aがクォータピラーガーニッシュ72とオーバーラップするレイアウト)を想定している。
この場合には、クォータピラーガーニッシュ72の上端部72Aの真上に、第2実施形態で使用した布製のガイド部材70が配設される。つまり、後端部32Aが一般部32Bの真横(車室内側)に並列配置される構成が適用される。
というのも、上記レイアウトを採る場合、クォータピラーガーニッシュ72の上端部72Aの真上に展開方向規制手段としての正面視でL字状に形成された金属製のジャンプ台74がルーフサイドレールインナパネル52にボルト58及びウエルドナット60で共締めされる。このジャンプ台74を設けることにより、後方側膨張部32が膨張展開する際に、クォータピラーガーニッシュ72の上端部72Aに引っ掛かることなく、円滑に車室内側の側部に下方展開されるというメリットがある。
このようにジャンプ台74が設置されると、第1実施形態のように後端部32Aが一般部32Bの下方に並ぶ配置を採ることができないので、この実施形態のように、左右並列配置の構成を適用すると、ガイド部材70を使った後端部32Aの車両前方側への移動及び下方展開といった一連の動作が円滑に行われる。従って、実効性が担保され、非常に有益である。
〔第4実施形態〕
次に、図11及び図12を用いて、本発明に係る頭部保護エアバッグ装置の第4実施形態について説明する。なお、前述した第1実施形態等と同一構成部分については、同一番号を付してその説明を省略する。
図11及び図12に示されるように、この実施形態では、全体構成については前述した第3実施形態を踏襲している。つまり、クォータピラーガーニッシュ72の上端部72Aの真上に後方側膨張部32の後端部32Aを配置せざるを得ない車両レイアウトとなっており、そのため、後方側膨張部32の後端部32Aが一般部32Bの真横(車室内側)に並列配置される構成が採用されている。また、クォータピラーガーニッシュ72の上端部72Aの真上には、展開方向規制手段としての正面視でL字状に形成された金属製のジャンプ台74’(図12参照)がルーフサイドレールインナパネル52にボルト58及びウエルドナット60で共締めされている。
ここで、この実施形態では、第3実施形態で使用した布製のガイド部材70を用いずに、第1実施形態で用いたテザー46を用いた点に特徴がある。但し、後方側膨張部32の後端部32Aが一般部32Bの真横に並列配置されることから、後端部32Aを支えるものが無くなる。そこで、この実施形態では、ジャンプ台74’の下端部を車両幅方向内側へ延長している。このようにすれば、仮に上記車両レイアウトが採用されていても、第1実施形態で用いたテザー46を使用することも可能となる。
〔本実施形態の補足説明〕
なお、上述した本実施形態では、エアバッグ16のガス導入部40にインフレータ12のガス噴出部を直接挿入して固定する構成を採ったが、これに限らず、ディフューザ(パイプ)等を介してガス導入部40とインフレータ12とを接続する構成を採ってもよい。更に補足すると、本実施形態では、インフレータ12がエアバッグ16の上縁側の前後方向中間部付近に配置されるインフレータ中央配置タイプを採用しているが、インフレータ12がクォータピラーガーニッシュ48の配設位置等に配置される構成を採ってもよい。
第1実施形態に係る頭部保護エアバッグ装置が作動してエアバッグが展開した状態を示す側面図である。 図1に示される頭部保護エアバッグ装置の車両搭載状態を示す要部拡大側面図である。 図2に示される状態からエアバッグの後方側膨張部が展開する過程を描いた要部拡大側面図である。 図2の4−4線断面図である。 第2実施形態に係る頭部保護エアバッグ装置の車両搭載状態を示す図2に対応する拡大側面図である。 図5に示される状態からエアバッグの後方側膨張部が展開する過程を描いた要部拡大側面図である。 図5の7−7線断面図である。 図7に示されるエアバッグの後方側膨張部が展開する過程を描いた要部拡大断面である。 第3実施形態に係る頭部保護エアバッグ装置の車両搭載状態を示す図2に対応する拡大側面図である。 図9の10−10線断面図である。 第4実施形態に係る頭部保護エアバッグ装置の車両搭載状態を示す図9に対応する拡大側面図である。 図11の12−12線断面図である。
符号の説明
10 頭部保護エアバッグ装置
12 インフレータ
14 ルーフサイドレール部
16 エアバッグ
18A 最後端固定点
28 前方側膨張部
32 後方側膨張部
32A 後端部
32B 一般部
37 上端側膨張部(ガス供給路)
39 ガス供給路
40 ガス導入部
44 ルーフヘッドライニング
44A 端末部
46 テザー(ガイド手段、ガイド部材)
70 ガイド部材(ガイド手段)
72 クォータピラーガーニッシュ
72A 上端部
74 ジャンプ台(展開方向規制手段)
74’ ジャンプ台(展開方向規制手段)
S 乗員頭部の保護エリア

Claims (6)

  1. 車両の所定位置に配置され、車両の側面衝突時又はロールオーバー時に作動してガスを噴出するインフレータと、
    このインフレータと接続されると共に、前方側に位置する乗員の頭部を保護する前方側膨張部と、後方側に位置する乗員の頭部を保護する後方側膨張部と、を含んで構成され、車両上下方向に折り畳まれた状態で車両のルーフサイドレール部に沿って格納されると共にインフレータからのガスの供給により膨張して車室内側の側部に車両下方側へ向けて展開するエアバッグと、
    を有する頭部保護エアバッグ装置であって、
    前記ルーフサイドレール部における前記後方側膨張部の後端側でかつ車室内側にはガイド手段が設けられており、
    前記後方側膨張部のボディーへの最後端固定点よりも車両後方側に位置する後端部を当該ガイド手段に通しかつ車両前方側へ折り返した状態でルーフサイドレール部とルーフヘッドライニングの端末部との間に格納すると共に、
    エアバッグ展開時に後方側膨張部の膨張により前記後端部が前記ガイド手段から抜け出るように当該後端部を車両前方側へ引込む引き込み移動を利用して当該折り返された後端部を前記ガイド手段から抜け出させて車室内側面と乗員の側頭部との間に導く、
    ことを特徴とする頭部保護エアバッグ装置。
  2. 前記ガイド手段は、後方側膨張部による乗員頭部の保護エリアよりも車両後方側にボディーへの固定点を有するループ状のガイド部材であり、
    前記後方側膨張部の後端部はガイド部材を通って車両前方側へ折り返されている、
    ことを特徴とする請求項1記載の頭部保護エアバッグ装置。
  3. 前記ガイド手段は、前記最後端固定点を含む近傍部位に固定されると共に車両前後方向を軸線方向とする筒状の保持部材であり、
    前記後方側膨張部の後端部は保持部材内へ挿入された状態で相対移動可能に保持されている、
    ことを特徴とする請求項1記載の頭部保護エアバッグ装置。
  4. 前記後方側膨張部の後端部は前記後方側膨張部において当該後端部に隣接しかつ先行して膨張する部位である一般部の下方へ前記ガイド手段を通されてから折り返されている、
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の頭部保護エアバッグ装置。
  5. 前記後方側膨張部において当該後端部に隣接しかつ先行して膨張する部位である一般部の後端側は車両後方側に配置されたピラーガーニッシュの上端部付近に設けられると共に、エアバッグの展開方向を車室内側へ規制してピラーガーニッシュの上端部との引っ掛かりを抑制する展開方向規制手段の上側に配置されており、
    さらに、当該後方側膨張部の後端部は後方側膨張部の一般部の車室内側の側方へ折り返されて車両後方側から前記ガイド手段に挿入されて保持されている、
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の頭部保護エアバッグ装置。
  6. 前記後方側膨張部の後端部へのガス供給路の断面積は、前記後方側膨張部において当該後端部に隣接しかつ先行して膨張する部位である一般部へのガス供給路の断面積よりも小さく設定されている、
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載の頭部保護エアバッグ装置。
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