JP2004067045A - 頭部保護エアバッグ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】エアバッグの車両前後方向における端部側に配設される端側膨張部を、ピラー部の車内側における狭い隙間に、円滑に、膨張させた状態で配置させることが可能な頭部保護エアバッグ装置を提供すること。
【解決手段】車両Vの車内側における窓SWの上縁側に折り畳まれて収納されて、膨張用ガスの流入時に、窓SWと、窓SWに隣接するピラー部CP・RPと、の車内側を覆うように、下方へ展開膨張するエアバッグ15を備える頭部保護エアバッグ装置M。エアバッグ16の膨張流入部19が、エアバッグ16の展開膨張時にピラー部RPの車内側を覆うように、膨張流入部19の後端側に配設される端側膨張部24を備える。端側膨張部24の下端付近に、膨張用ガスを、端側膨張部24における下端側から上端側に向かって流入させる流入口部25が、配設されている。
【選択図】図8

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両の車内側における窓の上縁側に折り畳まれて収納されて、膨張用ガスの流入時に、窓と、窓に隣接するピラー部と、の車内側を覆うように、下方へ展開膨張するエアバッグを備える構成の頭部保護エアバッグ装置に関する。
【0002】
【従来の技術とその課題】
従来、上記構成の頭部保護エアバッグ装置としては、特開2000−135960等に示す構成のものがあった。この頭部保護エアバッグ装置では、エアバッグの後端側に、エアバッグの展開膨張時にリヤピラー部の車内側を覆うこととなる端側膨張部が、配設されていた。
【0003】
通常、ピラー部の車内側には、ピラーガーニッシュが、窓ガラスよりも車内側に突出するように、配設されている。そして、特に、センターピラー部やリヤピラー部の車内側には、通常、座席が配置されることとなり、これらのピラー部付近では、エアバッグは、ピラーガーニッシュと座席との間の小さな隙間に、展開させる必要があった。
【0004】
しかし、上記構成の頭部保護エアバッグ装置では、ピラー部の車内側を覆う端側膨張部の形状や、展開状態について、何ら開示されていなかった。
【0005】
本発明は、上述の課題を解決するものであり、エアバッグの車両前後方向における端部側に配設される端側膨張部を、ピラー部の車内側における狭い隙間に、円滑に、膨張させた状態で配置させることが可能な頭部保護エアバッグ装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る頭部保護エアバッグ装置は、車両の車内側における窓の上縁側に折り畳まれて収納されて、膨張用ガスの流入時に、窓と、窓に隣接するピラー部と、の車内側を覆うように、下方へ展開膨張するエアバッグを備えて構成され、
エアバッグが、膨張用ガスを流入させて展開膨張する膨張流入部を備え、
膨張流入部が、エアバッグの展開膨張時にピラー部の車内側を覆うように、膨張流入部の車両前後方向における端部側に配設される端側膨張部、を備える構成の頭部保護エアバッグ装置において、
端側膨張部の下端付近に、膨張用ガスを、端側膨張部における下端側から上端側に向かって流入させる流入口部が、配設されていることを特徴とする。
【0007】
頭部保護エアバッグ装置を上記のような構成とすれば、膨張流入部の端部側に配設されて、膨張用ガスの下流端側となる端側膨張部は、エアバッグの展開膨張の初期段階で、端側膨張部より膨張用ガスの上流側に配設される部位の展開膨張に伴って、膨張用ガスを流入させない薄い板状の状態で、折りを解消するように、下方へ展開し、上流側部位の膨張後に、流入口部から、膨張用ガスを流入させて、厚さを増すように膨張することとなる。そのため、ピラー部の車内側に座席が配設されて、端側膨張部を、ピラーガーニッシュと座席との間の小さな隙間に展開させる場合にも、エアバッグの膨張初期段階において、薄い板状の状態で展開させることから、その小さな隙間に確実に展開させて、ピラー部の車内側を覆うように、配置させることができる。そして、展開後に、流入口部から膨張用ガスを流入させることから、エアバッグの膨張完了段階においては、端側膨張部を、クッション性を良好にするように、厚く膨張させることができる。
【0008】
従って、本発明の頭部保護エアバッグ装置では、エアバッグの車両前後方向における端部側に配設される端側膨張部を、ピラー部の車内側における小さな隙間に、円滑に、膨張させた状態で配置させることができる。
【0009】
また、上記構成の頭部保護エアバッグ装置において、エアバッグが、端側膨張部の部位を、流入口部付近において上下方向に沿う折目を配設させて、エアバッグの中央側に接近させるように折り返した後、下縁側を上縁側に接近させるように、折り畳まれて、収納されている構成とすることが好ましい。
【0010】
頭部保護エアバッグ装置を上記のような構成とすれば、収納時におけるエアバッグの前後方向の収納スペースを小さくすることが可能となり、ピラー部の上部側の近傍に、例えば、車両の左右方向に沿って配設される後壁部が配置されている場合等、エアバッグの収納スペースを確保し難い場合にも、エアバッグを、ピラー部の上部側付近に、収納することができる。
【0011】
そして、上記構成の頭部保護エアバッグ装置では、膨張用ガスの上流側の部位が膨張を略完了させれば、端側膨張部が、非膨張の状態で展開し、次いで、流入口部からの膨張用ガスの流入に伴って、折り返されていた折目を下端側から解消しつつ、下端側から膨張することとなる。すなわち、端側膨張部は、ピラー部の車内側における隙間が小さくとも、下端側から、小さな隙間に割り込ませるように、円滑に侵入させて膨張することができる。そのため、端側膨張部を折り返して収納する構成であっても、端側膨張部により、ピラー部の車内側を、円滑に、覆うことができる。
【0012】
さらに、上記構成の頭部保護エアバッグ装置において、端側膨張部が、エアバッグにおける中央側の部位の車内側に位置するように、折り返されている構成とすることが好ましい。
【0013】
頭部保護エアバッグ装置を上記のような構成とすれば、エアバッグの膨張初期段階において、端側膨張部の下端側が、折り返されていた折目を解消しつつ膨張する際、端側膨張部の側方の外縁部が、折り返し時における端側膨張部の車外側に位置したエアバッグの部位の車内側で、折り返されていた折目付近を中心として回転するように展開して、ピラー部の車内側を覆い、そして、流入口部から膨張用ガスを流入させて膨張することとなる。そのため、ピラー部の車内側を覆うピラーガーニッシュに、ベルトアンカー等の内装品が、車内側に突出するように配設されている場合にも、端側膨張部の側方の外縁部が、ベルトアンカー等に干渉しない。その結果、端側膨張部を、ベルトアンカー等の内装品を配設させているピラー部の車内側に、円滑に、膨張させた状態で配置させることが可能となる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
【0015】
図1に示す頭部保護エアバッグ装置Mは、ダブルキャブ車Vに搭載されるものであり、エアバッグ16、展開膨張するエアバッグ16を下方へ案内するガイド部材45、インフレーター51、及び、エアバッグカバー13、を備えて構成されている。
【0016】
なお、ダブルキャブ車Vは、乗員が着座する前席・後席シートの側方に配置されて車両側面に位置するサイドウィンドとしての窓SW(SW1・SW2)を備えるとともに、窓SW2の後方側で窓SW2と略直交するように配置される後壁部10を備えて構成されている。さらに、このダブルキャブ車Vは、窓SW1の前方側で窓SW1と隣接し、ルーフサイドレール部RRから斜め下方に延びて、略上下方向に配設されるフロントピラー部FP、窓SW1・SW2間でルーフサイドレール部RRから下方に延びるセンターピラー部CP、及び、窓SW2と後壁部10との間で窓SW2と隣接し、ルーフサイドレール部RRから下方に延びるリヤピラー部RP、を備えて構成されている。なお、窓SW1は、前席SE1の側方に配置されて、実施形態の場合には、フロントドアの窓としており、窓SW2は、後席SE2の側方に配置されて、実施形態の場合には、リヤドアの窓としている。また、実施形態の場合、センターピラー部CP及びリヤピラー部RPの車内側には、それぞれ、前・後席SE1・SE2の背もたれ部が配設されることとなる。
【0017】
各ピラー部FP・CP・RPには、それぞれ、車体(ボディ1)側の板金製のインナパネル2を覆うように、合成樹脂製のピラーガーニッシュ5・7・8が、車内側Iに、配設されている(図1・4参照)。また、ルーフサイドレール部RRにおいても、車内側Iでは、インナパネル2を覆うように、合成樹脂製のルーフヘッドライニング6が、配設されている(図1〜3参照)。
【0018】
また、後壁部10は、図1に示すように、上部に、リヤウィンドRWを配設させて、車体(ボディ1)側の板金製のリヤパネル11と、リヤパネル11の車内側を覆う合成樹脂製のリヤトリム12と、を備えて構成されている。なお、後壁部10の上端側は、天井側から延びるルーフヘッドライニング6に覆われている。
【0019】
そして、エアバッグカバー13は、実施形態の場合、フロントピラーガーニッシュ5とルーフヘッドライニング6との下縁5a・6aから構成されている。エアバッグカバー13は、折り畳まれて収納されたエアバッグ16の車内側Iを覆うように配設されるとともに、展開膨張時のエアバッグ16を車内側Iへ突出可能とするために、図2・3の二点鎖線で示すごとく、エアバッグ16に押されて車内側Iに開くように、構成されている。
【0020】
エアバッグ16は、図1〜3に示すように、センターピラー部CPを跨いで、窓SW(SW1・SW2)の車内側Iの上縁側に、折り畳まれて収納されている。そして、エアバッグ16は、図1・5・8に示すように、窓SW1・SW2と、窓SW1・SW2に隣接するセンターピラー部CP・リヤピラー部RPと、の車内側を覆い可能なエアバッグ本体17と、エアバッグ本体17内に配設されてエアバッグ本体17内への膨張用ガスの流入方向を規制するインナチューブ38と、エアバッグ本体17の下縁17b側に配設されてガイド部材45と連結される連結部材41と、を備えて構成されている。
【0021】
エアバッグ本体17は、ポリアミド糸やポリエステル糸等を利用した袋織りによって、形成されている。そして、エアバッグ本体17は、インフレーター51からの膨張用ガスを流入させて車内側壁部18aと車外側壁部18bとを離すようにして膨張するガス流入部18と、膨張用ガスを流入させない非流入部31と、から構成されている。
【0022】
ガス流入部18は、膨張用ガスGを流入させて、窓SW1・SW2と、センターピラー部CP・リヤピラー部RPと、の車内側Iを覆うように展開膨張する膨張流入部19と、供給路部29と、を備えて構成されている。
【0023】
供給路部29は、エアバッグ本体17の上縁17a側に位置して、前後方向に延びるように配設されている。そして、供給路部29の前後方向の中間部位には、上方へ円筒状に突出して、インフレーター51と接続させる接続口部29aが配設されている。
【0024】
膨張流入部19は、供給路部29の下方に配設されるもので、前席側方の窓SW1を覆う前席用部位20と、後席側方の窓SW2を覆う後席用部位21と、エアバッグ本体17の下縁17b側において前席用部位20と後席用部位21とを連通する連通膨張部27と、を備えて構成されている。前席用・後席用部位20・21は、それぞれ、膨張用ガスGを流入させて上下方向に棒状に膨らむ縦膨張部22(22A・22B・22C・22D・22E・22F・22G)を複数配設させて、構成されている。各縦膨張部22は、前席用部位20の後端側に配設される縦膨張部22Dと後席用部位21の後端側に配設される縦膨張部22Gとを除いて、上端を、供給路部29に連通されている。
【0025】
実施形態では、後席用部位21における後端側に配設される縦膨張部22Gが、端側膨張部24とされるもので、エアバッグ16の展開膨張時に、リヤピラー部RP(リヤピラーガーニッシュ8)の車内側Iを覆うこととなる。そして、端側膨張部24の前端側に隣接して配設される縦膨張部22Fが、端側膨張部24の膨張用ガスの上流側に配設される部位となる隣接膨張部23とされている。
【0026】
端側膨張部24は、上端24a側を閉塞されており、下端24b付近に、膨張用ガスGを、下端24b側から上端24a側に向かって、流入させる流入口部25を備えている。この流入口部25は、隣接膨張部23の下端と、連通されている。そして、端側膨張部24は、エアバッグ16の展開膨張時に、流入口部25から、膨張用ガスGを、下端24b側から上端24a側に向かって、流入させて膨張することとなる。また、実施形態では、縦側膨張部24は、上端24a側をエアバッグ本体17の他の部位における上縁17aより下方に凹ませて形成されている。端側膨張部24は、エアバッグ16の折り畳み収納時に、後述するごとく、隣接膨張部23の車内側に位置するように折り返されて、収納されることとなり、エアバッグ16の展開膨張時には、端側膨張部24は、この折り返し状態を解除するように、展開膨張することとなる。このとき、上端24aをエアバッグカバー13(ルーフヘッドライニング下縁6a)に干渉することなく、折り返し状態から、円滑に、後方へ展開させるために、端側膨張部24の上端24aは、エアバッグ本体17の他の部位における上縁17aより下方に凹んで形成されている。
【0027】
前席用部位20の後端側に配設されている縦膨張部22Dは、上端側を閉塞させ、下端側を、連通膨張部27を介して、後席用部位21の前端側に配設されている縦膨張部22Eと連結させて、構成されている。すなわち、縦膨張部22Dは、エアバッグ16の展開膨張時に、縦膨張部22E内に流入した膨張用ガスGを、連通膨張部27を介して、下端側から上端側に向かって流入させて、膨張することとなる。この縦膨張部22Dは、エアバッグ16の展開膨張時に、センターピラー部CPの車内側を覆う部位である。
【0028】
前席用部位20の前端側に配設されている縦膨張部22Aの前端側における下端付近には、補助膨張部26が、縦膨張部22Aに連通されて配設されている。補助膨張部26は、縦膨張部22Aより、上下方向の長さ寸法を短くして、下端を縦膨張部22Aの下端と略一致させて、配設されている。この補助膨張部26は、エアバッグ16の展開膨張時において、エアバッグ本体17の下縁17a側に、前後方向に沿って発生するテンションを確保するために、配設されるものであり、エアバッグ本体17の下端付近で前後方向の幅寸法を縮めるように膨張させることで、エアバッグ本体17におけるガス流入部18の容積の増大を極力抑えつつ、エアバッグ本体17の下縁17a側に、前後方向に沿って発生するテンションを増大させることとなる。
【0029】
連通膨張部27は、前席用部位20の後端側に配設される縦膨張部22Dの下端側と、後席用部位21の前端側に配設される縦膨張部22Eの下端側と、を連通するように、配設されている。なお、実施形態の場合、縦膨張部22A・22B・22Cは、下端側を閉塞させて構成されており、また、縦膨張部22Eと縦膨張部22Fとは、下端側において連通されていない構成である。
【0030】
非流入部31は、ガス流入部18を囲むように、ガス流入部18の周縁に配置される周縁部32と、取付部34と、板状部35・36と、を備えて構成されている。さらに、非流入部31は、各縦膨張部22を前後方向で区画する複数の厚さ規制部33を備えている。隣接膨張部23(縦膨張部22F)と端側膨張部24(縦膨張部22G)との間に配設される厚さ規制部33Aは、エアバッグ本体17の上縁17a側における周縁部32から下方に延びるように、配設されている。他の部位に配設される厚さ規制部33は、それぞれ、エアバッグ本体17の下縁17b側における周縁部32から上方に延びるように、配設されている。
【0031】
取付部34(34A・34B・34C・34D・34E・34F)は、図5に示すように、エアバッグ本体17の上縁17a側から上方に延びるように、複数(実施形態では、6個)配設されている。各取付部34には、取付ボルト49(図1・2参照)を挿通させる取付孔34aが設けられている。各取付部34は、当て板48(図1・2参照)が取り付けられ、ボルト49を使用して、ボディ1側のインナパネル2に固定されている。なお、エアバッグ本体17の前端側の取付部34Aは、板状部35の前端に配設されており、フロントピラー部FPの下部側のインナパネル2に固定されることとなる。他の取付部34B・34C・34D・34E・34Fは、窓SW1・SW2周縁の上縁側におけるルーフサイドレール部RRのインナパネル2に固定されている。なお、後端側に配設される取付部34Fは、エアバッグ本体17を平らに展開させた状態で、隣接膨張部23の上方となる位置に、配設されている。
【0032】
板状部35・36は、エアバッグ本体17の全体形状を確保するとともに、ガス流入部18の容積を少なくして、展開膨張完了までの時間を短縮させるために、配設されている。そして、板状部35は、エアバッグ本体17の前端側から前方に延びる略三角板形状として、先端に取付部34Aを配設させ、取付部34Aをフロントピラー部FPの下部側におけるボディ1側のインナパネル2に、取付固定させている。板状部36は、略長方形の板状として、前席用部位20と後席用部位21との間における供給路部29と連通膨張部27との間に配設されている。
【0033】
インナチューブ38は、供給路部29内に配設されて、インフレーター51から吐出される膨張用ガスGを、前席用部位20側と後席用部位21側とに流入させる構成である。インナチューブ38は、ポリアミド糸・ポリエステル糸等を使用した織布で形成されて、接続口部29a内に配設されて接続口部29aとともにインフレーター51に外装される略円筒形状の取付部38aと、本体部38bと、を備えて構成されている。本体部38bは、取付部38aと連通され、かつ、取付部38aと略直交するように配置されて、両端が開口されている。
【0034】
連結部材41は、図5に示すように、エアバッグ本体17の下縁17b側に配設されている。連結部材41は、図6に示すように、ポリアミド糸・ポリエステル糸等を使用した帯状の織布から構成される連結部本体42と、連結部本体42における輪部42aの内周側に配設される金属製のスリーブ43と、から構成されている。連結部本体42は、一端をエアバッグ本体17の下縁17bに縫着されるとともに、他端を連結部本体42自体に縫着させて、他端側に、ガイド部材45を摺動可能な輪部42aを配設させている。そして、輪部42aの内周面を覆うように、リング状のスリーブ43が、配設されている。実施形態の場合、後述するごとく、ガイド部材45を織布から形成していることから、連結部本体41を、ガイド部材45に対して、円滑に摺動可能とするために、金属製のスリーブ43を配設させている構成である。なお、実施形態では、連結部本体42の一端は、エアバッグ本体17の下縁17bにおける縦膨張部22Eの下端付近に、縫着されている。
【0035】
ガイド部材45は、ポリアミド糸・ポリエステル糸等を使用した織布から構成されて、上下方向に延びる紐状とされており、上端45a側を、エアバッグ本体17の上縁17a側となる周縁部32に縫着されて、エアバッグ本体17と一体的に構成されている。そして、ガイド部材45は、図1・4に示すように、リヤピラー部RPを構成するインナパネル2の前縁付近において、車内側Iをリヤピラーガーニッシュ8の前縁8aに覆われて、上下方向に沿って配設されることとなる。このガイド部材45は、図1に示すように、リヤピラー部RPの上方となるルーフサイドレール部RRの部位から、リヤピラー部RPにおける膨張完了時のエアバッグの下縁17bより上方となる部位にかけて、配設されるもので、下端45bを、図示しないブラケットとボルト(図符号省略)とを使用して、インナパネル2に固定させている。そして、ガイド部材45は、エアバッグ16の展開膨張時に、上端45aと下端45bとの間において、連結部本体42の輪部42aを摺動させて、下方移動させることとなる。すなわち、エアバッグ16の展開膨張時に、連結部本体42が、リヤピラーガーニッシュ8の前縁8aを押し開くようにして、下方移動することとなる。そして、実施形態では、ガイド部材45の下端45bは、膨張を完了させたエアバッグ16の下縁17bに、連結部材41により、車両前後方向に沿うようなテンションを発生可能な位置に、設定されている。なお、リヤピラーガーニッシュ8における前縁8aの後部側には、エアバッグ16の展開膨張時に、リヤピラーガーニッシュ8の前縁8aを容易に押し開き可能とするために、ヒンジ部8bが、形成されている(図4参照)。
【0036】
インフレーター51は、図1に示すように、略円柱形状の本体部51aと、本体部51aからの膨張用ガスを下方へ導く供給パイプ51bと、を備えて構成され、供給パイプ51bの下端に、エアバッグ本体17の供給路部29における接続口部29aの上端を、インナチューブ38の取付部38aを介して、外装させ、クランプ(図符号省略)を利用して、エアバッグ16と連結されている。そして、インフレーター51は、ブラケット52とボルト53とを利用して、センターピラー部CPの上方におけるルーフサイドレール部RRのインナパネル2に、車内側をルーフヘッドライニング6の下縁6aに覆われて、取付固定されている。
【0037】
次に、実施形態の頭部保護エアバッグ装置Mの車両Vへの搭載について説明する。まず、予めインナチューブ38を挿入させておいたエアバッグ本体17に、連結部材41とガイド部材45とを縫着させて、エアバッグ16を製造する。その後、エアバッグ16を折り畳む。まず、図7A・7Bに示すように、平らに展開させたエアバッグ16において、流入口部25近傍の車両前方側となる隣接膨張部23の部位に、折目C1を付けて、端側膨張部24をエアバッグ16の中央側に接近させるように、折り返す。このとき、端側膨張部24は、隣接膨張部23の車内側Iに位置することとなる(図7Bのa参照)。次いで、図7B・7Cに示すように、エアバッグ本体17の下縁17bを上縁17a側に接近させるように、前後方向に沿った多数の折目C2を付けて、蛇腹折りする。このとき、連結部材41におけるスリーブ43に、ガイド部材45を挿入させつつ、折り畳むこととなる。そして、折り畳んだエアバッグ16の所定箇所を、適宜、破断可能な図示しない折り崩れ防止用のラッピング材でくるんでおく。
【0038】
その後、各取付部34に、当て板48を取り付ける。また、クランプを利用しつつ、接続口部29aにインフレーター51を連結し、次いで、その周囲に、取付ブラケット52を取り付け、インフレーター51をエアバッグ16に組み付けて、エアバッグ組付体を形成しておく。
【0039】
その後、各取付部34及びインフレーター51を、取付ボルト49・53を使用してインナパネル2に取付固定するとともに、ガイド部材45の下端45bを、ボルトを使用してリヤピラー部RPにおけるインナパネル2の所定箇所に取付固定すれば、エアバッグ組付体を車両Vのボディ1に取り付けることができる。
【0040】
そして、インフレーター51から延びる図示しないリード線を、所定のエアバッグ作動回路に接続させるとともに、フロントピラー部FPでは、インナパネル2にフロントピラーガーニッシュ5を取付固定し、ルーフサイドレール部RRでは、インナパネル2にルーフヘッドライニング6を取付固定し、さらに、センターピラー部CPやリヤピラー部RPのガーニッシュ7・8をボディ1のインナパネル2に固定すれば、頭部保護エアバッグ装置Mを車両Vに搭載することができる。
【0041】
その後、インフレーター51が作動されれば、膨張用ガスGが、接続口部29aから膨張流入部19の供給路部29内に流入して、図示しないラッピング材を破断させ、さらに、各縦膨張部22が展開膨張して、エアバッグ16は、エアバッグカバー13としてのフロントピラーガーニッシュ5やルーフヘッドライニング6の下縁5a・6aを車内側Iに押して開かせ、図1・2の二点鎖線や図8の実線で示すように、窓SW1・SW2の上縁側から下方へ突出し、エアバッグ16が、窓SW1・SW2やセンターピラー部CP・リヤピラー部RPの車内側を覆うこととなる。
【0042】
そして、実施形態の頭部保護エアバッグ装置Mでは、膨張流入部19の後端側に配設されて、膨張用ガスGの下流端側となる端側膨張部24は、下端付近に流入口部25を有していることから、エアバッグ16の展開膨張の初期段階で、膨張用ガスGの上流側に配設される隣接膨張部23の展開膨張に伴って、膨張用ガスを流入させない薄い板状の状態で、折りを解消するように、下方へ展開する。このとき、実施形態のエアバッグ装置Mでは、エアバッグ16の折り畳み収納時において、端側膨張部24が、隣接膨張部23の車内側Iに位置するように折り返されていることから、エアバッグ16の膨張初期段階において、端側膨張部24の下端24b側が、折り返されていた折目C1を解消しつつ膨張する際、端側膨張部24における後方側の縁部24cが、折り返し時における端側膨張部24の車外側に位置する隣接膨張部23の車内側Iで、図4の一点鎖線に示すごとく、折り返されていた折目C1付近を中心として回転するように展開して、リヤピラー部RPの車内側を覆い、そして、流入口部25から膨張用ガスGを流入させて膨張することとなる。そのため、リヤピラー部RPの車内側を覆うピラーガーニッシュ8に、図1に示すごとく、ベルトアンカーB等の内装品が、車内側に突出するように配設されていても、端側膨張部24の縁部24cが、ベルトアンカーBに干渉しない。その結果、端側膨張部24を、ベルトアンカーBを配設させているリヤピラー部RPの車内側に、円滑に、膨張させた状態で配置させることが可能となる。勿論、このような点を考慮しなければ、エアバッグ16の端側膨張部24を、図7Bのbに示すごとく、隣接膨張部23の車外側Oに位置するように、折り返す構成としてもよい。
【0043】
そして、端側膨張部24は、隣接膨張部23が膨張を完了させた後となる展開後に、下端側に配設される流入口部25からの膨張用ガスの流入に伴って、下端24b側から膨張し(図9のB参照)、エアバッグ16の膨張完了段階において、クッション性を良好とするように、厚く膨張することとなる。すなわち、端側膨張部24は、図9のAに示すごとく、薄い板状の状態で展開することから、リヤピラー部RPにおけるリヤピラーガーニッシュ8と座席SE2との間の隙間が小さくとも、端側膨張部24を、下端24b側から、小さな隙間に割り込ませるように、円滑に侵入させて膨張させることができる。
【0044】
そして、実施形態のエアバッグ装置Mでは、端側膨張部24を折り返して収納させていることから、収納時におけるエアバッグ16の前後方向の収納スペースを小さくすることが可能となる。そのため、実施形態の車両Vのごとく、リヤピラー部RPの上部側の近傍に、車両Vの左右方向に沿って配設される後壁部10が配置されており、エアバッグ16の収納スペースを確保し難い場合にも、エアバッグ16を、リヤピラー部RPの上部付近に、収納することができる。勿論、セダンタイプの車両に搭載させる場合等、リヤピラー部RPの上部側に、十分なエアバッグの収納スペースを確保可能な場合には、図7Cのaに示すごとく、端側膨張部24を折り返さずに、エアバッグ16を折り畳んで、収納させる構成としてもよい。この場合、エアバッグ16は、図1の二点鎖線に示すごとく、リヤピラー部RPの上部側からリヤウインドRWの上部側にかけて、車内側を、リヤピラー部RPの上部側から延びるルーフヘッドライニング6、あるいは、リヤウインドRWの上部側に配設されるリヤトリム12に覆われるようにして、収納させる構成としてもよい。
【0045】
従って、実施形態の頭部保護エアバッグ装置Mでは、エアバッグ16の後端側に配設される端側膨張部24を、リヤピラー部RPの車内側におけるリヤピラーガーニッシュ8と座席SE2との間の小さな隙間に、円滑に、膨張させた状態で配置させることができる。
【0046】
また、実施形態の頭部保護エアバッグ装置Mでは、エアバッグ16の展開膨張完了時に、センターピラー部CPの車内側に配設される縦膨張部22Dも、上端側を閉塞されていることから、端側膨張部24と同様に、エアバッグ16の膨張初期に、隣接する縦膨張部22Cの展開膨張に伴って、膨張用ガスを流入させない薄い板状の状態で、折りを解消するように、下方へ展開し、その後、縦膨張部22Eから、下端側に連通される連通膨張部27を介して、膨張用ガスを流入させて、厚さを増すように膨張することとなる。そのため、センターピラーガーニッシュ7と座席SE1との間の小さな隙間に確実に展開させて、センターピラー部CPの車内側を覆うように、配置させることができる。
【0047】
また、エアバッグ16における板状部36の領域内に、図5の二点鎖線で示すように、上下方向に沿うような展開促進膨張部36aを配設させてもよい。この展開促進膨張部36aは、供給路部29と連通され、膨張用ガスを流入させて膨張可能な構成とされるもので、例えば、板状部36が車両前後方向における幅寸法を大きく設定されて、エアバッグ16の展開膨張時に他の部位より展開が遅れがちとなる場合において、板状部36の部位の展開を促進させるために、配設されるものである。
【0048】
なお、実施形態では、エアバッグ装置Mを搭載する車両Vとして、ダブルキャブ車を示したが、シングルキャブ車やセダンタイプ等の車両に本発明の頭部保護エアバッグ装置Mを搭載してもよい。
【0049】
また、エアバッグ16に設ける端側膨張部24は、実施形態のごとくエアバッグ16の後端側に設けるばかりでなく、前端側に配設させるように構成してもよい。
【0050】
さらに、実施形態のエアバッグ16では、端側膨張部24より膨張用ガスGの上流側となる部位として、上端側から下端側に向かって膨張用ガスGを流入させてエアバッグ16を下縁17b側に向かって展開させる縦膨張部22F(ガス流入部18)を、端側膨張部24に隣接させているが、端側膨張部24が下端側に流入口部25を備える構成であれば、ガス流入部18を隣接させなくとも、近傍に配設させるだけでもよく、例えば、実施形態のエアバッグ16における縦膨張部22Dのごとく、板状部等の非流入部を端側膨張部に隣接させ、この板状部に、膨張用ガスの上流側部位として、流入口部25に連通されるガス流入部を隣接させた構成としてもよい。また、端側膨張部24の近傍に、膨張用ガスの上流側部位としての上方から下方に膨張用ガスを流入させて膨張させる縦膨張部を配設させる場合にも、例えば、下端側から上端側に向かって膨張用ガスを流入させて膨張する構成の縦膨張部を、介在させて配設させる構成としてもよい。但し、実施形態のエアバッグ16のごとく、端側膨張部24に、上端側から下端側に向かって膨張用ガスGを流入させる構成の縦膨張部22Fを隣接させる場合には、縦膨張部22F内への膨張用ガスGの流入に伴って、端側膨張部24の部位を、下縁側に向かって、迅速かつ円滑に、展開させることができて、好ましい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態である頭部保護エアバッグ装置の使用状態を示す車内側から見た概略正面図である。
【図2】図1のII−II部位の概略拡大断面図である。
【図3】図1のIII−III部位の概略拡大断面図である。
【図4】図1のIV−IV部位の概略拡大断面図である。
【図5】同実施形態で使用するエアバッグを平らに展開した状態を示す正面図であり、エアバッグ本体とガイド部材とを分解した状態の図である。
【図6】同実施形態のエアバッグに配設される連結部材の拡大断面図である。
【図7】同実施形態のエアバッグの折り畳み工程を説明する図である。
【図8】同実施形態のエアバッグ装置の作動時を示す車内側から見た正面図である。
【図9】同実施形態のエアバッグ装置において、エアバッグの展開膨張状態を示す概略図である。
【符号の説明】
8…リヤピラーガーニッシュ、
13…エアバッグカバー、
16…エアバッグ、
17…エアバッグ本体、
17a…上縁、
17b…下縁、
19…膨張流入部、
23…隣接膨張部(上流側部位)、
24…端側膨張部、
25…流入口部、
29…供給路部、
51…インフレーター、
I…車内側、
O…車外側、
C1・C2…折目、
SE1・SE2…座席、
SW(SW1・SW2)…窓、
RP…リヤピラー部、
V…車両、
M…頭部保護エアバッグ装置。

Claims (3)

  1. 車両の車内側における窓の上縁側に折り畳まれて収納されて、膨張用ガスの流入時に、前記窓と、前記窓に隣接する前記ピラー部と、の車内側を覆うように、下方へ展開膨張するエアバッグを備えて構成され、
    該エアバッグが、前記膨張用ガスを流入させて展開膨張する膨張流入部を備え、
    該膨張流入部が、前記エアバッグの展開膨張時に前記ピラー部の車内側を覆うように、前記膨張流入部の車両前後方向における端部側に配設される端側膨張部、を備える構成の頭部保護エアバッグ装置において、
    前記端側膨張部の下端付近に、膨張用ガスを、前記端側膨張部における下端側から上端側に向かって流入させる流入口部が、配設されていることを特徴とする頭部保護エアバッグ装置。
  2. 前記エアバッグが、前記端側膨張部の部位を、前記流入口部付近において上下方向に沿う折目を配設させて、前記エアバッグの中央側に接近させるように折り返した後、下縁側を上縁側に接近させるように、折り畳まれて、収納されていることを特徴とする請求項1に記載の頭部保護エアバッグ装置。
  3. 前記端側膨張部が、前記エアバッグにおける中央側の部位の車内側に位置するように、折り返されていることを特徴とする請求項2に記載の頭部保護エアバッグ装置。
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