JP3783596B2 - 頭部保護エアバッグ装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両の窓周縁の上縁側に折り畳まれて収納され、膨張用ガスの流入時、窓を覆うように、下方へ展開膨張するエアバッグ、を備えた頭部保護エアバッグ装置に関し、特に、展開膨張完了時のエアバッグが、窓周縁における前後二つの前・後ピラー部とともに、窓の車内側を覆うように、下方へ展開膨張する頭部保護エアバッグ装置に関する。
【0002】
【従来の技術とその課題】
従来の頭部保護エアバッグ装置のエアバッグでは、国際公開特許W096/26087や英国特許出願公開第2324300号等に記載されているように、膨張用ガスを流入させて、車内側の開口を覆うように膨張していた。
【0003】
そして、エアバッグは、膨張時、車両前後方向に沿うテンションを発生可能に、上下方向に延びる形状として、車両前後方向に並設される複数の縦膨張部を、備えて構成されていた。
【0004】
このようなエアバッグでは、各縦膨張部が膨張すれば、各縦膨張部の前後の車内側から見た幅寸法が、エアバッグを非膨張で平らに展開させた状態より、狭まって、エアバッグに車両前後方向に沿ったテンションが発生し、乗員拘束時、エアバッグの車外側への移動を抑えることができた。
【0005】
しかし、従来のエアバッグでは、下縁側に生ずる剛性をさらに高くする点に、改善の余地があった。
【0006】
本発明は、上述の課題を解決するものであり、展開膨張完了時のエアバッグの下縁側に、剛性を確保可能な頭部保護エアバッグ装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る頭部保護エアバッグ装置は、車両の窓周縁の上縁側に折り畳まれて収納され、膨張用ガスの流入時、前記窓周縁における前後二つの前・後ピラー部とともに前記窓の車内側を覆うように、下方へ展開膨張するエアバッグ、を備え、
該エアバッグが、膨張用ガスを流入させて展開膨張する膨張流入部を備えて構成される頭部保護エアバッグ装置であって、
前記エアバッグの前記膨張流入部が、
前記前・後ピラー部のそれぞれの車内側を覆うように略上下方向に膨張するピラー部用縦膨張部と、
二つの前記ピラー部用縦膨張部の下端相互を、分岐させずに、連結する連結用横膨張部と、
前記連結用横膨張部の上方に、前記連結用横膨張部に隣接するように、膨張用ガスを流入させて膨張可能な膨張部と、
前方側の前記ピラー部用縦膨張部の前方側に配設されて、略上下方向に膨張して前後方向に並設される複数の縦膨張部と、
を備えて構成され、
前記エアバッグが、
車両のフロントピラー部に連結されるとともに、
前方側の前記ピラー部用縦膨張部の後方側に、前端側を結合させ、かつ、後端側を前記窓周縁の上縁側に結合させるように配設されて、膨張完了時の前記エアバッグにおける前方側の前記ピラー部用縦膨張部を含めた前部側に、前後方向のテンションを発生可能なテンションクロス、を備えて構成されていることを特徴とする。
【0011】
さらに、前記エアバッグの後端側における前記膨張流入部の部位は、車外側に折り返した状態で、前記窓周縁の上縁側に収納させることが望ましい。
【0012】
【発明の効果】
本発明に係る頭部保護エアバッグ装置では、エアバッグ内に膨張用ガスが流入されれば、エアバッグは、窓周縁の上縁側から下方へ展開膨張する。そして、膨張完了時のエアバッグは、一つの窓の周縁における前・後ピラー部の車内側に、それぞれ、上下方向に延びるピラー部用縦膨張部と、前後のピラー部用縦膨張部の下端相互を連結する連結用横膨張部と、を膨張させる。
【0013】
この時、連結用横膨張部は、前後のピラー部用縦膨張部の下端間で、分岐されていないことから、前後のピラー部間を連結するように、剛性を有した棒状に配設されることとなる。そして、この連結用横膨張部が、前後のピラー部用縦膨張部の下端側に配設されていることから、前後のピラー部間のエアバッグの下縁側に、剛性を付与することとなる。特に、この連結用横膨張部の前後両端は、前後のピラー部の車内側を覆うように上下方向に延びたピラー部用縦膨張部と連通されており、前後のピラー部に支持されるピラー部用縦膨張部を利用して、前後のピラー部に、一層、安定支持されることから、連結用横膨張部は、前後のピラー部間のエアバッグの下縁側に、安定した剛性を付与することとなる。
【0014】
そのため、前後のピラー部間のエアバッグの下縁側を、乗員が強く車外側に押圧しても、そのエアバッグの下縁側は、車外側に移動し難く、乗員の安定した拘束性能を発揮することとなる。
【0015】
したがって、本発明に係る頭部保護エアバッグ装置では、展開膨張完了時の所定のピラー部間におけるエアバッグの下縁側に、剛性が確保されて、乗員の拘束性能を向上させることができる。
【0016】
そして、エアバッグが、連結用横膨張部の上方に、連結用横膨張部に隣接するように、膨張用ガスを流入させて膨張可能な膨張部を、配設させており、連結用横膨張部の上方に、クッション効果を有する膨張部を配設させることができるため、一層、乗員の拘束性能を向上させることができる。
【0017】
また、エアバッグが、前方側のピラー部用縦膨張部の前方側に、略上下方向に膨張する複数の縦膨張部を配設させて、車両のフロントピラー部に連結されており、前方側のピラー部用縦膨張部の前方側に、乗員の保護エリアを確保することができる。そして、前方側のピラー部用縦膨張部の前方側の乗員保護エリアは、前方側をフロントピラー部に連結させて、膨張完了時に前後方向に収縮し易い複数の縦膨張部を前後方向に並設させていることから、前後方向のテンションを確保可能となる。したがって、乗員の拘束性能を低下させること無く、保護エリアを広くすることができる。
【0018】
この場合、エアバッグが、前方側のピラー部用縦膨張部の後方側に、前端側を結合させ、かつ、後端側を窓周縁の上縁側に結合させたテンションクロスを備えており、前方側のピラー部用縦膨張部の前方側の保護エリアに、エアバッグの膨張完了時に、前後方向のテンションを確実に発生させることができる。さらに、テンションクロス自体が、前方側のピラー部用縦膨張部の後方側の部位を、車外側から支持することも可能となるため、前方側のピラー部用縦膨張部の後方側の部位が車外側へ移動することを、防止することができる。
【0019】
そして、請求項2に記載したように、エアバッグの後端側における膨張流入部の部位が、車外側に折り返された状態で、窓周縁の上縁側に収納されていれば、エアバッグの膨張時に、折り返し部位も、膨張用ガスを流入させて、折り返しを解消しようと膨張する。すなわち、折り返し部位が、エアバッグの後端側で、後方へ突出して、膨張を完了させることとなり、折り返し部位を設けていない場合に比べて、エアバッグの下縁側の保護エアリアを広げることが可能となる。そのため、膨張完了時のエアバッグの保護エアリアを、極力、大きく確保することができる。勿論、膨張流入部の折り返し部位が、車外側に折り返されているため、折りを解消させる際に、折り返し部位は、車内側へ突出し難く、乗員と不要に干渉する虞れも生じない。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
【0021】
図1に示す実施形態の頭部保護エアバッグ装置Mは、ダブルキャブ車Vに搭載されるものであり、エアバッグ12、インフレーター44、及び、エアバッグカバー11、を備えて構成されている。
【0022】
なお、ダブルキャブ車Vは、乗員が着座する前席・後席シートの側方に配置されて車両側面VSに位置するサイドウインドとしての窓SW(SW1・SW2)を備えるとともに、窓SW2の後方側で窓SW2と略直交するように配置される後壁部7を備えて構成されている。また、このダブルキャブ車Vは、窓SW1の前方側でルーフサイドレール部RRから斜め下方に延びて、略上下方向に配設されるフロントピラー部FP、窓SW1・SW2間でルーフサイドレール部RRから下方に延びるセンターピラー部CP、及び、窓SW2と後壁部7との間でルーフサイドレール部RRから下方に延びるリヤピラー部RP、を備えて構成されている。さらに、窓SW1は、前席の側方に配置されて、実施形態の場合には、フロントドアの窓としており、窓SW2は、後席の側方に配置されて、実施形態の場合には、リヤドアの窓としている。
【0023】
各ピラー部FP・CP・RPには、それぞれ、車体(ボディ1)側の板金製のインナパネル1aを覆うように、合成樹脂製のガーニッシュ3・5・6が配設されている。また、ルーフサイドレール部RRにおいても、車内側では、インナパネル1aを覆うように、合成樹脂製のルーフヘッドライニング4が配設されている。
【0024】
なお、実施形態の場合、膨張時にエアバッグ12に形成される後述の連結用横膨張部23は、窓SW2の下部側に配置されて、窓SW2周縁の前方側の前ピラー部が、センターピラー部CPとなり、後方側の後ピラー部が、リヤピラー部RPとして、構成されている(図5参照)。
【0025】
また、後壁部7は、図1に示すように、上部に、リヤウインドRWを配設させて、車体(ボディ1)側の板金製のリヤパネル8と、リヤパネル8の車内側を覆う合成樹脂製のリヤトリム9と、を備えて構成されている。なお、後壁部7の上端側は、天井側から延びるルーフヘッドライニング4に覆われている。
【0026】
そして、エアバッグカバー11は、実施形態の場合、フロントピラーガーニッシュ3とルーフヘッドライニング4との下縁3a・4aから構成されている。エアバッグカバー11は、折り畳まれて収納されたエアバッグ12の車内側を覆うように配設されるとともに、展開膨張時のエアバッグ12を車内側へ突出可能とするために、エアバッグ12に押されて車内側に開くように、構成されている。
【0027】
エアバッグ12は、センターピラー部CPを跨いで、窓SW(SW1・SW2)の車内側の上縁側で折り畳まれて収納され、エアバッグカバー11に覆われている。エアバッグ12は、展開膨張時、図1〜3・5に示すように、窓SW1・SW2とセンターピラー部CP・リヤピラー部RPとの車内側を覆い可能な略長方形の板状としている。なお、実施形態の場合、エアバッグ12の後端側は、図1に示すように、僅かに、後壁部7の上部側に侵入して、ルーフヘッドライニング4に覆われて収納されている。
【0028】
そして、エアバッグ12は、本体部13と、本体部13の前部側に結合された板状部34と、本体部13の後部側における車外側Oに結合されたテンションクロス38と、の三部材から構成されている。本体部13は、ポリアミド糸やポリエステル糸等を利用した袋織りによって、形成されている。板状部34とテンションクロス38とは、ポリアミド糸やポリエステル糸等の織布から形成されている。
【0029】
そして、本体部13は、インフレーター44からの膨張用ガスGを流入させて車内側壁部14aと車外側壁部14bとを離すように膨張するガス流入部14と、膨張用ガスGを流入させない非流入部29と、を備えて構成されている。
【0030】
ガス流入部14は、膨張用ガスGを流入させて窓SW1・SW2とセンターピラー部CP・リヤピラー部RPとの車内側を覆うように展開膨張する膨張流入部15と、供給路部27と、を備えて構成されている。膨張流入部15は、前席側方の窓SW1を覆う前席用部位16と、後席側方の窓SW2を覆う後席用部位17と、を備えて構成されている。前席用・後席用部位16・17は、それぞれ、膨張用ガスGを流入させて棒状に膨らむ複数の膨張部18を配設させて、構成され、膨張部18は、上下方向に棒状に膨らむ縦膨張部19と前後方向に棒状に膨らむ横膨張部23と、を備えて構成されている。
【0031】
実施形態の場合、縦膨張部19は、車両の前後方向に、7個、並設されており、特に、センターピラー部(前ピラー部)CPの車内側Iに配設される前ピラー部用縦膨張部20と、リヤピラー部(後ピラー部)RPの車内側Iに配置される後ピラー部用縦膨張部21と、を具備して構成されている。
【0032】
横膨張部23は、エアバッグ12の下縁12b側に配置されて、分岐する部位が配設されていない状態で、前・後ピラー部用縦膨張部20・21の下端相互を連結する連結用横膨張部として、構成されている。この連結用横膨張部23は、平らに展開した状態の上下方向の幅寸法を、各縦膨張部20・21の前後方向の幅寸法より広くし、縦膨張部19B・19C・19D・19Eの前後方向の幅寸法と略等しくしている。なお、実施形態の場合、連結用横膨張部23の膨張完了時の膨張外径は、約100φとしている。そして、連結用横膨張部23は、縦膨張部20・21と滑らかに連続するように、縦膨張部20・21との連結部位を1/4の円弧状として、形成されている。
【0033】
また、連結用横膨張部23の下縁23a側は、膨張流入部15の前部15aの下縁15bより、下方に突出して配設されて、連結用横膨張部23が膨張を完了させても、その下縁23a側の膨張流入部15の後部15cが、その下縁15dを、膨張流入部15の前部15a側の下縁15bより上昇させないようにして、保護エリアの減少を極力抑えるように、構成されている。
【0034】
さらに、平らに展開させたエアバッグ12の最後端となる端側縦膨張部(後ピラー部用縦膨張部)21は、その前後方向の幅寸法の略中間付近で、上下方向に沿った折目Xを付けて、車外側Oに折り返した状態で、他の縦膨張部19(19A・19B・19C・19D・19E)・20とともに、エアバッグ上縁側12aに折り畳まれることとなる(図4のB・C参照)。
【0035】
供給路部27は、前席用・後席用部位16・17における各縦膨張部19・20・21の上端と連通するように、エアバッグ12の上縁12a側に位置して、前後方向に延びるように配設されている。そして、供給路部27の前後方向の中間部位には、上方へ円筒状に突出して、インフレーター44と接続させる流入口部27aが配設されている。
【0036】
非流入部29は、ガス流入部14を囲むように、ガス流入部14の周縁に配置される周縁部30と、区画部32と、取付部33と、板状部35・36と、を備えて構成されている。さらに、非流入部29は、エアバッグ12の下縁12b側における周縁部30や区画部32から上方に延びて、各縦膨張部19・20・21を前後方向で区画する複数の厚さ規制部31を備えている。
【0037】
取付部33(33A・33B・33C・33D・33E・33F・33G・33H)は、図2に示すように、エアバッグ12の上縁12a側から上方に延びるように、複数(実施形態では、8個)配設されている。各取付部33には、取付ボルト42(図1・6参照)を挿通させる取付孔33aが設けられている。各取付部33は、当て板41(図1・6参照)が取り付けられ、ボルト42を使用して、ボディ1側のインナパネル1aに固定されている。なお、エアバッグ12の前端側の取付部33Aは、板状部34の前端に配設されており、フロントピラー部FPの下部側のインナパネル1aに、固定されることとなり、他の取付部33B・33C・33D・33E・33F・33G・33Hは、窓SW1・SW2周縁の上縁側におけるルーフサイドレール部RRのインナパネル1aに固定されている。
【0038】
また、最後端の端側取付部33Hは、エアバッグ12を平らに展開させた状態で、後ピラー部用縦膨張部(端側縦膨張部)21より後方側に配置されて、さらに、その端側取付部33Hの直前の取付部33Gは、最後端の縦膨張部21の直前に配置された縦膨張部19Eの上方付近に、配置されている。そして、端側取付部33Hの直前の取付部33Gは、折り返された端側取付部33Hとともに、リヤピラー部RPの上方における後壁部7側に、配置されることとなる(図1参照)。
【0039】
すなわち、エアバッグ12を平らに展開させた状態での後端側の端側取付部33Hは、縦膨張部21が車外側Oに折り返された際、相互の取付孔33aを一致させるように、取付部33Gと重ねられ(図4のB参照)、図6のAに示すように、当て板41と取付ボルト42とを共用して、リヤピラー部RPの上方におけるルーフサイドレール部RRのインナパネル1aに、固定されることとなる。
【0040】
板状部35・36は、エアバッグ12の全体形状を確保するとともに、ガス流入部14の容積を少なくして、展開膨張完了までの時間を短縮させるために、配設されている。板状部35は、略長方形の板状として、膨張流入部15の前席用部位16と後席用部位17との間に、配設されている。また、板状部36は、エアバッグ12を平らに展開した状態で、図2に示すように、端側取付部33Hを縦膨張部21より後方側に配置させるように、三角板形状に形成されている。また、この板状部36は、下端36aが、端側縦膨張部21の下端21bに連結させるように、配設され、縦膨張部21の膨張完了時に、縦膨張部21の下端21bを、車両搭載時の端側取付部33H側となる車外側Oの前方側に牽引する端側牽引材としての役目も果たす。
【0041】
そして、板状部34は、周縁部30の前端側に縫合されて、本体部13の前端側から前方に延びる三角板形状として、先端に取付部33Aを配設させ、取付部33Aをフロントピラー部FPの下部側におけるボディ1側のインナパネル1aに、取付固定させている。
【0042】
区画部32は、板状部35の後縁下端から後方に延びるように配設されて、各縦膨張部19D・19Eと連結用横膨張部23とを区画するように、配設されている。
【0043】
厚さ規制部31は、前席用部位16で、各縦膨張部19A・19B・19C・20を区画するように、エアバッグ下縁12b側の周縁部30から延びる厚さ規制部31A・31B・31Cと、各縦膨張部19D・19E・21を区画するように、区画部32から上方へ延びる厚さ規制部31D・31Eと、を具備して構成されている。区画部32の後端と厚さ規制部31Eの下端とは、1/4の円弧状に連結されている。
【0044】
テンションクロス38は、窓SWの周縁のフロントピラー部FPから離れる後方向に沿って上下方向の寸法を狭めるような三角板形状としている。そして、テンションクロス38は、本体部13の車外側Oに配置されて、フロントピラー部FPから離れる後端部38aを、窓SW2周縁の上縁側(詳しく述べれば、リヤピラー部RPの上方におけるルーフサイドレール部RRのボディ1側のインナパネル1a)に固定させ、フロントピラー部FP側へ延びる前端側を、本体部13の板状部35における後端側の車外側Oに連結させている。後端部38aには、ボルト42を挿通させる取付孔38bが形成されている。そして、後端部38aは、当て板41と取付ボルト42とを共用して、取付部33G・33Hと共締めされて、インナパネル1aに固定されることとなる。
【0045】
また、テンションクロス38の前端側は、クロス38における三角形状の辺を構成する前縁38cとして、その前縁38cの下端38dが、板状部35の下部側に連結されるように、前縁38cが板状部35の車外側Oに縫着されている。
【0046】
なお、後端部38aの取付孔38bは、本体部13とともに、平らに展開させた際、図2に示すように、取付部33Gの取付孔33aの下方に配置されるように設定されており、本体部13の膨張完了時に、テンションクロス38の下縁38eが大きく引っ張られて、本体部13には、前端側の取付部33Aからテンションクロス前縁38cの下端38dにかけて、前後方向に沿った大きなテンションが、発生することとなる。
【0047】
インフレーター44は、図1に示すように、略円柱形状の本体部44aと、本体部44aからの膨張用ガスを下方へ導く供給パイプ44bと、を備えて構成され、供給パイプ44bの下端に、エアバッグ12の供給路部27における流入口部27aの上端を外装させ、クランプ(図符号省略)を利用して、エアバッグ12と連結されている。そして、インフレーター44は、ブラケット45を利用して、センターピラー部CPの上方におけるルーフサイドレール部RRのインナパネル1aに、ルーフヘッドライニング4の下縁4aに覆われて、取付固定されている。
【0048】
実施形態の頭部保護エアバッグ装置Mの車両Vへの搭載について説明すると、まず、図4のA・Bに示すように、平らに展開させたエアバッグ12の端側取付部33Hを取付部33Gに重ねるように、後端側の縦膨張部21の前後方向の幅寸法の略中間位置に、上下方向に沿った折目Xを付けて、縦膨張部21を車外側Oに折り返す。ついで、図4のB・Cに示すように、エアバッグ12の下縁12b側を上縁12a側に接近させるように、前後方向に沿った多数の折目Cを付けて、蛇腹折りする。そして、適宜、破断可能な折り崩れ防止用の図示しないテープ材でくるんでおく。
【0049】
その後、各取付部33に、当て板41を取り付ける。また、クランプを利用しつつ、流入口部27aにインフレーター44を連結し、ついで、その周囲に、取付ブラケット45を取り付け、インフレーター44をエアバッグ12に組み付けて、エアバッグ組立体を形成しておく。なお、取付部33G、端側取付部33H、及び、後端部30aは、当て板41を共用することとなる。
【0050】
その後、各取付部33を、取付ボルト42を使用して、インナパネル1aに取付固定するとともに、取付ブラケット45を、ボルトを使用して、インナパネル1aに取付固定すれば、エアバッグ組立体を車両Vのボディ1に取り付けることができる。
【0051】
そして、インフレーター44から延びる図示しないリード線を、所定のエアバッグ作動回路に接続させるとともに、フロントピラー部FPでは、インナパネル1aにフロントピラーガーニッシュ3を取付固定し、ルーフサイドレール部RRでは、インナパネル1aにルーフヘッドライニング4を取付固定し、さらに、前ピラー部としてのセンターピラー部CPや後ピラー部としてのリヤピラー部RPのガーニッシュ5・6をボディ1のインナパネル1aに固定すれば、頭部保護エアバッグ装置Mを車両Vに搭載することができる。
【0052】
その後、インフレーター44が作動されれば、膨張用ガスGが、流入口部27aから膨張流入部15の供給路部27内に流入して、図示しないテープ材を破断させ、さらに、各膨張部18(縦膨張部19・20・21や横膨張部23)が展開膨張して、エアバッグ12は、エアバッグカバー11としてのピラーガーニッシュ3やルーフヘッドライニング4の下縁3a・4aを車内側に押して開かせ、図1の二点鎖線や図5・図6Bの実線で示すように、窓SW1・SW2の上縁側から下方へ突出し、エアバッグ12が、窓SW1・SW2やセンターピラー部CP・リヤピラー部RPの車内側を覆うこととなる。
【0053】
そして、膨張完了時のエアバッグ12は、一つの窓SW2の周縁における前・後ピラー部としてのセンターピラー部CPとリヤピラー部RPの車内側Iに、それぞれ、上下方向に延びるピラー部用縦膨張部20・21と、前後のピラー部用縦膨張部20・21の下端相互を連結する連結用横膨張部23と、を膨張させることとなる。
【0054】
この時、連結用横膨張部23は、前後のピラー部用縦膨張部20・21の下端間で、分岐されていないことから、前後のピラー部CP・RP間を連結するように、剛性を有した棒状に配設されることとなる。そして、この連結用横膨張部23が、前後のピラー部用縦膨張部20・21の下端側に配設されていることから、前後のピラー部CP・RP間のエアバッグ12の下縁15d側に、剛性を付与することとなる。特に、この連結用横膨張部23の前後両端は、前後のピラー部CP・RPの車内側Iを覆うように上下方向に延びたピラー部用縦膨張部20・21と連通されており、前後のピラー部CP・RPに支持されるピラー部用縦膨張部20・21を利用して、前後のピラー部CP・RPに、一層、安定支持されることから、連結用横膨張部23は、前後のピラー部CP・RP間のエアバッグ12の下縁15d側に、安定した剛性を付与することとなる。
【0055】
そのため、前後のピラー部CP・RP間のエアバッグ12の下縁15d側を、乗員が強く車外側Oに押圧しても、そのエアバッグ12の下縁15d側は、車外側Oに移動し難く、乗員の安定した拘束性能を発揮することとなる。
【0056】
したがって、実施形態の頭部保護エアバッグ装置Mでは、展開膨張完了時の所定のピラー部CP・RP間におけるエアバッグ12の下縁15d側に、剛性が確保されて、乗員の拘束性能を向上させることができる。
【0057】
そして、実施形態の場合、エアバッグ12が、連結用横膨張部23の上方に、連結用横膨張部23に隣接するように、膨張用ガスGを流入させて膨張可能な縦膨張部19D・19Eを、配設させている。そのため、このエアバッグ12では、連結用横膨張部23の上方に、クッション効果を有する膨張部19D・19Eを配設させることができるため、一層、乗員の拘束性能を向上させることができる。
【0058】
また、実施形態では、エアバッグ12が、前方側のピラー部用縦膨張部20の前方側に、略上下方向に膨張する複数の縦膨張部19A・19B・19Cを具備した膨張流入部15の前部15aを配設させて、前端側の取付部33Aをフロントピラー部FPの下部に連結させている。そのため、前方側のピラー部用縦膨張部20の前方側に、膨張流入部15の前部15aによって、乗員の保護エリアを確保することができる。そして、前方側のピラー部用縦膨張部20の前方側の乗員保護エリア(前部15a)は、取付部33Aを利用して、フロントピラー部FPに連結させ、膨張完了時に前後方向に収縮し易い複数の縦膨張部19A・19B・19C・20を前後方向に並設させていることから、前後方向のテンションを確保可能となる。したがって、実施形態のエアバッグ12では、乗員の拘束性能を低下させること無く、保護エリアを広くすることができる。
【0059】
さらに、実施形態では、エアバッグ12が、前方側のピラー部用縦膨張部20の後方側に、前端38c側を結合させて、後端部38a側を窓SW2周縁の上縁側におけるルーフサイドレール部RRのインナパネルに結合させたテンションクロス38を備えている。そのため、前方側のピラー部用縦膨張部20の前方側における保護エリア(前部15a)には、エアバッグ12の膨張完了時に、前後方向のテンションを確実に発生させることができる。また、テンションクロス38自体が、前方側のピラー部用縦膨張部20の後方側の部位(縦膨張部19Dや縦膨張部19E)を、車外側Oから支持する状態となるため、これらの部位19D・19Eの車外側Oへ移動を抑制できて、エアバッグ下縁15d側が連結用横膨張部23によって剛性を確保していることとあいまって、後席用部位17(膨張流入部15の後部15c)側の全体の車外側Oへの移動を効果的に規制できることとなる。
【0060】
さらにまた、実施形態では、膨張用ガスGの流入当初、エアバッグ12は、膨張流入部15における車外側Oへの折り返し部位25も、膨張用ガスGを流入させて、折り返しを解消しようと膨張する。すなわち、折り返し部位25が、エアバッグ12の後端側で、後方へ突出して、膨張を完了させることとなり、折り返し部位を設けていない場合に比べて、エアバッグ12の下縁12b側の保護エアリアを広げることが可能となる。
【0061】
なお、実施形態の場合には、各縦膨張部19・20・21が膨張して、膨張流入部15自体の前後方向の寸法が、非膨張で平らに展開させた状態に比べて、収縮することから、膨張完了後における膨張流入部15の後席用部位17の後縁17a自体は、エアバッグ12の折り畳み時に収納された位置の端Y(図1参照)より、僅かに、前方に位置している。
【0062】
したがって、実施形態の頭部保護エアバッグ装置Mでは、膨張完了時のエアバッグ12の保護エアリアを、極力、大きく確保することができる。
【0063】
勿論、膨張流入部15の折り返し部位25は、車外側Oに折り返されているため、折りを解消させる際に、車内側Iへ突出し難く、乗員と不要に干渉する虞れも生じない。
【0064】
そして、展開膨張を完了させたエアバッグ12は、膨張流入部15の各縦膨張部19A・19B・19C・19D・19E・20・21が、それぞれ、前後方向に収縮しても、展開膨張を完了させた膨張流入部15の前後方向の長さ寸法は、端側縦膨張部(後ピラー部用縦膨張部)21が折り返しを解消して、極力、長く確保することができる。そのため、窓SW(SW1・SW2)周縁の後方側の縦縁となるリヤピラー部RP近傍に、エアバッグ12で覆う窓SWに対して略直交するように車内側に延びる後壁部7を有するダブルキャブ車Vに、実施形態のエアバッグ12を搭載する際、後壁部7側に収納させるエアバッグ12の量を抑えて、ダブルキャブ車Vの窓SW周縁の後方側のリヤピラー部RPを、エアバッグ12の膨張流入部15により、広く覆うことが可能となる。
【0065】
そして、実施形態のエアバッグ12では、折り返し部位25に、膨張流入部15における上下方向に棒状に膨張する端側縦膨張部21が配設されるとともに、折り返しの折目Xを、端側縦膨張部21を平らに展開させた際における端側縦膨張部21の前後方向の略中間位置に、略上下方向に沿って、配置させている。そのため、エアバッグ12が窓SW(SW1・SW2)周縁の上縁側から下方へ展開膨張する際、折り返された端側縦膨張部21は、端側縦膨張部21を全て車外側Oへ折り返す場合に比べて、端側縦膨張部21内の折目Xの領域が、端側縦膨張部21の上下方向の略全長分に配置されているため、折目Xを越えて膨張用ガスが折り返し部位25側へ流れやすく、下端21bまで円滑に膨張用ガスを流入させることができる。その結果、端側縦膨張部21は、確実に折り返しを解消して、膨張流入部15の保護エリアを広げることが可能となる。
【0066】
また、実施形態では、端側縦膨張部21の上方側におけるエアバッグ12の前後方向の後端側に、車体(ボディ)1側に取付可能な端側取付部33Hを配設させ、端側取付部33Hを、端側縦膨張部21を折り返した状態で、端側縦膨張部21の車外側Oの位置で、ボディ1側に取り付けている。
【0067】
そのため、折り返した端側縦膨張部21Gでは、上方の端側取付部33Hが取付部33Gと共締めされてボディ1に固定されているため、図5・7に示すように、上部21a側の折り返しの解消が規制された状態で、下部21b側の折り返しが解消される態様となり、膨張流入部15の他の縦膨張部部位19A・19B・19C・19D・19E・20より、上下方向に棒状に膨らんだ端側縦膨張部21の剛性が向上し、エアバッグ12の下縁12b側の車内側Iや車外側Oへの揺動を規制することが可能となる。その結果、乗員がエアバッグ12を車外側Oへ押圧しても、エアバッグ12の車外側Oへの移動が、極力、抑えられて、エアバッグ12の乗員拘束性能を向上させることが可能となる。
【0068】
さらに、実施形態のエアバッグ12では、展開膨張時、端側縦膨張部21の下端21bが、上部側の端側取付部33Hをボディ1に固定させた端側牽引材(板状部)36の引張力F(図5・図6B参照)によって、車外側Oの前方側に牽引される状態となるため、端側縦膨張部21の車内側Iへの突出、さらには、その端側縦膨張部21に連なる前方側の膨張流入部15の車内側Iへの突出が、抑えられ、極力、乗員との干渉を抑えて、エアバッグ12を展開膨張させることが可能となる。
【0069】
なお、実施形態では、端側縦膨張部21の上方に配置させた端側取付部33Hを、折り返した端側縦膨張部21の車外側Oのボディ1に固定させていても、端側縦膨張部21が、膨張流入部15内における膨張用ガスGの下流側に、配設されている。すなわち、実施形態のエアバッグ12では、端側縦膨張部21から離れた位置(実施形態では、エアバッグ12の前後方向の中間付近)に、インフレーター45と接続される流入口部27aを配設させている。そのため、端側縦膨張部21が上下方向に展開を完了させる前に、縦膨張部19E・20等が上下方向に展開を完了させて、エアバッグ12の下縁12b側が下方に展開され、それに引きずられるように、端側縦膨張部21が、膨張用ガスGを十分流入させない状態で、下方への展開を完了させることとなる。その結果、折目Xを越えて折り返し部位25側に膨張用ガスGが一層流入し易く、折り返し部位25の車内側Iへの展開が円滑に行われて、その結果、端側縦膨張部21は、安定して、膨張を完了させることができる。
【0070】
また、実施形態のエアバッグ12では、連結用横膨張部23の上方の膨張部として、二つの縦膨張部19D・19Eを配設させた場合を示したが、連結用横膨張部23の上方には、図8に示すエアバッグ12Aのように、縦膨張部19Dと、それに連なる上下二つの横膨張部24・24と、を配設させる等して、適宜、横膨張部や縦膨張部を組み合わせたり、横膨張部だけを配設させてもよい。
【0071】
さらに、実施形態では、エアバッグ装置Mを搭載する車両Vとして、ダブルキャブ車を示したが、シングルキャブ車等の車両に本発明の頭部保護エアバッグ装置Mを搭載してもよい。
【0072】
さらにまた、エアバッグに設ける前・後ピラー部縦膨張部は、実施形態のように、エアバッグの後端側に設ける場合ばかりでなく、ピラー部の数に応じて、エアバッグの前端側や、エアバッグの中間部位に配設させるように構成してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施形態の頭部保護エアバッグ装置の車両搭載状態を示す車内側から見た正面図である。
【図2】実施形態に使用するエアバッグを、平らに展開させた状態を示す正面図である。
【図3】実施形態に使用するエアバッグを折り返さずに膨張させた際の端面図であり、図2のIII−III部位に対応する。
【図4】実施形態のエアバッグの折り畳み工程を説明する図である。
【図5】実施形態のエアバッグ装置の作動時を示す車内側から見た正面図である。
【図6】実施形態のエアバッグにおける後ピラー部用縦膨張部の膨張状態を示す図であり、車両後方側から前方側を見た図である。
【図7】実施形態のエアバッグにおける後ピラー部用縦膨張部の横断面図であり、図5のVII−VII部位に対応する。
【図8】実施形態のエアバッグの変形例を示す図である。
【符号の説明】
12・12A…エアバッグ、
15…膨張流入部、
18…膨張部、
19…縦膨張部、
20…前ピラー部用縦膨張部、
21…後ピラー部用縦膨張部(端側縦膨張部)、
23…連結用横膨張部、
25…折り返し部位、
38…テンションクロス、
X…折目、
V…(車両)ダブルキャブ車、
SW(SW1・SW2)…窓、
FP…フロントピラー部、
CP…(センターピラー部)前ピラー部、
RP…(リヤピラー部)後ピラー部、
RR…(窓周縁の上縁側)ルーフサイドレール部、
M…頭部保護エアバッグ装置。

Claims (2)

  1. 車両の窓周縁の上縁側に折り畳まれて収納され、膨張用ガスの流入時、前記窓周縁における前後二つの前・後ピラー部とともに前記窓の車内側を覆うように、下方へ展開膨張するエアバッグ、を備え、
    該エアバッグが、膨張用ガスを流入させて展開膨張する膨張流入部を備えて構成される頭部保護エアバッグ装置であって、
    前記エアバッグの前記膨張流入部が、
    前記前・後ピラー部のそれぞれの車内側を覆うように略上下方向に膨張するピラー部用縦膨張部と、
    二つの前記ピラー部用縦膨張部の下端相互を、分岐させずに、連結する連結用横膨張部と、
    前記連結用横膨張部の上方に、前記連結用横膨張部に隣接するように、膨張用ガスを流入させて膨張可能な膨張部と、
    前方側の前記ピラー部用縦膨張部の前方側に配設されて、略上下方向に膨張して前後方向に並設される複数の縦膨張部と、
    を備えて構成され、
    前記エアバッグが、
    車両のフロントピラー部に連結されるとともに、
    前方側の前記ピラー部用縦膨張部の後方側に、前端側を結合させ、かつ、後端側を前記窓周縁の上縁側に結合させるように配設されて、膨張完了時の前記エアバッグにおける前方側の前記ピラー部用縦膨張部を含めた前部側に、前後方向のテンションを発生可能なテンションクロス、を備えて構成されていることを特徴とする頭部保護エアバッグ装置。
  2. 前記エアバッグの後端側における前記膨張流入部の部位が、車外側に折り返された状態で、前記窓周縁の上縁側に収納されていることを特徴とする請求項1に記載の頭部保護エアバッグ装置。
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