JP2002225658A - 車両の内装材構造 - Google Patents

車両の内装材構造

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ルーフサイド部の車室内乗員側に配設された
機能部品ユニットの硬質部に乗員の頭部が衝突した時の
頭部衝撃、特に、車両側方から衝撃を受けた時の2次衝
突モードによる頭部衝撃を吸収、乗員安全性を向上させ
る。 【解決手段】 ルーフパネル2側方のルーフサイド部の
車室乗員側に配設されたカーテンエアバッグ3の下方に
近接する配置で、カーテンエアバッグ3のケース10よ
りも車室内側に突出し、上方延長部がルーフサイドレー
ル6のインナーパネル6aとカーテンエアバッグ3のケ
ース7との隙間に入り込み、車室内側がエアバッグ7の
展開方向をガイドするガイド面となる軟質構造の衝撃吸
収部材4を設け、その車室内側をトップシーリング15
で覆う。また、ルーフパネル2の車室内乗員側のルーフ
インシュレーター19の内側にも衝撃吸収部材20を配
設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両ルーフパネル
側方のルーフサイド部の車室内乗員側に硬質部を有する
機能部品ユニットが配設された車両の内装材構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、例えば特開平11−7875
7号公報に記載されているように、車両ルーフパネル側
方のルーフサイド部の車室内乗員側にカーテンエアバッ
グ(頭部保護エアバッグ装置)を設けたものが知られて
いる。
【0003】このカーテンエアバッグは、例えば、ルー
フサイドレールに沿って車両前後方向に延設される布製
袋状のエアバッグと、このエアバッグを折り畳み状態で
収納し、所定膨張圧で展開させるケースと、所定の衝撃
力が加わった時にガスを発生し噴出するインフレータ
と、噴出されたガスをエアバッグに導くチューブとのユ
ニットとして形成されたものである。
【0004】そして、このエアバッグユニットは、エア
バッグを収納したケースが例えばルーフサイドレールの
インナーパネルに取り付けられ、インフレータがサイド
ピラーに取り付けられ、車両側方から所定の衝撃力を受
けた時に、インフレータからガスが噴出し、そのガスに
よってエアバッグが膨らんで、ケースの割れ目を押し開
き、ウインドガラスに沿ってカーテン状にエアバッグが
展開する。
【0005】また、それとは別に、例えば特開平11−
291847号公報に記載されているように、ルーフサ
イド部の車室内乗員側に、径方向に圧潰可能な筒状の衝
撃吸収材を取り付けたものが従来から知られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】カーテンエアバッグ
は、上述のように車両側方から所定の衝撃力を受けた時
にエアバッグ袋体がカーテン状に展開し、それによって
乗員の頭部を横方向から保護しようとするものである
が、従来、そうしたカーテンエアバッグが必ずしも有効
に機能しない場合が少なくない。そして、そのようにカ
ーテンエアバッグが有効に機能しない原因の一つに、車
両が側方から衝撃を受けた時の乗員頭部の挙動とのミス
マッチがある。
【0007】車両側方から衝撃を受けた時の乗員頭部の
挙動を解析すると、衝撃を受けた時、乗員頭部は横方向
に移動するだけでなく上向きに移動する。そして、車両
ルーフが低い場合には、上向きの移動によって頭部先端
がルーフ面に当たり、その後、頭部が傾いて、斜め上方
向に移動し、顎等がルーフサイド部の突出部分に当たる
といった、2次衝突モードの衝撃が加わる。それに対
し、カーテンエアバッグは、エアバッグ袋がルーフサイ
ド部に配置されるが、そのエアバッグは衝撃と同時に膨
らむもので、その膨らみ自体、カーテン状で、元々車室
内方への膨らみが大きいものではなく、しかも、膨らむ
のは一瞬で、膨らんだ後は、瞬時に萎むため、2次衝突
モードで顎等が当たった時には、エアバッグは萎み初め
ていて、衝撃吸収能力が落ちてしまっている。
【0008】このように、カーテンエアバッグは2次衝
突モードの衝撃に対してはタイミングがずれ、エアバッ
グとして有効に機能しない。また、その場合、カーテン
エアバッグは有効に機能しないだけでなく、寧ろ不利な
ものとなる。
【0009】つまり、エアバッグが萎み始め、衝撃吸収
能力が落ちた後で、2次衝突モードで乗員頭部が斜め上
方向に移動すると、顎等が金属等の硬質材料からなるエ
アバッグユニットのケース等に当たる状況となって、そ
の衝撃を吸収できず、エアバッグユニットの存在が寧ろ
不利となる。
【0010】硬質部に乗員の顎等が当たる際の衝撃を吸
収できない問題は、カーテンエアバッグに限るものでは
なく、カーテンエアバッグ以外の機能部品ユニットで硬
質のものが、車両ルーフパネル側方のルーフサイド部の
車室内乗員側に配設されている場合にも同様である。
【0011】本発明はこうした問題点を解消するための
もので、車両ルーフパネル側方のルーフサイド部の車室
内乗員側に配設されたカーテンエアバッグ等の機能部品
ユニットの硬質部に乗員の頭部が衝突した時の頭部衝
撃、特に、車両側方から衝撃を受けた時の2次衝突モー
ドによる頭部衝撃を吸収できる車両の内装材構造を提供
することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明による車両の内装
材構造は、車両ルーフパネル側方のルーフサイド部の車
室内乗員側に硬質部を有するカーテンエアバッグ等の機
能部品ユニットが配設されたものにおいて、その機能部
品ユニットの近傍に、機能部品ユニットの硬質部よりも
軟質で、機能部品ユニットの硬質部の車室内方端部より
も車室内側に突出した部分を具備する衝撃吸収部材を配
設したものである。
【0013】この場合、車両側方から衝撃を受けた時に
乗員頭部が上向きに移動してルーフ面に当たった後、傾
いて斜め上方向に移動し、顎等がルーフサイド部の突出
部分に当たるよう挙動する2次衝突モードの頭部衝撃
等、斜め上方向への頭部移動による機能部品ユニットと
の衝突の際の頭部衝撃が、衝撃吸収部材によって吸収さ
れ、乗員安全性が向上する。
【0014】上記内装材構造において、機能部品ユニッ
トがルーフサイド部に沿って車両前後方向に延設された
ものである場合には、衝撃吸収部材もまたルーフサイド
部に沿って車両前後方向に延設されたものとするのがよ
く、そうすることで、頭部衝撃を確実に吸収できる。
【0015】また、上記衝撃吸収部材は機能部品ユニッ
トの下方に近接して配設され、その延長部がルーフサイ
ド部を構成するルーフサイドレールのインナーパネルと
機能部品ユニットとの隙間に入り込んだものとするのが
よく、そうすることで、衝撃吸収部材の構成および配置
の自由度が高まり、必要な衝撃吸収能力の確保が容易と
なる。
【0016】また、上記機能部品ユニットと衝撃吸収部
材は、ルーフサイド部においてルーフサイド部の車室内
側を覆うトップシーリングに覆われるようにすることが
でき、そうすることで、ルーフサイド部での頭部衝撃の
吸収と車室内の見栄えの両立を図ることができる。
【0017】また、ルーフサイド部の車室内乗員側に設
けられた上記機能部品ユニットが、車両が衝撃を受けた
際に乗員と車体部材との間に展開するエアバッグを備え
たエアバッグユニットすなわちカーテンエアバッグのユ
ニットである場合、車両側方から衝撃を受けた時の乗員
頭部の横方向への移動による頭部衝撃がエアバッグによ
る吸収されるとともに、乗員頭部が横方向移動と同時に
上向きに移動してルーフ面に当たった後、傾いて斜め上
方向に移動し、顎等がルーフサイド部の突出部分に当た
るよう挙動する2次衝突モードの頭部衝撃が、衝撃吸収
部材によって吸収される。したがって、ルーフサイド部
のエアバッグによる横方向の衝撃吸収による乗員の保護
と、2次衝突モードの衝撃に対する安全性の両立を図る
ことができる。
【0018】また、このようにルーフサイド部のエアバ
ッグユニットに対する2次衝突モードの頭部衝撃を吸収
するために設ける衝撃吸収部材は、エアバッグユニット
に近接して設けるのがレイアウト性有利であり、その場
合に、上記衝撃吸収部材のエアバッグユニットと対向す
る側には、エアバッグの展開時にエアバッグの展開方向
をガイドするガイド面を設けるのがよい。そうすること
により、衝撃部材をエアバッグユニットに近接して設け
ても、衝撃吸収部材のガイド面によって展開方向がガイ
ドされることによって、エアバッグが常に適正な方向に
展開するようにでき、エアバッグと衝撃吸収部材とによ
る安全性の確保と、レイアウト性の両立を図ることがで
きる。
【0019】また、上記内装材構造は、ルーフパネルの
車室内乗員側にも衝撃吸収部材が配設されているように
するのがよく、そうした場合に、衝撃を受けた時の最初
の上向き移動による頭部先端の衝撃に対する安全性と、
その後、頭部が傾いて斜め上方向に移動する時の顎部等
の衝撃に対する安全性の両立を図ることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0021】図1は、本発明による車両の内装材構造の
一例を示している。図1において、1は自動車で、自動
車1のルーフパネル2の側方のルーフサイド部の車室乗
員側には、車両前後方向にカーテンエアバッグ3が延設
され、このカーテンエアバッグ3の下方に近接する配置
で、サイド前側衝撃吸収部材4およびサイド後側衝撃吸
収部材5が設けられている。図2はカーテンエアバッグ
3の単体図、図3はサイド前側衝撃吸収部材4の単体
図、図4はサイド後側衝撃吸収部材5の単体図である。
【0022】カーテンエアバッグ3は、車両ルーフパネ
ル2の側方のルーフサイド部を構成するルーフサイドレ
ール6に沿って車両前後方向に延設される布製袋状のエ
アバッグ7(図1および図2では展開状態のエアバッグ
7を二点鎖線で示している)と、ルーフサイドレール6
に沿った形状で、前端部が車両のフロントピラー8(A
ピラー)に沿って湾曲し、後端部がリアピラー9(Cピ
ラー)に沿って曲折し、ルーフサイドレール6に沿った
ケース本体部分に上記エアバッグ7を折り畳み状態で収
納し、所定膨張圧で展開させるケース10と、このケー
ス10の後端に接続され、所定の衝撃力が加わった時に
ガスを発生し噴出するインフレータ11と、噴出された
ガスをエアバッグ7に導くようケース10内部に延設さ
れたチューブ12との一体ユニットとして形成されたも
ので、ケース10の前端湾曲部には、この湾曲部の先端
に一端が固定され他端がエアバッグ7の前端部に固定さ
れたカーテンエアバッグテザー13(図1および図2で
はエアバッグ展開時のカーテンエアバッグテザー13を
二点鎖線で示している)が収納されている。
【0023】図5は図1のA−A拡大断面図、図6は同
B−B拡大断面図、図7は同C−C拡大断面図、図8は
同D−D拡大断面図、図9は同E−E拡大断面図、図1
0は同F−F拡大断面図である。図5に示されるよう
に、フロントピラー8はインナーパネル8aとアウター
パネル8bとからなり、そのインナーパネル8aにカー
テンエアバッグ3のケース10の前端(テザー部)が固
定される。そして、このケース10前端部は、車室内側
がAピラートリム14で覆われる。また、図6〜9に示
されるように、ルーフサイドレール6はインナーパネル
6aとアウターパネル6bとからなり、そのインナーパ
ネル6aにケース10の本体部分が取り付けられる。そ
して、このケース10本体部分は、車室内側がトップシ
ーリング15で覆われる。また、図10に示されるよう
に、リアピラー9は車室内側のインナーパネル9aと外
側のアウターパネル9bとからなり、そのリアピラー9
のインナーパネル9aにインフレータ11が取り付けら
れる。そして、このインフレータ11は、ケース10の
曲折した後端部と共に、車室内側がCピラートリム16
で覆われる。
【0024】ケース10は、下方が開口した逆さ樋状で
剛性を有する金属製枠体(硬質部)で、その下方開口部
が、中央に割れ目を有する合成樹脂製の蓋体10aで塞
がれることにより、常時はその中にエアバッグ7を収容
し、車両側方から所定の衝撃力を受けて、インフレータ
9からガスが噴出した時に、そのガスによって膨らむエ
アバッグ7が蓋体10aの割れ目を押し開き、車両のウ
インドガラスに沿って、図1および図2に示すようにカ
ーテン状に展開するよう構成されたものである。
【0025】サイド前側衝撃吸収部材4は合成樹脂製
で、図3に示されるように多連棚状に壁面を組み合わせ
て圧潰可能な軟質構造としたものである。サイド後側衝
撃吸収部材5も同様に合成樹脂製で、図4に示されるよ
うにやはり多連棚状に壁面を組み合わせて圧潰可能な軟
質構造としたものである。
【0026】これらサイド前側衝撃吸収部材4とサイド
後側衝撃吸収部材5は、ベルトリーチャー17の取付部
近傍とドアロック用のストライカー18の取付部近傍を
避ける配置で設けられる。
【0027】すなわち、サイド前側衝撃吸収部材4は、
図1に示されるようにルーフサイドレール6に沿ってカ
ーテンエアバッグ3のケース7本体部分の前端近傍から
ベルトリーチャー17の取付部近傍まで延びる配置で、
カーテンエアバッグ3のケース7の下方に近接して設け
られる。また、サイド前側衝撃吸収部材4は、図6に示
されるように、本体部分がカーテンエアバッグ3のケー
ス10よりも車室内側に突出するとともに、上方延長部
がルーフサイドレール6のインナーパネル6aとカーテ
ンエアバッグ3のケース7との隙間に入り込んだ状態で
配置され、ルーフサイドレール6のインナーパネル6a
に取り付けられる。そして、サイド前側衝撃吸収部材4
の車室内側の面は、エアバッグ7の展開時にエアバッグ
7の展開方向をガイドするガイド面を構成する。
【0028】また、サイド後側衝撃吸収部材5は、図1
に示されるようにルーフサイドレール6に沿ってドアロ
ック用のストライカー18の取付部近傍からカーテンエ
アバッグ3のケース7本体部分の後端近傍まで延びる配
置で、カーテンエアバッグ3のケース7の下方に近接し
て設けられ、図9に示されるようにやはり本体部分がカ
ーテンエアバッグ3のケース10よりも車室内側に突出
するとともに、上方延長部がルーフサイドレール6のイ
ンナーパネル6aとカーテンエアバッグ3のケース7と
の隙間に入り込んだ状態で配置され、ルーフサイドレー
ル6のインナーパネル6aに取り付けられる。そして、
サイド後側衝撃吸収部材5の車室内側の面は、やはりエ
アバッグ7の展開時にエアバッグ7の展開方向をガイド
するガイド面を構成する。
【0029】これらサイド前側衝撃吸収部材4およびサ
イド後側衝撃吸収部材5は、車室内側がカーテンエアバ
ッグ3のケース10本体部分と共にトップシーリング1
5で覆われる。
【0030】また、図示の例では、図6〜9に示される
ようにルーフパネル2の車室内乗員側のルーフインシュ
レーター19の内側に、上記サイド前側衝撃吸収部材4
およびサイド後側衝撃吸収部材5と同様の軟質構造に形
成された合成樹脂製のルーフ衝撃吸収部材20が配設さ
れている。
【0031】こうした構成により、車両衝突時等に車両
側方からの衝撃により乗員頭部が横方向へ移動してウイ
ンドガラス等と衝突する際の頭部衝撃がカーテンエアバ
ッグ3によって吸収されるとともに、乗員頭部が斜め上
方向へ移動した時のカーテンエアバッグ3のケース10
との衝突による頭部衝撃、特に、車両側方から衝撃を受
けた時に乗員頭部が上向きに移動してルーフ面に当たっ
た後、傾いて斜め上方向に移動し、顎等がルーフサイド
部に当たるよう挙動する所謂2次衝突モードの頭部衝撃
が、サイド前側衝撃吸収部材4およびサイド後側衝撃吸
収部材5によって吸収され、また、車両側方から衝撃を
受けた時の最初の上向き移動によるルーフパネル2との
衝突の衝撃がルーフ衝撃吸収部材20によって吸収さ
れ、乗員安全性が向上する。図6および図9において、
一点鎖線は、2次衝突モードにより傾いた乗員頭部がル
ーフサイド部に当たる状態を示している。
【0032】なお、図示の例は、衝撃吸収部材によって
カーテンエアバッグのケースとの衝突による乗員頭部の
衝撃を吸収するようにしたものであるが、本発明は、カ
ーテンエアバッグ以外の機能部品ユニットが車両ルーフ
パネル側方のルーフサイド部に配設される場合に、それ
ら機能部品ユニットの硬質部との衝突による頭部衝撃を
衝撃吸収部材により吸収する態様で実施することもでき
る。
【0033】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の車両の内装材構造によれば、車両ルーフパネル側方の
ルーフサイド部の車室内乗員側に配設されたカーテンエ
アバッグ等の機能部品ユニットの硬質部に乗員の頭部が
衝突した時の頭部衝撃、特に、車両側方から衝撃を受け
た時の2次衝突モードによる頭部衝撃を吸収するように
でき、乗員安全性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例に係る車両の内装材
構造を示す車両内部の概略側面図である。
【図2】上記実施の形態の一例におけるカーテンエアバ
ッグの単体図である。
【図3】上記実施の形態の一例におけるサイド前側衝撃
吸収部材の単体図である。
【図4】上記実施の形態の一例におけるサイド後側衝撃
吸収部材の単体図である。
【図5】図1のA−A拡大断面図である。
【図6】図1のB−B拡大断面図である。
【図7】図1のC−C拡大断面図である。
【図8】図1のD−D拡大断面図である。
【図9】図1のE−E拡大断面図である。
【図10】図1のF−F拡大断面図である。
【符号の説明】
1 自動車 2 ルーフパネル 3 カーテンエアバッグ 4 サイド前側衝撃吸収部材 5 サイド後側衝撃吸収部材 6 ルーフサイドレール 6a インナーパネル 7 エアバッグ 10 ケース 11 インフレータ 15 トップシーリング 20 ルーフ衝撃吸収部材

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両ルーフパネル側方のルーフサイド部
    の車室内乗員側に硬質部を有する機能部品ユニットが配
    設された車両の内装材構造であって、上記機能部品ユニ
    ットの近傍に、上記機能部品ユニットの硬質部よりも軟
    質で、上記機能部品ユニットの硬質部の車室内方端部よ
    りも車室内側に突出した部分を具備する衝撃吸収部材が
    配設されたことを特徴とする車両の内装材構造。
  2. 【請求項2】 上記機能部品ユニットと上記衝撃吸収部
    材とが上記ルーフサイド部に沿って車両前後方向に延設
    されていることを特徴とする請求項1に記載の車両の内
    装材構造。
  3. 【請求項3】 上記衝撃吸収部材は上記機能部品ユニッ
    トの下方に近接して配設され、該衝撃吸収部材の延長部
    が上記ルーフサイド部を構成するルーフサイドレールの
    インナーパネルと上記機能部品ユニットとの隙間に入り
    込んでいることを特徴とする請求項1または2に記載の
    車両の内装材構造。
  4. 【請求項4】 上記機能部品ユニットと上記衝撃吸収部
    材は、上記ルーフサイド部において該ルーフサイド部の
    車室内側を覆うトップシーリングに覆われていることを
    特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の車両の
    内装材構造。
  5. 【請求項5】 上記機能部品ユニットは、車両が衝撃を
    受けた際に乗員と車体部材との間に展開するエアバッグ
    を備えたエアバッグユニットであることを特徴とする請
    求項1〜4のいずれか1項に記載の車両の内装材構造。
  6. 【請求項6】 上記衝撃吸収部材の上記エアバッグユニ
    ットと対向する側には、エアバッグの展開時にエアバッ
    グの展開方向をガイドするガイド面が設けられているこ
    とを特徴とする請求項5に記載の車両の内装材構造。
  7. 【請求項7】 ルーフパネルの車室内乗員側にも衝撃吸
    収部材が配設されていることを特徴とする請求項1〜6
    のいずれか1項に記載の車両の内装材構造。
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