JPH08175311A - 自動車における膨張式拘束装置 - Google Patents

自動車における膨張式拘束装置

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JPH08175311A
JPH08175311A JP7257795A JP25779595A JPH08175311A JP H08175311 A JPH08175311 A JP H08175311A JP 7257795 A JP7257795 A JP 7257795A JP 25779595 A JP25779595 A JP 25779595A JP H08175311 A JPH08175311 A JP H08175311A
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JP
Japan
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airbag
side rail
vehicle
roof
inflatable
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JP7257795A
Other languages
English (en)
Inventor
Roger P Daniel
ピー．ダニエル ロジャー
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Ford Motor Co
Original Assignee
Ford Motor Co
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    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60—VEHICLES IN GENERAL
    • B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R21/00—Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
    • B60R21/02—Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
    • B60R21/16—Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags
    • B60R21/20—Arrangements for storing inflatable members in their non-use or deflated condition; Arrangement or mounting of air bag modules or components
    • B60R21/213—Arrangements for storing inflatable members in their non-use or deflated condition; Arrangement or mounting of air bag modules or components in vehicle roof frames or pillars

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Air Bags (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 １つのエアバッグで自動車ドア窓と乗客との
間の空間を充満させて、横方向のエネルギーを吸収でき
る膨張式拘束装置を提供する。 【解決手段】 エアバッグ組立体は車両の屋根側部レー
ル３６に固定される。この側部レールに形成された開口
４４内に膨張剤ハウジングが配置され、その上にエアバ
ッグ６０を重ねて配置して、更に飾りカバー６６がエア
バッグを覆うように配置されて膨張式拘束装置が構成さ
れる。飾りカバー６６は可撓性の柔軟な材料で作られ、
下縁に開口７０を形成して取付けられる。エアバッグの
膨張時に開口７０はその膨張により拡げられ、乗客と車
両側部との間でエアバッグ６０が下方へ向けて膨張する
ようになす通路開口として作用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は一般に自動車用の膨
張式乗客拘束装置に係わり、更に詳しくは車両側部で展
開されるこのような拘束装置に関する。
【０００２】自動車の膨張式乗客拘束装置すなわちエア
バッグは、自動車工業において普通となってきた。現在
利用できるほとんど全ての乗客拘束装置は前方からの衝
撃に応答するように構成されている。法令の変化に応じ
て、更に重要なこととしてそれらの製品のエネルギー吸
収能力の向上に応じて、自動車工業は車両の側方からの
過大荷重に応答してエネルギーを吸収する拘束装置の開
発に視点を変えた。
【０００３】
【従来の技術】膨張式乗客拘束装置を使用できると考え
られる車両の面積部分の１つは、乗客の上半身と車両の
側部ガラスとの間の面積部分である。マツダ自動車株式
会社に付与された日本国特許出願第３−２７６８４４号
は、車両前部席の乗客の上半身に近い空間内にエアバッ
グを備えるための１つの方法の典型例である。これは不
利なことに２個のエアバッグを使用しており、１つのエ
アバッグは車両の屋根に隣接して担持され、１つのエア
バッグは車両中央のＢピラーに担持されており、両方と
も飾りカバーの下側に隣接する車体構造より外側に配置
されている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】エアバッグ組立体が車
両の屋根側部レールに固定されて、その側部レールに形
成された開口を構造的に完全に閉じるようになされてい
る本発明の膨張式拘束装置により、従来技術の装置の欠
点を解消することである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、飾りカ
バーは側部レールの近くに配置されてエアバッグ組立体
の膨張するエアバッグの上に置かれ、また乗客と車両側
部との間でエアバッグの方向を定めるための下方へ向か
う通路を形成する。
【０００６】屋根側部レールで担持された１つのエアバ
ッグ組立体が乗客区画の長手方向の全域すなわち隣接す
る乗客が占める空間に沿ってエアバッグを展開するよう
に作動されることが、本発明の他の利点である。
【０００７】本発明の前述および他の利点は、添付図面
を参照して以下の記述を読むことで車両用乗客拘束装置
の技術に熟知した当業者には思い浮かぶであろう。
【０００８】
【発明の実施の形態】図面を参照すれば、特に図１を参
照すれば、自動車１０が側壁１４を有する車体１２を含
んで示されている。窓１７を備えたドア１６が側壁１４
の閉止パネルとして作用しており、前端をＡピラー１８
で、また後端をＢピラー２０で境界されている。運転者
が座る車両１０内部の部分は図１に全体を２２で示され
た乗客区画として示されており、全体をステアリングハ
ンドル２４および座席２６で境界されている。乗客区画
２２は屋根２８で頂部を垂直方向に境界され、これは従
来の車体構造と同じである。屋根側部レール３０は屋根
２８および車体側壁１４に固定されており、最新の一体
型車体構造で周知の通りである。乗客区画２２と車体側
壁１４および屋根２８との間にエネルギー吸収クッショ
ンを形成するために、膨張式拘束装置３２が屋根側部レ
ール３０で担持されている。
【０００９】次に図２を参照すれば、屋根側部レール３
０が外側パネル３４および内側パネル３６を含むとして
図示されており、外側パネル３４および内側パネル３６
はフランジ３８，４０の箇所で溶接などによって互いに
通常のように固定されていることが好ましい。外側パネ
ル３４は図２に最も良く見ることができるように、外方
へ凹んだ形状であり、また内側パネル３６は内方へ凹め
られて両パネル３４，３６の間に室４２を形成するよう
になされており、この室４２は従来構造では箱形断面を
形成する。
【００１０】しかしながら本発明によれば、細長い開口
４４が内側パネル３６に備えられており、エアバッグ組
立体３２がその開口４４の上に配置されて箱部を画成し
ている。
【００１１】エアバッグ組立体３２は、典型的に５２で
示される固定具のような固定具を受止める取付けフラン
ジ４８，５０を有する膨張剤ハウジング４６を含み、こ
の膨張剤フランジ４６を内側パネル３６に固定的に取付
けることができるようになされることが好ましい。膨張
剤ハウジング４６は推進ボス５４を含み、このボスは図
解的に５６で示された蓄積ガスまたはガス発生剤を収容
する。ボス５４は、屋根側部レール３０のパネル３４，
３６の間の箱部内で内側パネル３６に対して外方へ突出
していることが有利である。全体を複合６０で示された
通常のエアバッグが膨張剤ハウジング４６の外面５８に
固定されており、このエアバッグは固定具６２による周
知の方法でハウジング４６に固定されている。
【００１２】エアバッグ６０は、膨張剤ハウジング４６
からの出口通路６４のまわりに同芯的に折り畳まれた収
納状態をとる。エアバッグ６０の横方向の内側には飾り
カバー６６が図示していないが周知の方法で車体１２の
一部に固定的に取付けられており、プラスチックのよう
な可撓性の弾性材料で形成されることが好ましい。飾り
カバー６６はフランジ４０に対して横方向に間隔を隔て
た関係に配置された下縁６８を含み、下方へ向かう通路
７０を画成するようになされている。
【００１３】エアバッグ組立体３２が作動される事態に
おいて、ガスが発生され、または蓄積ガスが出口通路６
４を通してエアバッグ６０の内部へ解放されて、エアバ
ッグ６０を図２に示す収納状態から図３に示される膨張
状態へ膨張させる。この膨張時に、飾りパネル６６は横
方向且つ内方へ撓んで屋根側部レール３０から離れ、通
路７０を拡げてエアバッグ６０が窓１７から隣接する座
席２６にかけて、また開口４４の長手方向の寸法決めに
よりステアリングハンドル２４と座席２６との間の乗客
区画２２を実質的に充満するように実質的に垂直方向下
方へ膨張できるようにする。
【００１４】本発明の膨張式拘束装置のただ１つの実施
例を本明細書で説明し参照したが、特許請求の範囲に記
載の範囲から逸脱せずに、自動車乗客の拘束技術に熟知
した当業者には他の実施例が思い浮かぶであろう。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の膨張式拘束装置が取付けられる自動車
の内部の図。
【図２】図１の線２−２に沿う横断面図。
【図３】膨張状態における本発明の膨張式拘束装置の図
解的な横断面図。
【符号の説明】
１０ 自動車 １２ 車体 １４ 側壁 １６ ドア １７ 窓 ２２ 乗客区画 ２６ 座席 ３０ 屋根側部レール ３２ 拘束装置すなわちエアバッグ組立体 ３４ 外側パネル ３６ 内側パネル ４４ 開口 ４６ 膨張剤ハウジング ５６ ガス発生剤 ６０ エアバッグ ６６ 飾りカバー

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 屋根で上端を境界されており、また車体
    側部パネルで側部を境界されており、箱部を画成する壁
    を有するとともに屋根および車体側部パネルに固定され
    た長手方向に延在する屋根側部レールを有している車両
    の長手方向に延在する乗客区画を含む車体を備えた自動
    車において、 前記乗客区画に面した前記側部レール壁の一部の、前記
    乗客区画と長手方向に同延の細長い開口を画成する手段
    と、 前記開口に対して重なる関係で前記屋根側部レールに固
    定的に取付けられたエアバッグ組立体とを含む膨張式拘
    束装置。
  2. 【請求項２】 前記ハウジングが、前記開口を通して受
    止められ且つ前記箱部内に担持された膨張部分を含む請
    求項１に定められた膨張式拘束装置。
  3. 【請求項３】 前記側部レールと前記乗客区画との間に
    配置され、下縁を有する飾りパネルを更に含む請求項１
    に定められた膨張式拘束装置。
  4. 【請求項４】 前記飾りパネル下縁と前記乗客区画との
    間の下方へ向いた細長い通路を定める手段を更に含む請
    求項３に定められた膨張式拘束装置。
  5. 【請求項５】 前記飾りパネルと、前記通路に隣接した
    前記屋根側部レールとの間に収納状態で配置され、前記
    通路を通して膨張状態となるように下方へ膨張できる折
    り畳まれたエアバッグを更に含む請求項４に定められた
    膨張式拘束装置。
JP7257795A 1994-10-05 1995-10-04 自動車における膨張式拘束装置 Pending JPH08175311A (ja)

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