JP2005104096A - 画素クロック生成装置、光走査装置及び画像形成装置 - Google Patents

画素クロック生成装置、光走査装置及び画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】簡単な構成で高精度に画素クロックの位相制御を可能にする。
【解決手段】高周波クロックVCLKを生成する高周波クロック生成手段110、水平同期信号に基づき、高周波クロックの半周期の精度で感光体等の所定長さを走査するのに要した走査時間を検出し、検出値を出力する検出手段120、前記検出値と予め設定された目標値とを比較し比較結果を出力する比較結果生成手段130、前記比較結果に基づいて、高周波クロツクと画素クロックの遷移タイミングを指示する位相データを生成する位相データ生成手段140、高周波クロックと位相データに基づいて位相制御された画素クロックPCLKを生成する画素クロック生成手段150から構成される。
【選択図】図2

Description

本発明は、レーザプリンタ、デジタル複写機、その他、広く画像形成装置で使用される画素クロックの生成及び位相制御に関し、詳しくは、画素クロックの高精度の位相制御を実現する画素クロック生成装置およびそれを備えた光走査装置、画像形成装置に関する。
レーザプリンタ、デジタル複写機等の画像形成装置の一般的構成を図43に示す。図43において、半導体レーザ501から発光されたレーザ光は、回転するポリゴンミラー502によりスキャンされ、走査レンズ503を介して被走査媒体である感光体504上に光スポットを形成し、その感光体504を露光して静電潜像を形成する。このとき、フォトディテクタ505で1ライン毎に走査光を検出し、位相同期回路509がクロック生成回路508のクロックとフォトディテクタ505の出力信号に基づいて、1ライン毎、位相同期のとれた画像クロック(画素クロック)を生成して画像処理ユニット506とレーザ駆動回路507へ供給する。画像処理ユニット506は、位相同期回路509から与えられる画素クロックを基準に画像データを生成してレーザ駆動回路507へ出力する。レーザ駆動回路507は、画像処理ユニット506により生成された画像データと位相同期回路509により1ライン毎に位相が設定された画像クロックに従い、半導体レーザ501の発光時間をコントロールする。
このような走査光学系において、ポリゴンスキャナ等の偏向器の偏向反射面の回転軸からの距離のばらつきは、被走査面上を走査する光スポット(走査ビーム)の走査速度ムラを発生させる。この走査速度ムラは画像の揺らぎとなり画像品質の劣化となる。高品位の画質を要求する場合は走査ムラの補正を行う必要がある。
さらに、マルチビーム光学系の場合、各発光源の発振波長に差があると、走査レンズの色収差が補正されていない光学系の場合に露光位置ずれが発生し、各発光源に対応するスポットが被走査媒体上を走査する時の走査幅は、発光源ごとに差が生じてしまい、画像品質の劣化の要因になってしまうため、走査幅の補正を行う必要がある。
従来、走査ムラ等を補正する技術としては、例えば、あらかじめ求めておいた走査光学系の特性に基づいて画像クロックの周波数を変化させることで、走査線に沿って光スポット位置を制御する方法が知られている(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。また、その他の技術としては、感光体の両端に設置された2つのフォトディテクタにより、1ラインごとに、始点終点に対応する第一水平同期信号と第二水平同期信号を検出し、そのクロック数を計数することにより、走査速度を求めて、モーターによりポリゴンミラーの回転速度を制御する方法が知られている。
特開平11−167081号公報 特開2001−228415号公報
画像クロックの周波数を変化させる従来技術(これを周波数変調方式という)は、画像クロック制御部の構成が複雑となる。また、この複雑さは、周波数変調幅が微小になるにつれて増大するものである。このため、従来の周波数変調方式では、きめ細かな制御が出来ないという問題がある。
また、ポリゴンミラーのような偏向器の回転モータを制御する方法では制御精度に限界がある。すなわち、走査ムラを発生させる要因としては、偏向器の回転ジッタや温度変化による走査レンズの伸縮なども存在する。従って、同一の偏向反射面によって偏向された光ビームであっても走査ムラを解消することは困難であり、偏向器の回転モータを制御する方法では制御精度に限界がある。
本発明は、従来技術の上記のような問題に鑑みてなされたもであり、簡素な構成で高精度に画素クロックの位相制御を可能とすることで、高精度に走査幅の揺らぎを補正できる画素クロック生成装置を提供することを目的とする。
更に、本発明は、このようなの画素クロック生成装置を搭載した高精度のレーザ走査装置、及び画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明の画素クロック生成装置は、高周波クロックを生成する高周波クロック生成手段と、前記高周波クロックの半周期の精度で所定長さを走査するのに要した走査時間を計測し、計測値を出力する計測手段と、前記計測値と予め設定された目標値とを比較し比較結果を出力する比較結果出力手段と、前記比較結果に基づいてデータを生成するデータ生成手段と、前記高周波クロックと前記データに基づいて位相制御された画素クロックを生成する画素クロック生成手段とを有することを基本とする。
また、本発明の画素クロック生成装置は、高周波クロックを生成する高周波クロック生成手段と、前記高周波クロックと画素クロックの遷移タイミングを指示する位相データと第1水平同期信号とに基づいて画素クロックを生成する画素クロック生成手段と、前記高周波クロックと前記画素クロックと前記第1水平同期信号とに基づいて第1基準信号を生成する第1基準信号生成手段と、前記高周波クロックと前記画素クロックと第2水平同期信号とに基づいて、前記画素クロックの遷移タイミングと前記第2水平同期信号の遷移タイミングの差である差分データと第2基準信号を生成する差分検出手段と、前記画素クロックと前記第1基準信号と前記第2基準信号と前記差分データとに基づいて前記第1水平同期信号と前記第2水平同期信号との走査間隔データを求める走査間隔データ生成手段と、前記走査間隔データと予め設定された目標値とを比較し、比較結果に基づいて前記画素クロックの遷移タイミングを指示する前記位相データを生成する位相データ生成手段とを有することを基本とする。
本発明によれば、簡素な構成で高精度に画素クロックの位相制御を可能とすることができ、高精度に走査幅の揺らぎを補正できる画素クロック生成装置を提供することができる。そして、このような画素クロック生成装置を搭載することで、高精度な光走査装置を提供でき、さらには、該光走査装置を搭載した高精度の画像形成装置を提供することができる。
図1に本発明の画素クロック生成装置を搭載した画像形成装置の一実施形態の全体構成図を示す。半導体レーザ11からのレーザ光は、コリメータレンズ12、シリンダーレンズ13を通り、ポリゴンミラー14によりスキャン(走査)され、fθレンズ16を通り、ハーフミラー20で反射(一部透過)し、トロイダルレンズ17を通り、感光体15に入射することにより、感光体15上の被走査面上に画像(静電潜像)を形成する。
この走査レーザ光のハーフミラー20の透過光の始点、終点に対応する水平同期信号1、2を、被走査面上と時間的相関性を持つ被検出面上に配置したフォトディテクタA18、フォトディテクタB19により検出して画素クロック生成装置21に入力する。画素クロック生成装置21では、フォトディテクタA18とフォトディテクタB19間をレーザ光が走査される時間を測定し、基準時間(目標値)と比較してずれ量を求め、そのずれ量を補正する位相データを生成し、その位相データにより画素クロックを生成し、画像処理装置22とレーザ駆動データ生成装置23に与える。なお、フォトディテクタA18の出力信号である水平同期信号1は、ライン同期信号として画像処理装置22にも与えられる。画像処理装置22は、水平クロック生成装置21から与えられた画素クロックを基準に画像データを生成する。レーザ駆動データ生成装置23は、この画像データを入力して、同様に画素クロック生成装置21から与えられた画素クロックを基準にレーザ駆動データ(変調データ)を生成し、レーザ駆動装置24を介して半導体レーザ11を駆動する。このようにして、感光体15には、走査幅揺らぎのない画像を形成することができる。
以下に、画素クロック生成装置21、即ち、本発明に係る画素クロック生成装置の実施例について説明する。また、画素クロック生成装置を搭載した光走査装置、画像形成装置の具体的実施例についても説明する。
図2は、本発明における画素クロック生成装置の第1の実施例の全体構成図を示す。図2において、画素クロック生成装置100は高周波クロック生成回路110、検出回路120、比較結果生成回路130、位相データ生成回路140及び画素クロック生成回路150からなる。高周波クロック生成回路110は画素クロックPCLKの基準となる高周波クロックVCLKを生成する。検出回路120は高周波クロックVCLKの半周期の精度で、第1の水平同期信号1が入力されてから第2の水平同期信号2が入力されるまでの間隔(走査時間)を検出するカウンタからなる。比較結果生成回路130は検出回路120から出力されたカウント値と予め設定された目標値との差を生成する。位相データ生成回路140は比較結果出力回路130から出力された比較結果に基づいて位相データを生成する。画素クロック生成回路150は該位相データと高周波クロックVCLKに基づいて位相制御された画素クロックPCLKを生成する。
図3に画素クロックPCLKの出力イメージの概念図を示す。図3では、位相データの位相シフト量が0のとき、画素クロックPCLKは高周波クロックVCLKの8分周となる場合について示している。図3に示すように、画素クロックPCLKの1クロックごとに位相データを与えることにより、その画素クロックPCLKの周期が位相データの位相シフト量に従って、高周波クロックVCLKの1/2クロックステップで変化するようにする。
図4に、図2における画素クロック生成回路150の一実施例の構成図を示す。図4において、画素クロック生成回路150は、遷移検出回路(1)1510、制御信号生成回路(1)1520、クロック1生成回路1530、遷移検出回路(2)1540、制御信号生成回路(2)1550、クロック2生成回路1560、マルチプレクサ1570、制御データ生成回路1580、ステータス信号生成回路1590及びセレクト信号生成回路1501からなる。
遷移検出回路(1)1510は、高周波クロック生成回路110から与えられる高周波クロックVCLKの立上がりで動作し、クロック1生成回路1が出力するクロック1信号の立上がりを検出し、高周波クロックVCLKの1クロック幅のパルス信号を検出信号1として出力する。制御信号生成回路(1)1520は、高周波クロックVCLKの立上がりで動作し、遷移検出回路(1)1510の出力信号と制御データ生成回路1580が出力する制御データ1に基づき、制御信号1a及び制御信号1bを出力する。クロック1生成回路1530は、高周波クロックVCLKの立上がりで動作し、制御信号1a及び制御信号1bに基づきクロック1を生成する。
一方、遷移検出回路(2)1540は、高周波クロックVCLKの立下がりで動作し、クロック2生成回路1560が出力するクロック2信号の立上がりを検出し、高周波クロックVCLKの1クロック幅のパルス信号を検出信号2として出力する。制御信号生成回路(2)1550は、高周波クロックVCLKの立下がりで動作し、遷移検出回路(2)1540の出力信号と制御データ生成回路1580が出力する制御データ2に基づき、制御信号2a及び制御信号2bを出力する。クロック2生成回路1560は高周波クロックVCLKの立下がりで動作し、制御信号2a及び制御信号2bに基づきクロック2を生成する。
マルチプレクサ1570は、セレクト信号生成回路1501からのセレクト信号に基づきクロック1、クロック2を選択し、画素クロックPCLKとして出力する。
制御データ生成回路1580は、位相データ生成回路140から与えられる位相データとステータス信号生成回路1590が出力するステータス信号に基づき制御データ1、制御データ2を出力する。ここで位相データは、走査レンズの特性により生ずる走査ムラを補正したり、ポリゴンミラーの回転ムラによって生ずるドット位置ずれを補正したり、レーザ光の色収差によって生ずるドット位置ずれを補正するために画素クロックの位相のシフト量を指示するためのデータで、ここでは3ビット構成とし、位相シフト量と位相データは図9のように対応させる。
ステータス信号生成回路1590は位相データの最下位ビット0が1のときに画素クロックPCLKの立上がりのタイミングで信号をトグルさせてステータス信号として出力する。これにより、ステータス信号は高周波クロックVCLKの立上がり時に画素クロックPCLKが立ち上がっているときは第1のステートを、高周波クロックVCLKの立下り時に画素クロックPCLKが立ち下がっているときは第2のステートを示すようになる。ここでは、ステータス信号は高周波クロックVCLKの立上がり時に画素クロックPCLKが立ち上がっているときは“0”、高周波クロックVCLKの立下り時に画素クロックPCLKが立ち下がっているときは“1”とする。
セレクト信号生成回路1501は、位相データのビット0が1のときに画素クロックPCLKの立下りのタイミングで信号をトグルさせてセレクト信号として出力する。
図5、図6に、図4におけるクロック1生成回路1530、クロック2生成回路1560の構成例を示す。図5はJKフリップフロップ(JK−FF)で構成された例であり、クロック1生成回路1530を形成しているJK−FFaは高周波クロックVCLKの立上がりで動作し、クロック2生成回路1560を形成しているJK−FFbは高周波クロックVCLKの立下りで動作する。図6はクロック同期セットリセット付のDタイプフィリップフロップ(D−FF)で構成された例であり、クロック1生成回路1530を形成しているD−FFaは高周波クロックVCLKの立上がりで動作し、クロック2生成回路1560を形成しているD−FFbは高周波クロックVCLKの立下りで動作する。
図5、図6のいずれの回路も動作は同じで、制御信号1aが“H”で、制御信号1bが“L”のとき高周波クロックVCLKの立上がりでクロック1に“L”を出力する。制御信号1aが“L”で、制御信号1bが“H”のとき高周波クロックVCLKの立上がりでクロック1に“H”を出力する。制御信号2aが“H”で、制御信号2bが“L”のとき高周波クロックVCLKの立下がりでクロック2に“L”を出力する。制御信号2aが“L”で、制御信号2bが“H”のとき高周波クロックVCLKの立下がりでクロック2に“H”を出力する。
図7に、図4における制御信号生成回路(1)1520及び制御信号生成回路(2)1550の構成例を示す。図7に示すように、制御信号生成回路(1)1520、制御信号生成回路(2)1550はシフトレジスタとマルチプレクサで構成されている。ただし、制御信号生成回路(1)1520におけるシフトレジスタ1521は高周波クロックVCLKの立上がりで動作し、制御信号生成回路(2)1550におけるシフトレジスタ1551は高周波クロックVCLKの立下がりで動作する。シフトレジスタ1521、シフトレジスタ1551は入力された検出信号1、検出信号2をシフトさせていく。そして、それぞれレジスタ出力S12を制御信号1aとして、レジスタ出力S22を制御信号2aとして出力する。また、レジスタ出力S14〜S18がマルチプレクサ1522に、レジスタ出力S24〜S28がマルチプレクサ1552に与えられる。マルチプレクサ1522では、与えられる制御データ1に従ってレジスタ出力S14〜S18のいずれかを選択し、制御信号1bとして出力する。同様に、マルチプレクサ1552では、与えられる制御データ2に従ってレジスタ出力S24〜S28のいずれかを選択し、制御信号2bとして出力する。マルチプレクサ1522、マルチプレクサ1552の真理値表を図8に示す。
次に、図4における制御データ生成回路1580について説明する。制御データ生成回路1580は、位相データ生成回路140から与えられる位相データとステータス信号生成回路1590が出力するステータス信号をデコードして、制御データ1、制御データ2を出力する。この制御データ生成回路1580の動作は制御信号生成回路(1)1520、制御信号生成回路(2)1550と関係している。つまり、図7における制御信号生成回路(1)1520、制御信号生成回路(2)1550のシフトレジスタ1521、シフトレジスタ1551の出力とマルチプレクサ1522、マルチプレクサ1552の入力の順番によって、制御データ生成回路1580のデコードの動作が決まる。
本実施例における位相シフト量と位相データの対応を図9に、制御データ生成回路1580の真理値表を図10に示す。
以下、図4の画素クロック生成回路150の全体の動作について、図11のタイミング図を用いて説明する。図11では、位相シフトが0の時、高周波クロックVCLKの8分周に相当する画素クロックPCLKを生成し、それに対し、高周波クロックの半周期の精度で、位相を+1/16PCLK、−1/16PCLKシフトさせた画素クロックPCLKを生成している様子を示している。
まず、位相シフト0の画素クロックPCLKの生成について説明する。
(制御データ1、制御データ2の生成について)
画素クロックPCLKに同期して、位相シフト0を示す位相データ“000”が与えられる(図11のa)。その位相データとステータス信号回路1590のステータス信号(最初は0としている)が制御データ生成回路1580に入力され、図8の真理値表に従って、制御データ1(010)、制御データ2(010)が出力される。
(クロック1生成について)
図11のaにおいて、クロック1の立上がりを遷移検出回路(1)1510で検出し、図11に示すように、検出信号1として高周波VCLKの1クロック幅のパルス信号を得る。この検出信号1が制御信号生成回路(1)1520のシフトレジスタ1521に与えられ、図11に示すようなレジスタ出力S10〜S18の信号が得られる。制御信号1aはレジスタ出力S12そのものであるので、図11のbのタイミングで“H”となり、図11のcのクロックのタイミングにおいて、制御信号1aが“H”になっていることから、クロック1生成回路1530はクロック1を“L”に遷移させ出力する。そして、制御データ1が“010”であるので、制御信号生成回路(1)1520のマルチプレクサ1522の出力である制御信号1bにはレジスタ出力S16が現れ、図11のdのタイミングで“H”となり、図11のeのクロックのタイミングにおいて、制御信号1bが“H”になっていることから、クロック1生成回路1530はクロック1を“H”に遷移させ出力する。
(クロック2生成について)
図11のa’において、クロック2の立上がりを遷移検出回路(2)1540で検出し、図11に示すように、検出信号2は高周波VCLKの1クロック幅のパルス信号を得る。この検出信号2が制御信号生成回路(2)1550のシフトレジスタ1551に与えられ、図11に示すようなレジスタ出力S20〜S28の信号が得られる。制御信号2aはレジスタ出力S22そのものであるので、図11のb’のタイミングで“H”となり、図11のc’のクロックのタイミングにおいて制御信号2aが”H”になっていることから、クロック2生成回路1560はクロック2を“L”に遷移させ出力する。そして、制御データ2が“010”であるので、制御信号生成回路(2)1550のマルチプレクサ1552の出力である制御信号2bにはレジスタ出力S26が現れ、図11のd’のタイミングで“H”となり、図11のe’のクロックのタイミングにおいて、制御信号2bが“H”になっていることから、クロック2生成回路1550はクロック2を“H”に遷移させ出力する。
(画素クロックPCLKの生成について)
ここでは、図11に示すように、セレクト信号生成回路1501のセレクト信号が“L”であるので、画素クロックPCLKとしてクロック1がマルチプレクサ1570から出力される。
次に、位相シフト+1/16PCLKさせた画素クロックPCLKの生成について説明する。
(制御データ1、制御データ2の生成について)
画素クロックPCLKに同期して、位相シフト+1を示す位相データ“001”が与えられる(図11のe)。ステータス信号生成回路1590のステータス信号は、その前の位相データのbit0が“0”であるのでトグルせず“0”のままである。その位相データとステータス信号が制御データ生成回路1580に入力され、図8の真理値表に従って、制御データ1(010)、制御データ2(001)が出力される。
(クロック1生成について)
図11のeにおいて、クロック1の立上がりを遷移検出回路1510で検出し、図11に示すように、検出信号1は高周波VCLKの1クロック幅のパルス信号を得る。この検出信号1が制御信号生成回路(1)1520のシフトレジスタ1521に与えられ、図11に示すようなレジスタ出力S10〜S18の信号が得られる。制御信号1aはレジスタ出力S12そのものであるので、図11のfのタイミングで“H”となり、図11のgのクロックのタイミングにおいて、制御信号1aが“H”になっていることから、クロック1生成回路1530はクロック1を“L”に遷移させ出力する。そして、制御データ1が“010”であるので、制御信号生成回路(1)1520のマルチプレクサ1522の出力である制御信号1bにはレジスタ出力S16が現れ、図11のhのタイミングで“H”となり、図11のiのクロックのタイミングにおいて、制御信号1bが“H”になっていることから、クロック1生成回路1520はクロック1を“H”に遷移させ出力する。
(クロック2生成について)
図11のe’において、クロック2の立上がりを遷移検出回路(2)1540で検出し、図11に示すように、検出信号2は高周波VCLKの1クロック幅のパルス信号を得る。この検出信号2が制御信号生成回路(2)1550のシフトレジスタ1551に与えられ、図11に示すようなレジスタ出力S20〜S28の信号が得られる。制御信号2aはレジスタ出力S22そのものであるので、図11のf’のタイミングで“H”となり、図11のg’のクロックのタイミングにおいて、制御信号2aが“H”になっていることから、クロック2生成回路はクロック2を“L”に遷移させ出力する。そして、制御データ2が“001”であるので、制御信号回路(2)1550のマルチプレクサ15852の出力である制御信号2bにはレジスタ出力S27が現れ、図11のh’のタイミングで“H”となり、図11のi’のクロックのタイミングにおいて、制御信号2bが“H”になっていることから、クロック2生成回路1560はクロック2を“H”に遷移させ出力する。
(画素クロックPCLKの生成について)
ここでは、図11に示すように、セレクト信号生成回路1501のセレクト信号は、位相データのbit0が“1”であるので、図11のgの画素クロックPCLKの立下りのタイミングでトグルし、“1”となる。よって、マルチプレクサ1570からは、はじめはクロック1が画素クロックPCLKとして出力され(図11のeからgの期間)、図11のgでセレクト信号が“1”になってからは、クロック2が画素クロックPCLKとして出力される(図11gからi’の期間)。
次に、位相シフト−1/16PCLKさせた画素クロックPCLKの生成について説明する。
(制御データ1、制御データ2の生成について)
画素クロックPCLKに同期して、位相シフト−1を示す位相データ“101”が与えられる(図11のi’)。ステータス信号生成回路1590のステータス信号は、その前の位相データのbit0が“1”であるのでトグルし“1”となる(図11のi’)。その位相データとステータス信号が制御データ生成回路1580に入力され、図8の真理値表に従って、制御データ1(010)、制御データ2(011)が出力される。
(クロック1生成について)
図11のiにおいて、クロック1の立上がりを遷移検出回路(1)1510で検出し、図11に示すように、検出信号1は高周波VCLKの1クロック幅のパルス信号を得る。この検出信号1が制御信号回路(1)1520のシフトレジスタ1521に与えられ、図11に示すようなレジスタ出力S10〜S18の信号が得られる。制御信号1aはレジスタ出力S12そのものであるので、図11のkのタイミングで“H”となり、図11のkのクロックのタイミングにおいて、制御信号1aが“H”になっていることから、クロック1生成回路1530はクロック1を“L”に遷移させ出力する。そして、制御データ1が“010”であるので、制御信号回路(1)1520のマルチプレクサ1522の出力である制御信号1bにはレジスタ出力S16が現れ、図11のlのタイミングで“H”となり、図11のmのクロックのタイミングにおいて、制御信号1bが“H”になっていることから、クロック1生成回路1530はクロック1を“H”に遷移させ出力する。
(クロック2生成について)
図11のi’において、クロック2の立上がりを遷移検出回路(2)1540で検出し、図11に示すように、検出信号2は高周波VCLKの1クロック幅のパルス信号を得る。この検出信号2が制御信号回路(2)1550のシフトレジスタ1551に与えられ、図11に示すようなレジスタ出力S20〜S28の信号が得られる。制御信号2aはレジスタ出力S22そのものであるので、図11のj’のタイミングで“H”となり、図11のj’のクロックのタイミングにおいて制御信号2aが“H”になっていることから、クロック2生成回路1560はクロック2を“L”に遷移させ出力する。そして、制御データ2が“011”であるので、制御信号生成回路(2)のマルチプレクサ1552の出力である制御信号2bにはレジスタ出力S25が現れ、図11のl’のタイミングで“H”となり、図11のm’のクロックのタイミングにおいて、制御信号2bが“H”になっていることから、クロック2生成回路1560はクロック2を“H”に遷移させ出力する。
(画素クロックPCLKの生成について)
ここでは、セレクト信号生成回路1501のセレクト信号は、位相データのbit0が“1”であるので、図11のk’の画素クロックPCLKの立下りのタイミングでトグルし、“0”となる。よって、マルチプレクサ1570からは、はじめはクロック2が画素クロックPCLKとして出力され(図11のi’からk’の期間)、図11のk’でセレクト信号が“0”になってからは、クロック1が画素クロックPCLKとして出力される(図11k’からmの期間)。
ここでは、位相シフト0、+1/16PCLK、−1/16PCLKについてのみ説明したが、+2/16PCLK、+3/16PCLK、−2/16PCLK、−3/16PCLKなどについても同様に行うことができる。
以上のように、図4の画素クロック生成回路150の構成により、1クロックずつ、±1/16PCLKステップで、即ち、高周波クロックVCLKの半ピッチステップで位相シフトされた画素クロックPCLKを得ることができる。
なお、図4において、遷移検出回路(2)1540、制御信号生成回路(2)1550、クロック2生成回路1560に高周波クロックVCLKを反転させたクロックを与えるようにすれば、これら遷移検出回路(2)1540、制御信号生成回路(2)1550、クロック2生成回路1560を遷移検出回路(1)1510、制御信号生成回路(1)1520、クロック2生成回路1530と同じ部品で構成することができコストが安くなる。
図12に、図2における位相データ生成回路140の構成図を示す。図12において、位相データ生成回路140は補正回路1410、及びデータ生成回路1420からなる。補正回路1410は比較結果に基づいて補正信号を出力する。データ生成回路1420は補正信号に基づいて位相データを出力する。ここで、補正回路1410は例えば積分器で構成される。
図12のデータ生成回路1420の動作について、その一例を図13を用いて説明する。データ生成回路1420に与えられる補正信号eの値が「0」の時、全て「000b」の位相データが生成される。また、eの値が正の時、お互いの間隔がほぼ等しくなるように画素クロックPCLKe個分の位相データに「001b」が与えられ、その他の位相データに「000b」が与えられる。また、eの値が負の時、お互いの間隔がほぼ等しくなるように画素クロックPCLK|e|個分の位相データに「101b」が与えられ、その他の位相データに「000b」が与えられる。このようにすることにより、位相をシフトさせる画素クロックPCLKを分散させることにより、画像への影響を少なくしながらライン毎の走査幅を揃えることが出来る。
図14に、図2における検出回路120の第1の実施例の構成図を示す。図14において、検出回路120は、水平同期信号1を基準に高周波クロックVCLKの立ち上がりでカウントするカウンタ(1)1211と高周波クロックVCLKの立下りでカウントするカウンタ(2)1212、カウンタ(1)1211及びカウンタ(2)1212の出力値と水平同期信号2から検出データを生成する検出データ生成回路1213からなる。
以下に、図15乃至図18を用いて図14における検出回路120の動作について説明する。
図15、図16は水平同期信号1がVCLKの“H”の状態の時に立ち下がった場合を示している。水平同期信号1が立ち下がった(図15のa、図16のa)ことにより、先にカウンタ(2)1212が0にリセットされ(図15のb、図16のb)、次にカウンタ(1)1211が0にリセットされ(図15のc、図16のc)、カウントがされていく。そして、水平同期信号2がVCLKの“H”の状態の時に立ち下がった場合(図15のd)、カウンタ(1)1211とカウンタ(2)1212のカウント値は同じで、検出データ生成回路1213では2(n+1)の計算をすることにより、水平同期信号1の立下りから水平同期信号2の立下りの間隔をVCLKの1/2クロックステップでのクロック数で求めることができる。また、水平同期信号2がVCLKの“L”の状態の時に立ち下がった場合(図16のd)、カウンタ(1)1211よりカウンタ(2)1212の値が大きく、この場合、検出データ生成回路1213では、カウンタ(1)1211の値を使って2(n+1)+1の計算をすることにより、水平同期信号1の立下りから水平同期信号2の立下りの間隔をVCLKの1/2クロックステップでのクロック数で求めることができる。
図17、図18は水平同期信号1がVCLKの“L”の状態の時に立ち下がった場合を示している。水平同期信号1が立ち下がった(図17のa、図18のa)ことにより、先にカウンタ(1)1211が0にリセットされ(図17のb、図18のb)、次ぎにカウンタ(2)1212が0にリセットされ(図17のc、図18のc)、カウントがされていく。そして、水平同期信号2がVCLKの“H”の状態の時に立ち下がった場合(図17のd)、カウンタ(1)1211の値の方がカウンタ(2)1212より大きく、この場合、検出データ生成回路1213ではカウンタ(1)1211の値を使って2(n+1)−1の計算をすることにより、水平同期信号1の立下りから水平同期信号2の立下りの間隔をVCLKの1/2クロックステップでのクロック数で求めることができる。また、水平同期信号2がVCLKの“L”の状態の時に立ち下がった場合(図18のd)、カウンタ(1)1211とカウンタ(2)1212のカウント値は同じで、検出データ生成回路1213では2(n+1)の計算をすることにより、水平同期信号1の立下りから水平同期信号2の立下りの間隔をVCLKの1/2クロックステップでのクロック数で求めることができる。
以上より、検出データ生成回路1213では、水平同期信号2が立ち下がった時のカウンタ(1)1211のカウント(1)、カウンタ(2)1212のカウント(2)の値から以下のようにして検出データを出力する。
(i) カウンタ(1)==カウンタ(2)の場合
検出データ=2×(カウンタ(1)の値+1)
(ii) カウンタ(1)>カウンタ(2)の場合
検出データ=2×(カウンタ(1)の値+1)−1
(iii) カウンタ(1)<カウンタ(2)の場合
検出データ=2×(カウンタ(1)の値+1)+1
図19に、図2における検出回路120の第2の実施例の構成図を示す。図19において、検出回路120は、高周波クロックVCLKの立ち上がりでカウントするカウンタ1221と、水平同期信号1が立ち下がった時のVCLKの状態を示す状態信号1を生成する状態生成回路(1)1222と、水平同期信号2が立ち下がった時のVCLKの状態示す状態信号2を生成する状態生成回路(2)1223と、カウンタ1221のカウント値と状態信号1、状態信号2から検出データを生成する検出データ生成回路1224で構成されている。
図20に状態信号生成回路(1)1222の構成例を示す。状態信号生成回路(2)1223の構成も同様となる。図21、図22に図20の状態信号生成回路(1)1222の動作タイミング図を示す。
図21は水平同期信号1がVCLKの“H”の状態の時に立ち下がった場合を示す。水平同期信号1が立ち下がる前にリセット信号を“L”にして図20のフリップフロップT−FFをリセットすることにより、状態信号1を“H”にしておく。水平同期信号1が立ち下がったら、リセット信号を“H”にする(図21のa)。水平同期信号1はVCLKを立上がり、立下りでラッチし、シフトレジスタでシフトすることにより、図21に示すような、S10〜S13、S20〜S22といった信号が生成される。そして、S31は図21のbのタイミングで“H”になり1VCLK幅の信号を出力し、S30は図21のcのタイミングで“H”になり1VCLK幅の信号を出力する。S32の出力は、S30とS31が同時に“H”になることがないので“L”のままである。そのため、T−FFはトグルせず、状態信号1は初期の“H”のままである。
図22は水平同期信号1がVCLKの“L”の状態の時に立ち下がった場合を示す。水平同期信号1が立ち下がる前にリセット信号を“L”にして図20のT−FFをリセットすることにより、状態信号1を“H”にしておく。水平同期信号1が立ち下がったら、リセット信号を“H”にする(図22のa)。水平同期信号1はVCLKを立上がり、立下りでラッチし、シフトレジスタでシフトすることにより、図22に示すような、S10〜S13、S20〜S22といった信号が生成される。そして、S31は図22のbのタイミングで“H”になり1VCLK幅の信号を出力し、S30は図22のcのタイミングで“H”になり1VCLK幅の信号を出力する。S32の出力は、図22のcのタイミングでS30とS31が同時に“H”になるので、図22のcのタイミングで“H”になり、VCLKの半分のクロック幅だけ“H”を出力する。これによりT−FFがトグルし、図22のcのタイミングで状態信号1が“L”となる。
以上のようにして、水平同期信号が立ち下がったときのVCLKの状態を示す状態信号を生成することができる。
検出データ生成回路1224では状態信号1、状態信号2、水平同期信号2が立ち下がった時のカウンタの値nから以下のように検出データを生成する。
状態信号1=“L”、状態信号2=“L”の場合 … 2(n+1)
状態信号1=“H”、状態信号2=“H”の場合 … 2(n+1)
状態信号1=“H”、状態信号2=“L”の場合 … 2(n+1)+1
状態信号1=“L”、状態信号2=“H”の場合 … 2(n+1)−1
図23に図19の検出回路120の全体の動作タイミング図を示す。ここでは水平同期信号1はVCLKの“L”の時に、水平同期信号2はVCLKの“H”の時に立ち下がった場合について示している。水平同期信号1が図23のaのタイミングで立下ったとする。これにより、図23のbのタイミングでカウンタ1221がリセットされカウントが始まる。状態信号生成回路(1)1222の状態信号1は、水平同期信号1がVCLKの“L”の状態の時に立ち下がったので、図23のcのタイミングで“L”となる。次に、水平同期信号2が図23のdのタイミングで立ち下がったとする。水平同期信号2が立ち下がったことにより、カウンタ1221のカウント動作はストップし、そのときのカウント値nが保持される。また、水平同期信号2はVCLKの“H”の時に立ち下がったので、状態信号生成回路(2)1223の状態信号2は“H”のままである。検出データ生成回路1224では、状態信号1、状態信号2、カウント値nから検出データを生成し出力する。
以上、図19の構成によれば、より簡単な構成で水平同期信号1の立下りから水平同期信号2の立下りの間隔をVCLKの1/2クロックステップでのクロック数で求めることができる。また、高周波であるVCLKで動作するカウンタが少なくて済むので消費電流の削減にもなる。
図24に、図2における検出回路の第3の実施例の構成図を示す。図24において、画素クロックPCLKは画素クロック生成回路150から水平同期信号1の立下りに同期して与えられる。カウンタ(1)1231は水平同期信号1の立下りをもとにリセットされ、PCLKでカウントされるカウンタである。カウンタ(2)1232はPCLKの立上がりをもとにしてリセットされ、高周波クロックVCLKの立上がりでカウントするカウンタである。カウンタ(3)1233はPCLKの立上がりをもとにしてリセットされ、VCLKの立下りでカウントするカウンタである。検出データ生成回路1234は、水平同期信号2が立ち下がったときの、カウンタ(1)1231、カウンタ(2)1232、カウンタ(3)1233の値から検出データを生成する回路である。
図24のカウンタ(1)1231、カウンタ(2)1232、カウンタ(3)1233の動作タイミングを図25、図26、図27に示す。図25、図26、図27ともPCLKはVCLKの8分周クロックとしている。
図25はカウンタ(1)1231の動作を示したものである。水平同期信号1が図25のaで立ち下がったとする。カウンタ(1)1231はここでリセットされる。PCLKは水平同期信号1の立下りを基準にある固定VCLK数(ここでは7VCLK)後に出力され始める(図25のb)。この時、水平同期信号1がVCLKの“H”の時に立ち下がった場合は、PCLKはVCLKの立上がりに同期して、水平同期信号1がVCLKの“L”の時に立ち下がった場合は、PCLKはVCLKの立下がりに同期して出力される。カウンタ(1)1231は、このPCLKでカウント動作を行う。そして、水平同期信号2が立ち下がった時(図25のc)のカウンタの値を保持し、検出データ生成回路1234に出力する。
図26はPCLKがVCLKの立上がりに同期している場合のカウンタ(2)1232、カウンタ(3)1233の動作を示している。カウンタ(2)1232、カウンタ(3)1233は、PCLKの立上がりでもって図26のa、bのタイミングでリセットされながらカウントを行っている。そして、水平同期信号2が立ち下がったらその時のカウント値を保持し、検出データ生成回路1234に出力する。
図27はPCLKがVCLKの立下がりに同期している場合のカウンタ(2)1232、カウンタ(3)1233の動作を示している。カウンタ(2)1232、カウンタ(3)1233はPCLKの立上がりでもって図27のa、bのタイミングでリセットされながらカウントを行っている。そして、水平同期信号2が立ち下がったらその時のカウント値を保持し、検出データ生成回路1234に出力する。
次に、検出データ生成回路1234での動作について説明する。検出データ生成回路1234ではまず、PCLKの立ち上がりから水平同期信号2の立下りまでの間隔(図26のd、図27のd)となる、カウンタ(2)1232とカウンタ(3)1233のカウント(2)、カウント(3)の値から、VCLKの半クロック単位で以下のようにして求める。
(i) カウンタ(2)>カウンタ(3)の場合
(ただし、カウンタ(2)の0値は8とみなす)
間隔データ=2×カウント(2)
(ii) カウント(2)<カウント(3)の場合
(ただし、カウンタ(3)の0値は8とみなす)
間隔データ=2×カウント(3)
(iii) カウント(2)==カウント(3)の場合
間隔データ=2×カウント(2)+1
ここで、検出データはPCLKはVCLKの8分周であることから、
検出データ=カウンタ(1)×16+間隔データ
で求めることができる。
以上、図24の構成によれば、より簡単な構成で水平同期信号1の立下りから水平同期信号2の立下りの間隔をVCLKの1/2クロックステップでのクロック数で求めることができる。詳しくは、走査時間を高周波クロックと画素クロックを組み合わせて計測することにより、高周波クロックで動作させるカウンタのbit数を少なくすることができ、また高周波クロックより低い周波数の画素クロックでカウンタを動作させていることにより、消費電流を少なくすることができる。
図28に、図2における検出回路120の第4の実施例の構成図を示す。図28において、カウンタ(1)1241、カウンタ(2)1242は図24の第3の実施例で示したものと同じものである。また、状態信号生成回路1243は図19の第2の実施例で示したものと同じで、水平同期信号2が立ち下がった時のVCLKの状態を示す状態信号を生成する。ステータス信号はPCLKがVCLKの立上がりに同期しているか、立下りに同期しているかを示す信号で、図4に示した画素クロック生成回路150のステータス信号生成回路1590から検出データ生成回路1244に入力される。
検出データ生成回路1244ではカウント(1)、カウント(2)、状態信号、ステータス信号から以下のようにして検出データを生成する。ここでも、PCLKはVCLKを8分周した信号とする。また、状態信号は、水平同期信号2がVCLKの“H”の状態の時に立ち下がった場合は“H”で、VCLKの“L”の状態の時に立ち下がった場合は“L”とする。ステータス信号はPCLKがVCLKの立上がりに同期している時は“H”、VCLKの立下りに同期している場合は“L”とする。
(i) 状態信号=“H”かつステータス信号=“H”の場合
検出データ=カウント(1)×16+カウンタ(2)×2
(ii) 状態信号=“L”かつステータス信号=“H”の場合
検出データ=カウント(1)×16+カウンタ(2)×2+1
(iii) 状態信号=“H”かつステータス信号=“L”の場合
検出データ=カウント(1)×16+(カウンタ(2)+1)×2
(iv) 状態信号=“L”かつステータス信号=“L”の場合
検出データ=カウント(1)×16+(カウンタ(2)+1)×2−1
図29に水平同期信号2が立ち下がった時の各信号の様子を示す。ここではPCLKはVCLKの立上がりに同期しており、そのためステータス信号は“H”となっている。水平同期信号2は図29のcのタイミングで、VCLKが“L”の状態の時に立ち下がっており、そのため、図29のdのタイミングで状態信号生成回路1243の状態信号が“L”となっている。また、水平同期信号2が立ち下がった時のカウンタ(2)1242の値は“2”となっており、PCLKの立上がりから水平同期信号2の立下りまでの間隔(図29のe)は、2×2+1=5となる。そして、水平同期信号2が立ち下がった時のカウンタ(1)の値がnであるので、検出データは16×n+5となる。
以上、図28の構成によれば、より簡単な構成で水平同期信号1の立下りから水平同期信号2の立下りの間隔をVCLKの1/2クロックステップでのクロック数で求めることができる。詳しくは走査時間を高周波クロックと画素クロックを組み合わせて計測することにより、高周波クロックで動作させるカウンタのbit数を少なくすることができ、また高周波クロックで動作させるカウンタの数を減らすことができ、更に高周波クロックより低い周波数の画素クロックでカウンタを動作させていることにより、消費電流を少なくすることができる。
以上説明したように、図2の第1の実施例の画素クロック生成装置100においては、検出回路120で水平同期信号1と水平同期信号2の間隔(検出データ)を求め、比較結果生成回路130で予め設定された目標値と該検出データを比較してずれ量を求め、そのずれ量からそのずれを補正するための位相データを位相データ生成回路140で生成し、該位相データを画素クロック生成回路150に与えることにより、画素クロックPLKの周期を調整し、ドットの位置ずれを高精度に補正することができる。
図30は、本発明における画素クロック生成装置の第2の実施例の全体構成図を示す。図30において、本画素クロック生成装置200は高周波クロック生成回路210、画素クロック生成回路220、差分検出回路230、走査間隔データ生成回路240、位相データ生成回路250からなる。高周波クロック生成生成回路210は、先の第1の実施例と同様に、画素クロックPCLKの基準となる高周波クロックVCLKを生成する。
画素クロック生成回路220では、高周波クロックVCLK、第1の水平同期信号1、位相データから画素クロックPCLK及び第1の基準信号1を生成する。すなわち、画素クロック生成回路220は、画素クロック生成手段とともに第1基準信号生成手段を備える。図31に高周波VCLKと水平同期信号1と画素クロックPCLKと基準信号1の関係を示す。ここでは、画素クロックPCLKは高周波クロックVCLKを8分周したクロックとして示している。水平同期信号1が立ち下がった(図31のa)ことにより、画素クロックPCLKが一時“H”固定の状態となる(図3のb)。そして、水平同期信号が立ち下がってからある設定した回数(ここでは20回)のVCLKの変化のところ(図31のc)で、画素クロックPCLKが“L”となりクロックが再び出力され始める。これにより、図31のaとcの間隔は、VCLK半周期の精度で一定となる。また、例えば図31に示すような基準信号1をdのタイミングで出力することにより、ライン走査のスタートを示すことができる。
更に、画素クロック生成回路220では、1周期ごとに位相データに従って画素クロックPCLKの周期を長くしたり、短くしたりして画素クロックPCLKを出力する。一例として、以下の位相データと画素クロックPCLKの関係の様子を図32に示す。
位相データ “0”の場合 : VCLKの8分周
位相データ “1”の場合 : VCLKの8分周+VCLKの半周期
位相データ “2”の場合 : VCLKの8分周−VCLKの半周期
差分検出回路230は、高周波クロックVCLK、第2の水平同期信号2、画素クロックPCLKから、画素クロックPCLKの立上がりと水平同期信号2の立下りの間隔をVCLKステップあるいはVCLKの半周期ステップで示す差分データと水平同期信号2が立ち下がった時の画素クロックPCLKを示すための第2の基準信号2を生成する。図33に高周波クロックVCLK、水平同期信号2、画素クロックPCLK、差分データ、基準信号2の様子を示す。図33はVCLKステップで差分データを検出した場合を示している。画素クロックPCLKの1周期をVCLKステップで区切り、各区間にデータを対応づけ(ここでは0〜7を対応付けている)、水平同期信号2が立ち下がった区間のデータを差分データとして出力する。図33では、aのタイミングで水平同期信号2が立ち下がっているので“2”というデータが第2水平同期信号の立下りからある遅延をもって、差分データとして出力されている(図33のc)。また、水平同期信号2が立ち下がった画素クロックPCLKから例えば2クロック目の立ち上がり(図33のd)で、図33に示すような基準信号2を生成することにより、水平同期信号2が立ち下がったのは2つ前の画素クロックPCLKであることが分かる。なお、この差分検出回路230の詳細構成については後述する。
走査間隔データ生成回路240は、画素クロックPCLK、基準信号1、基準信号2、差分データから水平同期信号1と水平同期信号2の間隔データ(時間間隔)を求める。図34に走査間隔データ生成回路の構成例を、図35に各信号の様子について示す。
図34において、カウンタ部2410は画素クロックPCLKでカウント動作し、基準信号1が“L”でカウント値を0にリセットし(図35のb)、基準信号2が“L”になったところでカウント動作をストップし、そのときのカウント値を保持する(図35のe)。間隔データ計算部2420では、基準信号2が“L”になったところで、カウンタ部2410のカウント値と差分データから、図35のbからdの間隔データを計算する。
差分データがVCLKステップの場合、間隔データは以下の計算式となる。
間隔データ=カウント値×8+差分データ
もし差分データがVCLKの半周期ステップの場合は以下の計算式となる。
間隔データ=カウント値×16+差分データ
実際には、図35のaとdの間隔を求めるのだが、図35aとbの間隔は画素クロック生成回路220にて、水平同期信号1に同期して画素クロックPCLKが生成されるので、毎ライン常に一定であるので、図35のbとdの間隔を求めればよい。
位相データ生成回路250は、間隔データとあらかじめ設定した目標値を比較し、間隔データと目標値の差に従って位相データを生成する。例えば、間隔データをVCLKの半周期ステップで求めており、目標値より“4”大きかったとすると、次の走査にて、図35のbからdの間のいずれか4つの画素クロックPCLKに対して位相データ“1”を与えるようにする。このようにすることにより、4つの画素クロックPCLKの周期がVCLKの半周期ずつ伸び、図35bからdの間隔が目標値と一致する。そして、水平同期信号1と水平同期信号2の間には常に同じ数のドットを打つことができ、ドットの位置ずれをなくすことができる。逆に間隔データが目標値より小さい場合は、画素クロックPCLKに対して位相データ“2”を与え、画素クロックPCLKの周期を短くしていく。
以上、説明したように、画素クロックPCLKと基準信号1、2と差分データとに基づいて、走査間隔データ生成回路240で水平同期信号1と水平同期信号2の間隔を求め、位相データ異性セ回路250にて、予め設定された目標値とを比較しずれ量を求め、そのずれ量からそのずれを補正するための位相データを生成し、この位相データを画素クロック生成回路220に与えることにより、画素クロックPCLKの周期を調整しドットの位置ずれを補正する。
図36に、図30における差分検出回路230の第1の実施例の構成図を示す。本差分検出回路230はカウンタ2311、リセット信号生成回路2312、検出信号生成回路2313、差分データ保持回路2314、基準信号生成回路2315、基準信号選択回路2316からなる。図37に、この実施例における動作タイミング図を示す。
カウンタ2311はVCLKの立上がりで動作するカウンタで、リセット信号生成回路2312から出力されるリセット信号に従ってリセットされる。リセット信号生成回路2312は画素クロックPCLKの立上がり(図37のa,a’)を検出し、そこから例えば3つめのVCLKの立上がり(図37のb,b’)において、図37に示すようなリセット信号を生成しカウンタへ出力する。これが毎画素クロックに行われ、カウンタは毎画素クロックごとにリセットされる。検出信号生成回路2313では、水平同期信号2の立ち下がり(図37のc)を検出して、その立ち下がりから例えば4つ目のVCLKの立上がり(図37のd)で、図37に示すような検出信号を生成する。差分データ保持回路2314では、検出信号が“H”におけるカウンタ2311のカウンタ値を保持して(図37では“1”という値)、差分データとして出力する。
基準信号生成回路2315では、VCLK、画素クロックPCLK、水平同期信号2から基準信号2a、基準信号2b、基準信号2cを生成する。図37にしめすように基準信号2aは水平同期信号2をVCLKで3シフトさせた(図37のe)信号で、基準信号2bは基準信号2aを画素クロックPCLKでラッチした(図37のf)信号で、基準信号2cは水平同期信号2を画素クロックPCLKでラッチした(図37の同じくf)信号である。基準信号選択回路2316では、基準信号2a、基準信号2b、基準信号2cのいずれかを差分データに従って選択し、選択した信号を画素クロックPCLKでラッチして、そのラッチした信号(図37の基準信号2d)から基準信号2を生成する。図37にいては基準信号2bを選択し、ラッチし(図37のg)、基準信号2を出力している。
以上、図36の構成によれば、画素クロックPCLK立上がりから水平同期信号2の立ち下がりの間隔である差分データをVCLKステップで求めることができ、水平同期信号2の立ち下がり変化が画素クロックPCLKの立上がり変化近くに生じても、正確に基準信号2を生成することができる。
なお、図37においてはVCLKの立ち上がりでの動作を説明したが、VCLKの立ち下がりを使っても同様に可能である。
図38に、図30における差分検出回路230の第2の実施例の構成図を示す。本差分検出回路230はカウンタ2321、リセット信号生成回路2322、検出信号生成回路2323、状態信号1生成回路2324、状態信号2生成回路2325、差分データ保持回路2326、基準信号生成回路2327、基準信号選択回路2328からなる。図39、図40にこの実施例における動作タイミング図を示す。
図38において、カウンタ2321、リセット信号生成回路2322、検出信号生成回路2323の動作は、図35におけるカウンタ2311、リセット信号生成回路2312、検出信号生成回路2313の場合と同じである。
状態信号1生成回路2324は、画素クロックPCLKがVCLKの立上がりに同期しているのか、VCLKの立ち下がりに同期しているのかを示す。信号の状態信号1を生成する。例えば、VCLKの立ち上がりに同期している場合は“H”、VCLKの立ち下がりに同期している場合には“L”とする。図39においては、画素クロックPCLKはどれもVCLKの立ち上がりに同期しているので、状態信号1はずっと“H”となっている。図40においては、画素クロックPCLKはどれもVCLKの立ち下がりに同期しているので、状態信号1はずっと“L”となっている。
状態信号2生成回路2325は、水平同期信号2がVCLKの“H”の状態の時に立ち下がったのか、VCLKの“L”の状態の時に立ち下がったのかを示す信号の状態信号2を生成する。例えば、VCLKの“H”の状態の時に立ち下がった場合を“H”、VCLKの“L”の状態の時に立ち下がった場合を“L”とする。図39、図40においては、水平同期信号2はVCLKの“H”の状態の時に立ち下がっている(図39のc、図40のc)ので、状態信号2は水平同期信号2の立ち下がりからある遅延後に“H”となっている(図39のb’、図40のb’)。
差分データ保持回路2326では、検出信号が“H”におけるカウンタ値、状態信号1、状態信号2から以下のように差分データを求めて保持し出力する。
(i) 状態信号1=“L”、状態信号2=“L”の場合 … 2×カウント値
(ii) 状態信号1=“H”、状態信号2=“H”の場合 … 2×カウント値
(iii) 状態信号1=“H”、状態信号2=“L”の場合 … 2×カウント値+1
(iv) 状態信号1=“L”、状態信号2=“H”の場合 … 2×カウント値−1
図39では、状態信号1=“H”、状態信号2=“H”でカウント値が“1”であるので、差分データは“2”となる。また、図40では、状態信号1=“L”、状態信号2=“H”でカウント値が“1”であるので、差分データは“1”となる。
基準信号生成回路2327、基準信号選択回路2328の動作は図36におけるものと同様で、基準信号2a、基準信号2b、基準信号2cを生成し、それらを差分データに従って選択し、選択した信号をPCLKでラッチし、そのラッチした信号(基準信号2d)から基準信号2を生成し出力する。
以上、図38の構成によれば、画素クロックPCLK立上がりから水平同期信号2の立ち下がりの間隔である差分データをVCLKの半周期ステップで求めることができ、また、水平同期信号2の立ち下がり変化が画素クロックPCLKの立上がり変化近くに生じても、正確に基準信号2を生成することができる。
なお、図39、図40においてはVCLKの立ち上がりでの動作を説明したが、VCLKの立ち下がりを使っても同様に可能である。
図41に、本発明の画素クロック生成装置を搭載した光走査装置の構成例を示す。
図41において、光源ユニット301の背面には半導体レーザの制御を司る駆動回路及び画素クロック生成装置が形成されたプリント基板302が装着され、光軸と直交する光学ハウジング304の壁面にスプリングにより当接され、調節ネジ303により傾きが合わせられ姿勢が保持される。尚、調節ネジ303はハウジング壁面に形成された突起部に螺合される。光学ハウジング内部には、シリンダレンズ305、ポリゴンミラーを回転するポリゴンモータ308、fθレンズ306、トロイダルレンズ、および折り返しミラー307が各々位置決めされ支持され、また、同期検知センサを実装するプリント基板309は、ハウジング壁面に光源ユニットと同様、外側より装着される。光学ハウジング304、カバー311により上部を封止し、壁面から突出した複数の取付部310にて画像形成装置本体のフレーム部材にネジ固定される。
図42に、図41の光走査装置を搭載した画像形成装置の構成例を示す。図42において、400が光走査装置を示している。被走査面である感光体ドラム401の周囲には、感光体を高圧に帯電する帯電チャージャ402、光走査装置400により記録された静電潜像に帯電したトナーを付着して顕像化する現像ローラ403、現像ローラにトナーを供給するトナーカートリッジ404、ドラムに残ったトナーを掻き取り備蓄するクリーニングケース405が配置される。感光体ドラム401へは1面毎に複数ライン同時に潜像記録が行われる。記録紙は給紙トレイ406から給紙コロ407により供給され、レジストローラ対408により副走査方向の記録開始のタイミングに合わせて送りだされ、感光体ドラム401を通過する際に転写チャージャ409によってトナーが転写され、定着ローラ410で定着して排紙ローラ411により排紙トレイ412に排出される。
本発明の画素ブロック生成装置を適用した画像形成装置の一実施例を示す全体構成図である。 本発明の画素ブロック生成装置の第1の実施例の全体構成図である。 画素クロックの出力イメージの概念図である。 図2における画素クロック生成回路の一実施例の構成図である。 図4におけるクロック1生成回路、クロック2生成回路の具体的な構成例である。 図4におけるクロック1生成回路、クロック2生成回路の別の具体的な構成例である。 図4における制御生成回路(1)、制御信号生成回路(2)の具体的な構成例である。 図7のマルチプレクサの真理値表である。 位相シフト量と位相データの対応表である。 図4の制御データ生成回路の真理値表である。 図4の画素クロック回路の動作タイミング図である。 図2における位相データ生成回路の一実施例の構成図である。 図12の位相データ生成回路の動作説明図である。 図2における検出回路の第1の実施例の構成図である。 図14の検出回路の動作説明図である。 同じく図14の検出回路の動作説明図である。 同じく図14の検出回路の動作説明図である。 同じく図14の検出回路の動作説明図である。 図2における検出回路の第2の実施例の構成図である。 図19における状態信号生成回路(1)の具体的構成例である。 図20の状態信号生成回路(1)の動作タイミング図である。 同じく図20の状態信号生成回路(1)の動作タイミング図である。 図19の検出回路の全体的動作タイミング図である。 図2における検出回路の第3の実施例の構成図である。 図24におけるカウンタ(1)の動作タイミング図である。 図24におけるカウンタ(2)、(3)の動作タイミング図である。 同じく図24におけるカウンタ(2)、(3)の動作タイミング図である。 図2における検出回路の第4の実施例の構成図である。 図28の検出回路の動作タイミング図である。 本発明の画素クロツク生成装置の第2の実施例の全体構成図である。 図30における画素クロック生成回路の動作タイミング図である。 同じく図30における画素クロック生成回路の動作タイミング図である。 図30における差分検出回路の動作タイミング図である。 図30における走査間隔データ生成回路の一実施例の構成図である。 図34の走査間隔データ生成回路の動作タイミング図である。 図30における差分検出回路の第1の実施例の構成図である。 図36の差分検出回路の動作タイミング図である。 図30における差分検出回路の第2の実施例の構成図である。 図38の差分検出回路の動作タイミング図である。 同じく図38の差分検出回路の動作タイミング図である。 画素クロック生成装置を搭載した光走査装置の一実施例の構造図である。 光走査装置を搭載した画像形成装置の一実施例の構造図である。 従来の画像形成装置の一例を示す全体構成図である。
符号の説明
11 半導体レーザ
14 ポリゴンミラー
15 感光体
18、19 フォトディテクタ
21 画素クロック生成装置
22 画像処理装置
23 レーザ駆動データ生成装置
24 画素クロック生成装置
100 画素クロック生成装置
110 高周波クロック生成回路
120 検出回路
130 比較結果生成回路
140 位相データ生成回路
150 画素クロック生成回路
200 画素クロック生成装置
210 高周波クロック生成回路
220 画素クロック生成回路
230 差分検出回路
240 走査間隔データ生成回路
250 位相データ生成回路

Claims (14)

  1. 高周波クロックを生成する高周波クロック生成手段と、
    前記高周波クロックの半周期の精度で所定長さを走査するのに要した走査時間を検出し、検出値を出力する検出手段と、
    前記検出値と予め設定された目標値とを比較し比較結果を出力する比較結果生成手段と、
    前記比較結果に基づいて位相データを生成する位相データ生成手段と、
    前記高周波クロックと前記位相データに基づいて位相制御された画素クロックを生成する画素クロック生成手段と、
    を有することを特徴とする画素クロック生成装置。
  2. 請求項1記載の画素クロック生成装置において、
    前記検出手段は、前記高周波クロックの立上がりでカウントする第1計数手段と、前記高周波クロックの立下りでカウントする第2計数手段と、前記第1および第2の計数手段の各カウント値と、走査の終点に対応した第2水平同期信号から検出値を生成する検出データ生成手段と、
    を有することを特徴とする画素クロック生成装置。
  3. 請求項1記載の画素クロック生成装置において、
    前記検出手段は、前記高周波クロックの立上がりでカウントする計数手段と、走査の始点に対応した第1水平同期信号の変化時の前記高周波クロックの状態を検出する第1状態検出手段と、第2水平同期信号の変化時の前記高周波クロックの状態を検出する第2状態検出手段と、前記計数手段のカウント値と前記第1及び第2状態検出手段の状態信号から検出値を生成する検出データ生成手段と、
    を有することを特徴とする画素クロック生成装置。
  4. 請求項1記載の画素クロック生成装置において、
    前記検出手段は前記画素クロックでカウントする第1計数手段と、前記高周波クロックの立上がりでカウントする第2計数手段と、前記高周波クロックの立下りでカウントする第3計数手段と、前記第1、第2及び第3計数手段の各カウント値と第2水平同期信号から検出値を生成する検出データ生成手段と、
    を有することを特徴とする画素クロック生成装置。
  5. 請求項1記載の画素クロック生成装置において、
    前記検出手段は、前記画素クロックでカウントする第1計数手段と、前記高周波クロックでカウントする第2計数手段と、第2水平同期信号の変化時の前記高周波クロックの状態を検出する状態検出手段と、前記第1及び第2計数手段のカウント値と前記状態検出手段の状態信号とから検出値を生成する検出データ生成手段と、
    を有することを特徴とする画素クロック生成装置。
  6. 高周波クロックを生成する高周波クロック生成手段と、
    前記高周波クロックと画素クロックの遷移タイミングを指示する位相データと第1水平同期信号とに基づいて画素クロックを生成する画素クロック生成手段と、
    前記高周波クロックと前記画素クロックと第1水平同期信号とに基づいて第1基準信号を生成する第1基準信号生成手段と、
    前記高周波クロックと前記画素クロックと第2水平同期信号とに基づいて、前記画素クロックの遷移タイミングと第2水平同期信号の遷移タイミングの差である差分データと第2基準信号を生成する差分検出手段と、
    前記画素クロックと前記第1基準信号と前記第2基準信号と前記差分データとに基づいて第1水平同期信号と第2水平同期信号との走査間隔データを求める走査間隔データ生成手段と、
    前記走査間隔データと予め設定された目標値とを比較し、比較結果に基づいて前記画素クロックの遷移タイミングを指示する前記位相データを生成する位相データ生成手段と、
    を有することを特徴とする画素クロック生成装置。
  7. 請求項6記載の画素クロック生成装置において、
    前記差分検出手段は、高周波クロックでカウントする計数手段と、第2水平同期信号の遷移タイミングにしたがって、前記計数手段の計数値を保持する計数値保持手段と、計数値保持手段の保持データから差分データを求めて出力する差分データ出力手段と、前記高周波クロックと前記画素クロックと第2水平同期信号から第2基準信号を生成する第2基準信号生成手段と、
    を有することを特徴とする画素クロック生成装置。
  8. 請求項7記載の画素クロック生成装置において、前記計数手段は、高周波クロックの立ち上がりまたは立ち下がりでカウントすることを特徴とする画素クロック生成装置。
  9. 請求項7または8記載の画素クロック生成装置において、前記第2基準信号生成手段は、前記高周波クロックと第2水平同期信号から基準信号2a、前記画素クロックと前記基準信号2aから基準信号2b、画素クロックと第2水平同期信号から基準信号2cをそれぞれ生成する基準信号生成手段と、前記基準信号2a、2b、2cのいずれかを前記計数値保持手段のデータに基づいて選択し、前記画素クロックに同期させて出力する基準信号選択手段と、
    を有する特徴とする画素クロック生成装置。
  10. 請求項6記載の画素クロック生成装置において、
    前記差分検出手段は、高周波クロックでカウントする計数手段と、第2水平同期信号が遷移したときの前記高周波クロックの状態を検出する第1検出手段と、前記画素クロックが遷移したときの前記高周波クロックの状態を検出する第2検出手段と、第2水平同期信号の遷移タイミングにしたがって、前記計数手段の計数値を保持する計数値保持手段と、第2水平同期信号の遷移タイミングにしたがって、前記第1検出手段の出力を保持する第1検出データ保持手段と、第2水平同期信号の遷移タイミングにしたがって、前記第2検出手段の出力を保持する第2検出データ保持手段と、前記計数値保持手段と前記第1検出データ保持手段と前記第2検出データ保持手段のデータから差分データを求めて出力する差分データ出力手段と、前記高周波クロックと前記画素クロックと第2水平同期信号から第2基準信号を生成する第2基準信号生成手段と、
    を有することを特徴とする画素クロック生成装置。
  11. 請求項10記載の画素クロック生成装置において、
    前記計数手段は、高周波クロックの立ち上がりまたは立ち下がりでカウントすることを特徴とする画素クロック生成装置。
  12. 請求項10または11記載の画素クロック生成装置において、
    前記第2基準信号生成手段は、前記高周波クロックと第2水平同期信号から基準信号2a、前記画素クロックと前記基準信号2aから基準信号2b、前記画素クロックと第2水平同期信号から基準信号2cをそれぞれ生成する基準信号生成手段と、前記基準信号2a、2b、2cのいずれかを前記計数値保持手段のデータと前記第1検出データ保持手段のデータと前記第2検出データ保持手段のデータに基づいて選択し、前記画素クロックに同期させて出力すること基準信号選択手段と、
    を有する特徴とする画素クロック生成装置。
  13. 光源から出力される光束を、偏向器により走査方向に沿って被走査媒体上を走査させる光走査装置において、
    請求項1乃至12のいずれか1項に記載の画素クロック装置を有することを特徴とする光走査装置。
  14. 請求項13記載の光走査装置を露光手段として用い画像形成することを特徴とする画像形成装置。
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