JP2009196226A - パルス変調信号生成装置、光源装置、光走査装置及び画像形成装置 - Google Patents

パルス変調信号生成装置、光源装置、光走査装置及び画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】消費電力の増加を招くことなく、パルス変調信号を生成するパルス変調信号生成装置を提供する。
【解決手段】互いに位相が異なる複数の高周波クロック信号を生成する高周波クロック生成回路219Aと、外部からの画像データに基づいて、光源の発光部が消灯状態から点灯状態に移行する点灯タイミング及び点灯状態から消灯状態に移行する消灯タイミングのそれぞれに関する情報が含まれる移行タイミングデータを求める画像データ変換回路219Bと、点灯タイミング及び消灯タイミングが含まれる所定の期間のみ、複数の高周波クロック信号のうちのいずれかの高周波クロック信号を入力させ、移行タイミングデータに基づいてパルス変調信号を生成する変調信号生成回路219Cとを有する。
【選択図】図5

Description

本発明は、パルス変調信号生成装置、光源装置、光走査装置及び画像形成装置に係り、更に詳しくは、光源を発光させるのに用いられるパルス変調信号生成装置、該パルス変調信号生成装置を備える光源装置、該光源装置を有する光走査装置及び画像形成装置に関する。
光プリンタ装置、デジタル複写機、及び光プロッタ等の画像形成装置に用いられている光走査装置は、画像情報に応じて変調された光により被走査面を走査し、被走査面上に画像情報に応じた潜像を形成している。
そこで、光走査装置は、画像情報に応じて変調された光を出力するために、画像情報に応じてパルス変調された変調信号を用いて光源を駆動している(例えば、特許文献1及び特許文献2参照)。
特許第3515087号公報 特許第3372564号公報
近年、画像形成装置に対する省電力化の要求が高くなり、その対策の1つとして、光走査装置における消費電力の低減が期待されている。しかしながら、特許文献1に開示されているパルス変調信号生成回路及び特許文献2に開示されている信号発生装置では、光源における発光部の数が増加したり、あるいは画像の解像度が高くなると、必要となるデータのビット数が多くなったり、信号線の数が多くなり、消費電力の増加を招来する。そして、冷却装置を必要とする場合も考えられる。
本発明は、かかる事情の下になされたもので、その第1の目的は、消費電力の増加を招くことなく、パルス変調信号を生成することができるパルス変調信号生成装置を提供することにある。
また、本発明の第2の目的は、消費電力の増加を招くことなく、変調された光を出力することができる光源装置を提供することにある。
また、本発明の第3の目的は、消費電力の増加を招くことなく、高精度の光走査を行うことができる光走査装置を提供することにある。
また、本発明の第4の目的は、消費電力の増加を招くことなく、高品質の画像を形成することができる画像形成装置を提供することにある。
本発明は、第1の観点からすると、外部からの入力データに応じて、光源をパルス発光させるためのパルス変調信号を生成するパルス変調信号生成装置であって、互いに位相が異なる複数の高周波クロック信号を生成する高周波クロック生成回路と;前記光源が消灯状態から点灯状態に移行する点灯タイミング及び点灯状態から消灯状態に移行する消灯タイミングが含まれる所定の期間のみ、前記複数の高周波クロック信号のうちのいずれかの高周波クロック信号を入力させ、前記点灯タイミング及び前記消灯タイミングのそれぞれに関する情報が含まれる移行タイミングデータに基づいて前記パルス変調信号を生成する変調信号生成回路と;を備えるパルス変調信号生成装置である。
これによれば、変調信号生成回路では、点灯タイミング及び消灯タイミングが含まれる所定の期間のみ、複数の高周波クロック信号のうちのいずれかの高周波クロック信号が入力される。すなわち、必要な時のみ高周波クロック信号が入力されるため、従来よりも消費電力を少なくすることができる。
本発明は、第2の観点からすると、外部からの入力データに応じて変調された光を出力する光源装置であって、光源と;前記入力データに応じてパルス変調されたパルス変調信号を生成し、前記光源に出力する本発明のパルス変調信号生成装置と;を備える光源装置である。
これによれば、本発明のパルス変調信号生成装置を備えているため、消費電力の増加を招くことなく、変調された光を出力することが可能となる。
本発明は、第3の観点からすると、光により被走査面を走査する光走査装置であって、本発明の光源装置と;前記光源装置からの光を偏向する偏向器と;前記偏向器で偏向された光を前記被走査面に集光する走査光学系と;を備える光走査装置である。
これによれば、本発明の光源装置を備えているため、消費電力の増加を招くことなく、高精度の光走査を行うことが可能となる。
本発明は、第4の観点からすると、少なくとも1つの像担持体と;前記少なくとも1つの像担持体に対して画像情報が含まれる光を走査する少なくとも1つの本発明の光走査装置と;を備える画像形成装置。
これによれば、少なくとも1つの本発明の光走査装置を備えているため、結果として、消費電力の増加を招くことなく、高品質の画像を形成することが可能となる。
以下、本発明の一実施形態を図1〜図39に基づいて説明する。図1には、本発明の一実施形態に係る画像形成装置としてのレーザプリンタ1000の概略構成が示されている。
このレーザプリンタ1000は、光走査装置1010、感光体ドラム1030、帯電チャージャ1031、現像ローラ1032、転写チャージャ1033、除電ユニット1034、クリーニングユニット1035、トナーカートリッジ1036、給紙コロ1037、給紙トレイ1038、レジストローラ対1039、定着ローラ1041、排紙ローラ1042、排紙トレイ1043、通信制御装置1050、及び上記各部を統括的に制御するプリンタ制御装置1060などを備えている。なお、これらは、プリンタ筐体1044の中の所定位置に収容されている。
通信制御装置1050は、ネットワークなどを介した上位装置(例えばパソコン)との双方向の通信を制御する。
感光体ドラム1030は、円柱状の部材であり、その表面には感光層が形成されている。すなわち、感光体ドラム1030の表面が被走査面である。そして、感光体ドラム1030は、図1における矢印方向に回転するようになっている。
帯電チャージャ1031、現像ローラ1032、転写チャージャ1033、除電ユニット1034及びクリーニングユニット1035は、それぞれ感光体ドラム1030の表面近傍に配置されている。そして、感光体ドラム1030の回転方向に沿って、帯電チャージャ1031→現像ローラ1032→転写チャージャ1033→除電ユニット1034→クリーニングユニット1035の順に配置されている。
帯電チャージャ1031は、感光体ドラム1030の表面を均一に帯電させる。
光走査装置1010は、帯電チャージャ1031で帯電された感光体ドラム1030の表面に、上位装置からの画像情報に基づいて変調された光束を照射する。これにより、感光体ドラム1030の表面に、画像情報に対応した潜像が形成される。ここで形成された潜像は、感光体ドラム1030の回転に伴って現像ローラ1032の方向に移動する。なお、この光走査装置1010の構成については後述する。
トナーカートリッジ1036にはトナーが格納されており、該トナーは現像ローラ1032に供給される。
現像ローラ1032は、感光体ドラム1030の表面に形成された潜像にトナーカートリッジ1036から供給されたトナーを付着させて画像情報を顕像化させる。ここでトナーが付着した潜像(以下では、便宜上「トナー像」ともいう)は、感光体ドラム1030の回転に伴って転写チャージャ1033の方向に移動する。
給紙トレイ1038には記録紙1040が格納されている。この給紙トレイ1038の近傍には給紙コロ1037が配置されており、該給紙コロ1037は、記録紙1040を給紙トレイ1038から1枚づつ取り出し、レジストローラ対1039に搬送する。該レジストローラ対1039は、給紙コロ1037によって取り出された記録紙1040を一旦保持するとともに、該記録紙1040を感光体ドラム1030の回転に合わせて感光体ドラム1030と転写チャージャ1033との間隙に向けて送り出す。
転写チャージャ1033には、感光体ドラム1030の表面上のトナーを電気的に記録紙1040に引きつけるために、トナーとは逆極性の電圧が印加されている。この電圧により、感光体ドラム1030の表面のトナー像が記録紙1040に転写される。ここで転写された記録紙1040は、定着ローラ1041に送られる。
この定着ローラ1041では、熱と圧力とが記録紙1040に加えられ、これによってトナーが記録紙1040上に定着される。ここで定着された記録紙1040は、排紙ローラ1042を介して排紙トレイ1043に送られ、排紙トレイ1043上に順次スタックされる。
除電ユニット1034は、感光体ドラム1030の表面を除電する。
クリーニングユニット1035は、感光体ドラム1030の表面に残ったトナー(残留トナー)を除去する。残留トナーが除去された感光体ドラム1030の表面は、再度帯電チャージャ1031に対向する位置に戻る。
次に、前記光走査装置1010の構成について説明する。
この光走査装置1010は、図2に示されるように、光源14、カップリングレンズ15、開口板16、シリンドリカルレンズ17、ポリゴンミラー13、偏向器側走査レンズ11a、像面側走査レンズ11b、2つの光検知センサ(18a、18b)、2つの光検知用ミラー(19a、19b)、及び走査制御装置22(図2では図示省略、図4参照)などを備えている。そして、これらは、ハウジング21の中の所定位置に組み付けられている。
なお、本明細書では、XYZ3次元直交座標系において、感光体ドラム1030の長手方向に沿った方向をY軸方向、各走査レンズ(11a、11b)の光軸に沿った方向をX軸方向として説明する。
また、以下では、便宜上、主走査方向に対応する方向を「主走査対応方向」と略述し、副走査方向に対応する方向を「副走査対応方向」と略述する。
光源14は、一例として図3に示されるように、40個の発光部が2次元的に配列されて1つの基板上に形成された2次元アレイ100を有している。図3におけるM方向は主走査対応方向であり、S方向は副走査対応方向(ここでは、Z軸方向と同じ)である。また、T方向はM方向からS方向に向かって傾斜角α(0°<α<90°)をなす方向である。
この2次元アレイ100は、T方向に沿って10個の発光部が等間隔に配置された発光部列を4列有している。そして、これら4列の発光部列は、すべての発光部をS方向に伸びる仮想線上に正射影したときに等間隔となるように、S方向に等間隔に配置されている。なお、本明細書では、「発光部間隔」とは2つの発光部の中心間距離をいう。
また、各発光部は、780nm帯の垂直共振器型の面発光レーザ(Vertical Cavity Surface Emitting Laser:VCSEL)である。すなわち、2次元アレイ100は、40個の発光部を有する面発光レーザアレイである。
図2に戻り、カップリングレンズ15は、光源14から射出された光束を略平行光とする。
開口板16は、開口部を有し、カップリングレンズ15を介した光束のビーム径を規定する。
シリンドリカルレンズ17は、開口板16の開口部を通過した光束を、ポリゴンミラー13の偏向反射面近傍に副走査対応方向(ここでは、Z軸方向)に関して結像する。
光源14とポリゴンミラー13との間の光路上に配置される光学系は、偏向器前光学系とも呼ばれている。本実施形態では、偏向器前光学系は、カップリングレンズ15と開口板16とシリンドリカルレンズ17とから構成されている。
ポリゴンミラー13は、4面鏡を有し、各鏡がそれぞれ偏向反射面となる。このポリゴンミラー13は、副走査対応方向(ここでは、Z軸方向)に平行な軸の周りに等速回転し、シリンドリカルレンズ17からの光束を偏向する。
偏向器側走査レンズ11aは、ポリゴンミラー13で偏向された光束の光路上に配置されている。
像面側走査レンズ11bは、偏向器側走査レンズ11aを介した光束の光路上に配置されている。そして、この像面側走査レンズ11bを介した光束が感光体ドラム1030の表面に照射され、光スポットが形成される。この光スポットは、ポリゴンミラー13の回転に伴って感光体ドラム1030の長手方向に移動する。すなわち、感光体ドラム1030上を走査する。このときの光スポットの移動方向が「主走査方向」である。
ポリゴンミラー13と感光体ドラム1030との間の光路上に配置される光学系は、走査光学系とも呼ばれている。本実施形態では、走査光学系は、偏向器側走査レンズ11aと像面側走査レンズ11bとから構成されている。なお、偏向器側走査レンズ11aと像面側走査レンズ11bの間の光路上、及び像面側走査レンズ11bと感光体ドラム1030の間の光路上の少なくとも一方に、少なくとも1つの折り曲げミラーが配置されても良い。
ポリゴンミラー13で偏向され、走査光学系を介した光束のうち、書き込み前の光束の一部は、光検知用ミラー19aを介して光検知センサ18aに入射する。また、ポリゴンミラー13で偏向され、走査光学系を介した光束のうち、書き込み後の光束の一部は、光検知用ミラー19bを介して光検知センサ18bに入射する。
各光検知センサはいずれも、受光量に応じた電気信号(光電変換信号)を生成し、走査制御装置22に出力する。
走査制御装置22は、一例として図4に示されるように、画素クロック生成回路215、画像処理回路216、書込制御回路219、及び光源駆動回路221などを有している。なお、図4における矢印は、代表的な信号や情報の流れを示すものであり、各ブロックの接続関係の全てを表すものではない。
画素クロック生成回路215は、光検知センサ18aの出力信号と光検知センサ18bの出力信号とから、光検知センサ18aと光検知センサ18bとの間を光束が走査するのに要した時間を求め、その時間に予め設定されている数のパルスが収まるように周波数を設定し、該周波数の画素クロック信号PCLKを生成する。ここで生成された画素クロック信号PCLKは、画像処理回路216及び書込制御回路219に供給される。また、光検知センサ18aの出力信号は、同期信号として書込制御回路219に出力される。
画像処理回路216は、プリンタ制御装置1060を介して上位装置から受信した画像情報をラスター展開するとともに、所定の中間調処理などを行った後、画素クロック信号PCLKを基準とした各画素の階調を表す画像データを発光部毎に作成する。そして、画像処理回路216は、光検知センサ18aの出力信号に基づいて走査開始を検出すると、画素クロック信号PCLKに同期して画像データを書込制御回路219に出力する。
書込制御回路219は、画像処理回路216からの画像データ、画素クロック生成回路215からの画素クロック信号PCLK及び同期信号に基づいてパルス変調信号を生成する。なお、この書込制御回路219の構成については後述する。
光源駆動回路221は、書込制御回路219からのパルス変調信号に基づいて2次元アレイ100の各発光部を駆動する。
《書込制御回路》
上記書込制御回路219は、一例として図5に示されるように、高周波クロック生成回路219A、画像データ変換回路219B及び変調信号生成回路219Cを有している。
1.画像データ変換回路
画像データ変換回路219Bは、画像データを画素毎に4種類のデータ(svalid、sdata、rvalid、rdata)を含む「移行タイミングデータ」に変換する。svalidは、発光部の消灯状態から点灯状態への移行(以下では、便宜上「セット」ともいう)の有無を示すデータであり、sdataは、セットのタイミング(点灯タイミング)を示すデータである。また、rvalidは、発光部の点灯状態から消灯状態への移行(以下では、便宜上「リセット」ともいう)の有無を示すデータであり、rdataは、リセットのタイミング(消灯タイミング)を示すデータである。
ところで、1画素の画像データは、例えば1画素が主走査方向に関して64分割される場合に、6ビットで表すことができる(図6参照)。ここでは、一例として、図6に示されるように、画像データの値が大きくなるにつれて左側から暗領域が増加する、いわゆる左モードを採用している。
そして、この場合における移行タイミングデータが図7に示されている。
svalid及びrvalidは、暗領域が存在する場合は「1」となり、暗領域が存在しない場合、すなわち、画像データが「000000」の場合のみ「0」となる。
また、暗領域が存在する場合、セット位置は必ず左端となるので、sdataは「000000」となる。また、リセット位置は画像データの値によって異なり、rdataは画像データと同じとなる。
なお、画像データの値が大きくなるにつれて中央から暗領域が増加するいわゆる中モード、あるいは、画像データの値が大きくなるにつれて右側から暗領域が増加するいわゆる右モードであっても良い。但し、右モードでは、暗領域が存在する場合、リセット位置は必ず右端(次の画素の「000000」)となるので、rdataは「000000」となる。そして、セット位置は画像データの値によって異なり、sdataは画像データの2の補数となる。また、中モードでは、暗領域が存在する場合、セット位置及びリセット位置は画像データの値によって異なっている。この場合、対応表を、参照可能なルックアップテーブルとして予め保持しておくことにより、迅速な変換が可能となる。
2.高周波クロック生成回路
図5に戻り、高周波クロック生成回路219Aは、基準となる周波数のクロック信号REFCLKが入力され、互いに位相が異なる複数の高周波クロック信号を生成する。
ここでは、高周波クロック生成回路219Aは、一例として図8に示されるように、位相周波数検出器(PFD)219A、ローパスフィルタ(LPF)219A、分周器(1/Nv)219A、電圧制御発振器(VCO)219A及び分周器(1/4)219Aを有している。
位相周波数検出器219Aは、クロック信号REFCLKと分周器219Aの出力信号との位相差を検出し、その検出結果を出力する。
ローパスフィルタ219Aは、位相周波数検出器219Aの出力信号を平滑化し、アナログ電圧信号Vcに変換する。
電圧制御発振器219Aは、4つの差動バッファ(A〜A)がリング状に接続され、ローパスフィルタ219Aからの上記アナログ電圧信号Vcによって発振周波数が変化する。ここでは、一例として図8に示されるように、電圧制御発振器219Aから、互いに位相が異なる8つの高周波クロック信号(VCLK7〜VCLK0:VCLK[7:0])が出力される。なお、VCLK[7:0]を区別する必要がないときには、これらを総称して単に「VCLK」ともいう。
また、VCLK7は、分周器219Aにも供給される。さらに、VCLK3は、分周器219Aにも供給される。
分周器219Aは、VCLK7をNv分周する。
すなわち、位相周波数検出器219Aとローパスフィルタ219Aと分周器219Aと電圧制御発振器219AとによってPLL(Phase Locked Loop)が構成されている。そして、クロック信号REFCLKの周波数及び分周器219AのNvによって、高周波クロック信号の周波数を設定することができる。
分周器219Aは、VCLK3を4分周し、パルス変調信号を生成する際の基準となるクロック信号GCLKとして出力する。GCLKは、VCLK3に同期しており、分周によるアナログ遅延分のみVCLK3から遅れて出力される。
VCLK[7:0]及びGCLKのタイミングチャートが図9に示されている。VCLK[7:0]は、互いにTvだけ位相差を持った、いわゆる多相クロック信号である。例えば、VCLKの周波数が1GHzの場合には、Tv=125psとなる。また、VCLKの周波数が1GHzの場合には、GCLKの周波数は250MHz(周期4ns)となる。なお、図9では、VCLK3を分周することによるアナログ遅延は明示していない。
ここでは、図10に示されるように、GCLKの1周期を4分割(QT0,QT1,QT2,QT3)している。さらに、各QTを2分割(HALF0,HALF1)し、そして、各HALFを4分割(PH0,PH1,PH2,PH3)している。従って、GCLKの1周期を32分割したときの各位置を、QTとHALFとPHとによって表現することができる。なお、本実施形態では、GCLK内のどの位置にセット、リセットが存在するかをこのQT,HALF,PHによって表現している。例えば、パルスエッジの位置を5ビットで表した場合、上位2ビットでQTを表し、下位2ビットでPHを表し、中央のビットでHALFを表すことができる。例えば、「10101」は、QT2のHALF1のPH1の位置を示している。
本実施形態では、一例としてGCLKの周期はPCLKの周期の半分としている。また、PCLKの周期は常に一定であるとしている。なお、GCLKの周期をPCLKの周期の逓倍とすることにより、簡易な構成とすることができる。
3.変調信号生成回路
図5に戻り、変調信号生成回路219Cは、画像データ変換回路219Bからの移行タイミングデータ、高周波クロック生成回路219AからのVCLK[7:0]及びGCLKが入力され、パルス変調信号を出力する。
ここでは、変調信号生成回路219Cは、図11に示されるように、パルス位相生成回路219C、パルス生成回路219C、位相検出回路219C、及び位相保持回路219Cを有している。
3−1.位相検出回路
位相検出回路219Cは、同期信号、VCLK3及びGCLKが入力され、同期信号の立ち下がり位置を検出し、4つのデータ(det_qt[3],det_qt[2],det_qt[1],det_qt[0]:det_qt[3:0])を出力する。
この位相検出回路219Cは、図12に示されるように、VCLK3で動作する5つのフリップフロップ(C−1〜C−5)、GCLKで動作する4つのフリップフロップ(C−6〜C−9)、及び4つのNOR回路(C−10〜C−13)を有している。そして、各フリップフロップの入力信号及びdet_qt[3:0]のタイミングチャートが一例として図13に示されている。
3−2.位相保持回路
位相保持回路219Cは、det_qt[3:0]及びGCLKが入力され、画素クロック位相データ(p_pos[4],p_pos[3],p_pos[2],p_pos[1],p_pos[0]:p_pos[4:0])及び信号rsigを出力する。
ここでは、位相保持回路219Cは、図12に示されるように、rsig生成回路219C−1、及び位相データ作成回路219C−2を有している。
位相データ作成回路219C−2は、det_qt[3:0]及びGCLKが入力され、p_pos[4:0]を作成する。ここでは、図15に示される変換テーブルが参照される。例えば、det_qt[3:0]=0010、すなわち、det_qt[3]=0、det_qt[2]=0、det_qt[1]=1、det_qt[0]=0、のときは、p_pos[4:0]=01000、すなわち、p_pos[4]=0、p_pos[3]=1、p_pos[2]=0、p_pos[1]=0、p_pos[0]=0となる。
また、位相データ作成回路219C−2は、det_qt[3:0]の論理和(OR)をとり、信号detとして出力する。すなわち、この信号detは、det_qt[3:0]=0000のときにローレベルとなり、それ以外のときにハイレベルとなる。
rsig生成回路219C−1は、上記信号det及びGCLKが入力され、信号rsigを生成する。この信号rsigは、det信号がハイレベルになると、GCLK周期で、信号レベルの反転を繰り返す。
位相データ作成回路219C−2における各データ及び信号のタイミングチャートの一例が図16に示されている。なお、ここでは、同期信号の立ち下がり位置がPCLKの立ち上がり位置と一致しているものとする。
3−3.パルス位相生成回路
パルス位相生成回路219Cは、GCLK、移行タイミングデータ(svalid、sdata、rvalid、rdata)、p_pos[4:0]及び信号rsigが入力され、第1のセット位相データ(s1_pls,s1_qt0〜s1_qt3,s1_half,s1_ph0〜s1_ph3)、第2のセット位相データ(s2_pls,s2_qt0〜s2_qt3,s2_half,s2_ph0〜s2_ph3)、第1のリセット位相データ(r1_pls,r1_qt0〜r1_qt3,r1_half,r1_ph0〜r1_ph3)、第2のリセット位相データ(r2_pls,r2_qt0〜r2_qt3,r2_half,r2_ph0〜r2_ph3)を出力する。
ここでは、パルス位相生成回路219Cは、図17に示されるように、データ演算回路219C−1、第1のセット位相データ作成回路219C−2、第1のリセット位相データ作成回路219C−3、第2のセット位相データ作成回路219C−4、及び第2のリセット位相データ作成回路219C−5を有している。
3−3−1.データ演算回路
データ演算回路219C−1は、GCLK、移行タイミングデータ、p_pos[4:0]及び信号rsigが入力され、6種類のデータ(s_pos[6]〜s_pos[0]、r_pos[6]〜r_pos[0],g_svalid1,g_svalid2,g_rvalid1,g_rvalid2)を出力する。
ここでは、データ演算回路219C−1は、図18に示されるように、4つのフリップフロップ(219C−1a〜219C−1d)を有している。各フリップフロップは、端子enに信号rsigが入力されており信号rsigがハイレベル(「H」)のときに取り込み可能となり、それ以外はデータを保持する。
フリップフロップ219C−1aは、sdataをGCLK同期で取り込み、g_sdataとして出力する。図29には、フリップフロップ219C−1aにおけるタイミングチャートの一例が示されている。
ここでは、GCLKの周波数がPCLKの周波数の2倍であるため、信号rsigはGCLKの周期で反転し、GCLKの2回の立ち上がりでデータを1回取り込むこととなる(図19参照)。
フリップフロップ219C−1aの出力は、加算器219C−1eでp_pos[4:0]と足し算され、s_pos[6:0]として出力される。例えば、sdata=000000、p_pos[4:0]=10000、のときは、s_pos[6:0]=0010000、となる(図20(A)参照)。このs_pos[6:0]は、GCLK内でのセット位置を示している。
フリップフロップ219C−1bは、rdataをGCLK同期で取り込み、g_rdataとして出力する。このフリップフロップ219C−1bの出力は、加算器219C−1fでp_pos[4:0]と足し算され、r_pos[6:0]として出力される。例えば、rdata=011000、p_pos[4:0]=10000、のときは、r_pos[6:0]=0101000、となる(図20(B)参照)。このr_pos[6:0]は、GCLK内でのリセット位置を示している。
フリップフロップ219C−1cは、svalidをGCLK同期で取り込み、g_svalidとして出力する。
フリップフロップ219C−1dは、rvalidをGCLK同期で取り込み、g_rvalidとして出力する。
フリップフロップ219C−1cの出力は、振り分け回路219C−1gでg_svalid1及びg_svalid2に交互に振り分けられる(図21参照)。
同様に、フリップフロップ219C−1dの出力は、振り分け回路219C−1hでg_rvalid1及びg_rvalid2に交互に振り分けられる。
ここで、g_svalidを2つに振り分けている理由について、図22を用いて説明する。この図22には、PCLKとGCLKとパルス変調信号の仮想的なエッジ位置との関係が示されている。PCLKにおける隣接する各周期のそれぞれにセットとリセットが存在するときに、それぞれのセット位置が近いと、GCLKの同一周期内に各セットが入ってしまう場合がある。この場合に、仮にg_svalidをデータ演算回路219C−1から出力すると、以降の処理で後方のセット情報が消失する。そこで、g_svalidを2つに振り分けている。また、同様の理由でg_rvalidも2つに振り分けている。
3−3−2.第1のセット位相データ作成回路
第1のセット位相データ作成回路219C−2は、GCLK、g_svalid1及びs_pos[6:0]が入力され、前記第1のセット位相データを作成する。なお、s1_qt3〜s1_qt0(s1_qt[3:0])、は前述したQTに相当し、s1_halfは前述したHALFに相当し、s1_ph3〜s1_ph0(s1_ph[3:0])は、前述したPHに相当する。
ここでは、第1のセット位相データ作成回路219C−2は、図23に示されるように、en生成回路219C−2a、カウンタ回路219C−2b、比較器219C−2c、qt作成回路219C−2d、half作成回路219C−2e、及びph作成回路219C−2fを有している。
en生成回路219C−2aは、g_svalid1及び比較器219C−2cの出力信号s1_plsが入力され、信号enを出力する。
カウンタ回路219C−2bは、g_svalid1及び上記信号enが入力され、GCLKをカウントする。
比較器219C−2cは、カウンタ回路219C−2bの出力とs_pos[6:5]を比較し、等しいときに信号eq及び信号s1_plsをハイレベルとする。なお、信号eqは、比較結果が等しいと、直ちにハイレベルとされる信号であり、信号s1_plsは、比較結果が等しいと、GCLKに同期してハイレベルとされる信号である。
qt作成回路219C−2dは、信号eq及びs_pos[4:3]が入力され、s1_qt[3:0]を出力する。
ここでは、qt作成回路219C−2dは、s_pos[4:3]の内容に応じて、s1_qt0〜s1_qt3のいずれかを、GCLKの2周期の間、ハイレベルとする。
具体的には、s_pos[4:3]=00であれば、s1_qt0がハイレベルとされ、s_pos[4:3]=01であれば、s1_qt1がハイレベルとされる。また、s_pos[4:3]=10であれば、s1_qt2がハイレベルとされ、s_pos[4:3]=11であれば、s1_qt3がハイレベルとされる。
half作成回路219C−2eは、信号eq及びs_pos[2]が入力され、s1_halfを出力する。ここでは、s1_halfは、s_pos[2]=1であれば、GCLKの2周期の間、ハイレベルとされ、s_pos[2]=0であれば、ローレベルのままである。
ph作成回路219C−2fは、信号eq及びs_pos[1:0]が入力され、s1_ph[3:0]を出力する。
ここでは、ph作成回路219C−2fは、s_pos[1:0]の内容に応じて、s1_ph0〜s1_ph3のいずれかを、GCLKの2周期の間、ハイレベルとする。
具体的には、s_pos[1:0]=00であれば、s1_ph0がハイレベルとされ、s_pos[1:0]=01であれば、s1_ph1がハイレベルとされる。また、s_pos[1:0]=10であれば、s1_ph2がハイレベルとされ、s_pos[1:0]=11であれば、s1_ph3がハイレベルとされる。
すなわち、第1のセット位相データ作成回路219C−2は、g_svalid1が入力されると、そのときのs_pos[6:0]の内容に応じて、s1_pls、s1_qt[3:0]、s1_half、s1_ph[3:0]を出力する。
一例として、s_pos[6:0]が「0010000」のときのタイミングチャートが図24に示されている。ここでは、s_pos[6:5]=00であるため、s1_plsは、g_svalid1のハイレベルの直後にハイレベルとなる。また、s_pos[4:3]=10であるため、s1_qt2がハイレベルとなる。また、s_pos[2]=0であるため、s1_halfはローレベルのままである。そして、s_pos[1:0]=00であるため、s1_ph0がハイレベルとなる。
3−3−3.第1のリセット位相データ作成回路
第1のリセット位相データ作成回路219C−3は、GCLK、g_rvalid1及びr_pos[6:0]が入力され、前記第1のリセット位相データを作成する。
ここでは、第1のリセット位相データ作成回路219C−3は、図25に示されるように、en生成回路219C−3a、カウンタ回路219C−3b、比較器219C−3c、qt作成回路219C−3d、half作成回路219C−3e、及びph作成回路219C−3fを有している。
en生成回路219C−3aは、g_rvalid1及び比較器219C−3cの出力信号r1_plsが入力され、信号enを出力する。
カウンタ回路219C−3bは、g_rvalid1及び上記信号enが入力され、GCLKをカウントする。
比較器219C−3cは、カウンタ回路219C−3bの出力とr_pos[6:5]を比較し、等しいときに信号eq及び信号r1_plsをハイレベルとする。なお、信号eqは、比較結果が等しいと、直ちにハイレベルとされる信号であり、信号r1_plsは、比較結果が等しいと、GCLKに同期してハイレベルとされる信号である。
qt作成回路219C−3dは、信号eq及びr_pos[4:3]が入力され、r1_qt[3:0]を出力する。
ここでは、qt作成回路219C−3dは、r_pos[4:3]の内容に応じて、r1_qt0〜r1_qt3のいずれかを、GCLKの2周期の間、ハイレベルとする。
具体的には、r_pos[4:3]=00であれば、r1_qt0がハイレベルとされ、r_pos[4:3]=01であれば、r1_qt1がハイレベルとされる。また、r_pos[4:3]=10であれば、r1_qt2がハイレベルとされ、r_pos[4:3]=11であれば、r1_qt3がハイレベルとされる。
half作成回路219C−3eは、信号eq及びr_pos[2]が入力され、r1_halfを出力する。ここでは、r1_halfは、r_pos[2]=1であれば、GCLKの2周期の間、ハイレベルとされ、r_pos[2]=0であれば、ローレベルのままである。
ph作成回路219C−3fは、信号eq及びr_pos[1:0]が入力され、r1_ph[3:0]を出力する。
ここでは、ph作成回路219C−3fは、r_pos[1:0]の内容に応じて、r1_ph0〜r1_ph3のいずれかを、GCLKの2周期の間、ハイレベルとする。
具体的には、r_pos[1:0]=00であれば、r1_ph0がハイレベルとされ、r_pos[1:0]=01であれば、r1_ph1がハイレベルとされる。また、r_pos[1:0]=10であれば、r1_ph2がハイレベルとされ、r_pos[1:0]=11であれば、r1_ph3がハイレベルとされる。
すなわち、第1のリセット位相データ作成回路219C−3は、g_rvalid1が入力されると、そのときのr_pos[6:0]の内容に応じて、r1_pls、r1_qt[3:0]、r1_half、r1_ph[3:0]を出力する。
一例として、r_pos[6:0]が「1011111」の場合のタイミングチャートが図26に示されている。r_pos[6:5]=10であるため、r1_plsは、図24の場合よりもGCLKの2周期分遅れてハイレベルとなる。また、r_pos[4:3]=11であるため、r1_qt3がハイレベルとなる。また、r_pos[2]=1であるため、r1_halfはハイレベルとなる。そして、r_pos[1:0]=11であるため、r1_ph3がハイレベルとなる。
3−3−4.第2のセット位相データ作成回路
第2のセット位相データ作成回路219C−4は、GCLK、g_svalid2及びs_pos[6:0]が入力され、前記第2のセット位相データを作成する。なお、第2のセット位相データ作成回路219C−4は、上記第1のセット位相データ作成回路219C−2と同様な構成で実現することができる。
3−3−5.第2のリセット位相データ作成回路
第2のリセット位相データ作成回路219C−5は、GCLK、g_rvalid2及びr_pos[6:0]が入力され、前記第2のリセット位相データを作成する。なお、第2のリセット位相データ作成回路219C−5は、上記第1のリセット位相データ作成回路219C−3と同様な構成で実現することができる。
なお、セット位相データ作成回路とリセット位相データ作成回路はそれぞれトグルで(交互に)動作する。
3−4.パルス生成回路
パルス生成回路219Cは、GCLK、VCLK[7:0]及びパルス位相生成回路219Cからの位相データ(第1のセット位相データ、第2のセット位相データ、第1のリセット位相データ、第2のリセット位相データ)が入力され、パルス変調信号を出力する。
ここでは、パルス生成回路219Cは、図27に示されるように、PWM1生成回路219C−1、PWM2生成回路219C−2、及び論理和(OR)回路219C−3を有している。
3−4−1.PWM1生成回路
PWM1生成回路219C−1は、VCLK[7:0]、第1のセット位相データ及び第1のリセット位相データが入力され、信号PWM1を生成する。
ここでは、PWM1生成回路219C−1は、図28に示されるように、SET生成回路219C−1a、RST生成回路219C−1b、及び位相差生成回路219C−1cを有している。
3−4−1−1.SET生成回路
SET生成回路219C−1aは、VCLK[7:0]及び第1のセット位相データが入力され、信号SETを出力する。信号SETは、その立ち上がりが信号PWM1の立ち上がり位置を示している。
ここでは、SET生成回路219C−1aは、図29に示されるように、MASK生成回路1a_1、MASK選択回路1a_2、CLK選択回路1a_3、及びフリップフロップ1a_4を有している。
MASK生成回路1a_1は、s1_pls、VCLK3、及びVCLK7が入力され、MASKP3〜MASKP0(MASKP[3:0])及びMASKS3〜MASKS0(MASKS[3:0])を出力する。
ここでは、MASK生成回路1a_1は、図30に示されるように、11個のフリップフロップ(1a_1〜1a_111)、反転(INV)回路1a_112、及び否定的論理和(NOR)回路1a_113を有している。
このMASK生成回路1a_1は、s1_plsの立ち上がりを検出すると、VCLK3に同期して、VCLKの2周期分をハイレベルとしたMASKP[3:0]を順次出力し、VCLK7に同期して、VCLKの2周期分をハイレベルとしたMASKS[3:0]を順次出力する。MASKP[3:0]及びMASKS[3:0]は、いずれもVCLKの1周期の位相差をもった信号である(図31参照)。
MASK生成回路1a_1でのタイミングチャートが、一例として図31に示されている。このように、s1_plsをVCLK3で取り込んでから次のVCLK3でMASKP0が出力される。MASKP0とMASKS0の位相差は、VCLK3とVCLK7の位相差、つまりVCLKの半周期である。
ここでは、VCLK[7:0]は、s1_halfの内容によって前半(VCLK[3:0])と後半(VCLK[7:4])に分かれている。VCLKに正確にMASKをかけ、正確な位置で信号SETを生成するにはMASK生成のアナログ遅延を考慮するとMASKP[3:0]はVCLK3で生成するのが適切である(図32参照)。同様に、MASKS[3:0]はVCLK7で生成するのが適切である。
MASK選択回路1a_2は、MASKP[3:0]、MASKS[3:0]、s1_half、及びs1_qt[3:0]が入力され、信号MASKを出力する。
ここでは、MASK選択回路1a_2は、図33に示されるように、8つのゲーテッドバッファ(1a_2−1〜1a_2−8)及びマルチプレクサ1a_2−9を有している。
ゲーテッドバッファ1a_2−1には、MASKP0及びs1_qt0が入力され、s1_qt0がハイレベルになるとバッファとして動作し、それ以外は出力がハイインピーダンスZになる。
ゲーテッドバッファ1a_2−2には、MASKP1及びs1_qt1が入力され、s1_qt1がハイレベルになるとバッファとして動作し、それ以外は出力がハイインピーダンスZになる。
ゲーテッドバッファ1a_2−3には、MASKP2及びs1_qt2が入力され、s1_qt2がハイレベルになるとバッファとして動作し、それ以外は出力がハイインピーダンスZになる。
ゲーテッドバッファ1a_2−4には、MASKP3及びs1_qt3が入力され、s1_qt3がハイレベルになるとバッファとして動作し、それ以外は出力がハイインピーダンスZになる。
ゲーテッドバッファ1a_2−1〜ゲーテッドバッファ1a_2−4の出力は、マルチプレクサ1a_2−9の一方の入力となる。
ゲーテッドバッファ1a_2−5には、MASKS0及びs1_qt0が入力され、s1_qt0がハイレベルになるとバッファとして動作し、それ以外は出力がハイインピーダンスZになる。
ゲーテッドバッファ1a_2−6には、MASKS1及びs1_qt1が入力され、s1_qt1がハイレベルになるとバッファとして動作し、それ以外は出力がハイインピーダンスZになる。
ゲーテッドバッファ1a_2−7には、MASKS2及びs1_qt2が入力され、s1_qt2がハイレベルになるとバッファとして動作し、それ以外は出力がハイインピーダンスZになる。
ゲーテッドバッファ1a_2−8には、MASKS3及びs1_qt3が入力され、s1_qt3がハイレベルになるとバッファとして動作し、それ以外は出力がハイインピーダンスZになる。
ゲーテッドバッファ1a_2−5〜ゲーテッドバッファ1a_2−8の出力は、マルチプレクサ1a_2−9の他方の入力となる。
マルチプレクサ1a_2−9は、s1_halfの内容に応じて、2つの入力の一方を選択し、信号MASKとして出力する。
このように、MASK選択回路1a_2では、s1_qt[3:0]及びs1_halfの内容に応じて、MASKP[3:0]及びMASKS[3:0]の中から1つが選択され信号MASKとして出力される。
例えば、s1_qt[3:0]=0001、s1_half=1、の場合、信号MASKとしてMASKS0が選択される(図31参照)。
CLK選択回路1a_3は、VCLK[7:0]、s1_half及びs1_ph[3:0]が入力され、CLK_PHを出力する。
ここでは、CLK選択回路1a_3は、図34に示されるように、8つのゲーテッドバッファ(1a_3−1〜1a_3−8)及びマルチプレクサ1a_3−9を有している。
ゲーテッドバッファ1a_3−1には、VCLK0及びs1_ph0が入力され、s1_ph0がハイレベルになるとバッファとして動作し、それ以外は出力がハイインピーダンスZになる。
ゲーテッドバッファ1a_3−2には、VCLK1及びs1_ph1が入力され、s1_ph1がハイレベルになるとバッファとして動作し、それ以外は出力がハイインピーダンスZになる。
ゲーテッドバッファ1a_3−3には、VCLK2及びs1_ph2が入力され、s1_ph2がハイレベルになるとバッファとして動作し、それ以外は出力がハイインピーダンスZになる。
ゲーテッドバッファ1a_3−4には、VCLK3及びs1_ph3が入力され、s1_ph3がハイレベルになるとバッファとして動作し、それ以外は出力がハイインピーダンスZになる。
ゲーテッドバッファ1a_3−1〜ゲーテッドバッファ1a_3−4の出力は、マルチプレクサ1a_3−9の一方の入力となる。
ゲーテッドバッファ1a_3−5には、VCLK4及びs1_ph0が入力され、s1_ph0がハイレベルになるとバッファとして動作し、それ以外は出力がハイインピーダンスZになる。
ゲーテッドバッファ1a_3−6には、VCLK5及びs1_ph1が入力され、s1_ph1がハイレベルになるとバッファとして動作し、それ以外は出力がハイインピーダンスZになる。
ゲーテッドバッファ1a_3−7には、VCLK6及びs1_ph2が入力され、s1_ph2がハイレベルになるとバッファとして動作し、それ以外は出力がハイインピーダンスZになる。
ゲーテッドバッファ1a_3−8には、VCLK7及びs1_ph3が入力され、s1_ph3がハイレベルになるとバッファとして動作し、それ以外は出力がハイインピーダンスZになる。
ゲーテッドバッファ1a_3−5〜ゲーテッドバッファ1a_3−8の出力は、マルチプレクサ1a_3−9の他方の入力となる。
マルチプレクサ1a_3−9は、s1_halfの内容に応じて、2つの入力の一方を選択し、信号CLK_PHとして出力する。
このように、CLK選択回路1a_3では、s1_ph[3:0]及びs1_halfの内容に応じて、VCLK[7:0]の中から1つが選択されCLK_PHとして出力される。
すなわち、CLK選択回路1a_3では、s1_ph[3:0]のいずれかが立ち上がった時のみVCLK[7:0]の中からCLK_PHが選択される。
例えば、s1_half=1、s1_ph[3:0]=0001の場合、CLK_PHとしてVCLK4が選択される(図31参照)。
従って、フリップフロップ1a_4にVCLKが供給されるのは、パルス変調信号の立ち上がり、及び立ち下がりが含まれる所定の期間のみであり、従来のように常時供給されるわけではないので消費電力を抑えることができる。
また、フリップフロップ1a_4へのクロック供給線の数を1本のみとすることができ、消費電力を抑えることができる。
図29に戻り、フリップフロップ1a_4は、信号MASK及びCLK_PHが入力され、信号SETを出力する。このフリップフロップ1a_4では、信号MASKがハイレベルの時にCLK_PHが立ち上がると信号SETが立ち上がる。また、信号MASKがローレベルに落ちると信号SETも立ち下がる(図31参照)。
3−4−1−2.RST生成回路
図28に戻り、RST生成回路219C−1bは、VCLK[7:0]及び第1のリセット位相データが入力され、信号RSTを出力する。信号RSTは、その立ち上がりがPWM1の立ち下がり位置を示している。
ここでは、RST生成回路219C−1bは、図35に示されるように、MASK生成回路1b_1、MASK選択回路1b_2、CLK選択回路1b_3、及びフリップフロップ1b_4を有している。
MASK生成回路1b_1は、前述したMASK生成回路1a_1と同様な構成を有し、r1_pls、VCLK3、及びVCLK7が入力され、MASKP3〜MASKP0(MASKP[3:0])及びMASKS3〜MASKS0(MASKS[3:0])を出力する。
このMASK生成回路1b_1は、r1_plsの立ち上がりを検出すると、VCLK3に同期して、VCLKの2周期分をハイレベルとしたMASKP[3:0]を出力し、VCLK7に同期して、VCLKの2周期分をハイレベルとしたMASKS[3:0]を出力する。MASKP[3:0]及びMASKS[3:0]は、いずれもVCLKの1周期の位相差をもった信号である(図36参照)。
MASK生成回路1b_1でのタイミングチャートが、一例として図36に示されている。このように、r1_plsをVCLK3で取り込んでから次のVCLK3でMASKP0が出力される。MASKP0とMASKS0の位相差は、VCLK3とVCLK7の位相差、つまりVCLKの半周期である。
MASK選択回路1b_2は、前述したMASK選択回路1a_2と同様な構成を有し、r1_qt[3:0]及びr1_halfの内容に応じて、MASKP[3:0]及びMASKS[3:0]の中から1つが選択され信号MASKとして出力される。
例えば、r1_qt[3:0]=0001、r1_half=1、の場合、信号MASKとしてMASKS0が選択される(図36参照)。
CLK選択回路1b_3は、前述したCLK選択回路1a_3と同様な構成を有し、r1_ph[3:0]及びr1_halfの内容に応じて、VCLK[7:0]の中から1つが選択されCLK_PHとして出力される。
ここでは、CLK選択回路1b_3では、r1_ph[3:0]のいずれかが立ち上がった時のみVCLK[7:0]の中からCLK_PHが選択される。
例えば、r1_half=1、r1_ph[3:0]=0001の場合、CLK_PHとしてVCLK4が選択される(図36参照)。
従って、フリップフロップ1b_4にVCLKが供給されるのは、パルス変調信号の立ち上がり、及び立ち下がりが含まれる所定の期間のみであり、従来のように常時供給されるわけではないので消費電力を抑えることができる。
また、フリップフロップ1b_4へのクロック供給線の数を1本のみとすることができ、消費電力を抑えることができる。
フリップフロップ1b_4は、信号MASK及びCLK_PHが入力され、信号RSTを出力する。このフリップフロップ1b_4では、信号MASKがハイレベルの時にCLK_PHが立ち上がると信号RSTが立ち上がる。また、信号MASKがローレベルに落ちると信号RSTも立ち下がる(図36参照)。
3−4−1−3.位相差生成回路
位相差生成回路219C−1cは、信号SETと信号RSTの位相差を求め、信号PWM1を出力する。
ここでは、位相差生成回路219C−1cは、図37に示されるように、2つのフリップフロップ(1c−1、1c−2)、否定的論理積(NAND)回路1c−3、反転回路1c−4、及び論理積(AND)回路1c−5を有している。
そして、この位相差生成回路219C−1cでのタイミングチャートが一例として図38に示されている。ここでは、信号SETがハイレベルとなると、アナログ遅延dの後にフリップフロップ1c−1の出力信号Uが立ち上がる。また、信号RSTがハイレベルとなると、同じくアナログ遅延dの後にフリップフロップ1c−2の出力信号Dが立ち上がる。信号Uと信号Dがともに立ち上がると、否定的論理積回路1c−3の出力がローレベルとなり、信号Uが立ち下がる。その後、信号Dも立ち下がる。そこで、論理積回路1c−5で信号Uと信号Dの反転の論理積をとることにより、PWM1が生成される。このPWM1のパルス幅は、信号SETと信号RSTの位相差Tに等しい。
3−4−2.PWM2生成回路
PWM2生成回路219C−2は、VCLK[7:0]、第2のセット位相データ及び第2のリセット位相データが入力され、信号PWM2を生成する。なお、PWM2生成回路219C−2は、上記PWM1生成回路219C−1と同様な構成で実現することができる。
3−4−3.論理和回路
論理和回路219C−3は、信号PWM1と信号PWM2の論理和をとり、パルス変調信号を生成する(図39参照)。
以上の説明から明らかなように、本実施形態に係る光走査装置1010では、書込制御回路219によってパルス変調信号生成装置が構成されている。また、光源14と書込制御回路219とによって光源装置が構成されている。
以上説明したように、本実施形態に係る書込制御回路219によると、互いに位相が異なる複数の高周波クロック信号を生成する高周波クロック生成回路219Aと、画像データに基づいて、光源14の発光部が消灯状態から点灯状態に移行する点灯タイミング及び点灯状態から消灯状態に移行する消灯タイミングのそれぞれに関する情報が含まれる移行タイミングデータを求める画像データ変換回路219Bと、点灯タイミング及び消灯タイミングが含まれる所定の期間のみ、複数の高周波クロック信号のうちのいずれかの高周波クロック信号を入力させ、移行タイミングデータに基づいてパルス変調信号を生成する変調信号生成回路219Cとを有している。これにより、従来に比べて消費電力を低減することができる。
また、変調信号生成回路219Cは、パルス変調信号を生成する際に、複数の高周波クロック信号からいずれかの高周波クロック信号を選択している。これにより、更に消費電力の低減を図ることができる。
従って、書込制御回路219は、消費電力の増加を招くことなく、パルス変調信号を生成することが可能となる。
また、本実施形態に係る光走査装置1010によると、書込制御回路219を備えているため、消費電力の増加を招くことなく、光源14からパルス変調された光を出力することが可能となる。そこで、光走査装置1010は、消費電力の増加を招くことなく、高精度の光走査を行うことが可能となる。
また、本実施形態に係るレーザプリンタ1000によると、光走査装置1010を備えているため、その結果として、消費電力の増加を招くことなく、高品質の画像を形成することが可能となる。
なお、上記実施形態では、画素クロックPCLKが一定周波数の場合について説明したが、本発明がこれに限定されるものではない。
例えば、図40に示されるように、画素クロックPCLKが位相信号DPHASEに応じて変調される場合(例えば、特許第3512397号参照)に適した書込制御回路219´が図41に示されている。ここでは、前記変調信号生成回路219Cに代えて変調信号生成回路219C´が用いられている。また、DPHASEは、0,+1,−1の値をとり、DPHASEの値によってPCLKの位相が、高周波クロックの1位相(上記実施形態ではTv)分だけ前もしくは後にシフトするような場合を想定している。
すなわち、図40に示されるように、DPHASE=0の場合はPCLKの位相は変化しない。DPHASE=−1の場合はPCLKの位相はTvだけ前にシフトする(PCLKの周期が短くなる)。DPHASE=+1の場合はPCLKの位相はTvだけ後にシフトする(PCLKの周期が長くなる)。
変調信号生成回路219C´は、DPHASE、移行タイミングデータ、VCLK[7:0]及びGCLKが入力され、パルス変調信号を出力する。
この変調信号生成回路219C´は、図42に示されるように、パルス位相生成回路219C、パルス生成回路219C、位相検出回路219C、及び位相調整回路219Cを有している。
そして、位相調整回路219Cは、図43に示されるように、rsig生成回路219C−1、及び位相データ作成回路219C−2を有している。
位相データ作成回路219C−2は、det_qt[3:0]及びDPHASEが入力され、前記位相データ作成回路219C−2と同様に、p_pos[4:0]及び信号detを出力する。
rsig生成回路219C−1は、GCLK、信号det及びp_pos[4:0]が入力され、信号rsigを出力する。
位相調整回路219Cでのタイミングチャートの一例が図44に示されている。図44では、DPHASE=+1が連続した場合を想定している。PCLKのエッジ位置はGCLKに対して徐々に後ろへシフトする。図44ではわかり易くするためPCLKのシフト量は正確ではなくGCLK周期と比較し大きく描かれている。PCLKの位相データを表すp_pos[4:0]は信号rsigの1周期毎にインクリメントされていく。ここでp_pos[4:0]が11111から00000へ変化する時、つまりPCLKのエッジがGCLKの読み出しに近づいてきた時に信号rsigのパルスを1周期後ろへずらすことによりGCLK読み出しのセットアップを確保する。
逆に、DPHASEが−1でPCLKのエッジ位置が前へシフトしてきた場合、p_pos[4:0]が00000から11111へ変化する時に信号rsigのパルスを連続して発生することによりGCLK読み出しを早める。
以上のように、信号rsigを変化させGCLKの読み出しタイミングを適切に設定することにより、PCLKが変調された場合にもデータの受け渡しを適切に行うことができる。
また、上記実施形態では、光源の発光部の数が40個の場合について説明したが、本発明がこれに限定されるものではない。
なお、上記実施形態では、画像形成装置としてレーザプリンタ1000の場合について説明したが、これに限定されるものではない。要するに、光走査装置1010を備えた画像形成装置であれば、高コスト化を招くことなく、高品質の画像を形成することが可能となる。
例えば、前記光走査装置1010を備え、レーザ光によって発色する媒体(例えば、用紙)に直接、レーザ光を照射する画像形成装置であっても良い。
また、像担持体として銀塩フィルムを用いた画像形成装置であっても良い。この場合には、光走査により銀塩フィルム上に潜像が形成され、この潜像は通常の銀塩写真プロセスにおける現像処理と同等の処理で可視化することができる。そして、通常の銀塩写真プロセスにおける焼付け処理と同等の処理で印画紙に転写することができる。このような画像形成装置は光製版装置や、CTスキャン画像等を描画する光描画装置として実施できる。
また、例えば、図45に示されるように、複数の感光体ドラムを備えるカラープリンタ2000であっても良い。
このカラープリンタ2000は、4色(ブラック、シアン、マゼンタ、イエロー)を重ね合わせてフルカラーの画像を形成するタンデム方式の多色カラープリンタであり、ブラック用の「感光体ドラムK1、帯電装置K2、現像装置K4、クリーニングユニットK5、及び転写装置K6」と、シアン用の「感光体ドラムC1、帯電装置C2、現像装置C4、クリーニングユニットC5、及び転写装置C6」と、マゼンタ用の「感光体ドラムM1、帯電装置M2、現像装置M4、クリーニングユニットM5、及び転写装置M6」と、イエロー用の「感光体ドラムY1、帯電装置Y2、現像装置Y4、クリーニングユニットY5、及び転写装置Y6」と、光走査装置2010と、転写ベルト2080と、定着ユニット2030などを備えている。
各感光体ドラムは、図45中の矢印の方向に回転し、各感光体ドラムの周囲には、回転順に帯電装置、現像装置、転写装置、クリーニングユニットがそれぞれ配置されている。各帯電装置は、対応する感光体ドラムの表面を均一に帯電する。この帯電装置によって帯電された各感光体ドラム表面に光走査装置2010により光が照射され、各感光体ドラムに潜像が形成されるようになっている。そして、対応する現像装置により各感光体ドラム表面にトナー像が形成される。さらに、対応する転写装置により、記録紙に各色のトナー像が転写され、最終的に定着ユニット2030により記録紙に画像が定着される。
光走査装置2010は、前記光源14と同様な光源、前記書込制御回路219と同様な書込制御回路、前記偏向器前光学系と同様な偏向器前光学系、及び前記走査光学系と同様な走査光学系を、それぞれ色毎に有している。従って、前記光走査装置1010と同様な効果を得ることができる。
そして、各光源から射出された光束は、対応する偏向器前光学系を介して共通のポリゴンミラーで偏向され、対応する走査光学系を介して対応する感光体ドラムに照射される。
従って、カラープリンタ2000は、前記レーザプリンタ1000と同様な効果を得ることができる。
なお、このカラープリンタ2000において、光走査装置を1色毎に設けても良いし、2色毎に設けても良い。
以上説明したように、本発明のパルス変調信号生成装置によれば、消費電力の増加を招くことなく、パルス変調信号を生成するのに適している。また、本発明の光源装置によれば、消費電力の増加を招くことなく、パルス変調された光を出力するのに適している。また、本発明の光走査装置によれば、消費電力の増加を招くことなく、高精度の光走査を行うのに適している。また、本発明の画像形成装置によれば、消費電力の増加を招くことなく、高品質の画像を形成するのに適している。
本発明の一実施形態に係るレーザプリンタの概略構成を説明するための図である。 図1における光走査装置を示す概略図である。 図2における光源に含まれるVCSELの2次元アレイを説明するための図である。 走査制御装置の構成を説明するためのブロック図である。 図4における書込制御回路を説明するための図である。 画像データを説明するための図である。 画像データと移行タイミングデータとの対応関係を説明するための図である。 図5における高周波クロック生成回路を説明するための図である。 高周波クロック生成回路で生成されるVCLK[7:0]及びGCLKを説明するためのタイミングチャートである。 QT、HALF及びPHを説明するための図である。 図5における変調信号生成回路を説明するための図である。 図11における位相検出回路を説明するための図である。 位相検出回路の動作を説明するためのタイミングチャートである。 図11における位相保持回路を説明するための図である。 det_qt[3:0]とp_pos[4:0]との対応関係を説明するための図である。 位相保持回路の動作を説明するためのタイミングチャートである。 図11におけるパルス位相生成回路を説明するための図である。 図17におけるデータ演算回路を説明するための図である。 図18におけるフリップフロップ219C−1aの動作を説明するためのタイミングチャートである。 図20(A)はs_pos[6:0]を説明するための図であり、図20(B)はr_pos[6:0]を説明するための図である。 図18における振り分け回路219C−1gの動作を説明するためのタイミングチャートである。 g_svalidの振り分けを行う理由を説明するためのタイミングチャートである。 図17における第1のセット位相データ作成回路を説明するための図である。 第1のセット位相データ作成回路の動作を説明するためのタイミングチャートである。 図17における第1のリセット位相データ作成回路を説明するための図である。 第1のリセット位相データ作成回路の動作を説明するためのタイミングチャートである。 図11におけるパルス生成回路を説明するための図である。 図27におけるPWM1生成回路を説明するための図である。 図28におけるSET生成回路を説明するための図である。 図29におけるMASK生成回路を説明するための図である。 SET生成回路の動作を説明するためのタイミングチャートである。 MASK生成回路でVCLK3が用いられる理由を説明するためのタイミングチャートである。 図29におけるMASK選択回路を説明するための図である。 図29におけるクロック選択回路を説明するための図である。 図28におけるRST生成回路を説明するための図である。 RST生成回路の動作を説明するためのタイミングチャートである。 図28における位相差生成回路を説明するための図である。 位相差生成回路の動作を説明するためのタイミングチャートである。 図27における論理和回路の動作を説明するためのタイミングチャートである。 PCLKの変調を説明するためのタイミングチャートである。 PCLKが変調される場合に用いることができる書込制御回路を説明するための図である。 図41における変調信号生成回路を説明するための図である。 図42における位相調整回路を説明するための図である。 位相調整回路の動作を説明するためのタイミングチャートである。 カラープリンタの概略構成を示す図である。
符号の説明
1a_1…MASK生成回路(第1のマスク信号生成回路の一部)、1a_2…MASK選択回路(第1のマスク信号生成回路の一部)、1a_3…CLK選択回路(第1のクロック選択回路)、1a_4…フリップフロップ(セットパルス生成回路)、1b_1…MASK生成回路(第2のマスク信号生成回路の一部)、1b_2…MASK選択回路(第2のマスク信号生成回路の一部)、1b_3…CLK選択回路(第2のクロック選択回路)、1b_4…フリップフロップ(リセットパルス生成回路)、11a…偏向器側走査レンズ(走査光学系の一部)、11b…像面側走査レンズ(走査光学系の一部)、13…ポリゴンミラー(偏向器)、14…光源、22…走査制御装置(検出装置、制御装置)、100…2次元アレイ(面発光レーザアレイ)、219…書込制御回路(パルス変調信号生成装置)、219´…書込制御回路(パルス変調信号生成装置)、219A…高周波クロック生成回路、219B…画像データ変換回路(データ変換回路)、219C…変調信号生成回路、219C´…変調信号生成回路、219C…パルス位相生成回路(位相データ作成回路)、219C−1c…位相差生成回路(変調パルス生成回路の一部)、1000…レーザプリンタ(画像形成装置)、1010…光走査装置、1030…感光体ドラム(像担持体)、2000…カラープリンタ(画像形成装置)、2010…光走査装置、K1,C1,M1,Y1…感光体ドラム(像担持体)。

Claims (13)

  1. 外部からの入力データに応じて、光源をパルス発光させるためのパルス変調信号を生成するパルス変調信号生成装置であって、
    互いに位相が異なる複数の高周波クロック信号を生成する高周波クロック生成回路と;
    前記光源が消灯状態から点灯状態に移行する点灯タイミング及び点灯状態から消灯状態に移行する消灯タイミングが含まれる所定の期間のみ、前記複数の高周波クロック信号のうちのいずれかの高周波クロック信号を入力させ、前記点灯タイミング及び前記消灯タイミングのそれぞれに関する情報が含まれる移行タイミングデータに基づいて前記パルス変調信号を生成する変調信号生成回路と;を備えるパルス変調信号生成装置。
  2. 前記変調信号生成回路は、
    前記移行タイミングデータに基づいて、パルス信号における立ち上がり位置及び立ち下がり位置に関するデータが含まれるパルス位相データを求める位相データ作成回路と;
    前記立ち上がり位置及び前記立ち下がり位置に関するデータに基づいて、前記点灯タイミング及び前記消灯タイミングが含まれる所定の期間のみ、前記いずれかの高周波クロック信号を入力させるためのマスク信号を生成するマスク信号生成回路と;を有することを特徴とする請求項1に記載のパルス変調信号生成装置。
  3. 前記マスク信号生成回路は、
    前記立ち上がり位置に関するデータに基づいて、前記点灯タイミングが含まれる所定の期間のみ、前記いずれかの高周波クロック信号を入力させるための第1のマスク信号を生成する第1のマスク信号生成回路と;
    前記立ち下がり位置に関するデータに基づいて、前記消灯タイミングが含まれる所定の期間のみ、前記いずれかの高周波クロック信号を入力させるための第2のマスク信号を生成する第2のマスク信号生成回路と;を有することを特徴とする請求項2に記載のパルス変調信号生成装置。
  4. 前記変調信号生成回路は、
    前記いずれかの高周波クロック信号と前記第1のマスク信号に基づいて、前記立ち上がり位置の情報が含まれる第1のパルス信号を生成するセットパルス生成回路と;
    前記いずれかの高周波クロック信号と前記第2のマスク信号に基づいて、前記立ち下がり位置の情報が含まれる第2のパルス信号を生成するリセットパルス生成回路と;
    前記第1のパルス信号と前記第2のパルス信号に基づいて、変調されたパルス信号を生成する変調パルス生成回路と;を有することを特徴とする請求項3に記載のパルス変調信号生成装置。
  5. 前記変調信号生成回路は、前記パルス変調信号を生成する際に、更に前記複数の高周波クロック信号から前記いずれかの高周波クロック信号を選択することを特徴とする請求項2〜4のいずれか一項に記載のパルス変調信号生成装置。
  6. 前記変調信号生成回路は、前記立ち上がり位置及び前記立ち下がり位置に関するデータに基づいて、前記複数の高周波クロック信号から前記いずれかの高周波クロック信号を選択するクロック選択回路を有することを特徴とする請求項5に記載のパルス変調信号生成装置。
  7. 前記クロック選択回路は、
    前記立ち上がり位置に関するデータに基づいて、前記複数の高周波クロック信号から前記いずれかの高周波クロック信号を選択する第1のクロック選択回路と;
    前記立ち下がり位置に関するデータに基づいて、前記複数の高周波クロック信号から前記いずれかの高周波クロック信号を選択する第2のクロック選択回路と;を有することを特徴とする請求項6に記載のパルス変調信号生成装置。
  8. 外部からの入力データに応じて変調された光を出力する光源装置であって、
    光源と;
    前記入力データに応じてパルス変調されたパルス変調信号を生成し、前記光源に出力する請求項1〜7のいずれか一項に記載のパルス変調信号生成装置と;を備える光源装置。
  9. 前記光源は、垂直共振器型の半導体レーザを含むことを特徴とする請求項8に記載の光源装置。
  10. 前記光源は、複数の発光部を有することを特徴とする請求項8又は9に記載の光源装置。
  11. 光により被走査面を走査する光走査装置であって、
    請求項8〜10のいずれか一項に記載の光源装置と;
    前記光源装置からの光を偏向する偏向器と;
    前記偏向器で偏向された光を前記被走査面に集光する走査光学系と;を備える光走査装置。
  12. 少なくとも1つの像担持体と;
    前記少なくとも1つの像担持体に対して画像情報が含まれる光を走査する少なくとも1つの請求項11に記載の光走査装置と;を備える画像形成装置。
  13. 前記画像情報は、多色の画像情報であることを特徴とする請求項12に記載の画像形成装置。
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