JP2004515399A - 車両ドアのアームレストの高さを設定するための調節機構 - Google Patents
車両ドアのアームレストの高さを設定するための調節機構 Download PDFInfo
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Abstract
本発明は、自動車ドアのアームレストの高さを設定するための調節機構に関し、駆動装置、および駆動装置に続いて配置される調節装置を備え、該調節装置は、駆動装置が作動すると、アームレストの高さを設定するための調節移動を行なう。本発明によれば、アームレスト(2)の高さを設定するための調節装置(40、202、204)がアームレスト(2)の傾動を行なう。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、請求項1の前文による自動車ドアのアームレストの高さを設定するための調節機構に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
この種の調節機構は、駆動装置の他に、駆動装置が作動すると車両ドアに取付けられたアームレストの高さを設定するための調節運動を生じさせるように駆動機構に設けられた調節機構をも備えている。それによりアームレストの高さ(上下の車両軸の方向のアームレストの位置)を色々な車両搭乗者の要求事項に適応させることができる。
【0003】
ドイツ連邦共和国公開特許公報第40 02 242号(DE 40 02 242 A1)から、高さを調節するために、車両ドアに取付けられ、アームレストの調節方向に突出する二つのガイドレールに沿って移動できる、自動車のドアの垂直に調節できるアームレストが公知である。
【0004】
本発明の目的は、自動車ドアのアームレストの高さを調節するための新規な調節機構であって、簡単な構造を特徴とする調節機構を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この目的は、本発明によれば請求項1の特徴を備えた調節機構を設けることにより達成される。
【0006】
本発明によれば、調節機構の調節装置がアームレストを旋回軸の周りに旋回させることによりアームレストの高さを調節するよう構成されている。
【0007】
本発明に従って提案される解決方法によれば、アームレストの高さを調節するためにアームレストが単に上下の車両軸方向に移動するばかりでなく、旋回軸(上下の車両軸に直角な方向に延びる)の周りに旋回もする。本発明による解決方法は必要な空間が少いことの他、その構造が簡単なことをも特徴としている。したがって上下の車両軸に沿ってスライドさせることによるばかりでなく旋回移動によってもアームレストの高さが設定されれば上下調節できるアームレストをガイドするのに通常使用されているガイドレールを省略することができる。
【0008】
旋回移動は好適には、車両の長手方向(x軸)に平行な旋回軸の周りで行なわれる。
【0009】
アームレストを旋回することによりアームレストの高さを調節すれば、アームレストの支持面の位置、すなわち、車両搭乗者の腕を快適にもたせかけることができる表面の位置が車両の長手方向を横切り且つ上下方向の車両軸を横切る方向にその位置が変わる。したがってアームレストを、アームレストの各旋回位置で有効領域として機能するアームレストのどんな旋回領域においても車両搭乗者の腕を支持するのに適するアームレストの部分が存在するようにアームレストを構成しなければならない。アームレストの旋回領域の有効領域とはアームレストの個々の旋回位置が車両搭乗者がその下腕を実際の肘掛けにもたせかけることができるアームレスト位置を設定するために常に機能するような旋回区域を意味する。
【0010】
アームレストの高さを旋回移動により調節できるようにするため、アームレストまたは腕を支持する機能を行う少なくともその支持部分を旋回軸に対して偏心に形成する。
【0011】
旋回動作によりアームレストの高さを調節する各間において、支持面を与えるという観点から、アームレストの形状を好適には凸状にし、更に詳細には支持面を形成するアームレストの表面が断面図でら旋の部分を形成する。
【0012】
旋回移動を生じさせるために、アームレストにその調節機構の駆動装置に結合した伝動要素を設けることができる。この伝動要素をたとえば、駆動側にある歯車、例えばピニオン、と連動する歯形部分により形成することができる。他方では、アームレストの旋回軸を、駆動側にある駆動レバーに結合される調節レバーに回転について固定連結できる。
【0013】
設置状態のアームレストは通常、車両の内側ドアトリムから車両の内部の方に突出しているので、その高さを調節するためにアームレストを旋回させるとアームレストが内側ドアトリムと衝突するという問題がある。これを克服するためにアームレストおよび/または内側ドアトリムに、アームレストと内側ドアトリムとの衝突を防止する、他の場合にはアームレストの旋回動作を妨げる、可動部分および/または弾性部分を設けることができる。したがってたとえば、内側ドアトリムの一部を(薄膜ヒンジによって)折畳み部分として形成し、肘掛けの一部が、旋回するにつれて内側ドアトリムの中に突出するときアームレストの通り道から外に逃げるようにすることができる。代案として、内側ドアトリムの対応する部分を変位可能に形成し、その変位をスライドガイドにより制御することもできる。
【0014】
最後に一方でアームレストの、および他方で内側ドアトリムの関連する部分を弾性に形成し、アームレストの旋回移動を妨げないように、アームレストの部分が内側ドアトリムの中に突出するにつれてそれらが通り道をあけるようにすることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
本発明の更に他の特徴および利点は、図面を参照して行なう以下の実施形態の説明から明らかになるであろう。
【0016】
図1aは、自動車ドアの内側ドアパネル5に固定できる内側ドアトリム9の断面を示す。内側ドアトリム9は、車両の内部に関して内側ドアパネル5を覆う役目をし、更に、たとえばカードポケットおよび内側トリムから車両の内部に向かって突出するアームレスト2(腕支持部材)のような機能要素を備えている。アームレスト2は関連する搭乗者の下腕をアームレスト2に確実に人間工学的に支持し、車両搭乗者の個々の要求事項に適応するようにするために、上下に調節できる。
【0017】
アームレスト2の高さの調節(アームレスト2の支持面の上下の車両軸zの方向の調節)は、車両の長手方向(紙面に垂直)に延びる旋回軸202の周りにアームレスト2を旋回させることにより行なう。旋回移動を発生するために、アームレスト2に設けられた歯形部分204と連動する歯車40を駆動する電気的または手動の駆動装置4が設けられている。この歯形部分204は内側ドアトリム9の開口を通って、内側ドアパネル5と内側ドアトリム9との間の、内側ドアパネル5に固定された駆動装置4が取付けられている領域に突出している。
【0018】
駆動装置4を収容する内側ドア表皮の領域を内側ドアパネル5により直接形成する必要はなく、その代わりに、内側ドアパネルに固定するようにしてあり且つたとえば、上下調節可能なアームレストまたは窓リフタの調節機構のような車両ドアの色々な構成要素を車両ドアの外側に取付けることができる基板(モジュール支持体)により形成することもできる。
【0019】
図1aおよび図1bは、ほぼ駆動方向xを向いた軸202の周りに旋回することにより高さ調節が行われるアームレスト2を示す。この目的でアームレストの外側支持輪郭は−旋回軸202からはじめて−偏心、好適にはら旋状輪郭である。旋回軸202は内側ドアトリム9の平面の領域内にある。
【0020】
図1aに実線で示した輪郭で、アームレスト2はアクセスし易く且つ格納区画の中を見やすい折畳み位置に位置している。破線の輪郭は腕が矢印Aの領域に支持されるアームレスト2aの下方から中間の高さを示している。アームレスト2bの上方位置は好適支持面が矢印Bの領域にある点線の輪郭で示されている。アームレスト2を(アームレスト2をその旋回軸202の周りに旋回させることにより)上向きに調節するときいつも支持面として機能するアームレストの表面が一方では車両の垂直軸zの方向の移動成分を持って上向きに移動し、支持面として機能する表面が他方では車両の内側lに向かう方向yの移動成分を持っていることが理解されよう。
【0021】
アームレストの調節を手動で、たとえば、ステップスイッチ機構により行なう場合には、図1bに従えば、車両ドアの握りハンドル20′が駆動要素として機能する。このためには握りハンドル20′を同じ軸202またはそれに平行な軸の周りに旋回でき、且つその中立位置にロックできるよう取付けるべきである。ハンドル20′を上向きに旋回させると、支持面を持ち上げる結果を生ずる同じ方向へのアームレスト2′の旋回が生じる。アームレストの支持面は同じようにして逆に下方に下がる。
【0022】
図2aは、アームレスト2の上方の領域にある内側ドアトリム9の構成に関しての、図1aの実施形態の変形例を示す。
【0023】
一方、図2aから内側ドアトリム9はアームレスト2の上方に三つの層、すなわちプラスチックから作られた支持層95、車両の内側に面して取付けられた発泡体層96の他に車両の内側lに面する内側ドアトリム9を覆う織物カバー層97を備えていることが理解されよう。明らかに図1aには単に概略で示した内側ドアトリム9をアームレスト2の上方に対応するように形成できる。一般にいわゆるカードポケットを備えているアームレスト2の下の内側ドアトリム9の領域(図1aを参照)は、この区域では設計に関する要求が少ないので、通常簡単に設計されている。またここでは内側ドアトリムの多層構造が容易に可能である。
【0024】
図2aによれば、アームレスト2の上方の内側ドアトリム9の領域は薄膜ヒンジを形成する支持体95に楔形溝94を備えているので、薄膜ヒンジ94とアームレスト2との間に位置する内側ドアトリムの部分を薄膜ヒンジにより形成される軸の周りに外力を加えることにより車両の外側空間Aの方に折畳むことができる。
【0025】
これにより一方で設計の価値を害なう目にみえる隙間を防止するために内側ドアトリム9を上方から直接下方にアームレスト2まで持ってくることができ、他方で内側ドアトリム9をアームレスト2の旋回動作を妨げるのではなく−図2bに示したように−アームレスト2の旋回の間における折畳み移動Kによる通り道を与えることが可能である。図2bによれば上下の車両軸z方向のアームレスト2の高さの調節に対応するアームレストの旋回移動の間における、薄膜ヒンジの下に取付けた内側ドアトリム9の部分の折畳み移動Kの結果、内側ドアトリム2とアームレスト9との衝突が防止され、これら2要素はアームレスト2が更に旋回することにより対向することになる。
【0026】
アームレスト2の下方に延びる内側ドアトリム9の領域に関しては、ここに隣接するアームレスト2の区域203を人間工学的観点から設計する必要がなく、したがってアームレスト2の旋回移動中に内側ドアトリム9と衝突しないよう設計できるので、このような折畳み構成は主として不要である。アームレスト2の前記区画203はこの目的で円形部分として形成され、それにより円の中心がアームレスト2の旋回軸202により形成される。
【0027】
図3は、図2aおよび図2bの構成の変形例であり、この例はアームレスト2が旋回するときに内側ドアトリム9が通り道を与えることができる。この目的で、アームレスト2の頂部に隣接している内側ドアトリム9の部分は、内側ドアトリム9に固定するための固定域98aの他に内側ドアトリム9の一部を形成しアームレスト2まで延びる設計域98bを有する、ゴム片98の形態を成す弾性要素として形成されている。
【0028】
固定域98aは車両の内側lから遠い側の内側ドアトリム9の側面上に延び、そこで溶接リベット99により内側ドアトリム9の支持体95に接続されている。ゴム片98の設計域98bは弾性的に変形できるよう設計され、設計上の理由からカバー98cを備えている。上下の車両軸zの方向に上方に向かって調節するためにアームレスト2が旋回するにつれて、ゴム片98の設計域98bが車両の内側lから離れる方向に押されるので、アームレスト2の旋回移動が妨げられない。
【0029】
別例としてアームレスト2の対応する部分をも弾性的に変形できるよう設計することができる。
【0030】
図4による実施形態の場合、アームレスト2の頂部に隣接する内側ドアトリム9の部分は、上下の車両軸zの方向に移動でき且つアームレスト2の旋回移動の際に上下の車両軸zの方向に変位できる幕93として設計されているので、アームレスト2との衝突が防止される。幕93の移動は適切な結合要素を介して、たとえば、滑りガイドディスクにより幕93を制御することにより、アームレスト2の旋回移動と合わせることができる。
【0031】
アームレスト2が旋回するにつれて、幕93はその都度変位するので、アームレスト2の旋回移動は妨げられず、他方では、内側ドアトリム9とアームレスト2との間に目に見える隙間が可能なかぎり現われない。
【図面の簡単な説明】
【図1a】
旋回移動により上下調節できるアームレストを備えた車両ドアの内側ドアトリムの断面を示す。
【図1b】
図1aのアームレストの斜視図を示す。
【図2a】
アームレストに隣接する内側ドアトリムの一部を内側に折畳むことができる、図1aの実施形態の変形例を示す。
【図2b】
アームレストの高さが変わった後の図1aの構成を示す。
【図3】
内側ドアトリムがアームレストの領域で弾性的に変形できるよう構成されている図1aの実施形態の変形例を示す。
【図4】
内側ドアトリムがアームレストの領域に変形できる部分を備えている、図1aの変形例を示す。
【発明の属する技術分野】
本発明は、請求項1の前文による自動車ドアのアームレストの高さを設定するための調節機構に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
この種の調節機構は、駆動装置の他に、駆動装置が作動すると車両ドアに取付けられたアームレストの高さを設定するための調節運動を生じさせるように駆動機構に設けられた調節機構をも備えている。それによりアームレストの高さ(上下の車両軸の方向のアームレストの位置)を色々な車両搭乗者の要求事項に適応させることができる。
【0003】
ドイツ連邦共和国公開特許公報第40 02 242号(DE 40 02 242 A1)から、高さを調節するために、車両ドアに取付けられ、アームレストの調節方向に突出する二つのガイドレールに沿って移動できる、自動車のドアの垂直に調節できるアームレストが公知である。
【0004】
本発明の目的は、自動車ドアのアームレストの高さを調節するための新規な調節機構であって、簡単な構造を特徴とする調節機構を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この目的は、本発明によれば請求項1の特徴を備えた調節機構を設けることにより達成される。
【0006】
本発明によれば、調節機構の調節装置がアームレストを旋回軸の周りに旋回させることによりアームレストの高さを調節するよう構成されている。
【0007】
本発明に従って提案される解決方法によれば、アームレストの高さを調節するためにアームレストが単に上下の車両軸方向に移動するばかりでなく、旋回軸(上下の車両軸に直角な方向に延びる)の周りに旋回もする。本発明による解決方法は必要な空間が少いことの他、その構造が簡単なことをも特徴としている。したがって上下の車両軸に沿ってスライドさせることによるばかりでなく旋回移動によってもアームレストの高さが設定されれば上下調節できるアームレストをガイドするのに通常使用されているガイドレールを省略することができる。
【0008】
旋回移動は好適には、車両の長手方向(x軸)に平行な旋回軸の周りで行なわれる。
【0009】
アームレストを旋回することによりアームレストの高さを調節すれば、アームレストの支持面の位置、すなわち、車両搭乗者の腕を快適にもたせかけることができる表面の位置が車両の長手方向を横切り且つ上下方向の車両軸を横切る方向にその位置が変わる。したがってアームレストを、アームレストの各旋回位置で有効領域として機能するアームレストのどんな旋回領域においても車両搭乗者の腕を支持するのに適するアームレストの部分が存在するようにアームレストを構成しなければならない。アームレストの旋回領域の有効領域とはアームレストの個々の旋回位置が車両搭乗者がその下腕を実際の肘掛けにもたせかけることができるアームレスト位置を設定するために常に機能するような旋回区域を意味する。
【0010】
アームレストの高さを旋回移動により調節できるようにするため、アームレストまたは腕を支持する機能を行う少なくともその支持部分を旋回軸に対して偏心に形成する。
【0011】
旋回動作によりアームレストの高さを調節する各間において、支持面を与えるという観点から、アームレストの形状を好適には凸状にし、更に詳細には支持面を形成するアームレストの表面が断面図でら旋の部分を形成する。
【0012】
旋回移動を生じさせるために、アームレストにその調節機構の駆動装置に結合した伝動要素を設けることができる。この伝動要素をたとえば、駆動側にある歯車、例えばピニオン、と連動する歯形部分により形成することができる。他方では、アームレストの旋回軸を、駆動側にある駆動レバーに結合される調節レバーに回転について固定連結できる。
【0013】
設置状態のアームレストは通常、車両の内側ドアトリムから車両の内部の方に突出しているので、その高さを調節するためにアームレストを旋回させるとアームレストが内側ドアトリムと衝突するという問題がある。これを克服するためにアームレストおよび/または内側ドアトリムに、アームレストと内側ドアトリムとの衝突を防止する、他の場合にはアームレストの旋回動作を妨げる、可動部分および/または弾性部分を設けることができる。したがってたとえば、内側ドアトリムの一部を(薄膜ヒンジによって)折畳み部分として形成し、肘掛けの一部が、旋回するにつれて内側ドアトリムの中に突出するときアームレストの通り道から外に逃げるようにすることができる。代案として、内側ドアトリムの対応する部分を変位可能に形成し、その変位をスライドガイドにより制御することもできる。
【0014】
最後に一方でアームレストの、および他方で内側ドアトリムの関連する部分を弾性に形成し、アームレストの旋回移動を妨げないように、アームレストの部分が内側ドアトリムの中に突出するにつれてそれらが通り道をあけるようにすることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
本発明の更に他の特徴および利点は、図面を参照して行なう以下の実施形態の説明から明らかになるであろう。
【0016】
図1aは、自動車ドアの内側ドアパネル5に固定できる内側ドアトリム9の断面を示す。内側ドアトリム9は、車両の内部に関して内側ドアパネル5を覆う役目をし、更に、たとえばカードポケットおよび内側トリムから車両の内部に向かって突出するアームレスト2(腕支持部材)のような機能要素を備えている。アームレスト2は関連する搭乗者の下腕をアームレスト2に確実に人間工学的に支持し、車両搭乗者の個々の要求事項に適応するようにするために、上下に調節できる。
【0017】
アームレスト2の高さの調節(アームレスト2の支持面の上下の車両軸zの方向の調節)は、車両の長手方向(紙面に垂直)に延びる旋回軸202の周りにアームレスト2を旋回させることにより行なう。旋回移動を発生するために、アームレスト2に設けられた歯形部分204と連動する歯車40を駆動する電気的または手動の駆動装置4が設けられている。この歯形部分204は内側ドアトリム9の開口を通って、内側ドアパネル5と内側ドアトリム9との間の、内側ドアパネル5に固定された駆動装置4が取付けられている領域に突出している。
【0018】
駆動装置4を収容する内側ドア表皮の領域を内側ドアパネル5により直接形成する必要はなく、その代わりに、内側ドアパネルに固定するようにしてあり且つたとえば、上下調節可能なアームレストまたは窓リフタの調節機構のような車両ドアの色々な構成要素を車両ドアの外側に取付けることができる基板(モジュール支持体)により形成することもできる。
【0019】
図1aおよび図1bは、ほぼ駆動方向xを向いた軸202の周りに旋回することにより高さ調節が行われるアームレスト2を示す。この目的でアームレストの外側支持輪郭は−旋回軸202からはじめて−偏心、好適にはら旋状輪郭である。旋回軸202は内側ドアトリム9の平面の領域内にある。
【0020】
図1aに実線で示した輪郭で、アームレスト2はアクセスし易く且つ格納区画の中を見やすい折畳み位置に位置している。破線の輪郭は腕が矢印Aの領域に支持されるアームレスト2aの下方から中間の高さを示している。アームレスト2bの上方位置は好適支持面が矢印Bの領域にある点線の輪郭で示されている。アームレスト2を(アームレスト2をその旋回軸202の周りに旋回させることにより)上向きに調節するときいつも支持面として機能するアームレストの表面が一方では車両の垂直軸zの方向の移動成分を持って上向きに移動し、支持面として機能する表面が他方では車両の内側lに向かう方向yの移動成分を持っていることが理解されよう。
【0021】
アームレストの調節を手動で、たとえば、ステップスイッチ機構により行なう場合には、図1bに従えば、車両ドアの握りハンドル20′が駆動要素として機能する。このためには握りハンドル20′を同じ軸202またはそれに平行な軸の周りに旋回でき、且つその中立位置にロックできるよう取付けるべきである。ハンドル20′を上向きに旋回させると、支持面を持ち上げる結果を生ずる同じ方向へのアームレスト2′の旋回が生じる。アームレストの支持面は同じようにして逆に下方に下がる。
【0022】
図2aは、アームレスト2の上方の領域にある内側ドアトリム9の構成に関しての、図1aの実施形態の変形例を示す。
【0023】
一方、図2aから内側ドアトリム9はアームレスト2の上方に三つの層、すなわちプラスチックから作られた支持層95、車両の内側に面して取付けられた発泡体層96の他に車両の内側lに面する内側ドアトリム9を覆う織物カバー層97を備えていることが理解されよう。明らかに図1aには単に概略で示した内側ドアトリム9をアームレスト2の上方に対応するように形成できる。一般にいわゆるカードポケットを備えているアームレスト2の下の内側ドアトリム9の領域(図1aを参照)は、この区域では設計に関する要求が少ないので、通常簡単に設計されている。またここでは内側ドアトリムの多層構造が容易に可能である。
【0024】
図2aによれば、アームレスト2の上方の内側ドアトリム9の領域は薄膜ヒンジを形成する支持体95に楔形溝94を備えているので、薄膜ヒンジ94とアームレスト2との間に位置する内側ドアトリムの部分を薄膜ヒンジにより形成される軸の周りに外力を加えることにより車両の外側空間Aの方に折畳むことができる。
【0025】
これにより一方で設計の価値を害なう目にみえる隙間を防止するために内側ドアトリム9を上方から直接下方にアームレスト2まで持ってくることができ、他方で内側ドアトリム9をアームレスト2の旋回動作を妨げるのではなく−図2bに示したように−アームレスト2の旋回の間における折畳み移動Kによる通り道を与えることが可能である。図2bによれば上下の車両軸z方向のアームレスト2の高さの調節に対応するアームレストの旋回移動の間における、薄膜ヒンジの下に取付けた内側ドアトリム9の部分の折畳み移動Kの結果、内側ドアトリム2とアームレスト9との衝突が防止され、これら2要素はアームレスト2が更に旋回することにより対向することになる。
【0026】
アームレスト2の下方に延びる内側ドアトリム9の領域に関しては、ここに隣接するアームレスト2の区域203を人間工学的観点から設計する必要がなく、したがってアームレスト2の旋回移動中に内側ドアトリム9と衝突しないよう設計できるので、このような折畳み構成は主として不要である。アームレスト2の前記区画203はこの目的で円形部分として形成され、それにより円の中心がアームレスト2の旋回軸202により形成される。
【0027】
図3は、図2aおよび図2bの構成の変形例であり、この例はアームレスト2が旋回するときに内側ドアトリム9が通り道を与えることができる。この目的で、アームレスト2の頂部に隣接している内側ドアトリム9の部分は、内側ドアトリム9に固定するための固定域98aの他に内側ドアトリム9の一部を形成しアームレスト2まで延びる設計域98bを有する、ゴム片98の形態を成す弾性要素として形成されている。
【0028】
固定域98aは車両の内側lから遠い側の内側ドアトリム9の側面上に延び、そこで溶接リベット99により内側ドアトリム9の支持体95に接続されている。ゴム片98の設計域98bは弾性的に変形できるよう設計され、設計上の理由からカバー98cを備えている。上下の車両軸zの方向に上方に向かって調節するためにアームレスト2が旋回するにつれて、ゴム片98の設計域98bが車両の内側lから離れる方向に押されるので、アームレスト2の旋回移動が妨げられない。
【0029】
別例としてアームレスト2の対応する部分をも弾性的に変形できるよう設計することができる。
【0030】
図4による実施形態の場合、アームレスト2の頂部に隣接する内側ドアトリム9の部分は、上下の車両軸zの方向に移動でき且つアームレスト2の旋回移動の際に上下の車両軸zの方向に変位できる幕93として設計されているので、アームレスト2との衝突が防止される。幕93の移動は適切な結合要素を介して、たとえば、滑りガイドディスクにより幕93を制御することにより、アームレスト2の旋回移動と合わせることができる。
【0031】
アームレスト2が旋回するにつれて、幕93はその都度変位するので、アームレスト2の旋回移動は妨げられず、他方では、内側ドアトリム9とアームレスト2との間に目に見える隙間が可能なかぎり現われない。
【図面の簡単な説明】
【図1a】
旋回移動により上下調節できるアームレストを備えた車両ドアの内側ドアトリムの断面を示す。
【図1b】
図1aのアームレストの斜視図を示す。
【図2a】
アームレストに隣接する内側ドアトリムの一部を内側に折畳むことができる、図1aの実施形態の変形例を示す。
【図2b】
アームレストの高さが変わった後の図1aの構成を示す。
【図3】
内側ドアトリムがアームレストの領域で弾性的に変形できるよう構成されている図1aの実施形態の変形例を示す。
【図4】
内側ドアトリムがアームレストの領域に変形できる部分を備えている、図1aの変形例を示す。
Claims (17)
- 車両ドアのアームレストの高さを調節するための調節機構であって、
駆動装置と、
駆動装置の出力側に取付けられ、駆動装置を作動させるとアームレストの高さを調節するための調節運動を生じさせる調節装置(40、202、204)と、を備えているものにおいて、
前記調節装置(202、204)がアームレスト(2)の高さを設定するためにアームレスト(2)の旋回運動を生じさせることを特徴とする調節機構。 - 車両ドアにある調節機構の設置状態に関連して車両の長手方向(x)の軸(202)の周りの旋回移動が生じることを特徴とする請求項1に記載の調節機構。
- 前記アームレスト(2)が調節機構に設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の調節機構。
- 前記アームレスト(2)が車両の長手方向(x)の軸(202)の周りに旋回するよう取付けられていること、および前記旋回軸(202)が好ましくは車両ドアの内側トリム(9)の面内にあることを特徴とする請求項3に記載の調節機構。
- 前記アームレスト(2)の各旋回位置で有効域として機能するアームレスト(2)の旋回域において、前記アームレスト(2)の一部が車両搭乗者の腕を支持するように構成されていることを特徴とする請求項3または4に記載の調節機構。
- 腕を支持する機能を行う前記アームレスト(2)の前記一部が、アームレストの調節の高さが増大するにつれて車両の内側の方向に移動することを特徴とする請求項5に記載の調節機構。
- 腕を支持する機能を行う前記アームレスト(2)の表面が前記旋回軸(202)に対して偏心的に形成されていることを特徴とする請求項3乃至6のいずれかに記載の調節機構。
- 腕を支持する機能を行う前記アームレスト(2)の表面が凸状に形成されていることを特徴とする請求項3乃至7のいずれかに記載の調節機構。
- 腕を支持する機能を行う前記アームレスト(2)の表面が断面において螺旋の一部を形成していることを特徴とする請求項3乃至8のいずれかに記載の調節機構。
- 前記アームレスト(2)に設けられた機構要素(204)が、前記アームレスト(2)の旋回移動を発生するために駆動機構(4)により駆動されることができる駆動要素(40)に連結されていることを特徴とする請求項3乃至9のいずれかに記載の調節機構。
- 前記アームレスト(2)に設けられた機構要素(204)が、歯形部分により形成されていることを特徴とする請求項10に記載の調節機構。
- 設置状態における前記アームレスト(2)が、アームレスト(2)がそこから車両の内側(1)の方向(y)に突出するドア内側トリム(9)に関連付けられていることを特徴とする請求項3乃至11のいずれかに記載の調節機構。
- 前記アームレスト(2)が旋回するとき、このアームレスト(2)と旋回方向に対向するドア内側トリム(9)との衝突を防止するため、可動部分および/または弾性的部分が前記アームレスト(2)および/またはドア内側トリム(9)に設けられていることを特徴とする請求項12に記載の調節機構。
- 前記アームレスト(2)に隣接する前記ドア内側トリム
(9)の前記一部は折畳まれるよう構成されていることを特徴とする請求項13に記載の調節機構。 - 前記ドア内側トリム(9)の前記折畳み部分はヒンジ(94)、更に詳しくは薄膜ヒンジ、により前記ドア内側トリム(9)のさらなる領域に接続されていることを特徴とする請求項14に記載の調節機構。
- 前記アームレスト(2)に隣接する前記ドア内側トリム
(9)の一部が変位可能であることを特徴とする請求項13に記載の調節機構。 - 前記アームレスト(2)に隣接する前記ドア内側トリム(9)の一部および/または前記ドア内側トリム(9)に隣接する前記アームレスト(2)の一部が弾性変形可能に構成されていることを特徴とする請求項13に記載の調節機構。
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