JP2004515397A - 自動車ドア用のアームレスト組立体 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】
本発明は、アームレスト(2)と、アームレストが接続できる伝達部材(2’)とを有する、自動車ドア用のアームレスト組立体に関する。アームレストは駆動ユニット(4)によって位置的に調整できる。伝達部材は、駆動ユニット(4)が作動されると、アームレスト(2)の調整方向(z)に沿って移動できる。本発明によれば、自動車ドアにおけるアームレスト(2)の位置は、車両の長手方向(x)において、及び/又は車両の長手方向(x)に直交するとともにアームレスト(2)の調整方向(z)に直交する方向(y)に調整できる。
【選択図】図1a
Description
本発明は、特許請求項1の前文による自動車ドア用のアームレスト組立体に関する。
【0002】
この種のアームレスト組立体は、アームレストと、伝達部材とを有する。アームレスとは、駆動ユニットによって所定位置、特に、その縦方向位置に調整可能である。また、伝達部材は、プレート状であり、アームレストを接続できる駆動ユニットを作動することによって調整方向に沿って変位可能である。駆動ユニットと伝達部材との間の連結は歯車装置を通して形成することができる。駆動ユニットが作動されるときに、その歯車装置を通して伝達部材が変位される。
【0003】
DE4002243A1から、縦方向に調整可能なアームレストが知られている。これは、自動車のドア上に設けられるものであり、そのドアには、アームレストを上下に移動する案内部材、及びアームレストを所要の位置に固定する手段を有する。それによって、案内部材は、ドアの内側パネル上に固定されたベースプレート上に、調整可能なアームレストの駆動エレメントといっしょに取り付けられる。しかしながら、ここには問題がある。すなわち、縦方向に調整可能なアームレストのベースプレートをドアの内側パネル上に固定すると、ドアの内側トリムに関するアームレストの位置も同時に固定されるということである。内側トリムは車両の内部空間からドアの内側パネルを設計エレメントとして覆うものである。ドアの内側パネルに関する内側トリムの位置は制限された許容差を有するので、許容差に応じて、内側トリムに関してアームレストの種々の配置が生じる。これは、自動車ドアの設計に不利な影響を有する。
【0004】
【特許文献1】
ドイツ連邦共和国特許出願第4002243A1号明細書
【特許文献2】
ドイツ連邦共和国特許第4120617C2号明細書
【特許文献3】
ドイツ連邦共和国特許第4321335C2号明細書
【0005】
本発明の目的は、始めに述べたタイプのものであって、上述の欠点を克服できるアームレスト組立体を提供することにある。
これは、特許請求項1の特徴を有するアームレスト組立体を提供することによって、本発明によって達成される。
【0006】
これによれば、自動車ドアにおけるアームレスト組立体のアームレストの位置は、車両の長手方向、及びその長手方向に直交するとともにアームレストの調整方向に直交する方向の少なくとも一つの方向に調整可能である。
車両ドアの個々の構造組立体の間、特に、内側ドアパネルと内側ドアトリムとの間に存在する許容差は、アームレストが内側トリムに関して所定の位置を占めるように補償可能である。
【0007】
本発明による解決策は、モジュール式調整機構を有するアームレストといっしょに使用するのに特に適している。このようなアームレストにおいては、駆動ユニット、関連する歯車装置及び伝達部材が共通のサポート上に取り付けられている。共通のサポートは、車両ドア上、特に、その内側パネル上に固定できる。駆動部材、歯車部材及び伝達部材は、一つの予備点検可能な構造ユニットを形成することが可能であり、この構造ユニットは、駆動ユニットが作動されたときに、このモジュール式ユニットが車両ドアに既に設置されていることなく、伝達部材の調整移動を生じる。したがって、アームレストの調整機構はサポート上に完全に予め取り付け可能であり、車両ドアから離れて、機能的信頼性について点検可能である。
調整機構が車両ドアに設置された後に、調整機構が車両ドアに設置される前又は後のいずれかに伝達部材へ接続できる調整可能なアームレストの位置が調整され、それによって、内側ドアトリムに関して予め決定できるアームレストの予め決められた位置が得られる。
【0008】
内側ドアトリムに関するアームレストの位置の調整がそれによって行われ、内側トリムがアームレストと接触することによって湾曲することなく、アームレストが縦方向に変位される。同時に、アームレストと内側ドアトリムとの間の隙間は車両乗員からできるだけ見えないように設定される。
【0009】
案内部材は車両の長手方向に延び、その中において、アームレストが案内エレメントによって係合されている。この案内部材は、好ましくは、アームレストの位置を前記の方向に調整するように機能する。
案内エレメントは、例えば、アームレストを伝達部材へ接続させる接続エレメントである。伝達部材はアームレストの高さを調整するために変位可能である。
【0010】
接続エレメントは好ましくはスペーサエレメント内を延びている。そのスペーサエレメントは、アームレストへ接続され、特に、アームレストといっしょにワンピースとして成形されている。また、スペーサエレメントは上記の案内部材内で接続エレメントといっしょに車両の長手方向へ移動可能である。車両の長手方向における調整の別の可能性又は代わりの可能性がある。ただし、接続エレメントがスペーサエレメント内で車両の長手方向へ移動可能であり、アームレストが伝達部材に関して車両の長手方向に位置調整可能である場合である。
【0011】
アームレストを車両の長手方向に調整するために設けられている案内部材はドアの内側トリム内を延び、この案内部材の縁部には、好ましくは、特に効果的なスライド特性を有する案内フレームが設けられている。一方における伝達部材及び他方におけるアームレストが内側ドアトリムのそれぞれの側に配置されており、案内フレームが伝達部材とアームレストとの間を延びている。
【0012】
車両の長手方向に直交するとともにアームレストの調整方向に直交するアームレストの位置の調整は、好ましくは、弾性変形可能なエレメントによって行われる。この弾性変形可能なエレメントは、例えば、内側ドアトリムと伝達部材との間、又は内側ドアトリムとアームレストとの間に配置可能である。
【0013】
弾性エレメントは、例えば、バネ又はゴムエレメントにすることができる。この弾性エレメントの変形を通して、アームレスト及び、該当する場合は、伝達部材と内側ドアトリムとの間の間隔を調整することができる。これによって、弾性エレメントの変形は、好ましくは、アームレストを伝達部材へ接続する接続エレメントを作動させることによって同時に生じる。この目的のために、接続エレメントは、例えば、接続エレメントを取り囲むスペーサエレメントを通して弾性エレメントに作用可能である。
【0014】
さらに、案内レールがサポートプレート上に設けることができる。案内レール上には、伝達部材が案内される。また、サポートプレート上にはアームレストの調整機構が予め取り付け可能である。駆動モータを適合させるために、サポートは駆動部材を少なくとも部分的に取り囲むトラフを有することができる。モータの駆動力を伝達部材へ伝達する歯車装置は少なくとも一つの歯車部材を有する。この歯車部材は案内レールに沿って移動可能であり、また、好適には、案内レールによって取り囲まれた空間内に取り付け可能である。歯車部材上に設けられた固定手段は伝達部材を固定するのに使用される。この伝達部材は次いで適切なスライド部材によって案内レールに沿って案内される。歯車装置としては、例えば、駆動部材を伝達部材へ連結するスピンドル又はラック及びピニオンの歯車装置とすることができる。
【0015】
車両ドアにおいて、アームレスト組立体を組立てる方法は、請求項30の特徴によって特徴づけられる。
これによれば、アームレスト構造の組立体のアームレストは、内側ドアトリムに関して、車両の長手方向及び第2の方向の少なくとも一つの方向に調整される。第2の方向とは、車両の長手方向に直交するとともにアームレストの調整方向に直交する方向である。
【0016】
車両の長手方向における調整は、好ましくは、この目的のために設けられるとともにこの方向に延びる案内部材によって行われ、一方、第2の方向における調整は、この目的のために設けられた弾性エレメントの変形によって行われる。
【0017】
本発明の別の特徴及び利点が図面に図示された以下の実施形態の記載を参照して説明される。
図13a及び13bは、それぞれ、内側ドアトリムIの(内側ドアパネルから見た)背面図及び(車両の内側から見た)正面図である。内側ドアトリムIは車両の内部空間から車両ドアの内側パネルを覆いかつ内張りするのに使用されるものである。内側ドアトリムIはその反対側に二つのスペーサエレメントDを有する。そのエレメントは、内側ドアパネル上、又は内側ドアトリムIが内側ドアパネル上に固定されるときに内側パネルへ接続されるベースプレート上において、内側トリムと反対方向に面する端部側面によって支持される。内側ドアトリムと内側ドアパネルとの間の間隔は、これによって固定される。スペーサエレメントDは中空の円筒形であり、内側ドアパネル上に内側ドアトリムを固定するために、固定ネジをそのエレメントに通すことができる。
【0018】
内側ドアトリムIはアームレストを固定できる隙間Fをさらに有する。隙間Fの真下には、装飾ストリップを内側ドアパネル1へ固定する固定部位Bがある。
【0019】
図14は、図13bによる図における内側ドアトリムを示しており、把持凹部Gが設けられたアームレストAを有するアームレスト組立体が固定された後の状態を示している。さらに、スイッチブロックSがアームレストAの前部に取り付けられ、そのブロックを通して、電気式ウインドウリフタ又は電気式シートアジャスタなどの車両の電気式機能構成部材を作動できるようになっている。
アームレストAの真下には、内側ドアトリムI上に固定された装飾ストリップZがある。装飾ストリップZの真下には、カードポケットK及びスピーカカバーLがある。
【0020】
ここで、図1aから12を参照して、アームレスト組立体の詳細を説明する。この組立体は、高さ調整可能な(すなわち、縦方向の車両軸zに沿って調整可能な)アームレストAを有し、予め決められた方向x、yに沿ってアームレストAを内側ドアトリムIに関して調整することができる。
【0021】
図1aは、予め取り付けられる構造ユニットとしてのアームレスト用の調整機構の斜視図を示す。そのユニットは、自動車のドアボックス内に使用されるように設計され、また、それと接続可能な内側ドアパネル上又はベースプレート(ドアモジュールサポート)上に、幾つかの固定部位10を通して固定されている。図1bから1dは、図1aの構造ユニットの背面図、側面図及び平面図を示す。そのユニットは、アームレストの高さを縦方向の車両軸(z軸)にほぼ沿って調整するのに使用できる。
【0022】
ワンピースのベースエレメント1が構造ユニットのサポートを構成している。このベースエレメントの縁部領域は案内レール1a、1bとして成形され、さらに、モータ4を収納するために数回角度を付けて曲げられたウェブ1cを通して、いっしょに結合されている。減速歯車41が案内レール1a、1b内に取り付けられており、スピンドル42が関連する案内レール1aに沿って縦方向に調整できるようになっている。モータ4の駆動力はそれぞれの駆動シャフト40から歯車装置1へ伝達され、それによって、駆動シャフト40が、その最適位置に達するまで、ベースエレメント1のスロット領域を通して挿入可能になっている。
【0023】
サポートプレート2’(図1aにおいては透明に示される)が案内レール1a、1b上の調整経路に沿ってスライダ3によって案内されている。サポートプレート上にはアームレストが取り付けられる。また、サポートプレートはスピンドルの調整移動をアームレストへ伝達するための伝達部材として機能する。スピンドル42からサポートプレート2’内への調整力の導入は固定部位43を通して行われる。
【0024】
安定した案内状態が調整経路に沿って確保されるならば、調整は案内レール1a、1b間のほぼ中央に取り付けられた一つのスピンドルだけでも実施可能である。スピンドルの代わりに代替手段として、ラックとピニオンとの組み合せも使用できる。
【0025】
説明された構造体はの特徴は、高い剛性があること、車両のドアの外側の調整機構の全ての機能パラメータを予備点検することができること、及びその対称的な構造の結果として、左右のドアに使用できることである。さらに、サポートプレート2’は、設置状態において、内側に(車両の内側へ向けて)面し、また、調整機構の構造構成部材を覆っているため、側面衝突圧潰の場合に、鋭い縁部の貫通などに対して保護することができる。それに対応して、調整機構はドア内側へできるだけ深く設置されるべきである。
【0026】
保存された設定パラメータを起動する電子メモリデバイスが対応する車両に取り付けられている場合には、シート用の位置に加えて、アームレスト用のミラー及びステアリングホイールの異なる位置も自動的に起動され得る。さらに、アームレストの調整がアンチニップ保護が設けられたウインドウリフタ駆動部材を使用して行われる場合には、必要に応じて、同一の電子デバイスを使用してアームレスト調整を行うために、アンチニップ保護も経済的に容易に実現できる。この必要が生じ得るのは、特に、アームレストが下げられたときに、ギャップ(例えば、積込みコンパートメントの上端縁部の間)が減少する場合において、その寸法が車体の部分を圧着するのに適切な場合である。
【0027】
図2から5は、図1aから1dの実施形態の種々の変形態様を示す。そこにおいては、図1aから1dの構成部材及び組立体と一致する構成部材及び組立体には同一の参照番号が使用されている。これらの構造部材及びグループの詳細な説明については、図1aから1dで示される詳細が参照される。
【0028】
図2の線図はアームレスト用の調整機構1a、1b、2’、3を示している。この調整機構は、例えば、図1aから1dによる構造タイプに対応でき、また、車両ドアのベースプレート5(ドアモジュールサポート)上に取り付けられている。ケーブルウインドウリフタの二つの案内レール6a、6bがベースプレート5の側面上を延びている。ベースプレートは調整機構1a、1b、2’、3から離間されており、ドアボックスの内部面における大表面組立体開口部を防水被覆するために設けられている。ベースエレメント1(図1aから1dを参照)上に予め取り付けられるとともに予備点検できる一つの構造ユニットに組み合わされる調整機構は、これによって、ベースプレート5上に取り付けられる大形ドアモジュールに一体化されている。
【0029】
図3の線図によれば、調整機構1a、1b、2’、3自体のプレート状ベースエレメント60の縁部領域はウインドウリフタ用の案内レールに成形されている。アームレスト調整装置のサポートプレート2’は、調整機構のベースエレメント60上に固定されている個別の案内レール1a、1b上に従動部材3を介して案内される。
【0030】
さらに高度の一体化が図4及び5の実施形態によって達成される。ケーブルウインドウリフタの案内レール6a、6bとアームレスト調整装置の案内レール1a、1bとの両方が、これによって、サポート5’内にワンピースとして一体化され、これがアームレスト用の調整機構のベースエレメントと大形ドアモジュール(ウインドウリフタをさらに有する)のベースプレートとの両方を形成している。案内レール1a、1b、6a、6bは湾曲部によって形成されている。これらの湾曲部は、交互の側面に突出し、従動部材11、61を受容して案内するスロットを有している。
【0031】
サポート5’を使用して車両ドア内に有効な湿潤/乾燥空間の分離を確保できるようにするために、案内レールのスロットが封止される必要がある。これは接着ストリップ50を通して簡単な方法で達成できる。この接着ストリップは、湾曲部の領域が覆われるように、サポート5’のベース面上に接着される。
【0032】
両方の調整装置に共通のモータは材料費用をさらに減少し、それによって、重量及びコストが節減される。図4の線図によれば、ウインドウリフタ用の歯車装置70及びアームレスト調整装置用の歯車装置72の軸は同軸で取り付けられている。モータ7がウインドウリフタの歯車装置70へ直結され、それによって、連結されたクラッチ73が作動されないときに、調整力がケーブルドラム71へ伝えられる。クラッチ73が作動されると、ケーブルドラム71への調整力は中断され、代わりに、アームレスト調整装置用の歯車装置72へ伝えられる。ウインドウリフタの歯車装置70を介した調整力の伝達は、アームレスト調整装置の減速歯車装置72のコストを大幅に減少できるという利点を有する。アームレストの調整速度は、一般に、明らかに毎秒2から3cmであり、これは、ウインドウガラスの調整速度を下回る値である。
【0033】
図5の線図によれば、二つの歯車装置70及び72の軸は平行に延びている。モータの駆動力は、クラッチ73によって、必要に応じて、これら調整装置の一方又は他方へ伝達される。ここでは、歯車装置の複数使用は考慮されていない。
【0034】
図6はアームレスト2(アームサポート)を示している。このアームレスト2は軸220の回りに回動できるように吊り下げられ、また、ドアに固定状態で取り付けられたハンドル部材2aによって個々に手動で調整可能である。別の軸201の回りに限定量だけ回動できる把持ハンドル20は駆動レバーとして機能し、前記軸201を通して所謂ステップスイッチ機構(図示されない)と動作接続されている。ステップスイッチ機構の構造と機能については、例えば、DE4120617C2及びDE4321335C2が参照される。
【0035】
アームレストの調整が行われない場合には、把持ハンドル20は中立位置(実線)に位置決めされる。この位置は、好ましくない調整移動を防止するためにロックされる位置である。アームレストの傾斜又は高さを調整できるようにするためには、先ず、係止解除ボタン200が押され、ついで、把持ハンドルは、アームレストを下げるために下方へ回動されるか、アームレストを上げるために上方へ回動されなくてはならない。戻りバネ(図示されない)によって、把持ハンドルがその中立位置まで自動的に戻される。この中立位置においては、把持ハンドルはスイッチ210を支持するスイッチブロック21といっしょに一つの均一な輪郭を形成する。
図7の線図は、把持部材2a及びアームレストが一つの共通の調整可能ユニットを形成しているという点のみにおいて、図6の実施形態と異なる。
【0036】
図8は調整機構のアームレスト2とそれに連結されたサポートプレート2’との間の固定領域の断面を示している。これによれば、スペーサスリーブ20aの形態のスペーサエレメントはアームレスト2上にワンピースとして成形され、また、その自由端部は別のスペーサエレメント21’上に支持されている。このスペーサエレメントは、好ましくは、バネ弾性を有し、金属ディスク210’が取り付けられている。また、そのスペーサエレメント21’はサポートプレート2’上に取り付けられている。アームレスト2をサポートプレート2’上に固定するのに必要な固定力はネジ付きボルト200aによって加えられる。このネジ付きボルトは、スペーサスリーブ20a、別のスペーサエレメント21’及びサポートプレート2’を通過して、それらの部材を、対応するナット200bといっしょに連結固定状態に把持する。弾性スペーサエレメント21’は、調整機構、特に、アームレスト2のサポートプレート2’と内側ドアトリム9との間にガタの無い間隔を形成するように機能するものであり、必要に応じて、サポートプレート上にワンピースとして成形することもできる。
【0037】
アームレスト2の高さを調整するときに一体となって動くアームレスト2とサポートプレート2’との間を延びる内側ドアトリム9は、アームレスト2の共通の調整経路に沿って調整方向zに延びるスロット92を有している。それによって、スペーサスリーブ20a及びネジ付きボルト200aがスロット内でアームレスト2の調整方向zに案内される。また、スロットの縁部には、スライドエレメント90を形成するフレームが設けられている。円滑な移行を確保するために、内側トリム9の縁部又はそのトリム上に取り付けられるスライドエレメント90がアームレスト2の固定領域と弾性スペーサエレメント21’又はサポートプレート2’との間にクランプされないように、スペーサスリーブ20aが設計されている。
【0038】
この別のスペーサエレメント21’はバネエレメント(例えば、板バネ)又は同様なもの(例えば、ゴムブロック)として弾性的に設計されているので、ネジ付きボルト200aによってスペーサエレメント21’に対してスペーサスリーブ20aを通して加えられる方向yの作用によって、内側ドアトリム9とサポートプレート2’との間に十分な間隔が確保され、さらに、アームレスト2の領域を位置決めする手段も形成される。この位置決め手段は、必要に応じて、特定のタイプのドア用の内側トリム9におけるスロット92の縁部に関してサポートプレート2’上に固定するように機能するものである。なお、方向yはアームレスト2の調整方向zと交差するとともに車両の長手方向xと交差する方向である。ネジ付きボルト200a及び対応するナット200bを締付けると、バネ弾性スペーサエレメント21’がスペーサスリーブ20aの作用によってますます圧縮され、スペーサスリーブ20aに対して、ワッシャ201bを介してナット200bによって力が導入される。この力の導入は、アームレスト2及びサポートプレート2’が内側ドアトリム9に関して所定の位置に達するまで、特に、内側トリム9又はスライドエレメント90がアームレスト2とサポートプレート2’との間で案内されるようにするための遊びdyが所望の値に設定されるまで行われる。所望の値とは、調整方向z(図9aも参照)に沿って内側ドアトリム9に関するアームレスト2及びサポートプレート2’の十分に摩擦の無い移動を許容でき、他方において、その隙間が最小化されて、車両乗員に関する限りにおいて、アームレスト2と内側ドアトリム9との間のギャップができるだけ見えない程度になる値である。図8においては、遊びdyは、一例として、弾性スペーサスリーブ21’又はその上に取り付けられた金属ディスク210と内側ドアトリム9のスライドエレメント90との間に示されている。実際には、dyはスライドエレメント90が弾性スペーサスリーブ21’とアームレスト2の固定領域との間に通して取り付けられるようにする全体の遊びである。弾性スペーサエレメント21’を圧縮することによってアームレスト2の位置を調整した後には、アームレストが調整方向にスロット92に沿って変位されるときに過大な摩擦を避けるために、アームレスト2の固定領域とスライドエレメント90との間に小さいギャップが残されるが、それは乗員からは見えない(図8においても)。
【0039】
さらに、図9aのスペーサスリーブ20aは断面長円形の穴20’aを有する。この穴は車両の長手方向xに延びており、その中をネジ付きボルト200aが通過する。したがって、その長円形の穴を通して形成される案内部92’によって、アームレスト2とサポートプレート2’との間(結果的に、アームレスト2と内側ドアトリム9との間)の許容差が、車両の長手方向x(駆動方向)において、予め決められた量2*dx2だけ補償する可能性を付与している。さらに、スペーサスリーブは、内側ドアトリム9のギャップ90内において、車両の長手方向xに関しての所定の遊び2*dx1で案内され、これにより、アームレスト2及びサポートプレート2’が、車両の長手方向xにおいて、いっしょに内側ドアトリムに関して調整可能になっている。
【0040】
図9aの斜線部分は、縁部側のスライドエレメント90とアームレスト2又は一方の側のスペーサエレメント21’との間及びスペーサブッシュ20aと他方の側のスペーサエレメント21’との間の支持面91及び210’を示す。
【0041】
原則として、アームレスト2及びサポートプレート2’を接続するために、調整方向zにおいて案内スロット92に沿って相互に重ねて設けられる二つの固定と案内領域がある。車両乗員には通常見えない二つの重ねられた固定領域及び案内領域の下部は、図9bにおける関連説明といっしょに図10に示されるように、コストを節減するために、より単純に設計可能である。図8及び図9aに示されるように、上部固定領域を通る案内スロット92内におけるアームレスト2の案内は、原則として、精密に形成され、アームレストを案内スロット92内で案内するために、下部固定領域におけるスライドエレメント90及びスペーサエレメント21’が必要がないようになっている。アームレスト2上にワンピースとして成形されたスペーサスリーブ20aは、ついで、図9bに斜線で示される領域210“を通してサポートプレート2’上に直接支持される。
【0042】
図11は、カードポケット9’、9”の領域内の内側ドアトリムとアームレストのサポートプレート2’から角度を付けて外側へ曲げられた固定ブラケット22’との間の固定領域を断面で示している。図12のサポートプレート2’の断面の斜視図を参照のこと。また、ここでは、ネジ付き結合部材200’a、200’bにはスペーサブッシュ20aが設けられている。このブッシュは内側トリムの比較的大きい開口部内に設定されており、内側ドアトリム9と調整機構又はそのサポートプレート2’との間の許容差を補償する十分な隙間を保証している。
【図面の簡単な説明】
【図1a】
アームレストの調整機構の斜視図である。
【図1b−1d】
図1aの調整機構の三つの異なる図である。
【図2】
図1aから1dの調整機構の第1の変形態様を示す図である。
【図3】
図1aから1dの調整機構の第2の変形態様を示す図である。
【図4】
図1aから1dの調整機構の第3の変形態様を示す図である。
【図5】
図1aから1dの調整機構の第4の変形態様を示す図である。
【図6】
縦方向に調整可能なアームレストの手動駆動部材の一実施形態を示す図である。
【図7】
手動駆動部材の作動エレメントに関する図6の実施形態の変形態様を示す図である。
【図8】
アームレストと調整機構の伝達部材との間の固定領域の断面図である。
【図9a】
図8の固定領域の断面図である。
【図9b】
図9aの実施形態の変形態様を示す図である。
【図10】
図9bの固定領域の断面図である。
【図11】
車両ドアのカードポケットに近い固定領域を示す図である。
【図12】
図7の詳細を示す図である。
【図13a/13b】
内側ドアトリムの二つの異なる図である。
【図14】
組み込みアームレストを有する図13a及び13bの内側ドアトリムを示す図である。
【符号の説明】
1 内側ドアトリム
1a、1b 案内レール
1c ウェブ
2 アームレスト
2’ サポートプレート
4 モータ
5 ベースプレート
9 内側トリム
20a スペーサスリーブ
21’ スペーサエレメント
41 減速歯車
42 スピンドル
43 固定部位
92 スロット
92’ 案内部
200a ネジ付きボルト
200b ナット
Claims (32)
- 自動車ドア用のアームレスト組立体であって、
駆動ユニット(4)を通して所定位置で調整可能なアームレスト(2)と、
伝達部材(2’)と、
を有し、伝達部材にはアームレスト(2)が接続可能であり、また、伝達部材は、駆動ユニット(4)が作動されたときに、アームレスト(2)の調整方向(z)に沿って移動可能であり、
車両ドアにおけるアームレスト(2)の位置は車両の長手方向(x)及び方向(y)の少なくとも一つの方向に調整可能であり、方向(y)は車両の長手方向(x)に垂直であるとともにアームレスト(2)の調整方向(z)に垂直な方向であることを特徴とするアームレスト組立体。 - 駆動ユニット(4)及び伝達部材(2’)は車両ドアの支持部分(5)上に固定可能な共通のサポート(1)上に調整機構として取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載のアームレスト組立体。
- サポート(1)上の駆動ユニット(4)及び伝達部材(2’)は一つの予備点検可能な構造ユニットを形成しており、この構造ユニットは、駆動ユニット(4)が作動されたときに、伝達部材(2’)の調整移動を生じることを特徴とする請求項2に記載のアームレスト組立体。
- 車両ドアにおけるアームレストの位置調整は、調整移動中にアームレスト(2)が内側ドアトリム(9)を突出させることなく、アームレスト(2)がその調整方向(z)に沿って移動できるように実施されることを特徴とする上述の請求項のいずれか一項に記載のアームレスト組立体。
- アームレスト(2)を車両の長手方向(x)に整合させるために、少なくとも一つの案内部材(92、92’)があり、この案内部材が、好ましくは、調整方向(z)に沿ってアームレスト(2)を案内するように同時に機能することを特徴とする上述の請求項のいずれか一項に記載のアームレスト組立体。
- アームレスト(2)は案内部材(92、92’)内で案内エレメント(20a)と係合することを特徴とする請求項5に記載のアームレスト組立体。
- アームレスト(2)は少なくとも一つの接続エレメント(200a、200b)を介して伝達部材(2’)へ接続されており、伝達部材は少なくとも一つの案内部材(92、92’)内で車両の長手方向(x)に移動可能であることを特徴とする上述の請求項のいずれか一項に記載のアームレスト組立体。
- 接続エレメント(200a、200b)はスペーサエレメント(20a)内を延びており、そのスペーサエレメントはアームレスト(2)へ接続されるとともに、好ましくは、案内部材(92)内で接続エレメント(200a、200b)といっしょに移動可能であることを特徴とする請求項7に記載のアームレスト組立体。
- スペーサエレメント(20a)はアームレスト(2)上にワンピースとして成形されていることを特徴とする請求項8に記載のアームレスト組立体。
- 接続エレメント(200a、200b)はスペーサエレメント(20a)内で車両の長手方向(x)に移動可能であることを特徴とする請求項8又は9に記載のアームレスト組立体。
- 案内部材(92)の縁部には案内フレーム(90)が設けられていることを特徴とする請求項5から10のいずれか一項に記載のアームレスト組立体。
- 案内部材(90)は内側ドアトリム(9)内に設けられていることを特徴とする請求項5から11のいずれか一項に記載のアームレスト組立体。
- 案内部材(90)は伝達部材(2’)とアームレスト(2)との間を延びていることを特徴とする請求項5から12のいずれか一項に記載のアームレスト組立体。
- 一方の側にある伝達部材(2’)及び他方の側にあるアームレスト(2)は車両ドアの内側ドアトリム(9)それぞれの側に取り付けられていることを特徴とする上述の請求項のいずれか一項に記載のアームレスト組立体。
- 弾性エレメント(21’)はアームレスト(2)を第2の方向(y)に整合させるように機能し、第2の方向は車両の長手方向(x)に直交するとともにアームレスト(2)の調整方向(z)に直交する方向であることを特徴とする上述の請求項のいずれか一項に記載のアームレスト組立体。
- 弾性エレメント(21’)は一方の側にある内側ドアトリム(9)と他方の側にあるアームレスト(2)又は伝達部材(2’)との間に取り付けられていることを特徴とする請求項15に記載のアームレスト組立体。
- 一方の側にあるアームレスト(2)及び伝達部材(2’)の少なくとも一方と他方の側にある内側ドアトリム(9)との間の間隔は弾性エレメント(21’)の変形によって調整可能であることを特徴とする請求項15又は16に記載のアームレスト組立体。
- 弾性エレメント(21’)はアームレスト(2)を伝達部材(2’)へ接続可能にしている接続エレメント(200a、200b)を作動させることによって変形されることを特徴とする請求項15から17のいずれか一項に記載のアームレスト組立体。
- 接続エレメント(200a、200b)は接続エレメント(200a、200b)を取り囲んでいる弾性エレメント(21’)上のスペーサエレメント(20a)を通して作用することを特徴とする請求項18に記載のアームレスト組立体。
- サポート(1)は少なくとも一つの案内レール(1a、1b)を有し、その案内レール上には伝達部材(2’)が案内されていることを特徴とする請求項2から19のいずれか一項に記載のアームレスト組立体。
- 伝達部材(2’)を案内するためのスライド手段(3)が案内レール(1a、1b)上に設けられていることを特徴とする請求項20に記載のアームレスト組立体。
- 二つの案内レール(1a、1b)が設けられており、それら案内レールのそれぞれがアームレスト(2)の調整方向(z)に延びていることを特徴とする請求項20又は21に記載のアームレスト組立体。
- サポート(1)が駆動ユニット(4)用のマウント(1c)を有することを特徴とする請求項2から22のいずれか一項に記載のアームレスト組立体。
- マウント(1c)が駆動ユニット(4)を部分的に取り囲んでいることを特徴とする請求項23に記載のアームレスト組立体。
- 駆動ユニット(4)の外側に取り付けられた歯車装置(41、42、43)がアームレスト(2)の調整方向(z)に移動できる少なくとも一つの歯車部材(42)を有することを特徴とする上述の請求項のいずれか一項に記載のアームレスト組立体。
- 歯車部材(42)は案内レール(1a、1b)に沿って移動可能であることを特徴とする請求項25に記載のアームレスト組立体。
- 歯車部材(42)は案内レール(1a、1b)に沿って案内されるとともに、好ましくは、案内レール(1a、1b)に取り付けられていることを特徴とする請求項26に記載のアームレスト組立体。
- 伝達部材(2’)を固定するための固定手段(43)が歯車部材(42)に設けられていることを特徴とする請求項25から27のいずれか一項に記載のアームレスト組立体。
- 歯車装置(41、42)はスピンドル又はラック及びピニオン歯車として形成されていることを特徴とする請求項25から28のいずれか一項に記載のアームレスト組立体。
- 自動車ドアにおいて、上述の請求項のいずれか一項に記載の調整可能なアームレストを有するアームレスト組立体を取り付ける方法であって、それによって、アームレスト(2)が、内側ドアトリム(9)に関して、車両の長手方向(x)及び第2の方向(y)の少なくとも一つの方向に調整可能であり、第2の方向(y)が車両の長手方向(x)に垂直であるとともにアームレストの調整方向(z)に垂直である方法。
- アームレスト(2)の車両の長手方向(x)における整合が案内部材(92、92’)によって行われることを特徴とする請求項30に記載の方法。
- アームレスト(2)の第2の方向(y)における整合が弾性エレメント(21’)の変形を通して行われることを特徴とする請求項30又は31に記載の方法。
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