JP2004506592A - 真珠光沢剤界面活性剤組成物の製法 - Google Patents
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Abstract
Description
(技術分野)
本発明は、真珠光沢剤組成物、特に化粧品組成物およびかかる組成物の常温法(cold production)による製法に関する。
【0002】
(従来の技術)
数世紀にわたり、真珠は、その柔らかくきらめく光沢を有するため、人類にとて非常に魅力的である。化粧品の生産者は、化粧品が魅力的で高価で豪華な外観を有するように努めてきたことは、言うまでもない。天然のパールエッセンスは、初めて中年用の化粧品に使用され、この化粧品は、魚鱗箔の真珠光沢剤ペーストである。今世紀の始めに、パールエッセンスを製造しうるオキシ塩化ビスマスが開発された。別の態様として、脂肪酸グリコールモノエステルや脂肪酸ジエステル系の真珠光沢剤ロウ類があり、これらロウ類は、現代の化粧品にとって重要な原料であって、主としてヘアシャンプーやシャワーゲル用のパールエッセンスの製造原料として採用されている。現代の真珠光沢剤組成物に関し、文献を参照されたし〔A. Ansmann and R. Kawa, Parf. Kosm., 578(1994)〕。
【0003】
当該分野では、パールエッセンスを含む界面活性剤組成物の製法に関し、種々の方法が知られている。例えば、特許文献の開示によれば、真珠光沢剤濃縮物は、自由流動性の水性分散液の形態で存在し、15〜40重量%の真珠光沢剤成分と、5〜55重量%の乳化剤と、0.1〜5重量%または15〜40重量%のポリオールとを含有している〔DE 38 43 572 A1およびDE 41 03 551 A1(Henkel)〕。この真珠光沢剤ロウ類は、アシル化ポリアルキレングリコール、モノアルカノールアミド、直鎖飽和脂肪酸またはケトスルホネートである。別の特許文献は、界面活性剤と、不揮発性シリコーンと、真珠光沢剤ロウ類とを含むシリコーン組成物を開示する〔EP 0 181 773 B1およびEP 0 285 389 B1(Procter & Gamble)〕。またEP−A2−0 205 922(Henkel)は、自由流動性の真珠光沢剤濃縮物を開示し、この濃縮物は、5〜15重量%のアシル化ポリグリコールと、1〜6重量%の脂肪酸モノエタノールアミドと、1〜5重量%の非イオン性乳化剤とを含んでいる。またEP−B1−0 569 843(Hoechst)の開示によれば、非イオン性で自由流動性の真珠光沢剤分散液は、5〜30重量%のアシル化ポリグリコールと、0.1〜20重量%の特定の非イオン性界面活性剤とを混合して製造することができる。加えて、EP−A2−0 581 193(Hoechst)の開示によれば、自由流動性で保存安定性の真珠光沢剤分散体は、アシル化ポリグリコールエーテルと、ベタインと、アニオン性界面活性剤と、グリセロールとを含んでいる。最後に、EP−A1−0 684 302(Th. Goldschmidt)の開示によれば、ポリグリセロールエステルは、真珠光沢剤濃縮物の製造用の結晶化助剤として使用している。
【0004】
市販の真珠光沢剤ロウ類は、80℃を超える融点を有するため、常温で、水性組成物中に混和することができない。このため、当業者は、ロウ類を溶融し、水性組成物中でゆっくり冷却結晶化させる方法(高温法(hot process))を用いる必要がある。この結晶の粒度、したがってパールエッセンスの光沢度は、冷却速度の関数である。このため、高温法は、時間を浪費し、大きなエネルギーが必要であって、この高温法に代わる方法の開発が必要である。一般に当業者は、いわゆる真珠光沢剤濃縮物に注目しており、この濃縮物は、多少とも濃縮した界面活性剤組成物であって、予め、微粒子パールエッセンス形態の真珠光沢剤ロウ類を、乳化剤で安定化させた状態で含んでいる。このタイプの真珠光沢剤濃縮物は、さらに、常温法で処理できるが、この方法では、実際的な問題は、解決されずに、単に、濃縮物の中間生成物の製造に役立つにすぎない。なぜなら、濃縮物は、高温法でのみ製造できるからである。
【0005】
(発明が解決しようとする課題)
したがって、本発明が解決しようとする課題は、界面活性剤組成物が中間生成物(例えば、真珠光沢剤濃縮物)であるかまたは最終組成物(例えば、シャンプー組成物)であるかに拘らず、常温法によって、真珠光沢剤ロウ類を、界面活性剤組成物中に混和する方法を提供することである。これと同時に、かかる常温法は、パールエッセンスの光沢並びに組成物の安定性に対し、悪影響を与えるべきではない。
【0006】
(発明の開示)
本発明は、真珠光沢界面活性剤組成物を常温法によって製造する方法であって、まず、界面活性剤水溶液を導入し、真珠光沢剤ロウ類とポリオールエステルとの混合物を温度10〜45℃(15〜25℃)で撹拌することを特徴とする方法を提供する。
【0007】
驚くべきことに、少量のポリオールエステルを添加するだけで、真珠光沢剤ロウ類の融点を、当該真珠光沢剤ロウ類が界面活性剤組成物中に常温(10〜25℃)で容易に混和しうる程度まで、低下できることが判明した。界面活性剤組成物が中間生成物(例えば、真珠光沢剤濃縮物)であるかまたは消費者用の最終組成物(例えば、シャンプー、食器洗浄剤)であるかにかかわらず、界面活性剤組成物は、光沢のあるパールエッセンスを有し、保存において安定性であり、シリコーンのような混和困難な成分を混和することができる。本発明によれば、使用されるロウ類および乳化剤のタイプに応じて、真珠光沢剤組成物だけでなく、白色で不透明で乳濁化した組成物も、本発明の方法で製造できることが、判明した。
【0008】
界面活性剤含有組成物
前記したように、界面活性剤含有組成物は、中間生成物および真珠光沢剤濃縮物、または例えばヘアシャンプーまたは食器洗浄剤のような消費者用の最終組成物の両方とすることができる。組成物中に存在する界面活性剤は、アニオン性、非イオン性、カチオン性および/または両性または双性界面活性剤であり、これら界面活性剤は、濃厚溶液であるか稀釈溶液であるかに応じて、組成物の1〜35重量%、好ましくは5〜15重量%または15〜40重量%、より好ましくは25〜35重量%を構成する。
【0009】
アニオン性界面活性剤の代表例は、セッケン、アルキルベンゼンスルホン酸塩、アルカンスルホン酸塩、オレフィンスルホン酸塩、アルキルエーテルスルホン酸塩、グリセロールエーテルスルホン酸塩、α−メチルエステルスルホン酸塩、スルホ脂肪酸、アルキル硫酸塩、脂肪アルコールエーテル硫酸塩、グリセロールエーテル硫酸塩、脂肪酸エーテル硫酸塩、ヒドロキシ混合エーテル硫酸塩、モノグリセリド(エーテル)硫酸塩、脂肪酸アミド(エーテル)硫酸塩、スルホコハク酸モノ−およびジ−アルキル、スルホスクシンアミド酸モノ−およびジ−アルキル、スルホトリグリセリド、アミドセッケン、エーテルカルボン酸およびその塩、脂肪酸イセチオン酸塩、脂肪酸サルコシン酸塩、脂肪酸タウリド、N−アシルアミノ酸、例えばアシルラクチネート、アシルタートレート、アシルグルタメート、アシルアスパラテートなど、アルキルオリゴグルコシド硫酸塩、タンパク脂肪酸縮合物(特に小麦をベースとする植物生成物)およびアルキル(エーテル)ホスフェートである。アニオン性界面活性剤は、ポリグリコールエーテル鎖を含有する場合、通常の同族体分布を有してもよいが、好適には狭い同族体分布を有する。
【0010】
非イオン性界面活性剤の代表例は、脂肪アルコールポリグリコールエーテル、アルキルフェノールポリグリコールエーテル、脂肪酸ポリグリコールエステル、脂肪酸アミドポリグリコールエーテル、脂肪アミンポリグリコールエーテル、アルコキシル化トリグリセリド、混合エーテルおよび混合ホルマール、部分酸化されていてもよいアルキル(またはアルケニル)オリゴグリコシドもしくは、グルクロン酸誘導体、脂肪酸−N−アルキルグルカミド、タンパク水解物(特に小麦をベースとする植物生成物)、ポリオール脂肪酸エステル、糖エステル、ソルビタンエステル、ポリソルベートおよびアミンオキシドである。非イオン性界面活性剤は、ポリグリコールエーテル鎖を含有する場合、好適には狭い同族体分布を有するが、通常の同族体分布を有してもよい。
【0011】
カチオン性界面活性剤の代表例は、四級アンモニウム化合物、例えば、ジメチルジステアリルアンモニウムクロリドおよびエステルクォート、特に、四級化脂肪酸トリアルカノールアミンエステル塩である。
【0012】
両性または双性界面活性剤の代表例は、アルキルベタイン、アルキルアミドベタイン、アミノプロピオネート、アミノグリシネート、イミダゾリニウムベタインおよびスルホベタインである。
【0013】
前記した界面活性剤はすべて、既知の化合物である。それらの構造および製造に関する記載は、関連する刊行物に見られる〔例えば、J.Falbe(編)、”Surfactants in Consumer Products”, Springer Verlag, Berlin, 1987, p.54−124またはJ.Falbe(編)、「Katalysatoren, Tenside und Mineraloeladditive」(Catalysts, Surfactants and Mineral Oil Additives)、Thieme Verlag, Stuttgart, 1978, p.123−217〕。
本発明の界面活性剤含有組成物は、他の一般的な助剤および添加剤、例えば、油成分、乳化剤、過脂剤(superfatting agents)、コンシステンシー調整剤、増粘剤、ポリマー、シリコーン化合物、脂肪、ロウ類、安定剤、成長促進剤、消臭剤、制汗剤、フケ抑制剤、皮膜形成剤、膨潤剤、紫外線保護剤、酸化防止剤、ハイドロトロープ、防腐剤、防虫剤、セルブストブラウナー(Selbstbraeuner, self−tanning agent)、可溶化剤、香油、染料などを含有することができる。
【0014】
真珠光沢剤ロウ類
好適な真珠光沢剤ロウ類は、例えば、アルキレングリコールエステル、脂肪酸アルカノールアミド、部分グリセリド、多塩基性カルボン酸エステル、好適にはヒドロキシ置換カルボン酸エステル、脂肪アルコールエステル、脂肪酸エステル、脂肪ケトンエステル、脂肪アルデヒドエステル、脂肪エーテルエステル、脂肪カーボネート、オレフィンエポキシドの開環生成物およびそれらの混合物である。
【0015】
アルキレングリコールエステル
成分(a1)であるアルキレングリコールエステルは、一般に、以下の式(III)で示されるアルキレングリコールのモノエステルおよび/またはジエステルである。
R5CO(OA)nOR6 (III)
上記式中、R5COは、飽和または不飽和C6〜C22アシル基、
R6は、水素またはR5COと同じ、
Aは、直鎖または分岐鎖C2〜C4アルキレン基、
nは、1〜5の数値である。代表例は、以下の物質である:エチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、トリエチレングリコールまたはテトラエチレングリコールと、
C6〜C22脂肪酸、好適にはC12〜C18の脂肪酸、例えば、カプロン酸、カプリル酸、2−エチルヘキサン酸、カプリン酸、ラウリン酸、イソトリデカン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、パルミトレイン酸、ステアリン酸、イソステアリン酸、オレイン酸、エライジン酸、ペトロセリン酸、リノール酸、リノレン酸、エレオステアリン酸、アラキン酸、ガドレイン酸、ベヘン酸およびエルカ酸およびそれらの工業的混合物とのモノエステルおよび/またはジエステル。特に好ましいエステルは、エチレングリコールモノステアレートおよび/またはジステアレートである。
【0016】
脂肪酸アルカノールアミド
群(a2)の真珠光沢剤ロウ類として好適な脂肪酸アルカノールアミドは、式(IV):
R7CO−NR8−B−OH (IV)
〔式中、
R7COは、6〜22個の炭素原子を有する直鎖または分岐鎖、飽和または不飽和アシル基であり;
R8は、水素であるか、または1〜4個の炭素原子を有する所望によりヒドロキシ置換されたアルキル基であり;
Bは、1〜4個の炭素原子を有する直鎖または分岐鎖アルキレン基である。〕
で示される。代表例は、エタノールアミン、メチルエタノールアミン、ジエタノールアミン、プロパノールアミン、メチルプロパノールアミンおよびジプロパノールアミンおよびそれらの混合物と、
カプロン酸、カプリル酸、2−エチルヘキサン酸、カプリン酸、ラウリン酸、イソトリデカン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、パルミトレイン酸、ステアリン酸、イソステアリン酸、オレイン酸、エライジン酸、ペトロセリン酸、リノール酸、リノレン酸、エレオステアリン酸、アラキン酸、ガドレイン酸、ベヘン酸およびエルカ酸との縮合物、およびそれらの工業的混合物である。特に好ましいのは、ステアリン酸エタノールアミンである。
【0017】
部分グリセリド
真珠光沢剤特性を有し、成分(a3)を構成する部分グリセリドは、グリセロールと、直鎖飽和脂肪酸であるカプロン酸、カプリル酸、カプリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、パルミトレイン酸、ステアリン酸、ベヘン酸およびそれらの工業的混合物とのモノエステルおよび/またはジエステルである。部分グリセリドは、式(V):
【化1】
〔式中、
R9COは、6〜22個の炭素原子を有する直鎖飽和アシル基であり;
R10およびR11は、相互に独立して、水素であるか、またはR9COと同意義であり;
x、yおよびzはともに、0または1〜30の数を表し;
Xは、アルカリ金属またはアルカリ土類金属であり;
但し、2個の置換基R10およびR11のうち、少なくとも1つの置換基は、水素である。〕
で示される。代表例は、次のとおりである:ラウリン酸モノグリセリド、ラウリン酸ジグリセリド、ヤシ油脂肪酸モノグリセリド、ヤシ油脂肪酸トリグリセリド、パルミチン酸モノグリセリド、パルミチン酸トリグリセリド、ステアリン酸モノグリセリド、ステアリン酸ジグリセリド、獣脂脂肪酸モノグリセリド、獣脂脂肪酸ジグリセリド、ベヘン酸モノグリセリド、ベヘン酸ジグリセリド、およびそれらの工業的混合物(これらは、製造工程からの少量のトリグリセリドをさらに含有することができる。)。
【0018】
多塩基性カルボン酸エステル
成分(a4)を形成する他の好適な真珠光沢剤ロウ類は、多塩基性カルボン酸、所望により多塩基性ヒドロキシ置換カルボン酸と、6〜22個の炭素原子を有する脂肪アルコールとのエステルである。また、ジカルボン酸モノエステルまたはトリカルボン酸モノエステルおよび/またはジエステルの金属塩、特にアルカリ金属塩も、好適である。また、本発明の好適な一具体例によれば、成分(a4)として、多塩基性カルボン酸、好ましくは多塩基性ヒドロキシカルボン酸のエステルと共に、ポリオールの部分エステルおよび対応するセミエステルの金属塩を使用することができる。
これらのエステルの酸成分は、例えば、マロン酸、マレイン酸、フマル酸、アジピン酸、セバシン酸、アゼライン酸、ドデカン二酸、フタル酸、イソフタル酸、特にコハク酸およびリンゴ酸、クエン酸、より特に酒石酸、およびそれらの混合物から選択される。脂肪アルコールは、アルキル鎖中に、6〜22個、好ましくは12〜18個、より好ましくは16〜18個の炭素原子を有する。代表例は、カプロンアルコール、カプリルアルコール、2−エチルヘキシルアルコール、カプリンアルコール、ラウリルアルコール、イソトリデシルアルコール、ミリスチルアルコール、セチルアルコール、パルミトレイルアルコール、ステアリルアルコール、イソステアリルアルコール、オレイルアルコール、エライジルアルコール、ペトロセリニルアルコール、リノリルアルコール、リノレニルアルコール、エレオステアリルアルコール、アラキルアルコール、ガドレイルアルコール、ベヘニルアルコール、エルシルアルコールおよびブラシジルアルコールおよびそれらの工業的混合物である。エステルは、完全または部分エステルとして存在することができ、好ましくは、カルボン酸またはヒドロキシカルボン酸のモノエステル、特にジエステルを使用する。代表例は、コハク酸モノ−およびジラウリルエステル、コハク酸モノ−およびジセテアリルエステル、コハク酸モノ−およびジステアリルエステル、酒石酸モノ−およびジラウリルエステル、酒石酸モノ−およびジココアルキルエステル、酒石酸モノ−およびジセテアリルエステル、クエン酸モノ−、ジ−およびトリラウリルエステル、クエン酸モノ−、ジ−およびトリココアルキルエステル、およびクエン酸モノ−、ジ−およびトリセテアリルエステル、およびそれらの金属塩、好適にはアルカリ金属塩である。
【0019】
脂肪アルコール、脂肪酸
真珠光沢剤ロウ類の他の群(a5)は、式(VI):
R12OH (VI)
〔式中、R12は、16〜48個、好ましくは18〜36個の炭素原子を有する直鎖で、所望によりヒドロキシ置換したアルキル基および/またはアシル基である。〕
で示される脂肪アルコールおよび/または脂肪酸である。好適なアルコールの代表例は、セテアリルアルコール、ヒドロキシステアリルアルコール、ベヘニルアルコール、および長鎖パラフィンの酸化物である。酸の例は、ステアリン酸、ヒドロキシステアリン酸、特に、好ましくは90重量%を超える純度のベヘン酸である。
【0020】
脂肪ケトン
成分(a6)として好適な脂肪ケトンは、好ましくは、式(VII):
R13−CO−R14 (VII)
〔式中、R13およびR14は、相互に独立して、1〜22個の炭素原子を有するアルキルおよび/またはアルケニル基を表す。但し、R13およびR14は、合計で少なくとも24個、好ましくは32〜48個の炭素原子を有することができる。〕
で示される。ケトンは、既知の方法、例えば、対応する脂肪酸マグネシウム塩の熱分解によって、製造することができる。ケトンは、対称または非対称であることができるが、2つの置換基R13およびR14は、好ましくは、1つだけの炭素原子によって相互に異なり、16〜22個の炭素原子を有する脂肪酸から誘導される。ステアロンは、特に有利な真珠光沢剤特性を特徴とする。
【0021】
脂肪アルデヒド
真珠光沢剤ロウ類として好適な脂肪アルデヒド(a7)は、好ましくは、式(VIII):
R15COH (VIII)
〔式中、R15COは、24〜48個、好ましくは28〜32個の炭素原子を有する直鎖または分岐鎖アシル基である。〕
で示される。
【0022】
脂肪エーテル
他の好適な真珠光沢剤ロウ類(a8)は、式(IX):
R16−O−R17 (IX)
〔式中、R16およびR17は、相互に独立して、1〜22個の炭素原子を有するアルキルおよび/またはアルケニル基を表し、但し、R16およびR17は、合計で少なくとも24個、好ましくは32〜48個の炭素原子を有することができる。〕
で示される脂肪エーテルである。上記種類の脂肪エーテルは通常、対応する脂肪アルコールの酸性縮合によって製造される。特に有利な真珠光沢剤特性を有する脂肪エーテルは、16〜22個の炭素原子を有する脂肪アルコール、例えば、セチルアルコール、セテアリルアルコール、ステアリルアルコール、イソステアリルアルコール、オレイルアルコール、ベヘニルアルコールおよび/またはエルシルアルコールの縮合によって得られる。
【0023】
脂肪カーボネート
他の好適な真珠光沢剤ロウ類(a9)は、式(X):
R18O−CO−OR19 (X)
〔式中、R18およびR19は、相互に独立して、1〜22個の炭素原子を有するアルキルおよび/またはアルケニル基を表し、但し、R18およびR19は、合計で少なくとも24個、好ましくは32〜48個の炭素原子を有することができる。〕
で示される脂肪カーボネートである。脂肪カーボネートは、既知の方法によって、ジメチルまたはジエチルカーボネートと、対応する脂肪アルコールとのエステル交換によって得られる。したがって、脂肪カーボネートは、対称または非対称とすることができる。しかし好ましくは、R18およびR19が同一であって、16〜22個の炭素原子を有するアルキル基であるカーボネートを使用する。特に好ましくは、ジメチルまたはジエチルカーボネートと、セチルアルコール、セテアリルアルコール、ステアリルアルコール、イソステアリルアルコール、オレイルアルコール、ベヘニルアルコールおよび/またはエルシルアルコールとのエステル交換生成物(モノエステルおよびジエステルおよびそれらの工業的混合物の形態)である。
【0024】
オレフィンエポキシドの開環生成物
最後に、群(a10)を構成する開環生成物は既知の物質であって、この物質は通常、末端または内部オレフィンエポキシドと脂肪族アルコールとの酸触媒反応によって得られる。この反応生成物は、好ましくは、式(XI):
【化2】
[式中、
R20およびR21は、水素、または10〜20個の炭素原子を有するアルキル基を表し、但し、R20およびR21の炭素原子の合計は10〜22個であることを条件とし;
R22は、12〜22個の炭素原子を有するアルキルおよび/またはアルケニル基であり、および/または2〜15個の炭素原子および2〜10個のヒドロキシル基を有するポリオールの残基である。]
によって示される。代表例は、α−ドデセンエポキシド、α−ヘキサデセンエポキシド、α−オクタデセンエポキシド、α−エイコセンエポキシド、α−ドコセンエポキシド、i−ドデセンエポキシド、i−ヘキサデセンエポキシド、i−オクタデセンエポキシド、i−エイコセンエポキシドおよび/またはi−ドコセンエポキシドと、ラウリルアルコール、ココ脂肪アルコール、ミリスチルアルコール、セチルアルコール、セテアリルアルコール、ステアリルアルコール、イソステアリルアルコール、オレイルアルコール、エライジルアルコール、ペトロセリニルアルコール、リノリルアルコール、リノレニルアルコール、ベヘニルアルコールおよび/またはエルシルアルコールとの開環生成物である。好ましくは、ヘキサ−および/またはオクタデセンエポキシドと、16〜18個の炭素原子を有する脂肪アルコールとの開環生成物を使用する。開環反応のために、脂肪アルコールの代わりにポリオールを使用する場合、それらは、例えば下記物質から選択される:グリセロール;アルキレングリコール、例えば、エチレングリコール、ジエチレングリコール、プロピレングリコール、ブチレングリコール、ヘキシレングリコール、および平均分子量100〜1,000ダルトンのポリエチレングリコール;自己縮合度1.5〜10を有するオリゴグリセロール工業混合物、例えば、ジグリセロール含有量40〜50重量%のジグリセロール工業混合物;メチロール化合物、例えば、特に、トリメチロールエタン、トリメチロールプロパン、トリメチロールブタン、ペンタエリトリトールおよびジペンタエリトリトール;低級アルキルグルコシド、特にアルキル鎖に1〜8個の炭素原子を有する低級アルキルグルコシド、例えば、メチルおよびブチルグルコシド;5〜12個の炭素原子を有する糖アルコール、例えば、ソルビトールまたはマンニトール;5〜12個の炭素原子を有する糖、例えばグルコースまたはスクロース;アミノ糖、例えばグルカミド。
真珠光沢剤濃縮物を本発明の方法によって製造する場合、真珠光沢剤ロウ類は一般に、組成物の5〜45重量%、好ましくは10〜45重量%、より好ましくは25〜35重量%を構成する。最終組成物の場合は、パールエッセンス含有量は、当然かなり低く、一般に0.5〜3重量%、好ましくは1〜2重量%である。
【0025】
ポリオールエステル
ポリオールエステルは、本発明に従い、真珠光沢剤ロウ類融点の低下に使用し、下記の化合物群から選択することができる。
・グリセロールおよび/またはソルビタンと、飽和および/または不飽和で直鎖または分岐鎖のC12〜C22脂肪酸および/またはC3〜C18ヒドロキシカルボン酸ボンとの部分エステルおよびそれらの酸化エチレン1〜30モル付加物;
・ポリグリセロール(平均自己縮合度2〜8)、ポリエチレングリコール(分子量400〜5000)、トリメチロールプロパン、ペンタエリトリトール、糖アルコール(例えばソルビトール)、アルキルグルコシド(例えば、メチルグルコシド、ブチルグルコシド、ラウリルグルコシド)およびポリグルコシド(例えばセルロース)と、12〜22個の炭素原子を有する飽和および/または不飽和、直鎖または分岐鎖脂肪酸、および/または3〜18個の炭素原子を有するヒドロキシカルボン酸との部分エステル、およびそれらの酸化エチレン1〜30モル付加物;
・ペンタエリトリトール、脂肪酸、クエン酸および脂肪アルコールの混合エステル(DE−A−11 65 574)、および/またはC6〜C22脂肪酸、メチルグルコースおよびポリオール、好ましくはグリセロールまたはポリグリセロールの混合エステル。
【0026】
グリセリド部分エステル
好適な部分グリセリドの代表例は、ヒドロキシステアリン酸モノグリセリド、ヒドロキシステアリン酸ジグリセリド、イソステアリン酸モノグリセリド、イソステアリン酸ジグリセリド、オレイン酸モノグリセリド、オレイン酸ジグリセリド、リシノール酸モノグリセリド、リシノール酸ジグリセリド、リノール酸モノグリセリド、リノール酸ジグリセリド、リノレン酸モノグリセリド、リノレン酸ジグリセリド、エルカ酸モノグリセリド、エルカ酸ジグリセリド、酒石酸モノグリセリド、酒石酸ジグリセリド、クエン酸モノグリセリド、クエン酸ジグリセリド、リンゴ酸モノグリセリド、リンゴ酸ジグリセリド、および製造工程からの少量のトリグリセリドをさらに含有する場合があるそれらの工業的混合物である。また、部分グリセリドの酸化エチレン(1〜30モル、好ましくは5〜10モル)付加物も好適である。
【0027】
ソルビタン部分エステル
好適なソルビタンエステルは、ソルビタンモノイソステアレート、ソルビタンセスキイソステアレート、ソルビタンジイソステアレート、ソルビタントリイソステアレート、ソルビタンモノオレエート、ソルビタンセスキオレエート、ソルビタンジオレエート、ソルビタントリオレエート、ソルビタンモノエルケート、ソルビタンセスキエルケート、ソルビタンジエルケート、ソルビタントリエルケート、ソルビタンモノリシノレエート、ソルビタンセスキリシノレエート、ソルビタンジリシノレエート、ソルビタントリリシノレエート、ソルビタンモノヒドロキシステアレート、ソルビタンセスキヒドロキシステアレート、ソルビタンジヒドロキシステアレート、ソルビタントリヒドロキシステアレート、ソルビタンモノタルトレート、ソルビタンセスキタルトレート、ソルビタンジタルトレート、ソルビタントリタルタレート、ソルビタンモノシトレート、ソルビタンセスキシトレート、ソルビタンジシトレート、ソルビタントリシトレート、ソルビタンモノマレエート、ソルビタンセスキマレエート、ソルビタンジマレエート、ソルビタントリマレエートおよびそれらの工業的混合物である。また、これらソルビタンエステルについての、1〜30モル、好ましくは5〜10モルの酸化エチレン付加物も好適である。
【0028】
ポリグリセロールエステル
好適なポリグリセロールエステルの代表例は、次のとおりである:
ポリグリセリル−2−ジポリヒドロキシステアレート(Dehymuls(登録商標)PGPH)、
ポリグリセリン−3−ジイソステアレート(Lameform(登録商標)TGI)、
ポリグリセリル−4 イソステアレート(Isolan(登録商標)GI 34)、
ポリグリセリル−3 オレエート、
ジイソステアロイルポリグリセリル−3 ジイソステアレート(Isolan(登録商標)PDI)、
ポリグリセリル−3 メチルグルコースジステアレート(Tego Care(登録商標)450)、
ポリグリセリル−3 ビーズワックス(Cera Bellina(登録商標))、
ポリグリセリル−4 カプレート(Polyglycerol Caprate T2010/90)、
ポリグリセリル−3 セチルエーテル(Chimexane(登録商標)NL)、
ポリグリセリル−3 ジステアレート(Cremophor(登録商標)GS 32)およびポリグリセリルポリリシノレエート(Admul(登録商標)WOL 1403)、ポリグリセリルジメレート(dimerate)イソステアレートおよびそれらの混合物。
【0029】
他の好適なポリオールエステルの例は、トリメチロールプロパンまたはペンタエリトリトールと、ラウリン酸、ココ脂肪酸、獣脂脂肪酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸、ベヘン酸等と、所望により1〜30モルの酸化エチレンと反応させたモノ−、ジ−およびトリエステルである。
【0030】
含有量:ポリエステル
真珠光沢剤濃縮物を本発明の方法によって製造する場合、ポリエステルは、一般に、組成物の0.5〜15重量%、好ましくは1〜10重量%、より好ましくは5〜8重量%を構成する。最終組成物の場合は、ポリオールエステル含有量は、当然かなり低く、一般に0.1〜1重量%、好ましくは約0.5重量である。その結果、真珠光沢剤ロウ類の量を基準とした、ポリオールエステル含有量は、一般に1〜15重量%、好ましくは5〜10重量%である。
【0031】
乳化剤
前記したように、界面活性剤含有組成物は、基本的にどのようなタイプの界面活性剤でも含有することができるが、界面活性剤の選択は、特定の最終用途において所望される性能特性によってのみ決定される。しかし、本発明の好ましい実施態様において、界面活性剤含有組成物は、真珠光沢剤濃縮物である中間生成物である。この場合、界面活性剤成分の選択はより重要となる。なぜなら、かかる性能特性条件は、多量の真珠光沢剤ロウ類を永久的に安定化すると同時に、組成物の粘度を、当該組成物の容易なポンプ処理および投入が可能なほどの低い粘度に維持することが必要だからである。この目的は、例えば、下記の群の少なくとも1つから選択される非イオン性界面活性剤によって達成することができる。
・次の物質の酸化エチレン2〜30モル付加物および/または酸化プロピレン0〜5モル付加物:C8〜C22直鎖脂肪アルコール、C12〜C22脂肪酸、炭素数8〜15のアルキル基を有するアルキルフェノールおよび炭素数8〜22のアルキル基を有するアルキルアミン、
・炭素数8〜22のアルキル基を有する、アルキルモノグリコシドまたはアルキルオリゴグリコシドおよびそれらのエトキシル化同族体、
・1〜15モルの酸化エチレンの、ヒマシ油および/または水素化ヒマシ油に対する付加生成物;
・15〜60モルの酸化エチレンの、ヒマシ油および/または水素化ヒマシ油に対する付加生成物;
・モノ−、ジ−およびトリアルキルホスフェート、およびモノ−、ジ−および/またはトリ−PEG−アルキルホスフェート、およびそれらの塩;
・羊毛ロウアルコール;
・ポリシロキサン/ポリアルキルポリエーテルコポリマー、および対応する誘導体;
・ポリアルキレングリコール;および
・グリセロールカーボネート
【0032】
酸化エチレンおよび/または酸化プロピレン付加物
脂肪アルコール、脂肪酸、アルキルフェノールまたはヒマシ油についての酸化エチレンおよび/または酸化プロピレン付加物は、既知であり、商業的に入手可能である。これら付加物は、同族体の混合物であり、それらの平均アルコキシル化度は、付加反応を実施する際の(酸化エチレンおよび/または酸化プロピレン)/(基質)の比率に対応する。グリセロールの酸化エチレン付加物のC12 / 18脂肪酸モノエステルおよびジエステルは、化粧品用の再加脂剤剤として既知である(DE−A−20 24 051)。C8 / 18アルキルモノ−およびオリゴグリコシド、それらの製造およびそれらの使用は、先行文献から既知である。それらは、特に、グルコースまたは少糖類を、一級C8 〜 18アルコールと反応させることによって製造される。グリコシド単位に関する限り、グリコシド結合によって環状糖単位が脂肪アルコールに結合しているモノグリコシド、および好ましくは約8までのオリゴマー化度を有するオリゴマーグリコシドの両方が好適である。オリゴマー化度は統計的平均値であり、そのような工業生成物に一般的な同族体分布はかかる平均値に基づくものである。
【0033】
双性界面活性剤、両性界面活性剤
他の好適な乳化剤は、双性界面活性剤である。双性界面活性剤は、当該分子において、少なくとも1つの四級アンモニウム基と、少なくとも1つのカルボン酸イオンと、1つのスルホン酸イオンとを含有する界面活性化合物である。特に好適な双性界面活性剤は、いわゆるベタインであって、例えばC8〜C18のアルキル基またはアシル基を有する、N−アルキル−N,N−ジメチルアンモニウムグリシネート、例えばココアルキルジメチルアンモニウムグリシネート、N−アシルアミノプロピル−N,N−ジメチルアンモニウムグリシネート、例えばココアシルアミノプロピルジメチルアンモニウムグリシネートおよび2−アルキル−3−カルボキシメチル−3−ヒドロキシエチルイミダゾリン並びにココアシルアミノエチルヒドロキシエチルカルボキシメチルグリシネートである。ココアミドプロピルベタイン(ココアミドプロピルベタイン)のCTFA名で知られている脂肪酸アミド誘導体が、特に好適である。
両性界面活性剤も好適な乳化剤である。両性界面活性剤は、当該分子中において、C8 / 18アルキルまたはアシル基の他に、少なくとも1つの遊離アミノ基と、少なくとも1つの−COOHまたは−SO3H基とを含有し、分子内塩を形成することができる界面活性化合物である。好適な両性界面活性剤の例は、C8〜C18アルキル基を有する、N−アルキルグリシン、N−アルキルプロピオン酸、N−アルキルアミノ酪酸、N−アルキルイミノジプロピオン酸、N−ヒドロキシエチル−N−アルキルアミドプロピルグリシン、N−アルキルタウリン、N−アルキルサルコシン、2−アルキルアミノプロピオン酸およびアルキルアミノ酢酸である。特に好適な両性界面活性剤は、N−ココアルキルアミノプロピオネート、ココアシルアミノエチルアミノプロピオネートおよびC12 / 18アシルサルコシンである。
【0034】
カチオン界面活性剤
最後に、カチオン界面活性剤も好適な乳化剤であり、エステルクォート型、特にメチル四級化二脂肪酸トリエタノールアミンエステル塩が特に好ましい。
【0035】
ポリオール
高度に濃縮した真珠光沢剤濃縮物を製造する場合、有利には、ポリオールを使用して粘度を減少させることができる。
好適なポリオールは、好ましくは2〜15個の炭素原子、および少なくとも2個のヒドロキシル基を有する。ポリオールは、他の官能基、特にアミノ基を含有することができ、窒素で変性することもできる。代表例は、次のとおりである。
・グリセロール
・平均分子量100〜1,000ダルトンを有するアルキレングルコール、例えば、エチレングリコール、ジエチレングリコール、プロピレングリコール、ブチレングリコール、ヘキシレングリコールおよびポリエチレングリコール
・自己縮合度1.5〜10のオリゴグリセロール工業的混合物、例えば、ジグリセロール含有量40〜50重量%のジグリセロール工業的混合物
・メチロール化合物、例えば、特に、トリメチロールエタン、トリメチロールプロパン、トリメチロールブタン、ペンタエリトリトールおよびジペンタエリトリトール
・低級アルキルグルコシド、特にアルキル基において1〜8個の炭素原子を有する低級アルキルグルコシド、例えばメチルおよびブチルグルコシド
・5〜12個の炭素原子を有する糖アルコール、例えばソルビトールまたはマンニトール
・5〜12個の炭素原子を有する糖類、例えばグルコースまたはショ糖
・アミノ糖、例えばグルカミン;
・ジアルコールアミン、例えばジエタノールアミンまたは2−アミノプロパン−1,3−ジオール。
【0036】
ポリオールは、一般に0.1〜15重量%、好ましくは0.5〜5重量%の量で使用される。より多量のポリオール、好ましくはより多量のグリセロールまたはエチレングリコールを使用すれば、本発明の濃縮物は、同時に微生物侵入に対して安定性を示すことができる。
【0037】
製造方法
本発明の界面活性剤含有組成物の製造法によれば、一般に、まず、水性界面活性剤または乳化剤の混合物を、所望により他の助剤または添加剤と一緒に、10〜25℃で導入し、この温度で、真珠光沢剤ロウ類とポリオールエステルとの混合物を導入し、全体を均一化し、次いで結晶化する。別法として、まず、濃縮(アニオン性)界面活性剤水性ペーストを導入し、真珠光沢剤ロウ類とポリオールエステルとの混合物を常温で攪拌し、次いで、この混合物を、所要の濃度まで水で稀釈するか、または、ポリマー親水性増粘剤、例えば、ヒドロキシプロピルセルロース、キサンタンガムまたはカルボマー(carbomer)型のポリマーと混合する。また最後に別法として、真珠光沢剤ロウ類とポリオールエステルとの混合物を、水性界面活性剤溶液の一部に溶解または分散させ、次いで、主要量の組成物と混合することもできる。
【0038】
(実施例)
以下の表1に、ポリオールエステルの真珠光沢剤ロウ類市販品への添加による、当該ポリオールエステルの融点低下作用を示す。ロウ単独と、混合物(ロウ90重量%+ポリオールエステル10重量%)とを比較した。次に、下記の組成を有するシャンプーを製造した:12gのココ脂肪アルコール+2EOスルフェートナトリウム塩、1.5gのジメチルポリシロキサン、3gのココアルキルグルコシドおよび1.5gのエステルクォート(100重量%までの水)。組成物を、(a)90℃に加熱し、C1〜C4真珠光沢剤ロウ類1 gの添加後に、1時間で周囲温度に冷却するか、または(b)混合物1〜4を、1gの量にて、20℃で添加した。パールエッセンス結晶の粒度は、顕微鏡により、次の評価基準で目視評価した:1=極めて微細な結晶〜5=粗い結晶。また、パールエッセンスは、(1=光沢あり〜5=光沢なし)の評価基準で評価した。結果を表1に示す。
【0039】
【表1】:真珠光沢剤ロウ類の融点低下およびシャンプーにおける性能(量は重量%)
Claims (10)
- 真珠光沢界面活性剤組成物を常温法によって製造する方法であって、
まず、界面活性剤水溶液を導入し、真珠光沢剤ロウ類とポリオールエステルとの混合物を温度10〜45℃で撹拌することを特徴とする方法。 - 当該製法により、中間生成物または消費者用最終組成物を製造する請求項1記載の方法。
- 界面活性剤水溶液として、アニオン性、非イオン性、カチオン性、両性および/または双性界面活性剤の水溶液を使用する請求項1または2記載の方法。
- 界面活性剤の用量は、当該組成物を基準に、1〜25重量%(最終組成物)または15〜40重量%(濃縮物)である請求項1〜3のいずれかに記載の方法。
- 真珠光沢剤ロウ類は、アルキレングリコールエステル、脂肪酸アルカノールアミド、部分グリセリド、多塩基性カルボン酸エステル、好適には多塩基性ヒドロキシ置換カルボン酸エステル、脂肪アルコール、脂肪酸、脂肪ケトン、脂肪アルデヒド、脂肪エーテル、脂肪カーボネート、オレフィンエポキシドの開環生成物およびそれらの混合物からなる群から選ばれる請求項1〜4のいずれかに記載の方法。
- 真珠光沢剤ロウ類の用量は、界面活性剤含有組成物を基準に、0.5〜3重量%(最終組成物)または5〜45重量%(濃縮物)である請求項1〜5のいずれかに記載の方法。
- ポリオールエステルは、
グリセロールおよび/またはソルビタンと、飽和および/または不飽和で直鎖または分岐鎖のC12〜C22脂肪酸および/またはC3〜C18ヒドロキシカルボン酸ボンとの部分エステル、およびその酸化エチレン1〜30モル付加物、
ポリグリセロール、ポリエチレングリコール、トリメチロールプロパン、ペンタエリトリトール、アルキルグルコシドおよびポリグルコシドと、飽和および/または不飽和で直鎖または分岐鎖のC12〜C22脂肪酸および/またはC3〜C18ヒドロキシカルボン酸ボンとの部分エステル、およびその酸化エチレン1〜30モル付加物、
ペンタエリトリトール、脂肪酸、クエン酸および脂肪アルコールのエステル混合物および/またはC6〜C22脂肪酸、メチルグルコースおよびポリオールのエステル混合物、およびそれらの混合物
からなる群から選ばれる請求項1〜5のいずれかに記載の方法。 - ポリオールエステルの用量は、界面活性剤含有組成物を基準に、0.1〜1重量%(最終組成物)または0.5〜15重量%(濃縮物)である請求項1〜7のいずれかに記載の方法。
- 前記濃縮界面活性剤含有組成物の製造において、乳化剤として、以下の物質を用いる請求項1〜8のいずれかに記載の方法:
次の物質の酸化エチレン2〜30モル付加物および/または酸化プロピレン0〜5モル付加物:C8〜C22直鎖脂肪アルコール、C12〜C22脂肪酸、炭素数8〜15のアルキル基を有するアルキルフェノールおよび炭素数8〜22のアルキル基を有するアルキルアミン、
炭素数8〜22のアルキル基を有する、アルキルモノグリコシドまたはアルキルオリゴグリコシドおよびそれらのエトキシル化同族体、
ヒマシ油または水添ヒマシ油の酸化エチレン1〜15モルまたは15〜60モル付加物、
モノ、ジまたはトリアルキルホスフェート、モノ、ジおよび/またはトリ−PEG−アルキルホスフェートおよびそれらの塩、
ポリシロキサン/ポリアルキルポリエーテルコポリマーおよび対応する誘導体、ポリアルキレングリコールおよびグリセロールカーボネート、
ココアミドプロピルベタインおよび/またはエステルクォート
からなる群から選ばれる物質。 - 前記濃縮界面活性剤含有組成物の製造において、ポリオールを用いる請求項1〜9のいずれかに記載の方法。
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