JPH0782140A - 真珠光沢液体洗浄剤組成物 - Google Patents
真珠光沢液体洗浄剤組成物Info
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- JPH0782140A JPH0782140A JP22845693A JP22845693A JPH0782140A JP H0782140 A JPH0782140 A JP H0782140A JP 22845693 A JP22845693 A JP 22845693A JP 22845693 A JP22845693 A JP 22845693A JP H0782140 A JPH0782140 A JP H0782140A
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- liquid detergent
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 下記成分(A)、(B)、(C)及び
(D); (A)陰イオン性界面活性剤又は両性界面活性剤、 (B)次の一般式(1) R1OCOCH2CH2COOR2 (1) (式中、R1 、R2 は、同一又は異なって、炭素数14
〜24の直鎖アルキル基を示す)で表わされるコハク酸
ジエステル、 (C)糖系非イオン性界面活性剤、 (D)水、 を含有する真珠光沢液体洗浄剤組成物。 【効果】 液感と泡立ちを損なうことなく、美しい真珠
光沢を呈するものであり、しかも高温安定性に優れるも
のである。
(D); (A)陰イオン性界面活性剤又は両性界面活性剤、 (B)次の一般式(1) R1OCOCH2CH2COOR2 (1) (式中、R1 、R2 は、同一又は異なって、炭素数14
〜24の直鎖アルキル基を示す)で表わされるコハク酸
ジエステル、 (C)糖系非イオン性界面活性剤、 (D)水、 を含有する真珠光沢液体洗浄剤組成物。 【効果】 液感と泡立ちを損なうことなく、美しい真珠
光沢を呈するものであり、しかも高温安定性に優れるも
のである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は真珠光沢液体洗浄剤組成
物に関し、さらに詳しくは優れた真珠様の外観及び液感
並びに豊かな泡立ちを有する液体洗浄剤組成物に関す
る。
物に関し、さらに詳しくは優れた真珠様の外観及び液感
並びに豊かな泡立ちを有する液体洗浄剤組成物に関す
る。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】身体や
毛髪を洗浄する際に使用される液体製品、例えばシャン
プーは、消費者に好印象を与えるものが要求される。そ
こで、高級感を現出させるため、洗浄剤組成物に真珠様
の光沢を付与する試み、例えばエチレングリコールジス
テアレートの使用(欧州特許第181773号)、直鎖
状ジカルボン酸ジエステルの使用(特開昭57−675
10号)等がなされてきている。
毛髪を洗浄する際に使用される液体製品、例えばシャン
プーは、消費者に好印象を与えるものが要求される。そ
こで、高級感を現出させるため、洗浄剤組成物に真珠様
の光沢を付与する試み、例えばエチレングリコールジス
テアレートの使用(欧州特許第181773号)、直鎖
状ジカルボン酸ジエステルの使用(特開昭57−675
10号)等がなされてきている。
【0003】しかし、これら従来の洗浄剤において得ら
れている真珠光沢は、均一でなかったり、均一であった
としても彩やかさに欠けていて、未だ満足のいくものと
はいい難い。とくに低刺激性のアルキルポリグリコシド
を配合した洗浄剤への真珠光沢の付与は困難を極めてい
た。
れている真珠光沢は、均一でなかったり、均一であった
としても彩やかさに欠けていて、未だ満足のいくものと
はいい難い。とくに低刺激性のアルキルポリグリコシド
を配合した洗浄剤への真珠光沢の付与は困難を極めてい
た。
【0004】そこで、優れた真珠光沢を有し、低刺激
で、かつ良好な液感及び豊かな泡立ちをもたらす液体洗
浄剤組成物の開発が望まれていた。
で、かつ良好な液感及び豊かな泡立ちをもたらす液体洗
浄剤組成物の開発が望まれていた。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、かかる実
情に鑑み鋭意検討した結果、陰イオン又は両性界面活性
剤と糖系非イオン性界面活性剤とを含み、さらにコハク
酸ジエステルを配合してなる液体洗浄剤組成物が、優れ
た真珠光沢を有し、かつ良好な液感及び泡立ちをもたら
すものであることを見出し、本発明を完成するに至っ
た。
情に鑑み鋭意検討した結果、陰イオン又は両性界面活性
剤と糖系非イオン性界面活性剤とを含み、さらにコハク
酸ジエステルを配合してなる液体洗浄剤組成物が、優れ
た真珠光沢を有し、かつ良好な液感及び泡立ちをもたら
すものであることを見出し、本発明を完成するに至っ
た。
【0006】すなわち、本発明は、下記成分(A)、
(B)、(C)及び(D); (A)陰イオン性界面活性剤又は両性界面活性剤、 (B)次の一般式(1) R1OCOCH2CH2COOR2 (1) (式中、R1、R2 は、同一又は異なって、炭素数14
〜24の直鎖アルキル基を示す)で表わされるコハク酸
ジエステル、 (C)糖系非イオン性界面活性剤、 (D)水、 を含有することを特徴とする真珠光沢液体洗浄剤組成物
を提供するものである。
(B)、(C)及び(D); (A)陰イオン性界面活性剤又は両性界面活性剤、 (B)次の一般式(1) R1OCOCH2CH2COOR2 (1) (式中、R1、R2 は、同一又は異なって、炭素数14
〜24の直鎖アルキル基を示す)で表わされるコハク酸
ジエステル、 (C)糖系非イオン性界面活性剤、 (D)水、 を含有することを特徴とする真珠光沢液体洗浄剤組成物
を提供するものである。
【0007】本発明に使用される成分(A)の陰イオン
性界面活性剤としては、例えばパラフィンスルホネー
ト、α−オレフィンスルホネート、ポリオキシエチレン
アルキルサルフェート、アルキルカルボキシレート、ア
ルキルベンゼンスルホネート、モノ又はジアルキルホス
フェート、アルキロイルイセチオネート等のサルフェー
ト、スルホネート、カルボキシレート及びホスフェート
並びにそれらの塩が挙げられる。ここで用いられる塩と
してはナトリウム、カリウム等の金属塩;アンモニウム
塩、モノエタノールアンモニウム塩、ジエタノールアン
モニウム塩、トリエタノールアンモニウム塩等の有機ア
ンモニウム塩等が好ましい。
性界面活性剤としては、例えばパラフィンスルホネー
ト、α−オレフィンスルホネート、ポリオキシエチレン
アルキルサルフェート、アルキルカルボキシレート、ア
ルキルベンゼンスルホネート、モノ又はジアルキルホス
フェート、アルキロイルイセチオネート等のサルフェー
ト、スルホネート、カルボキシレート及びホスフェート
並びにそれらの塩が挙げられる。ここで用いられる塩と
してはナトリウム、カリウム等の金属塩;アンモニウム
塩、モノエタノールアンモニウム塩、ジエタノールアン
モニウム塩、トリエタノールアンモニウム塩等の有機ア
ンモニウム塩等が好ましい。
【0008】成分(A)の両性界面活性剤としては、例
えばイミダゾリウムベタイン、カルボベタイン、スルホ
ベタイン等のベタイン系の活性剤が挙げられる。
えばイミダゾリウムベタイン、カルボベタイン、スルホ
ベタイン等のベタイン系の活性剤が挙げられる。
【0009】成分(A)は、陰イオン性界面活性剤の一
種又は二種以上を使用しても、両性界面活性剤の一種又
は二種以上を使用しても、また両者のそれぞれ一種又は
二種以上を混合して使用してもよい。なかでもポリオキ
シエチレンラウリルサルフェートナトリウム塩、ポリオ
キシエチレンミリスチルサルフェートナトリウム塩、ポ
リオキシエチレンパルミチルサルフェートナトリウム塩
が好ましい。
種又は二種以上を使用しても、両性界面活性剤の一種又
は二種以上を使用しても、また両者のそれぞれ一種又は
二種以上を混合して使用してもよい。なかでもポリオキ
シエチレンラウリルサルフェートナトリウム塩、ポリオ
キシエチレンミリスチルサルフェートナトリウム塩、ポ
リオキシエチレンパルミチルサルフェートナトリウム塩
が好ましい。
【0010】成分(A)は本発明組成物に好ましくは5
〜50重量%(以下、単に「%」で示す)、とくに好ま
しくは15〜20%配合される。
〜50重量%(以下、単に「%」で示す)、とくに好ま
しくは15〜20%配合される。
【0011】本発明に使用される成分(B)のコハク酸
ジエステルは前記式(1)で表わされるが、好ましい具
体例としてコハク酸ジミリスチル、コハク酸ジステアリ
ル、コハク酸ミリスチルステアリル等が挙げられる。
ジエステルは前記式(1)で表わされるが、好ましい具
体例としてコハク酸ジミリスチル、コハク酸ジステアリ
ル、コハク酸ミリスチルステアリル等が挙げられる。
【0012】成分(B)は本発明組成物中に好ましくは
0.5〜10%、とくに好ましくは2〜10%配合され
る。
0.5〜10%、とくに好ましくは2〜10%配合され
る。
【0013】本発明に使用される成分(C)の糖系非イ
オン性界面活性剤としては、例えば下記一般式(2) R3O(R4O)nGm (2) (式中、R3 は炭素数8〜18のアルキル基、アルキル
フェニル基、ヒドロキシアルキル基又はヒドロキシアル
キルフェニル基を示し、R4 は炭素数2〜4のアルキル
基を示し、Gは炭素数5又は6の還元糖由来基を示し、
nは0〜5の数を示し、mは1〜3の数を示す)で表わ
される多糖類が挙げられる。これらのうち、好ましい例
としては、上記式中、R3 が炭素数9〜11のアルキル
基、アルキルフェニル基、ヒドロキシアルキル基又はヒ
ドロキシアルキルフェニル基であって、かつn=0であ
る多糖類が挙げられる。
オン性界面活性剤としては、例えば下記一般式(2) R3O(R4O)nGm (2) (式中、R3 は炭素数8〜18のアルキル基、アルキル
フェニル基、ヒドロキシアルキル基又はヒドロキシアル
キルフェニル基を示し、R4 は炭素数2〜4のアルキル
基を示し、Gは炭素数5又は6の還元糖由来基を示し、
nは0〜5の数を示し、mは1〜3の数を示す)で表わ
される多糖類が挙げられる。これらのうち、好ましい例
としては、上記式中、R3 が炭素数9〜11のアルキル
基、アルキルフェニル基、ヒドロキシアルキル基又はヒ
ドロキシアルキルフェニル基であって、かつn=0であ
る多糖類が挙げられる。
【0014】成分(C)は本発明組成物に好ましくは2
〜30%、とくに好ましくは2〜15%配合される。
〜30%、とくに好ましくは2〜15%配合される。
【0015】本発明に使用される成分(D)の水は、本
発明組成物に好ましくは30〜80%、とくに好ましく
は45〜80%配合される。
発明組成物に好ましくは30〜80%、とくに好ましく
は45〜80%配合される。
【0016】本発明の真珠光沢液体洗浄剤組成物を製造
するには、まず、成分(A)の一部、(B)の全部、
(C)の一部及び(D)の一部を混合し、濃縮物を調製
する。濃縮物全体を100%としたときの好ましい配合
割合は、(A)3〜30%、(B)7〜55%、(C)
3〜20%、(D)30〜65%である。これらの割合
で混合することにより美しい真珠光沢を有する濃縮物が
得られる。
するには、まず、成分(A)の一部、(B)の全部、
(C)の一部及び(D)の一部を混合し、濃縮物を調製
する。濃縮物全体を100%としたときの好ましい配合
割合は、(A)3〜30%、(B)7〜55%、(C)
3〜20%、(D)30〜65%である。これらの割合
で混合することにより美しい真珠光沢を有する濃縮物が
得られる。
【0017】上記濃縮物を調製する際の加熱温度は成分
(B)の融点以上、好ましくは該融点より約10℃以上
高温とする。このとき、攪拌速度は、とくに限定される
ものではないが、例えば10〜100rpm 程度の低速回
転攪拌で十分であり、また、攪拌時間も、とくに限定さ
れないが、作業性の点から5〜60分、とくに20〜4
0分間が好ましい。
(B)の融点以上、好ましくは該融点より約10℃以上
高温とする。このとき、攪拌速度は、とくに限定される
ものではないが、例えば10〜100rpm 程度の低速回
転攪拌で十分であり、また、攪拌時間も、とくに限定さ
れないが、作業性の点から5〜60分、とくに20〜4
0分間が好ましい。
【0018】上記工程を経ることにより、成分(B)が
溶解し、液は乳化状態となる。次いで、徐々に冷却し、
最終液温を10〜40℃、好ましくは20〜30℃程度
とする。これにより成分(B)が結晶化し、液全体が美
しい真珠光沢を有するようになる。
溶解し、液は乳化状態となる。次いで、徐々に冷却し、
最終液温を10〜40℃、好ましくは20〜30℃程度
とする。これにより成分(B)が結晶化し、液全体が美
しい真珠光沢を有するようになる。
【0019】このようにして得られた真珠光沢濃縮物
に、成分(A)の残部、(C)の残部及び(D)の残部
を混合し、本発明の液体洗浄剤組成物を得る。
に、成分(A)の残部、(C)の残部及び(D)の残部
を混合し、本発明の液体洗浄剤組成物を得る。
【0020】本発明の液体洗浄剤組成物には、前記成分
(A)、(B)、(C)及び(D)の他に、必要に応
じ、本発明の効果を損なわない範囲で、一般に洗浄剤に
使用される界面活性剤;グリセリン、プロピレングリコ
ール、エタノール、尿素等の溶解補助剤;水溶性高分
子、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル、食塩等の
増粘剤;パラベン等の防腐剤;BET等の酸化防止剤;
シリコーン等の感触向上剤;高級脂肪酸モノエタノール
アミド;アミンオキサイド等の増泡剤;さらに付加的に
色素、香料、抗フケ剤、消炎剤、ビタミン類、植物エキ
ス、タンパク質及びその誘導体若しくはその分解物等を
配合することができる。
(A)、(B)、(C)及び(D)の他に、必要に応
じ、本発明の効果を損なわない範囲で、一般に洗浄剤に
使用される界面活性剤;グリセリン、プロピレングリコ
ール、エタノール、尿素等の溶解補助剤;水溶性高分
子、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル、食塩等の
増粘剤;パラベン等の防腐剤;BET等の酸化防止剤;
シリコーン等の感触向上剤;高級脂肪酸モノエタノール
アミド;アミンオキサイド等の増泡剤;さらに付加的に
色素、香料、抗フケ剤、消炎剤、ビタミン類、植物エキ
ス、タンパク質及びその誘導体若しくはその分解物等を
配合することができる。
【0021】本発明の液体洗浄剤組成物は、毛髪洗浄
用、身体洗浄用等に好適に使用でき、所望により、液状
(ローション状)、ペースト状、ゲル状等種々の剤型に
することができる。pHは、必要により、酸又はアルカリ
を用いて4〜10、より好ましくは5.5〜7.5に調
整される。
用、身体洗浄用等に好適に使用でき、所望により、液状
(ローション状)、ペースト状、ゲル状等種々の剤型に
することができる。pHは、必要により、酸又はアルカリ
を用いて4〜10、より好ましくは5.5〜7.5に調
整される。
【0022】
【発明の効果】本発明の液体洗浄剤組成物は、液感と泡
立ちを損なうことなく、美しい真珠光沢を呈するもので
あり、しかも高温においても良好な安定性を示すもので
ある。
立ちを損なうことなく、美しい真珠光沢を呈するもので
あり、しかも高温においても良好な安定性を示すもので
ある。
【0023】
【実施例】以下に本発明を実施例により具体的に説明す
るが、本発明はこれらに限定されるものではない。
るが、本発明はこれらに限定されるものではない。
【0024】実施例1及び比較例1〜5 表1に組成を示す洗浄剤組成物を次の様にして調製し
た。すなわち、コハク酸ジステアリル2%、デシルポリ
グリコシド(AG−10LK;花王(株)製)2%(比
較例1〜3については、0%)、ポリオキシエチレンラ
ウリルサルフェートナトリウム塩(エマール20CM−
S、花王(株)製)3%、ヤシ脂肪酸モノエタノールア
ミド0.4%、トリステアリン酸ポリオキシエチレンソ
ルビタン(160E.O.)(レオドールTW−IS3
99、花王(株)製)0.8%(比較例1,3について
は、それぞれ0.4%,0.8%)、水6%を80℃位
で加熱混合によって乳化状態とし、次いで、徐々に冷却
し最終液温を10〜40℃にし濃縮物を得た。これを、
残りの全成分を室温で混合した化合物中に添加、混合し
た。得られた組成物のそれぞれについて(1)外観、
(2)高温安定性、(3)液感及び(4)泡量について
それぞれ以下に示す評価方法に従い評価した。結果を併
せて表1に示す。なお、(1)外観において劣るもの
は、他の項目についての評価を行なわなかった。
た。すなわち、コハク酸ジステアリル2%、デシルポリ
グリコシド(AG−10LK;花王(株)製)2%(比
較例1〜3については、0%)、ポリオキシエチレンラ
ウリルサルフェートナトリウム塩(エマール20CM−
S、花王(株)製)3%、ヤシ脂肪酸モノエタノールア
ミド0.4%、トリステアリン酸ポリオキシエチレンソ
ルビタン(160E.O.)(レオドールTW−IS3
99、花王(株)製)0.8%(比較例1,3について
は、それぞれ0.4%,0.8%)、水6%を80℃位
で加熱混合によって乳化状態とし、次いで、徐々に冷却
し最終液温を10〜40℃にし濃縮物を得た。これを、
残りの全成分を室温で混合した化合物中に添加、混合し
た。得られた組成物のそれぞれについて(1)外観、
(2)高温安定性、(3)液感及び(4)泡量について
それぞれ以下に示す評価方法に従い評価した。結果を併
せて表1に示す。なお、(1)外観において劣るもの
は、他の項目についての評価を行なわなかった。
【0025】(1)外観の評価 100ml容の透明ガラス容器に試料を入れ、肉眼にて外
観を以下の基準により評価した。なお、試料に気泡の混
入しているものについては、遠心分離により脱泡した。 (評価基準) ◎:均一な真珠様の光沢が認められ、しかも彩やかであ
る。 ○:均一な真珠様の光沢が認められる。 △:真珠様の光沢が認められるが不均一である。 ×:光沢が認められない。
観を以下の基準により評価した。なお、試料に気泡の混
入しているものについては、遠心分離により脱泡した。 (評価基準) ◎:均一な真珠様の光沢が認められ、しかも彩やかであ
る。 ○:均一な真珠様の光沢が認められる。 △:真珠様の光沢が認められるが不均一である。 ×:光沢が認められない。
【0026】(2)高温安定性の評価 透明ガラス容器に試料を入れ、密閉し、50℃の恒温槽
中に一か月保存した後、試料の分離の有無、成分の凝集
の有無を下記基準により肉眼観察した。 (評価基準) ○:有意な変化が認められない。 ×:相分離、成分の凝集、真珠光沢の消失等の異常が認
められる。
中に一か月保存した後、試料の分離の有無、成分の凝集
の有無を下記基準により肉眼観察した。 (評価基準) ○:有意な変化が認められない。 ×:相分離、成分の凝集、真珠光沢の消失等の異常が認
められる。
【0027】(3)液感の評価 手に試料をのせ、片方の手で試料を触り、下記基準によ
り官能評価した。 (評価基準) ○:感触が良好である。 △:普通。 ×:感触が好ましくない。
り官能評価した。 (評価基準) ○:感触が良好である。 △:普通。 ×:感触が好ましくない。
【0028】(4)泡量 25gの毛巾に温水(40℃)を含ませた後、洗浄剤組
成物0.5gをつけ、約2分間しごき、その泡量を下記
基準により官能評価した。 (評価基準) ◎:よく泡立つ。 ○:普通。 △:やや泡立ちが悪い。 ×:泡立ちが悪い。
成物0.5gをつけ、約2分間しごき、その泡量を下記
基準により官能評価した。 (評価基準) ◎:よく泡立つ。 ○:普通。 △:やや泡立ちが悪い。 ×:泡立ちが悪い。
【0029】
【表1】
【0030】表1に示す結果より明らかなように、本発
明品は成分(C)を欠く比較品に比べ、良好な真珠光沢
を示すとともに、高温安定性及び泡立ちにおいても良好
なものであった。さらに、成分(A)又は(B)を欠く
ものは、良好な真珠光沢を示さなかった。
明品は成分(C)を欠く比較品に比べ、良好な真珠光沢
を示すとともに、高温安定性及び泡立ちにおいても良好
なものであった。さらに、成分(A)又は(B)を欠く
ものは、良好な真珠光沢を示さなかった。
【0031】実施例2〜8 表2に組成を示す洗浄剤組成物を次の様にして調製し
た。すなわち、表中に示す濃度のコハク酸ジステアリ
ル、デシルポリグリコシド(AG−10LK、花王
(株)製)2%、ポリオキシエチレンラウリルサルフェ
ートナトリウム塩(エマール20CM−S、花王(株)
製)3%、ラウリン酸2%、トリステアリン酸ポリオキ
シエチレンソルビタン(160E.O.)(レオドール
TW−IS399、花王(株)製)0.8%、水18%
を80℃位で加熱混合によって乳化状態とし、次いで、
徐々に冷却し最終液温を10〜40℃にし濃縮物を得
た。これを、残りの全成分を室温で混合した混合物中に
混合した。得られた洗浄剤組成物を実施例1と同様に評
価した。結果を併せて表2に示す。
た。すなわち、表中に示す濃度のコハク酸ジステアリ
ル、デシルポリグリコシド(AG−10LK、花王
(株)製)2%、ポリオキシエチレンラウリルサルフェ
ートナトリウム塩(エマール20CM−S、花王(株)
製)3%、ラウリン酸2%、トリステアリン酸ポリオキ
シエチレンソルビタン(160E.O.)(レオドール
TW−IS399、花王(株)製)0.8%、水18%
を80℃位で加熱混合によって乳化状態とし、次いで、
徐々に冷却し最終液温を10〜40℃にし濃縮物を得
た。これを、残りの全成分を室温で混合した混合物中に
混合した。得られた洗浄剤組成物を実施例1と同様に評
価した。結果を併せて表2に示す。
【0032】
【表2】
【0033】表2に示す結果より明らかなように、本発
明品は成分(B)及び(C)の広い添加量範囲において
良好な性能を示すことがわかる。
明品は成分(B)及び(C)の広い添加量範囲において
良好な性能を示すことがわかる。
【0034】実施例9〜12 表3に組成を示す洗浄剤組成物を次の様にして調製し
た。すなわち、コハク酸ジエステル2%、デシルポリグ
リコシド(AG−10LK、花王(株)製)2%、ポリ
オキシエチレンラウリルサルフェートナトリウム塩(エ
マール20CM−S、花王(株)製)3%、水6%を8
0℃位で加熱混合によって乳化状態とし、次いで、除去
に冷却し最終液温を10〜40℃にし濃縮物を得た。こ
れを、残りの全成分を室温で混合した混合物中に添加、
混合した。得られた洗浄剤組成物を実施例1と同様に評
価した。結果を併せて表3に示す。
た。すなわち、コハク酸ジエステル2%、デシルポリグ
リコシド(AG−10LK、花王(株)製)2%、ポリ
オキシエチレンラウリルサルフェートナトリウム塩(エ
マール20CM−S、花王(株)製)3%、水6%を8
0℃位で加熱混合によって乳化状態とし、次いで、除去
に冷却し最終液温を10〜40℃にし濃縮物を得た。こ
れを、残りの全成分を室温で混合した混合物中に添加、
混合した。得られた洗浄剤組成物を実施例1と同様に評
価した。結果を併せて表3に示す。
【0035】
【表3】
【0036】表3に示す結果より明らかなように、本発
明品は広範なコハク酸ジエステル種について良好な性能
を示すことがわかる。
明品は広範なコハク酸ジエステル種について良好な性能
を示すことがわかる。
【0037】実施例13〜14 表4に組成を示す洗浄剤組成物を次の様にして調製し
た。すなわち、コハク酸ジステアリル2%、デシルポリ
グリコシド(AG−10LK、花王(株)製)2%、ポ
リオキシラウリルサルフェートナトリウム塩(エマール
20CM−S、花王(株)製)3%、ラウリン酸2%、
トリステアリン酸ポリオキシエチレンソルビタン(16
0E.O.)(レオドールTW−IS399、花王
(株)製)0.8%、水6%を80℃位で加熱混合によ
って乳化状態とし、次いで、徐々に冷却し最終液温を1
0〜40℃にし濃縮物を得た。これを、残りの全成分を
室温で混合した混合物中に添加、混合した。得られた洗
浄剤組成物を実施例1と同様に評価した。結果を併せて
表4に示す。
た。すなわち、コハク酸ジステアリル2%、デシルポリ
グリコシド(AG−10LK、花王(株)製)2%、ポ
リオキシラウリルサルフェートナトリウム塩(エマール
20CM−S、花王(株)製)3%、ラウリン酸2%、
トリステアリン酸ポリオキシエチレンソルビタン(16
0E.O.)(レオドールTW−IS399、花王
(株)製)0.8%、水6%を80℃位で加熱混合によ
って乳化状態とし、次いで、徐々に冷却し最終液温を1
0〜40℃にし濃縮物を得た。これを、残りの全成分を
室温で混合した混合物中に添加、混合した。得られた洗
浄剤組成物を実施例1と同様に評価した。結果を併せて
表4に示す。
【0038】
【表4】
【0039】表4に示す結果より明らかなように、本発
明品はメチルポリシロキサンの添加により一層鮮やかな
真珠光沢を示すことがわかる。
明品はメチルポリシロキサンの添加により一層鮮やかな
真珠光沢を示すことがわかる。
【0040】比較例6〜9 表5に組成を示す洗浄剤組成物を次の様にして調製し
た。すなわち、表中に示す濃度のエチレングリコールジ
ステアレート、デシルポリグリコシド(AG−10L
K、花王(株)製)2%、ポリオキシエチレンラウリル
サルフェートナトリウム塩(エマール20CM−S、花
王(株)製)3%、ヤシ脂肪酸モノエタノールアミド
0.4%、トリステアリン酸ポリオキシエチレンソルビ
タン(160E.O.)(レオドールTW−IS39
9、花王(株)製) 0.8%、水6%を80℃位で加
熱混合によって乳化状態とし、次いで、徐々に冷却し最
終液温を10〜40℃にし濃縮物を得た。これを、残り
の全成分を室温で混合した混合物中に添加、混合した。
得られた洗浄剤組成物を実施例1と同様に評価した。結
果を併せて表5に示す。
た。すなわち、表中に示す濃度のエチレングリコールジ
ステアレート、デシルポリグリコシド(AG−10L
K、花王(株)製)2%、ポリオキシエチレンラウリル
サルフェートナトリウム塩(エマール20CM−S、花
王(株)製)3%、ヤシ脂肪酸モノエタノールアミド
0.4%、トリステアリン酸ポリオキシエチレンソルビ
タン(160E.O.)(レオドールTW−IS39
9、花王(株)製) 0.8%、水6%を80℃位で加
熱混合によって乳化状態とし、次いで、徐々に冷却し最
終液温を10〜40℃にし濃縮物を得た。これを、残り
の全成分を室温で混合した混合物中に添加、混合した。
得られた洗浄剤組成物を実施例1と同様に評価した。結
果を併せて表5に示す。
【0041】
【表5】
【0042】表5に示す結果より明らかなように、成分
(B)に代えエチレングリコールジステアレートを使用
した本比較品はいずれも、真珠光沢を示すことがなかっ
た。
(B)に代えエチレングリコールジステアレートを使用
した本比較品はいずれも、真珠光沢を示すことがなかっ
た。
Claims (1)
- 【請求項1】 下記成分(A)、(B)、(C)及び
(D); (A)陰イオン性界面活性剤又は両性界面活性剤、 (B)次の一般式(1) R1OCOCH2CH2COOR2 (1) (式中、R1 、R2 は、同一又は異なって、炭素数14
〜24の直鎖アルキル基を示す)で表わされるコハク酸
ジエステル、 (C)糖系非イオン性界面活性剤、 (D)水、 を含有することを特徴とする真珠光沢液体洗浄剤組成
物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22845693A JPH0782140A (ja) | 1993-09-14 | 1993-09-14 | 真珠光沢液体洗浄剤組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22845693A JPH0782140A (ja) | 1993-09-14 | 1993-09-14 | 真珠光沢液体洗浄剤組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0782140A true JPH0782140A (ja) | 1995-03-28 |
Family
ID=16876777
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22845693A Pending JPH0782140A (ja) | 1993-09-14 | 1993-09-14 | 真珠光沢液体洗浄剤組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0782140A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1997046209A1 (de) * | 1996-05-30 | 1997-12-11 | Henkel Kommanditgesellschaft Auf Aktien | Wässrige perlglanzkonzentrate |
JP2002544325A (ja) * | 1999-05-07 | 2002-12-24 | コグニス・ドイチュラント・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング・ウント・コムパニー・コマンディットゲゼルシャフト | 真珠光沢剤濃縮物 |
JP2004506592A (ja) * | 1999-05-07 | 2004-03-04 | コグニス・ドイチュラント・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング | 真珠光沢剤界面活性剤組成物の製法 |
JP2009221120A (ja) * | 2008-03-14 | 2009-10-01 | Kao Corp | 皮膚又は毛髪用の洗浄剤組成物 |
-
1993
- 1993-09-14 JP JP22845693A patent/JPH0782140A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1997046209A1 (de) * | 1996-05-30 | 1997-12-11 | Henkel Kommanditgesellschaft Auf Aktien | Wässrige perlglanzkonzentrate |
US6235702B1 (en) | 1996-05-30 | 2001-05-22 | Henkel Kommaditgesellschaft Auf Aktien | Aqueous nacreous lustre concentrate |
JP2002544325A (ja) * | 1999-05-07 | 2002-12-24 | コグニス・ドイチュラント・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング・ウント・コムパニー・コマンディットゲゼルシャフト | 真珠光沢剤濃縮物 |
JP2004506592A (ja) * | 1999-05-07 | 2004-03-04 | コグニス・ドイチュラント・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング | 真珠光沢剤界面活性剤組成物の製法 |
JP2009221120A (ja) * | 2008-03-14 | 2009-10-01 | Kao Corp | 皮膚又は毛髪用の洗浄剤組成物 |
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