JPH08134494A - 洗浄剤組成物 - Google Patents
洗浄剤組成物Info
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- JPH08134494A JPH08134494A JP27236794A JP27236794A JPH08134494A JP H08134494 A JPH08134494 A JP H08134494A JP 27236794 A JP27236794 A JP 27236794A JP 27236794 A JP27236794 A JP 27236794A JP H08134494 A JPH08134494 A JP H08134494A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 優れた泡立ち速度を有し、かつ皮膚及び毛髪
などの人体に対して安全性が高く、またすすぎ時の泡切
れおよび洗浄後のさっぱりとした使用感に優れた洗浄剤
組成物を提供すること。 【構成】 N−アシルグリシンまたは/およびその塩と
(a)エーテルカルボン酸塩型界面活性剤、(b)N−
アシル−N−アルキルアミノ酸塩型界面活性剤、(c)
アルキルまたはアルケニルスルホン酸塩型およびスルホ
コハク酸塩型陰イオン界面活性剤ならびに(d)アルキ
ルグリコシド型および脂肪族アルカノールアミド型ノニ
オン界面活性剤よりなる群から選ばれる少なくとも1種
の界面活性剤とを含有することを特徴とする洗浄剤組成
物。
などの人体に対して安全性が高く、またすすぎ時の泡切
れおよび洗浄後のさっぱりとした使用感に優れた洗浄剤
組成物を提供すること。 【構成】 N−アシルグリシンまたは/およびその塩と
(a)エーテルカルボン酸塩型界面活性剤、(b)N−
アシル−N−アルキルアミノ酸塩型界面活性剤、(c)
アルキルまたはアルケニルスルホン酸塩型およびスルホ
コハク酸塩型陰イオン界面活性剤ならびに(d)アルキ
ルグリコシド型および脂肪族アルカノールアミド型ノニ
オン界面活性剤よりなる群から選ばれる少なくとも1種
の界面活性剤とを含有することを特徴とする洗浄剤組成
物。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、洗浄剤組成物、より詳
しくは、N−アシルグリシンまたは/およびその塩と特
定の界面活性剤とを併用した洗浄剤組成物に関する。
しくは、N−アシルグリシンまたは/およびその塩と特
定の界面活性剤とを併用した洗浄剤組成物に関する。
【0002】本発明の洗浄剤組成物は、洗浄時の泡立ち
速度に優れ、皮膚や毛髪など人体に対し安全性が高く、
すすぎ時の泡切れおよび洗浄後の使用感の良いものであ
る。
速度に優れ、皮膚や毛髪など人体に対し安全性が高く、
すすぎ時の泡切れおよび洗浄後の使用感の良いものであ
る。
【0003】
【従来の技術】従来、シャンプー、洗顔石鹸、台所用洗
剤などの陰イオン界面活性剤を主成分とする洗浄剤組成
物は、高級脂肪酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエー
テル硫酸塩やアルキルベンゼンスルホン酸塩などが用い
られている。しかし、これらの界面活性剤を主成分とす
る洗浄剤は、洗浄力は優れているが、すすぎ時のぬるつ
き、使用後のつっぱり感など使用感に問題があり、更に
皮膚や毛髪などの人体に対する刺激が強いという問題も
ある。
剤などの陰イオン界面活性剤を主成分とする洗浄剤組成
物は、高級脂肪酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエー
テル硫酸塩やアルキルベンゼンスルホン酸塩などが用い
られている。しかし、これらの界面活性剤を主成分とす
る洗浄剤は、洗浄力は優れているが、すすぎ時のぬるつ
き、使用後のつっぱり感など使用感に問題があり、更に
皮膚や毛髪などの人体に対する刺激が強いという問題も
ある。
【0004】また、皮膚や毛髪に対して刺激が少なく、
優れた洗浄力を有する界面活性剤として、N−アシル酸
性アミノ酸塩およびN−アシル中性アミノ酸塩が前記洗
浄剤組成物に使用されるようになってきているが、低濃
度の場合の泡立ちや、洗浄時のぬめり、洗い上りの感触
などの使用感の点で依然として問題が残っている。
優れた洗浄力を有する界面活性剤として、N−アシル酸
性アミノ酸塩およびN−アシル中性アミノ酸塩が前記洗
浄剤組成物に使用されるようになってきているが、低濃
度の場合の泡立ちや、洗浄時のぬめり、洗い上りの感触
などの使用感の点で依然として問題が残っている。
【0005】陰イオン界面活性剤と比較してより皮膚に
対して安全性の高い界面活性剤として両性界面活性剤が
知られており、両性界面活性剤と陰イオン界面活性剤と
を配合した洗浄剤組成物に関して多くの検討がなされて
いるが、これらの洗浄剤組成物は泡立ちが悪く、かつ、
すすぎ時のぬめりや乾燥前のべたつきなどの使用感に問
題があり、十分な効果を持つものではない。
対して安全性の高い界面活性剤として両性界面活性剤が
知られており、両性界面活性剤と陰イオン界面活性剤と
を配合した洗浄剤組成物に関して多くの検討がなされて
いるが、これらの洗浄剤組成物は泡立ちが悪く、かつ、
すすぎ時のぬめりや乾燥前のべたつきなどの使用感に問
題があり、十分な効果を持つものではない。
【0006】近年、N−アシル−β−アラニン塩につい
て水道水中のカルシウムと作るスカムが良好な潤滑性を
もつために従来問題であったぬるつき及びきしみがない
ことが見いだされたとの報告がある(特開平4−211
607)。
て水道水中のカルシウムと作るスカムが良好な潤滑性を
もつために従来問題であったぬるつき及びきしみがない
ことが見いだされたとの報告がある(特開平4−211
607)。
【0007】さらに、N−アシルグリシン塩及びN−ア
シル−β−アラニン塩とカルシウム非感受性カルボン酸
塩型アニオン界面活性剤とを併用し、さらには増泡剤と
して脂肪酸塩を少量添加した洗浄剤組成物も報告されて
いる(特開平5−156287)。
シル−β−アラニン塩とカルシウム非感受性カルボン酸
塩型アニオン界面活性剤とを併用し、さらには増泡剤と
して脂肪酸塩を少量添加した洗浄剤組成物も報告されて
いる(特開平5−156287)。
【0008】しかしながら、この洗浄剤組成物は機械的
撹拌による泡立ちは良好であるものの、手洗い操作の様
な弱い力による泡立ち速度が悪い点において、すすぎ時
の泡切れおよび洗浄後のさっぱりとした使用感が悪い点
において未だ満足な効果をもつものではなかった。
撹拌による泡立ちは良好であるものの、手洗い操作の様
な弱い力による泡立ち速度が悪い点において、すすぎ時
の泡切れおよび洗浄後のさっぱりとした使用感が悪い点
において未だ満足な効果をもつものではなかった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、優れた泡立ち速度を有し、かつ皮膚及び毛髪などの
人体に対して安全性が高く、またすすぎ時の泡切れおよ
び洗浄後のさっぱりとした使用感に優れた洗浄剤組成物
を提供することにある。
は、優れた泡立ち速度を有し、かつ皮膚及び毛髪などの
人体に対して安全性が高く、またすすぎ時の泡切れおよ
び洗浄後のさっぱりとした使用感に優れた洗浄剤組成物
を提供することにある。
【0010】
【問題を解決するための手段】本発明者は、かかる問題
を解決するために鋭意研究を重ねた結果、アシルグリシ
ンまたは/およびその塩と(a)エーテルカルボン酸塩
型界面活性剤、(b)N−アシル−N−アルキルアミノ
酸塩型界面活性剤、(c)アルキルまたはアルケニルス
ルホン酸塩型およびスルホコハク酸塩型陰イオン界面活
性剤、ならびに、(d)アルキルグリコシド型および脂
肪族アルカノールアミド型ノニオン界面活性剤よりなる
群から選ばれる少なくとも1種の界面活性剤とを併用し
て配合することにより目的を達成できることを見い出
し、このような知見に基いて本発明を完成するに至っ
た。
を解決するために鋭意研究を重ねた結果、アシルグリシ
ンまたは/およびその塩と(a)エーテルカルボン酸塩
型界面活性剤、(b)N−アシル−N−アルキルアミノ
酸塩型界面活性剤、(c)アルキルまたはアルケニルス
ルホン酸塩型およびスルホコハク酸塩型陰イオン界面活
性剤、ならびに、(d)アルキルグリコシド型および脂
肪族アルカノールアミド型ノニオン界面活性剤よりなる
群から選ばれる少なくとも1種の界面活性剤とを併用し
て配合することにより目的を達成できることを見い出
し、このような知見に基いて本発明を完成するに至っ
た。
【0011】以下、本発明の洗浄剤組成物について詳述
する。
する。
【0012】先ず、本発明の洗浄剤組成物に共通して用
いられるN−アシルグリシンまたはその塩は、公知の方
法、例えば脂肪酸を三塩化リン、塩化チオニル、ホスゲ
ン等で脂肪酸クロライドとした後にグリシンのアルカリ
溶液に加えることにより合成することができる。
いられるN−アシルグリシンまたはその塩は、公知の方
法、例えば脂肪酸を三塩化リン、塩化チオニル、ホスゲ
ン等で脂肪酸クロライドとした後にグリシンのアルカリ
溶液に加えることにより合成することができる。
【0013】このN−アシルグリシンまたはその塩のN
−アシル基としては、オクタノイル、デカノイル、ラウ
ロイル、ミリストイル、パルミトイル、ステアロイル、
オレオイル、リノレオイル、椰子油脂肪酸アシル、パー
ム核油脂肪酸アシルなどの炭素原子数8〜22のアルシ
基が挙げられ、特にパーム核油脂肪酸アシル基が溶解性
の点から好ましい。
−アシル基としては、オクタノイル、デカノイル、ラウ
ロイル、ミリストイル、パルミトイル、ステアロイル、
オレオイル、リノレオイル、椰子油脂肪酸アシル、パー
ム核油脂肪酸アシルなどの炭素原子数8〜22のアルシ
基が挙げられ、特にパーム核油脂肪酸アシル基が溶解性
の点から好ましい。
【0014】塩の塩基成分には特別の制限はなく、ナト
リウム、カリウムなどのアルカリ金属、マグネシウム、
カルシウムなどのアルカリ土類金属、トリエタノールア
ミン、コリンなどのアルカノールアミン、リジン、オル
ニチン、アルギニンなどの塩基性アミノ酸、等を例とし
て挙げることができる。
リウム、カリウムなどのアルカリ金属、マグネシウム、
カルシウムなどのアルカリ土類金属、トリエタノールア
ミン、コリンなどのアルカノールアミン、リジン、オル
ニチン、アルギニンなどの塩基性アミノ酸、等を例とし
て挙げることができる。
【0015】本発明の洗浄剤組成物においては、N−ア
シルグリシンおよびその塩は、それぞれ単独に使用する
こともできるし、併用することもできるが、それらの合
計含有量としては1重量%以上、好ましくは5〜85重
量%である。合計含有量が1%未満であると、満足な使
用感を得ることができない。
シルグリシンおよびその塩は、それぞれ単独に使用する
こともできるし、併用することもできるが、それらの合
計含有量としては1重量%以上、好ましくは5〜85重
量%である。合計含有量が1%未満であると、満足な使
用感を得ることができない。
【0016】次に、N−アシルグリシンまたは/および
その塩に併用される界面活性剤について、順次説明す
る。これらの界面活性剤は、それぞれ単独にまたはその
2種以上を組合せてN−アシルグリシンまたは/および
その塩に併用することができる。
その塩に併用される界面活性剤について、順次説明す
る。これらの界面活性剤は、それぞれ単独にまたはその
2種以上を組合せてN−アシルグリシンまたは/および
その塩に併用することができる。
【0017】(A)本発明におけるエーテルカルボン酸
塩型界面活性剤としては、ポリオキシエチレンアルキル
エーテル酢酸塩、ポリグリセリルアルキルエーテル酢酸
塩などを例示することができ、その塩基成分はN−アシ
ルグリシン塩の上記の塩基成分と同じとすることができ
る。
塩型界面活性剤としては、ポリオキシエチレンアルキル
エーテル酢酸塩、ポリグリセリルアルキルエーテル酢酸
塩などを例示することができ、その塩基成分はN−アシ
ルグリシン塩の上記の塩基成分と同じとすることができ
る。
【0018】このエーテルカルボン酸塩型界面活性剤の
洗浄剤組成物における含有量としては、1重量%以上、
好ましくは5〜85重量%である。含有量が1%未満で
あると満足な使用感を得ることができない。
洗浄剤組成物における含有量としては、1重量%以上、
好ましくは5〜85重量%である。含有量が1%未満で
あると満足な使用感を得ることができない。
【0019】本発明の洗浄剤組成物におけるN−アシル
グリシンまたはその塩およびエーテルカルボン酸塩型界
面活性剤は、それぞれ、それらのいずれか1種を単独で
使用することもできるが、2種以上を併用することも可
能である。そして、N−アシルグリシンまたは/および
その塩ならびにエーテルカルボン酸塩型界面活性剤の、
本発明の洗浄剤組成物における合計の配合量は、洗浄剤
組成物の剤形にもよるが、通常5〜95重量%である。
グリシンまたはその塩およびエーテルカルボン酸塩型界
面活性剤は、それぞれ、それらのいずれか1種を単独で
使用することもできるが、2種以上を併用することも可
能である。そして、N−アシルグリシンまたは/および
その塩ならびにエーテルカルボン酸塩型界面活性剤の、
本発明の洗浄剤組成物における合計の配合量は、洗浄剤
組成物の剤形にもよるが、通常5〜95重量%である。
【0020】このような洗浄剤組成物のpHについて
は、使用するN−アシルグリシン塩及びエーテルカルボ
ン酸塩型界面活性剤の種類によって異なるが、概ね6〜
10が好ましく、更に6.5〜9.5が泡立ち性及び安
全性の点で好ましい。pHが6未満やpHが10を越え
ると長期保存時に褐色化が起ったり、濁りが生じる等安
定性の点から好ましくない。
は、使用するN−アシルグリシン塩及びエーテルカルボ
ン酸塩型界面活性剤の種類によって異なるが、概ね6〜
10が好ましく、更に6.5〜9.5が泡立ち性及び安
全性の点で好ましい。pHが6未満やpHが10を越え
ると長期保存時に褐色化が起ったり、濁りが生じる等安
定性の点から好ましくない。
【0021】(B)本発明におけるN−アシル−N−ア
ルキルアミノ酸塩型界面活性剤のアシル基としては、上
に説明したN−アシルグリシンにおけるアシル基と同じ
ものを挙げることができ、またアルキル基としてはメチ
ル、エチル、プロピル、イソプロピルなどの低級アルキ
ル基を挙げることができる。また、アミノ酸としては、
グリシン、グルタミン酸、β−アラニンなどを挙げるこ
とができる。具体例としては、N−ラウロイルザルコシ
ン、N−ミリストイルザルコシン、N−パルミトイルザ
ルコシン、N−ラウリル−N−メチル−β−アラニン等
の塩が挙げられる。これらの塩の塩基成分としては、N
−アシルグリシン塩の、上記の塩基成分と同じとするこ
とができる。
ルキルアミノ酸塩型界面活性剤のアシル基としては、上
に説明したN−アシルグリシンにおけるアシル基と同じ
ものを挙げることができ、またアルキル基としてはメチ
ル、エチル、プロピル、イソプロピルなどの低級アルキ
ル基を挙げることができる。また、アミノ酸としては、
グリシン、グルタミン酸、β−アラニンなどを挙げるこ
とができる。具体例としては、N−ラウロイルザルコシ
ン、N−ミリストイルザルコシン、N−パルミトイルザ
ルコシン、N−ラウリル−N−メチル−β−アラニン等
の塩が挙げられる。これらの塩の塩基成分としては、N
−アシルグリシン塩の、上記の塩基成分と同じとするこ
とができる。
【0022】このN−アシル−N−アルキルアミノ酸塩
型界面活性剤の洗浄剤組成物における含有量としては、
1重量%以上、好ましくは5〜85重量%である。含有
量が1%未満であると満足な使用感を得ることができな
い。
型界面活性剤の洗浄剤組成物における含有量としては、
1重量%以上、好ましくは5〜85重量%である。含有
量が1%未満であると満足な使用感を得ることができな
い。
【0023】本発明の洗浄剤組成物におけるN−アシル
グリシンまたはその塩およびN−アシル−N−アルキル
アミノ酸塩型面活性剤は、それぞれ、それらのいずれか
1種を単独で使用することもできるが、2種以上を併用
することも可能である。そして、N−アシルグリシンま
たは/およびその塩ならびにN−アシルアミノ酸塩型界
面活性剤の、本発明の洗浄剤組成物における合計の配合
量は、洗浄剤組成物の剤形にもよるが、先の場合と同じ
く、通常5〜95重量%である。
グリシンまたはその塩およびN−アシル−N−アルキル
アミノ酸塩型面活性剤は、それぞれ、それらのいずれか
1種を単独で使用することもできるが、2種以上を併用
することも可能である。そして、N−アシルグリシンま
たは/およびその塩ならびにN−アシルアミノ酸塩型界
面活性剤の、本発明の洗浄剤組成物における合計の配合
量は、洗浄剤組成物の剤形にもよるが、先の場合と同じ
く、通常5〜95重量%である。
【0024】このような洗浄剤組成物のpHについて
は、先の場合と同様に、概ね6〜10が好ましく、6.
5〜9.5が更に好ましい。
は、先の場合と同様に、概ね6〜10が好ましく、6.
5〜9.5が更に好ましい。
【0025】(C)本発明におけるアルキルまたはアル
ケニルスルホン酸塩型およびスルホコハク酸塩型陰イオ
ン界面活性剤についての説明は、次の通りである。
ケニルスルホン酸塩型およびスルホコハク酸塩型陰イオ
ン界面活性剤についての説明は、次の通りである。
【0026】アルキルまたはアルケニルスルホン酸塩型
陰イオン界面活性剤としては、アルカンスルホン酸塩、
α−オレフィンスルホン酸等の、炭素原子数8〜22の
直鎖または分岐鎖のアルキルまたはアルケニルスルホン
酸塩である。
陰イオン界面活性剤としては、アルカンスルホン酸塩、
α−オレフィンスルホン酸等の、炭素原子数8〜22の
直鎖または分岐鎖のアルキルまたはアルケニルスルホン
酸塩である。
【0027】また、上記スルホコハク酸塩型陰イオン界
面活性剤としては、次の一般式(1)または(2)で表
される、高級アルコールもしくはそのエトキシレートの
スルホコハク酸エステル又は高級脂肪酸アミド由来のス
ルホコハク酸エステルあるいはこれらの塩が挙げられ
る。
面活性剤としては、次の一般式(1)または(2)で表
される、高級アルコールもしくはそのエトキシレートの
スルホコハク酸エステル又は高級脂肪酸アミド由来のス
ルホコハク酸エステルあるいはこれらの塩が挙げられ
る。
【0028】
【化1】
【0029】上記式中、R1 は、R2 −O−、又はR3
−CONH−を示し(ここに、R2 は炭素原子数8〜2
2の直鎖又は分岐鎖のアルキル又はアルケニル基を、そ
してR3 は炭素原子数7〜21の直鎖又は分岐鎖のアル
キルまたはアルケニル基を示す)、M1 及びM2 はそれ
ぞれ独立に水素原子又はアルカリ金属、アルカリ土類金
属、アンモニウム及び有機アンモニウムから選ばれる陽
イオンを示し、そしてaは0〜20の整数を示す。
−CONH−を示し(ここに、R2 は炭素原子数8〜2
2の直鎖又は分岐鎖のアルキル又はアルケニル基を、そ
してR3 は炭素原子数7〜21の直鎖又は分岐鎖のアル
キルまたはアルケニル基を示す)、M1 及びM2 はそれ
ぞれ独立に水素原子又はアルカリ金属、アルカリ土類金
属、アンモニウム及び有機アンモニウムから選ばれる陽
イオンを示し、そしてaは0〜20の整数を示す。
【0030】具体的には、例えば、ウンデシレノイルア
ミドエチルスルホコハク酸塩、スルホコハク酸ポリオキ
シエチレンラウロイルエタノールアミドエステル塩、ス
ルホコハク酸ラウリル塩、ポリオキシエチレンスルホコ
ハク酸ラウリル塩、オレイン酸アミドスルホコハク酸塩
などが挙げられる。
ミドエチルスルホコハク酸塩、スルホコハク酸ポリオキ
シエチレンラウロイルエタノールアミドエステル塩、ス
ルホコハク酸ラウリル塩、ポリオキシエチレンスルホコ
ハク酸ラウリル塩、オレイン酸アミドスルホコハク酸塩
などが挙げられる。
【0031】これら各種陰イオン界面活性剤の塩基成分
としては、ナトリウム、カリウムなどのアルカリ金属、
マグネシウム、カルシウムなどのアルカリ土類金属、モ
ノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノ
ールアミン、2−アミノ−2−メチル−1−プロパノー
ル、2−アミノ−2−メチル−1,3−プロパンジオー
ルなどの有機アミン、アンモニアなどの無機アミン及び
リジン、オルニチン、アルギニンなどの塩基性アミノ
酸、等が挙げられる。これら塩基成分は、単独で又は2
種以上を組み合わせて用いることができる。
としては、ナトリウム、カリウムなどのアルカリ金属、
マグネシウム、カルシウムなどのアルカリ土類金属、モ
ノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノ
ールアミン、2−アミノ−2−メチル−1−プロパノー
ル、2−アミノ−2−メチル−1,3−プロパンジオー
ルなどの有機アミン、アンモニアなどの無機アミン及び
リジン、オルニチン、アルギニンなどの塩基性アミノ
酸、等が挙げられる。これら塩基成分は、単独で又は2
種以上を組み合わせて用いることができる。
【0032】上記の各種陰イオン界面活性剤の配合割合
は、目的とする製品の性能に応じて適宜決定されるが、
通常、N−アシルグリシンまたは/およびその塩の合計
重量に対して1/20〜20/1、好ましくは1/15
〜15/1の範囲で配合される。
は、目的とする製品の性能に応じて適宜決定されるが、
通常、N−アシルグリシンまたは/およびその塩の合計
重量に対して1/20〜20/1、好ましくは1/15
〜15/1の範囲で配合される。
【0033】本発明の洗浄剤組成物におけるN−アシル
グリシンまたはその塩ならびにアルキルまたはアルケニ
ルスルホン酸塩型およびスルホコハク酸塩型陰イオン界
面活性剤は、先の場合と同じく、それぞれ、それらのい
ずれか1種を単独で使用することもできるが、2種以上
を併用することも可能である。そして、N−アシルグリ
シンまたは/およびその塩ならびにアルキルまたはアル
ケニルスルホン酸塩型およびスルホコハク酸塩型陰イオ
ン界面活性剤の、本発明の洗浄剤組成物における合計の
配合量は、洗浄剤組成物の剤形にもよるが、これもまた
先の場合と同じく、通常5〜95重量%である。
グリシンまたはその塩ならびにアルキルまたはアルケニ
ルスルホン酸塩型およびスルホコハク酸塩型陰イオン界
面活性剤は、先の場合と同じく、それぞれ、それらのい
ずれか1種を単独で使用することもできるが、2種以上
を併用することも可能である。そして、N−アシルグリ
シンまたは/およびその塩ならびにアルキルまたはアル
ケニルスルホン酸塩型およびスルホコハク酸塩型陰イオ
ン界面活性剤の、本発明の洗浄剤組成物における合計の
配合量は、洗浄剤組成物の剤形にもよるが、これもまた
先の場合と同じく、通常5〜95重量%である。
【0034】このような洗浄剤組成物のpHについて
は、これまた先の場合と同様であり、すなわち、概ね6
〜10が好ましく、6.5〜9.5が更に好ましい。
は、これまた先の場合と同様であり、すなわち、概ね6
〜10が好ましく、6.5〜9.5が更に好ましい。
【0035】(D)本発明におけるアルキルグリコシド
型および脂肪族アルカノールアミド型ノニオン界面活性
剤についての説明は、次の通りである。
型および脂肪族アルカノールアミド型ノニオン界面活性
剤についての説明は、次の通りである。
【0036】アルキルグリコシドは、例えば、次の一般
式(3)で表わされるものを例示することができる。
式(3)で表わされるものを例示することができる。
【0037】
【化2】
【0038】上記式中、R9 は直鎖又は分岐鎖を有する
炭素原子数8〜18のアルキル基又はアルケニル基を表
し、R10は炭素原子数2〜4のアルキレン基を表し、G
は炭素原子数5〜6を有する還元糖に由来する残基であ
り、そしてbはその平均値が0〜5であり、cはその平
均値が1〜10である。
炭素原子数8〜18のアルキル基又はアルケニル基を表
し、R10は炭素原子数2〜4のアルキレン基を表し、G
は炭素原子数5〜6を有する還元糖に由来する残基であ
り、そしてbはその平均値が0〜5であり、cはその平
均値が1〜10である。
【0039】上記一般式(3)においてcの平均値が1
より大きい場合、つまり2糖以上の糖鎖を親水基とする
場合、糖鎖の結合様式は1−2、1−3、1−4若しく
は1−6結合、更にα−若しくはβ−ピラノシド若しく
はフラノシド結合又はこれらの混合された結合様式を有
する任意の混合物を含むことが可能である。また、bの
値は水溶性および結晶性の見地から0〜2が好ましく、
そしてcの好ましい平均値は増泡効果の見地から約1〜
3である。
より大きい場合、つまり2糖以上の糖鎖を親水基とする
場合、糖鎖の結合様式は1−2、1−3、1−4若しく
は1−6結合、更にα−若しくはβ−ピラノシド若しく
はフラノシド結合又はこれらの混合された結合様式を有
する任意の混合物を含むことが可能である。また、bの
値は水溶性および結晶性の見地から0〜2が好ましく、
そしてcの好ましい平均値は増泡効果の見地から約1〜
3である。
【0040】R9 は直鎖又は分岐鎖を有する炭素原子数
8〜18のアルキル基、アルケニル基又はアルキルフェ
ニル基であるが、溶解性、起泡性及び洗浄性より好まし
い炭素原子数は10〜14である。また、R10は炭素原
子数2〜4のアルキレン基であるが、水溶性などから好
ましい値は2〜3である。さらに、Gは単糖又は2糖以
上の原料によってその構造が決定されるが、このGの原
料としては、単糖ではグルコース、ガラクトース、キシ
ロース、マンノース、リキソース、アラビノースなど及
びこれらの混合物であり、2糖以上ではマルトース、キ
シロビオース、イソマルトース、セロビオース、ゲンチ
ビオース、ラクトース、スクロース、ニゲロース、ツラ
ノース、ラフィノース、ゲンチアノース、メレジトース
など及びこれらの混合物、等が挙げられる。これらのう
ち好ましい単糖類原料は、それらの入手性及び低コスト
のためグルコース、フルクトースであり、2糖以上では
マルトース、スクロースである。
8〜18のアルキル基、アルケニル基又はアルキルフェ
ニル基であるが、溶解性、起泡性及び洗浄性より好まし
い炭素原子数は10〜14である。また、R10は炭素原
子数2〜4のアルキレン基であるが、水溶性などから好
ましい値は2〜3である。さらに、Gは単糖又は2糖以
上の原料によってその構造が決定されるが、このGの原
料としては、単糖ではグルコース、ガラクトース、キシ
ロース、マンノース、リキソース、アラビノースなど及
びこれらの混合物であり、2糖以上ではマルトース、キ
シロビオース、イソマルトース、セロビオース、ゲンチ
ビオース、ラクトース、スクロース、ニゲロース、ツラ
ノース、ラフィノース、ゲンチアノース、メレジトース
など及びこれらの混合物、等が挙げられる。これらのう
ち好ましい単糖類原料は、それらの入手性及び低コスト
のためグルコース、フルクトースであり、2糖以上では
マルトース、スクロースである。
【0041】これらのアルキルグリコシドは単独で又は
2種以上を組み合わせて用いる。
2種以上を組み合わせて用いる。
【0042】脂肪族アルカノールアミドは、例えば、次
の一般式(4)で表わされるものを例示することができ
る。
の一般式(4)で表わされるものを例示することができ
る。
【0043】
【化3】
【0044】上記式中、R11は炭素原子数8〜20のア
ルキル基を示し、R12及びR13は、同一又は異なってい
て、水素原子、炭素原子数1〜3のヒドロキシアルキル
基、又は−(C2 H4 O)d H基(ここで、dは2〜4
の整数を示す)を示す。
ルキル基を示し、R12及びR13は、同一又は異なってい
て、水素原子、炭素原子数1〜3のヒドロキシアルキル
基、又は−(C2 H4 O)d H基(ここで、dは2〜4
の整数を示す)を示す。
【0045】上記式中、R11で示されるアルキル基の炭
素原子数は12〜18が好ましく、R12及びR13につい
てはその組合せとしては、両方がヒドロキシアルキル
基、特にヒドロキシエチル基である場合、及び一方がヒ
ドロキシアルキル基、特にヒドロキシエチル基で他方が
水素原子である場合が好ましい。
素原子数は12〜18が好ましく、R12及びR13につい
てはその組合せとしては、両方がヒドロキシアルキル
基、特にヒドロキシエチル基である場合、及び一方がヒ
ドロキシアルキル基、特にヒドロキシエチル基で他方が
水素原子である場合が好ましい。
【0046】これらの脂肪族アルカノールアミドは、具
体的には、例えば、椰子油脂肪酸モノエタノールアミ
ド、椰子油脂肪酸ジエタノールアミド、ラウリン酸モノ
エタノールアミド、ラウリン酸ジエタノールアミドなど
が挙げられる。これらは単独で又は2種以上を組み合わ
せて用いる。
体的には、例えば、椰子油脂肪酸モノエタノールアミ
ド、椰子油脂肪酸ジエタノールアミド、ラウリン酸モノ
エタノールアミド、ラウリン酸ジエタノールアミドなど
が挙げられる。これらは単独で又は2種以上を組み合わ
せて用いる。
【0047】上記のノニオン界面活性剤の配合割合は、
目的とする製品の性能に応じて適宜決定できるが、通
常、N−アシルグリシンまたは/およびその塩の合計重
量に対して、一般式(3)で示されるアルキルグリコシ
ドの場合は1/15〜15/1、そして一般式(4)で
示される脂肪族アルカノールアミドの場合1/100〜
1/2の範囲で配合される。
目的とする製品の性能に応じて適宜決定できるが、通
常、N−アシルグリシンまたは/およびその塩の合計重
量に対して、一般式(3)で示されるアルキルグリコシ
ドの場合は1/15〜15/1、そして一般式(4)で
示される脂肪族アルカノールアミドの場合1/100〜
1/2の範囲で配合される。
【0048】本発明の洗浄剤組成物におけるN−アシル
グリシンまたはその塩ならびにアルキルグリコシド型お
よび脂肪族アルカノールアミド型ノニオン界面活性剤
は、これもまた先の場合と同じく、それぞれ、それらの
いずれか1種を単独で使用することもできるが、2種以
上を併用することも可能である。そして、N−アシルグ
リシンまたは/およびその塩ならびに上のようなノニオ
ン界面活性剤の、本発明の洗浄剤組成物における合計の
配合量は、洗浄剤組成物の剤形にもよるが、先の場合と
同じく、通常5〜95%である。
グリシンまたはその塩ならびにアルキルグリコシド型お
よび脂肪族アルカノールアミド型ノニオン界面活性剤
は、これもまた先の場合と同じく、それぞれ、それらの
いずれか1種を単独で使用することもできるが、2種以
上を併用することも可能である。そして、N−アシルグ
リシンまたは/およびその塩ならびに上のようなノニオ
ン界面活性剤の、本発明の洗浄剤組成物における合計の
配合量は、洗浄剤組成物の剤形にもよるが、先の場合と
同じく、通常5〜95%である。
【0049】このような洗浄剤組成物のpHについて
は、これもまた先の場合と同様である(好ましくは概ね
6〜10、更に好ましくは6.5〜9.5)。
は、これもまた先の場合と同様である(好ましくは概ね
6〜10、更に好ましくは6.5〜9.5)。
【0050】さて、本発明の洗浄剤組成物は、いずれ
も、使用する目的により台所用洗浄剤、シャンプー、洗
顔料、身体洗浄剤、バブルバス洗浄剤等の用途に供する
ことができるが、特に、シャンプー、洗顔料、身体洗浄
剤に適している。また、本発明の洗浄剤組成物には、い
ずれも、その目的に応じて薬剤、殺菌剤、香料、色素、
保湿剤、ビルダー、ハイドロトロープおよびその他の化
粧品、洗浄剤に慣用されている補助剤をそれらの特長を
阻害させない範囲で添加することができることは言うま
でもない。
も、使用する目的により台所用洗浄剤、シャンプー、洗
顔料、身体洗浄剤、バブルバス洗浄剤等の用途に供する
ことができるが、特に、シャンプー、洗顔料、身体洗浄
剤に適している。また、本発明の洗浄剤組成物には、い
ずれも、その目的に応じて薬剤、殺菌剤、香料、色素、
保湿剤、ビルダー、ハイドロトロープおよびその他の化
粧品、洗浄剤に慣用されている補助剤をそれらの特長を
阻害させない範囲で添加することができることは言うま
でもない。
【0051】また、本発明の洗浄剤組成物は、いずれ
も、必須成分以外のアニオン界面活性剤、両性界面活性
剤、ノニオン界面活性剤およびカチオン界面活性剤を本
発明の効果を損なわない範囲で併用することもできる。
も、必須成分以外のアニオン界面活性剤、両性界面活性
剤、ノニオン界面活性剤およびカチオン界面活性剤を本
発明の効果を損なわない範囲で併用することもできる。
【0052】
【実施例】以下、具体的な例を挙げて本発明を更に詳細
に説明する。
に説明する。
【0053】なお、下記実施例における評価の実際は、
次の通りである。
次の通りである。
【0054】(1)泡立ち速度および泡量:男女各20
名計40名のパネルによりサンプル2mlを手のひらに
採り、適当に水をつけながら手洗い操作を行い、1秒後
および5秒後の泡量を評価した。
名計40名のパネルによりサンプル2mlを手のひらに
採り、適当に水をつけながら手洗い操作を行い、1秒後
および5秒後の泡量を評価した。
【0055】評価は、各々1(悪い)から5(良い)の
5段階にて行い、1秒後および5秒後の各々の点数の合
計点を泡立ち速度とした。その平均が9以上を非常に良
好(二重丸)、7〜8.9の場合を良好(一重丸)、5
〜6.9の場合を普通(三角)、そして4.9以下の場
合を不良(バツ印)とした。
5段階にて行い、1秒後および5秒後の各々の点数の合
計点を泡立ち速度とした。その平均が9以上を非常に良
好(二重丸)、7〜8.9の場合を良好(一重丸)、5
〜6.9の場合を普通(三角)、そして4.9以下の場
合を不良(バツ印)とした。
【0056】つづいて、30秒以上たった時点での泡量
を5段階で評価した。いづれも評価は平均値が4.5以
上を非常に良好(二重丸)、3.5〜4.4の場合を良
好(一重丸)、2.5〜3.4の場合を普通(三角)、
そして2.4以下の場合を不良(バツ印)とした。
を5段階で評価した。いづれも評価は平均値が4.5以
上を非常に良好(二重丸)、3.5〜4.4の場合を良
好(一重丸)、2.5〜3.4の場合を普通(三角)、
そして2.4以下の場合を不良(バツ印)とした。
【0057】(2)すすぎ時の泡切れおよび洗浄後のさ
っぱり感:同様に男女各20名計40名のパネルにより
手洗い操作を行い、すすぎ時の泡切れおよび洗浄後のさ
っぱり感を、1(悪い)から5(良い)の5段階で評価
した。評価は、平均値が4.5以上を非常に良好(二重
丸)、3.5〜4.4の場合を良好(一重丸)、2.5
〜3.4の場合を普通(三角)、そして2.4以下の場
合を不良(バツ印)とした。
っぱり感:同様に男女各20名計40名のパネルにより
手洗い操作を行い、すすぎ時の泡切れおよび洗浄後のさ
っぱり感を、1(悪い)から5(良い)の5段階で評価
した。評価は、平均値が4.5以上を非常に良好(二重
丸)、3.5〜4.4の場合を良好(一重丸)、2.5
〜3.4の場合を普通(三角)、そして2.4以下の場
合を不良(バツ印)とした。
【0058】(a)実施例1〜15及び比較例1〜2:
下記第1表に示す配合成分を同表に示す種々の配合割合
(重量比)で採り、混合して洗浄剤組成物を調製し、そ
の泡立ち速度、泡量およびすすぎ性を評価した。
下記第1表に示す配合成分を同表に示す種々の配合割合
(重量比)で採り、混合して洗浄剤組成物を調製し、そ
の泡立ち速度、泡量およびすすぎ性を評価した。
【0059】その結果を同表に併示する。比較のため
に、他の界面活性剤の組合せの洗浄剤組成物について同
様に評価し、その結果も同表に併示する。
に、他の界面活性剤の組合せの洗浄剤組成物について同
様に評価し、その結果も同表に併示する。
【0060】
【表1】
【0061】第1表からわかるように、本発明品は泡立
ち速度、泡量およびすすぎ時の泡切れに優れていた。
ち速度、泡量およびすすぎ時の泡切れに優れていた。
【0062】(b)実施例16〜20:下記第2〜6表
に示す各成分を各表に示す配合割合(重量比)で混合
し、常法により種々の洗浄剤組成物を製造した。これら
洗浄剤組成物についての泡立ち速度、泡量およびすすぎ
時の泡切れの評価結果は、いずれの項目も優れたもので
あった。
に示す各成分を各表に示す配合割合(重量比)で混合
し、常法により種々の洗浄剤組成物を製造した。これら
洗浄剤組成物についての泡立ち速度、泡量およびすすぎ
時の泡切れの評価結果は、いずれの項目も優れたもので
あった。
【0063】
【表2】
【0064】
【表3】
【0065】
【表4】
【0066】
【表5】
【0067】
【表6】
【0068】(c)実施例21〜35および比較例3〜
4:下記第7表に示す配合成分を同表に示す種々の配合
割合(重量比)で採って混合して洗浄剤組成物を調製
し、泡立ち速度、すすぎ性時の泡切れ、およびさっぱり
感を評価した。その結果を同表に併示する。比較のため
に、他の界面活性剤の組合せの洗浄剤組成物について同
様に評価し、その結果も同表に併示する。
4:下記第7表に示す配合成分を同表に示す種々の配合
割合(重量比)で採って混合して洗浄剤組成物を調製
し、泡立ち速度、すすぎ性時の泡切れ、およびさっぱり
感を評価した。その結果を同表に併示する。比較のため
に、他の界面活性剤の組合せの洗浄剤組成物について同
様に評価し、その結果も同表に併示する。
【0069】
【表7】
【0070】第7表からわかるように、本発明品は泡立
ち速度、すすぎ時の泡切れ、およびさっぱり感に優れて
いた。
ち速度、すすぎ時の泡切れ、およびさっぱり感に優れて
いた。
【0071】(d)実施例36〜40:下記第8〜12
表に示す各成分を各表に示す配合割合(重量比)で混合
し、常法により種々の洗浄剤組成物を調製し、前項
(c)におけると同じ4項目について評価したところ、
いずれの項目も優れたものであった。
表に示す各成分を各表に示す配合割合(重量比)で混合
し、常法により種々の洗浄剤組成物を調製し、前項
(c)におけると同じ4項目について評価したところ、
いずれの項目も優れたものであった。
【0072】
【表8】
【0073】
【表9】
【0074】
【表10】
【0075】
【表11】
【0076】
【表12】
【0077】(e)実施例41〜55および比較例5〜
6:下記第13表に示す配合成分を同表に示す種々の配
合割合(重量比)で採り、混合して洗浄剤組成物を調製
し、泡立ち速度、すすぎ時の泡切れおよび洗浄後のさっ
ぱり感を評価した。その結果を同表に併示する。比較た
めに、他の界面活性剤の組合せの洗浄剤組成物について
同様に評価し、その結果も同表に併示する。
6:下記第13表に示す配合成分を同表に示す種々の配
合割合(重量比)で採り、混合して洗浄剤組成物を調製
し、泡立ち速度、すすぎ時の泡切れおよび洗浄後のさっ
ぱり感を評価した。その結果を同表に併示する。比較た
めに、他の界面活性剤の組合せの洗浄剤組成物について
同様に評価し、その結果も同表に併示する。
【0078】
【表13】
【0079】第13表からわかるように、本発明品は泡
立ち速度、すすぎ時の泡切れおよび洗浄後のさっぱり感
に優れていた。
立ち速度、すすぎ時の泡切れおよび洗浄後のさっぱり感
に優れていた。
【0080】(f)実施例56〜60:下記第14〜1
8表に示す配合成分を各表に示す種々の配合割合(重量
比)で混合し、常法により種々の洗浄剤組成物を調製
し、前項(e)におけると同じ3項目について評価した
ところ、いずれの項目も優れたものであった。
8表に示す配合成分を各表に示す種々の配合割合(重量
比)で混合し、常法により種々の洗浄剤組成物を調製
し、前項(e)におけると同じ3項目について評価した
ところ、いずれの項目も優れたものであった。
【0081】
【表14】
【0082】
【表15】
【0083】
【表16】
【0084】
【表17】
【0085】
【表18】
【0086】(g)実施例61〜75および比較例7〜
8:下記第19表に示す配合成分を同表に示す種々の配
合割合(重量比)で採り、混合して洗浄剤組成物を調製
し、泡立ち速度、すすぎ時の泡切れ及び洗浄後のさっぱ
り感を評価した。その結果を同表に併示する。比較のた
めに、他の界面活性剤の組合せの洗浄剤組成物について
同様に評価し、その結果も同表に併示する。
8:下記第19表に示す配合成分を同表に示す種々の配
合割合(重量比)で採り、混合して洗浄剤組成物を調製
し、泡立ち速度、すすぎ時の泡切れ及び洗浄後のさっぱ
り感を評価した。その結果を同表に併示する。比較のた
めに、他の界面活性剤の組合せの洗浄剤組成物について
同様に評価し、その結果も同表に併示する。
【0087】
【表19】
【0088】第19表からわかるように、本発明品は泡
立ち速度、すすぎ時の泡切れ及び洗浄後のさっぱり感に
優れていた。
立ち速度、すすぎ時の泡切れ及び洗浄後のさっぱり感に
優れていた。
【0089】(h)実施例76〜78:下記第20〜2
2表に示す配合成分を各表に示す種々の配合割合(重量
比)で混合し、常法により種々の洗浄剤組成物を調製
し、前項(g)におけると同じ3項目について評価した
ところ、いずれの項目も優れたものであった。
2表に示す配合成分を各表に示す種々の配合割合(重量
比)で混合し、常法により種々の洗浄剤組成物を調製
し、前項(g)におけると同じ3項目について評価した
ところ、いずれの項目も優れたものであった。
【0090】
【表20】
【0091】
【表21】
【0092】
【表22】
【0093】
【発明の効果】本発明により、手洗いなどの弱い力など
でもすばやく泡立つ、すなわち、泡立ち速度に優れ、ま
たすすぎ時の泡切れおよび洗浄後のさっぱりとした使用
感に優れた洗浄剤組成物が容易に提供されるところとな
った。
でもすばやく泡立つ、すなわち、泡立ち速度に優れ、ま
たすすぎ時の泡切れおよび洗浄後のさっぱりとした使用
感に優れた洗浄剤組成物が容易に提供されるところとな
った。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C11D 1/66 1/68 (72)発明者 佐野 啓吾 神奈川県川崎市川崎区鈴木町1−1 味の 素株式会社中央研究所内
Claims (1)
- 【請求項1】 N−アシルグリシンまたは/およびその
塩と(a)エーテルカルボン酸塩型界面活性剤、(b)
N−アシル−N−アルキルアミノ酸塩型界面活性剤、
(c)アルキルまたはアルケニルスルホン酸塩型および
スルホコハク酸塩型陰イオン界面活性剤ならびに(d)
アルキルグリコシド型および脂肪族アルカノールアミド
型ノニオン界面活性剤よりなる群から選ばれる少なくと
も1種の界面活性剤とを含有することを特徴とする洗浄
剤組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27236794A JPH08134494A (ja) | 1994-11-07 | 1994-11-07 | 洗浄剤組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27236794A JPH08134494A (ja) | 1994-11-07 | 1994-11-07 | 洗浄剤組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08134494A true JPH08134494A (ja) | 1996-05-28 |
Family
ID=17512904
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27236794A Pending JPH08134494A (ja) | 1994-11-07 | 1994-11-07 | 洗浄剤組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08134494A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001026614A1 (fr) * | 1999-10-12 | 2001-04-19 | Kao Corporation | Composition detergente |
JP2006077184A (ja) * | 2004-09-13 | 2006-03-23 | Ajinomoto Co Inc | 洗浄剤組成物 |
JP2006273770A (ja) * | 2005-03-30 | 2006-10-12 | Nof Corp | 身体用洗浄剤組成物 |
JP2009007281A (ja) * | 2007-06-27 | 2009-01-15 | P & P F:Kk | 皮膚洗浄剤組成物、及び皮膚洗浄剤 |
JP2009249537A (ja) * | 2008-04-08 | 2009-10-29 | Univ Kinki | 低刺激性液体洗浄組成物 |
JP2016121102A (ja) * | 2014-12-25 | 2016-07-07 | 株式会社ノエビア | 毛髪洗浄剤 |
JP2017197457A (ja) * | 2016-04-26 | 2017-11-02 | 株式会社ダイセル | アニオン性界面活性剤、及びその製造方法 |
CN111925872A (zh) * | 2020-09-16 | 2020-11-13 | 广州美果生物科技有限公司 | 氨基酸q弹手工皂及其制备方法 |
JP2021155366A (ja) * | 2020-03-27 | 2021-10-07 | 株式会社ナリス化粧品 | 洗浄料組成物 |
-
1994
- 1994-11-07 JP JP27236794A patent/JPH08134494A/ja active Pending
Cited By (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001026614A1 (fr) * | 1999-10-12 | 2001-04-19 | Kao Corporation | Composition detergente |
JP2006077184A (ja) * | 2004-09-13 | 2006-03-23 | Ajinomoto Co Inc | 洗浄剤組成物 |
WO2006030881A1 (ja) * | 2004-09-13 | 2006-03-23 | Ajinomoto Co., Inc. | 洗浄剤組成物 |
JP4696507B2 (ja) * | 2004-09-13 | 2011-06-08 | 味の素株式会社 | 洗浄剤組成物 |
US7867961B2 (en) | 2004-09-13 | 2011-01-11 | Ajinomoto Co., Inc. | Wash composition |
JP2006273770A (ja) * | 2005-03-30 | 2006-10-12 | Nof Corp | 身体用洗浄剤組成物 |
JP4604065B2 (ja) * | 2007-06-27 | 2010-12-22 | 株式会社ピーアンドピーエフ | 皮膚洗浄剤組成物、及び皮膚洗浄剤 |
JP2009007281A (ja) * | 2007-06-27 | 2009-01-15 | P & P F:Kk | 皮膚洗浄剤組成物、及び皮膚洗浄剤 |
JP2009249537A (ja) * | 2008-04-08 | 2009-10-29 | Univ Kinki | 低刺激性液体洗浄組成物 |
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JP2021155366A (ja) * | 2020-03-27 | 2021-10-07 | 株式会社ナリス化粧品 | 洗浄料組成物 |
CN111925872A (zh) * | 2020-09-16 | 2020-11-13 | 广州美果生物科技有限公司 | 氨基酸q弹手工皂及其制备方法 |
CN111925872B (zh) * | 2020-09-16 | 2021-11-12 | 广州美果生物科技有限公司 | 氨基酸q弹手工皂及其制备方法 |
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