JPH07173488A - 洗浄剤組成物 - Google Patents
洗浄剤組成物Info
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- JPH07173488A JPH07173488A JP5322833A JP32283393A JPH07173488A JP H07173488 A JPH07173488 A JP H07173488A JP 5322833 A JP5322833 A JP 5322833A JP 32283393 A JP32283393 A JP 32283393A JP H07173488 A JPH07173488 A JP H07173488A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fatty acid
- detergent
- salt
- oil fatty
- acylglycine
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C11—ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
- C11D—DETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
- C11D3/00—Other compounding ingredients of detergent compositions covered in group C11D1/00
- C11D3/16—Organic compounds
- C11D3/20—Organic compounds containing oxygen
- C11D3/22—Carbohydrates or derivatives thereof
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- Health & Medical Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Molecular Biology (AREA)
- Emergency Medicine (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
- Wood Science & Technology (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Cosmetics (AREA)
- Detergent Compositions (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 洗浄時から乾燥後に至るまで肌や毛髪を硬化
させず、過度のかさつきをおこさない洗浄剤組成物を提
供すること。 【構成】 椰子油脂肪酸アシルグリシン塩またはパーム
油核脂肪酸アシルグリシン塩を含有することを特徴とす
る洗浄剤組成物。
させず、過度のかさつきをおこさない洗浄剤組成物を提
供すること。 【構成】 椰子油脂肪酸アシルグリシン塩またはパーム
油核脂肪酸アシルグリシン塩を含有することを特徴とす
る洗浄剤組成物。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、植物由来の脂肪酸であ
る椰子油脂肪酸またはパーム油核脂肪酸から誘導される
アシル基を有するアシルグリシン塩を含有する洗浄剤組
成物に関する。
る椰子油脂肪酸またはパーム油核脂肪酸から誘導される
アシル基を有するアシルグリシン塩を含有する洗浄剤組
成物に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の洗浄剤組成物は、洗浄時および乾
燥後、肌や毛髪を硬化させ、かさつきをおこす場合があ
った。そのような問題に対して、洗浄剤に油剤や保湿剤
を添加したり、洗浄後に油剤を皮膚、毛髪に塗布するな
どの手段が取られてきたが、べたつきが生じるなど使用
感に問題がある等、いまだ満足な効果をもつものがない
のが現状である。
燥後、肌や毛髪を硬化させ、かさつきをおこす場合があ
った。そのような問題に対して、洗浄剤に油剤や保湿剤
を添加したり、洗浄後に油剤を皮膚、毛髪に塗布するな
どの手段が取られてきたが、べたつきが生じるなど使用
感に問題がある等、いまだ満足な効果をもつものがない
のが現状である。
【0003】一方、N−アシル中性アミノ酸塩は、安全
性及び生分解性に優れた界面活性剤として知られてお
り、その一部は実際に洗浄剤組成物に用いられている。
また、特開平4−211607号公報には、N−直鎖ア
シル−β−アラニン塩、N−直鎖アシルグリシン塩など
特定のN−アシル化合物を含有する洗浄剤組成物が、優
れた使用感を有する旨の記載がある。しかしながら、該
公報記載の洗浄剤組成物においても、洗浄時および乾燥
後の肌や毛髪の硬化やかさつきについては、未だ充分な
改良はされていないのが実状であった。
性及び生分解性に優れた界面活性剤として知られてお
り、その一部は実際に洗浄剤組成物に用いられている。
また、特開平4−211607号公報には、N−直鎖ア
シル−β−アラニン塩、N−直鎖アシルグリシン塩など
特定のN−アシル化合物を含有する洗浄剤組成物が、優
れた使用感を有する旨の記載がある。しかしながら、該
公報記載の洗浄剤組成物においても、洗浄時および乾燥
後の肌や毛髪の硬化やかさつきについては、未だ充分な
改良はされていないのが実状であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、洗浄
時から乾燥後に至るまで肌や毛髪を硬化させず、過度の
かさつきをおこさない洗浄剤組成物を提供することであ
る。
時から乾燥後に至るまで肌や毛髪を硬化させず、過度の
かさつきをおこさない洗浄剤組成物を提供することであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、かかる実
情に鑑み鋭意検討した結果、椰子油脂肪酸アシルグリシ
ン塩またはパーム油核脂肪酸アシルグリシン塩を使用し
て洗浄剤組成物を調製することにより、N−アシル中性
アミノ酸塩の長所を損なうことなく、上記目的が達成さ
れることを見いだし、本発明を完成するに至った。
情に鑑み鋭意検討した結果、椰子油脂肪酸アシルグリシ
ン塩またはパーム油核脂肪酸アシルグリシン塩を使用し
て洗浄剤組成物を調製することにより、N−アシル中性
アミノ酸塩の長所を損なうことなく、上記目的が達成さ
れることを見いだし、本発明を完成するに至った。
【0006】すなわち、本発明は、椰子油脂肪酸アシル
グリシン塩またはパーム油核脂肪酸アシルグリシン塩を
含有することを特徴とする洗浄剤組成物に関するもので
ある。
グリシン塩またはパーム油核脂肪酸アシルグリシン塩を
含有することを特徴とする洗浄剤組成物に関するもので
ある。
【0007】本発明は、更に、椰子油脂肪酸アシルグリ
シン塩またはパーム油核脂肪酸アシルグリシン塩と多価
アルコールを含有する洗浄剤組成物をも包含するもので
ある。多価アルコールを含有させることにより、肌や毛
髪を硬化、かさつきについてさらに改善でき、また肌の
つっぱり、低温での保存安定性についても改善された洗
浄剤組成物が得られる。
シン塩またはパーム油核脂肪酸アシルグリシン塩と多価
アルコールを含有する洗浄剤組成物をも包含するもので
ある。多価アルコールを含有させることにより、肌や毛
髪を硬化、かさつきについてさらに改善でき、また肌の
つっぱり、低温での保存安定性についても改善された洗
浄剤組成物が得られる。
【0008】本発明で用いられる椰子油脂肪酸アシルグ
リシンおよびパーム油核脂肪酸アシルグリシンのアシル
基は、植物由来の脂肪酸から誘導されるもので、炭素原
子数6〜22の飽和および不飽和アシルの混合物であ
る。その組成は原料、脂肪酸の製造方法などにより変化
するが、概ね重量%で、椰子油脂肪酸はカプリル酸1〜
9%、カプリン酸1〜7%、ラウリン酸46〜57%、
ミリスチン酸13〜22%、パルミチン酸2〜10%、
ステアリン酸0〜6%、オレイン酸1〜8%であり、パ
ーム核油脂肪酸はカプリル酸1〜6%、カプリン酸1〜
7%、ラウリン酸46〜57%、ミリスチン酸13〜2
2%、パルミチン酸5〜10%、ステアリン酸0〜3
%、オレイン酸5〜20%である。このほか、他の脂肪
酸が若干含まれていることもある。
リシンおよびパーム油核脂肪酸アシルグリシンのアシル
基は、植物由来の脂肪酸から誘導されるもので、炭素原
子数6〜22の飽和および不飽和アシルの混合物であ
る。その組成は原料、脂肪酸の製造方法などにより変化
するが、概ね重量%で、椰子油脂肪酸はカプリル酸1〜
9%、カプリン酸1〜7%、ラウリン酸46〜57%、
ミリスチン酸13〜22%、パルミチン酸2〜10%、
ステアリン酸0〜6%、オレイン酸1〜8%であり、パ
ーム核油脂肪酸はカプリル酸1〜6%、カプリン酸1〜
7%、ラウリン酸46〜57%、ミリスチン酸13〜2
2%、パルミチン酸5〜10%、ステアリン酸0〜3
%、オレイン酸5〜20%である。このほか、他の脂肪
酸が若干含まれていることもある。
【0009】椰子油脂肪酸アシルグリシンおよびパーム
油核脂肪酸アシルグリシンは、それぞれ、椰子油脂肪酸
クロライド、パーム油核脂肪酸クロライドとグリシンと
を水性溶媒中、アルカリ条件下で反応させるショッテン
・バウマン法などの公知の方法により調製することがで
きる。
油核脂肪酸アシルグリシンは、それぞれ、椰子油脂肪酸
クロライド、パーム油核脂肪酸クロライドとグリシンと
を水性溶媒中、アルカリ条件下で反応させるショッテン
・バウマン法などの公知の方法により調製することがで
きる。
【0010】塩としては、特に限定されることはない
が、ナトリウム、カリウムなどのアルカリ金属塩、マグ
ネシウム、カルシウムなどのアルカリ土類金属塩、トリ
エタノールアミン等のアルカノールアミン及びリジン、
オルニチン、アルギニンなどの塩基性アミノ酸が挙げら
れる。
が、ナトリウム、カリウムなどのアルカリ金属塩、マグ
ネシウム、カルシウムなどのアルカリ土類金属塩、トリ
エタノールアミン等のアルカノールアミン及びリジン、
オルニチン、アルギニンなどの塩基性アミノ酸が挙げら
れる。
【0011】本発明の洗浄剤組成物における椰子油脂肪
酸アシルグリシン塩またはパーム油核脂肪酸アシルグリ
シン塩の含有量は、全組成中1重量%以上であり、好ま
しくは5〜85重量%である。含有量が1%未満である
と、良好な使用感を得ることができない。もちろん、椰
子油脂肪酸アシルグリシン塩とパーム油核脂肪酸アシル
グリシン塩は、組み合わせて用いてもなんら問題はな
い。
酸アシルグリシン塩またはパーム油核脂肪酸アシルグリ
シン塩の含有量は、全組成中1重量%以上であり、好ま
しくは5〜85重量%である。含有量が1%未満である
と、良好な使用感を得ることができない。もちろん、椰
子油脂肪酸アシルグリシン塩とパーム油核脂肪酸アシル
グリシン塩は、組み合わせて用いてもなんら問題はな
い。
【0012】また、本発明の洗浄剤組成物のpHは、用
いる塩の種類によって異なるが、概ね6〜10の範囲が
好ましく、特に7〜9.5の範囲において泡立ちおよび
安全性の点で好ましい。pHが6以下では泡立ち、使用
感が悪くなり、10を越えると安全性の点で好ましくな
い。
いる塩の種類によって異なるが、概ね6〜10の範囲が
好ましく、特に7〜9.5の範囲において泡立ちおよび
安全性の点で好ましい。pHが6以下では泡立ち、使用
感が悪くなり、10を越えると安全性の点で好ましくな
い。
【0013】本発明の洗浄剤組成物は、多価アルコール
を含有することで肌や毛髪を硬化、かさつきについてさ
らに改善でき、また肌のつっぱり、低温での保存安定性
についても改善された洗浄剤組成物となる。用いられる
多価アルコールとしては、グリセリン、ジグリセリン、
1,3−ブチレングリコール、オクタンジオール、マル
チトール、エチレングリコール、ジエチレングリコー
ル、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、
ジプロピレングリコール、ポリプロピレングリコール、
イソプレングリコール、ソルビトール、ペンタエリスリ
トール等が挙げられる。なかでも、グリセリン、1,3
−ブチレングリコールが使用感、泡質の点で好ましい。
配合量は全組成物中、3〜30重量%、好ましくは5〜
20重量%である。3%未満ではつっぱり改善効果がな
く、30%以上では泡質が悪くなり使用感が劣り好まし
くない。
を含有することで肌や毛髪を硬化、かさつきについてさ
らに改善でき、また肌のつっぱり、低温での保存安定性
についても改善された洗浄剤組成物となる。用いられる
多価アルコールとしては、グリセリン、ジグリセリン、
1,3−ブチレングリコール、オクタンジオール、マル
チトール、エチレングリコール、ジエチレングリコー
ル、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、
ジプロピレングリコール、ポリプロピレングリコール、
イソプレングリコール、ソルビトール、ペンタエリスリ
トール等が挙げられる。なかでも、グリセリン、1,3
−ブチレングリコールが使用感、泡質の点で好ましい。
配合量は全組成物中、3〜30重量%、好ましくは5〜
20重量%である。3%未満ではつっぱり改善効果がな
く、30%以上では泡質が悪くなり使用感が劣り好まし
くない。
【0014】本発明の洗浄剤組成物には、さらにその他
の陰イオン界面活性剤、陽イオン界面活性剤、両性界面
活性剤、ノニオン界面活性剤を、泡立ちや洗浄性を調整
するため併用することは何等差し支えない。これらのも
のには、脂肪酸石鹸、高級アルコール硫酸塩、ポリオキ
シエチレン高級アルコール硫酸塩、高級アルコールリン
酸エステル塩、スルホン化高級脂肪酸塩、スルホン化高
級脂肪酸アルコールエステル塩、イセチオン酸高級脂肪
酸エステル塩、N−長鎖アシル中性アミノ酸塩、N−長
鎖アシル酸性アミノ酸塩等のアニオン界面活性剤、高級
アルキルトリメチルアンモニウム塩、ジ高級アルキルジ
メチルアンモニウム塩、高級アルキルジメチルベンジル
アンモニウム塩等のカチオン界面活性剤、高級アルキル
ジメチル酢酸ベタイン、高級脂肪酸アミドプロピルベタ
イン、イミダゾリニウム型ベタイン等の両性界面活性
剤、高級脂肪酸ジエタノールアミド、高級脂肪酸モノエ
タノールアミド、アルキルグルコシド等のノニオン界面
活性剤が挙げられるが、これらに限定されることはな
い。特に陰イオン界面活性剤と併用することにより泡性
能及び感触が向上し、ノニオン界面活性剤と併用するこ
とにより泡立ち及び安全性(肌荒れ性)の向上がみられ
る。
の陰イオン界面活性剤、陽イオン界面活性剤、両性界面
活性剤、ノニオン界面活性剤を、泡立ちや洗浄性を調整
するため併用することは何等差し支えない。これらのも
のには、脂肪酸石鹸、高級アルコール硫酸塩、ポリオキ
シエチレン高級アルコール硫酸塩、高級アルコールリン
酸エステル塩、スルホン化高級脂肪酸塩、スルホン化高
級脂肪酸アルコールエステル塩、イセチオン酸高級脂肪
酸エステル塩、N−長鎖アシル中性アミノ酸塩、N−長
鎖アシル酸性アミノ酸塩等のアニオン界面活性剤、高級
アルキルトリメチルアンモニウム塩、ジ高級アルキルジ
メチルアンモニウム塩、高級アルキルジメチルベンジル
アンモニウム塩等のカチオン界面活性剤、高級アルキル
ジメチル酢酸ベタイン、高級脂肪酸アミドプロピルベタ
イン、イミダゾリニウム型ベタイン等の両性界面活性
剤、高級脂肪酸ジエタノールアミド、高級脂肪酸モノエ
タノールアミド、アルキルグルコシド等のノニオン界面
活性剤が挙げられるが、これらに限定されることはな
い。特に陰イオン界面活性剤と併用することにより泡性
能及び感触が向上し、ノニオン界面活性剤と併用するこ
とにより泡立ち及び安全性(肌荒れ性)の向上がみられ
る。
【0015】さらに本発明の洗浄剤組成物には、その目
的に応じて薬剤、殺菌剤、香料、色素、保湿剤、ビルダ
ー、ハイドロトロープ等洗浄剤組成物に慣用されている
補助剤を、適宜添加することができる。
的に応じて薬剤、殺菌剤、香料、色素、保湿剤、ビルダ
ー、ハイドロトロープ等洗浄剤組成物に慣用されている
補助剤を、適宜添加することができる。
【0016】本発明の洗浄剤組成物は、通常の方法によ
り製造することができ、洗浄剤としての剤型は特に制限
されず、液体状、ペースト状、ゲル状、固体状、粉末状
等、任意の剤型とすることができる。
り製造することができ、洗浄剤としての剤型は特に制限
されず、液体状、ペースト状、ゲル状、固体状、粉末状
等、任意の剤型とすることができる。
【0017】本発明の洗浄剤組成物は、使用する目的に
より台所用洗浄剤、シャンプー、洗顔量、身体洗浄剤、
バブルバス洗浄剤等の用途に用いることができるが、特
に、シャンプー、洗顔料、身体洗浄剤に適している。
より台所用洗浄剤、シャンプー、洗顔量、身体洗浄剤、
バブルバス洗浄剤等の用途に用いることができるが、特
に、シャンプー、洗顔料、身体洗浄剤に適している。
【0018】
【実施例】次に、実施例により本発明をさらに詳細に説
明する。
明する。
【0019】本発明の洗浄剤組成物の配合例1〜13の
洗浄剤の泡立ち、すすぎ後のさっぱり感、タオルドライ
直後の皮膚のやわらかさ、洗浄1時間後及び3時間後の
皮膚のやわらかさ、かさつき並びに低温安定性を以下の
方法を用いて評価し、表1に結果を示した。尚、配合量
は重量%で表わした。
洗浄剤の泡立ち、すすぎ後のさっぱり感、タオルドライ
直後の皮膚のやわらかさ、洗浄1時間後及び3時間後の
皮膚のやわらかさ、かさつき並びに低温安定性を以下の
方法を用いて評価し、表1に結果を示した。尚、配合量
は重量%で表わした。
【0020】(官能評価)男女各20名計40名のパネ
ラーに皮膚の洗浄及び毛髪の洗浄を実施させ、その際の
官能評価を行った。評価は下記基準による平均値を算出
し、平均値が4.5以上を非常に良好(◎)、3.5〜
4.4の場合を良好(○)、2.5〜3.4の場合を普
通、(△)2.4以下の場合を不良(×)とした。
ラーに皮膚の洗浄及び毛髪の洗浄を実施させ、その際の
官能評価を行った。評価は下記基準による平均値を算出
し、平均値が4.5以上を非常に良好(◎)、3.5〜
4.4の場合を良好(○)、2.5〜3.4の場合を普
通、(△)2.4以下の場合を不良(×)とした。
【0021】(泡立ち) 5.泡立ちが良い 4.泡立ちがやや良い 3.普通 2.泡立ちがやや悪い 1.泡立ちが悪い
【0022】(すすぎ後のさっぱり感) 5.さっぱりする 4.ややさっぱりする 3.普通 2.ややさっぱりしない 1.さっぱりしない
【0023】(皮膚の柔らかさ) 5.柔らかい 4.やや柔らかい 3.普通 2.やや硬い 1.硬い
【0024】(かさつき) 5.しっとりする 4.ややしっとりする 3.普通 2.ややかさつく 1.かさつく
【0025】(低温安定性)各洗浄剤組成物を−5℃で
一週間保存し、溶状を比較した。評価は次の基準により
おこなった。 ○:透明 △:わずかに濁る ×:固結もしくは結晶析出
一週間保存し、溶状を比較した。評価は次の基準により
おこなった。 ○:透明 △:わずかに濁る ×:固結もしくは結晶析出
【0026】実施例1 (配合例1) 椰子油グリシンカリウム 20 椰子油脂肪酸ジエタノールアミド 5 塩化ナトリウム 2 メチルパラベン 0.2 安息香酸ナトリウム 0.2 クエン酸ナトリウム 0.5 精製水 バランス
【0027】(配合例2) 椰子油グリシンカリウム 20 プロピレングリコール 4 椰子油脂肪酸ジエタノールアミド 5 塩化ナトリウム 2 メチルパラベン 0.2 安息香酸ナトリウム 0.2 クエン酸ナトリウム 0.5 精製水 バランス
【0028】(配合例3) 椰子油グリシンナトリウム 10 ミリスチン酸カリウム 10 椰子油脂肪酸ジエタノールアミド 7 塩化ナトリウム 2 エデト酸ナトリウム 0.1 精製水 バランス
【0029】(配合例4) 椰子油グリシンナトリウム 10 グリセリン 2.5 1,3−ブチレングリコール 2 ミリスチン酸カリウム 10 椰子油脂肪酸ジエタノールアミド 7 塩化ナトリウム 2 エデト酸ナトリウム 0.1 精製水 バランス
【0030】(配合例5) パーム核油脂肪酸グリシンTEA 25 ラウリン酸ジエタノールアミド 4 塩化ナトリウム 2 l−メントール 0.1 精製水 バランス
【0031】(配合例6) パーム核油脂肪酸グリシンTEA 25 グリセリン 5 ラウリン酸ジエタノールアミド 4 塩化ナトリウム 2 l−メントール 0.1 精製水 バランス
【0032】(配合例7) パーム核油脂肪酸グリシンカリウム 25 イソプレングリコール 5 ラウリルグリコシド 4 カチオン化セルロース 0.2 トリメチル酢酸ベタイン 2 精製水 バランス
【0033】(配合例8) パーム核油脂肪酸グリシンリジン塩 15 ラウリル硫酸ナトリウム 5 トレハロース 5 ポリアクリル酸ナトリウム 2 PCAソーダ 0.1 精製水 バランス
【0034】(配合例9) 椰子油グリシンアルギニン塩 20 グリセリン 4.5 椰子油脂肪酸エタノールアミド 3 塩化ナトリウム 2 ブチルパラベン 0.2 安息香酸ナトリウム 0.2 クエン酸ナトリウム 0.5 精製水 バランス
【0035】比較例 (配合例10) ラウロイルグリシンカリウム 20 グリセリン 4.5 椰子油脂肪酸ジエタノールアミド 5 塩化ナトリウム 2 メチルパラベン 0.2 安息香酸ナトリウム 0.2 クエン酸ナトリウム 0.5 精製水 バランス
【0036】(配合例11) ラウロイル−β−アラニンTEA 20 グリセリン 4.5 1,3−ブチレングリコール 2 ミリスチン酸カリウム 10 椰子油脂肪酸ジエタノールアミド 7 塩化ナトリウム 2 エデト酸ナトリウム 0.1 精製水 バランス
【0037】(配合例12) 椰子油グリシンカリウム 20 エタノール 4 椰子油脂肪酸ジエタノールアミド 5 塩化ナトリウム 2 メチルパラベン 0.2 安息香酸ナトリウム 0.2 クエン酸ナトリウム 0.5 精製水 バランス
【0038】(配合例13) 椰子油グリシンナトリウム 10 エタノール 4 ミリスチン酸カリウム 10 椰子油脂肪酸ジエタノールアミド 7 塩化ナトリウム 2 エデト酸ナトリウム 0.1 精製水 バランス
【0039】
【表1】
【0040】表1に示す結果から、本発明の洗浄剤組成
物が皮膚の柔らかさ、かさつき、低温安定性について、
非常に優れたものであることがわかる。
物が皮膚の柔らかさ、かさつき、低温安定性について、
非常に優れたものであることがわかる。
【0041】実施例2 次に示す配合例14〜17を調製し、実施例1と同様に
評価したところ、いずれの項目も優れたものであった。
評価したところ、いずれの項目も優れたものであった。
【0042】(配合例14)固形石鹸 椰子油グリシンナトリウム 50 グリセリン 4.5 石鹸素地 25 ブチルパラベン 0.2 安息香酸ナトリウム 0.2 セトステアリルアルコール 2 精製水 バランス
【0043】(配合例15)透明石鹸 椰子油グリシンカリウム 60 グリセリン 20 ポリエチレングリコール 10 ブチルパラベン 0.2 安息香酸ナトリウム 0.2 セトステアリルアルコール 1 精製水 バランス
【0044】(配合例16)洗顔フォーム 椰子油グリシンカリウム 20 ミリスチン酸カリウム 15 グリセリン 10 ポリエチレングリコール 10 硫酸ナトリウム 2 塩化ナトリウム 1 塩化マグネシウム 0.5 ブチルパラベン 0.2 安息香酸ナトリウム 0.2 セトステアリルアルコール 0.5 精製水 バランス
【0045】(配合例17)洗顔フォーム パーム核油脂肪酸アシルグリシンTEA 10 ミリスチン酸カリウム 20 パルミチン酸ナトリウム 5 グリセリン 10 1,3−ブチレングリコール 10 硫酸ナトリウム 2 塩化ナトリウム 1 塩化マグネシウム 0.5 ブチルパラベン 0.2 安息香酸ナトリウム 0.2 ステアリルアルコール 0.5 精製水 バランス
【0046】
【発明の効果】本発明の洗浄剤組成物は、洗浄時から乾
燥後に至るまで皮膚や毛髪を硬化させず、むしろ毛髪や
皮膚の柔軟性を向上させ、タオルドライ後もかさつきを
おこさない非常に優れたものである。
燥後に至るまで皮膚や毛髪を硬化させず、むしろ毛髪や
皮膚の柔軟性を向上させ、タオルドライ後もかさつきを
おこさない非常に優れたものである。
【0047】また、本発明の洗浄剤組成物のうち液状の
ものは、単一組成のN−アシルグリシン塩を使用した液
状洗浄剤組成物と異なり、溶解性に優れ、低温で保存し
た場合、濁りや沈澱が生ぜず低温安定性良好である。
ものは、単一組成のN−アシルグリシン塩を使用した液
状洗浄剤組成物と異なり、溶解性に優れ、低温で保存し
た場合、濁りや沈澱が生ぜず低温安定性良好である。
【0048】さらに、多価アルコールを含有した本発明
の洗浄剤組成物は、肌や毛髪を硬化、かさつきについて
さらに改善でき、また肌のつっぱり、低温での保存安定
性についても改善された洗浄剤組成物が得られる。
の洗浄剤組成物は、肌や毛髪を硬化、かさつきについて
さらに改善でき、また肌のつっぱり、低温での保存安定
性についても改善された洗浄剤組成物が得られる。
Claims (2)
- 【請求項1】椰子油脂肪酸アシルグリシン塩またはパー
ム油核脂肪酸アシルグリシン塩を含有することを特徴と
する洗浄剤組成物。 - 【請求項2】更に多価アルコールを含有する請求項1記
載の洗浄剤組成物。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5322833A JPH07173488A (ja) | 1993-12-21 | 1993-12-21 | 洗浄剤組成物 |
KR1019940021728A KR100346315B1 (ko) | 1993-12-21 | 1994-08-31 | 세정제조성물 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5322833A JPH07173488A (ja) | 1993-12-21 | 1993-12-21 | 洗浄剤組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07173488A true JPH07173488A (ja) | 1995-07-11 |
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