JP2004292603A - 防水テープ及び建築部材の取付方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】粘着層と、該粘着層の片面を覆う基材フィルムとを有した防水テープであって、前記基材フィルムの幅が、前記粘着層の幅と同じ、または、前記粘着層の厚さ方向の長さの2倍以下の範囲で前記粘着層の幅よりも広いことを特徴とする防水テープの提供。
【選択図】 図3
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、防水性及び耐熱性に優れた建築物の防水テープに関し、及び該防水テープを使用した建築部材の取付方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
建築物駆体の開口部には、通常、窓枠用などのサッシ枠が取り付けられるが、この際、開口部を構成している鉄骨や木桟とサッシ枠との隙間や、鉄骨や木桟と外壁材との隙間などには防水処理が施され、これらの隙間からの雨水、結露水の侵入を防止するようにされている。
防水処理方法としては、隙間をコーキングするなどシーリング材でシールする方法や、隙間にガスケットを挿入して塞ぐ方法などが存在する。また、ブチルゴムなどからなる粘着層を備えた防水テープ(例えば特許文献1〜4参照)を使用して防水処理する方法も存在する。
【0003】
【特許文献1】
特開平8−49311号公報
【特許文献2】
特開平8−74336号公報
【特許文献3】
特開平9−12986号公報
【特許文献4】
特開平9−118861号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、隙間をシーリング材でシールする場合には、施工者によってシーリング材の塗布量や技術レベルが異なるために、施工状態や防水性に差異が生じる場合があった。また一般的に、開口部は鉄骨や木桟から構成され、サッシ枠はアルミニウムなどの金属からなり、互いに材質が異なるため、鉄骨や木桟とサッシ枠とがそれぞれ外気温度の変化、風、地震などの自然条件によって、異なる膨張率及び収縮率で膨張・収縮したり、動いたりするため、シーリング材が切れたり剥がれたりするという問題があった。
また、ガスケットは、防水しようとする隙間に凹凸があれば、ガスケットを挿入しても若干の隙間が生じてしまい十分には防水できず、一方で凹凸がない場合でもガスケットは押出形成体であるため、次第に押出時の長さ方向に収縮し、長期の使用中には隙間を生じてしまうという問題があった。
【0005】
一方、粘着性が高く防水性に優れたブチルゴムなどの粘着層を有する防水性両面テープを隙間に貼着する方法では、シーリング材やガスケットを使用した場合に生じる問題を解決でき、長期に亘って高い防水性を達成することができる。しかしながら、サッシ枠などの建築部材または被取付部に対して粘着層が一度接触してしまうと、粘着層の高い粘着性のため、その後にサッシ枠の取付位置を微調整する、いわゆる「位置合わせ」を実施することは困難であり、施工性に劣るものであった。
【0006】
さらに建築部材の中でも特にサッシ枠は、その材料であるアルミニウムの剛性を高め、材料の湾曲を防止する目的で、いわゆる二つの「歯」部分と称される構造を有する(図6の建築部材40を参照)。そのため、ブチルゴムなどの粘着層を有する防水性両面テープの厚みが薄い場合、このテープとサッシ枠の接点は、「歯」部分の先端のみとなってしまい、防水効果を生ずる防水線はこの「歯」部分の先端の細い線としてのみサッシ枠の周囲で形成されることとなってしまう。
【0007】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、開口部を構成している鉄骨や木桟とサッシ枠の隙間や、鉄骨または木桟と外壁材との隙間など、複数の部材間を長期に亘り安定に接着可能で、且つ前記隙間における防水処理を長期に亘り実施でき、しかも、サッシ枠などの建築部材の位置合わせが容易に行える防水テープを提供することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の防水テープは、粘着層と、該粘着層の片面を覆う基材フィルムとを有した防水テープであって、前記基材フィルムの幅が、前記粘着層の幅と同じ、または、前記粘着層の厚さ方向の長さの2倍以下の範囲で前記粘着層の幅よりも広いことを特徴とする。
前記粘着層は、ブチルゴムからなることが好ましい。
さらに前記粘着層は、複数の線状体の配列体であることが好ましい。
さらに前記粘着層の厚さ方向の長さは、2.0〜5.0mmであることが好ましい。
また前記基材フィルムは、無延伸ポリプロピレンフィルムであることが好ましい。
【0009】
本発明の建築物の被取付部に建築部材を取り付ける方法は、前記被取付部に、前記防水テープの粘着層を貼着する防水テープ貼着工程と、貼着された前記防水テープの上で、前記建築部材を位置合わする位置合わせ工程と、位置合わせされた前記建築部材を前記防水テープに押し付ける加圧工程とを有することを特徴とする。
また別の態様として、本発明の建築物の被取付部に建築部材を取り付ける方法は、前記建築部材に、前記防水テープの粘着層を貼着する防水テープ貼着工程と、貼着された前記防水テープを介して、前記建築部材を位置合わせする位置合わせ工程と、位置合わせされた前記建築部材を、防水テープを介して前記被取付部に押し付ける加圧工程とを有することを特徴とする。
前記加圧工程は、前記建築部材のビス留めによって実施されることが好ましい。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を実施形態例を挙げて詳細に説明する。
[防水テープ]
(第1実施形態例)
図1は、本発明の防水テープの一例を示す斜視図である。この例の防水テープ10は、粘着層12と、該粘着層12の片面を覆う基材フィルム13とを有し、前記基材フィルム13の幅が、前記粘着層12の幅と同じ、または、前記粘着層12の厚さ方向の長さの2倍以下の範囲で前記粘着層12の幅よりも広いことを特徴とする。粘着層12の基材フィルム13に覆われていない面は、剥離シート14が設けられている。
ここで、基材フィルム13の幅が、前記粘着層12の幅と同じ(s=s1+s2=0)以上であることによって、前記粘着層12の上面が基材フィルム13からはみ出ることなく完全に覆われ、基材フィルム13側の面で接着層12が接着される部材と接触することがなく、以下で述べる位置合わせが可能となる。また、前記粘着層12の厚さ方向の長さtの2倍以下の範囲で前記粘着層12の幅よりも広い(0≦s=s1+s2≦2t)ことによって、この防水テープ10の粘着層12を基材フィルム13を介して押し付けた場合、粘着層12が流動して基材フィルム13からはみ出て、基材フィルム13の両側面に、はみ出した粘着層12の太い防水線が形成される。この基材フィルムの幅は、前記粘着層の厚さ方向の長さtの1.5倍以下の範囲(0≦s=s1+s2≦1.5t)、長さt以下の範囲(0≦s=s1+s2≦t)、または長さtの0.5倍以下の範囲(0≦s=s1+s2≦0.5t)で、前記粘着層12の幅よりも広くても良い。
【0011】
ここで、粘着層12は、サッシ枠のような「歯」部分を有する建築部材(図6の建築部材40を参照)であっても、被取付部にしっかりと接着できるように一定の厚さ方向の長さtを有することが好ましい。ここで粘着層12の厚さ方向の長さtは、2.0〜5.0mm(2.0mm≦t≦5.0mm)が好ましく、2.5〜4.5mm(2.5mm≦t≦4.5mm)であることがより好ましい。また、粘着層12は、弾力と流動性と防水性(水密性)と耐久性を備えることが望ましく、粘着層12を形成する材料としては、ブチルゴム、アクリルゴム、ウレタンゴム、水添系のSIS(スチレン−ブタジエン−スチレン共重合体)などを使用できるが、特に粘着性に優れ水の侵入を確実に阻止でき、耐候性、耐熱性、耐水性なども良好で、且つ安価であることから、ブチルゴムを使用することが好ましい。
【0012】
基材フィルム13としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、無可塑ポリ塩化ビニルや、各種ポリマーアロイ及びエンジニアリングプラスチックなど、各種樹脂フィルムを使用できるが、柔軟性と強度と弾性とを併せ持つことから、無延伸ポリプロピレン(CPP)フィルムが好ましい。また、出隅部や入隅部などの凹凸のある部位に防水テープ10を使用する場合であっても、防水テープ10がその部位の形状に追従しやすい点から、基材フィルムの厚さは30〜100μmであることが好ましい。特にこのような厚さのCPPフィルムを基材フィルム13として使用すると、凹凸のある部位に防水テープ10を貼着する場合でも、基材フィルム13が粘着層12と共に伸び、凹凸に沿って密着するため好ましい。ここで、CPPフィルムは、例えば、50モル%以上、好ましくは70モル%以上のプロピレン単位を有する結晶混合物を、配向させることなく、無延伸状態で均一な厚みにフィルム化することにより得られる。防水テープ10における基材フィルム13の他方の面、即ち、粘着層12を覆っていない側の面13aは、離型処理されていることが好ましい。
【0013】
(第2実施形態例)
図2は、本発明の防水テープの他の一例を示す斜視図である。この例の防水テープ20は、粘着層22が、好ましくはブチルゴムからなる複数の線状体の配列体(図2では4本の線状体の配列体)から構成されている。本発明の防水テープ20の粘着層22は、複数個の吐出口が形成されたダイを使用して押出機から粘着層を形成する材料を線状体として押し出し、それらを引き揃えることで、配列した状態として一体化することによって容易に製造できる。
【0014】
図3は、図2の粘着層22として複数の線状体の配列体を使用した防水テープ20の最終製品の斜視図である。この防水テープ30では、粘着層22を構成する各線状体が互いに接着して一体化し、各線状体の間の上下で複数本の溝35が形成されている。この溝35により、添着作業時に、防水テープ30を基材フィルム33の上から加圧することで、空気が末端に追いやられて抜けるため、粘着状態において防水テープ30と被貼着体との間の無秩序な空気溜まりの形成が削減される。従って、漏水路が形成されることがなく、また、所定の接着力を発揮するので、高い防水性を発揮できる。
また、加圧時には、粘着層32に溝35が形成されていることで、防水テープ30と被貼着体の接触面積が小さくされていることから、比較的少ない力を加えるだけで、高い圧力が接合面にかかり、強力に接着可能である。
さらにまた、溝35が形成されていることから、防水テープ30の表面積が多くなり、放熱し易くなる。その結果、成形後の蓄熱量が低減するので余熱変形が抑えられ、凹凸等の形成が削減され、成形精度が向上する。従って、予期しない凹凸等の形成も削減され、その点からも空気溜まりの形成や基材フィルム33の皺の発生が削減され、漏水が抑えられ、高い防水性能を発揮できる。
【0015】
図4は、図3の防水テープ30を実際に使用する際の使用方法を説明する模式図である。防水テープ30はばらけ安いのでリール4bのままガイド4aに載せて、引き出して使用することが好ましい。また図5は、図3の防水テープ30を保管した際の様子を説明する模式図である。防水テープ30は、ばらけ安いので、水平に配置して重ねて保管するのが好ましい。前述のように、基材フィルム33の片面33aが離型処理されている場合には、接着層33が基材フィルムの離型面33aに接着しないため、防水テープ30を図4及び5のように巻き取って使用及び保管が可能であるため特に好ましい。
【0016】
[建築部材の取付方法]
(第1実施形態例)
図6は、本発明の建築物の被取付部に建築部材を取り付けるの方法の一例を示す模式図である。本発明の取付方法は、防水テープ貼着工程、建築部材位置合わせ工程、及び防水テープ加圧工程からなるため、この順序で本発明の取付方法を詳述する。
まず、防水テープ貼着工程として、図6では、被取付部50に、本発明の防水テープ30の粘着層32を貼着することが示されている。
次いで、貼着された防水テープ30の上で、建築部材40の位置合わせをする。ここで図6に示されているように、防水テープ30の基材フィルム33の片面33aが接着可能ではないため、被取付部50に防水テープ30の粘着層32を貼着した後に、貼着された防水テープ30の接着可能ではない面33aを介して、建築部材40を位置合わせすることが可能である。
最後に、位置合わせされた建築部材40を防水テープ30に押し付ける加圧工程によって、建築部材40と被取付部50とを防水テープ30によって接着する。この加圧工程が実施された後の、建築部材40と被取付部50とが防水テープ30の接着層32によって接着されている様子を示す模式図が図7である。ここでは、建築部材40を防水テープ30に押し付けることによって、粘着層32が基材フィルム33からはみ出て建築部材40と接触して、二本の太い防水線32aを形成していることが理解される。前述のように、基材フィルム33の幅が、前記粘着層32の幅と同じ、または、前記粘着層32の厚さ方向の長さtの2倍以下、1.5倍以下、1倍以下、または0.5倍以下範囲で、前記粘着層の幅よりも広い(0≦s=s1+s2≦0.5tまたはtまたは1.5tまたは2t)ことによって、建築部材40と被取付部50の間で防水テープ30を挟んだ場合、防水テープ30の基材フィルム33から粘着層32が流動してはみ出し、二本の防水線32aが確実に形成されるようになる。
【0017】
(第2実施形態例)
図8は、本発明の建築物の被取付部に建築部材を取り付けるの方法の他の一例を示す模式図である。ここでは、建築部材40に、防水テープ30の粘着層32を貼着することが示されている。この防水テープ貼着工程に引き続き、貼着された防水テープ30を介して、建築部材40を位置合わせをする。最後に、この位置合わせ工程に引き続き、位置合わせされた建築部材40を、防水テープ30を介して被取付部50に押し付ける加圧工程によって、建築部材40と被取付部50を、流動して基材フィルム33からはみ出した防水テープ30の接着層32によって接着する。
【0018】
図9は、建築部材40に防水テープ30の粘着層32を貼着し、防水テープ30の基材フィルム33を介して被取付部50を配置して、ビス60を建築部材50側から打ち付けた様子を示す模式図である。
図9に示されているように、被取付部50に建築部材40を加圧する加圧工程が、ビス60で建築部材40を留めるビス留めによって実施される場合、ビスに防水テープ30の粘着層33が絡みつき、ビス穴まで粘着層が入り込むことによって、ビス留めに使用するビス穴をも含んで防水処理することができる。
【0019】
【実施例】
以下の材料を使用して、図2に記載される防水テープ20を製造した:
1.基材フィルム:幅が16mm、厚さが100μmのアサヒCPP;
2.粘着層:直径が3.5mmの円形の断面を有する4本のブチルゴムの円筒;
3.剥離シート:幅が18mmのグラフト両面シリコン剥離紙;
4個の吐出口が形成されたダイを使用して押出機からブチルゴムを線状体として押し出し、それらを剥離シート上に4本のブチルゴムが並列するように並べ、さらにその上に基材フィルムが重なるように引き揃えることによって、図2に記載された防水テープ20を製造した。この防水テープ20を製品とした際には、図3に示されるように、粘着層32を構成する各線状体が互いに接着して一体化し、12.4mmの幅の粘着層32を構成した。また基材フィルム33は、3.35mmの幅での折れ曲がった部分33bを両端部で形成して、粘着層32を包み込むようになった。この状態の粘着テープ30は、建築部材と被取付部の接着の際に、基材フィルム33から粘着層32が十分にはみ出して確実に防水線を形成し、且つ良好な接着が可能であった。
【0020】
【発明の効果】
本発明の防水テープは、一定の厚みを有し、且つ弾力性を備え、防水性(水密性)及び耐久性に優れているため、開口部を構成している鉄骨や木桟とサッシ枠の隙間や、鉄骨または木桟と外壁材との隙間など、複数の部材間を長期に亘り安定に接着可能で、且つ前記隙間における防水処理を長期に亘り実施でき、しかも、サッシ枠などの建築部材の位置合わせが容易に実施可能である。
さらに、本発明の建築物の被取付部に建築部材を取り付ける方法では、従来困難であった建築部材の位置合わせが容易に実施でき、且つ建築部材と被取付部との隙間を強力に接着して、該隙間の防水特性に優れたものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の防水テープの一例を示す斜視図である。
【図2】本発明の防水テープの一例を示す斜視図である。
【図3】図2の防水テープの最終製品の斜視図である。
【図4】図3の防水テープを実際に使用する際の使用方法を説明する模式図である。
【図5】図3の防水テープを保管した際の様子を説明する模式図である。
【図6】本発明の建築物の被取付部に建築部材を取り付ける方法の一例を示す模式図である。
【図7】建築部材を防水テープを介して被取付部に接着する際の様子を示す模式図である。
【図8】本発明の建築物の被取付部に建築部材を取り付ける方法の一例を示す模式図である。
【図9】建築部材を防水テープを介して被取付部に接着する際に、ビスを使用して建築部材を接着した様子を示す模式図である。
【符号の説明】
10:防水テープ
12:接着層
13:基材フィルム
14:剥離シート
20:防水テープ
22:接着層
23:基材フィルム
24:剥離シート
30:防水テープ
32:接着層
33:基材フィルム
34:剥離シート
35:溝
40:建築部材
50:被取付部
60:ビス
Claims (8)
- 粘着層と、該粘着層の片面を覆う基材フィルムとを有した防水テープであって、前記基材フィルムの幅が、前記粘着層の幅と同じ、または、前記粘着層の厚さ方向の長さの2倍以下の範囲で前記粘着層の幅よりも広いことを特徴とする防水テープ。
- 前記粘着層は、ブチルゴムからなることを特徴とする請求項1に記載の防水テープ。
- 前記粘着層は、複数の線状体の配列体であることを特徴とする請求項1または2に記載の防水テープ。
- 前記粘着層の厚さ方向の長さは、2.0〜5.0mmであることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の防水テープ。
- 前記基材フィルムは、無延伸ポリプロピレンフィルムであることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の防水テープ。
- 建築物の被取付部に建築部材を取り付ける方法であって、
前記被取付部に、請求項1ないし5のいずれか一項に記載の防水テープの粘着層を貼着する防水テープ貼着工程と、
貼着された前記防水テープの上で、前記建築部材を位置合わする位置合わせ工程と、
位置合わせされた前記建築部材を前記防水テープに押し付ける加圧工程とを有することを特徴とする建築部材の取付方法。 - 建築物の被取付部に建築部材を取り付ける方法であって、
前記建築部材に、請求項1ないし5のいずれか一項に記載の防水テープの粘着層を貼着する防水テープ貼着工程と、
貼着された前記防水テープを介して、前記建築部材を位置合わせする位置合わせ工程と、
位置合わせされた前記建築部材を、防水テープを介して前記被取付部に押し付ける加圧工程とを有することを特徴とする建築部材の取付方法。 - 前記加圧工程は、前記建築部材のビス留めによって実施されることを特徴とする請求項6または7に記載の建築部材の取付方法。
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