JP2003003582A - 面状止水材及びその取付け構造 - Google Patents

面状止水材及びその取付け構造

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JP2003003582A
JP2003003582A JP2001192248A JP2001192248A JP2003003582A JP 2003003582 A JP2003003582 A JP 2003003582A JP 2001192248 A JP2001192248 A JP 2001192248A JP 2001192248 A JP2001192248 A JP 2001192248A JP 2003003582 A JP2003003582 A JP 2003003582A
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JP
Japan
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water
stopping
adhesive
water stop
planar
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JP2001192248A
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English (en)
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Koki Tsuda
幸喜 津田
Takako Miyazaki
貴子 宮崎
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Daiwa House Industry Co Ltd
Original Assignee
Daiwa House Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 面状止水材同士を重ねることなく施工容易に
連続止水状態に連結することができる面状止水材及びそ
の取付け構造を提供する。 【解決手段】 一方の面が粘着性止水材からなる層2の
面で形成され、もう一方の面が非粘着性止水材からなる
層3の面で形成された止水材1であって、粘着性止水材
からなる層2の厚さ寸法が2mm以上である。この面状
止水材1,1同士が、側面同士を突き合わせ状態にし、
粘着性止水材からなる層2,2同士を粘着させて、連続
止水状態に連結されている

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、面状止水材及びそ
の取付け構造に関する。
【0002】
【関連技術】建物の開口部周縁の屋外側の面に化粧モー
ル等の開口部枠を取り付ける場合に、開口部枠と開口部
周縁との間を止水状態にしておく必要がある。例えば、
そのような場合に、一方の面が粘着性止水材からなる層
の面で形成され、もう一方の面が非粘着性止水材からな
る層の面で形成された帯状の面状止水材を用い、この帯
状面状止水材を、その粘着性止水材層の面を開口部の縁
部の側に向けて、開口部の上部と下部及び左右の両側部
に粘着させて個別に貼り付け、開口部枠をこれら面状止
水材の非粘着性止水材の面に当て、面状止水材を開口部
枠と開口部縁部との間に挟み込んで止水する方法が考え
られる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この方
法では、上下の帯状面状止水材の端部と、左右の帯状面
状止水材の端部とを、止水状態に連続させるのが難しい
という問題がある。即ち、これらの端部同士を重ね合わ
せ状態にすると、段差ができて開口部の屋外側の面と開
口部枠との間に隙間ができてしまうおそれがある。ま
た、端部間を他の止水材で止水するのでは施工に手間を
要する。また、いうまでもなく、面状止水材を方形環状
の一体品につくるのでは、コストが高くついてしまう。
【0004】本発明は、例えば上記のような場合に、面
状止水材同士を重ねることなく施工容易に連続止水状態
に連結することができる面状止水材及びその取付け構造
を提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題は、一方の面
が粘着性止水材からなる層の面で形成され、もう一方の
面が非粘着性止水材からなる層の面で形成された止水材
であって、前記粘着性止水材からなる層の厚さ寸法が2
mm以上であることを特徴とする面状止水材、並びに、
この面状止水材同士が、側方に面する面同士を突き合わ
せ状態にし、粘着性止水材からなる層同士を粘着させ
て、連続止水状態に連結されていることを特徴とする面
状止水材の取付け構造によって解決される。
【0006】この面状止水材では、粘着性止水材からな
る層の厚さ寸法が2mm以上に設定されているので、面
状止水材の側方に面する面同士を突き合わせ状態にする
ことで、粘着性止水材からなる層同士が充分に粘着し合
い、それらの間をしっかりとした止水状態にすることが
できる。従って、面状止水材同士を重ねることで段差を
生じさせるようなこともなく、また、面状止水材の側方
に面する面部同士を突き合わせ状態にする簡単な施工で
面状止水材同士を連続止水状態に連結することができ
る。
【0007】もちろん、本発明の面状止水材は、一方の
面が粘着性止水材からなる層の面で形成され、もう一方
の面が非粘着性止水材からなる層の面で形成されている
ので、止水する面間の止水の施工において、粘着性止水
材からなる層の面を、その粘着性を利用して一方の面に
粘着して貼り付け、この貼付け状態において、もう一方
の面を非粘着性止水材からなる層の面上で面内方向に相
対変位させて位置合わせを行うことができ、しかも、止
水する面同士を容易に分離できるものであることはいう
までもない。
【0008】なお、粘着性止水材からなる層の厚さ寸法
の上限に制限はないが、あまり厚くしても無益であり、
面状止水材としての性格上、10mm以下であるのが一
般的である。
【0009】上記の面状止水材が帯状材からなる場合
は、止水するL字状部分やT字状部分の屈折部を施工容
易に止水状態にすることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。
【0011】図1(イ)(ロ)に示す実施形態の面状止
水材1は、帯状をしており、粘着性止水材からなる層2
と非粘着性止水材からなる層3との二層構造になってい
ることによって、一方の面が粘着性止水材2の面からな
り、もう一方の面が非粘着性止水材3の面からなってい
る。なお、粘着性止水材2からなる面には、離型紙4が
貼られている。
【0012】粘着性止水材層2は、例えばブチル系ゴム
からなり、その厚さ寸法は、2mm以上、例えば4mm
程度に設定されている。
【0013】また、非粘着性止水材層3は、例えば、日
東電工(株)製のエプトシーラー(商品名)などのスポ
ンジ状シーリング材からなっており、その厚さ寸法は、
力をかけない自然な状態において、例えば3mm程度に
設定されている。
【0014】上記の帯状面状止水材1は、図2(イ)
(ロ)に示すように、例えば、建物の開口部5の周縁の
屋外側の面部8に化粧モールなどの開口部枠7を止水状
態に取り付ける場合などにおいて用いられる。
【0015】即ち、帯状面状止水材1から離型紙4を取
り外して、粘着性止水材層2の面を開口部5の縁部の側
に向け、開口部5の上部と下部及び左右両側部に粘着さ
せて個別に貼り付け取り付ける。その際、上下の面状止
水材1,1と、左右の面状止水材1,1は、側方に面す
る面部において、互いに突き合わせ状態となるようにし
て貼り付けていくようにする。また、この貼付け状態に
おいて、各帯状面状止水材1…は、建物の側に貫通留め
具としてのビス6で止めておくようにするとよい。面状
止水材1には、2mm以上の厚さ寸法を有する粘着性止
水材層2が備えられているから、ビス打ち部分はこの粘
着性止水材層2による止水作用でシールされる。
【0016】そして、開口部枠7をこれら上下左右の面
状止水材1…の非粘着性止水材層3の面に当て、開口部
枠7を非粘着性止水材層3の面上で取付けの位置を調整
し、開口部枠7を面状止水材1…の側に押し付けるよう
にして、面状止水材1…を開口部枠7と開口部縁部8と
の間に挟み込み、開口部枠7を建物の側に取り付ける。
【0017】面状止水材1…は、この挟込みによって、
非粘着性止水材層3が圧潰状態になり、また、粘着性止
水材層2も潰れ変形をする。本実施形態では、側面突き
合わせ状態にされている面状止水材1,1は、図1
(ハ)(ニ)に示すように、この挟込みによる粘着性止
水材層2,2の潰れ変形によって、各面状止水材1,1
の粘着性止水材層2,2が側方に膨らもうとし互いに押
し合って粘着されることで、連続止水状態に連結され
る。こうして、開口部枠7と開口部縁部8との間は、面
状止水材1…同士の境界部分も含めて、しっかりと止水
される。
【0018】なお、側面突き合わせ状態にされた面状止
水材1,1の粘着性止水材層2,2同士の粘着は、面状
止水材1,1を開口部枠7と開口部縁部8との間に挟み
込む前の段階で行うようにしてもよい。
【0019】以上に、本発明の実施形態を示したが、本
発明はこれに限られるものではなく、発明思想を逸脱し
ない範囲で、各種の変更が可能である。例えば、上記の
実施形態では、面状止水材1を、粘着性止水材層2と非
粘着性止水材層3との二層構造にした場合を示している
が、粘着性止水材層2と非粘着性止水材層3の間に他の
層を設けた三層以上の層構造に構成してもよい。また、
粘着性止水材層2や非粘着性止水材層3として、各種材
料が用いられてよいことはいうまでもない。また、形状
についても、特段の制限はなく、帯状以外の形状につく
られていてもよい。また、本発明の面状止水材は、建物
の開口部に限らず、止水処理を必要とするいろいろな箇
所において用いられてよいことはいうまでもない。
【0020】
【発明の効果】本発明は、以上のとおりのものであるか
ら、面状止水材同士を重ねることなく施工容易に連続止
水状態に連結することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図(イ)は実施形態の面状止水材を示す断面斜
視図、図(ロ)は横断面図、図(ハ)は止水材の取付け
構造を示す正面図、図(ニ)は図(ハ)のI−I線断面
図である。
【図2】図(イ)は図(ロ)のII−II線断面図、図
(ロ)の建物の開口部への施工例を示す全体正面図であ
る。
【符号の説明】
1…面状止水材 2…粘着性止水材層 3…非粘着性止水材層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2E001 DA01 FA31 FA52 FA53 GA42 GA63 GA76 HE01 LA16 MA02 MA04

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方の面が粘着性止水材からなる層の面
    で形成され、もう一方の面が非粘着性止水材からなる層
    の面で形成された止水材であって、 前記粘着性止水材からなる層の厚さ寸法が2mm以上で
    あることを特徴とする面状止水材。
  2. 【請求項2】 帯状材からなる請求項1に記載の面状止
    水材。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の面状止水材同士
    が、側方に面する面同士を突き合わせ状態にし、粘着性
    止水材からなる層同士を粘着させて、連続止水状態に連
    結されていることを特徴とする面状止水材の取付け構
    造。
JP2001192248A 2001-06-26 2001-06-26 面状止水材及びその取付け構造 Pending JP2003003582A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004292603A (ja) * 2003-03-26 2004-10-21 Asahi Rubber Kk 防水テープ及び建築部材の取付方法
JP2021004448A (ja) * 2019-06-25 2021-01-14 Ykk Ap株式会社 ねじの螺合部構造

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004292603A (ja) * 2003-03-26 2004-10-21 Asahi Rubber Kk 防水テープ及び建築部材の取付方法
JP2021004448A (ja) * 2019-06-25 2021-01-14 Ykk Ap株式会社 ねじの螺合部構造
JP7219176B2 (ja) 2019-06-25 2023-02-07 Ykk Ap株式会社 ねじの螺合部構造

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