JP2010018960A - 防水シール部材と防水シール構造と防水シール方法 - Google Patents

防水シール部材と防水シール構造と防水シール方法 Download PDF

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Masato Sugano
征人 菅野
Eiichi Sugano
鋭一 菅野
Hiroyuki Sugano
裕之 菅野
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Abstract

【課題】水のかかる場所でも、防水シール部材の非加硫ブチルゴムを確実に養生する。
【解決手段】対向するコンクリート壁の境界に配置されて、当該境界の隙間をシールするものであって、コンクリート壁の壁面に密着する非加硫ブチルゴム層21と、この非加硫ブチルゴム層21の一方の面24を覆うように設けられた非粘着性の第1の保護皮膜20と、他方の面26を覆うように設けられた非粘着性の第2の保護皮膜22、23とを有する。第2の保護皮膜22、23は、他方の面26を縦断する連続した切断線30で切断されている。第1の保護皮膜20を剥がして、一方のコンクリート壁の壁面に非加硫ブチルゴム層21の一方の面24を密着させ、コンクリート壁を施工して、コンクリート壁の圧力で非加硫ブチルゴム層21を潰し、切断線30の間隔を押し広げ、露出した帯状の非加硫ブチルゴム層21を他方の前記コンクリート壁12に密着させる。
【選択図】図3

Description

本発明は、対向するコンクリート壁の境界に配置されて、これらの壁の隙間をシールするために使用される防水シール部材と防水シール構造と防水シール方法に関する。
鉄筋コンクリート製の壁や床を施工するとき、両者の接合部の密着を良好にして、隙間の水密性を確保するために、コンクリートとの親和性の良い非加硫ブチルゴムを挟み込む工事が行われる。非加硫ブチルゴムは常温では粘着性が強く、そのままては帯状のものを保存運搬できない。そこで、非加硫ブチルゴムの表面にプラスチックフィルム等の保護皮膜を貼り付けておく。使用時には、非加硫ブチルゴムの一方の面に貼り付けられた保護皮膜を剥がしてコンクリート壁に貼り付け、そのコンクリート壁に接するもう一方のコンクリート壁工事が開始される直前に、非加硫ブチルゴムの他方の面を覆っていた保護皮膜を剥がす。しかしながら非加硫ブチルゴムは粘着性が強く、露出した方の面に塵埃が付着して、もう一方のコンクリート壁への密着力を低下させるおそれがある。そこで、非加硫ブチルゴムの表面に、非加硫ブチルゴムを養生するための水溶性の保護皮膜を設けたシール部材が開発された(特許文献1参照)。
特許第3317925号公報
既知の従来の技術には、次のような解決すべき課題があった。
隣接する床や壁の間に挟み込んでその隙間をシールするには、上記の特許文献のシール部材が威力を発揮する。しかし、水に濡れ易い工事現場では、コンクリート壁を施工する前に保護皮膜が損傷してしまうことがある。また、水溶性の保護皮膜を設けたシール部材を、既に硬化したコンクリートブロックの境界に挟み込んだときには、十分に水を浸透させないと水溶性の保護皮膜を除去することができない。従って、止水の即効性が要求される場所への施工には性能が十分に発揮できないという問題もあった。
上記の課題を解決するために、本発明は、防水シール部材の非加硫ブチルゴムを確実に養生することができる、防水シール部材と防水シール構造と防水シール方法を提供することを目的とする。
以下の構成はそれぞれ上記の課題を解決するための手段である。
〈構成1〉
対向するコンクリート壁11、12の境界に配置されて、当該境界の隙間をシールするものであって、上記コンクリート壁11、12の壁面に密着する非加硫ブチルゴム層21と、この非加硫ブチルゴム層21の一方の面24を覆うように設けられた非粘着性の第1の保護皮膜20と、上記非加硫ブチルゴム層21の他方の面26を覆うように設けられた非粘着性の第2の保護皮膜22、23とを有し、上記第2の保護皮膜22、23は、上記他方の面26を縦断する連続した切断線30で切断されていることを特徴とする防水シール部材。
一方のコンクリート壁11の壁面に非加硫ブチルゴム層21の一方の面24を接着させる。コンクリート壁12の圧力で非加硫ブチルゴム層21が押し潰されると、第2の保護皮膜22、23の切断線30の間隔が広く押し広げられて、露出した非加硫ブチルゴム層21が他方のコンクリート壁12に密着する。
〈構成2〉
構成1に記載の防水シール部材において、上記非加硫ブチルゴム層21は、対向するコンクリート壁11、12のシールすべき壁面に沿って所定の幅で密着する帯状とされ、上記第2の保護皮膜22、23は、上記非加硫ブチルゴム層21の帯のほぼ中央に、その長手方向に平行に上記切断線30を有することを特徴とする防水シール部材。
非加硫ブチルゴム層21の1本の帯状の領域40が、他方のコンクリート壁に接着される。
〈構成3〉
構成1に記載の防水シール部材において、上記非加硫ブチルゴム層21は、対向するコンクリート壁11、12のシールすべき壁面に沿って所定の幅で密着する帯状とされ、上記第2の保護皮膜22、23は、上記非加硫ブチルゴム層21の帯の長手方向に平行に、複数の切断線30を有することを特徴とする防水シール部材。
非加硫ブチルゴム層21の複数の帯状の領域41が他方のコンクリート壁に接着される。
〈構成4〉
構成2または3に記載の防水シール部材において、上記切断線30は、直線状もしくは波状であることを特徴とする防水シール部材。
切断線は、長手方向に連続していれば、直線状でも波状でもよい。
〈構成5〉
構成1乃至4のいずれかに記載の防水シール部材において、第2の保護皮膜22、23は、第1の保護皮膜20に比べて十分に薄い機械的強度の低いものからなることを特徴とする防水シール部材。
第2の保護皮膜22、23は、コンクリート壁11、12の境界に残されるので、薄くて機械的強度が低いものが好ましい。
〈構成6〉
構成1乃至5のいずれかに記載の防水シール部材において、非加硫ブチルゴム層21の肉厚は、完成後の対向するコンクリート壁11、12の境界の隙間よりも十分に厚く、第2の保護皮膜22、23は、非加硫ブチルゴム層21よりも伸縮性の小さいものからなることを特徴とする防水シール部材。
非加硫ブチルゴム層21の肉厚が、十分に厚く、第2の保護皮膜22、23は伸縮性が小さいから、コンクリート壁12の圧力で非加硫ブチルゴム層21が押し潰されると同時に、第2の保護皮膜22、23の切断線30の間隔が押し広げられる。
〈構成7〉
構成1乃至6のいずれかに記載の防水シール部材において、上記第2の保護皮膜22、23は、水溶性フィルムからなることを特徴とする防水シール部材。
〈構成8〉
対向するコンクリート壁11、12と、これらのコンクリート壁11、12の境界に配置されて、当該境界の隙間をシールする防水シール部材10とから成り、上記防水シール部材10は、一方のコンクリート壁11の壁面に一方の面24を密着させた非加硫ブチルゴム層21と、上記非加硫ブチルゴム層21の他方の面26を覆うように設けられた非粘着性の保護皮膜22、23とを有し、上記保護皮膜22、23は、非加硫ブチルゴム層21の上記他方の面26を横断する連続した切断線30で切断されており、上記第2の保護皮膜22、23の切断線30の間隔が押し広げられて、露出した帯状の非加硫ブチルゴム層21が他方のコンクリート壁12に密着していることを特徴とするコンクリート壁の防水シール構造。
〈構成9〉
対向するコンクリート壁11、12の境界の隙間をシールする方法であって、非加硫ブチルゴム層21と、この非加硫ブチルゴム層21の一方の面24を覆うように設けられた非粘着性の第1の保護皮膜20と、上記非加硫ブチルゴム層21の他方の面26を覆うように設けられた非粘着性の第2の保護皮膜22、23とを有し、上記第2の保護皮膜22、23は、上記他方の面26を縦断する連続した切断線30で切断されている防水シール部材10を使用して、上記非加硫ブチルゴム層21の一方の面24から上記第1の保護皮膜20を剥がして、一方の上記コンクリート壁11の壁面に上記非加硫ブチルゴム層21の一方の面24を密着させ、その後、上記コンクリート壁12を施工して、当該コンクリート壁12の圧力で、上記非加硫ブチルゴム層21を潰して、上記第2の保護皮膜22、23の切断線30の間隔を押し広げ、露出した帯状の非加硫ブチルゴム層21を他方の上記コンクリート壁12に密着させることを特徴とするコンクリート壁の防水シール方法。
〈構成10〉
対向するコンクリート壁11、12と、これらのコンクリート壁11、12の境界に配置されて、当該境界の隙間をシールする防水シール部材10とから成り、上記防水シール部材10は、一方のコンクリート壁11の壁面に一方の面24を密着させた非加硫ブチルゴム層21と、上記非加硫ブチルゴム層21の他方の面26を覆うように設けられた非粘着性の保護皮膜50とを有し、上記非加硫ブチルゴム層21の両端縁が上記第2の保護皮膜50の両側から露出して、他方のコンクリート壁12に密着していることを特徴とするコンクリート壁の防水シール構造。
〈構成11〉
構成10に記載の防水シール方法において、上記第2の保護皮膜50は、上記他方の面26を縦断する連続した切断線30で切断されており、上記第2の保護皮膜22、23の切断線30の間隔が押し広げられて、露出した帯状の非加硫ブチルゴム層21が他方のコンクリート壁12に密着していることを特徴とする防水シール方法。
〈構成12〉
対向するコンクリート壁11、12の境界の隙間をシールする方法であって、非加硫ブチルゴム層21と、この非加硫ブチルゴム層21の一方の面24を覆うように設けられた非粘着性の第1の保護皮膜20と、上記非加硫ブチルゴム層21の他方の面26を覆うように設けられた非粘着性の第2の保護皮膜50とを有する防水シール部材10を使用して、上記非加硫ブチルゴム層21の一方の面24から上記第1の保護皮膜20を剥がして、一方の上記コンクリート壁11の壁面に上記非加硫ブチルゴム層21の一方の面24を密着させ、その後、上記コンクリート壁12を施工して、当該コンクリート壁12の圧力で、上記非加硫ブチルゴム層21を潰して、上記第2の保護皮膜50の両側から露出した帯状の非加硫ブチルゴム層21を他方の上記コンクリート壁12に密着させることを特徴とするコンクリート壁の防水シール方法。
〈構成13〉
構成12に記載の防水シール方法において、上記第2の保護皮膜50は、上記他方の面26を縦断する連続した切断線30で切断されており、上記コンクリート壁12の圧力で、上記非加硫ブチルゴム層21を潰して、上記第2の保護皮膜50の切断線30の間隔を押し広げ、露出した帯状の非加硫ブチルゴム層21を他方の上記コンクリート壁12に密着させることを特徴とする防水シール方法。
以下、本発明の実施の形態を実施例毎に詳細に説明する。
図1はコンクリート壁と防水シール部材との関係を示す斜視図である。
図1に示す例は、予め製造されたコンクリート壁11とコンクリート壁12とを並べて設置するものである。両者の境界が充分に狭くなるように、例えばコンクリート壁12をコンクリート壁11に強い力で押し付ける。これによって、防水シール部材10が潰れてコンクリート壁11とコンクリート壁12の間に防水シール層が形成される。
図2はコンクリート壁11の施工後に、コンクリート壁12を施工する状態の側断面図である。
図2の例では、コンクリート壁11が予め施工されており、その一方の側にコンクリート壁12を流し込みにより形成する。型枠15、型枠16、型枠17によって、コンクリート壁12の形状を定める。コンクリート壁12を流し込んだ時その重力によって、防水シール部材10が押し潰されて、コンクリート壁11とコンクリート壁12に密着する。図1と図2のいずれの場合でも、建物の水平な壁あるいは垂直な壁などの接合部に、防水シール部材10を配置して防水シール機能を発揮させる。
図3(a)と(b)は、それぞれ異なる実施例の防水シール部材の分解斜視図で、(c)は施工前の防水シール部材の斜視図である。
図3の(a)は、非加硫ブチルゴム層21の一方の面24に、第1の保護皮膜20を貼り付け、非加硫ブチルゴム層21の他方の面26に、第2の保護皮膜(1/2)22と第2の保護皮膜(1/2)23とを貼り付けている。この防水シール部材10は、予め第2の保護皮膜(1/2)22と第2の保護皮膜(1/2)23とが一体になったものを貼り付けておき、後からカッター等で切断線30を形成するようにしたものである。これによって図3(c)に示すような形状になる。
図3(a)の構成のものでは、第1の保護皮膜20と第2の保護皮膜(1/2)22と第2の保護皮膜(1/2)23は、非加硫ブチルゴム層21の全体をほぼ完全に包囲する。これにより、運搬と施工前の非加硫ブチルゴム層21の養生ができる。従って、施工前に非加硫ブチルゴム層21の一方の面24から第1の保護皮膜20を剥がして、図1に示すコンクリート壁11の所定位置に貼り付ける。非加硫ブチルゴム層21を、コンクリート壁11とコンクリート壁12の最終的な状態で生じる隙間以上に厚くしておくと、非加硫ブチルゴム層21がコンクリート壁11とコンクリート壁12の圧力によって押し潰される。これによって第2の保護皮膜(1/2)22と第2の保護皮膜(1/2)23の間が広がって、非加硫ブチルゴム層21が露出して、コンクリート壁12に密着する。
図(b)は、非加硫ブチルゴム層21の他方の面26を保護するように貼り付けた第2の保護皮膜(1/2)22と第2の保護皮膜(1/2)23が、やや幅の狭いものにされている。従って、第1の保護皮膜20と第2の保護皮膜(1/2)22の両側から非加硫ブチルゴム層21の縁21a、21bが露出している。第2の保護皮膜(1/2)22と第2の保護皮膜(1/2)23の間の隙間は、(a)のものと同様に形成しておく。非加硫ブチルゴム層21の露出部分はそれほど大きなものでなく、運搬中等、施工前にその性能を低下させるほどのものではない。
ここで、非加硫ブチルゴム層21の一方の面24から第1の保護皮膜20を剥がしてコンクリート壁11に貼り付ける。この時、第2の保護皮膜(1/2)22、23は非加硫ブチルゴム層21の両縁21a、21bを一部露出させた状態で非加硫ブチルゴム層21を保護している。非加硫ブチルゴム層21が押し潰されると第2の保護皮膜(1/2)22と第2の保護皮膜(1/2)23の間が広がって、中間部分の非加硫ブチルゴム層21が露出される。同時に、非加硫ブチルゴム層21の両縁21a、21bが、第2の保護皮膜(1/2)22や第2の保護皮膜(1/2)23の両側からはみ出して大きく広がり、この両縁21a、21bの部分もコンクリート壁12に密着する。完成後の外観は、(a)のものも(b)のものも、(c)に示したようになる。
図4は防水シール部材に圧力を加えたときの変化を説明する説明図である。
この図4は、図3(a)に示した防水シール部材10を使用した時の具体的な作用を示す。まず、非加硫ブチルゴム層21の一方の面24から、第1の保護皮膜20(図3)を剥がしておく。これにより、図4に示すAの領域が露出する。その部分をコンクリート壁11に密着させて、コンクリート壁11の所定箇所に防水シール部材10を固定する。その後、図4の(b)に示すように、コンクリート壁11にコンクリート壁12を押し付けると、非加硫ブチルゴム層21が潰れて左右に広がり、第2の保護皮膜(1/2)22と第2の保護皮膜(1/2)23の間の切断線30が広がる。
第2の保護皮膜(1/2)22や第2の保護皮膜(1/2)23は、非加硫ブチルゴム層21に比べて伸縮性があまりないから、非加硫ブチルゴム層21が押し潰されて広がると左右に移動して、図4の(b)に示すように、Bに示す領域がコンクリート壁12に接触する。コンクリート壁12をコンクリート壁11にさらに強く押しつけると、Bの領域は充分に広く広がる。これによって、図4の(c)に示すように、非加硫ブチルゴム層21はコンクリート壁11とコンクリート壁12に充分な面積で密着しコンクリート壁11とコンクリート壁12との間に、図の左から右あるいは右から左方向に向かう水の流れを阻止するシール機能を発揮する。
第2の保護皮膜(1/2)22や第2の保護皮膜(1/2)23が耐水性のフィルムであれば、施工後もコンクリート壁12とコンクリート壁11の隙間にそのままずっと残る。しかしながら、AやBの領域の幅が充分広いので、非加硫ブチルゴム層21のシール機能は充分である。一方、第2の保護皮膜(1/2)22や第2の保護皮膜(1/2)23が水溶性のフィルムであれば、ある時間が経過すると自然にこの隙間に侵入する水によって全て溶けて消滅する。この時非加硫ブチルゴム層21はコンクリート壁11やコンクリート壁12に全面的に密着し、広く強い防水シール用の堰を作ることができる。
図5は防水シール部材の切断線から露出した非加硫ブチルゴム層の態様説明図である。
図3や図4に示した例では第2の保護皮膜(1/2)22や第2の保護皮膜(1/2)23に1本だけ切断線を形成した。(a)はそのときの非加硫ブチルゴム層21の帯状の領域40が露出した状態である。切断線30を複数本設けると、図5(b)に示すように複数本の帯状の領域41が露出する。これによりさらに強力なシール効果が発揮される。また、(c)に示すように、波状に切断線30を形成して波状の帯状の領域42を生じさせてもよい。コンクリート壁11とコンクリート壁12との境界面が完全に平坦でないような場合には(b)や(c)の構成により信頼性の高いシール効果を得るとよい。なお、切断線30を防水シール部材10の中心に設けないで、防水シール部材10の両端からだけ非加硫ブチルゴム層21が露出するようにしてもよい。図5(d)の例では帯状の領域41が防水シール部材10の両端にのみ生じている。このような構成にしても充分なシール効果を発揮する。
図6は他の実施例の防水シール部材に圧力を加えたときの変化を説明する説明図である。
図6は図3(b)で説明した実施例の作用を説明するためのものである。これは切断線30を防水シール部材10の中心に設ける一方、防水シール部材10の端縁54の部分にもシール効果を発揮させる。図6(a)に示すように、始めに防水シール部材10から第1の保護皮膜20を剥離しておく。そして、コンクリート壁11に非加硫ブチルゴム層21を貼り付ける。この時、第2の保護皮膜(1/2)22と第2の保護皮膜(1/2)23とは、非加硫ブチルゴム層21の端縁54を露出させるように非加硫ブチルゴム層21を保護している。
切断線30や端縁54の部分がこのように一部露出していたとしても、非加硫ブチルゴム層21全体の機能は充分に保持される。図6(b)に示すように、コンクリート壁11に対しコンクリート壁12を押し付けるよう圧力を加えると、既に説明した通り、第2の保護皮膜(1/2)22と第2の保護皮膜(1/2)23の間が広がり、Bの部分がコンクリート壁12に密着する。一方コンクリート壁12をさらに強い圧力でコンクリート壁11に押し付けると、図6(c)に示すように、コンクリート壁11の端縁54の部分が第2の保護皮膜(1/2)22や第2の保護皮膜(1/2)23の外側に張り出す。
図4に示した実施例のものは、非加硫ブチルゴム層21の両縁に相当する部分は、第2の保護皮膜(1/2)22と第2の保護皮膜(1/2)23に完全に覆われていて、張り出す余地がなかった。図6に示した実施例では、端縁54の部分が当初から露出しているので、コンクリート壁12とコンクリート壁11との隙間を充分に狭くすると非加硫ブチルゴム層21が押し広げられて端縁54が大きく露出する。そして、図の(c)に示す領域の非加硫ブチルゴム層21が、コンクリート壁12に密着する。これによってCとBに示す3本の領域がコンクリート壁12に密着してシール効果を発揮する。
この例は、第2の保護皮膜(1/2)22と第2の保護皮膜(1/2)23をコンクリート壁12とコンクリート壁11との隙間に封じ込めてしまうため、第2の保護皮膜(1/2)22や第2の保護皮膜(1/2)23が耐水性のフィルムである場合に特に効果がある。一方、図4の例では第2の保護皮膜(1/2)22と第2の保護皮膜(1/2)23とが非加硫ブチルゴム層21の両縁の部分に配置されていて、施工後、コンクリート壁11とコンクリート壁12の間に侵入する水にさらされやすい。従って、水溶性のフィルムであれば、いずれ容易に溶け出して、非加硫ブチルゴム層21を露出させる。従って、水溶性のフィルムを用いた場合には図4の実施例がより効果が期待できる。
以上説明したとおり、非加硫ブチルゴム層21は、コンクリート壁11、12に機械的、化学的に接着して、コンクリート壁11、12の境界の隙間をシールする。第1の保護皮膜20と第2の保護皮膜22、23とは、非加硫ブチルゴム層21の両面を覆って、運搬時や施工前に、非加硫ブチルゴム層21に塵埃が付着して接着力が弱まるのを防止する。始めに、第1の保護皮膜20を剥がしてから、一方のコンクリート壁11の壁面に非加硫ブチルゴム層21の一方の面24を接着させる。第2の保護皮膜22、23はそのまま残しておく。第2の保護皮膜22、23は、他方のコンクリート壁12の施工まで、非加硫ブチルゴム層21に塵埃が付着して接着力が弱まるのを防止する。一方のコンクリート壁11に対向する部分に他方のコンクリート壁12を流し込んで施工すると、コンクリート壁12の圧力で非加硫ブチルゴム層21が押し潰される。
また、あるいは、既にブロック状に硬化した他方のコンクリート壁12を、一方のコンクリート壁11に対向させて押しつけるように施工する。このとき、防水シール部材10が潰されて、第2の保護皮膜22、23の切断線30の間隔が広く押し広げられて、露出した非加硫ブチルゴム層21が他方のコンクリート壁12に密着する。これにより、非加硫ブチルゴム層21は、自動的に他方のコンクリート壁12に機械的、化学的に接着される。第2の保護皮膜22、23は、非加硫ブチルゴム層21の一方の面26を縦断する連続した切断線30で切断されているので、対向するコンクリート壁11、12の境界の隙間を完全にシールできる。
第2の保護皮膜22、23は耐水性のフィルムであっても構わない。しかしながら、水溶性のフィルムであってもよい。例えば、既にブロック状に硬化した他方のコンクリート壁12を押しつけるように配置する工法では、水溶性のフィルムは溶け出すことがなく、切断線30の隙間から露出した非加硫ブチルゴム層21がただちに防水シール機能を発揮する。耐水性のフィルムはそのまま対向するコンクリート壁11、12の境界の隙間に残る。しかし、水溶性のフィルムは、その後にコンクリート壁11、12の境界に流れ込む水分によって溶けだし、ある程度の時間はかかるものの、最終的には非加硫ブチルゴム層21全体が他方のコンクリート壁12に接着される。水溶性の第2の保護皮膜22、23に切断線30を設けておけば、短期的には切断線30の隙間から露出した非加硫ブチルゴム層21が防水機能を発揮し、長期的には非加硫ブチルゴム層21全体が防水機能を発揮するという効果がある。
防水シール部材は、コンクリート壁11、12の境界の隙間にあって、この隙間を横切るように水が浸透するのを防止する。このため、非加硫ブチルゴム層21は、対向するコンクリート壁11、12のシールすべき壁面に沿って所定の幅で密着する帯状とされる。第2の保護皮膜22、23は、非加硫ブチルゴム層21の帯のほぼ中央に設けた切断線30で、長手方向にみて平行に2分割されている。従って、1本の帯状の領域40が他方のコンクリート壁に接着されて、全体として帯状の長手方向に連続した止水壁が形成される。
第2の保護皮膜は、非加硫ブチルゴム層21の帯の長手方向に平行な切断線30で、複数に分割されていてもよい。これにより、複数の帯状の領域41が他方のコンクリート壁に接着される。切断線30は、直線状でも波状でもよい。この数は任意であるが、全体として帯状の長手方向に連続した止水壁が形成されるのを妨げるようであってはならない。耐水性のフィルムによる保護皮膜が止水壁を横切るように残ることは避けなければならない。これは、非加硫ブチルゴム層21をコンクリート壁11、12の境界の隙間の数倍以上の十分な厚みを有するものにすれば解決する。
上記のいずれの場合においても、非加硫ブチルゴム層21がコンクリート壁11、12の境界の隙間で押し潰されることによって、非加硫ブチルゴム層21の表面を養生していた保護皮膜22、23の切断線30から十分な量の非加硫ブチルゴム層21が露出することにより、満足な効果が発揮される。
第2の保護皮膜22、23は、第1の保護皮膜20に比べて十分に薄い機械的強度の低いものからなることが好ましい。第1の保護皮膜20は施工前に非加硫ブチルゴム層21から引き剥がすので、引き剥がしが容易な程度の機械的強度が要求される。一方、第2の保護皮膜22、23は、非加硫ブチルゴム層21と他方のコンクリート壁12との接着を妨げない程度にそのまま対向するコンクリート壁11、12の境界に残されるので、薄くて機械的強度が低いもので構わない。しかし、非加硫ブチルゴム層21の肉厚は、完成後の対向するコンクリート壁11、12の境界の隙間よりも十分に厚く、第2の保護皮膜22、23は、非加硫ブチルゴム層21よりも伸縮性の小さいものからなることが好ましい。
非加硫ブチルゴム層21の肉厚が、完成後の対向するコンクリート壁11、12の境界の隙間よりも十分に厚いから、コンクリート壁12の圧力で非加硫ブチルゴム層21が押し潰されると同時に、第2の保護皮膜22、23の切断線30の間隔が押し広げられる。しかし、第2の保護皮膜の伸縮性が良いと、非加硫ブチルゴム層21が露出し難い。従って、第2の保護皮膜は非加硫ブチルゴム層21よりも伸縮性が小さくて、図3で説明したような要領で非加硫ブチルゴム層21に押しやられることが好ましい。
上記のような防水シール部材を使用すると、一方のコンクリート壁11の壁面に一方の面24を密着させた非加硫ブチルゴム層21と、非加硫ブチルゴム層21の他方の面26を覆うように設けられた非粘着性の保護皮膜22、23とを有し、保護皮膜22、23は、非加硫ブチルゴム層21の前記他方の面26を横断する連続した切断線30で切断されており、第2の保護皮膜22、23の切断線30の間隔が押し広げられて、露出した帯状の非加硫ブチルゴム層21が他方のコンクリート壁12に密着しているコンクリート壁の防水シール構造となる。第1の保護皮膜は当初から無くてもよいし、施工後は存在しない。
図4のような構造にしたとき、保護皮膜22、23に水溶性のフィルムを使用すると、保護皮膜22、23が、コンクリート壁11、12の境界に浸透した水に接触し易い場所に集中しているため、早期に水に溶けて流れ出し、非加硫ブチルゴム層21全体が早くコンクリート壁に密着する。一方、図5のような構造にすると、非加硫ブチルゴム層21の両端縁が前記第2の保護皮膜50の両側から露出して、他方のコンクリート壁12に密着するので、保護皮膜に耐水性のフィルムが使用されていて、その後もそこに残るとしても、非加硫ブチルゴム層21の内部に確実に閉じ込められるので、高い防水性が確保されるという効果がある。
コンクリート壁と防水シール部材との関係を示す斜視図である。 コンクリート壁11の施工後に、コンクリート壁12を施工する状態の側断面図である。 (a)と(b)は、それぞれ異なる実施例の防水シール部材の分解斜視図、(c)は施工前の防水シール部材の斜視図である。 防水シール部材に圧力を加えたときの変化を説明する説明図である。 防水シール部材の切断線から露出した非加硫ブチルゴム層の態様説明図である。 防水シール部材に圧力を加えたときの変化を説明する説明図である。
符号の説明
10 防水シール部材
11 コンクリート壁
12 コンクリート壁
15 型枠
16 型枠
17 型枠
20 第1の保護皮膜
21 非加硫ブチルゴム層
22 第2の保護皮膜(1/2)
23 第2の保護皮膜(1/2)
24 一方の面
26 他方の面
30 切断線
40 帯状の領域
41 帯状の領域
42 帯状の領域
50 第2の保護皮膜
52 帯状の領域
54 端縁

Claims (13)

  1. 対向するコンクリート壁11、12の境界に配置されて、当該境界の隙間をシールするものであって、
    前記コンクリート壁11、12の壁面に密着する非加硫ブチルゴム層21と、
    この非加硫ブチルゴム層21の一方の面24を覆うように設けられた非粘着性の第1の保護皮膜20と、
    前記非加硫ブチルゴム層21の他方の面26を覆うように設けられた非粘着性の第2の保護皮膜22、23とを有し、
    前記第2の保護皮膜22、23は、前記他方の面26を縦断する連続した切断線30で切断されていることを特徴とする防水シール部材。
  2. 請求項1に記載の防水シール部材において、
    前記非加硫ブチルゴム層21は、対向するコンクリート壁11、12のシールすべき壁面に沿って所定の幅で密着する帯状とされ、
    前記第2の保護皮膜22、23は、前記非加硫ブチルゴム層21の帯のほぼ中央に、その長手方向に平行に前記切断線30を有することを特徴とする防水シール部材。
  3. 請求項1に記載の防水シール部材において、
    前記非加硫ブチルゴム層21は、対向するコンクリート壁11、12のシールすべき壁面に沿って所定の幅で密着する帯状とされ、
    前記第2の保護皮膜22、23は、前記非加硫ブチルゴム層21の帯の長手方向に平行に、複数の切断線30を有することを特徴とする防水シール部材。
  4. 請求項2または3に記載の防水シール部材において、
    前記切断線30は、直線状もしくは波状であることを特徴とする防水シール部材。
  5. 請求項1乃至4のいずれかに記載の防水シール部材において、
    第2の保護皮膜22、23は、第1の保護皮膜20に比べて十分に薄い機械的強度の低いものからなることを特徴とする防水シール部材。
  6. 請求項1乃至5のいずれかに記載の防水シール部材において、
    非加硫ブチルゴム層21の肉厚は、完成後の対向するコンクリート壁11、12の境界の隙間よりも十分に厚く、第2の保護皮膜22、23は、非加硫ブチルゴム層21よりも伸縮性の小さいものからなることを特徴とする防水シール部材。
  7. 請求項1乃至6のいずれかに記載の防水シール部材において、
    前記第2の保護皮膜22、23は、水溶性フィルムからなることを特徴とする防水シール部材。
  8. 対向するコンクリート壁11、12と、
    これらのコンクリート壁11、12の境界に配置されて、当該境界の隙間をシールする防水シール部材10とから成り、
    前記防水シール部材10は、一方のコンクリート壁11の壁面に一方の面24を密着させた非加硫ブチルゴム層21と、
    前記非加硫ブチルゴム層21の他方の面26を覆うように設けられた非粘着性の保護皮膜22、23とを有し、
    前記保護皮膜22、23は、非加硫ブチルゴム層21の前記他方の面26を横断する連続した切断線30で切断されており、
    前記第2の保護皮膜22、23の切断線30の間隔が押し広げられて、露出した帯状の非加硫ブチルゴム層21が他方のコンクリート壁12に密着していることを特徴とするコンクリート壁の防水シール構造。
  9. 対向するコンクリート壁11、12の境界の隙間をシールする方法であって、
    非加硫ブチルゴム層21と、この非加硫ブチルゴム層21の一方の面24を覆うように設けられた非粘着性の第1の保護皮膜20と、前記非加硫ブチルゴム層21の他方の面26を覆うように設けられた非粘着性の第2の保護皮膜22、23とを有し、前記第2の保護皮膜22、23は、前記他方の面26を縦断する連続した切断線30で切断されている防水シール部材10を使用して、
    前記非加硫ブチルゴム層21の一方の面24から前記第1の保護皮膜20を剥がして、一方の前記コンクリート壁11の壁面に前記非加硫ブチルゴム層21の一方の面24を密着させ、
    その後、前記コンクリート壁12を施工して、当該コンクリート壁12の圧力で、前記非加硫ブチルゴム層21を潰して、前記第2の保護皮膜22、23の切断線30の間隔を押し広げ、露出した帯状の非加硫ブチルゴム層21を他方の前記コンクリート壁12に密着させることを特徴とするコンクリート壁の防水シール方法。
  10. 対向するコンクリート壁11、12と、
    これらのコンクリート壁11、12の境界に配置されて、当該境界の隙間をシールする防水シール部材10とから成り、
    前記防水シール部材10は、一方のコンクリート壁11の壁面に一方の面24を密着させた非加硫ブチルゴム層21と、
    前記非加硫ブチルゴム層21の他方の面26を覆うように設けられた非粘着性の保護皮膜50とを有し、
    前記非加硫ブチルゴム層21の両端縁が前記第2の保護皮膜50の両側から露出して、他方のコンクリート壁12に密着していることを特徴とするコンクリート壁の防水シール構造。
  11. 請求項10に記載の防水シール方法において、
    前記第2の保護皮膜50は、前記他方の面26を縦断する連続した切断線30で切断されており、
    前記第2の保護皮膜22、23の切断線30の間隔が押し広げられて、露出した帯状の非加硫ブチルゴム層21が他方のコンクリート壁12に密着していることを特徴とする防水シール方法。
  12. 対向するコンクリート壁11、12の境界の隙間をシールする方法であって、
    非加硫ブチルゴム層21と、この非加硫ブチルゴム層21の一方の面24を覆うように設けられた非粘着性の第1の保護皮膜20と、前記非加硫ブチルゴム層21の他方の面26を覆うように設けられた非粘着性の第2の保護皮膜50とを有する防水シール部材10を使用して、
    前記非加硫ブチルゴム層21の一方の面24から前記第1の保護皮膜20を剥がして、一方の前記コンクリート壁11の壁面に前記非加硫ブチルゴム層21の一方の面24を密着させ、
    その後、前記コンクリート壁12を施工して、当該コンクリート壁12の圧力で、前記非加硫ブチルゴム層21を潰して、前記第2の保護皮膜50の両側から露出した帯状の非加硫ブチルゴム層21を他方の前記コンクリート壁12に密着させることを特徴とするコンクリート壁の防水シール方法。
  13. 請求項12に記載の防水シール方法において、
    前記第2の保護皮膜50は、前記他方の面26を縦断する連続した切断線30で切断されており、前記コンクリート壁12の圧力で、前記非加硫ブチルゴム層21を潰して、前記第2の保護皮膜50の切断線30の間隔を押し広げ、露出した帯状の非加硫ブチルゴム層21を他方の前記コンクリート壁12に密着させることを特徴とする防水シール方法。
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