JP2000144954A - 建築用防水テープ - Google Patents
建築用防水テープInfo
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- JP2000144954A JP2000144954A JP10341069A JP34106998A JP2000144954A JP 2000144954 A JP2000144954 A JP 2000144954A JP 10341069 A JP10341069 A JP 10341069A JP 34106998 A JP34106998 A JP 34106998A JP 2000144954 A JP2000144954 A JP 2000144954A
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Abstract
向に拡開した面同士にも防水テープを密着的に貼るとい
う「丁寧な作業」が確実かつ容易に行い得る建築用防水
テープを提供する。 【解決手段】 それ自体防水性を有するテープ基材2の
片面に、防水性自着層3を設け、該自着層3の外面を剥
離紙4で覆ってなる建築用テープにおいて、前記基材2
の幅方向の一側縁2a寄りに非自着層側に谷折りできる
罫線5を設け、テープ基材の一側縁が自着層側を外にし
てアングル状に折り曲げ易くなるように構成した。
Description
に、腰窓、出窓、掃き出し窓等の窓枠や玄関ドア枠等の
建具(サッシ)の防水工事に用いて好適な建築用防水テ
ープに関するものである。
テープ基材の片面又は両面に、粘着性アスファルトから
なる防水性自着層を設け、該自着層の表面を剥離紙で覆
ってなる。該建築用防水テープは、窓枠等のアルミサッ
シとラス板とのコーナー隙間、壁と屋根や天井などのコ
ーナー隙間の防水施工を行うためのものである。
プ」ということもある)を使用する場合、例えば、図6
の如く、通常の家屋の窓枠等のアルミサッシ枠Wとラス
板Kの端縁との間に形成されるコーナー隙間Sを覆うよ
うに防水テープTが貼り付けられるが、このとき、ラス
板Kの表面には密着的に貼れるが、このラス板Kの表面
と略直角に拡開したアルミサッシ枠Wの側面には貼りに
くさがあることから、防水テープTの端部T′が浮いて
しまうことが多く、防水構造としては不完全になる虞が
あった。
にするには、防水テープTの幅方向の一側縁部を自着層
側を外にしてアングル状に折曲し、図5の如く、サッシ
枠Wの側面にも防水テープTを密着的に貼るという「丁
寧な作業」を現場作業者に徹底するように指示すること
が行われていた。
防水テープは、通常、ロール状に巻かれており、それを
巻き戻すようにして必要な長さだけ引き出して該当個所
に貼るため、テープ基材には巻き癖が付いていることば
かりでなく、一側縁を一定の幅で長さ方向に沿って自着
層側を外にして折り曲げることが非常に難しいため、上
記「丁寧な作業」を強制することは工期との関係でも困
難な場合が多いという問題があった。
一側縁を一定の幅で長さ方向に沿って自着層側を外にし
て折り曲げ易くし、サッシ枠の側面とラス板の表面の如
く直角方向に拡開した面同士にも防水テープを密着的に
貼るという「丁寧な作業」が確実かつ容易に行い得る建
築用防水テープを提供することを目的としている。
め、本発明に係る建築用防水テープは、防水性を有する
テープ基材の片面に防水性自着層を設け、該自着層の表
面を剥離紙で覆ってなる建築用防水テープにおいて、前
記基材の幅方向の一側縁寄りに非自着層側に谷折りでき
る罫線を基材の長さ方向に沿って設け、テープ基材の一
側縁部が自着層側を外にしてアングル状に折り曲げ易く
なるように構成した。
防水テープは、芯材の両面に防水性自着層を設け、該自
着層の一方の表面を剥離紙で覆い、他方の表面をテープ
基材で覆ってなり、該テープ基材の幅方向の一側縁寄り
に谷折りできる罫線を基材の長さ方向に沿って設けたこ
とを特徴とし、自着層に機械的強度を付与させ得るよう
に構成した。
用防水テープは、前記剥離紙が前記罫線に対応する部位
に、該罫線と同方向の切れ目を有することを特徴とし、
テープ基材の幅方向の一側縁をアングル状に折り曲げる
ときに、その折り曲げ部分の自着層のみが露出できるよ
うに構成した。
の図面に基づいて説明する。図1は本願テープの第1例
を略示的に示す斜視図、図2は本願テープの第2例を略
示的に示す斜視図、図3は本願テープの第3例を略示的
に示す斜視図、図4(a)、(b)、(c)、(d)は
罫線の態様を示す拡大断面図である。
基材である。テープ基材2はそれ自体防水性を有する。
該テープ基材2の片面Aには防水性自着層3を設け、該
自着層3の外面は剥離紙4で覆われている。該テープ基
材2は、幅(H−H′方向)=5cm〜50cm、長さ
(N−N′方向)=0.5m〜50mのものをロール状
に巻設して用いているが、用途によっては幅や長さは任
意に決定されるし、ロール状に巻設されない場合もあ
る。
多様な材料が用いられる。例えば、織布、不織布、紙等
にアスファルト含浸したもの、あるいは必要に応じてア
スファルトのコーティング層を設けたもの、更に、用途
によっては、PVC,PE,PET,PPなどのフィル
ム、アルミ,銅,鉄などを含む金属箔の単体或いはこれ
らの複合品などが利用される。
寄りには、該側縁部分2a′を図1及び図3の一点鎖線
の如く非自着層側(他面B)に向けて谷折りできる罫線
5が設けられている。換言すれば、罫線5を設けたこと
によりテープ基材2の側縁部分2a′が前記自着層側
(片面A)を外にしてアングル状に折り曲げ易くなって
いる。
基材2の内面から筋押してなる凸条5aであっても、
(b)〜(d)の如く凹溝5b、5c、5dであっても
よい。凹溝5bはテープ基材2を切り離したもの(2条
の切り込み線を設けておき、使用時に切り込み線間をは
ぎ取る形式のものを含む)、凹溝5cはテープ基材2の
外面から筋押して凹条にしたもの、凹溝5dはテープ基
材2を直角状にVカットしたものである。
合して高い接着力を発揮できるように構成し、アルミサ
ッシ等の金属面にもラス板等の木質面にもその他にも接
着性の良いものになっている。
としては、天然ゴム、SBR、NBR、BR、IR、C
R、IIR、EPR、EPDM、PIB、SBS、SI
S、SEBS、塩素化ポリエチレン、EVA等、又はこ
れらの再生ゴムを使用し、アスファルトを添加、又は添
加しないものが適用できる。
く、中間に不織布などの芯材6を介装してなる防水性粘
着材を含む。不織布などの芯材6を介装するのは自着層
3に機械的強度を付与させるためである。勿論、介装す
る不織布6の枚数は図示の如く1枚には限らないことは
言うまでもない。
4は、施工前には自着層を保護し、施工時に剥離除去す
ることにより自着層3を露出し、被着体に接着できるよ
うになっている。図1〜図3において、4′、4″は剥
離紙4の両端のはみ出し部分であり、手指で摘まみ易く
するために有効である。勿論、該はみ出し部分4′、
4″は無くてもよい。
する部位に、該罫線5と同方向の切れ目7が設けられて
いる。これはテープ基材2の長さ方向の一側縁を自着層
側を外にしてアングル状に折り曲げたときに、その折り
曲げ部分の自着層3が一次的に露出できるようにするた
めである。
ス板Kの表面に対して直角なサッシ枠Wの側面に対して
アングル状に折り曲げた部分を先に貼付した後、他の部
分を位置決め後、その部分の剥離紙4を剥がしてラス板
Kの表面に貼付するとの手順が執れるようにするためで
ある。これにより、アングル隙間の接着作業が極めて容
易となるうえ、各接着面の密着性も良くなり、隙間Sに
対して完全な防水封止を行うことができることとなる。
ープは、防水性を有するテープ基材の片面に防水性自着
層を設け、該自着層の外面を剥離紙で覆ってなる建築用
テープにおいて、前記基材の幅方向の一側縁寄りに非自
着層側に谷折りできる罫線を設けたことを特徴としてい
るから、テープ基材はその側縁部分が自着層側を外にし
てアングル状に折り曲げ易くなり、従って、例えば、サ
ッシ枠の側面とラス板の表面の如く直角方向に拡開した
面同士に防水テープを密着的に貼るという「丁寧な作
業」が確実かつ容易に行えるという優れた効果を奏する
ものである。
防水テープは、芯材の両面に防水性自着層を設け、該自
着層の一方の表面を剥離紙で覆い、他方の表面をテープ
基材で覆ってなり、該テープ基材の幅方向の一側縁寄り
に谷折りできる罫線を基材の長さ方向に沿って設けたこ
とを特徴としているから、自着層に屈曲時の亀裂防止な
どの機械的強度を付与させ得るという優れた効果を奏す
るものである。
用防水テープは、前記剥離紙が前記罫線にほぼ対応する
部位に、該罫線と同方向の切れ目を有することを特徴と
しているから、テープ基材の長さ方向の一側縁を自着層
側を外にしてアングル状に折り曲げるときに、その折り
曲げ部分と他の部分とを区別して自着層が露出でき、作
業性が向上するという優れた効果を奏するものである。
る。
る。
る。
を示す拡大断面図である。
水テープによる施工状態を示す斜視図である。
水テープによる施工状態を示す平面断面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 防水性を有するテープ基材の片面に防水
性自着層を設け、該自着層の表面を剥離紙で覆ってなる
建築用防水テープにおいて、前記基材の幅方向の一側縁
寄りに非自着層側に谷折りできる罫線を基材の長さ方向
に沿って設けたことを特徴とする建築用防水テープ。 - 【請求項2】 芯材の両面に防水性自着層を設け、該自
着層の一方の表面を剥離紙で覆い、他方の表面をテープ
基材で覆ってなり、該テープ基材の幅方向の一側縁寄り
に谷折りできる罫線を基材の長さ方向に沿って設けたこ
とを特徴とする建築用防水テープ。 - 【請求項3】 前記剥離紙が、前記罫線にほぼ対応する
部位に、該罫線と同方向の切れ目を有することを特徴と
する請求項1又は2に記載の建築用防水テープ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10341069A JP2000144954A (ja) | 1998-11-12 | 1998-11-12 | 建築用防水テープ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10341069A JP2000144954A (ja) | 1998-11-12 | 1998-11-12 | 建築用防水テープ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000144954A true JP2000144954A (ja) | 2000-05-26 |
Family
ID=18342969
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10341069A Pending JP2000144954A (ja) | 1998-11-12 | 1998-11-12 | 建築用防水テープ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000144954A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004292603A (ja) * | 2003-03-26 | 2004-10-21 | Asahi Rubber Kk | 防水テープ及び建築部材の取付方法 |
JP2017088768A (ja) * | 2015-11-12 | 2017-05-25 | 日東エルマテリアル株式会社 | 隙間充填方法、シール部材および構造物 |
-
1998
- 1998-11-12 JP JP10341069A patent/JP2000144954A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004292603A (ja) * | 2003-03-26 | 2004-10-21 | Asahi Rubber Kk | 防水テープ及び建築部材の取付方法 |
JP2017088768A (ja) * | 2015-11-12 | 2017-05-25 | 日東エルマテリアル株式会社 | 隙間充填方法、シール部材および構造物 |
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