JP2004224131A - 重荷重用ラジアルタイヤ - Google Patents

重荷重用ラジアルタイヤ Download PDF

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Abstract

【課題】重荷重用ラジアルタイヤ、特に重荷重車両の駆動輪として好適に用いうる、トラクション性が大、かつ偏摩耗を抑制しうる重荷重用ラジアルタイヤを提供する。
【解決手段】接地面積の比率を55〜75%とした重荷重用ラジアルタイヤであって、縦主溝Gの溝巾を5.0〜12.0mm、横溝Yの溝巾6.0〜14.0mmとし、かつトレッド面における各ブロックの周方向長さLL/軸方向長さLRであるブロック寸法比FLを各ブロック列R1〜R3のブロックB1,B2,B3で相違させるとともに、中央ブロック列R1のブロックB1の寸法比FL1(=周方向長さLLB1/軸方向長さLRB1)、中間ブロック列R2のブロックB2の寸法比FL2、ショルダーブロック列R3のブロックB3の寸法比FL3を、1.30≦FL1≦1.60 1.25≦FL2≦1.55 1.20≦FL3≦1.40かつFL1>FL2>FL3とする。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、重荷重用ラジアルタイヤ、特に重荷重車両の駆動輪として好適に用いうる、トラクション性が大、かつ偏摩耗を抑制しうる重荷重用ラジアルタイヤに関する。
【0002】
【従来の技術】
トラック、バス等の重車両に装着される重荷重用ラジアルタイヤは、長距離を走行する間には、通常路での走行とともに、ときとして浅雪路の走行が必要となり、又特に建設現場に土砂、資材を運ぶトラックは、泥濘地を走行しなければならない場合が生じ、このとき、駆動軸に装着されたタイヤは特にトラクション性が重要な性能になる。
【0003】
トラクション性能を高めるにはブロックパターンを採用し、接地面積の比率を55〜75%程度の範囲としてトラクション性能を高めているが、このような実接地面積比率のパターンのタイヤでは、トレッド面各部の路面との接地圧、又は滑り量の不均一性から偏摩耗が発生し、又ブロック欠けが生じやすく、この種のタイヤにおいては、偏摩耗を防ぎ耐摩耗性能を向上すること、ブロック欠けを防止することが、トラクション性能と同様に必要となる。
【0004】
この偏摩耗について、トレッド面各部におけるタイヤ軸からの距離をトレッド半径RI(図1に示している)とすると、駆動軸に装着されたラジアルタイヤが一定距離Lを回転数Nで走行する間において、赤道面近傍の中央接地域内PCでは、2π・RI・N>L、ショルダー領域PSでは、2π・RI・N<Lとなる傾向にあり、その結果、トレッド中央領域ではセンター摩耗と呼ばれる偏摩耗が生じ、トレッド縁付近では肩落ち摩耗またはヒールアンドトウと呼ばれる偏摩耗が発生しやすい。
【0005】
また、前記センター摩耗を防止するためには、中央接地域内PCの周方向ブロック剛性を大きくする必要があり、他方、前記したトラクション性能を確保するためには、縦主溝に交わる向きの横溝の溝深さを、縦主溝に深くすることが必要となるが、このとき駆動軸に装着されたタイヤでは、その中央接地域内のブロックに強いせん断力が加わるため、ブロック欠けが発生しやすく、例えばこのためにも中央接地域内PCの周方向ブロック剛性を大きくしなければならない。
【0006】
なお、前記接地面積の比率、周方向のブロック剛性について、種々な提案がある(例えば特許文献1)。
【0007】
【特許文献1】
特開平6−143940号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記のように、重荷重用ラジアルタイヤ、特に重荷重車両の駆動輪として用いる重荷重用ラジアルタイヤにおいては、トラクション性を高めるためにブロック形状のパターンを採用しつつも、偏摩耗を抑制し、かつブロック欠けを抑制するという相反する性能の全体を向上することは意図されつつも、十分には解決されていない。
【0009】
本発明は、偏摩耗、特にセンター摩耗とブロック欠けを防止しつつ、トラクション性能を向上させた重荷重用ラジアルタイヤの提供を課題としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために、本件請求項1に係る発明は、重荷重用ラジアルタイヤであって、トレッド面に、タイヤ赤道両側の内の縦主溝G1、該内の縦主溝G1とトレッド縁との間の外の縦主溝G2と、縦主溝G1,G1間、縦主溝G2,G2間及び外の縦主溝G2とトレッド縁TEとの間を継ぐ横溝Y1,Y2,Y3を設けることにより、前記トレッド面を、前記タイヤ赤道C上で周方向に並ぶブロックB1からなる中央ブロック列R1、前記内の縦主溝G1と外の縦主溝G2との間で周方向に並ぶブロックB2からなる一対の中間ブロック列R2、及びトレッド縁TEに沿い前記外の縦主溝G2の外側で周方向に並ぶブロックB3からなる一対のショルダーブロック列R3に区分するとともに、
接地面積の比率を55〜75%とした重荷重用ラジアルタイヤであって、
前記縦主溝の溝巾を5.0〜12.0mm、横溝の溝巾6.0〜14.0mmとし、
かつトレッド面における各ブロックの周方向長さLL/軸方向長さLRであるブロック寸法比FLを前記各ブロック列R1〜R3のブロックB1,B2,B3で相違させるとともに、
中央ブロック列R1のブロックB1の寸法比FL1(=周方向長さLLB1/軸方向長さLRB1)、中間ブロック列R2のブロックB2の寸法比FL2(=周方向長さLLB2/軸方向長さLRB2)、ショルダーブロック列R3のブロックB3の寸法比FL3(=周方向長さLLB3/軸方向長さLRB3)を、
1.30≦FL1≦1.60
1.25≦FL2≦1.55
1.20≦FL3≦1.40
かつ FL1>FL2>FL3
しかも前記横溝Y1の溝深さDY1と、前記内の縦主溝G1の溝深さDG1との横溝深さ比JD1(=溝深さDY1/溝深さDG1)、
前記横溝Y2の溝深さDY2と、前記内、外の縦主溝G1、G2の溝深さの平均溝深さ(mDG)との横溝深さ比JY2(=溝深さDY2/平均溝深さmDG)
及び前記横溝Y3の溝深さDY3と、外の縦主溝G2の溝深さDG2との溝深さ比JD3(=溝深さDY3/溝深さDG2)を、
JD1>JD2>JD3
とし、
さらに、前記横溝Y2、Y3は、その溝深さDY2,DY3が、タイヤ赤道面側からトレッド縁側に向かって漸減する漸減部分を有することを特徴とする。
【0011】
又請求項2に係る発明は、前記各横溝Y1、Y2、Y3が、タイヤ軸方向に対して鋭角となる側の傾き角度α1、α2、α3が、
7.5°≦α1≦17.5°
8.5°≦α2≦18.5゜
0°≦α3≦5°
であることを特徴とする。
【0012】
なおここで前記「正規リム」とは、タイヤが基づいている規格を含む規格体系において、当該規格が定めるリムであり、例えばJATMAであれば標準リム、TRAであれば”DESIGN RIM”、或いはETRTOであれば ”MEASURING RIM” を意味する。また前記「正規内圧」とは、前記規格がタイヤ毎に定めている空気圧であり、JATMAであれば最高空気圧、TRAであれば表 ”TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES”に記載の最大値、ETRTOであれば ”INFLATION PRESSURE”である。また「正規荷重」とは、前記規格がタイヤ毎に定めている荷重であり、JATMAであれば最大負荷能力、TRAであれば表”TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES”に記載の最大値、ETRTOであれば”LOAD CAPACITY” である。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態を、図面に基づきに説明する。図1において重荷重用ラジアルタイヤ1(以下タイヤ1ということがある)は、正規リムRに装着され、正規内圧を充填した状態を示し、タイヤサイズが235/75R17.5のトラック、バス等の重荷重車両の、特に駆動輪用として使用されるタイヤを例示している。
【0014】
タイヤ1は、ビードコア2が通る両側のビード部3、3と、各ビード部3からタイヤ半径方向外向きにのびるサイドウォール部4と、その上端間を継ぐトレッド部5とを具えるトロイド状をなし、かつ前記ビード部3、3間には前記トレッド部5からサイドウォール部4をへてカーカス6が架け渡されるとともに、このカーカス6の外側かつトレッド部5内方にはベルト層7が周方向に巻装される。
【0015】
前記カーカス6は、カーカスコードをタイヤ赤道Cに対して70〜90゜の角度で配列した1枚以上のカーカスプライからなり、かつカーカスプライは、ビード部3のビードコア2の廻りで内側かつ外側に折返されて係止され、かつ前記カーカスコードとして、ナイロン、ポリエステル、レーヨン、芳香族ポリアミド繊維等からなる有機繊維コード、スチール繊維等からなる無機繊維コードが使用しうる。なお本形態では、カーカス6は、スチール製のカーカスコードを略90°の角度で配列した1枚のカーカスプライから形成されている。
【0016】
又前記ベルト層7は、複数のベルトプライ、例えばスチールコードをタイヤ赤道Cに対して、例えば60±10°程度のコード角度で傾けた最内方の第1のベルトプライ7Aと、タイヤ赤道Cに対してベルトコードを30°以下の小なコード角度で傾けた第2〜第4のベルトプライ7B、7C、7Dとを備え、タイヤ赤道面Cに対し、ベルトプライ7A、7Bのベルトコードは、同一方向に傾き、ベルトプライ7C、7Dのベルトコードは、ベルトプライ7A、7Bとは逆方向に傾いている。
【0017】
また前記トレッド部5の外表面であるトレッド面5Sには、図1,2に示すように、周方向に連続してのびる縦主溝Gと、この縦主溝Gに交わる向きの横溝YとによってブロックBが周方向に並ぶブロックパターンが形成される。前記縦主溝Gは、タイヤ赤道C両側で周方向にのびる内の縦主溝G1、G1、該内の縦主溝G1とトレッド縁との間で周方向にのびる両側の外の縦主溝G2、G2との4本を含む。又縦主溝Gは、この内、少なくとも2本、本形態では、全ての縦主溝Gが溝巾(トレッド面での最短方向の巾をいう、以下同じ)WGを5〜12.0mmとした広巾、かつ直線状に周方向に延在させる。なお縦主溝Gは、直線状溝の他、ジグザグ状とすることも、又溝巾WGを周方向に所定のピッチで段階的、又は漸増、漸減させて変化することもできる。
【0018】
又前記横溝Yは、溝巾WYが6.0〜14.0mmであって、本形態では縦主溝Gよりも大とした広巾溝として形成される。又横溝Yは、本形態では、該横溝Yが区切る各ブロックBのタイヤ軸方向両側縁から、タイヤ軸方向に対して鋭角側の角度αでブロックBの中心側に向かって中心近傍までのびる両側の平行部y1,y1の内端を、略同巾を維持して段差状に折れ曲がる折曲げ部y2で継いだ略Z字状に形成し、トラクション性、横方向への耐スリップ性を高めている。又横溝Y1と、横溝Y2の前記角度αは異なる向きに傾斜させ、これによりタイヤ軸方向に生じる横力を均衡させる。
【0019】
このような、縦主溝G1〜G3、横溝Y1〜Y3は、トレッド面5Sを、前記タイヤ赤道C上で周方向に並ぶブロックB1からなる中央ブロック列R1、前記内の縦主溝G1と外の縦主溝G2との間で周方向に並ぶブロックB2からなる一対の中間ブロック列R2、及びトレッド縁TEに沿い前記外の縦主溝G2の外側で周方向に並ぶブロックB3からなる一対のショルダーブロック列R3に区分する。
【0020】
又各ブロックB1〜B3には、周方向中間位置に、該ブロックB1〜B3の各横溝1〜Y3と同じ角度、向きで折れ曲り、かつ溝巾WSが0.2〜1.0mmのサイピングS1〜S3を形成している。なお、サイピングに代えて、溝巾1.5〜4mm細溝(好ましくは1.5〜3.0mm)とすることもでき、このようなサイピングS又は横細溝を形成することにより、ブロックBの初期周方向剛性を緩和し、かつトラクション性能を向上させることができる。細溝Sの深さDS1、DS2、DS3は、溝深さ2〜4mm程度であって、縦主溝、横溝のいずれの溝深さよりも浅く設定される。好ましくは、同ブロック列内の横溝の深さの35%以下、10%以上に設定される。なお図示していないが、細溝Sの溝底に幅0.5mm以下程度のサイピングを配置し剛性緩和することもできる。
【0021】
さらに各ブロックBにおいて、トレッド面5Sにおける各ブロックBの周方向長さLLと、軸方向長さLRの比として定義されるブロック寸法比FL(周方向長さLL/軸方向長さLR)を、前記各ブロック列R1〜R3で相違させている。即ち、中央ブロック列R1のブロックB1の寸法比FL1(=周方向長さLLB1/軸方向長さLRB1)、中間ブロック列R2のブロックB2の寸法比FL2(=周方向長さLLB2/軸方向長さLRB2)、ショルダーブロック列R3のブロックB3の寸法比FL3(=周方向長さLLB3/軸方向長さLRB3)を、
1.30≦FL1≦1.60
1.25≦FL2≦1.55
1.20≦FL3≦1.40
としている。
【0022】
各ブロックB1〜B3のブロック寸法比FL1〜FL3が、各下限値未満では、周方向ブロック剛性が相対的に過小となり、センター摩耗、ブロック欠けを充分に防止しえない。又各上限値を越えると、浅雪路や泥濘地でのトラクション性能が不十分となり、従って各ブロックBにおいて前記のごとく設定している。
【0023】
さらに、特に駆動軸に装着された駆動用タイヤにおいては、一般に、タイヤ赤道面Cからトレッド縁TEに向かって駆動時の滑り量は減少するため、ブロック寸法比FL1〜FL3をFL1>FL2>FL3と変化させ、ブロックの周方向剛性のタイヤ軸方向の剛性に対する比率をタイヤ軸方向外側に順次減じている。これは、各ブロックBの周方向ピッチを同じくするとき、横溝Yの溝巾WYを、WY1<WY2<WY3とすることも含み、このようにショルダー側に溝巾WYを増すことにより、トラクション性能、排水性能を向上させうる。
【0024】
これは、トレッド表面各部におけるタイヤ軸からの距離、すなわちトレッド半径をRI(図1に示す)とすると、駆動軸に装着されたタイヤが一定距離Lを回転数Nで走行する間において、接地面の赤道面を含む中央接地域内Pcでは、2π・RI・N>Lとなり、外側領域Psでは、2π・RI・N<Lとなる傾向にある。図1、図2において、BLでその境界を模式的に示す。
【0025】
すなわち、境界BL付近においては、L≒2π・RI・Nとなり、滑り量は僅少となり、タイヤ赤道面C上ではその差であるスリップ量((2π・RI・N)−L)は正、かつ最大、外側領域PSでは、トレッド縁TEのスリップ量((2π・RI・N)−L)が負かつ最大になる。なお境界BLの位置は一定ではなく、速度、加重、加速度、路面状況で変化するが、駆動輪は、遊輪や操舵輪に比べ、トレッド縁側に境界BLが位置する。
【0026】
このように、外側領域Ps、特にトレッド縁TE付近では、走行中、引きずられるため、例えば安易に、横溝深さが一定とし、かつ、横溝Yの溝巾WYを、WY1<WY2<WY3とするときには、前記のようにトラクション性は維持しうるが、トレッド縁から段差がつく肩落ち摩耗、又はブロック表面がタイヤを横から見たとき斜めになるヒールアンドトウ摩耗が発生しやすくなる。
【0027】
従って、溝深さ(溝巾中心での仮想トレッド面5Sに対する法線方向の深さをいう。以下同じ)に関し、ブロックBを区切る横溝Yの溝深さDYと、前記縦主溝Gの溝深さDGとの比である横溝深さ比JD(=DY/DG)について、中央ブロック列R1のブロックB1を区切る横溝Y1の溝深さDY1と、前記内の縦主溝G1の溝深さDG1との横溝深さ比JD1(=DY1/DG1)、中間ブロック列R2のブロックB2を区切る横溝Y2の溝深さDY2と、前記内、外の縦主溝G1、G2の溝深さの平均溝深さ(mDG=[(DG1+DG2)/2])との横溝深さ比JY2(=DY2/mDG)、及びショルダーブロック列R3のブロックB3を区切る横溝Y3の溝深さDY3と、外の縦主溝G2の溝深さDG2との溝深さ比JD3(=DY3/DG2)について、JD1>JD2>JD3の関係を充足させ、外側領域の偏摩耗を防止している。ここで各横溝深さDYは、一端から他端までの間に変化する場合にあっては、その平均深さとする。
【0028】
前記溝深さDYについて、図3に示すように、前記横溝Y1の溝深さDY1は一定、すなわち横溝Y1の溝底はトレッド面5Sと同心の円弧状とし、しかも縦主溝G1の深さDG1と同一に設定している。前記溝深さDY1を大きくするほどトラクション性能は向上するが、縦主溝G1の溝深さDG1以下にすることが好ましい。溝深さDG1より大とすると、その溝底に応力集中が起こり、溝底にクラックが生じる可能性がでるからである。
【0029】
また、中間ブロック列R2のブロックB2間の横溝Y2及びショルダーブロック列R3のブロックB3間の横溝Y3は、タイヤ赤道面側からトレッド縁側に向かって溝深さDYが漸減する漸減部分de2,de3を有する。これにより、各位置での滑り量の変化をブロック剛性を対応させ、偏摩耗を防止することができる。横溝Y2の漸減部分de2は、縦主溝G1のタイヤ軸方向外方端での溝深さDY2Cを、縦主溝G2のタイヤ軸方向内方端の溝深さDY2Sよりも大きくすることにより、本形態では、横溝Y2の全長さに亘って形成されている。
【0030】
又横溝Y3の漸減部分de3は、横溝Y3は、縦主溝G2の溝深さDG2よりもタイヤ赤道側端では、前記縦主溝G2のタイヤ軸方向外側縁での溝深さDY3Cを、トレッド端付近の最小の溝深さDY3Sよりも大とすることによりトレッド縁側に向かって漸減する。このように、横溝Y3の略全長さに亘って前記漸減部分de3が形成される。ほぼ溝底形状を有する。なお前記溝深さDY3S位置からトレッド縁TEへ向かって急激に深くなり、サイドウォール4のタイヤ半径方向上方部であるバットレス部BTに開口する。
【0031】
前記漸減部分de2,de3の溝底は直線形状を採用している。また漸減部分de2,de3は横溝の全長さとすることなく、その1/3〜2/3の範囲とする場合も全長さとする場合と同様の効果を奏しうる。
【0032】
又前記図2のように、前記各横溝Y1、Y2、Y3は、タイヤ軸方向に対して鋭角となる側の前記傾き角度α1、α2、α3を、
7.5°≦α1≦17.5°
8.5°≦α2≦18.5゜
0°≦α3≦5°
と設定し、かつ横溝Y1と、横溝Y2の前記角度αとは、前記のごとく異なる向きに傾斜させ、これによりタイヤ軸方向に生じる横力を均衡させる。なお横溝Y3は、タイヤ軸方向にも、横溝Y2と同向き又は逆向きに傾斜させうる。
【0033】
横溝Y1の傾き角度α1を7.5°以上とすることにより、ブロックB1に加わるせん断を緩和してブロック欠けを防止している。17.5°を越えると、トラクション性能が低下しやすい。傾き角度α1は好ましくは、9.5〜15.5゜、より好ましくは12.0〜14.0゜である。
α2が、8.5°未満ではブロック剛性が落ちるため、耐摩耗性悪化およびヒール&トウが発生し、18.5°を越えるとトラクション性能が低下する。好ましくは傾き角度α2は10.5〜16.5゜、より好ましくは12.5〜14.5゜である。
【0034】
前述のように、走行中引きずられるような状況にある外側領域のブロックB3では、ヒールアンドトウ摩耗を防止するため、傾き角度α3はできるだけタイヤ軸方向に配置することが好ましく、そのため、0〜5°としている。
【0035】
なおタイヤは接地面積の比率を55〜75%とし、又接地面積とは、正規リムにリム組しかつ標準内圧を充填するとともに標準荷重を負荷した標準状態における接地面内での実接地面積の比率をいう。
【0036】
【実施例】
図1、図2、図3に示し、タイヤサイズ235/75R17.5のタイヤを表1、表2の仕様に基づき試作するとともに、各試供タイヤにおける耐偏摩耗性、耐ブロック欠け性、トラクション性をテストし、これらを比較した。表3にその結果を示す。なお各試供タイヤとも図2のトレッドパターンと基本的に同パターンを有するもので評価を行った。
【0037】
【表1】
Figure 2004224131
【0038】
【表2】
Figure 2004224131
【0039】
試験条件は以下の通りである。
a 摩耗試験
4tトラックに上記タイヤを駆動軸に装着し、舗装路を100,000km走行させ各ブロックの摩耗量を計測した。表3の摩耗率は、各部分の摩耗量を、該部分が面する横主溝の当初溝深さの平均値で割った比を示す。摩耗率差は、各部分での摩耗率の最大値と最小値の差を示す。差が小さいほど偏摩耗が少ないことを表している。
b ブロック欠け試験
上記タイヤを80℃で8日間保温後、前記条件のトラックに装着し、車検場等で使用する一般的なブレーキテスターでタイヤをロックさせた後、タイヤに引きさき力を発生させる評価結果のAはブロック欠け未発生、Bはブロック表面にチッピング発生、Cはブロックの根本に欠け発生を意味する。
c 4tトラックに上記タイヤを駆動軸に装着して走行させ、10人のドライバーに泥濘路面でのトラクション性能を同じ条件でテストし、その官能評価をアンケート形式で集約したものである。評価結果において、Aは良好、Bは多少抜けはあるが、走行に支障なし、Cは抜けが多く走行に不備ありを意味する。なお「抜け」とは、タイヤの空回りの現象をいう。
【0040】
【表3】
Figure 2004224131
【0041】
【発明の効果】
以上のように本発明は、トラクション性能、耐ブロック欠け性能、耐偏摩耗性能のいずれをも改良しえた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のタイヤの子午線断面図である。
【図2】そのトレッドパターンを示す展開図である。
【図3】溝形状を例示する断面図である。
【符号の説明】
1 タイヤ
5S トレッド面
B、B1、B2、B3 ブロック
G、G1、G2 縦主溝
P 接地領域
Pc 中央接地域
Ps 外側接地域
R1 中央ブロック列
R2 中間ブロック列
R3 ショルダーブロック列
TE トレッド縁
WG 縦主溝の溝巾
Y、Y1、Y2、Y3 横溝

Claims (2)

  1. トレッド面に、タイヤ赤道両側の内の縦主溝G1、該内の縦主溝G1とトレッド縁との間の外の縦主溝G2と、縦主溝G1,G1間、縦主溝G2,G2間及び外の縦主溝G2とトレッド縁TEとの間を継ぐ横溝Y1,Y2,Y3を設けることにより、前記トレッド面を、前記タイヤ赤道C上で周方向に並ぶブロックB1からなる中央ブロック列R1、前記内の縦主溝G1と外の縦主溝G2との間で周方向に並ぶブロックB2からなる一対の中間ブロック列R2、及びトレッド縁TEに沿い前記外の縦主溝G2の外側で周方向に並ぶブロックB3からなる一対のショルダーブロック列R3に区分するとともに、
    接地面積の比率を55〜75%とした重荷重用ラジアルタイヤであって、
    前記縦主溝の溝巾を5.0〜12.0mm、横溝の溝巾6.0〜14.0mmとし、
    かつトレッド面における各ブロックの周方向長さLL/軸方向長さLRであるブロック寸法比FLを前記各ブロック列R1〜R3のブロックB1,B2,B3で相違させるとともに、
    中央ブロック列R1のブロックB1の寸法比FL1(=周方向長さLLB1/軸方向長さLRB1)、中間ブロック列R2のブロックB2の寸法比FL2(=周方向長さLLB2/軸方向長さLRB2)、ショルダーブロック列R3のブロックB3の寸法比FL3(=周方向長さLLB3/軸方向長さLRB3)を、
    1.30≦FL1≦1.60
    1.25≦FL2≦1.55
    1.20≦FL3≦1.40
    かつ FL1>FL2>FL3
    しかも前記横溝Y1の溝深さDY1と、前記内の縦主溝G1の溝深さDG1との横溝深さ比JD1(=溝深さDY1/溝深さDG1)、
    前記横溝Y2の溝深さDY2と、前記内、外の縦主溝G1、G2の溝深さの平均溝深さ(mDG)との横溝深さ比JY2(=溝深さDY2/平均溝深さmDG)
    及び前記横溝Y3の溝深さDY3と、外の縦主溝G2の溝深さDG2との溝深さ比JD3(=溝深さDY3/溝深さDG2)を、
    JD1>JD2>JD3
    とし、
    さらに、前記横溝Y2、Y3は、その溝深さDY2,DY3が、タイヤ赤道面側からトレッド縁側に向かって漸減する漸減部分を有することを特徴とする重荷重用ラジアルタイヤ。
  2. 前記各横溝Y1、Y2、Y3は、タイヤ軸方向に対して鋭角となる側の傾き角度α1、α2、α3が、
    7.5°≦α1≦17.5°
    8.5°≦α2≦18.5゜
    0°≦α3≦5°
    であることを特徴とする請求項1記載の重荷重用ラジアルタイヤ。
JP2003012624A 2003-01-21 2003-01-21 重荷重用ラジアルタイヤ Expired - Fee Related JP4256173B2 (ja)

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