JP2016179730A - 空気入りタイヤ - Google Patents

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Abstract

【課題】スピュー乃至スピュー痕を抑制することを基本として、外観性能及びグリップ力を高めるのに役立つ空気入りタイヤを提供する。
【解決手段】トレッド部2に、タイヤ周方向に連続してのびる複数本の主溝3と、主溝3の間を継ぐことにより複数のブロック5を区分する複数本の横溝4とが設けられた空気入りタイヤであって、ブロック5は、タイヤ周方向の長さLbがタイヤ軸方向の長さWbの1.5倍以上の縦長ブロック6を含み、縦長ブロック6には、タイヤ軸方向にのびるとともに、両端部が主溝3に連通することなく縦長ブロック6内で終端する浅溝7が設けられている。
【選択図】図2

Description

本発明は、外観及びグリップ力を高めるのに役立つ空気入りタイヤに関する。
下記特許文献1は、トレッド部に、複数本の傾斜溝と、傾斜溝間に区分された縦長の陸部分とが設けられた空気入りタイヤを提案している。陸部分には、この陸部分を完全に横断する分断溝と、この分断溝で区分された複数のブロックとが形成されている。
特開平8−164712号公報
一般に、タイヤ周方向に長い縦長ブロックには、その剛性を調節するために浅溝が設けられることがある。これまでの浅溝は、通常、深さ及び幅が、いずれも2.0mm以下であり、縦長ブロックを完全に横切るように設けられていた。
前記浅溝は、通常、金型のブレード(凸部)によって形成される。このブレードは、加硫成形の過程の中で、縦長ブロックの踏面と金型との間の空気がタイヤ周方向に沿って移動するのを妨げる。このため、上述のような浅溝が設けられた縦長ブロックを形成する金型には、ブレードにより分割された各ブロック形成面の少なくとも2つ、好ましくは、4つ全てのコーナー部に、ベントホールが設けられていた。
周知のように、ベントホールを通して金型内の空気が排出された後、ベントホール内には、可塑化した未加硫のゴムの一部が流れ込む。図5には、上述のような浅溝aが設けられたブロックbの斜視図が示されている。図5に示されるように、浅溝aにより2分割された各踏面b1、b1それぞれのコーナー部に、いわゆるスピューcとして残る。スピューcは、タイヤの外観を損ねるため、通常、出荷前に切除される。しかし、スピューcを切除したスピュー痕は、通常、ブロックの踏面よりもわずかに突出している。このため、スピュー痕は、ブロックの踏面の有効接地面積を減少させる。特に、シビアなグリップ性能が要求されるレース用タイヤ等においては、スピュー痕によって損なわれるグリップ力の低下は、大きな問題となっている。
本発明は、以上のような実状に鑑みなされたもので、スピュー乃至スピュー痕を抑制することを基本として、外観性能及びグリップ力を高めるのに役立つ空気入りタイヤを提供することを主たる目的としている。
本発明は、トレッド部に、タイヤ周方向に連続してのびる複数本の主溝と、前記主溝の間を継ぐことにより複数のブロックを区分する複数本の横溝とが設けられた空気入りタイヤであって、前記ブロックは、タイヤ周方向の長さがタイヤ軸方向の長さの1.5倍以上の縦長ブロックを含み、前記縦長ブロックには、タイヤ軸方向にのびるとともに、両端部が前記主溝に連通することなく前記ブロック内で終端する浅溝が設けられていることを特徴とする。
本発明に係る前記空気入りタイヤにおいて、前記縦長ブロックは、踏面が四角形状であり、かつ、いずれか一方の対角線上の各コーナー部にのみ、前記踏面から突出するスピュー又は前記スピューを取り除いたスピュー痕が形成されているのが望ましい。
本発明に係る前記空気入りタイヤにおいて、前記浅溝は、溝底と、前記溝底の長手方向の各端部から前記縦長ブロックの踏面にのびる端部壁面とを含み、前記端部壁面は、前記踏面と前記主溝の稜線から2.0mm以内の範囲で前記踏面に接続されているのが望ましい。
本発明に係る前記空気入りタイヤにおいて、前記端部壁面は、前記溝底と前記踏面との間を直線状、又は、円弧状にのびるのが望ましい。
本発明に係る前記空気入りタイヤにおいて、前記浅溝は、0.5〜2.0mmの範囲の溝深さと、0.5〜2.0mmの範囲の溝幅とを有するのが望ましい。
本発明の空気入りタイヤの縦長ブロックには、タイヤ軸方向にのびるとともに、両端部が主溝に連通することなくブロック内で終端する浅溝が設けられている。このような浅溝は、縦長ブロックの剛性を適度に緩和し、その踏面の接地性を改善する。即ち、縦長ブロックに、タイヤ周方向の大きな駆動力又は制動力が作用したときに、縦長ブロックは浅溝を起点として柔軟に路面に追従変形し、路面に対する大きな滑りを抑制することができる。これにより、本発明の空気入りタイヤは、高いグリップ力を発揮することができる。
また、浅溝の両端部は、主溝に連通することなくブロック内で終端している。即ち、浅溝は、ブロックの踏面と主溝との間の稜線を分断しない。従って、このようなタイヤの加硫成形時、ブロックの踏面と金型との間の空気は、前記稜線に沿って移動することができ、例えば、ブロック踏面の4隅のいずれかに対応する金型側の位置に設けられたベントホールから排出され得る。換言すれば、本発明の空気入りタイヤでは、浅溝と主溝とがなすコーナー部にスピューを設ける必要がない。従って、本発明の空気入りタイヤは、ブロックの剛性を緩和しつつ、ブロックの踏面に形成されるスピューの増加を防止し、タイヤの外観を損ねず、かつ、グリップ力を高めることができる。
本発明の一実施形態のトレッド部の展開図である。 図1のブロックの拡大図である。 図2のA−A断面図である。 (a)は、他の態様の浅溝の長手方向に沿った断面図であり、(b)は、さらに他の態様の浅溝の長手方向に沿った断面図である。 従来の縦長ブロックの斜視図である。
以下、本発明の実施の一形態が、図面に基づき説明される。
図1には、本実施形態の空気入りタイヤ(以下、単に「タイヤ」と記載される場合がある。)のトレッド部2の展開図が示されている。本実施形態の空気入りタイヤは、ウエットコンディションのサーキットを走行するのに適したレース用として好適に利用され得る。
図1に示されるように、トレッド部2には、タイヤ周方向に連続してのびる複数本の主溝3と、主溝3の間を継ぐ複数本の横溝4とが設けられている。これにより、トレッド部2には、複数のブロック5が区分されている。
本実施形態のトレッド部2には、タイヤ赤道C上に1本、タイヤ赤道Cの各側に3本の主溝3が設けられている。各主溝3は、タイヤ周方向への排水性を向上させるため、例えば、直線状に形成されるのが望ましい。
横溝4は、例えば、タイヤ軸方向に対して傾斜してのびている。本実施形態では、トレッド端Te側に位置する横溝4のタイヤ軸方向に対する傾斜角度よりも、タイヤ赤道C側に位置する横溝4のタイヤ軸方向に対する傾斜角度が大きく形成されている。
また、本実施形態の横溝4は、タイヤ赤道Cからトレッド端Teに向かって、主溝3を介して互いに滑らかに連続するように略V字状に配されている。このような横溝4は、例えば、横溝4のタイヤ赤道C側が先着側となるように、タイヤの回転方向が指定された場合、タイヤ赤道C側からトレッド端Te側へと優れた排水性が発揮される。このような排水性を向上させるために、横溝4は、例えば、直線状に形成されるのが望ましい。また、前記排水性をより一層向上させるため、最もトレッド端Te側の横溝4は、例えば、トレッド端Teよりもタイヤ軸方向外側で終端するのが望ましい。
本明細書において、前記「トレッド端」は、正規状態のタイヤに、正規荷重を負荷してキャンバー角0°で平面に接地させたときのトレッド部2の接地面の最もタイヤ軸方向外側の位置である。
前記「正規状態」とは、タイヤが、正規リム(図示省略)にリム組みされかつ正規内圧が充填された無負荷の状態である。本明細書及び特許請求の範囲において、特に断りがない場合、タイヤの各部の寸法は、正規状態での値である。
「正規リム」とは、タイヤが基づいている規格を含む規格体系において、当該規格がタイヤ毎に定めるリムであり、例えば、JATMAであれば"標準リム"、TRAであれば "Design Rim" 、ETRTOであれば "Measuring Rim" である。
「正規内圧」とは、タイヤが基づいている規格を含む規格体系において、各規格がタイヤ毎に定めている空気圧であり、例えば、JATMAであれば"最高空気圧"、TRAであれば表 "TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES" に記載の最大値、ETRTOであれば "INFLATION PRESSURE" である。
「正規荷重」とは、タイヤが基づいている規格を含む規格体系において、各規格がタイヤ毎に定めている荷重であり、例えば、JATMAであれば"最大負荷能力"、TRAであれば表 "TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES" に記載の最大値、ETRTOであれば "LOAD CAPACITY" である。
本実施形態のようなレース用タイヤは、適用規格がない場合があり得る。この場合、上記「正規リム」、「正規内圧」及び「正規荷重」には、メーカーにより推奨されるリム、空気圧及び荷重がそれぞれ適用される。
図2には、図1のブロック5の拡大図が示されている。ブロック5は、タイヤ周方向の長さ(最大長さ)Lbがタイヤ軸方向の長さWbの1.5倍以上、より好ましくは2.0倍以上、さらに好ましくは2.2倍以上の縦長ブロック6を含んでいる。本実施形態では、全てのブロック5が縦長ブロック6として形成されている。このような縦長ブロック6は、高い周方向剛性を有し、駆動時に優れたトラクションを発揮しうる。なお、排水性の観点より、ブロック5のタイヤ周方向の長さLbは、ブロック5のタイヤ軸方向の長さWbの3.0倍以下とされるのが望ましい。
各縦長ブロック6は、例えば、踏面6Sが四角形状に形成され、本実施形態では平行四辺形状に形成されている。さらに好ましい態様では、踏面6Sの鋭角をなすコーナー部9には、踏面6Sからタイヤ半径方向内側へ傾斜した斜めの面からなる面取部12が形成されるのが望ましい。面取部12は、縦長ブロック6の接地時、タイヤ周方向端部に応力が集中するのを抑制し、そこにブロック欠け等が生じるのを防止するのに役立つ。
また、縦長ブロック6の少なくとも1つ(本実施形態では、全ての縦長ブロック6)には、タイヤ軸方向にのびる浅溝7が設けられている。本実施形態の浅溝7は、縦長ブロック6のタイヤ周方向の中央部に設けられている。好ましい態様では、浅溝7は、横溝4と略平行にのびている。このような浅溝7は、縦長ブロック6の剛性を適度に緩和し、その踏面6Sの接地性を改善する。即ち、縦長ブロック6に、タイヤ周方向の大きな駆動力又は制動力が作用したときに、縦長ブロック6は浅溝7を起点として柔軟に路面に追従変形し、路面に対する大きな滑りを抑制して高いグリップ力を発揮しうる。
主溝3を介してタイヤ軸方向で互いに隣り合う浅溝7は、タイヤ軸方向で互いに連続するように形成されるのが望ましい。本実施形態では、主溝3を介してタイヤ軸方向で互いに隣り合う浅溝7は、タイヤ赤道Cとトレッド端Teとの間で互いに連続するように形成されている。
浅溝7は、その両端部が主溝3に連通することなく縦長ブロック6内で終端している。即ち、浅溝7は、縦長ブロック6の踏面6Sと主溝3との間の稜線8を分断しない。
稜線8が分断されていないため、タイヤの加硫成形時、踏面6Sと金型との間の空気は、例えば、稜線8に沿って移動することができる。従って、上記空気は、例えば、踏面6Sの4隅のいずれかに対応する金型側の位置に設けられたベントホールから排出され得る。換言すれば、本実施形態のタイヤでは、浅溝7と主溝3とがなすコーナー部9aには、ベントホール、ひいてはスピューの形成が不要になる。
本実施形態の縦長ブロック6には、いずれか一方の対角線上の各コーナー部9にのみ、縦長ブロック6の踏面6Sから突出するスピュー、又は、スピューを取り除いたスピュー痕11が形成される。好ましい態様では、踏面6Sの鋭角側のコーナー部9の剛性バランスを維持するために、スピュー又はスピュー痕11は、踏面6Sの鈍角側のコーナー部9に形成されるのが望ましい。以上のように、本実施形態のタイヤでは、スピュー痕11による縦長ブロック6の踏面6Sの有効接地面積の減少が抑制でき、タイヤの外観を損ねずに、グリップ力をさらに高めることができる。
図3には、図2のA−A断面図が示されている。図3に示されるように、浅溝7は、例えば、溝底15と、溝底15の長手方向に沿ってのびる側部壁面16と、溝底15の長手方向の端部15eから縦長ブロック6の踏面6Sにのびる端部壁面17とを含んでいる。
浅溝7の深さDは、例えば、0.5〜2.0mmの範囲に形成されている。深さDが0.5mm未満の場合、浅溝7を起点とした縦長ブロック6の路面に対する追従変形が困難となるおそれがある。逆に、深さDが2.0mmより大きい場合、縦長ブロック6の剛性を過度に低下させるおそれがある。同様の観点から、浅溝7の幅W(図2に示す。)は、例えば、0.5〜2.0mmの範囲に形成されるのが望ましい。
端部壁面17は、例えば、溝底15の長手方向の端部15eからのび、踏面6Sと主溝3の稜線8に接続されるのが望ましい。このような端部壁面17は、浅溝7の溝容積を十分に確保しながら、縦長ブロック6の路面に対する追従変形をより一層容易にしうる。本実施形態では、浅溝7の両側の端部壁面17が、稜線8に接続されている。
本実施形態の端部壁面17は、例えば、溝底15の端部15eと稜線8との間を直線状にのびている。このような端部壁面17は、浅溝7と主溝3との間の強度を維持しつつ、浅溝7の溝容積を拡大させるのに役立つ。
本実施形態の溝底15の端部15eは、稜線8よりもブロック中心側に設けられるのが望ましい。これにより稜線8付近でのブロック強度を維持することができる。
図4(a)には、浅溝7の他の態様が示されている。この態様では、端部壁面17は、踏面6Sと主溝3の稜線8から離れている点で異なっている。好ましくは、端部壁面17と稜線8との最短距離Lは、2.0mm以内が望ましい。このような態様の浅溝7は、タイヤの加硫成形時、例えば、踏面6Sと金型との間の空気の稜線8に沿った移動を保証し、浅溝7付近での空気溜まりを確実に防止しうる。
図4(b)には、浅溝7の他の態様が示されている。この態様では、端部壁面17は、溝底15と踏面6Sとの間を、例えば、円弧状にのびている点で異なっている。このような態様の浅溝7は、その溝容積を拡大でき、縦長ブロック6の路面に対する追従性をさらに高め得る。浅溝7の溝容積をさらに拡大させるために、円弧状の端部壁面17は、例えば、溝底15の端部15eからのび、稜線8に接続される態様であっても良い。なお、溝容積の拡大しつつ、ブロック強度を維持するために、円弧状の端部壁面17の曲率半径Rは、例えば、0.5〜5.0mmの範囲であるのが望ましい。
以上、本発明の特に好ましい実施形態について詳述したが、本発明はこれらの実施形態に限定されることなく、種々の態様に変形して実施しうる。
図1のトレッドパターンを有するタイヤ(サイズ:280/655R18)が、表1の仕様に基づき試作され、それらの性能がテストされた。比較例のタイヤは、図5に示したように、浅溝の両端が主溝に連通しており、主溝と横溝の鈍角となるコーナー部、及び、主溝と浅溝の鈍角となるコーナー部に、それぞれスピュー痕が形成されている。浅溝は、いずれも、幅及び深さが2.0mmとされた。
テスト方法は、以下の通りである。
<グリップ性能>
各試供タイヤが、テスト用車両の全輪に装着され、雨天時(降水量1mm)のアスファルト路面にて、370mの走行に要した時間が測定された。評価は、測定された時間を指数化したもので、比較例を100とする指数で示される。数値が大きいほどグリップ性能に優れていることを意味している。
<操縦安定性能>
上記車両にて、雨天時のアスファルト路面のテストコースをプロのテストドライバー1名乗車で走行し、旋回時のハンドル応答性、剛性感及びグリップ等に関する特性が、ドライバーの官能により評価された。結果は、比較例を100とする評点であり、数値が大きいほど操縦安定性能に優れていることを意味している。
Figure 2016179730
テストの結果、実施例のタイヤは、比較例に比べてグリップ力及び操縦安定性能が向上していることが確認できる。
2 トレッド部
3 主溝
4 横溝
5 ブロック
6 縦長ブロック
7 浅溝

Claims (5)

  1. トレッド部に、タイヤ周方向に連続してのびる複数本の主溝と、前記主溝の間を継ぐことにより複数のブロックを区分する複数本の横溝とが設けられた空気入りタイヤであって、
    前記ブロックは、タイヤ周方向の長さがタイヤ軸方向の長さの1.5倍以上の縦長ブロックを含み、
    前記縦長ブロックには、タイヤ軸方向にのびるとともに、両端部が前記主溝に連通することなく前記ブロック内で終端する浅溝が設けられている空気入りタイヤ。
  2. 前記縦長ブロックは、踏面が四角形状であり、かつ、いずれか一方の対角線上の各コーナー部にのみ、前記踏面から突出するスピュー又は前記スピューを取り除いたスピュー痕が形成されている請求項1に記載の空気入りタイヤ。
  3. 前記浅溝は、溝底と、前記溝底の長手方向の各端部から前記縦長ブロックの踏面にのびる端部壁面とを含み、
    前記端部壁面は、前記踏面と前記主溝の稜線から2.0mm以内の範囲で前記踏面に接続されている請求項1又は2に記載の空気入りタイヤ。
  4. 前記端部壁面は、前記溝底と前記踏面との間を直線状、又は、円弧状にのびる請求項3に記載の空気入りタイヤ。
  5. 前記浅溝は、0.5〜2.0mmの範囲の溝深さと、0.5〜2.0mmの範囲の溝幅とを有する請求項1乃至4のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
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