JP2004168251A - 車両用サスペンション - Google Patents

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Abstract

【課題】サスペンションのトレーリングアームとロアアームとを溶接する際に、溶接作業の作業性向上、溶接部の強度および耐久性の向上、溶接部の小型化および溶接部の設計自由度の向上を図る。
【解決手段】車両用サスペンションは、弾性ジョイントを介して車体に枢支された前端から車体後方に延びるトレーリングアーム12と、車幅方向に延びて内端が車体に枢支され、外端がトレーリングアーム12の後部に固定された概略板状のロアアーム13とを備える。トレーリングアーム12の後端に溶接した端版22の平坦な第1座面22aに、ロアアーム13の外端に設けた平坦な第2座面13bを重ね合わせ、第2座面13bに形成した閉じた四角形の開口13dの内周を第1座面22aに溶接部w2で固定する。ロアアーム13の第2座面13bは、本体部13aから傾斜面13cを介して盛り上がっている。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車体前後方向に延びるトレーリングアームと車幅方向に延びる撓みアームとを備え、トレーリングアームの後端に接続された撓みアームの外端が車輪の制動時に後方に撓むことで車輪をトーインさせる車両用サスペンションに関する。
【0002】
【従来の技術】
図7および図8には従来の車両用サスペンションが示される。車輪W(右後輪)を懸架するサスペンション01は、トレーリングアーム02と、ロアアーム03と、アッパーアーム04と、ナックル05とを備える。トレーリングアーム02の前端はジョイント06を介して車体に枢支されるとともに、その後端に外端を溶接したロアアーム03の内端がジョイント07を介して車体に枢支される。またアッパーアーム04の外端および内端がジョイント08,09を介してそれぞれナックル05および車体に枢支される。
【0003】
ロアアーム03は概略板状の部材であって、外端に二股になった第1支持部03aおよび第2支持部03bが形成されるとともに、第1、第2支持部03a,03bの付け根に該ロアアーム03の厚さ方向一側に膨らんだ膨出部03cが形成される。そしてロアアーム03の第1、第2支持部03a,03bをトレーリングアーム02の後部外周に嵌合させた状態で、トレーリングアーム02の外周面とロアアーム03の前面とが溶接部w1で溶接され、トレーリングアーム02の外周面とロアアーム03の後面とが溶接部w2で溶接される。
【0004】
このサスペンション01は、車輪Wの制動時にナックル05に後向きの荷重が作用すると、ロアアーム03の外端が後方に撓むとともに、トレーリングアーム02の前端が後方かつ内方に移動することで、車輪Wをトーインさせて制動時の車両挙動を安定させるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、この種のサスペンション01では、トレーリングアーム02の後端とロアアーム03の外端との溶接部w1,w2に大きな荷重が加わり、その強度および耐久性が低下する問題がある。即ち、溶接部w1,w2には車輪Wの上下動に伴う荷重が加わるだけでなく、車輪Wの制動時にナックル05に後向きの荷重が作用した場合には、後側の溶接部w2を引き剥がそうとする引張荷重が作用し、また車両の加速時にナックル05に前向きの荷重が作用した場合には、前側の溶接部w1を引き剥がそうとする引張荷重が作用し、特に制動時の荷重は加速時の荷重に比べて大きなものとなる。
【0006】
ロアアーム03は板材で構成されているため、ロアアーム03とトレーリングアーム02とは実質的に線接触となり、充分な溶接強度を得ることが難しくなる。上記従来のものは、二股になった第1支持部03aおよび第2支持部03bの付け根に膨出部03cを形成して溶接部w1,w2の強度向上を図っているが、それだけで溶接部w1,w2の強度および耐久性を高めるのは困難である。
【0007】
更に、上記従来のものはロアアーム03の前側および後側にそれぞれ溶接部w1,w2を有するので、溶接作業中にトレーリングアーム02およびロアアーム03を姿勢変換する必要が生じて作業性が低下するだけでなく、溶接部w1,w2のビードが端部を有するため、その端部に応力が集中して破損の起点となり易い問題がある。しかもロアアーム03の外端に二股になった第1支持部03aおよび第2支持部03bが形成されるので、ロアアーム03の上下方向の寸法が増加してサスペンション01の設計自由度が低下する問題がある。
【0008】
本発明は前述の事情に鑑みてなされたもので、サスペンションのトレーリングアームと撓みアームとを溶接する際に、溶接作業の作業性向上、溶接部の強度および耐久性の向上、溶接部の小型化および溶接部の設計自由度の向上を図ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に記載された発明によれば、弾性ジョイントを介して車体に枢支された前端から車体後方に延びるトレーリングアームと、車幅方向に延びて内端が車体に枢支され、外端がトレーリングアームの後部に固定された概略板状の撓みアームとを備え、車輪の制動時にトレーリングアームの後部に作用する後向きの制動荷重で撓みアームの外端が後方に撓むことで、前記弾性ジョイントが後方かつ内方に移動して車輪をトーインさせる車両用サスペンションにおいて、トレーリングアームの後端に設けた平坦な第1座面に、撓みアームの外端に設けた平坦な第2座面を重ね合わせ、第2座面に形成した閉じた開口の内周あるいは一端が開放した溝の内周を第1座面に溶接したことを特徴とする車両用サスペンションが提案される。
【0010】
上記構成によれば、トレーリングアームの後端に設けた平坦な第1座面と撓みアームの外端に設けた平坦な第2座面を重ね合わせた状態で、第2座面に形成した閉じた開口の内周あるいは一端が開放した溝の内周を第1座面に溶接するので、車輪Wに前後方向の荷重が作用して撓みアームの外端が前後に撓んだとき、溶接部に作用する応力を低減して該溶接部の強度および耐久性を高めることができる。特に、第1、第2座面は相互に面接触し、かつ溶接部は撓みアームの第2座面に形成した開口あるいは溝の内周に沿っているので、強度上の弱点となる溶接ビードの起点を無くして溶接部の信頼性を一層高めることができ、しかも溶接ビードの長さを最小限に抑えて作業時間の短縮およびコストの削減に寄与することができる。
【0011】
また第1座面および第2座面は共に平坦面であるため、溶接時における両座面相互の位置決めが容易であるばかりか、第1座面を上向に固定したまま溶接を行えるので、トレーリングアームおよび撓みアームの姿勢変換の必要を無くして溶接の作業性を高めることができる。また何れも平坦面である両座面は相対的に摺動可能であるため、両者の位置関係を容易に変更することができる。
【0012】
更に、撓みアームの外端部を二股にしてトレーリングアームの後端部を上下から挟む必要がないため、撓みアームの外端部の高さをトレーリングアームの後端部の高さと略一致させ、撓みアームの外端部の上下方向寸法を小型化して設計自由度を高めることができる。
【0013】
また請求項2に記載された発明によれば、請求項1の構成に加えて、前記第2座面が撓みアームの本体部に対して該撓みアームの厚さ方向に突出していることを特徴とする車両用サスペンションが提案される。
【0014】
上記構成によれば、撓みアームの本体部に対して第2座面が突出しているので、第2座面の近傍で撓みアームの剛性を高めて溶接部の強度および耐久性を一層高めることができる。
【0015】
尚、実施例のロアアーム13は本発明の撓みアームに対応し、実施例のジョイント16は本発明の弾性ジョイントに対応する。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、添付図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。
【0017】
図1〜図5は本発明の一実施例を示すもので、図1は右後輪のサスペンションの平面図、図2は図1の2方向拡大矢視図、図3は図2の3方向矢視図、図4は図2の4−4線拡大断面図、図5は図2の5−5線拡大断面図である。
【0018】
図1に示すように、車輪W(右後輪)を懸架するサスペンション11は、トレーリングアーム12と、ロアアーム13と、アッパーアーム14と、ナックル15とを備えており、ナックル15から車幅方向外向きに延びる車軸15aに車輪が回転自在に支持される。
【0019】
トレーリングアーム12は円形断面のパイプ材を屈曲させたもので、その前端がジョイント16を介して車体に枢支されるとともに、その後端に外端を溶接したロアアーム13の内端がジョイント17を介して車体に枢支される。トレーリングアーム12の中央から後方寄りの位置に前部ブラケット12a,12aおよび後部ブラケット12b,12bが設けられており、それらのブラケット12a,12a;12b,12bにジョイント18,19を介してナックル15の下部が枢支される。またナックル15の上部にジョイント20を介して外端を枢支されたアッパーアーム14は、その内端がジョイント21を介して車体に枢支される。
【0020】
しかして、一体化されたトレーリングアーム12およびロアアーム13は、トレーリングアーム12の前端のジョイント16およびロアアーム13の内端のジョイント17を結ぶ軸線Lを中心にして上下に揺動可能である。この軸線Lは、前方から後方に向けて、車幅方向外側から内側に傾斜している。
【0021】
尚、トレーリングアーム12に設けたブラケット12c,12cには、図示せぬコイルスプリングおよびショックアブソーバの下端が支持される。
【0022】
車輪Wを制動すると路面から車輪Wに後向きの荷重Fが作用するため、板状のロアアーム13の外端が後方に撓み(鎖線参照)、ゴムブッシュジョイントで構成されたジョイント16の作用で、トレーリングアーム12の前端は軸線Lに沿って距離Dだけ後方に移動する。その結果、トレーリングアーム12の前端は距離D′だけ車幅方向内側に移動するが、ロアアーム13の外端に接続されたトレーリングアーム12の後端は車幅方向には殆ど移動しないため、トレーリングアーム12が図1において反時計方向に回動して車輪Wがトイーンすることで、制動時の車両挙動の安定を図ることができる。
【0023】
次に、図2〜図5に基づいて、トレーリングアーム12およびロアアーム13の接続部の構造を説明する。
【0024】
トレーリングアーム12の後端はその軸線に対して斜めに切断されており、楕円形の切断面に四隅を丸めた四角形状の端版22が突き合わされて溶接部w1により固定される。端版22の後面には、車幅方向に延びる平坦な第1座面22aが形成される。
【0025】
ロアアーム13の板状の本体部13aの外端部前面に、平坦な第2座面13bがが形成される。第2座面13bは本体部13aに対して所定距離(例えば、3〜5mm程度)前方に突出しており、本体部13aと第2座面13bとの間には、ロアアーム13の外端側に開放するU字状の傾斜面13c(図2参照)が形成される。ロアアーム13の第2座面13bには四隅を丸めた四角形状の開口13dが形成されており、その開口13dの内周が端版22の第1座面22aに溶接部w2により固定される。開口13dの直線部は、ロアアーム13の長手方向およびその直交方向に平行に配置される。
【0026】
尚、ロアアーム13の外端部の上下縁には、端版22の第1座面22aにロアアーム13の第2座面13bを溶接する際に、ロアアーム13を位置決めするための半円状の凹部13e,13eが形成される。
【0027】
ロアアーム13の内端には、ジョイント17のアウター部材17aを構成する短いパイプ材が溶接部w3により固定される。
【0028】
しかして、車輪Wに後向きの荷重F(図1参照)が作用するとロアアーム13が後方に撓むことにより、トレーリングアーム12の後端の端版22の第1座面22aとロアアーム13の外端の第2座面13bとの溶接部w2を引き剥がすような荷重が作用する。しかしながら、第1座面22aおよび第2座面13bは平面同士で相互に密着し、かつ第2座面13bの周囲が傾斜面13cで補強されて曲げ剛性が高められているので、溶接部w2に作用する応力を低減して強度および耐久性を高めることができる。
【0029】
これを図5に基づいて更に説明すると、車輪Wの制動時にトレーリングアーム12の後端に後向きの荷重が加わると、ロアアーム13の曲げ剛性に応じた引張荷重がa点を支点として溶接部w2の全周に作用することになる。一方、ロアアーム13の曲げ剛性が低く設定されていて前後方向に容易に変形可能であり、かつ傾斜面13cにより溶接部w2の周辺の剛性が高められているため、溶接部w2に働く引張応力は全周に亘って平均化したものとなる。よって、従来のものの欠点であるa点側への応力の集中が回避され、溶接部w2の最大応力を低く抑えて耐久性を大幅に改善することができる。逆に、車両の加速時等にトレーリングアーム12の後端に前向きの荷重が加わると、ロアアーム13の曲げ剛性に応じた引張荷重がb点を支点として溶接部w2の全周に作用するが、加速時の荷重は制動時の荷重に比べて半分程度であるため、溶接部w2の耐久性に影響を及ぼすことはない。
【0030】
更に、第1座面22aおよび第2座面13bは共に平坦面であるため、溶接時における第1座面22aおよび第2座面13bの位置決めが容易であるばかりか、第1座面22aを上向に固定したまま溶接を行えるので、トレーリングアーム12およびロアアーム13の姿勢変換の必要を無くして溶接の作業性を高めることができる。しかも、何れも平坦面である第1座面22aおよび第2座面13bは相対的に摺動可能であるため、両者の位置関係を容易に変更することが可能である。
【0031】
特に、前記溶接部w2はロアアーム13の第2座面13bの閉じた開口13dの内周に沿っているので、強度上の弱点となる溶接ビードの起点を無くして溶接部w2の信頼性を一層高めることができ、しかも図7および図8で説明した従来例に比べて溶接ビード長が約半分に減少するので、作業時間の短縮およびコストの削減に寄与することができる。
【0032】
またロアアーム13の外端部を二股にしてトレーリングアーム12の後端部を上下から挟む必要がないため、ロアアーム13の外端部の高さをトレーリングアーム12の後端部の高さと略一致させ、ロアアーム13の外端部の上下方向寸法を小型化して設計自由度を高めることができる。
【0033】
以上、本発明の実施例を詳述したが、本発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行うことが可能である。
【0034】
例えば、実施例ではロアアーム13の第2座面13bの開口13dを四隅を丸めた四角形としているが、それを円形としても良い。また図6に示す第2実施例の如く、前記開口13dに代えてロアアーム13の外端側に開口するU字状の溝13fを設けても良い。
【0035】
【発明の効果】
以上のように請求項1に記載された発明によれば、トレーリングアームの後端に設けた平坦な第1座面と撓みアームの外端に設けた平坦な第2座面を重ね合わせた状態で、第2座面に形成した閉じた開口の内周あるいは一端が開放した溝の内周を第1座面に溶接するので、車輪Wに前後方向の荷重が作用して撓みアームの外端が前後に撓んだとき、溶接部に作用する応力を低減して該溶接部の強度および耐久性を高めることができる。特に、第1、第2座面は相互に面接触し、かつ溶接部は撓みアームの第2座面に形成した開口あるいは溝の内周に沿っているので、強度上の弱点となる溶接ビードの起点を無くして溶接部の信頼性を一層高めることができ、しかも溶接ビードの長さを最小限に抑えて作業時間の短縮およびコストの削減に寄与することができる。
【0036】
また第1座面および第2座面は共に平坦面であるため、溶接時における両座面相互の位置決めが容易であるばかりか、第1座面を上向に固定したまま溶接を行えるので、トレーリングアームおよび撓みアームの姿勢変換の必要を無くして溶接の作業性を高めることができる。また何れも平坦面である両座面は相対的に摺動可能であるため、両者の位置関係を容易に変更することができる。
【0037】
更に、撓みアームの外端部を二股にしてトレーリングアームの後端部を上下から挟む必要がないため、撓みアームの外端部の高さをトレーリングアームの後端部の高さと略一致させ、撓みアームの外端部の上下方向寸法を小型化して設計自由度を高めることができる。
【0038】
また請求項2に記載された発明によれば、撓みアームの本体部に対して第2座面が突出しているので、第2座面の近傍で撓みアームの剛性を高めて溶接部の強度および耐久性を一層高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】右後輪のサスペンションの平面図
【図2】図1の2方向拡大矢視図
【図3】図2の3方向矢視図
【図4】図2の4−4線拡大断面図
【図5】図2の5−5線拡大断面図
【図6】本発明の第2実施例に係る、前記図2に対応する図
【図7】従来の右後輪のサスペンションの平面図
【図8】図7の8−8線断面図
【符号の説明】
12 トレーリングアーム
13 ロアアーム(撓みアーム)
13a 本体部
13b 第2座面
13d 開口
13f 溝
16 ジョイント(弾性ジョイント)
22a 第1座面
W 車輪

Claims (2)

  1. 弾性ジョイント(16)を介して車体に枢支された前端から車体後方に延びるトレーリングアーム(12)と、車幅方向に延びて内端が車体に枢支され、外端がトレーリングアーム(12)の後部に固定された概略板状の撓みアーム(13)とを備え、
    車輪(W)の制動時にトレーリングアーム(12)の後部に作用する後向きの制動荷重で撓みアーム(13)の外端が後方に撓むことで、前記弾性ジョイント(16)が後方かつ内方に移動して車輪(W)をトーインさせる車両用サスペンションにおいて、
    トレーリングアーム(12)の後端に設けた平坦な第1座面(22a)に、撓みアーム(13)の外端に設けた平坦な第2座面(13b)を重ね合わせ、第2座面(13b)に形成した閉じた開口(13d)の内周あるいは一端が開放した溝(13f)の内周を第1座面(22a)に溶接したことを特徴とする車両用サスペンション。
  2. 前記第2座面(13b)が撓みアーム(13)の本体部(13a)に対して該撓みアーム(13)の厚さ方向に突出していることを特徴とする、請求項1に記載の車両用サスペンション。
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