JP3827061B2 - 自動車車体の車輪周り構造 - Google Patents
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Description
【発明が属する技術分野】
本発明は、自動車車体の車輪周り構造に関し、より詳しくは、車体のサイドアウタパネルの下端縁と、ホイールハウスを構成するホイールハウスパネルの外側端縁との互いの結合部構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
上記自動車車体の車輪周り構造には、従来、特開平11−192973号公報の特に図3で示されるものがある。
【0003】
上記公報のものによれば、車体は、この車体の前後方向で、車輪と同位置に位置する上記車体のサイドアウタパネルの部分における下部と、このサイドアウタパネルの部分における下部の車体の内側方に位置して上記車輪をその上方から覆うホイールハウスパネルとを備えている。
【0004】
上記サイドアウタパネルの部分の下端縁と、上記ホイールハウスパネルの車体外側方の外側端縁とは、それぞれ車体内側方に屈曲させられて内向きフランジが形成されている。そして、これら両内向きフランジが互いに重ね合わされ、溶接ガンによりスポット溶接されることにより、上記サイドアウタパネルとホイールハウスパネルとが互いに結合させられている。
【0005】
上記の場合、両内向きフランジのスポット溶接を可能にさせるため、車体の幅方向における上記各内向きフランジの幅寸法がある程度大きくされており、その分、車体の幅方向で、上記各内向きフランジの上記車輪側への突出寸法が大きくされている。
【0006】
ところで、自動車の走行時などには、サスペンションの働きにより、上下方向で車体に向って車輪が接近移動する。このため、この車輪の接近移動時に、この車輪の外側部が上記した突出寸法の大きい各内向きフランジの突出端部に接触しないよう、左右車輪間の寸法(トレッド幅)や車輪の幅寸法が小さくさせられている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記したように、左右車輪間の寸法や車輪の幅寸法を小さくさせることが強いられると、これは、車体と車輪との関連構成の設計の自由度を低下させる原因となって、好ましくない。
【0008】
そこで、上記サイドアウタパネルの部分の下端縁を上方に向い折り返してこのサイドアウタパネルの部分の下端縁に上記ホイールハウスパネルの外側端縁を挟み付けるよう上記サイドアウタパネルの部分の下端縁をヘム加工し、もって、上記サイドアウタパネルの部分の下端縁と上記ホイールハウスパネルの外側縁部との結合部が車体の内側方に大きく突出しないようにすることが考えられる。
【0009】
しかし、上記したヘム加工をするには大型設備が必要であって、上記サイドアウタパネルとホイールハウスパネルとを結合させる作業が煩雑となり、つまり、車輪周りの車体の成形が煩雑になる。
【0010】
本発明は、上記のような事情に注目してなされたもので、車体と車輪との関連構成の設計の自由度を向上させるようにし、かつ、このようにした場合でも、車輪周りの車体の成形が容易にできるようにすることを課題とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための本発明の自動車車体の車輪周り構造は、次の如くである。
【0012】
請求項1の発明は、車体2の前後方向で、車輪4と同位置に位置する上記車体2のサイドアウタパネル9の部分23における下部と、このサイドアウタパネル9の部分23における下部の車体2の内側方に位置して上記車輪4をその上方から覆うホイールハウスパネル11とを備え、上記サイドアウタパネル9の部分23の下端縁9aを上記車体2の内側方に向うよう屈曲させて内向きフランジ13を形成し、この内向きフランジ13の上方近傍に上記ホイールハウスパネル11の車体2の外側方側の外側端縁11aを位置させた自動車車体の車輪周り構造において、
【0013】
上記サイドアウタパネル9とホイールハウスパネル11とをそれぞれ板金製とし、このホイールハウスパネル11の外側端縁11aの前、後部のうちの少なくともいずれか一方と、上記サイドアウタパネル9の下端縁9aとを溶接により互いに結合し、上記内向きフランジ13を含む上記サイドアウタパネル9の部分23の下端縁9aと、上記ホイールハウスパネル11の外側端縁11aとの間にスリット25を形成し、このスリット25に充填されて上記サイドアウタパネル9の部分23の下端縁9aと上記ホイールハウスパネル11の外側端縁11aとを互いに結合させる接着剤26を設け、
【0014】
上記ホイールハウスパネル11の外側端縁11aを、その断面視(図1)で、下方に向って延出する自由端縁とし、上記ホイールハウスパネル11をその下方から覆うフェンダライナ28を設け、上記断面視(図1)で、このフェンダライナ28の車体2の外側方側の外側端縁29を上記ホイールハウスパネル11の外側端縁11aに近接配置すると共に、上記内向きフランジ13の上方に位置させたものである。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面により説明する。
【0016】
(第1の実施の形態)
【0017】
図1〜4は、第1の実施の形態を示している。
【0018】
図中符号1は自動車で、矢印Frはこの自動車1の前方を示している。
【0019】
上記自動車1の車体2は板金製で、この車体2の下部には、それぞれ左右一対の前車輪3と後車輪4とが不図示のサスペンションにより、上下移動自在に懸架され、上記各車輪3,4は、それぞれ車体2の前後部の各側部の下方に配置されている。上記各サスペンションと各車輪3,4により、上記車体2が走行路面5上に支持され、上記車体2の内部が車室6とされている。
【0020】
上記車体2の左右各側壁8は、それぞれこの側壁8の車体2の外部側を構成してほぼ鉛直方向に延びるサイドアウタパネル9と、このサイドアウタパネル9よりも車室6側に位置して上記サイドアウタパネル9に少し離れて対面し上記側壁8の車室6側を構成してほぼ鉛直方向に延びるサイドインナパネル10と、上記後車輪4をその上方から覆いこの車輪4の外周面に沿って長く延びる車体2の側面視で円弧形状のホイールハウスパネル11とを備えている。
【0021】
上記車体2の前後方向で、上記ホイールハウスパネル11に対応する上記サイドアウタパネル9の下端部には、車体2の側面視で上記ホイールハウスパネル11に沿って延びる円弧形状の切り欠き12が形成されている。上記車体2の前後方向で、上記切り欠き12に対応する上記サイドアウタパネル9の下端縁9aは、上記切り欠き12の縁部に相当し、上記サイドアウタパネル9の下端縁9aは、その下部側が車体2の内側方に屈曲させられて内向きフランジ13が形成されている。
【0022】
上記の場合、サイドアウタパネル9は、これを主構成するサイドアウタパネル本体14と、このサイドアウタパネル本体14の下端縁から車体2の内側方に向ってほぼ水平に一体的に延出する上記内向きフランジ13とを備え、この内向きフランジ13は上記サイドアウタパネル9の下端縁9aの長手方向の各部幅寸法が互いにほぼ同じとされている。また、上記内向きフランジ13と上記サイドアウタパネル本体14の下端縁によって上記サイドアウタパネル9の下端縁9aが構成され、このサイドアウタパネル9の下端縁9aの剛性が上記内向きフランジ13によって向上させられている。
【0023】
上記ホイールハウスパネル11は、その横断面視(図1,4)で、上方に向って凸形状の円弧形状とされ、このホイールハウスパネル11における車体2の外部側を構成するホイールハウスアウタパネル16と、上記ホイールハウスパネル11における車室6側を構成するホイールハウスインナパネル17とを備えている。
【0024】
上記ホイールハウスパネル11は次のようにして、上記側壁8に対し強固に結合させられている。
【0025】
即ち、上記ホイールハウスパネル11のホイールハウスアウタパネル16における車体2の外側方側の外側端縁11aの前、後部と、上記サイドアウタパネル9の下端縁9aの前、後部とが互いに接合させられてそれぞれスポット溶接S1,S2により互いに強固に結合させられている。また、上記ホイールハウスアウタパネル16における車体2の内側方側の内側端縁は、上記サイドインナパネル10の下端縁に一体的に結合させられている。
【0026】
上記ホイールハウスインナパネル17における車体2の外側方側の外側端縁は、上記サイドインナパネル10の下端縁にスポット溶接S3により結合させられている。更に、上記サイドインナパネル10と上記ホイールハウスアウタパネル16とに跨るように補強パネル20がスポット溶接S4,S5により結合させられている。
【0027】
上記車体2の前後方向で、上記後車輪4の上下移動軌跡と同位置に位置する上記サイドアウタパネル9の部分23の少なくとも一部分に対応する上記内向きフランジ13の部分の上方近傍に、上記ホイールハウスパネル11の外側端縁11aが位置させられている。
【0028】
上記サイドアウタパネル9の部分23におけるこのサイドアウタパネル9の下端縁9aと、上記ホイールハウスパネル11の外側端縁11aとの間にはスリット25が形成され、このスリット25に充填されて上記サイドアウタパネル9の下端縁9aとホイールハウスパネル11の外側端縁11aとを互いに接着により結合させる接着剤26が設けられている。
【0029】
上記ホイールハウスパネル11をその下方から覆う樹脂製のフェンダライナ28が設けられ、このフェンダライナ28の車体2の外側方側の外側端縁29は、上記内向きフランジ13の突出端縁の上面に載置され、この状態で上記ホイールハウスパネル11に支持されている。
【0030】
上記構成によれば、内向きフランジ13を含む上記サイドアウタパネル9の部分23の下端縁9aと、上記ホイールハウスパネル11の外側端縁11aとの間にスリット25を形成し、このスリット25に充填されて上記サイドアウタパネル9の部分23の下端縁9aと上記ホイールハウスパネル11の外側端縁11aとを互いに結合させる接着剤26を設けてある。
【0031】
このため、上記サイドアウタパネル9の下端縁9aとホイールハウスパネル11の外側端縁11aとは接着剤26によって結合させられることから、従来では、上記サイドアウタパネルの内向きフランジに上記ホイールハウスパネルの外側端縁をスポット溶接させるため、上記内向きフランジの幅寸法を大きくさせる必要があったが、これに比べて、上記サイドアウタパネル9の内向きフランジ13の幅寸法はより小さくさせることができて、その分、上記内向きフランジ13の上記車輪4側への突出寸法を小さくさせることができる。
【0032】
よって、自動車1の走行時などでサスペンションの働きにより、上下方向で車体2のホイールハウスパネル11に向かって車輪4が接近移動する際(図1,3中一点鎖線)、この車輪4の外側部が上記各内向きフランジ13の突出端部に接触するということが回避される。このため、上記左右車輪4,4間の寸法(トレッド幅)や車輪4の幅寸法を大きくさせることができるなど、車体2と車輪4との関連構成の設計の自由度の向上が達成される。
【0033】
また、上記内向きフランジ13の幅寸法を小さくできる分、車体2の重量の軽量化も達成される。
【0034】
また、上記サイドアウタパネル9の下端縁9aとホイールハウスパネル11の外側端縁11aとの結合は接着剤26によるものであり、作業の煩雑なヘム加工によるものではないため、上記したように、設計の自由度の向上という効果を得るようにした場合でも、車輪4周りの車体2の成形は容易にできる。
【0035】
また、図1で示すように、ホイールハウスパネル11の外側端縁11aは、その断面視で、ほぼ鉛直方向かつ下方に向って延出する自由端縁とされている。
【0036】
このため、上記ホイールハウスパネル11の外側端縁11aの車体2の幅方向における寸法をより小さくできる分、上記サイドアウタパネル9の内向きフランジ13の幅寸法もより小さくできる。
【0037】
よって、前記した設計の自由度の向上という効果がより確実に得られる。
【0038】
また、上記したようにホイールハウスパネル11の外側端縁11aの車体2の幅方向における寸法をより小さくできる分、上記サイドアウタパネル9の内向きフランジ13の突出端縁の上方に余剰空間を設けることができる。
【0039】
よって、上記したようにホイールハウスパネル11をその下方から覆うフェンダライナ28を設ける場合には、このフェンダライナ28の外側端縁29を上記余剰空間に位置させることができると共に、上記サイドアウタパネル9の内向きフランジ13の突出端縁に支持させることができ、即ち、上記ホイールハウスパネル11に対するフェンダライナ28の支持が、上記内向きフランジ13の利用により簡単な構成で達成される。
【0040】
なお、以上は図示の例によるが、上記車体2の構造を、前車輪3周りの構造に適用してもよい。
【0041】
(第2の実施の形態)
【0042】
図5は、第2の実施の形態を示している。
【0043】
これによれば、上記ホイールハウスパネル11の外側端縁11aには、車体2の内側方に向って突出し上記内向きフランジ13とほぼ平行に延びる他の内向きフランジ32が一体成形されている。
【0044】
このため、上記ホイールハウスパネル11の外側端縁11aの剛性が上記他の内向きフランジ32によって向上させられ、また、上記サイドアウタパネル9の下端縁9aとホイールハウスパネル11の外側端縁11aとのスリット25を挟んでの互いの対向面の面積が大きくなる。
【0045】
よって、上記サイドアウタパネル9の下端縁9aとホイールハウスパネル11の外側端縁11aとの接着剤26による結合がより強固になされる。
【0046】
他の構成や作用は前記第1の実施の形態と同様であるため、図面に共通の符号を付してその重複した説明を省略する。
【0047】
【発明の効果】
本発明による効果は、次の如くである。
【0048】
請求項1の発明は、車体の前後方向で、車輪と同位置に位置する上記車体のサイドアウタパネルの部分における下部と、このサイドアウタパネルの部分における下部の車体の内側方に位置して上記車輪をその上方から覆うホイールハウスパネルとを備え、上記サイドアウタパネルの部分の下端縁を上記車体の内側方に向うよう屈曲させて内向きフランジを形成し、この内向きフランジの上方近傍に上記ホイールハウスパネルの車体の外側方側の外側端縁を位置させた自動車車体の車輪周り構造において、
【0049】
上記サイドアウタパネルとホイールハウスパネルとをそれぞれ板金製とし、このホイールハウスパネルの外側端縁の前、後部のうちの少なくともいずれか一方と、上記サイドアウタパネルの下端縁とを溶接により互いに結合し、上記内向きフランジを含む上記サイドアウタパネルの部分の下端縁と、上記ホイールハウスパネルの外側端縁との間にスリットを形成し、このスリットに充填されて上記サイドアウタパネルの部分の下端縁と上記ホイールハウスパネルの外側端縁とを互いに結合させる接着剤を設けてある。
【0050】
このため、上記サイドアウタパネルの下端縁とホイールハウスパネルの外側端縁とは接着剤によって結合させられることから、従来では、上記サイドアウタパネルの内向きフランジに上記ホイールハウスパネルの外側端縁をスポット溶接させるため、上記内向きフランジの幅寸法を大きくさせる必要があったが、これに比べて、上記サイドアウタパネルの内向きフランジの幅寸法はより小さくさせることができて、その分、上記内向きフランジの上記車輪側への突出寸法を小さくさせることができる。
【0051】
よって、自動車の走行時などでサスペンションの働きにより、上下方向で車体のホイールハウスパネルに向かって車輪が接近移動する際、この車輪の外側部が上記各内向きフランジの突出端部に接触するということが回避される。このため、上記左右車輪間の寸法(トレッド幅)や車輪の幅寸法を大きくさせることができるなど、車体と車輪との関連構成の設計の自由度の向上が達成される。
【0052】
また、上記内向きフランジの幅寸法を小さくできる分、車体の重量の軽量化も達成される。
【0053】
また、上記サイドアウタパネルの下端縁とホイールハウスパネルの外側端縁との結合は接着剤によるものであり、作業の煩雑なヘム加工によるものではないため、上記したように、設計の自由度の向上という効果を得るようにした場合でも、車輪周りの車体の成形は容易にできる。
【0054】
また、上記ホイールハウスパネルの外側端縁を、その断面視で、下方に向って延出する自由端縁とし、上記ホイールハウスパネルをその下方から覆うフェンダライナを設け、上記断面視で、このフェンダライナの車体の外側方側の外側端縁を上記ホイールハウスパネルの外側端縁に近接配置すると共に、上記内向きフランジの上方に位置させてある。
【0055】
このため、上記ホイールハウスパネルの外側端縁の車体の幅方向における寸法をより小さくできる分、上記サイドアウタパネルの内向きフランジの幅寸法もより小さくできる。
【0056】
よって、前記請求項1で示した設計の自由度の向上という効果がより確実に得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1の実施の形態で、図3の1‐1線矢視断面図である。
【図2】 第1の実施の形態で、自動車の全体側面図である。
【図3】 第1の実施の形態で、図2の部分拡大図である。
【図4】 第1の実施の形態で、図3の4‐4線矢視断面図である。
【図5】 第2の実施の形態で、図1に相当する図である。
【符号の説明】
1 自動車
2 車体
4 車輪
6 車室
8 側壁
9 サイドアウタパネル
9a 下端縁
10 サイドインナパネル
11 ホイールハウスパネル
11a 外側端縁
13 内向きフランジ
16 ホイールハウスアウタパネル
17 ホイールハウスインナパネル
23 部分
25 スリット
26 接着剤
28 フェンダライナ
29 外側端縁
32 内向きフランジ
Claims (1)
- 車体の前後方向で、車輪と同位置に位置する上記車体のサイドアウタパネルの部分における下部と、このサイドアウタパネルの部分における下部の車体の内側方に位置して上記車輪をその上方から覆うホイールハウスパネルとを備え、上記サイドアウタパネルの部分の下端縁を上記車体の内側方に向うよう屈曲させて内向きフランジを形成し、この内向きフランジの上方近傍に上記ホイールハウスパネルの車体の外側方側の外側端縁を位置させた自動車車体の車輪周り構造において、
上記サイドアウタパネルとホイールハウスパネルとをそれぞれ板金製とし、このホイールハウスパネルの外側端縁の前、後部のうちの少なくともいずれか一方と、上記サイドアウタパネルの下端縁とを溶接により互いに結合し、上記内向きフランジを含む上記サイドアウタパネルの部分の下端縁と、上記ホイールハウスパネルの外側端縁との間にスリットを形成し、このスリットに充填されて上記サイドアウタパネルの部分の下端縁と上記ホイールハウスパネルの外側端縁とを互いに結合させる接着剤を設け、
上記ホイールハウスパネルの外側端縁を、その断面視で、下方に向って延出する自由端縁とし、上記ホイールハウスパネルをその下方から覆うフェンダライナを設け、上記断面視で、このフェンダライナの車体の外側方側の外側端縁を上記ホイールハウスパネルの外側端縁に近接配置すると共に、上記内向きフランジの上方に位置させた自動車車体の車輪周り構造。
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