JP2002104245A - 自動車車体の車輪周り構造 - Google Patents

自動車車体の車輪周り構造

Info

Publication number
JP2002104245A
JP2002104245A JP2000296788A JP2000296788A JP2002104245A JP 2002104245 A JP2002104245 A JP 2002104245A JP 2000296788 A JP2000296788 A JP 2000296788A JP 2000296788 A JP2000296788 A JP 2000296788A JP 2002104245 A JP2002104245 A JP 2002104245A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
panel
wheel
vehicle body
wheel house
edge
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000296788A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3827061B2 (ja
Inventor
Yasuhiro Tsuchikura
康弘 土倉
Kazuhisa Shima
和久 島
Masatoshi Shimizu
正俊 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daihatsu Motor Co Ltd
Original Assignee
Daihatsu Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daihatsu Motor Co Ltd filed Critical Daihatsu Motor Co Ltd
Priority to JP2000296788A priority Critical patent/JP3827061B2/ja
Publication of JP2002104245A publication Critical patent/JP2002104245A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3827061B2 publication Critical patent/JP3827061B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 車体と車輪との関連構成の設計の自由度を向
上させるようにし、かつ、このようにした場合でも、車
輪周りの車体の成形が容易にできるようにする。 【解決手段】 車体2の前後方向で、車輪4と同位置に
位置するサイドアウタパネル9の部分23の下端縁9a
を上記車体2の内側方に向うよう屈曲させて内向きフラ
ンジ13を形成し、この内向きフランジ13の上方近傍
にホイールハウスパネル11の車体2の外側方側の外側
端縁11aを位置させる。上記内向きフランジ13を含
む上記サイドアウタパネル9の部分23の下端縁9a
と、上記ホイールハウスパネル11の外側端縁11aと
の間にスリット25を形成する。このスリット25に充
填されて上記サイドアウタパネル9の部分23の下端縁
9aと上記ホイールハウスパネル11の外側端縁11a
とを互いに結合させる接着剤26を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、自動車車体の車輪
周り構造に関し、より詳しくは、車体のサイドアウタパ
ネルの下端縁と、ホイールハウスを構成するホイールハ
ウスパネルの外側端縁との互いの結合部構造に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】上記自動車車体の車輪周り構造には、従
来、特開平11−192973号公報の特に図3で示さ
れるものがある。
【0003】上記公報のものによれば、車体は、この車
体の前後方向で、車輪と同位置に位置する上記車体のサ
イドアウタパネルの部分における下部と、このサイドア
ウタパネルの部分における下部の車体の内側方に位置し
て上記車輪をその上方から覆うホイールハウスパネルと
を備えている。
【0004】上記サイドアウタパネルの部分の下端縁
と、上記ホイールハウスパネルの車体外側方の外側端縁
とは、それぞれ車体内側方に屈曲させられて内向きフラ
ンジが形成されている。そして、これら両内向きフラン
ジが互いに重ね合わされ、溶接ガンによりスポット溶接
されることにより、上記サイドアウタパネルとホイール
ハウスパネルとが互いに結合させられている。
【0005】上記の場合、両内向きフランジのスポット
溶接を可能にさせるため、車体の幅方向における上記各
内向きフランジの幅寸法がある程度大きくされており、
その分、車体の幅方向で、上記各内向きフランジの上記
車輪側への突出寸法が大きくされている。
【0006】ところで、自動車の走行時などには、サス
ペンションの働きにより、上下方向で車体に向って車輪
が接近移動する。このため、この車輪の接近移動時に、
この車輪の外側部が上記した突出寸法の大きい各内向き
フランジの突出端部に接触しないよう、左右車輪間の寸
法(トレッド幅)や車輪の幅寸法が小さくさせられてい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記したよう
に、左右車輪間の寸法や車輪の幅寸法を小さくさせるこ
とが強いられると、これは、車体と車輪との関連構成の
設計の自由度を低下させる原因となって、好ましくな
い。
【0008】そこで、上記サイドアウタパネルの部分の
下端縁を上方に向い折り返してこのサイドアウタパネル
の部分の下端縁に上記ホイールハウスパネルの外側端縁
を挟み付けるよう上記サイドアウタパネルの部分の下端
縁をヘム加工し、もって、上記サイドアウタパネルの部
分の下端縁と上記ホイールハウスパネルの外側縁部との
結合部が車体の内側方に大きく突出しないようにするこ
とが考えられる。
【0009】しかし、上記したヘム加工をするには大型
設備が必要であって、上記サイドアウタパネルとホイー
ルハウスパネルとを結合させる作業が煩雑となり、つま
り、車輪周りの車体の成形が煩雑になる。
【0010】本発明は、上記のような事情に注目してな
されたもので、車体と車輪との関連構成の設計の自由度
を向上させるようにし、かつ、このようにした場合で
も、車輪周りの車体の成形が容易にできるようにするこ
とを課題とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の自動車車体の車輪周り構造は、次の如くであ
る。
【0012】請求項1の発明は、全図に例示するよう
に、車体2の前後方向で、車輪4と同位置に位置する上
記車体2のサイドアウタパネル9の部分23における下
部と、このサイドアウタパネル9の部分23における下
部の車体2の内側方に位置して上記車輪4をその上方か
ら覆うホイールハウスパネル11とを備え、上記サイド
アウタパネル9の部分23の下端縁9aを上記車体2の
内側方に向うよう屈曲させて内向きフランジ13を形成
し、この内向きフランジ13の上方近傍に上記ホイール
ハウスパネル11の車体2の外側方側の外側端縁11a
を位置させた自動車車体の車輪周り構造において、
【0013】上記内向きフランジ13を含む上記サイド
アウタパネル9の部分23の下端縁9aと、上記ホイー
ルハウスパネル11の外側端縁11aとの間にスリット
25を形成し、このスリット25に充填されて上記サイ
ドアウタパネル9の部分23の下端縁9aと上記ホイー
ルハウスパネル11の外側端縁11aとを互いに結合さ
せる接着剤26を設けたものである。
【0014】請求項2の発明は、図1〜4に例示するよ
うに、請求項1の発明に加えて、上記ホイールハウスパ
ネル11の外側端縁11aを、その断面視(図1)で、
下方に向って延出する自由端縁としたものである。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
により説明する。
【0016】(第1の実施の形態)
【0017】図1〜4は、第1の実施の形態を示してい
る。
【0018】図中符号1は自動車で、矢印Frはこの自
動車1の前方を示している。
【0019】上記自動車1の車体2は板金製で、この車
体2の下部には、それぞれ左右一対の前車輪3と後車輪
4とが不図示のサスペンションにより、上下移動自在に
懸架され、上記各車輪3,4は、それぞれ車体2の前後
部の各側部の下方に配置されている。上記各サスペンシ
ョンと各車輪3,4により、上記車体2が走行路面5上
に支持され、上記車体2の内部が車室6とされている。
【0020】上記車体2の左右各側壁8は、それぞれこ
の側壁8の車体2の外部側を構成してほぼ鉛直方向に延
びるサイドアウタパネル9と、このサイドアウタパネル
9よりも車室6側に位置して上記サイドアウタパネル9
に少し離れて対面し上記側壁8の車室6側を構成してほ
ぼ鉛直方向に延びるサイドインナパネル10と、上記後
車輪4をその上方から覆いこの車輪4の外周面に沿って
長く延びる車体2の側面視で円弧形状のホイールハウス
パネル11とを備えている。
【0021】上記車体2の前後方向で、上記ホイールハ
ウスパネル11に対応する上記サイドアウタパネル9の
下端部には、車体2の側面視で上記ホイールハウスパネ
ル11に沿って延びる円弧形状の切り欠き12が形成さ
れている。上記車体2の前後方向で、上記切り欠き12
に対応する上記サイドアウタパネル9の下端縁9aは、
上記切り欠き12の縁部に相当し、上記サイドアウタパ
ネル9の下端縁9aは、その下部側が車体2の内側方に
屈曲させられて内向きフランジ13が形成されている。
【0022】上記の場合、サイドアウタパネル9は、こ
れを主構成するサイドアウタパネル本体14と、このサ
イドアウタパネル本体14の下端縁から車体2の内側方
に向ってほぼ水平に一体的に延出する上記内向きフラン
ジ13とを備え、この内向きフランジ13は上記サイド
アウタパネル9の下端縁9aの長手方向の各部幅寸法が
互いにほぼ同じとされている。また、上記内向きフラン
ジ13と上記サイドアウタパネル本体14の下端縁によ
って上記サイドアウタパネル9の下端縁9aが構成さ
れ、このサイドアウタパネル9の下端縁9aの剛性が上
記内向きフランジ13によって向上させられている。
【0023】上記ホイールハウスパネル11は、その横
断面視(図1,4)で、上方に向って凸形状の円弧形状
とされ、このホイールハウスパネル11における車体2
の外部側を構成するホイールハウスアウタパネル16
と、上記ホイールハウスパネル11における車室6側を
構成するホイールハウスインナパネル17とを備えてい
る。
【0024】上記ホイールハウスパネル11は次のよう
にして、上記側壁8に対し強固に結合させられている。
【0025】即ち、上記ホイールハウスパネル11のホ
イールハウスアウタパネル16における車体2の外側方
側の外側端縁11aの前、後部と、上記サイドアウタパ
ネル9の下端縁9aの前、後部とが互いに接合させられ
てそれぞれスポット溶接S1,S2により互いに強固に
結合させられている。また、上記ホイールハウスアウタ
パネル16における車体2の内側方側の内側端縁は、上
記サイドインナパネル10の下端縁に一体的に結合させ
られている。
【0026】上記ホイールハウスインナパネル17にお
ける車体2の外側方側の外側端縁は、上記サイドインナ
パネル10の下端縁にスポット溶接S3により結合させ
られている。更に、上記サイドインナパネル10と上記
ホイールハウスアウタパネル16とに跨るように補強パ
ネル20がスポット溶接S4,S5により結合させられ
ている。
【0027】上記車体2の前後方向で、上記後車輪4の
上下移動軌跡と同位置に位置する上記サイドアウタパネ
ル9の部分23の少なくとも一部分に対応する上記内向
きフランジ13の部分の上方近傍に、上記ホイールハウ
スパネル11の外側端縁11aが位置させられている。
【0028】上記サイドアウタパネル9の部分23にお
けるこのサイドアウタパネル9の下端縁9aと、上記ホ
イールハウスパネル11の外側端縁11aとの間にはス
リット25が形成され、このスリット25に充填されて
上記サイドアウタパネル9の下端縁9aとホイールハウ
スパネル11の外側端縁11aとを互いに接着により結
合させる接着剤26が設けられている。
【0029】上記ホイールハウスパネル11をその下方
から覆う樹脂製のフェンダライナ28が設けられ、この
フェンダライナ28の車体2の外側方側の外側端縁29
は、上記内向きフランジ13の突出端縁の上面に載置さ
れ、この状態で上記ホイールハウスパネル11に支持さ
れている。
【0030】上記構成によれば、内向きフランジ13を
含む上記サイドアウタパネル9の部分23の下端縁9a
と、上記ホイールハウスパネル11の外側端縁11aと
の間にスリット25を形成し、このスリット25に充填
されて上記サイドアウタパネル9の部分23の下端縁9
aと上記ホイールハウスパネル11の外側端縁11aと
を互いに結合させる接着剤26を設けてある。
【0031】このため、上記サイドアウタパネル9の下
端縁9aとホイールハウスパネル11の外側端縁11a
とは接着剤26によって結合させられることから、従来
では、上記サイドアウタパネルの内向きフランジに上記
ホイールハウスパネルの外側端縁をスポット溶接させる
ため、上記内向きフランジの幅寸法を大きくさせる必要
があったが、これに比べて、上記サイドアウタパネル9
の内向きフランジ13の幅寸法はより小さくさせること
ができて、その分、上記内向きフランジ13の上記車輪
4側への突出寸法を小さくさせることができる。
【0032】よって、自動車1の走行時などでサスペン
ションの働きにより、上下方向で車体2のホイールハウ
スパネル11に向かって車輪4が接近移動する際(図
1,3中一点鎖線)、この車輪4の外側部が上記各内向
きフランジ13の突出端部に接触するということが回避
される。このため、上記左右車輪4,4間の寸法(トレ
ッド幅)や車輪4の幅寸法を大きくさせることができる
など、車体2と車輪4との関連構成の設計の自由度の向
上が達成される。
【0033】また、上記内向きフランジ13の幅寸法を
小さくできる分、車体2の重量の軽量化も達成される。
【0034】また、上記サイドアウタパネル9の下端縁
9aとホイールハウスパネル11の外側端縁11aとの
結合は接着剤26によるものであり、作業の煩雑なヘム
加工によるものではないため、上記したように、設計の
自由度の向上という効果を得るようにした場合でも、車
輪4周りの車体2の成形は容易にできる。
【0035】また、図1で示すように、ホイールハウス
パネル11の外側端縁11aは、その断面視で、ほぼ鉛
直方向かつ下方に向って延出する自由端縁とされてい
る。
【0036】このため、上記ホイールハウスパネル11
の外側端縁11aの車体2の幅方向における寸法をより
小さくできる分、上記サイドアウタパネル9の内向きフ
ランジ13の幅寸法もより小さくできる。
【0037】よって、前記した設計の自由度の向上とい
う効果がより確実に得られる。
【0038】また、上記したようにホイールハウスパネ
ル11の外側端縁11aの車体2の幅方向における寸法
をより小さくできる分、上記サイドアウタパネル9の内
向きフランジ13の突出端縁の上方に余剰空間を設ける
ことができる。
【0039】よって、上記したようにホイールハウスパ
ネル11をその下方から覆うフェンダライナ28を設け
る場合には、このフェンダライナ28の外側端縁29を
上記余剰空間に位置させることができると共に、上記サ
イドアウタパネル9の内向きフランジ13の突出端縁に
支持させることができ、即ち、上記ホイールハウスパネ
ル11に対するフェンダライナ28の支持が、上記内向
きフランジ13の利用により簡単な構成で達成される。
【0040】なお、以上は図示の例によるが、上記車体
2の構造を、前車輪3周りの構造に適用してもよい。
【0041】(第2の実施の形態)
【0042】図5は、第2の実施の形態を示している。
【0043】これによれば、上記ホイールハウスパネル
11の外側端縁11aには、車体2の内側方に向って突
出し上記内向きフランジ13とほぼ平行に延びる他の内
向きフランジ32が一体成形されている。
【0044】このため、上記ホイールハウスパネル11
の外側端縁11aの剛性が上記他の内向きフランジ32
によって向上させられ、また、上記サイドアウタパネル
9の下端縁9aとホイールハウスパネル11の外側端縁
11aとのスリット25を挟んでの互いの対向面の面積
が大きくなる。
【0045】よって、上記サイドアウタパネル9の下端
縁9aとホイールハウスパネル11の外側端縁11aと
の接着剤26による結合がより強固になされる。
【0046】他の構成や作用は前記第1の実施の形態と
同様であるため、図面に共通の符号を付してその重複し
た説明を省略する。
【0047】
【発明の効果】本発明による効果は、次の如くである。
【0048】請求項1の発明は、車体の前後方向で、車
輪と同位置に位置する上記車体のサイドアウタパネルの
部分における下部と、このサイドアウタパネルの部分に
おける下部の車体の内側方に位置して上記車輪をその上
方から覆うホイールハウスパネルとを備え、上記サイド
アウタパネルの部分の下端縁を上記車体の内側方に向う
よう屈曲させて内向きフランジを形成し、この内向きフ
ランジの上方近傍に上記ホイールハウスパネルの車体の
外側方側の外側端縁を位置させた自動車車体の車輪周り
構造において、
【0049】上記内向きフランジを含む上記サイドアウ
タパネルの部分の下端縁と、上記ホイールハウスパネル
の外側端縁との間にスリットを形成し、このスリットに
充填されて上記サイドアウタパネルの部分の下端縁と上
記ホイールハウスパネルの外側端縁とを互いに結合させ
る接着剤を設けてある。
【0050】このため、上記サイドアウタパネルの下端
縁とホイールハウスパネルの外側端縁とは接着剤によっ
て結合させられることから、従来では、上記サイドアウ
タパネルの内向きフランジに上記ホイールハウスパネル
の外側端縁をスポット溶接させるため、上記内向きフラ
ンジの幅寸法を大きくさせる必要があったが、これに比
べて、上記サイドアウタパネルの内向きフランジの幅寸
法はより小さくさせることができて、その分、上記内向
きフランジの上記車輪側への突出寸法を小さくさせるこ
とができる。
【0051】よって、自動車の走行時などでサスペンシ
ョンの働きにより、上下方向で車体のホイールハウスパ
ネルに向かって車輪が接近移動する際、この車輪の外側
部が上記各内向きフランジの突出端部に接触するという
ことが回避される。このため、上記左右車輪間の寸法
(トレッド幅)や車輪の幅寸法を大きくさせることがで
きるなど、車体と車輪との関連構成の設計の自由度の向
上が達成される。
【0052】また、上記内向きフランジの幅寸法を小さ
くできる分、車体の重量の軽量化も達成される。
【0053】また、上記サイドアウタパネルの下端縁と
ホイールハウスパネルの外側端縁との結合は接着剤によ
るものであり、作業の煩雑なヘム加工によるものではな
いため、上記したように、設計の自由度の向上という効
果を得るようにした場合でも、車輪周りの車体の成形は
容易にできる。
【0054】請求項2の発明は、上記ホイールハウスパ
ネルの外側端縁を、その断面視で、下方に向って延出す
る自由端縁としてある。
【0055】このため、上記ホイールハウスパネルの外
側端縁の車体の幅方向における寸法をより小さくできる
分、上記サイドアウタパネルの内向きフランジの幅寸法
もより小さくできる。
【0056】よって、前記請求項1で示した設計の自由
度の向上という効果がより確実に得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態で、図3の1‐1線矢視断面
図である。
【図2】第1の実施の形態で、自動車の全体側面図であ
る。
【図3】第1の実施の形態で、図2の部分拡大図であ
る。
【図4】第1の実施の形態で、図3の4‐4線矢視断面
図である。
【図5】第2の実施の形態で、図1に相当する図であ
る。
【符号の説明】
1 自動車 2 車体 4 車輪 6 車室 8 側壁 9 サイドアウタパネル 9a 下端縁 10 サイドインナパネル 11 ホイールハウスパネル 11a 外側端縁 13 内向きフランジ 16 ホイールハウスアウタパネル 17 ホイールハウスインナパネル 23 部分 25 スリット 26 接着剤 28 フェンダライナ 29 外側端縁 32 内向きフランジ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 清水 正俊 大阪府池田市桃園2丁目1番1号 ダイハ ツ工業株式会社内 Fターム(参考) 3D003 AA00 AA04 AA11 BB02 CA36 CA37 CA54 CA58 DA01

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体の前後方向で、車輪と同位置に位置
    する上記車体のサイドアウタパネルの部分における下部
    と、このサイドアウタパネルの部分における下部の車体
    の内側方に位置して上記車輪をその上方から覆うホイー
    ルハウスパネルとを備え、上記サイドアウタパネルの部
    分の下端縁を上記車体の内側方に向うよう屈曲させて内
    向きフランジを形成し、この内向きフランジの上方近傍
    に上記ホイールハウスパネルの車体の外側方側の外側端
    縁を位置させた自動車車体の車輪周り構造において、 上記内向きフランジを含む上記サイドアウタパネルの部
    分の下端縁と、上記ホイールハウスパネルの外側端縁と
    の間にスリットを形成し、このスリットに充填されて上
    記サイドアウタパネルの部分の下端縁と上記ホイールハ
    ウスパネルの外側端縁とを互いに結合させる接着剤を設
    けた自動車車体の車輪周り構造。
  2. 【請求項2】 上記ホイールハウスパネルの外側端縁
    を、その断面視で、下方に向って延出する自由端縁とし
    た請求項1に記載の自動車車体の車輪周り構造。
JP2000296788A 2000-09-28 2000-09-28 自動車車体の車輪周り構造 Expired - Fee Related JP3827061B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000296788A JP3827061B2 (ja) 2000-09-28 2000-09-28 自動車車体の車輪周り構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000296788A JP3827061B2 (ja) 2000-09-28 2000-09-28 自動車車体の車輪周り構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002104245A true JP2002104245A (ja) 2002-04-10
JP3827061B2 JP3827061B2 (ja) 2006-09-27

Family

ID=18779002

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000296788A Expired - Fee Related JP3827061B2 (ja) 2000-09-28 2000-09-28 自動車車体の車輪周り構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3827061B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103085894A (zh) * 2013-01-14 2013-05-08 奇瑞汽车股份有限公司 车身侧围外板和后轮罩密封结构
CN113226897A (zh) * 2019-02-28 2021-08-06 本田技研工业株式会社 车身侧部结构

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7292605B2 (ja) * 2019-04-04 2023-06-19 マツダ株式会社 車両の側部車体構造

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103085894A (zh) * 2013-01-14 2013-05-08 奇瑞汽车股份有限公司 车身侧围外板和后轮罩密封结构
CN113226897A (zh) * 2019-02-28 2021-08-06 本田技研工业株式会社 车身侧部结构

Also Published As

Publication number Publication date
JP3827061B2 (ja) 2006-09-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4730779B2 (ja) 自動車の車体後部構造
JPH0642542U (ja) 自動車の上部車体構造
JP2002321658A (ja) 自動車の側面衝突に対して強化されたフロアパネル組立体
JPH0976937A (ja) 車体骨格部材の結合部構造
JP3428347B2 (ja) 自動車の後部車体構造
WO2011162089A1 (ja) 車体前部構造
JPH05208688A (ja) 自動車のキャブサイド構造
JP2001122153A (ja) 低床バスのシャシフレーム
JP3739976B2 (ja) 自動車の車体構造
JP2002104245A (ja) 自動車車体の車輪周り構造
JP3321110B2 (ja) 自動車の車体フレームの補強構造
JP3321065B2 (ja) 自動車の車体フレーム補強構造
JP3537669B2 (ja) 自動車の車体下側部補強構造
JPH0622594Y2 (ja) 自動車のエンジンマウント取付け体構造
JP2001233243A (ja) 車両のルーフ構造
JPH02293276A (ja) 自動車の前部車体構造
JP4193373B2 (ja) 中空構造体
JP3271920B2 (ja) 自動車の車体側部構造
JP2009143335A (ja) カウルサイド部の接合構造
JP6838418B2 (ja) 車体ルーフ構造
JP2000255447A (ja) 自動車のフロントフレーム構造
JP2589552Y2 (ja) 車体の前部構造
WO2024004009A1 (ja) 車両側部構造
JP3857055B2 (ja) 自動車のサイドアウタパネルの分割部結合構造
JPH05294257A (ja) 自動車の前部車体構造

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060217

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060227

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060421

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060628

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060628

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110714

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110714

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130714

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees