JP2000255447A - 自動車のフロントフレーム構造 - Google Patents

自動車のフロントフレーム構造

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JP2000255447A
JP2000255447A JP11061383A JP6138399A JP2000255447A JP 2000255447 A JP2000255447 A JP 2000255447A JP 11061383 A JP11061383 A JP 11061383A JP 6138399 A JP6138399 A JP 6138399A JP 2000255447 A JP2000255447 A JP 2000255447A
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front frame
connecting portion
frame
vehicle body
frame structure
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Yuichi Kuroda
裕一 黒田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】要求フレーム特性に応じた変更が容易で、汎用
性に優れると共に製造コストの低減が得られる自動車の
フロントフレーム構造を提供する 【解決手段】左右のフェンダ2内面に沿って延設されて
後部がトーボード乃至車体フロアに接合されたフロント
フレーム10を、前端に第1連結部15が形成された後
部フロントフレーム11と、上記第1連結部15に重合
可能な第2連結部25が後端に形成された前部フロント
フレーム21とに分割し、第1連結部15と第2連結部
25との重合部にエンジンを支持するエンジンマウント
取付部30を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のフロント
フレーム構造に関し、特に前部フロントフレームと後部
フロントフレームに分割されたフロントフレームを有す
る自動車のフロントフレーム構造に関する。
【0002】
【従来の技術】車体前部には、例えば特開昭54−53
417号公報に示されるように、両フェンダの内側に沿
って車体前端近傍から車室フロア下面に亘って連続する
フロントフレームが車体前後方向に沿った中心線と平行
に配設され、このフロントフレームはトーボードの下方
において分割された前部フロントフレームと後部フロン
トフレームが溶接結合されて構成されている。
【0003】また、フロントフレームは、図7に概略を
示すようにフェンダ側、即ち車体外方が開放されて車体
前後方向に延在する断面略コ字状の前部フロントフレー
ム101の後端部101aと、車体フロア(図示せず)
の下面に沿って車体前後方向に延在する上方が開放され
た断面略コ時状の後部フロントフレーム102の前端部
102aをトーボード(図示せず)の前方で重合し、該
重合された前部フロントフレーム101の後端部101
aと後部フロントフレーム102の前端部102aを溶
接結合することによって形成されている。
【0004】このように形成された左右のフロントフレ
ーム100間には、エンジンを搭載するためのエンジン
マウントクロスメンバ(図示せず)が架設され、エンジ
ンマウントクロスメンバの端部が結合される前部フロン
トフレーム102の対応する部分は、断面略コ字形のリ
インフォース103によって補強されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記フロントフレーム
は、前部フロントフレームの略中央部にエンジンマウン
トクロスメンバが結合されることから、例えば衝突等に
よって所定値以上の衝撃荷重が作用した際のエンジンの
挙動に影響され、エンジンマウント取付部の前側と後側
において異なるフレーム特性が要求される。
【0006】しかし、エンジンマウント取付部の前側と
後側とでフレーム特性を要求特性に応じて変えることは
困難である。また要求強度に応じてフロントフレームの
板厚、形状を変更することは容易でなく、要求フレーム
特性の異なる車種間でのフロントフレームの共用化が困
難であり、かつエンジンマウント取付部にリインフォー
スを設けることから部品点数が増加して製造コストが増
大を招いている。
【0007】従って、かかる点に鑑みなされた本発明の
目的は、要求フレーム特性に応じた変更が容易で、汎用
性に優れると共に製造コストの低減が得られる自動車の
フロントフレーム構造を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する請求
項1に記載の自動車のフロントフレーム構造の発明は、
左右のフェンダ内面に各々沿って延設されて後部がトー
ボード乃至車体フロアに接合された一対のフロントフレ
ームを有する自動車のフロントフレーム構造において、
上記フロントフレームは、前端に第1連結部が形成され
た後部フロントフレームと、上記第1連結部に重合可能
な第2連結部が後端に連結部前部フロントフレームに分
割され、上記第1連結部と第2連結部との重合部にエン
ジンを支持するエンジンマウント取付部を形成したこと
を特徴とする。
【0009】請求項1の発明によると、フロントフレー
ムを後部フロントフレームと前部フロントフレームに分
割し、後部フロントフレームの前端に形成した第1連結
部と、前部フロントフレームの後端に形成された第2連
結部との重合部にエンジンマウント取付部を形成するこ
とから、エンジンマウント取付部が第1連結部と第2連
結部が重合して形成されて強度が充分に確保され、該部
の強度向上を図るためのリインフォースを別途設ける必
要がなくなり部品点数の削減が得られる。
【0010】また、後部フロントフレーム及び前部フロ
ントフレームの板厚及び材質を各要求フレーム特性に応
じて変えることが可能にになり、安全性能の向上が確保
されると共に、前部フロントフレームを要求に応じて変
えることによって、車体全長の異なる車種や、フロント
フレーム前部の断面特性を変えることが可能になり、フ
レーム特性が容易に変更でき、設計の自由度が増大が得
られ、かつ後部フロントフレームの汎用性が得られ製造
コストの削減が得られる。
【0011】請求項2に記載の発明は、請求項1の自動
車のフロントフレーム構造において、エンジンが上記左
右のフロントフレームに各々形成された上記エンジンマ
ウント取付部間に架設されたエンジンマウントクロスメ
ンバに取付支持されたことを特徴とする。
【0012】請求項2の発明によると、エンジンを支持
するエンジンマウントクロスメンバをエンジンマウント
取付部間に架設することによって、請求項1の発明を容
易に構成することができる。
【0013】請求項3に記載の発明は、請求項1の自動
車のフレーム構造において、上記後部フロントフレーム
は、上面、側面及び下面を備えた車体外方が開放された
車体前後方向に延在する断面略コ字状であって、前端に
上記上面、側面及び下面に各々連続形成された上面部、
側面部及び下面部を備えた上記第1連結部が形成され、
上記前部フロントフレームは、上面、側面及び下面を備
えた車体外方が開放された車体前後方向に延在する断面
略コ字状であって、後端に上記上面、側面及び下面に各
々連続形成された上面部、側面部及び下面部を備えると
共に、上記第1連結部に重合可能な上記第2連結部が形
成され、上記第1連結部及び第2連結部の重合された各
上面部及び各下面部に穿設された挿通孔に挿入された締
結具によって後部フロントフレームと前部フロントフレ
ームが連結されたことを特徴とする。
【0014】請求項3の発明は、請求項1に記載の発明
をより具体的構成にしたものであって、請求項1の発明
を効率的に実施することができる。
【0015】請求項4に記載の発明は、請求項3の自動
車のフレーム構造において、上記締結具によってエンジ
ンを支持するエンジンマウントクロスメンバが左右のフ
ロントフレーム間に架設されたことを特徴とする。
【0016】請求項4の発明によると、エンジンを支持
するエンジンマウントクロスメンバを締結具によって第
1連結部及び第2連結部と共に締結することによって構
成の簡素化が得られる。
【0017】請求項5に記載の発明は、請求項3または
4の自動車のフレーム構造において、上記後部フロント
フレームの第1連結部の上面部及び下面部に穿設された
挿通孔は、車体前後方向に沿った長径であることを特徴
とする。
【0018】請求項5の発明によると、第1連結部の上
面部及び下面部に穿設された挿通孔を車体前後方向に沿
った長径に形成することによって、フロントフレームの
長さが調整でき、エンジンマウントクロスメンバの取付
位置を要求により車体前後方向に移動することも可能に
なり、エンジン搭載位置の異なる車種間においても後部
フロントフレームの共用化が得られる。
【0019】請求項6に記載の発明は、請求項3〜5の
自動車のフレーム構造において、上記断面略コ字状の後
部フロントフレーム及び前部フロントフレームは、クロ
ージングプレートによって閉鎖された車体前後方向に延
在する閉断面形状に構成されたことを特徴とする。
【0020】請求項6の発明によると、断面略コ字形の
後部フロントフレーム及び前部フロントフレームがクロ
ージングプレートによって拘束されたフロントフレーム
の剛性向上が得られる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明による自動車のフロ
ントフレーム構造の実施の形態を図によって説明する。
【0022】図1は、フロントフレーム10の概要を示
す車体前部の斜視図であり、フロントフレーム10は車
体1のエンジン房内に左右のフェンダ2の内面に各々沿
って車体前後方向に延在して対向配設されている。
【0023】フロントフレーム10は、図2に要部斜視
図を示し、図3に要部分解斜視図を示すようにエンジン
マウントクロスメンバ35の取付部において、後部フロ
ントフレーム11と前部フロントフレーム21とに分割
されている。
【0024】後部フロントフレーム11は、上記フェン
ダ2側、換言すると車体外方側が開放された上面12、
側面13、下面14からなる断面略コ字形状であって、
上面12及び下面14の縁部に沿って各々上方フランジ
12a及び下方フランジ14aが折曲形成され、後部フ
ロントフレーム11の後部は車室フロアの下面に溶接結
合されている。
【0025】更に、後部フロントフレーム11の前端に
第1連結部15が形成されている。第1連結部15は、
上記上面12、側面13及び下面14に各々連続形成さ
れた上面部16、側面部17及び下面部18からなる断
面略コ字状であって、上面部16と下面部18に互いに
対向すると共に、車体前後方向に長径となる各々一対の
挿通孔16a、18aが穿設されている。
【0026】一方、前部フロントフレーム21は、上記
後部フロントフレーム11と同様に上記フェンダ2側、
即ち車体外方側が開放された上面22、側面23、下面
24からなる断面略コ字形状であって、上面22及び下
面24の縁部に沿って各々上方フランジ22a及び下方
フランジ24aが折曲形成されると共に、後端に上記後
部フロントフレーム11に形成された第1連結部15に
嵌合する第2連結部25が形成されている。
【0027】第2連結部25は、上記上面22、側面2
3及び下面24に各々連続形成された上面部26、側面
部27及び下面部28からなる断面略コ字状であって、
上面部26及び下面部28の縁部が切除された形状で第
2連結部25には上方フランジ22a及び下方フランジ
24aは形成されていない。
【0028】各上面部26、側面部27、下面部28は
各々上記後部フロントフレーム11に形成された連結部
15の上面部16、側面部17及び下面部18に重合可
能であって、後部フロントフレーム11の第1連結部1
5と前部フロントフレーム21の第2連結部25を嵌合
させた状態で後部フロントフレーム11に形成された上
方フランジ12a及び下方フランジ14aと前部フロン
トフレーム21に形成された上方フランジ22a及び下
方フランジ24aが略連続するように形成されている。
【0029】更に、上面部26と下面部28には、上記
後部フロントフレーム11の上面部16及び下面部18
に穿設された挿通孔16a及び18aに対応して挿通孔
26a、28aが各々穿設されている。
【0030】このように構成された後部フロントフレー
ム11及び前部フロントフレーム21は、図4示すよう
に、後部フロントフレーム11に形成された第1連結部
15の上面部16、側面部17、下面部18に、前部フ
ロントフレーム21に形成された第2連結部25の上面
部26、側面部27、下面部28を各々重合させて後部
フロントフレーム11の第1連結部15に前部フロント
フレーム21の連結部25を嵌合させて、互いに重合し
た第1連結部15と第2連結部25によってエンジンマ
ウントクロスメンバ35を取り付けるためのエンジンマ
ウント取付部30を形成する。
【0031】前部フロントフレーム21に形成された第
2連結部25の上面部26と下面28との間に、上記挿
通孔26a及び28aに貫通部が対応するようにスリー
ブ31を掛け渡して配置する。なお、このスリーブ31
は予め前部フロントフレーム21の該部に溶接結合して
おくことによって取付作業の効率化を図ることも可能で
ある。
【0032】更に、後部フロントフレーム11の上方フ
ランジ12aと下方フランジ14a及び前部フロントフ
レーム21の上方フランジ22aと下方フランジ24a
には、図2及び図5に図2のA−A線断面図を示すよう
にクロージングプレート33が掛け渡されて溶接結合さ
れ、後部フロンフレーム11とクロージングプレート3
3及び前部フロントフレーム21とクロージングプレー
ト33によって車体前後方向に連続する閉断面形状を形
成することによって後部フロントフレーム11及び前部
フロントフレーム21を拘束してフロントフレーム10
の剛性を確保している。
【0033】このクロージングプレート33は上記フェ
ンダ2によって構成することも可能であり、フェンダ2
と別部材によって形成することも可能である。
【0034】後部フロントフレーム11の第1連結部1
5と前部フロントフレーム21の第2連結部25が重合
されて形成された左右のフロントフレーム10のエンジ
ンマウント取付部30の間に図1に示すようにエンジン
40が予め取り付けられたエンジンマウントクロスメン
バ35が架設される。
【0035】このエンジンクロスメンバ35の取付は、
後部フロントフレーム11の下面部28の下面にエンジ
ンマウントクロスメンバ35の端部を、図2に示すよう
に下方から重合させて、エンジンマウントクロスメンバ
35に上記前部フロントフレーム21の下面部28に穿
設された挿通孔28aに対応して穿設された挿通孔(図
示せず)を対応せしめ、該挿通孔から締結具、例えばボ
ルト38aを挿入して上記挿通孔28a、18a、スリ
ーブ31、挿通孔16a、26aを貫通し、ナット38
bによって締め付けることによってエンジンクロスメン
バ35がフロントフレーム10に架設される。
【0036】このボルト38a及びナット38bによる
エンジンマウントクロスメンバ35の取付にあたり、ス
リーブ31によって後部フロントフレーム11及び前部
フロントフレーム21の第1連結部15及び第2連結部
25の変形が防止されて結合強度が確保される。
【0037】このように構成されたフロントフレーム構
造によると、エンジンマウントクロスメンバ35を取り
付けるエンジンマウント取付部30が、後部フロントフ
レーム11に形成された第1連結部15の上面部16、
側面部17、下面部18と、前部フロントフレーム21
に形成された第2連結部25の上面部26、側面部2
7、下面部28とが各々重合して形成され、該部の強度
が充分に確保されることからエンジンマウント取付部3
0の強度向上を図るためのリインフォースを別途設ける
必要がなくなり部品点数の削減が得られる。
【0038】更に、後部フロントフレーム11及び前部
フロントフレーム21の板厚及び材質を各々例えば、衝
突等によるエンジンの挙動に対応させて各要求フレーム
特性に応じて変えることが可能にになり、安全性能の向
上が確保される。
【0039】また、左右の前部フロントフレーム21を
対称形状に形成することによって左右の前部フロントフ
レーム21の共用化が得られ設備等の簡素化が得られる
ことと相俟って製造コストの削減が得られる。
【0040】更に、後部フロントフレーム11の上面部
及び下面部に穿設された挿通孔16a、18aが車体前
後方向に長径であることから、エンジンクロスメンバ3
5の取付位置を車体前後方向に移動調整することが可能
になり、エンジン搭載位置の異なる車種間においても後
部フロントフレーム11の共用化が得られる。
【0041】一方、図6に示すように前部フロントフレ
ーム21を要求に応じて変えることによって、車体全長
の異なる車種や、フロントフレーム前部の断面特性を変
えることが可能になり、フレーム特性を容易に変更する
ことが可能になり、設計の自由度が増大すると共に、後
部フロントフレーム11の汎用性が得られ製造コストの
削減が得られる。
【0042】上記説明では、後部フロントフレーム11
に穿設された挿通孔16a及び18aを車体前後方向に
沿って長径に形成したが、例えば、図7に平面図を示す
ように車体前後方向に対し、左右方向に傾斜した長径に
形成することによって、所定値以上の衝撃荷重が車体前
方から作用した際の前部フロントフレーム21の初期挙
動を設定することも可能であり、本発明は、上記実施の
態様に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない
範囲で種々変更可能である。
【0043】
【発明の効果】以上説明した本発明の自動車のフロント
フレームによると、フロントフレームを後部フロントフ
レームと前部フロントフレームに分割し、後部フロント
フレームの前端に形成した第1連結部と、前部フロント
フレームの後端に形成された第2連結部との重合部にエ
ンジンマウント取付部を形成することによって、エンジ
ンマウント取付部が第1連結部と第2連結部が重合部し
て強度が充分に確保された部分に、エンジンマウント取
付部が形成され、該部の強度向上を図るためのリインフ
ォースを別途設ける必要がなくなり部品点数の削減が得
られる。
【0044】また、後部フロントフレーム及び前部フロ
ントフレームの板厚及び材質を各要求フレーム特性に応
じて変えることが可能になり要求フレーム特性に応じた
フロントフレーム構造が得られると共に、前部フロント
フレームを要求に応じて変えることによって、車体全長
の異なる車種や、フロントフレーム前部の断面特性を変
えることが可能になり、車種等の要求に応じてフレーム
特性を容易に変更することができて設計の自由度が増大
が得られ、更に後部フロントフレームの汎用性が得られ
製造コストの削減が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による自動車のフロントフレーム構造の
実施の態様を説明する車体前部の概要を示す斜視図であ
る。
【図2】同じく、フロントフレーム構造の概要を示す要
部斜視図である。
【図3】同じく、フロントフレーム構造の要部分解斜視
図である。
【図4】同じく、フロントフレーム構造の要部斜視図で
ある。
【図5】同じく、図2のA−A線断面図である。
【図6】同じく、フロントフレーム構造を説明する分解
斜視図である。
【図7】同じく、要部平面図である。
【図8】従来のフロントフレーム構造の概要を示す斜視
図である。
【符号の説明】
1 車体 2 フェンダ 10 フロントフレーム 11 後部フロントフレーム 12 上面 13 側面 14 下面 15 第1連結部 16 上面部 16a 挿通孔 17 側面部 18 下面部 18a 挿通孔 21 前部フロントフレーム 22 上面 23 側面 24 下面 25 第2連結部 26 上面部 26a 挿通孔 27 側面部 28 下面部 28a 挿通孔 30 エンジンマウント取付部 33 クロージングプレート 35 エンジンマウントクロスメンバ 40 エンジン

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】左右のフェンダ内面に各々沿って延設され
    て後部がトーボード乃至車体フロアに接合された一対の
    フロントフレームを有するフロントフレーム構造におい
    て、 上記フロントフレームは、前端に第1連結部が形成され
    た後部フロントフレームと、上記第1連結部に重合可能
    な第2連結部が後端に形成された前部フロントフレーム
    に分割され、上記第1連結部と第2連結部との重合部に
    エンジンを支持するエンジンマウント取付部を形成した
    ことを特徴とする自動車のフロントフレーム構造。
  2. 【請求項2】エンジンが上記左右のフロントフレームに
    各々形成された上記エンジンマウント取付部間に架設さ
    れたエンジンマウントクロスメンバに取付支持されたこ
    とを特徴とする請求項1に記載の自動車のフロントフレ
    ーム構造。
  3. 【請求項3】上記後部フロントフレームは、上面、側面
    及び下面を備えて車体外方が開放された車体前後方向に
    延在する断面略コ字状であって、前端に上記上面、側面
    及び下面に各々連続形成された上面部、側面部及び下面
    部を備えた上記第1連結部が形成され、 上記前部フロントフレームは、上面、側面及び下面を備
    えて車体外方が開放された車体前後方向に延在する断面
    略コ字状であって、後端に上記上面、側面及び下面に各
    々連続形成された上面部、側面部及び下面部を備えると
    共に、上記第1連結部に重合可能な上記第2連結部が形
    成され、 上記第1連結部及び第2連結部の重合された各上面部及
    び各下面部に穿設された挿通孔に挿入された締結具によ
    って後部フロントフレームと前部フロントフレームが連
    結されたことを特徴とする請求項1に記載の自動車のフ
    レーム構造。
  4. 【請求項4】上記締結具によってエンジンを支持するエ
    ンジンマウントクロスメンバが、左右のフロントフレー
    ム間に架設されたことを特徴とする請求項3に記載の自
    動車のフレーム構造。
  5. 【請求項5】上記後部フロントフレームの第1連結部の
    上面部及び下面部に穿設された挿通孔は、車体前後方向
    に沿った長径であることを特徴とする請求項3または4
    に記載の自動車のフレーム構造。
  6. 【請求項6】上記断面略コ字状の後部フロントフレーム
    及び前部フロントフレームは、クロージングプレートに
    よって閉鎖された車体前後方向に延在する閉断面形状に
    構成されたことを特徴とする請求項3〜5に記載の自動
    車のフレーム構造。
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