JPH05262263A - 自動車の前部車体構造 - Google Patents

自動車の前部車体構造

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JPH05262263A
JPH05262263A JP9227192A JP9227192A JPH05262263A JP H05262263 A JPH05262263 A JP H05262263A JP 9227192 A JP9227192 A JP 9227192A JP 9227192 A JP9227192 A JP 9227192A JP H05262263 A JPH05262263 A JP H05262263A
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JP
Japan
Prior art keywords
front frame
side sill
vehicle
dash panel
vehicle body
Prior art date
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Pending
Application number
JP9227192A
Other languages
English (en)
Inventor
Shiyuuji Ooishi
修士 大石
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ダッシュパネル部分の振動および騒音を回避
させ、また、自動車が前部衝突をした場合、車室内の変
形を防止させる。 【構成】 自動車の車体1のエンジン室2の側壁3に沿
って前後方向に延設されたフロントフレーム4と、車体
側部に沿って前後方向に伸びたサイドシル8とを備えた
自動車の前部車体構造において、フロントフレーム4の
後端とサイドシル8の前部とを車室内側のタイヤハウス
10に沿った三次元クロスメンバ14によって結合し、この
三次元クロスメンバ14とサイドシル8との結合面の結合
面積を大きく形成する。これらのことにより、車体1の
前部の剛性が向上してダッシュパネルが振動しなくな
る。また、自動車が前部衝突をした場合には、衝撃荷重
がサイドシルに直接かかることになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車体にフロントフレー
ムとサイドシルとを備えた自動車に適用して車体前部の
剛性を向上させることができる、自動車の前部車体構造
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車のエンジン室の側壁に沿って、前
後方向に延びダッシュパネルに接合したフロントフレー
ムには、エンジン、サスペンション、ラジエタおよびバ
ンパ等の重量物が取り付けられている。また、その取付
場所が振動荷重の入力点ともなっているので、走行時に
は、フロントフレームとダッシュパネルとの接合部にエ
ンジン、サスペンション等からの振動が伝達され、ダッ
シュパネルに騒音が発生したり、また、車室フロアを振
動させたりするなどの不具合が発生した。そこで従来
は、フロントフレームとサイドシルとを連結部材(クロ
スメンバ)によって結合して剛性を高め、これによって
前述のような不具合を回避していた。この取付の状態を
図によって説明する。
【0003】図10および図11と、図11のものを分解して
示す図12において、自動車の車体1におけるエンジン室
2の側壁3側には、側壁3に沿って、前後方向に伸びる
フロントフレーム4が配設されている(説明の便宜上、
車体の右側のもののみを示す)。フロントフレーム4の
上部にはエンジン(図示省略)保持用のマウント(図示
省略)を固定するマウントブラケット5が取り付けられ
ている。このフロントフレーム4の先端部にはバンパ
(図示省略)が取り付けられる。さらに、フロントフレ
ーム4の側部にはサスペンションストラット(図示省
略)の取付部6が設けられている。
【0004】このフロントフレーム4の後端部にはダッ
シュパネル7が接合しており、ダッシュパネル7の右側
端部には車両の前後方向に伸びるサイドシル8が設けら
れている。サイドシル8はインナパネル8aとアウタパネ
ル8bとで構成される。このサイドシル8の前端部から上
方向に延設された部分は前部ピラー9となっている。
【0005】このサイドシル8の前部と前述したフロン
トフレーム4とを、ダッシュパネル7に形成されたタイ
ヤハウス10の下端を通る補強部材すなわちクロスメンバ
(図12を参照)11と、フロントフレーム4の後部底面に
固定した、サスペンションロアアーム(図示省略)を取
付けるブレースフレーム12とを介して結合して車体1の
剛性を向上させている。図中、符号13で示すものはフロ
アパネルである。
【0006】なお、自動車の下部車体構造として特開昭
62-181976 号公報に開示されたものがある。この公報に
開示されたものはフロントフレームの後端部とサイドシ
ルの前部とを、ダッシュパネルに形成されたタイヤハウ
スの下端部を通るレインフォースメントによって結合す
ると共にフロントフレームの後端部とドアヒンジピラー
とを前記レインフォースメントの上部で、かつ、前記タ
イヤハウス部に沿う補強メンバによって結合したもので
ある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】以上説明した従来技術
においては、フロントフレームとサイドシルとを、タイ
ヤハウスの下端を通るクロスメンバによって結合して車
体の剛性を向上させて、走行時に、ダッシュパネルに伝
わるエンジン、サスペンション等からの振動および騒
音、また、車室フロアに生じる振動等を回避させている
が、ダッシュパネルに接合しているフロントフレーム後
端部が直接、サイドシルに結合していないので、ダッシ
ュパネルに伝達される振動(図13のA)を低減させるこ
とできず、振動による騒音や車室フロアの振動を充分に
減少させることができなかった。
【0008】また、図14に示すように、自動車が前部衝
突をした場合には衝撃荷重がフロントフレームからダッ
シュパネルに伝わり、ダッシュパネルを変形させたり、
車室内を変形(曲げやねじりを起こさせる)させたりす
る問題もあった。
【0009】なお、特開昭62-181976 号公報に開示され
た自動車の下部車体構造は、フロントフレームの後端部
とサイドシルの前部とを、タイヤハウスの下端部を通る
レインフォースメントによって結合すると共にフロント
フレームの後端部とドアヒンジピラーとをレインフォー
スメントの上部で、かつ、前記タイヤハウス部に沿う補
強メンバによって結合したものであるが、フロントフレ
ームの後端部に接続されるものがレインフォースメント
と補強メンバとの二部材に構成されているので重量がか
さむと共に運転室内の足元のスペースを広くすることが
できない問題がある。
【0010】本発明は、上記従来の問題点を解決するた
めになされたもので、フロントフレームとサイドシルと
を補強部材によって直接、結合してダッシュパネルの振
動およびこれによる騒音を回避させると共に車室フロア
の振動を防止し、自動車が前部衝突をした場合において
も、車室内の変形を防止させ、また、運転室内の足元の
スペースを広くした自動車の前部車体構造を提供するこ
とを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するための手段として、自動車のエンジン室の側壁に
沿って前後方向に延設されたフロントフレームと、車体
側部に沿って前後方向に伸びたサイドシルとを備えた自
動車の前部車体構造において、前記フロントフレームの
後端部と前記サイドシルの前部とを車室内側のタイヤハ
ウスに沿った補強部材によって結合し、該補強部材の前
記サイドシルとの結合面の結合面積を大きく形成したこ
とを特徴とするものである。
【0012】
【作用】本発明は、このようにフロントフレームの後端
部とサイドシルの前部とを車室内側のタイヤハウスに沿
った補強部材によって結合したので、フロントフレーム
がダッシュパネルに接合された後、フロントフレームの
後端部がサイドシルの前部に結合されることになる。こ
れによって、フロントフレームとダッシュパネルの接合
部の剛性を向上させることが可能となる。また、この補
強部材のサイドシルとの結合面の面積を大きく形成した
ので、補強部材とサイドシルとの結合部の剛性もこれに
よって向上させることが可能となる。
【0013】これらのことにより、車体前部の剛性が向
上してダッシュパネルにエンジン、サスペンション等か
らの振動が伝達してもダッシュパネルが振動しなくな
る。また、自動車が前部衝突をした場合には、フロント
フレームにかかる衝突時の衝撃荷重をサイドシルに直接
かけることが可能となる。また、補強部材を一部材によ
って構成したので、運転席の足元のスペースを確保する
ことが可能となる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1および図3に
もとづき、図10ないし図12と同一の部材には同一の符号
を付して説明する。まず、自動車の車体1(図10参照)
のエンジン室2にはエンジン室2の側壁3(図10参照)
に沿って前後方向に延設されるフロントフレーム4が設
けられている(説明の便宜上、車体右側のフロントフレ
ーム4を示す)。また、車体側部には前後方向に沿って
伸びたサイドシル8が設けられている。サイドシル8は
インナパネル8aとアウタパネル8bとによって構成されて
いる。このサイドシル8の前端部の上方向に延設された
部分は前部ピラー9となっている。
【0015】フロントフレーム4の後端部はダッシュパ
ネル7に結合されている。さらに、フロントフレーム4
の後端部の底面には、サスペンションアーム(図示省
略)を取り付けるブレースフレーム12が取り付けられて
いる。このブレースフレーム12と、ダッシュパネル7に
形成されたタイヤハウス10の下端を通るクロスメンバ11
とを介してフロントフレーム4とサイドシル8とが結合
している。これによって車体前部の剛性が向上すること
になる。
【0016】さらに、図1に示すようにフロントフレー
ム4の後端部とサイドシル8の前部とは車室内側のタイ
ヤハウス10に沿った、補強部材である三次元クロスメン
バ14によって結合している。三次元クロスメンバ14は、
図4に示すようにダッシュパネル7側からサイドシル8
側に向けてその断面形状が三次元的に変化しているもの
である。すなわち、ダッシュパネル7を介してフロント
フレーム4の後端部に結合した三次元クロスメンバ14の
前端側は図5に示すような形状となっており、また、三
次元クロスメンバ14の中央部は図6に示すような形状と
なっている。さらに、サイドシル8の前部に結合した三
次元クロスメンバ14の後端側は図7に示すような形状と
なっている。
【0017】また、三次元クロスメンバ14の後端、すな
わちサイドシル8の前部との結合面の結合面積は前端部
分より大きく形成されてサイドシル8に横方向から強く
結合するようになっている。この形状の三次元クロスメ
ンバ14(図4参照)を図3に示すタイヤハウス10に沿っ
て配設し、その前端部と後端部とをフロントフレーム4
の後端部とサイドシル8の前部とに組み付ければ図1に
示すものとなる。この組み付け状態におけるE−E線に
沿う断面を模式的に示せば図2のものとなる。この図に
よればフロントフレーム4とサイドシル8とを結合する
補強部材が従来、介装させているクロスメンバ11と、本
実施例の三次元クロスメンバ14とによって二重構造にな
り、これによって車体の剛性がさらに向上していること
になる。
【0018】次に、本実施例の作用を説明する。このよ
うにフロントフレーム4の後端部とサイドシル8の前部
とを車室内側のタイヤハウス10に沿った三次元クロスメ
ンバ14によって結合したので、フロントフレーム4がダ
ッシュパネル7に接合された後、直接フロントフレーム
4がサイドシル8に結合されることになる。これによっ
て、フロントフレーム4とダッシュパネル7の接合部の
剛性を向上させることが可能となる。また、サイドシル
8に結合する三次元クロスメンバ14の結合面の面積を大
きく形成したので、三次元クロスメンバ14とサイドシル
8との結合部の剛性をも向上させることが可能となる。
【0019】これらによって車体の剛性が向上してダッ
シュパネル7にエンジン、サスペンション等からの振動
が伝達してもダッシュパネル7が振動しなくなる(図8
参照)。さらに、図9に示すように、自動車が前部衝突
をした場合には、フロントフレーム4にかかる衝突時の
衝撃荷重をサイドシル8に直接かけることが可能とな
り、変形のない強固な運転室を形成することが可能とな
る。
【0020】したがって、衝突時の衝撃荷重がフロント
フレーム4からダッシュパネル7に伝わってもダッシュ
パネル7が変形したり、また、ダッシュパネル7が車室
側に侵入してくることもなく、車室内の変形(曲げやね
じり等の変形)を回避することができる。また、三次元
クロスメンバ14を一つの部材によって構成したので、運
転席の足元のスペースを充分に確保することが容易とな
る。
【0021】
【発明の効果】本発明は、以上説明したようにフロント
フレームの後端部とサイドシルの前部とを車室内側のタ
イヤハウスに沿った補強部材によって結合したので、フ
ロントフレームがダッシュパネルに接合された後、フロ
ントフレームがサイドシルに結合されることになる。こ
れによって、フロントフレームとダッシュパネルの接合
部の剛性を向上させることができる。
【0022】また、サイドシルの前部に結合する補強部
材の結合面の面積を大きく形成したので、補強部材とサ
イドシルとの結合部の剛性をもこれによって向上させる
ことができる。これらのことにより、車体前部の剛性が
向上してダッシュパネルにエンジン、サスペンション等
からの振動が伝達してもダッシュパネルが振動しなくな
り、振動による騒音や車室フロアの振動を低減させるこ
とができる。
【0023】また、自動車が前部衝突をした場合には、
フロントフレームにかかる衝突時の衝撃荷重をサイドシ
ルに直接かけることができるようになり、強固な運転室
を形成することができる。したがって、衝突時の衝撃荷
重がフロントフレームからダッシュパネルに伝わっても
ダッシュパネルが変形したり、ダッシュパネルが運転席
側に侵入することによる車室内の変形(曲げやねじり)
を回避することができる。また、補強部材を一部材によ
って構成したので運転室の足元のスペースを補強部材に
よって犠牲にすることなく確実に確保することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す斜視図である。
【図2】図1のE−E線に沿う断面を模式的に示した図
である。
【図3】図1におけるフロントフレームとサイドシルと
の結合を示す斜視図である。
【図4】補強部材である三次元クロスメンバの斜視図で
ある。
【図5】図4のB−B線に沿う断面を模式的に示した図
である。
【図6】図4のC−C線に沿う断面を模式的に示した図
である。
【図7】図4のD−D線に沿う断面を模式的に示した図
である。
【図8】補強部材の三次元クロスメンバを取り付けた自
動車を模式的に示した側面図である。
【図9】補強部材の三次元クロスメンバを取り付けた自
動車が衝突したところを模式的に示した側面図である。
【図10】自動車の前部を説明するための説明図であ
る。
【図11】図10のエンジン室および運転室の右側部分を
示す斜視図である。
【図12】図11のものを分解して示した斜視図である。
【図13】従来の自動車を模式的に示した側面図であ
る。
【図14】従来の自動車が前部衝突をしたところを模式
的に示した側面図である。
【符号の説明】
1 自動車の車体 2 エンジン室 3 側壁 4 フロントフレーム 8 サイドシル 10 タイヤハウス 14 三次元クロスメンバ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車のエンジン室の側壁に沿って前後
    方向に延設されたフロントフレームと、車体側部に沿っ
    て前後方向に伸びたサイドシルとを備えた自動車の前部
    車体構造において、前記フロントフレームの後端部と前
    記サイドシルの前部とを車室内側のタイヤハウスに沿っ
    た補強部材によって結合し、該補強部材の前記サイドシ
    ルとの結合面の結合面積を大きく形成したことを特徴と
    する自動車の前部車体構造。
JP9227192A 1992-03-18 1992-03-18 自動車の前部車体構造 Pending JPH05262263A (ja)

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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100380175B1 (ko) * 2000-12-18 2003-04-11 기아자동차주식회사 자동차용 프론트휠하우스와 대쉬판넬의 보강구조
US6688676B1 (en) 2000-02-18 2004-02-10 Nissan Motor Co., Ltd. Vehicle structure with load transmission elements
US7195306B2 (en) * 2005-04-15 2007-03-27 Honda Motor Co., Ltd. Floor structure of vehicle body
KR101329010B1 (ko) * 2008-07-17 2013-11-12 현대자동차주식회사 차량의 대쉬패널 충격량흡수용 브래킷
KR101393885B1 (ko) * 2012-04-04 2014-05-12 기아자동차주식회사 대시 크로스 멤버 어셈블리
JP2014162417A (ja) * 2013-02-27 2014-09-08 Daihatsu Motor Co Ltd 自動車の前部車体構造
CN112776899A (zh) * 2019-11-05 2021-05-11 丰田自动车株式会社 车架结构

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