JP4036430B2 - 自動車の車体前部構造 - Google Patents
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Description
【発明が属する技術分野】
本発明は、車体前部を構成するフロントサイドメンバやダッシュクロスメンバ等を互いに結合させた部分についての自動車の車体前部構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
上記自動車の車体前部構造には、従来、図6〜8に示したものがあり、これにつき説明する。
【0003】
図6,7において、符号1は自動車の車体における板金製の車体前部であり、矢印Frはこの自動車の進行方向の前方を示している。
【0004】
上記車体前部1は、前後方向に延びる左右一対のフロントサイドメンバ2,2と、これら各フロントサイドメンバ2の外側方に隣接するよう配置されて上下方向に延びこれら各フロントサイドメンバ2の外側面にスポット溶接S1により結合される左右一対のフロントサイドメンバアウタパネル3,3と、上記両フロントサイドメンバ2,2の後方に隣接するよう配置されて車体の幅方向に延び、この幅方向の各端部4が上記各フロントサイドメンバ2の後端部5にスポット溶接S2により結合されると共に上記各端部4の端面が上記各フロントサイドメンバアウタパネル3にスポット溶接S3により結合されるダッシュクロスメンバ6と、このダッシュクロスメンバ6の後方に隣接するよう配置されて上下方向に延びこのダッシュクロスメンバ6にスポット溶接S4により結合されるダッシュパネル7とを備えている。
【0005】
上記各フロントサイドメンバ2の後端部5からそれぞれ後下方に向って延びる中途部サイドメンバ10と、これら各中途部サイドメンバ10の後端部からそれぞれ後方に向って延びるリヤサイドメンバ11とが設けられている。また、上記ダッシュパネル7の下端縁部から後方に向って延びるフロアパネル12が設けられ、このフロアパネル12は上記中途部サイドメンバ10とリヤサイドメンバ11とにスポット溶接により結合されている。
【0006】
上記両フロントサイドメンバアウタパネル3,3と、これら各フロントサイドメンバアウタパネル3から上方に向って延びる左右フロントフェンダエプロンと、ダッシュパネル7とで囲まれた空間がエンジンルーム14とされ、上記ダッシュパネル7の後方でフロアパネル12の上方の空間が車室15とされている。
【0007】
上記構成によれば、フロントサイドメンバ2の後端部5は、上記ダッシュクロスメンバ6の端部4の前面に突き当て状に結合されている。このため、自動車がその走行中にその前方の何らかの物体に衝突したとき(前突時)、上記フロントサイドメンバ2を介しダッシュクロスメンバ6の端部4に与えられる衝撃力は、上記ダッシュクロスメンバ6の端部4において、強度の小さい剪断応力ではなく、強度の大きい圧縮応力として支持される。このため、上記衝撃力は上記フロントサイドメンバ2とダッシュクロスメンバ6とによって強固に支持され、もって、車室15の変形が防止される。
【0008】
図6〜8において、上記車体前部1の組立作業につき説明すると、まず、上記フロントサイドメンバ2にフロントサイドメンバアウタパネル3をスポット溶接S1により結合させて組立体(2,3)を成形する。次に、図8で示すように、上記組立体(2,3)の後方から、上記フロントサイドメンバ2の後端部5に上記ダッシュクロスメンバ6の端部4を接合させてスポット溶接S2により結合させると共に、このダッシュクロスメンバ6の端部4を上記フロントサイドメンバアウタパネル3に接合させてスポット溶接S3により結合させる。次に、上記ダッシュクロスメンバ6の後面に上記ダッシュパネル7を接合させてスポット溶接S4により結合させる。すると、上記車体前部1の組立作業が終了する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記フロントサイドメンバ2とフロントサイドメンバアウタパネル3との組立体(2,3)に対する上記ダッシュクロスメンバ6とダッシュパネル7の結合作業は、これらダッシュクロスメンバ6とダッシュパネル7とを順次結合させるというものであるが、これらダッシュクロスメンバ6とダッシュパネル7はそれぞれ形状が大きいことから、上記結合作業には長時間を要し、よって、この作業をする組立ラインの作業負荷が他のラインに比べて過大になるおそれがあり、その分、上記車体前部1の組立作業が煩雑になりがちである。
【0010】
そこで、上記組立体(2,3)を成形する組み立てラインとは別のラインにおいて、上記ダッシュクロスメンバ6にダッシュパネル7をスポット溶接S4により結合させて他の組立体(6,7)を成形し、この他の組立体(6,7)を上記組立体(2,3)にスポット溶接S2,S3により結合させるという結合作業の採用が考えられる。
【0011】
しかし、上記した結合作業を採用したとすると、上記組立体(2,3)の所定部位に上記他の組立体(6,7)を接合させた場合、上記ダッシュクロスメンバ6の端部4は、上記フロントサイドメンバ2、フロントサイドメンバアウタパネル3、およびダッシュパネル7によって取り囲まれることとなり、このため、上記フロントサイドメンバアウタパネル3に対し上記ダッシュクロスメンバ6の端部4をスポット溶接S3するということは、極めて困難であり、つまり、上記したような車体前部1の組立作業は極めて煩雑になるおそれがある。
【0012】
よって、上記従来の技術では、車体前部1の組立作業を、より容易にさせる上で改善の余地が残されている。
【0013】
本発明は、上記のような事情に注目してなされたもので、車体前部の組立作業がより容易にできるようにすることを課題とする。
【0014】
また、上記課題を解決するようにした場合でも、この車体前部に所望の強度が確保されるようにすることを課題とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための本発明の自動車の車体前部構造は、次の如くである。
【0016】
請求項1の発明は、前後方向に延びる左右一対のフロントサイドメンバ2,2と、これら各フロントサイドメンバ2の外側方に配置されてこれら各フロントサイドメンバ2の外側面に溶接S1される左右一対のフロントサイドメンバアウタパネル3と、上記両フロントサイドメンバ2の後方に配置されて車体の幅方向に延び、この幅方向の各端部4が上記各フロントサイドメンバ2の後端部5に溶接S2されると共に上記各端部4の端面が上記各フロントサイドメンバアウタパネル3に溶接S3されるダッシュクロスメンバ6と、このダッシュクロスメンバ6の後方に配置されて上下方向に延びこのダッシュクロスメンバ6に溶接S4されるダッシュパネル7とを備えた自動車の車体前部構造において、
【0017】
上記ダッシュクロスメンバ6の上記幅方向の各端部4と、中途部32とを互いに分断し、上記各フロントサイドメンバ2の後端部5と、上記ダッシュクロスメンバ6の各端部4の分断端部4aとを互いに接合させて接合部分36を成形し、これら各接合部分36における上記各端部4の分断端部4aの後面に、上記中途部32の各分断端部32aの前面を接合させ、上記各端部4の分断端部4aに貫通孔34を成形し、これら各貫通孔34の開口縁部を上記中途部32の各分断端部32aに溶接Wしたものである。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、図1〜5により、本発明の実施の形態を説明する。
【0019】
なお、本実施の形態は、前記図6〜8で示した従来の技術と基本構成が共通しているため、これら共通するものについては、図面に共通の符号を付してその説明を省略する。
【0020】
図1〜4において、上記各フロントサイドメンバ2はプレス成形されたもので、その長手方向の各部の断面形状は車体前部1の外側方に向って開くコの字形状とされている。具体的には、上記フロントサイドメンバ2は、上下方向に延びる縦向き板18と、この縦向き板18の上、下端部からそれぞれ外側方に向って一体的に延出する上、下面板19,20と、これら上、下面板19,20の各延出端部からそれぞれ一体的に延出する外向きフランジ21,21と、上記縦向き板18の後端部から一体的に延出する外向きフランジ22とを備え、上記外向きフランジ21,21が上記フロントサイドメンバアウタパネル3にスポット溶接S1され、上記上面板25の後端部および上記外向きフランジ22が上記ダッシュクロスメンバ6の端部4とスポット溶接S2されている。
【0021】
上記ダッシュクロスメンバ6はプレス成形されたもので、上記幅方向の各部の横断面形状が車体前部1の後方に向って開くコの字形状とされている。具体的には、上記ダッシュクロスメンバ6は上下方向に延びる縦向き板24と、この縦向き板24の上、下端部からそれぞれ後方に向って延出する上、下面板25,26とを備え、上記上面板25は後上がり状に延出し、上記下面板26は後下がり状に延出している。
【0022】
また、上記ダッシュクロスメンバ6は、このダッシュクロスメンバ6の上記幅方向における上記縦向き板24および上、下面板25,26の各端部からそれぞれ一体的に延出する内向きフランジ27と、上記上、下面板25,26の各延出端部からそれぞれ一体的に延出する外向きフランジ28,28とを備え、上記各内向きフランジ27が上記フロントサイドメンバアウタパネル3にスポット溶接S3され、上記外向きフランジ28,28が上記ダッシュパネル7とスポット溶接S4されている。
【0023】
上記構成において、ダッシュクロスメンバ6の上記幅方向の各端部4,4と、これら両端部4,4の間に位置する中途部32とが互いに分断され、これら各分断部における上記各端部4と中途部32との互いの対向端部がそれぞれ分断端部4a,32aとされている。
【0024】
上記ダッシュクロスメンバ6の各端部4の分断端部4aにおける縦向き板24には前後方向に貫通する長孔形状の貫通孔34が成形され、上面板25には上下方向に貫通する長孔形状の他の貫通孔34が成形されている。上記ダッシュクロスメンバ6の各端部4の分断端部4aにその後方から上記中途部32の分断端部32aが嵌合させられており、上記各端部4の分断端部4aの後面に、上記中途部32の各分断端部32aの前面が接合され、上記各貫通孔34,34の開口縁部と、上記中途部32の分断端部32aにおける縦向き板24と上面板25とがアーク溶接Wにより結合させられている。
【0025】
図5において、上記車体前部1の組立作業をする場合には、まず、上記各フロントサイドメンバ2にフロントサイドメンバアウタパネル3をスポット溶接S1により結合させ、かつ、上記各フロントサイドメンバ2の後端部5と各フロントサイドメンバアウタパネル3とに上記ダッシュクロスメンバ6の各端部4をそれぞれスポット溶接S2,S3により結合させて左右一対の組立体(2,3,4)を成形する。
【0026】
一方、上記ダッシュクロスメンバ6の中途部32にダッシュパネル7をスポット溶接S4により結合させて他の組立体(7,32)を成形する。
【0027】
次に、図3,4中一点鎖線と、図5とで示すように、上記組立体(2,3,4)の後方に上記他の組立体(7,32)を位置させる。
【0028】
次に、上記組立体(2,3,4)における上記各ダッシュクロスメンバ6の端部4の分断端部4aに、その後方から上記他の組立体(7,32)における上記ダッシュクロスメンバ6の中途部32の分断端部32aを接合させてアーク溶接Wにより結合させる。すると、図1〜4中実線のように、上記車体前部1の組立作業が終了する。
【0029】
ここで、上記車体前部1の組立作業では、互いに結合させようとする部材同士の各溶接S1〜S4,Wはいずれも、他の部材によって邪魔されることなく、容易にすることができる。
【0030】
よって、上記車体前部1の組立作業では、上記したように、まず、それぞれ形状の大きい組立体(2,3,4)と、他の組立体(7,32)とを別個に成形し、その後、これらを互いに結合させることが可能となったのであり、このため、前記従来の技術のように、組立体(2,3)に対し、それぞれ形状の大きいダッシュクロスメンバ6とダッシュパネル7を順次結合させることにより、一つの組立ラインの作業負荷が過大になるということに比べて、上記車体前部1の組立作業は、より容易にできることとなる。
【0031】
図1〜4において、上記各フロントサイドメンバ2の後端部5の一部分と、上記ダッシュクロスメンバ6の各端部4の分断端部4aの一部分とが互いに接合させられて接合部分36が成形されている。この接合部分36に対し、上記ダッシュクロスメンバ6の上記中途部32の各分断端部32aにおける少なくとも一部分が接合させられている。
【0032】
このため、上記ダッシュクロスメンバ6は、その端部4と中途部32とに分断されて強度が低下しがちとなるが、これら各分断端部4a,32aの互いの接合部が上記フロントサイドメンバ2の後端部5との接合により補強されることとなる。
【0033】
よって、上記ダッシュクロスメンバ6を分断させることにより、前記したように車体前部1の組立作業がより容易にできるようにした場合でも、この車体前部1に所望の強度が確保される。
【0034】
図1,3〜5において、上記接合部分36に前後方向に貫通する位置決め孔38が成形され、上記ダッシュクロスメンバ6の上記中途部32の分断端部32aから前方に向って突出し上記位置決め孔38にその後方から嵌入されるピン形状の位置決め突起39が設けられている。
【0035】
このため、前記したように、車体前部1の組立作業において、組立体(2,3,4)に他の組立体(7,32)を接合させようとするとき、上記位置決め孔38に位置決め突起39を嵌入させれば、上記両組立体の互いの位置決めが容易にできることとなる。
【0036】
よって、その分、上記車体前部1の組立作業が更に容易にできることとなる。
【0037】
なお、図1,4中一点鎖線で示すように、上記ダッシュパネル7の後面に他のダッシュクロスメンバ41を溶接などにより固着させてもよい。
【0038】
【発明の効果】
本発明による効果は、次の如くである。
【0039】
請求項1の発明は、前後方向に延びる左右一対のフロントサイドメンバと、これら各フロントサイドメンバの外側方に配置されてこれら各フロントサイドメンバの外側面に溶接される左右一対のフロントサイドメンバアウタパネルと、上記両フロントサイドメンバの後方に配置されて車体の幅方向に延び、この幅方向の各端部が上記各フロントサイドメンバの後端部に溶接されると共に上記各端部の端面が上記各フロントサイドメンバアウタパネルに溶接されるダッシュクロスメンバと、このダッシュクロスメンバの後方に配置されて上下方向に延びこのダッシュクロスメンバに溶接されるダッシュパネルとを備えた自動車の車体前部構造において、
【0040】
上記ダッシュクロスメンバの上記幅方向の各端部と、中途部とを互いに分断し、上記各フロントサイドメンバの後端部と、上記ダッシュクロスメンバの各端部の分断端部とを互いに接合させて接合部分を成形し、これら各接合部分における上記各端部の分断端部の後面に、上記中途部の各分断端部の前面を接合させ、上記各端部の分断端部に貫通孔を成形し、これら各貫通孔の開口縁部を上記中途部の各分断端部に溶接してある。
【0041】
このため、上記車体前部の組立作業をする場合には、まず、上記各フロントサイドメンバにフロントサイドメンバアウタパネルを溶接により結合させ、かつ、上記各フロントサイドメンバの後端部と各フロントサイドメンバアウタパネルとに上記ダッシュクロスメンバの各端部をそれぞれ溶接により結合させて左右一対の組立体を成形する。
【0042】
一方、上記ダッシュクロスメンバの中途部にダッシュパネルを溶接により結合させて他の組立体を成形する。
【0043】
次に、上記組立体における上記各ダッシュクロスメンバの端部の分断端部に、その後方から上記他の組立体における上記ダッシュクロスメンバの中途部の分断端部を接合させて溶接により結合させる。すると、上記車体前部の組立作業が終了する。
【0044】
ここで、上記車体前部の組立作業では、互いに結合させようとする部材同士の各溶接はいずれも、他の部材によって邪魔されることなく、容易にすることができる。
【0045】
よって、上記車体前部の組立作業では、上記したように、まず、それぞれ形状の大きい組立体と、他の組立体とを別個に成形し、その後、これらを互いに結合させることが可能となったのであり、このため、前記従来の技術のように、組立体に対し、それぞれ形状の大きいダッシュクロスメンバとダッシュパネルを順次結合させることにより、一つの組立ラインの作業負荷が過大になるということに比べて、上記車体前部の組立作業は、より容易にできることとなる。
【0046】
また、前記したように、各フロントサイドメンバの後端部と、上記ダッシュクロスメンバの各端部の分断端部とを互いに接合させて接合部分を成形し、この接合部分における上記各端部の分断端部の後面に、上記中途部の各分断端部の前面を接合させてある。
【0047】
このため、上記ダッシュクロスメンバは、その端部と中途部とに分断されて強度が低下しがちとなるが、これら各分断端部の互いの接合部が上記フロントサイドメンバの後端部との接合により補強されることとなる。
【0048】
よって、上記ダッシュクロスメンバを分断させることにより、前記したように車体前部の組立作業がより容易にできるようにした場合でも、この車体前部に所望の強度が確保される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図2の部分拡大図である。
【図2】 車体前部の斜視図である。
【図3】 図1の3‐3線矢視断面図である。
【図4】 図1の4‐4線矢視断面図である。
【図5】 図1で示したものの展開斜視図である。
【図6】 従来の技術を示す図で、図2に相当する図である。
【図7】 従来の技術を示す図で、図1に相当する図である。
【図8】 従来の技術を示す図で、図5に相当する図である。
【符号の説明】
1 車体前部
2 フロントサイドメンバ
3 フロントサイドメンバアウタパネル
4 端部
4a 分断端部
5 後端部
6 ダッシュクロスメンバ
7 ダッシュパネル
32 中途部
32a 分断端部
34 貫通孔
36 接合部分
38 位置決め孔
39 位置決め突起
S1〜S4 スポット溶接
W アーク溶接
Claims (1)
- 前後方向に延びる左右一対のフロントサイドメンバと、これら各フロントサイドメンバの外側方に配置されてこれら各フロントサイドメンバの外側面に溶接される左右一対のフロントサイドメンバアウタパネルと、上記両フロントサイドメンバの後方に配置されて車体の幅方向に延び、この幅方向の各端部が上記各フロントサイドメンバの後端部に溶接されると共に上記各端部の端面が上記各フロントサイドメンバアウタパネルに溶接されるダッシュクロスメンバと、このダッシュクロスメンバの後方に配置されて上下方向に延びこのダッシュクロスメンバに溶接されるダッシュパネルとを備えた自動車の車体前部構造において、
上記ダッシュクロスメンバの上記幅方向の各端部と、中途部とを互いに分断し、上記各フロントサイドメンバの後端部と、上記ダッシュクロスメンバの各端部の分断端部とを互いに接合させて接合部分を成形し、これら各接合部分における上記各端部の分断端部の後面に、上記中途部の各分断端部の前面を接合させ、上記各端部の分断端部に貫通孔を成形し、これら各貫通孔の開口縁部を上記中途部の各分断端部に溶接した自動車の車体前部構造。
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