JPH09183388A - 自動車のフロントサイドメンバ構造 - Google Patents
自動車のフロントサイドメンバ構造Info
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- JPH09183388A JPH09183388A JP7353977A JP35397795A JPH09183388A JP H09183388 A JPH09183388 A JP H09183388A JP 7353977 A JP7353977 A JP 7353977A JP 35397795 A JP35397795 A JP 35397795A JP H09183388 A JPH09183388 A JP H09183388A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 フロントサイドメンバの構造を簡素化し、か
つ衝突時における衝突エネルギーの吸収効率を向上する
こと。 【解決手段】 閉断面構造のフロントサイドメンバ１の
エンジンおよびサスペンション等の支持部１Ａに第１の
リインフォースメント２を設けるとともに、第１のリイ
ンフォースメント２の前方にこれに一体に結合し、前端
がフロントサイドメンバ１の先端よりも前方に突出し、
かつ第１のリインフォースメント２よりも板厚の薄い第
２のリインフォースメント３を延設して、第２のリイン
フォースメント３の前端突出部により衝撃吸収部４を形
成し、これによりフロントサイドメンバ１を前方から後
方に向けて段階的に剛性が高くなる構造とする。
つ衝突時における衝突エネルギーの吸収効率を向上する
こと。 【解決手段】 閉断面構造のフロントサイドメンバ１の
エンジンおよびサスペンション等の支持部１Ａに第１の
リインフォースメント２を設けるとともに、第１のリイ
ンフォースメント２の前方にこれに一体に結合し、前端
がフロントサイドメンバ１の先端よりも前方に突出し、
かつ第１のリインフォースメント２よりも板厚の薄い第
２のリインフォースメント３を延設して、第２のリイン
フォースメント３の前端突出部により衝撃吸収部４を形
成し、これによりフロントサイドメンバ１を前方から後
方に向けて段階的に剛性が高くなる構造とする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、車体のフロントサ
イドメンバ、特にその先端に衝突時の衝突エネルギーを
吸収する衝撃吸収部を備え、かつエンジンやサスペンシ
ョン等の支持部にリインフォースメントを設けたフロン
トサイドメンバに関する。
イドメンバ、特にその先端に衝突時の衝突エネルギーを
吸収する衝撃吸収部を備え、かつエンジンやサスペンシ
ョン等の支持部にリインフォースメントを設けたフロン
トサイドメンバに関する。
【０００２】
【従来の技術】車体の左右一対のフロントサイドメンバ
には、その先端から前方へ突出する衝撃吸収部材を付設
して衝撃吸収部を形成し、これにより衝突エネルギーを
吸収させてフロントサイドメンバへの衝撃の影響を緩和
させることがなされている（特開昭６３−１８０５４４
号）。一方、フロントサイドメンバにはエンジンやサス
ペンション等を支持する支持部にその剛性を強化するた
めにリインフォースメントを設けることがなされてい
る。
には、その先端から前方へ突出する衝撃吸収部材を付設
して衝撃吸収部を形成し、これにより衝突エネルギーを
吸収させてフロントサイドメンバへの衝撃の影響を緩和
させることがなされている（特開昭６３−１８０５４４
号）。一方、フロントサイドメンバにはエンジンやサス
ペンション等を支持する支持部にその剛性を強化するた
めにリインフォースメントを設けることがなされてい
る。
【０００３】図３は上記衝撃吸収部材とリインフォース
メントを併設したフロントサイドメンバ構造の代表例を
示すもので、フロントサイドメンバ１は、閉断面構造
で、上記支持部１Ａには、リインフォースメント２Ａが
設けてある。該リインフォースメント２Ａは、上記フロ
ントサイドメンバ１の内面に沿う断面ほぼコ字形で、フ
ロントサイドメンバ１の上記支持部１Ａの断面内部に嵌
入され接合されており、上記支持部１Ａを２重構造とし
て剛性を高くしている。また、フロントサイドメンバ１
の前部１Ｂの先端開口には、前方に突出した衝撃吸収部
材４Ａが付設してある。衝撃吸収部材４Ａは上記開口と
ほぼ同一幅でその側縁が上記開口の側縁にボルト締め固
定されている。上記衝撃吸収部材４Ａはフロントサイド
メンバ１よりも剛性が低くしてあり、衝突時に圧縮変形
して衝突エネルギーを吸収するようにしてある。図中、
５は左右のフロントサイドメンバ間に架けわたしたクロ
スメンバである。
メントを併設したフロントサイドメンバ構造の代表例を
示すもので、フロントサイドメンバ１は、閉断面構造
で、上記支持部１Ａには、リインフォースメント２Ａが
設けてある。該リインフォースメント２Ａは、上記フロ
ントサイドメンバ１の内面に沿う断面ほぼコ字形で、フ
ロントサイドメンバ１の上記支持部１Ａの断面内部に嵌
入され接合されており、上記支持部１Ａを２重構造とし
て剛性を高くしている。また、フロントサイドメンバ１
の前部１Ｂの先端開口には、前方に突出した衝撃吸収部
材４Ａが付設してある。衝撃吸収部材４Ａは上記開口と
ほぼ同一幅でその側縁が上記開口の側縁にボルト締め固
定されている。上記衝撃吸収部材４Ａはフロントサイド
メンバ１よりも剛性が低くしてあり、衝突時に圧縮変形
して衝突エネルギーを吸収するようにしてある。図中、
５は左右のフロントサイドメンバ間に架けわたしたクロ
スメンバである。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
従来構造ではリインフォースメント２Ａの他に、衝撃吸
収部材４Ａを準備して、これを複数個所でフロントサイ
ドメンバ１にボルト締め固定しなければならず、部品点
数が多くなり、かつ生産性に問題があった。
従来構造ではリインフォースメント２Ａの他に、衝撃吸
収部材４Ａを準備して、これを複数個所でフロントサイ
ドメンバ１にボルト締め固定しなければならず、部品点
数が多くなり、かつ生産性に問題があった。
【０００５】そこで本発明は、簡素な構造で、衝突エネ
ルギー吸収効率の良好なフロントサイドメンバを実現す
ることを課題としてなされたものである。
ルギー吸収効率の良好なフロントサイドメンバを実現す
ることを課題としてなされたものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は、図１および図
２に示すように、閉断面構造のフロントサイドメンバ１
のエンジンおよびサスペンション等の支持部１Ａに第１
のリインフォースメント２を設ける。該第１のリインフ
ォースメント２の前方にこれに一体に結合し、前端がフ
ロントサイドメンバ１の先端よりも前方に突出し、かつ
第１のリインフォースメント２よりも板厚の薄い第２の
リインフォースメント３を延設し、上記第２のリインフ
ォースメント３の前端突出部により衝撃吸収部４を形成
する。これによりフロントサイドメンバ１は、前方から
後方に向けて剛性が段階的に高くなって、衝突時に、前
方側から順次軸方向に圧縮変形して衝突エネルギーを効
率よく吸収することができ、かつ構造も簡素となる（請
求項１）。
２に示すように、閉断面構造のフロントサイドメンバ１
のエンジンおよびサスペンション等の支持部１Ａに第１
のリインフォースメント２を設ける。該第１のリインフ
ォースメント２の前方にこれに一体に結合し、前端がフ
ロントサイドメンバ１の先端よりも前方に突出し、かつ
第１のリインフォースメント２よりも板厚の薄い第２の
リインフォースメント３を延設し、上記第２のリインフ
ォースメント３の前端突出部により衝撃吸収部４を形成
する。これによりフロントサイドメンバ１は、前方から
後方に向けて剛性が段階的に高くなって、衝突時に、前
方側から順次軸方向に圧縮変形して衝突エネルギーを効
率よく吸収することができ、かつ構造も簡素となる（請
求項１）。
【０００７】上記第１のリインフォースメント２の前端
縁および第２のリインフォースメント３の後端縁を垂直
方向に対して傾斜する端縁に形成し、これ等両端縁を突
き合わせ溶接する。これにより第１および第２のリイン
フォースメント２，３の結合部においても、後方に向か
って漸次剛性が高くなる構造とする（請求項２）。
縁および第２のリインフォースメント３の後端縁を垂直
方向に対して傾斜する端縁に形成し、これ等両端縁を突
き合わせ溶接する。これにより第１および第２のリイン
フォースメント２，３の結合部においても、後方に向か
って漸次剛性が高くなる構造とする（請求項２）。
【０００８】
【発明の実施の形態】図１および図２に示すように、車
体前部の前後方向に延びる左右一対のフロントサイドメ
ンバ１（図はその一方のみを示す）は、平板状のアウタ
パネル１１と断面ほぼコ字形のインナパネル１２とで閉
断面構造としてあり（図２（Ｂ），（Ｃ））、その下面
は、図略のエンジンおよびサスペンションを支持する支
持部１Ａから前部１Ｂに向かって漸次下方へ張り出す形
状としてある。上記前部１Ｂの下面には左右一対のフロ
ントサイドメンバ間を架けわたすクロスメンバ５が設け
てある。
体前部の前後方向に延びる左右一対のフロントサイドメ
ンバ１（図はその一方のみを示す）は、平板状のアウタ
パネル１１と断面ほぼコ字形のインナパネル１２とで閉
断面構造としてあり（図２（Ｂ），（Ｃ））、その下面
は、図略のエンジンおよびサスペンションを支持する支
持部１Ａから前部１Ｂに向かって漸次下方へ張り出す形
状としてある。上記前部１Ｂの下面には左右一対のフロ
ントサイドメンバ間を架けわたすクロスメンバ５が設け
てある。
【０００９】上記フロントサイドメンバ１の支持部１Ａ
には、これを補強する第１のリインフォースメント２が
設けてある。第１のリインフォースメント２は、断面ほ
ぼコ字形をなし、フロントサイドメンバ１のインナパネ
ル１２の内側に沿うようにに嵌入せしめてある。また、
第１のリインフォースメント２の前方には、第１のリイ
ンフォースメント２よりも板厚が薄く、かつ第１のリイ
ンフォースメント２を直線状に延長する第２のリインフ
ォースメント３が設けてある。第２のリインフォースメ
ント３は、断面コ字形で、その後端縁は第１のリインフ
ォースメント２の前端縁と同一寸法形状としてあって該
前端縁と接合し、前端はフロントサイドメンバ１の先端
開口よりも前方へ突出している。第１のリインフォース
メント２の前端縁と第２のリインフォースメント３の後
端縁との接合線は、コ字形の側面では後方、即ち第１の
リインフォースメント２側へ斜め方向に立ち上がる傾斜
線としてあり、上面および下面ではリインフォースメン
ト２，３の長手方向に直角な線としてある。
には、これを補強する第１のリインフォースメント２が
設けてある。第１のリインフォースメント２は、断面ほ
ぼコ字形をなし、フロントサイドメンバ１のインナパネ
ル１２の内側に沿うようにに嵌入せしめてある。また、
第１のリインフォースメント２の前方には、第１のリイ
ンフォースメント２よりも板厚が薄く、かつ第１のリイ
ンフォースメント２を直線状に延長する第２のリインフ
ォースメント３が設けてある。第２のリインフォースメ
ント３は、断面コ字形で、その後端縁は第１のリインフ
ォースメント２の前端縁と同一寸法形状としてあって該
前端縁と接合し、前端はフロントサイドメンバ１の先端
開口よりも前方へ突出している。第１のリインフォース
メント２の前端縁と第２のリインフォースメント３の後
端縁との接合線は、コ字形の側面では後方、即ち第１の
リインフォースメント２側へ斜め方向に立ち上がる傾斜
線としてあり、上面および下面ではリインフォースメン
ト２，３の長手方向に直角な線としてある。
【００１０】第１のリインフォースメント２と第２のリ
インフォースメント３とは、これ等を構成する板厚の異
なる平板状のパネルの前端および後端の幅方向中央を傾
斜縁とし、これ等前端および後端を突き合わせてレーザ
ー溶接で接合し、両パネルを断面コ字形にプレス加工す
ることで一体に形成される。
インフォースメント３とは、これ等を構成する板厚の異
なる平板状のパネルの前端および後端の幅方向中央を傾
斜縁とし、これ等前端および後端を突き合わせてレーザ
ー溶接で接合し、両パネルを断面コ字形にプレス加工す
ることで一体に形成される。
【００１１】このようにして一体に形成された第１のリ
インフォースメント１と第２のリインフォースメント３
は、図２（Ｂ），（Ｃ）に示すように、その上面および
側面をフロントサイドメンバ１のインナパネル１２の上
面および側面の内側に重ね合わせ、コ字形の一端を、イ
ンナパネル１２の側端とフロントサイドメンバ１のアウ
タパネル１１の上端との間に挟んでスポット溶接し、他
端をアウタパネル１１の内面側にスポット溶接すること
でフロントサイドメンバ１に組付けられる。
インフォースメント１と第２のリインフォースメント３
は、図２（Ｂ），（Ｃ）に示すように、その上面および
側面をフロントサイドメンバ１のインナパネル１２の上
面および側面の内側に重ね合わせ、コ字形の一端を、イ
ンナパネル１２の側端とフロントサイドメンバ１のアウ
タパネル１１の上端との間に挟んでスポット溶接し、他
端をアウタパネル１１の内面側にスポット溶接すること
でフロントサイドメンバ１に組付けられる。
【００１２】図１および図２（Ａ）に示すように、フロ
ントサイドメンバ１の先端開口よりも前方へ突出する第
２のリインフォースメント３の先端部はやや先細りとな
る形状に形成してある。フロントサイドメンバ１のアウ
タパネル１１の先端は、インナパネル１２の先端よりも
前方へ延出せしめてあり、該延出部でフロントサイドメ
ンバ１から突出する断面コ字形の第２のリインフォース
メント３の前端部の開口側を閉じることで閉断面の衝撃
吸収部４を形成する。衝撃吸収部４の前方にはステーを
介してフロントバンパー６を取りつける。
ントサイドメンバ１の先端開口よりも前方へ突出する第
２のリインフォースメント３の先端部はやや先細りとな
る形状に形成してある。フロントサイドメンバ１のアウ
タパネル１１の先端は、インナパネル１２の先端よりも
前方へ延出せしめてあり、該延出部でフロントサイドメ
ンバ１から突出する断面コ字形の第２のリインフォース
メント３の前端部の開口側を閉じることで閉断面の衝撃
吸収部４を形成する。衝撃吸収部４の前方にはステーを
介してフロントバンパー６を取りつける。
【００１３】第１のリインフォースメント２と、前端部
を衝撃吸収部４とした第２のリインフォースメント３の
板厚は、車種によって選択されるが、一般には、第１の
リインフォースメント２の板厚はフロントサイドメンバ
１と同程度ないしはそれよりも若干厚くし、第２のリイ
ンフォースメント３の板厚は第１のリインフォースメン
ト２よりも薄くする。例えば、第１のリインフォースメ
ント２の板厚は２mm程度、第２のリインフォースメント
３は１．２mm程度とする。
を衝撃吸収部４とした第２のリインフォースメント３の
板厚は、車種によって選択されるが、一般には、第１の
リインフォースメント２の板厚はフロントサイドメンバ
１と同程度ないしはそれよりも若干厚くし、第２のリイ
ンフォースメント３の板厚は第１のリインフォースメン
ト２よりも薄くする。例えば、第１のリインフォースメ
ント２の板厚は２mm程度、第２のリインフォースメント
３は１．２mm程度とする。
【００１４】上述の実施の形態のフロントサイドメンバ
構造において、軽衝突時には、衝撃吸収部４が変形する
ことで衝突エネルギーが吸収されフロントサイドメンバ
１自体は変形せず、車体への影響が防止される。
構造において、軽衝突時には、衝撃吸収部４が変形する
ことで衝突エネルギーが吸収されフロントサイドメンバ
１自体は変形せず、車体への影響が防止される。
【００１５】衝突荷重が大きい場合は、衝撃吸収部４が
先ず変形して衝突エネルギーを吸収し、続いて第２のリ
インフォースメント３を付設したフロントサイドメンバ
１の前部１Ｂが変形して衝突エネルギーを吸収する。従
って、フロントサイドメンバ１はその先端から第１のリ
インフォースメント２を設けた上記支持部１Ａに至る間
で衝突エネルギーを効率よく吸収することができる。か
つ、両リインフォースメント２，３の境界を斜め方向と
して前方から後方へと剛性がなだらかに変化する接合構
造とすることで、上記支持部１Ａに作用する衝撃を更に
緩和し、衝撃のフロントサイドメンバ１全体に与える影
響を可及的に小さくすることができる。
先ず変形して衝突エネルギーを吸収し、続いて第２のリ
インフォースメント３を付設したフロントサイドメンバ
１の前部１Ｂが変形して衝突エネルギーを吸収する。従
って、フロントサイドメンバ１はその先端から第１のリ
インフォースメント２を設けた上記支持部１Ａに至る間
で衝突エネルギーを効率よく吸収することができる。か
つ、両リインフォースメント２，３の境界を斜め方向と
して前方から後方へと剛性がなだらかに変化する接合構
造とすることで、上記支持部１Ａに作用する衝撃を更に
緩和し、衝撃のフロントサイドメンバ１全体に与える影
響を可及的に小さくすることができる。
【００１６】また、フロントサイドメンバ１の前部１Ａ
に斜め方向から荷重が作用するオフセット衝突において
も、第２のリインフォースメント３を設けたことで、上
記前部１Ｂの強度を確保することができる。また、従来
のように別体の衝撃吸収部材４Ａを準備してこれをボル
ト等でフロントサイドメンバ１に取付ける必要がないか
ら、部品点数が少なくなり、かつ生産性が良好である。
に斜め方向から荷重が作用するオフセット衝突において
も、第２のリインフォースメント３を設けたことで、上
記前部１Ｂの強度を確保することができる。また、従来
のように別体の衝撃吸収部材４Ａを準備してこれをボル
ト等でフロントサイドメンバ１に取付ける必要がないか
ら、部品点数が少なくなり、かつ生産性が良好である。
【００１７】
【発明の効果】本発明によれば、簡素な構造で、段階的
に剛性を変化するフロントサイドメンバを構成したの
で、衝突時に軸方向の圧縮変形で衝突エネルギーを効率
よく吸収することができる。
に剛性を変化するフロントサイドメンバを構成したの
で、衝突時に軸方向の圧縮変形で衝突エネルギーを効率
よく吸収することができる。
【図１】本発明のフロントサイドメンバの斜視図であ
る。
る。
【図２】図２（Ａ）は本発明のフロントサイドメンバの
側面図、図２（Ｂ）は図１および図２（Ａ）のIIB −II
B 線に沿う位置での断面図、図２（Ｃ）は図１および図
２（Ａ）のIIC −IIC 線に沿う位置での断面図である。
側面図、図２（Ｂ）は図１および図２（Ａ）のIIB −II
B 線に沿う位置での断面図、図２（Ｃ）は図１および図
２（Ａ）のIIC −IIC 線に沿う位置での断面図である。
【図３】従来のフロントサイドメンバの斜視図である。
１ フロントサイドメンバ １Ａ フロントサイドメンバの支持部 １Ｂ フロントサイドメンバの前部 ２ 第１のリインフォースメント ３ 第２のリインフォースメント ４ 衝撃吸収部
Claims (2)
- 【請求項１】 閉断面構造をなす自動車のフロントサイ
ドメンバの先端には、前方へ突出して衝突時の衝突エネ
ルギーを吸収する衝撃吸収部を設けるとともに、フロン
トサイドメンバのエンジンおよびサスペンション等の支
持部には、その断面内部に沿ってリインフォースメント
を設けて補強したフロントサイドメンバ構造において、
フロントサイドメンバの上記支持部に第１のリインフォ
ースメントを設けるとともに、第１のリインフォースメ
ントの前方には第１のリインフォースメントと一体に結
合し前端がフロントサイドメンバの先端よりも前方へ突
出し、かつ第１のリインフォースメントよりも板厚を薄
くした第２のリインフォースメントを延設し、第２のリ
インフォースメントの前端突出部により上記衝撃吸収部
を形成したことを特徴とする自動車のフロントサイドメ
ンバ構造。 - 【請求項２】 上記第１のリインフォースメントの前端
縁および第２のリインフォースメントの後端縁を垂直方
向に対して傾斜する端縁に形成し、これ等両端縁を突き
合わせ溶接した請求項１記載の自動車のフロントサイド
メンバ構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35397795A JP3357234B2 (ja) | 1995-12-28 | 1995-12-28 | 自動車のフロントサイドメンバ構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35397795A JP3357234B2 (ja) | 1995-12-28 | 1995-12-28 | 自動車のフロントサイドメンバ構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09183388A true JPH09183388A (ja) | 1997-07-15 |
| JP3357234B2 JP3357234B2 (ja) | 2002-12-16 |
Family
ID=18434493
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP35397795A Expired - Fee Related JP3357234B2 (ja) | 1995-12-28 | 1995-12-28 | 自動車のフロントサイドメンバ構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3357234B2 (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JPH09249152A (ja) * | 1996-03-15 | 1997-09-22 | Nissan Motor Co Ltd | 部材の結合構造 |
| JP2000326821A (ja) * | 1999-05-21 | 2000-11-28 | Toyota Motor Corp | 車両のフロントボデー構造 |
| JP2001030953A (ja) * | 1999-07-15 | 2001-02-06 | Nissan Motor Co Ltd | 自動車の車体前部構造 |
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| DE102011050651A1 (de) * | 2011-05-26 | 2012-11-29 | Dr. Ing. H.C. F. Porsche Aktiengesellschaft | Versteifungsträger |
| US9045175B2 (en) | 2010-08-26 | 2015-06-02 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Vehicle body rocker structure |
| CN113734294A (zh) * | 2021-09-26 | 2021-12-03 | 重庆长安汽车股份有限公司 | 一种发动机舱边梁前段总成及车辆 |
Families Citing this family (1)
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1995
- 1995-12-28 JP JP35397795A patent/JP3357234B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| DE102011050651B4 (de) | 2011-05-26 | 2021-11-18 | Dr. Ing. H.C. F. Porsche Aktiengesellschaft | Versteifungsträger |
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