JP2000168613A - 自動車のリヤサスペンション取付部構造 - Google Patents
自動車のリヤサスペンション取付部構造Info
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- JP2000168613A JP2000168613A JP10344480A JP34448098A JP2000168613A JP 2000168613 A JP2000168613 A JP 2000168613A JP 10344480 A JP10344480 A JP 10344480A JP 34448098 A JP34448098 A JP 34448098A JP 2000168613 A JP2000168613 A JP 2000168613A
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Abstract
格段に高めることのできる自動車のリヤサスペンション
の構造の提供を図る。 【解決手段】 断面略ハット型のレインフォース5を前
記ショックアブソーバーブラケット3下部の配設相当部
分でリヤサイドメンバ2の側面2aに接合して設けると
共に、前記ショックアブソーバーブラケット3の縦壁部
3bの下部を断面略ハット型に形成して、該レインフォ
ース5と嵌合して接合し、該ショックアブソーバーブラ
ケット3をレインフォース5を介してリヤサイドメンバ
2に接合してあるため、材料の歩留まりを悪化させるこ
となく、安価、かつ、容易にショックアブソーバーブラ
ケットをリヤサイドメンバに接合して、サスペンション
からの入力荷重を車両骨格部材であるリヤサイドメンバ
で支持させることができるので、サスペンションの支持
剛性を高めることができる。
Description
スペンション取付部の構造に関し、とりわけ、リヤホイ
ールハウスインナのストラットハウジング周りの構造に
関する。
スペンションの取付部構造としては、金属パネル材をも
ってプレス成形したリヤホイールハウスインナの周側壁
の略中央部の下縁から上縁部に亘って、平坦なショック
アブソーバー取付座部と前記リヤホイールハウスインナ
の周側壁の車外側に重合する縦壁部とを備えたショック
アブソーバーブラケットを接合して、ストラットハウジ
ングをリヤホイールハウスインナの車外側に突出して設
けたものが知られている。
バーブラケットの下端はリヤホイールハウスインナの周
側壁の下縁,およびリヤサイドメンバの側部のフランジ
と共に、リヤフロアパネルの端部に接合していた。
ケットとリヤサイドメンバとのラップ代が少なく、サス
ペンションからの入力を車両骨格部材であるリヤサイド
メンバに充分に伝達することができないという問題があ
った。
ソーバーブラケット3の下部を下方に向けて延設すると
共に、前述の車両前後方向骨格部材であるリヤサイドメ
ンバ2の側面2aにウェルドナット8を設けて、該リヤ
サイドメンバ2の側面2aに前記ショックアブソーバー
ブラケット3の下部をボルト7でもって締結固定するよ
うにして、図外のサスペンションから入力する荷重を確
実にリヤサイドメンバ2に伝達し、支持できるようにし
たものがある。
ドメンバにウェルドナットを設けたり、組み付け時の締
結作業など、作業工数の増加やコスト的に不利になるな
どの問題があった。
におけるリヤサイドメンバ2の側面2aに設けたウェル
ドナット8の代わりに、リヤサイドメンバ2の下面にブ
ラケット9を設け、該ブラケット9にショックアブソー
バーブラケット3の下部をスポット溶接SPにより接合
して、ショックアブソーバーブラケット3に図外のサス
ペンションから入力する荷重をリヤサイドメンバ2に伝
達し、支持剛性を高めるようにしたものもある。
ット溶接によりショックアブソーバーブラケットの下部
をリヤサイドメンバに接合しているが、ショックアブソ
ーバーブラケットをさらに下方に向けて延設しているた
め、材料の歩留まりが悪化し、コスト的に不利となって
しまう。
ペンションの支持剛性を格段に高めることのできる自動
車のリヤサスペンションの構造を提供するものである。
ヤホイールハウスインナの周側壁の車外側の略中央部の
下縁から上縁部に亘って、平坦なショックアブソーバー
取付座部と前記リヤホイールハウスインナの周側壁の車
外側に重合する縦壁部とを備えたショックアブソーバー
ブラケットを接合して、ストラットハウジングをリヤホ
イールハウスインナの車外側に突出して設けた構造にお
いて、断面略ハット型のレインフォースをリヤサイドメ
ンバ側面の前記ショックアブソーバーブラケット縦壁部
と車幅方向で対向する位置に接合して設けると共に、前
記ショックアブソーバーブラケットの縦壁部の下部を断
面略ハット型に形成して、該レインフォースと嵌合して
接合し、該ショックアブソーバーブラケットを該レイン
フォースを介して前記リヤサイドメンバに接合したこと
を特徴としている。
ョックアブソーバーブラケットの縦壁部の下部から上方
に向けてビード部を設けると共に、該ビード部を前記縦
壁部下部のハット型断面の前,後壁に連続して設けたこ
とを特徴としている。
のショックアブソーバーブラケットのハット型断面に形
成した縦壁下部のフランジの端部をカーリング成形した
ことを特徴としている。
インフォースをリヤサイドメンバ側面の前記ショックア
ブソーバーブラケット縦壁部と車幅方向に対向する位置
に接合して設けると共に、前記ショックアブソーバーブ
ラケットの縦壁部の下部を断面略ハット型に形成して、
該レインフォースと嵌合して接合し、該ショックアブソ
ーバーブラケットを該レインフォースを介して前記リヤ
サイドメンバに接合してあるため、材料の歩留まりを悪
化させることなく、安価、かつ、容易にショックアブソ
ーバーブラケットをリヤサイドメンバに接合して、サス
ペンションからの入力荷重を車両骨格部材であるリヤサ
イドメンバで支持させることができるので、サスペンシ
ョンの支持剛性を高めることができる。
て、ショックアブソーバーブラケットの縦壁部の下部か
ら上方に向けてビード部を設けてあるため、該ビード部
により、サスペンションからの入力荷重に対抗して支持
剛性を高められるのはもちろん、該ビード部を前記縦壁
部下部のハット型断面の前,後壁に連続して設けてある
ため、サスペンションからの入力荷重を該前、後壁を介
してリヤサイドメンバにより確実に伝達でき、サスペン
ション支持剛性をさらに高めることができる。
加えて、ショックアブソーバーブラケットのハット型断
面に形成した縦壁下部のフランジの端部をカーリング成
形してあるため、このショックアブソーバーブラケット
のフランジによってレインフォース端部のエッジを隠す
ことができるのに加え、該フランジ端部のエッジ部分か
らタイヤを保護することができる。
と共に前記従来の構造と同一部分に同一符号を付して詳
述する。
ってプレス成形したリヤホイールハウスインナで、その
周側壁1aの略中央部に切欠部11を形成してある。
の下縁から上縁部に亘ってショックアブソーバーブラケ
ット3を接合して、ストラットハウジング4をリヤホイ
ールハウスインナ1の車外側に突出して設けてある。
は、平坦なショックアブソーバー取付座部3aを備えた
アッパブラケット3Aと、リヤホイールハウスインナ1
の前記切欠部11から下縁に亘って周側壁1aの車外側
に重合して接合される縦壁部3bとを備えたロアブラケ
ット3Bとをサブアッセンブリして形成してある。
ト3の縦壁部3bの下部は断面略ハット型に形成してあ
る。
で、該レインフォース5はリヤサイドメンバ2側面の前
記ショックアブソーバーブラケット3の縦壁部3bと車
幅方向で対向する位置に接合して設けてある。
はその断面略ハット型の縦壁部3b下部において、この
ハット型断面のレインフォース5に嵌合して、図5に示
すように、その前,後壁3c,3dにおいて安価なスポ
ット溶接SPによってレインフォース5と接合して、該
レインフォース5を介してリヤサイドメンバ2の側面2
aに接合してある。
たリヤフロアパネルで、その両側にはリヤホイールハウ
ス1の下縁と前記リヤサイドメンバ2の側部のフラン
ジ、およびショックアブソーバーブラケット3が接合し
てある。
ブソーバーブラケット3の縦壁部3bの下部から上方に
向けてビード部10を設けてある。
下部のハット型断面の前,後壁3c,3dに連続するよ
うにして設けてある。
のハット型断面のフランジ3eの端部をカーリング成形
してある。
ット型のレインフォース5をリヤサイドメンバ2側面の
前記ショックアブソーバーブラケット3の縦壁部3bと
車幅方向に対向する位置に接合して設けると共に、前記
ショックアブソーバーブラケット3の縦壁部3bの下部
を断面略ハット型に形成して、該レインフォース5と嵌
合して接合し、該ショックアブソーバーブラケット3を
該レインフォース5を介して前記リヤサイドメンバ2に
接合してあるため、材料の歩留まりを悪化させることな
く、安価、かつ、容易にショックアブソーバーブラケッ
トをリヤサイドメンバに接合して、サスペンションから
の入力荷重を車両骨格部材であるリヤサイドメンバで支
持させることができるので、サスペンションの支持剛性
を高めることができる。
クアブソーバーブラケット3の縦壁部3bの下部から上
方に向けてビード部10を設けてあるため、該ビード部
により、サスペンションからの入力荷重に対抗して支持
剛性を高められるのはもちろん、該ビード部10を前記
縦壁部3b下部のハット型断面の前,後壁3c,3dに
連続して設けてあるため、サスペンションからの入力荷
重を該前,後壁を介してリヤサイドメンバにより確実に
伝達でき、サスペンション支持剛性をさらに高めること
ができる。
3のハット型断面に形成した縦壁3b下部のフランジ3
eの端部をカーリング成形してあるため、このショック
アブソーバーブラケットのフランジ3eによってレイン
フォース5端部のエッジを隠すことができるのに加え、
該フランジ3e端部のエッジ部分からタイヤを保護する
ことができる。
Claims (3)
- 【請求項1】 リヤホイールハウスインナの周側壁の車
外側の略中央部の下縁から上縁部に亘って、平坦なショ
ックアブソーバー取付座部と前記リヤホイールハウスイ
ンナの周側壁の車外側に重合する縦壁部とを備えたショ
ックアブソーバーブラケットを接合して、ストラットハ
ウジングをリヤホイールハウスインナの車外側に突出し
て設けた構造において、 断面略ハット型のレインフォースをリヤサイドメンバ側
面の前記ショックアブソーバーブラケット縦壁部と車幅
方向に対向する位置に接合して設けると共に、前記ショ
ックアブソーバーブラケットの縦壁部の下部を断面略ハ
ット型に形成して、該レインフォースと嵌合して接合
し、該ショックアブソーバーブラケットを該レインフォ
ースを介して前記リヤサイドメンバに接合したことを特
徴とする自動車のリヤサスペンション取付部構造。 - 【請求項2】 前記ショックアブソーバーブラケットの
縦壁部の下部から上方に向けてビード部を設けると共
に、該ビード部を前記縦壁部下部のハット型断面の前,
後壁に連続して設けたことを特徴とする請求項1に記載
の自動車のリヤサスペンション取付部構造。 - 【請求項3】 前記ショックアブソーバーブラケットの
ハット型断面に形成した縦壁下部のフランジの端部をカ
ーリング成形したことを特徴とする請求項1,2の何れ
かに記載の自動車のリヤサスペンション取付部構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34448098A JP3498604B2 (ja) | 1998-12-03 | 1998-12-03 | 自動車のリヤサスペンション取付部構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34448098A JP3498604B2 (ja) | 1998-12-03 | 1998-12-03 | 自動車のリヤサスペンション取付部構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000168613A true JP2000168613A (ja) | 2000-06-20 |
JP3498604B2 JP3498604B2 (ja) | 2004-02-16 |
Family
ID=18369598
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34448098A Expired - Lifetime JP3498604B2 (ja) | 1998-12-03 | 1998-12-03 | 自動車のリヤサスペンション取付部構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3498604B2 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003054440A (ja) * | 2001-08-10 | 2003-02-26 | Toyota Motor Corp | ショックアブソーバの上端取付構造 |
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KR100482684B1 (ko) * | 2002-11-21 | 2005-04-14 | 현대자동차주식회사 | 자동차용 리어 서스펜션부의 고정구조 |
US7926869B2 (en) | 2008-08-06 | 2011-04-19 | Hyundai Motor Company | Rear body structure of vehicle |
WO2012032884A1 (ja) * | 2010-09-09 | 2012-03-15 | 本田技研工業株式会社 | 車体後部構造 |
JP2017124655A (ja) * | 2016-01-12 | 2017-07-20 | 本田技研工業株式会社 | 自動車の車体構造 |
-
1998
- 1998-12-03 JP JP34448098A patent/JP3498604B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (8)
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JP2017124655A (ja) * | 2016-01-12 | 2017-07-20 | 本田技研工業株式会社 | 自動車の車体構造 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
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