JP2004124884A - スタータモータの取付構造 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】クランクケース1の上部に凹部1aを設け、該凹部1aにスタータモータ2を配設させ、該凹部1aへのスタータモータ2の配設により該スタータモータ2の回転軸2dとクランク軸との軸間距離が短縮され、これにより、スタータモータ2の回転軸2dの歯車2eから中間歯車3を介したクランク軸への回転駆動力の伝達は一本の中間軸4の配置のみでなされ、該回転駆動力の伝達のための機構の構造が簡素化される。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、内燃機関におけるスタータモータの取付構造に関し、特にスタータモータとクランク軸との配設位置を接近させて、前記スタータモータの回転軸と前記クランク軸との両軸間距離が短くなるようにした構造の前記内燃機関におけるスタータモータの取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の内燃機関におけるスタータモータの取付けは、該内燃機関のクランクケースの外殻部が描く外形線に対して、該外形線の外側に位置する関係において取付けられ、前記スタータモータはクランク軸から比較的離れた位置に配設されて、該スタータモータの回転軸と前記クランク軸との両軸間距離が大きく、前記スタータモータからクランク軸への回転駆動力の伝達は実質的に複数の中間軸を介在させてなされている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平7−208141号公報(第3頁、第1図および第2図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記特許文献1に記載された従来のスタータモータの取付けは、図5および図6に図示されるように、該スタータモータ02が内燃機関のクランクケース01に対して、該クランクケース01の側面視における該ケース01の外殻部が描く外形線に対して、該外形線から外側に位置する関係において配設されている(図5参照)。
【0005】
そして、前記スタータモータ02とクランク軸05とは互いに離れた位置に配設されており、該スタータモータ02の回転軸02dと前記クランク軸05との両軸間距離が大きくなっており、前記スタータモータ02から前記クランク軸05への回転駆動力の歯車伝達は、前記スタータモータ02の回転軸02dと一体のギヤ02eから、中間軸041のギヤ031,中間軸042のギヤ032,クランク軸05のギヤ051を介してなされ、該駆動力の伝達は複数の中間軸041,042を介在させてなされている。(図6参照)。
【0006】
上述のように、前記従来の内燃機関におけるスタータモータの取付構造においては、クランクケースの側面(クランク軸に直交する面)視における該クランクケースの描く外形線の外側に該スタータモータの本体構造部の大部分もしくは本体構造部の全体が位置する配設関係となされており、クランク軸と前記スタータモータとが離れた位置にあり、該スタータモータの回転軸と前記クランク軸間の距離が比較的大きく、前記スタータモータから前記クランク軸への前記回転駆動力の伝達は、歯車による伝達の場合には複数本の中間軸、少なくとも2本の中間軸を介してなされることになる。
【0007】
ところが、前記複数本の中間軸を介した前記回転駆動力の歯車伝達は、その動力伝達機構の構造の複雑化を招くばかりでなく、歯車等の部品点数の増大を招き、機関の大型化を来たし、さらには、前記回転駆動力の伝達効率の損失も増大せしめることになる。
【0008】
したがって、上述した状況の中で、前記内燃機関におけるスタータモータの取付構造に視点をおいた改良構造、とりわけ、該スタータモータから前記クランク軸への前記回転駆動力の伝達機構構造の簡素化と、その伝達効率の向上、さらには部品点数の削減によるコストの低減等に視点をおいた適切な前記改良構造のための良策が求められている。
【0009】
【課題を解決するための手段および発明の効果】
本発明は、前記の課題を解決するための内燃機関におけるスタータモータの取付構造の改良に関し、該スタータモータの取付けをクランク軸に可能な限り接近させて配設することで、該スタータモータの回転軸と前記クランク軸間の軸間距離を短縮させて、前記スタータモータから前記クランク軸への回転駆動力の伝達機構の簡素化を図るスタータモータの取付構造であり、
スタータモータと、クランク軸と、該クランク軸の一側に設けられた被動ギヤと、該クランク軸の他側に設けられたプライマリードライブギヤと、前記被動ギヤにスタータモータの回転駆動力を伝達するためのスタータモータのギヤと中間ギヤとを有するスタータモータの取付構造において、クランクケース内における、前記スタータモータからの回転駆動力をクランク軸に伝達するための前記中間ギヤと前記被動ギヤとが収納される収納部と、前記プライマリードライブギヤと噛合するプライマリードリブンギヤが収納される収納部とに挟まれた空間領域に対応する前記クランクケース上部の外殻部上に凹部が形成され、該凹部に前記スタータモータが収納されると共に、該スタータモータの収納状態において前記スタータモータを取付けるための取付ボスが前記プライマリードリブンギヤが収納される前記収納部に対応するクランクケース上部の外殻部上に設けられているスタータモータの取付構造を特徴とするものである。
【0010】
請求項1に記載された発明のものは、クランクケース内における、前記スタータモータからの回転駆動力をクランク軸に伝達するための前記中間ギヤと前記被動ギヤとが収納される収納部と、前記プライマリードライブギヤと噛合するプライマリードリブンギヤが収納される収納部とに挟まれた空間領域に対応する前記クランクケース上部の外殻部上に凹部が形成され、該凹部に前記スタータモータが収納されると共に、該スタータモータの収納状態において前記スタータモータを取付けるための取付ボスが前記プライマリードリブンギヤが収納される前記収納部に対応するクランクケース上部の外殻部上に設けられていることを特徴とするスタータモータの取付構造であるから、
スタータモータとクランク軸の配設位置が近接して、スタータモータの回転軸とクランク軸の軸間距離が大幅に短縮され、該スタータモータの回転軸からクランク軸への回転駆動力の伝達に際し、従来複数本の中間軸を介して行われていた前記回転駆動力の伝達が1本の中間軸を介在することで行うことができるので、該回転駆動力伝達のための構造の簡素化が図られ、該駆動力伝達のための部品点数の削減が図られ、さらに、該回転駆動力の歯車伝達における伝達損失も低減される。
【0011】
また、請求項2に記載された発明のものは、前記凹部に前記スタータモータを収納状態において取付けるための前記取付ボスは、前記スタータモータの前記取付けのために、前記スタータモータの後部の端部もしくは該端部近傍から略ハの字型に拡がるように延伸された一対の取付用アームの先端部近傍をその固定のために受け入れるに適した前記クランクケース上部の外殻部上の位置に一対設けられたものであるから、
前記スタータモータは前記凹部に収納されその重心が比較的低く抑えられた安定した状態において確実かつ強固に取付支持することができ、また、前記一対の取付用アームがハの字型を呈していることから、前記スタータモータの起動時等の回転トルク変動に抗する支持力が強く該回転トルク変動に適切に対処し得る該モータの取付け状態が確保される。
【0012】
【発明の実施形態】
以下、図1ないし図4に基づいて本発明の実施形態について説明する。
【0013】
図1は、内燃機関におけるクランクケース1のクランク軸(図示せず)に沿う方向の一縦断面を示しており、該図1にはクランクケース1の部分構造が図示され、該図には本発明の特徴的構造部であるスタータモータ2とその周辺構造部が記載されている。
【0014】
また、前記スタータモータ2の回転軸2dと一体のギヤ2eと噛合う中間ギヤ3等が示されており、該中間ギヤ3が図1には図示されないクランク軸6の一側に設けられた被動ギヤ5と噛合うことで、前記スタータモータ2の回転駆動力が前記中間ギヤ3を介して前記クランク軸6に伝達される(図2参照)。
【0015】
前記中間ギヤ3は、大径歯車部3aと小径歯車部3bの2つの歯車部を有する構造のギヤであり、該中間ギヤ3の大径歯車部3aが前記スタータモータ2の回転軸2dと一体をなす前記ギヤ2eに噛合い、また該中間ギヤ3の小径歯車部3bが前記クランク軸6の一側に設けられた前記被動ギヤ5と噛合う(図2参照)構造を備えており、該ギヤ5による噛合いを介して前記スタータモータ2の回転駆動力が前記クランク軸6に伝達される。
【0016】
前記スタータモータ2からの回転駆動力が伝達されるクランク軸6の一側に対し、該クランク軸6の他側には、図示されないプライマリードライブギヤが設けられており、該プライマリードライブギヤはプライマリードリブンギヤ7と噛合している。
【0017】
なお、図1ないし図3において、8はクラッチであり、9は変速機構で、10はタイミングチエーンであり、また、11はシリンダブロックである。
【0018】
前記クランクケース1は、その上部の外殻部上にスタータモータ2の取付けに供される構造部を備えており、該構造部は凹部1aからなる構造を有し、該凹部1aは、図1の図示おいて、前記スタータモータ2の回転軸2dの回転駆動力を前記クランク軸6に伝達させる前記中間ギヤ3と前記被動ギヤ5のための収納部である前記クランク軸6一側のクランクケース内空間領域と、前記プライマリードライブギヤと前記プライマリードリブンギヤ7の噛合いのための該ギヤの収納部である前記クランク軸6他側側の前記クランクケース内空間領域とに挟まれた該クランクケース内空間に対応する該ケース1の前記上部の外殻部上に形成される。
【0019】
前記スタータモータ2の取付けに供される前記凹部1aは、その断面形状が略樋状の比較的浅い円弧をなし(図3参照)、その長手方向が前記樋状に所定長さ延伸する形状のものであり、該凹部1aには前記スタータモータ2が図1ないし図3に図示されるような状態において配設される。
【0020】
前記スタータモータ2の前記配設は、該スタータモータ2の配設状態におけるその下方部が前記凹部1aに収納されることで行われ、これにより該スタータモータ2の前記凹部1aへの配設状態においては、前記クランクケース1の外殻部が描く外形線からの前記スタータモータ2の突出量は相当量抑えられることになる。
【0021】
そして、前記スタータモータ2の前記凹部1aへの配設状態において、該スタータモータ2は、その前部回転軸2d側が前記クランクケース1上部外殻部から突出するように設けられた開孔部1eからなる環状支持部1dにより支持され、また、その後部2bが該スタータモータ2の後部2bから斜め後方へ向って延在する一対の取付用アーム2f,2gを介して前記クランクケース1外殻部から所定量突出する取付ボス部1b,1bに取付け支持される。
【0022】
前記スタータモータ2前部の前記環状支持部1dによる前記支持は、より具体的には、前記クランクケース1の前記上部外殻部上の凹部1a長手方向における一側形成端に設けられた環状の開孔部1eに前記スタータモータ2のケーシング部前方突出部2aがリング状の弾性部材2c(例えば、Oリング等)を介在させて嵌合支持されることでなされる。
【0023】
そして、該開孔部1eによる前記モータケーシング部前方突出部2aの嵌合支持は、実質的に該開孔部1eの中心が前記スタータモータ2の回転軸2dの中心と一致するような関係においてなされ、そして、該関係から前記開孔部1eの中心が略モータ2の長手方向中心に一致する関係を実質的に導くものである。
【0024】
また、前記スタータモータ2後部2bにおける前記一対の取付用アーム2f,2gを介した該モータ2の支持は、より具体的には、前記クランクケース1の前記上部外殻上の凹部1a長手方向における他側形成端に設けられた2つの相当量突出した取付ボス部1b,1bを介してなされる(図4参照)。
【0025】
そして、前記スタータモータ2の後部2bから斜め後方へ向けて延伸した前記一対の取付用アーム2f,2gのそれぞれの先端部が前記2つの取付ボス部1b,1bの上部にそれぞれボルト1c等を用いて固定されることでなされ、該2つの取付ボス部1b,1bは、それぞれ図1から理解できるように、前記クランクケース2内の前記プライマリードリブンギヤ7上部に略対応する該クランクケース1上部の外殻部上の位置に設けられている。
【0026】
前記スタータモータ2後部2bから延伸する前記一対の取付用アーム2f,2gは、図4に拡大図示されるように、前記スタータモータ2の後部2bから斜め後方へ向って略ハの字型を呈して延伸されるものであり、該一対の取付用アーム2f,2gの前記ハの字型をした前記モータ2後部2bからの斜め後方への延伸は、図3および図4の図示における右側の取付用アーム2f側にはシリンダブロック11が存在することに関係する一種の妥協的な選択である。
【0027】
すなわち、前記シリンダブロック11の存在ゆえに前記右側の取付用アーム2fは前記モータ2の長手方向に対して直角方向へは延伸させることができず、一方前記スタータモータ2におけるその起動時等の回転トルクに抗した該モータ2の安定した支持のためには、該モータ2の長手方向に対して直角に延伸する取付用アームによる支持が求められるという矛盾した状況の中で、上述したハの字型に互いに延伸する取付用アーム2f,2gによる支持構造が選択されたものである。
【0028】
また、前記ハの字型を呈した一対の取付用アーム2f,2gを介した前記2つの取付ボス部1b,1bによる前記スタータモータ2後部2bの取付支持は、該スタータモータ2の側面視におけるその中心線と略同じ高さ位置から前記斜め後方へ向けて該モータ2から延伸する前記一対の取付用アーム2f,2gによりなされ、これにより、前記モータ2はその取付支持位置に対して比較的低い位置にその重心が設定され、安定した支持がなされ、また、前記スタータモータ2における回転トルクの変動、特に該モータ2起動時の回転トルクの変動抑制において有利な取付支持がなされる。
【0029】
そして、前記スタータモータ2は、その後部2bにおける前記2つの取付ボス部1b,1bによる前記ハの字型を呈して延伸される一対の取付用アーム2f,2gを介した前記取付支持と、その前部における前方突出部2aにおける前記環状支持部1dの前記開孔部1eによる該開孔部1e中心線とモータ2の回転軸線とを一致させる前記支持との3点支持により、該スタータモータ2は実質的に水平状態に支持され、しかも前記モータ2の取付支持位置に対して該モータ2の重心位置が略同じ高さ位置もしくはやや下方位置となるので、該スタータモータ2はきわめて安定しかつ強固な状態に取付支持される。
【0030】
図1ないし図4に図示の実施形態は、前記のように構成されるので、スタータモータ2が実質的に、前記クランクケース1上部の外殻部上に形成された凹部1aにその下部において収納される状態において取付けされるので、該クランクケース1の外殻部が描く外形線からの突出量が比較的少なくなるように抑えられる。
【0031】
したがって、該スタータモータ2の取付け位置は、前記クランク軸6に近づき、前記スタータモータ2の回転軸2dと前記クランク軸6との両軸間の距離が短縮されるので、該モータ2の回転軸2dから前記クランク軸6への回転駆動力の伝達が一本の中間軸4を介して行うことができ、その構造がきわめて簡素化され、歯車等の部品点数の削減が図られ、また、回転駆動力伝達における損失も抑制することができる。
【0032】
前記スタータモータ2の取付支持が、前記モータ2後部2bから斜め後方へハの字型に拡がるように延伸する一対の取付用アーム2f,2gを介して前記取付ボス部1b,1bによりなされるので、その支持は強固であり、該モータ2の回転トルクの変動に適切に対処し得る安定した取付支持が得られる。
【0033】
前記スタータモータ2の取付支持は、該モータ2の前部における前記環状支持部1dによる支持と、該モータ2の後部2bにおける前記ハの字型を呈する一対の取付用アーム2f,2gを介した前記取付ボス部1b,1bによる実質的に水平状態における3点支持であり、しかも、該モータ2の支持は、前記スタータモータ2の側面視における中心高さ位置と略同じ高さ位置でなされるから、該モータ2の重心位置が前記取付支持位置に対して略同じ位置もしくはやや下方位置となるので、該モータ2の取付支持はきわめて安定しており、また該モータ2起動時等の回転トルク変動に対して適切に対処し得る前記スタータモータ2の取付支持構造が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の主要構造部を示すクランクケースの縦断面図である。
【図2】本発明の内燃機関の概観を示すクランク軸に直交する一方側から見た断面図である。
【図3】本発明の内燃機関の概観を示すクランク軸に直交する他方側から見た断面図である。
【図4】本発明のスタータモータ取付け部の拡大図である。
【図5】従来の内燃機関の概観とクランクケースの一部構造部を断面で示した図である。
【図6】従来の発明の主要構造部を断面にて示す図である。
【符号の説明】
1・・・クランクケース、1a・・・凹部、1b・・・取付ボス部、1c・・・ボルト、1d・・・環状支持部、1e・・・開孔部、2・・・スタータモータ、2a・・・スタータモータケーシングの前方突出部、2b・・・スタータモータ後部、2c・・・環状の弾性体、2d・・・回転軸、2e・・・回転軸と一体のギヤ部、2f,2g・・・取付用アーム、3・・・中間ギヤ、3a・・・大径歯車部、3b・・・小径歯車部、4・・・中間軸、5・・・クランク軸の被動ギヤ、6・・・クランク軸、7・・・プライマリードリブンギヤ、8・・・クラッチ、9・・・変速機構、10・・・タイミングチエーン、11・・・シリンダブロック
Claims (2)
- スタータモータと、クランク軸と、該クランク軸の一側に設けられた被動ギヤと、該クランク軸の他側に設けられたプライマリードライブギヤと、前記被動ギヤに前記スタータモータの回転駆動力を伝達するためのスタータモータのギヤと中間ギヤとを有するスタータモータの取付構造において、
クランクケース内における、前記スタータモータからの回転駆動力をクランク軸に伝達するための前記中間ギヤと前記被動ギヤとが収納される収納部と、前記プライマリードライブギヤと噛合するプライマリードリブンギヤが収納される収納部とに挟まれた空間領域に対応する前記クランクケース上部の外殻部上に凹部が形成され、該凹部に前記スタータモータが収納されると共に、該スタータモータの収納状態において前記スタータモータを取付けるための取付ボスが前記プライマリードリブンギヤが収納される前記収納部に対応するクランクケース上部の外殻部上に設けられていることを特徴とするスタータモータの取付構造。 - 前記凹部に前記スタータモータを収納状態において取付けるための前記取付ボスは、前記スタータモータの前記取付のために、前記スタータモータ後部の端部もしくは該端部近傍から略ハの字型に拡がるように延伸された一対の取付用アームの先端部近傍をその固定のために受け入れるに適した前記クランクケース上部の外殻部上の位置に一対設けられたものである請求項1記載のスタータモータの取付構造。
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