JP2001003810A - 内燃機関のスタータ保持構造 - Google Patents

内燃機関のスタータ保持構造

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JP2001003810A JP17549699A JP17549699A JP2001003810A JP 2001003810 A JP2001003810 A JP 2001003810A JP 17549699 A JP17549699 A JP 17549699A JP 17549699 A JP17549699 A JP 17549699A JP 2001003810 A JP2001003810 A JP 2001003810A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 内燃機関において長いインテークマニホール
ドを配置する際の障碍とならず、更に水がかかり難いス
タータ保持構造の提供。 【解決手段】 シリンダブロック4とオイルパン8との
境界部分にスタータ16をシリンダブロック4とオイル
パン8とにより支持された状態で配置したことにより、
シリンダブロック4側にもオイルパン8側にも出過ぎる
ことがなくなる。このため課題が解決される。また、ス
タータ16はシリンダブロック4とオイルパン8とによ
り3箇所で支持(20a,22a,24a)されている
ことにより、シリンダブロック4に支持されているクラ
ンクシャフト6に対する正確な位置決めが容易となる。
このため、フライホイールの外周にあるリングギア14
aに精密にピニオンギア16aを噛み合わせることがで
き、生産性が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関のスター
タ保持構造に関する。
【0002】
【従来の技術】内燃機関の始動時にフライホイールを回
転させるためにスタータが用いられている。このスター
タは、フライホイールに回転力を伝達するために、一般
にシリンダブロックの側面に取り付けられている(例え
ば、特開平8−218935号公報)。そして始動時に
は、マグネットスイッチによりピニオンギアをフライホ
イールの外周に設けられたリングギアに噛み合わせると
ともに、電気モータによりピニオンギアを介してフライ
ホイールを回転させることにより、内燃機関の連続動作
のきっかけを作っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、近年、内燃機
関の低回転時における出力トルクの向上を目的として、
慣性効率上の観点からインテークマニホールドを長くす
る傾向にある。このために、内燃機関の上部側に長いイ
ンテークマニホールドを配置するためのスペースが必要
となる。この構造では、シリンダブロックの外面に突出
して取り付けられているスタータがインテークマニホー
ルド配置の障碍となる。これを解決するために、スター
タを、オイルパンやロアブロックなどのシリンダブロッ
クの下側に取り付けられる下部部材側に配置する構成が
提案されている(例えば、実開平3−63725号公
報)。
【0004】しかし、スタータは電動装置であり、内燃
機関の下部に配置することは、自動車等の場合では走行
中に水がかかる危険性が高まり、そのために故障を招き
易くなる。
【0005】本発明は、長いインテークマニホールドを
配置する際の障碍とならず、更に水がかかり難いスター
タ保持構造の提供を目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の内燃機関
のスタータ保持構造は、内燃機関のシリンダブロック
と、該シリンダブロックに対してクランクシャフトの軸
線部分近傍にて下部から一体化される下部部材とを備え
た内燃機関において、前記シリンダブロックと前記下部
部材との境界部分に、スタータを前記シリンダブロック
と前記下部部材とにより支持された状態で配置したこと
を特徴とする。
【0007】このようにシリンダブロックと下部部材と
の境界部分に、スタータをシリンダブロックと下部部材
とにより支持された状態で配置したことにより、スター
タはシリンダブロック側にも下部部材側にも出過ぎるこ
とがなくなる。このため、スタータが、長いインテーク
マニホールドを配置する際の障碍とはならなくなるとと
もに、同時に自動車に適用した場合に走行中に水がかか
り難くなる。
【0008】また、スタータはシリンダブロックと下部
部材とにより支持されていることにより、シリンダブロ
ックに支持されているクランクシャフトに対する正確な
位置決めが容易となる。このため、フライホイールの外
周にあるリングギアに対してスタータのピニオンギアを
精密に噛み合わせることができ、生産性が向上する。
【0009】請求項2記載の内燃機関のスタータ保持構
造は、請求項1記載の構成に対して、前記下部部材は、
オイルパンまたはロアブロックのいずれかであることを
特徴とする。
【0010】このように、下部部材としてはオイルパン
またはロアブロックが挙げられ、請求項1の作用効果を
生じさせることができる。請求項3記載の内燃機関のス
タータ保持構造は、請求項1または2記載の構成に対し
て、前記シリンダブロック側に形成された2つの支持部
と前記下部部材側に形成された1つの支持部とにより、
スタータが3箇所で支持されていることを特徴とする。
【0011】このように、3箇所での支持であるととも
に、この3箇所支持の内で、クランクシャフトを支持し
ているシリンダブロック側に2箇所の支持部を形成して
いるので、スタータにおけるクランクシャフトに対する
正確な位置決めが一層容易かつ確実なものとなる。この
ため、フライホイールの外周にあるリングギアに一層精
密にピニオンギアを噛み合わせることができ、生産性が
更に向上する。こうして、請求項1または2記載の作用
効果をより顕著なものとできる。
【0012】請求項4記載の内燃機関のスタータ保持構
造は、請求項3記載の構成に対して、前記シリンダブロ
ック側に形成された2つの支持部はスタータの支持部分
の外径と同一の内径を有する支持面を備え、前記下部部
材側に形成された1つの支持部はスタータの支持部分の
外径よりも大きい内径を有する支持面を備え、これら3
つの支持面によりスタータが支持されていることを特徴
とする。
【0013】下部部材側に形成された1つの支持部はス
タータの支持部分の外径よりも大きい内径を有する支持
面である。したがって、この下部部材側の支持面はスタ
ータの外周面に対して全面で支持するのではなく支持面
の内のいずれかの1箇所にて支持することになる。この
ためシリンダブロック側に形成された2つの支持部の各
支持面に対して、下部部材側の支持面は高精度に位置決
めして成形したりあるいは組み立てなくても、支持面の
内の適当な箇所にて安定した支持が可能となる。しかも
スタータはシリンダブロック側に形成された2つの支持
部の各支持面にて十分な位置精度を維持できる。したが
って生産性が更に向上し、請求項3の作用効果を一層顕
著なものとできる。
【0014】請求項5記載の内燃機関のスタータ保持構
造は、請求項3または4記載の構成に対して、前記シリ
ンダブロック側に形成された2つの支持部の内の1つに
より、主としてクランクシャフトの径方向におけるスタ
ータの位置決めがなされ、前記シリンダブロック側の他
の1つの支持部と前記下部部材側の1つの支持部とによ
り、主としてクランクシャフトの周方向における位置決
めがなされていることを特徴とする。
【0015】このように、シリンダブロック側に形成さ
れた2つの支持部の内の1つにより、主としてクランク
シャフトの径方向におけるスタータの位置決めがなされ
ることにより、クランクシャフトに対する正確なスター
タの位置決めが可能となる。更に他の1つの支持部と下
部部材側の1つの支持部とにより、主としてクランクシ
ャフトの周方向の位置決めがなされる。このことによ
り、クランクシャフトにて回転しているフライホイール
に対するスタータの正確な位置決めと確実な保持とが可
能となる。こうして、請求項3または4記載の作用効果
をより顕著なものとできる。
【0016】請求項6記載の内燃機関のスタータ保持構
造は、請求項3〜5のいずれかに記載の構成に対して、
前記シリンダブロック側に形成された2つの支持部の内
の少なくとも1つと前記下部部材側の1つの支持部とが
スタータとトランスミッションとにより挟持されている
とともに、スタータとトランスミッションとの間がボル
ト締めされていることを特徴とする。
【0017】上述したごとく、シリンダブロックと下部
部材とでそれぞれ支持部を備えてスタータを確実に支持
するためには、シリンダブロックと下部部材との接続を
強固なものとしなくてはならない。ここでは、2つの支
持部を挟持しているスタータとトランスミッションとの
間がボルト締めされた構成を採用することにより、それ
ぞれの支持部を強固に把持して相互の位置関係を強固に
固定することができる。このためシリンダブロックと下
部部材との接続をより強固なものとすることができる。
したがって請求項3〜5のいずれかの作用効果と共に、
請求項3〜5のいずれかの構成を採用しても、他の部分
で特別にシリンダブロックと下部部材とを強固に接続す
る構成を採用せずに済み、内燃機関の構成を更に複雑化
したりすることがなく、内燃機関の軽量化を阻害するこ
とがない。
【0018】請求項7記載の内燃機関のスタータ保持構
造は、請求項3〜6のいずれかに記載の構成に対して、
前記シリンダブロック側の1つの支持部および前記下部
部材側の1つの支持部が、スタータの外周面に沿ってア
ーム状に形成されているとともに、両支持部の先端は相
互に接触していないことを特徴とする。
【0019】このように、アーム状の支持部同士の先端
を接触させる必要はない。すなわち支持部により完全に
スタータを包囲するように配置されている必要はない。
したがってアーム状の支持部同士が、その先端が相互に
接触せず離されていることにより、支持部を短くするこ
とができる。このことから請求項3〜6のいずれかの作
用効果と共に、更に支持部を太くしなくても強度が十分
なものとでき、内燃機関の重量を増加させることがな
い。
【0020】
【発明の実施の形態】[実施の形態1]図1は、本発明
のスタータの保持構造が適用された自動車用ガソリンエ
ンジン2の一部分を示す概略構成図である。
【0021】図1にて示されている構成は主にシリンダ
ブロック4を中心とした部分である。シリンダブロック
4にはジャーナル軸受け4aが形成さており、クランク
キャップ4bとともにクランクシャフト6を回転可能に
支持している。
【0022】シリンダブロック4の下側にはオイルパン
8(下部部材に相当する)が取り付けられている。また
シリンダブロック4の上側にはシリンダヘッド10が取
り付けられている。シリンダヘッド10の複数設けられ
た各吸気ポート10aには長いインテークマニホールド
12の各分岐端12aが取り付けられている。
【0023】シリンダブロック4とオイルパン8とはク
ランクシャフト6の軸線部分近傍で接続されて図示して
いない位置でボルト締めされて固定されている。図1で
はトランスミッション(図示略)との接続面側から見た
状態を示している。このトランスミッションとの接続面
では、シリンダブロック4とオイルパン8とはそれぞれ
半円形端面4c,8aを形成しており、両者の接続によ
り全体で円形端面13を形成している。この円形端面1
3の中心をクランクシャフト6の一端が貫通している。
この貫通したクランクシャフト6にはフライホイール1
4(一点鎖線で示す)が取り付けられている。このフラ
イホイール14の外周にはリングギア14aが形成され
ている。そして、リングギア14aに噛み合うように、
円形端面13の外周部にはスタータ16が取り付けられ
ている。
【0024】図2の部分拡大図に示すごとくスタータ1
6は、シリンダブロック4とオイルパン8との境界部分
に形成された凹部18内に収納されている。この凹部1
8には、図3(図2からスタータ16を取り除いた図)
に示すごとく、シリンダブロック4から、支持アーム2
0(支持部に相当する)がシリンダブロック4の外周を
延長するように伸び出している。またオイルパン8から
は支持アーム22(支持部に相当する)がオイルパン8
の外周を延長するように伸び出している。これら2本の
支持アーム20,22の先端には同一円を形成する円弧
状の支持面20a,22aが形成されている。更に、シ
リンダブロック4側には、オイルパン8側の半円形端面
8aとの境界部分に接して、2つの支持アーム20,2
2の間の間隙部分に対向した位置に、クランクシャフト
6の径方向でかつ外部へ突出する支持凸部24(支持部
に相当する)が形成されている。この支持凸部24の先
端には前記支持アーム20,22の支持面20a,22
aと同一円を形成する円弧状の支持面24aが形成され
ている。
【0025】スタータ16のハウジングの内で、ピニオ
ンギア16aを包囲している円筒形のハウジング外周面
16b(図2)は、前記支持面20a,22a,24a
が形成する円と同径に形成されている。このため、図4
(図2の左側から見た図、ただし密閉キャップ32を取
り外した状態)に示すごとく、ガソリンエンジン2の中
央側からスタータ16のピニオンギア16a部分を、支
持アーム20,22および支持凸部24の間に挿入する
ことで、ピニオンギア16aを覆っているハウジング外
周面16bは支持面20a,22a,24aにて3箇所
で支持される。
【0026】また、このようにスタータ16を挿入する
ことにより、図4に示したごとく、支持アーム20,2
2は図示左側からスタータ16のフランジ部16cとト
ランスミッション26のフランジ部26aとにより挟持
される。そして、スタータ16のフランジ部16c側か
ら支持アーム20,22の貫通孔20b,22bを貫通
して、ボルト28,30がトランスミッション26のフ
ランジ部26aへ通されて、トランスミッション26の
フランジ部26aに螺合される。このことにより、スタ
ータ16のフランジ部16cとトランスミッション26
のフランジ部26aとにより支持アーム20,22を締
め付けることができる。こうして、スタータ16自身が
強固にシリンダブロック4およびオイルパン8に固定さ
れるとともに、更に、シリンダブロック4、オイルパン
8およびトランスミッション26の三者間の接続が補強
される。
【0027】また、図1,2に一点鎖線にて示したごと
く、支持面20a,22a,24aの中央の空間には、
円形端面13に沿って配置されたフライホイール14の
リングギア14aが配置される。そして、エンジン始動
時にイグニッションスイッチがオンされると、スタータ
16のマグネットスイッチ16dが作動することによ
り、ピニオンギア16aがリングギア14a側に押し出
される。このことによりピニオンギア16aとリングギ
ア14aとが噛み合わされ、スタータ16にてフライホ
イール14を回転させることが可能となる。
【0028】なお、支持アーム20と支持アーム22と
は接続していないので、図4に示すごとく、単にスター
タ16を取り付けた状態では、トランスミッション26
とスタータ16のフランジ部16cとの間が一部開いて
いる。ここには、本実施の形態1では、図示したごとく
樹脂製の密閉キャップ32が取り付けられることによ
り、図5に示すごとく内部が密閉され、内部への塵埃等
の侵入が防止されている。
【0029】以上説明した本実施の形態1によれば、以
下の効果が得られる。 (イ).シリンダブロック4とオイルパン8との境界部
分に、スタータ16を、シリンダブロック4とオイルパ
ン8とにより支持された状態で配置したことにより、シ
リンダブロック4側にもオイルパン8側にも出過ぎるこ
とがなくなる。このため、スタータ16が長いインテー
クマニホールド12を配置する際の障碍となることがな
いと同時に、自動車走行時に水がかかり難くなる。
【0030】また、スタータ16はシリンダブロック4
とオイルパン8とにより支持されていることにより、シ
リンダブロック4に支持されているクランクシャフト6
に対する正確な位置決めが容易となる。このため、フラ
イホイール14の外周にあるリングギア14aに精密に
ピニオンギア16aを噛み合わせることができ、生産性
が向上する。
【0031】(ロ).スタータ16はシリンダブロック
4側に形成された支持アーム20および支持凸部24
と、オイルパン8に形成された支持アーム22とによ
り、支持面20a,24a,22aの3箇所で支持され
ている。このように、3箇所での支持であるとともに、
更にこの3箇所の内で、クランクシャフト6を支持して
いるシリンダブロック4側に2つの支持面20a,24
aを形成している。このため、スタータ16はクランク
シャフト6に対する正確な位置決めが一層容易かつ確実
なものとなる。
【0032】特に、シリンダブロック4側に形成された
2つの支持面20a,24aの内で、支持面24aによ
りクランクシャフト6の径方向におけるスタータ16の
位置決めがなされることにより、クランクシャフト6に
対する正確なスタータ16の位置決めがなされる。更に
もう一つの支持面20aとオイルパン8の支持面22a
とで支持されることにより、クランクシャフト6の周方
向での位置決めが正確になされる。したがって、フライ
ホイール14の外周にあるリングギア14aに一層精密
にピニオンギア16aを噛み合わせることができ、生産
性が更に向上する。
【0033】なお、3箇所での支持でなく、支持アーム
20から支持凸部24を介して支持アーム22までの内
周の全域でハウジング外周面16bを支持すると、位置
精度が悪化し易くなる。
【0034】(ハ).シリンダブロック4とオイルパン
8とでそれぞれ支持アーム20,22を備えてスタータ
16を確実に支持するためには、シリンダブロック4と
オイルパン8との接続を強固なものとしなくてはならな
い。本実施の形態1では、支持アーム20,22を挟持
しているスタータ16のフランジ部16cとトランスミ
ッション26のフランジ部26aとの間はボルト締めさ
れた構成としている。このため、支持アーム20,22
同士の位置が強固に固定されるので、シリンダブロック
4とオイルパン8との接続を強固なものとすることがで
きる。したがって本実施の形態1のように分割形成され
ているシリンダブロック4とオイルパン8とに支持アー
ム20,22を形成して上下からスタータ16を支持す
る構成としても、他の部分で特別にシリンダブロック4
とオイルパン8とを強固に接続する構成を採用せずに済
む。このことから、ガソリンエンジン2の構成を徒に複
雑化したりすることがなく、軽量化を阻害することがな
い。
【0035】また、シリンダブロック4とオイルパン8
とが強固に接続されているので、ガソリンエンジン2の
振動騒音も低減する。 (ニ).シリンダブロック4側の支持アーム20および
オイルパン8側の支持アーム22が、スタータ16のハ
ウジング外周面16bに沿ってアーム状に形成されてい
るが、両支持アーム20,22の先端は接触していな
い。
【0036】このように、両支持アーム20,22の先
端は接触する必要はない。すなわち支持アーム20,2
2は完全にスタータ16を包囲するように配置されてい
る必要はない。このように支持アーム20,22同士が
その先端が離されていることにより、支持アーム20,
22を短くすることができる。このことから支持アーム
20,22を太くしなくても強度が十分なものとでき、
ガソリンエンジン2の重量を増加させることがない。
【0037】なお、スタータ16のハウジング外周面1
6bを全周覆うような支持アームとした場合には、精密
な加工自体が困難となる傾向にある。 [実施の形態2]本実施の形態2は、前記実施の形態1
とは、図6,7に示すごとく、オイルパン側の支持アー
ム122における支持面122aの内径が、スタータ1
16のハウジング外周面116bの外径よりも大きい点
が異なる。したがって、オイルパン側の支持面122a
は図7に示すごとくP点(実際にはP点を通る接線)に
てスタータ116のハウジング外周面116bを支持し
ていることになる。これ以外の構成は基本的には前記実
施の形態1と同じである。なお、特に説明のない限り、
図6,7において前記実施の形態1と同一の機能を有す
る構成については、該当する実施の形態1の構成に付し
た符号に「100」を加えた符号で示している。
【0038】以上説明した本実施の形態2によれば、以
下の効果が得られる。 (イ).オイルパン側に形成された1つの支持面122
aは、スタータ116のハウジング外周面116bの外
径よりも大きい内径を有する支持面である。したがっ
て、このオイルパン側の支持面122aはスタータ11
6のハウジング外周面116bに対して全面で支持する
のではなく支持面122aの内のいずれかの1箇所にて
支持することになる。このためシリンダブロック側に形
成された2つの支持面120a,124aに対して、オ
イルパン側の支持面122aは高精度に位置決めして成
形したりあるいは組み立てなくても、支持面122aの
内の適当な箇所にて安定した支持が可能である。しか
も、スタータ116はシリンダブロック側に形成された
2つの支持面120a,124aにて十分な位置精度を
維持できる。したがって生産性が更に向上することがで
きる。
【0039】(ロ).前記実施の形態1の(イ)〜
(ニ)の効果を有する。 [その他の実施の形態] ・前記実施の形態1,2においては、シリンダブロック
4の下側に接続される下部部材としてはオイルパン8で
あったが、これ以外にクランクキャップ4bの機能も兼
ねているロアブロックであっても良い。このようにロア
ブロックを下部部材として用いた場合には、ロアブロッ
クによってもクランクシャフト6の位置が決定されてい
ることから、支持凸部24,124をシリンダブロック
4側に設ける代わりに、ロアブロック側に設けても良
い。
【0040】
【発明の効果】請求項1記載の内燃機関のスタータ保持
構造においては、内燃機関のシリンダブロックと、該シ
リンダブロックに対してクランクシャフトの軸線部分近
傍にて下部から一体化される下部部材とを備えた内燃機
関において、前記シリンダブロックと前記下部部材との
境界部分に、スタータを前記シリンダブロックと前記下
部部材とにより支持された状態で配置している。このよ
うにスタータを配置したことにより、スタータはシリン
ダブロック側にも下部部材側にも出過ぎることがなくな
る。このため、スタータが、長いインテークマニホール
ドを配置する際の障碍とはならなくなるとともに、同時
に自動車に適用した場合に走行中に水がかかり難くな
る。また、スタータはシリンダブロックと下部部材とに
より支持されていることにより、シリンダブロックに支
持されているクランクシャフトに対する正確な位置決め
が容易となる。このため、フライホイールの外周にある
リングギアに対してスタータのピニオンギアを精密に噛
み合わせることができ、生産性が向上する。
【0041】請求項2記載の内燃機関のスタータ保持構
造においては、請求項1記載の構成に対して、前記下部
部材は、オイルパンまたはロアブロックのいずれかであ
ることとしている。このように、下部部材としてはオイ
ルパンまたはロアブロックが挙げられ、請求項1の効果
を生じさせることができる。
【0042】請求項3記載の内燃機関のスタータ保持構
造においては、請求項1または2記載の構成に対して、
前記シリンダブロック側に形成された2つの支持部と前
記下部部材側に形成された1つの支持部とにより、スタ
ータが3箇所で支持されている。このように、3箇所で
の支持であるとともに、3箇所支持の内で、クランクシ
ャフトを支持しているシリンダブロック側に2箇所の支
持部を形成しているので、スタータにおけるクランクシ
ャフトに対する正確な位置決めが一層容易かつ確実なも
のとなる。このため、フライホイールの外周にあるリン
グギアに一層精密にピニオンギアを噛み合わせることが
でき、生産性が更に向上する。こうして、請求項1また
は2記載の効果をより顕著なものとできる。
【0043】請求項4記載の内燃機関のスタータ保持構
造においては、請求項3記載の構成に対して、下部部材
側に形成された1つの支持部はスタータの支持部分の外
径よりも大きい内径を有する支持面としている。したが
って、この下部部材側の支持面はスタータの外周面に対
して全面で支持するのではなく支持面の内のいずれかの
1箇所にて支持することになる。このためシリンダブロ
ック側に形成された2つの支持部の各支持面に対して、
下部部材側の支持面は高精度に位置決めして成形したり
あるいは組み立てなくても、支持面の内の適当な箇所に
て安定した支持が可能となる。しかもスタータはシリン
ダブロック側に形成された2つの支持部の各支持面にて
十分な位置精度を維持できる。したがって生産性が更に
向上し、請求項3の効果を一層顕著なものとできる。
【0044】請求項5記載の内燃機関のスタータ保持構
造においては、請求項3または4記載の構成に対して、
前記シリンダブロック側に形成された2つの支持部の内
の1つにより、主としてクランクシャフトの径方向にお
けるスタータの位置決めがなされ、前記シリンダブロッ
ク側の他の1つの支持部と前記下部部材側の1つの支持
部とにより、主としてクランクシャフトの周方向におけ
る位置決めがなされている。このように、シリンダブロ
ック側に形成された2つの支持部の内の1つにより、主
としてクランクシャフトの径方向におけるスタータの位
置決めがなされることにより、クランクシャフトに対す
る正確なスタータの位置決めが可能となる。更に他の1
つの支持部と下部部材側の1つの支持部とにより、主と
してクランクシャフトの周方向の位置決めがなされる。
このことにより、クランクシャフトにて回転しているフ
ライホイールに対するスタータの正確な位置決めと確実
な保持とが可能となる。こうして、請求項3または4記
載の効果をより顕著なものとできる。
【0045】請求項6記載の内燃機関のスタータ保持構
造においては、請求項3〜5のいずれかに記載の構成に
対して、前記シリンダブロック側に形成された2つの支
持部の内の少なくとも1つと前記下部部材側の1つの支
持部とがスタータとトランスミッションとにより挟持さ
れているとともに、スタータとトランスミッションとの
間がボルト締めされている。シリンダブロックと下部部
材とでそれぞれ支持部を備えてスタータを確実に支持す
るためには、シリンダブロックと下部部材との接続を強
固なものとしなくてはならない。ここでは、2つの支持
部を挟持しているスタータとトランスミッションとの間
がボルト締めされた構成を採用することにより、それぞ
れの支持部を強固に把持して相互の位置関係を強固に固
定することができる。このためシリンダブロックと下部
部材との接続をより強固なものとすることができる。し
たがって請求項3〜5のいずれかの効果と共に、請求項
3〜5のいずれかの構成を採用しても、他の部分で特別
にシリンダブロックと下部部材とを強固に接続する構成
を採用せずに済み、内燃機関の構成を更に複雑化したり
することがなく、内燃機関の軽量化を阻害することがな
い。
【0046】請求項7記載の内燃機関のスタータ保持構
造においては、請求項3〜6のいずれか記載の構成に対
して、前記シリンダブロック側の1つの支持部および前
記下部部材側の1つの支持部が、スタータの外周面に沿
ってアーム状に形成されているとともに、両支持部の先
端は相互に接触していない。このように、アーム状の支
持部同士の先端を接触させる必要はない。すなわち支持
部により完全にスタータを包囲するように配置されてい
る必要はない。したがってアーム状の支持部同士が、そ
の先端が相互に接触せず離されていることにより、支持
部を短くすることができる。このことから請求項3〜6
のいずれかの効果と共に、更に支持部を太くしなくても
強度が十分なものとでき、内燃機関の重量を増加させる
ことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1における自動車用ガソリンエン
ジンの一部分を示す概略構成図。
【図2】 図1における部分拡大図。
【図3】 図2においてスタータを取り外した状態を示
す部分構成説明図。
【図4】 図2において密閉キャップを取り外して側面
から見たスタータ取付状態の説明図。
【図5】 図4に対して密閉キャップを嵌合した状態を
示す説明図。
【図6】 実施の形態2においてスタータを取り外した
状態を示す部分構成説明図。
【図7】 実施の形態2においてスタータを取り付けた
状態を示す部分構成説明図。
【符号の説明】
2…ガソリンエンジン、4…シリンダブロック、4b…
クランクキャップ、4c…シリンダブロック側の半円形
端面、6…クランクシャフト、8… オイルパン、8a
…オイルパン側の半円形端面、10…シリンダヘッド、
10a…吸気ポート、12…インテークマニホールド、
12a…分岐端、13…円形端面、14…フライホイー
ル、14a…リングギア、16…スタータ、16a…ピ
ニオンギア、16b…ハウジング外周面、16c…フラ
ンジ部、16d… マグネットスイッチ、18…凹部、
20…シリンダブロック側の支持アーム、20a,22
a,24a…支持面、20b,22b…貫通孔、22…
オイルパン側の支持アーム、24…支持凸部、26…ト
ランスミッション、26a…フランジ部、28,30…
ボルト、32…樹脂製密閉キャップ、116…スター
タ、116b…ハウジング外周面、120a,122
a,124a…支持面、122…オイルパン側の支持ア
ーム。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // F16H 57/02 501 F16H 57/02 501Z Fターム(参考) 3G024 AA46 AA61 BA29 BA30 DA01 DA03 EA01 FA13 FA14 GA26 GA35 3J063 AA02 AB02 AC03 BA01 BA03 BA04 BA05 BB12 BB44 BB48 BB50 CA01 CA10 CB42 CD46 CD53 CD65 XA03

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関のシリンダブロックと、該シリ
    ンダブロックに対してクランクシャフトの軸線部分近傍
    にて下部から一体化される下部部材とを備えた内燃機関
    において、前記シリンダブロックと前記下部部材との境
    界部分に、スタータを前記シリンダブロックと前記下部
    部材とにより支持された状態で配置したことを特徴とす
    る内燃機関のスタータ保持構造。
  2. 【請求項2】 前記下部部材は、オイルパンまたはロア
    ブロックのいずれかであることを特徴とする請求項1記
    載の内燃機関のスタータ保持構造。
  3. 【請求項3】 前記シリンダブロック側に形成された2
    つの支持部と前記下部部材側に形成された1つの支持部
    とにより、スタータが3箇所で支持されていることを特
    徴とする請求項1または2記載の内燃機関のスタータ保
    持構造。
  4. 【請求項4】 前記シリンダブロック側に形成された2
    つの支持部はスタータの支持部分の外径と同一の内径を
    有する支持面を備え、前記下部部材側に形成された1つ
    の支持部はスタータの支持部分の外径よりも大きい内径
    を有する支持面を備え、これら3つの支持面によりスタ
    ータが支持されていることを特徴とする請求項3記載の
    内燃機関のスタータ保持構造。
  5. 【請求項5】 前記シリンダブロック側に形成された2
    つの支持部の内の1つにより、主としてクランクシャフ
    トの径方向におけるスタータの位置決めがなされ、前記
    シリンダブロック側の他の1つの支持部と前記下部部材
    側の1つの支持部とにより、主としてクランクシャフト
    の周方向における位置決めがなされていることを特徴と
    する請求項3または4記載の内燃機関のスタータ保持構
    造。
  6. 【請求項6】 前記シリンダブロック側に形成された2
    つの支持部の内の少なくとも1つと前記下部部材側の1
    つの支持部とがスタータとトランスミッションとにより
    挟持されているとともに、スタータとトランスミッショ
    ンとの間がボルト締めされていることを特徴とする請求
    項3〜5のいずれかに記載の内燃機関のスタータ保持構
    造。
  7. 【請求項7】 前記シリンダブロック側の1つの支持部
    および前記下部部材側の1つの支持部が、スタータの外
    周面に沿ってアーム状に形成されているとともに、両支
    持部の先端は相互に接触していないことを特徴とする請
    求項3〜6のいずれかに記載の内燃機関のスタータ保持
    構造。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003113927A (ja) * 2001-10-03 2003-04-18 Suzuki Motor Corp 車両用モータアシスト装置のモータとトランスミッションケースとの結合部構造
JP2004124884A (ja) * 2002-10-04 2004-04-22 Honda Motor Co Ltd スタータモータの取付構造
FR2975443A1 (fr) * 2011-05-19 2012-11-23 Peugeot Citroen Automobiles Sa Moteur a combustion a fixation de demarreur faisant liaison entre un carter d'embrayage et un bloc moteur

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