JPH1047520A - スロットルボデー - Google Patents

スロットルボデー

Info

Publication number
JPH1047520A
JPH1047520A JP20186396A JP20186396A JPH1047520A JP H1047520 A JPH1047520 A JP H1047520A JP 20186396 A JP20186396 A JP 20186396A JP 20186396 A JP20186396 A JP 20186396A JP H1047520 A JPH1047520 A JP H1047520A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
throttle body
motor housing
throttle
rotor
housing part
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP20186396A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiro Hirano
康洋 平野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyoda Automatic Loom Works Ltd filed Critical Toyoda Automatic Loom Works Ltd
Priority to JP20186396A priority Critical patent/JPH1047520A/ja
Publication of JPH1047520A publication Critical patent/JPH1047520A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electrically Driven Valve-Operating Means (AREA)
  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 スロットルバルブをモータによって開閉作動
させる形式のスロットルボデーにおいて、部品点数を削
減して組付性の向上を図る。 【解決手段】 スロットルボデー本体1とモータハウジ
ング部2とを樹脂により一体に成形した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はエンジンの吸入空
気量を制御するために用いられるスロットルボデーに係
り、詳しくはスロットルバルブをモータによって開閉作
動させる形式のスロットルボデーに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のスロットルボデーにおい
ては、図5に示すように、アルミ製のスロットルボデー
本体31と、回転子をインサート成形した樹脂製のモー
タハウジング部32とを別々に形成し、それらスロット
ルボデー本体31及びモータハウジング部32にそれぞ
れ所定部品を組付けサブアッセンブリーとしたのち、ス
ロットルボデー本体31にモータハウジング部32をノ
ックピン33を用いて位置決めするとともに、ボルト3
4によって締結していた。なお、上記の所定部品とは、
スロットルボデー本体31側に関しては、スロットル
軸、スロットルバルブ、従動用ギヤ等であり、モータハ
ウジング部32側については、一端に駆動用ギヤ35が
一体に設けられた回転子とその回転子の軸方向の位置決
め用として取付けられるリテーナ36である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
なスロットルボデーでは、スロットルボデー本体31と
モータハウジング部32とを別々に形成し、それを組付
ける構成であるため、部品点数が多くなり、組付けが面
倒であった。
【0004】本発明は、上述の問題点に鑑みてなされた
ものであり、その目的とするところは、部品点数を削減
して組付性の向上を図る上で有効なスロットルボデーを
提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は次のように構成したものである。即ち、請
求項1の発明は、スロットルバルブをモータによって開
閉作動させる形式のスロットルボデーにおいて、スロッ
トルボデー本体にモータハウジング部を一体に形成した
ことを特徴とする。
【0006】上記のように構成された請求項1の発明に
よると、スロットルボデー本体にモータハウジング部を
一体に形成したことにより、従来に比べて部品点数が減
少するとともに、スロットルボデー本体にモータハウジ
ング部を組付けるといった作業が不要となる。
【0007】ここで、スロットルボデー本体内及びモー
タハウジング部内に組付けられる部品の組付方向につい
ては、特に限定されるものではないが、請求項2の発明
のように、前記モータハウジング部を、そのモータハウ
ジング部に組付けられる回転子が前記スロットルボデー
本体に組付けられるスロットル軸と横並びとなるように
配置するとともに、スロットルボデー本体とモータハウ
ジング部には、部品組付用としての共通の開口部を設け
ることもできる。
【0008】このように形成したときは、スロットルボ
デー本体内及びモータハウジング部内に部品を組付ける
際、その部品を同一方向から組付けることができるた
め、組付性が向上する。
【0009】また、モータハウジング部内に回転子を組
付ける場合、その抜け止め手段が必要となるが、請求項
3記載の発明のように、前記開口部を塞ぐために設けら
れるカバー部材に、前記回転子に係合して軸方向の動き
を規制する抜け止め部を設けることが望ましい。このよ
うに形成したときは、カバー部材が抜け止め手段を兼用
するため、組付部品点数が削減される。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて具体的に説明する。図1はスロットルバルブ
をステッピングモータによって開閉作動させる形式のス
ロットルボデーの正面図でありカバー部材が外された状
態で示してある。図2は図1のA−A線断面図、図3は
樹脂成形後のスロットルボデー形状を示す断面図であ
る。図示のように、この実施の形態に係るスロットルボ
デーは、スロットルボア2を有する略円筒形のスロット
ルボデー本体1と、そのスロットルボデー本体1の側面
に横並びに形成されるモータハウジング部3とを一体に
備えている。
【0011】即ち、スロットルボデー本体1とモータハ
ウジング部3は、1つの成形型を用いて一体に成形され
た樹脂成形品であり、その成形時においてステッピング
モータの固定子4がインサート成形される。そして、図
3に示すように、スロットルボデー本体1とモータハウ
ジング部3には、それらに対する部品の組付けを同一方
向から行い得るようにするために、部品組付用としての
共通の開口部7が形成されるとともに、その開口部7に
連通する形でスロットルボデー本体1にはスロットル軸
8の取付孔5が、モータハウジング部3には回転子13
の取付空間6が、平行かつ横並びに設けられている。
【0012】即ち、スロットルボデー本体1の取付孔5
に対するスロットル軸8の組付け及びモータハウジング
部3の取付空間6に対する回転子13の組付けは、それ
ぞれ開口部7側から差し込むことによって行われるよう
になっている。この場合、スロットル軸8を受けるため
の玉軸受9及びダストシール10はスロットル軸8の組
付けに先立って取付孔5の大径部に組付けられ、スロッ
トルバルブ11は組付後のスロットル軸8に対してスロ
ットルボア2から差し込んでボルト12によって固定さ
れる。
【0013】回転子13はその軸14に一体に設けられ
た駆動用のギヤ16が手前側となるように取付空間6内
に差し込まれるが、この場合、回転子13の軸14を受
けるための玉軸受15は、組付けの容易さを考慮する
と、回転子13を取付空間6に組付ける前の段階で軸1
4に組付けておくことが望ましい。また、スロットル軸
8の開口部7側の端部には、回転子13側の駆動用のギ
ヤ16と噛み合う従動用のギヤ17がナット18によっ
て締着されるが、このギヤ17のスロットル軸8に対す
る組付けは、スロットル軸8のスロットルボデー本体1
への組付け前に行ってもよい。
【0014】この場合、ステッピングモータの固定子4
の中心と、スロットル軸8の中心の距離の位置決めは、
スロットルボデー本体1とモータハウジング部2の成形
時に行うため、ギヤ組付時の位置決めが不要となる。即
ち、回転子4のギヤ16とスロットル軸8のギヤ17は
組付けるだけで適正に噛み合うことになり、従来のよう
なノックピン33が不要となる。
【0015】このようにして、各部品が組付けられたの
ちは、開口部7はそこに装着されるカバー部材19によ
って塞がれるが、このカバー部材19には図4に示すよ
うに、内方に突出する略半円筒形の抜け止め部20が設
けられ、その抜け止め部20の先端が開口部7側の玉軸
受15の外輪の側面および外周面に係合することによっ
て回転子13の軸方向及び周方向の動きを規制してい
る。
【0016】このように、本実施の形態に係るスロット
ルボデーおいては、スロットルボデー本体1とモータハ
ウジング部3とを一体に成形したことにより、カバー部
材19と合わせて僅か2部品となる。従って、スロット
ルボデー本体31、モータハウジング部32、ノックピ
ン33、リテーナ36の4部品から成立していた従来に
比べて部品点数が大幅に減少され、それに伴い組付工数
が減少し、組付性が向上する。
【0017】また、スロットルボデー本体1とモータハ
ウジング部3とを一体成形としたときは、1つの成形型
で済むため、型費が低減されることになり、生産コスト
の低減につながる。なお、樹脂製としたときは、成形性
にすぐれることから高い精度の製品が期待できるととも
に軽量化を図る上でも有利となり、しかもモータ部に関
する絶縁性を確保する上で有効となるが、必ずしも樹脂
に限定されるものではなく、モータ部の電気的に絶縁が
必要な箇所を絶縁材料で内包或いは介在することによっ
て電気的絶縁構成を実現したときは、スロットルボデー
本体1とモータハウジング部3をアルミ製又は鋳鉄製に
よる一体成形としてもよい。
【0018】さらに、スロットルボデー本体1とモータ
ハウジング部3とを一体成形としたときは、これを1つ
の単位としてスロットル軸8や回転子13等の部品を順
次組付けることができ、その場合、部品を開口部7を通
して同一方向から組付けるように形成してあるため、そ
の組付作業を効率的に組付けることが可能となり、特に
ロボットによる組付作業の自動化に対する適応性が高い
ものとなる。また、この実施の形態では、カバー部材1
9が回転子13の抜け止め手段を兼用する構成であるた
め、抜け止め部材を別途に設ける場合に比べて部品点数
を減少することができる。
【0019】ところで、従来のようにスロットルボデー
本体31にモータハウジング部32を突き合わせ状に組
付ける構造では、スロットルボデー本体31の側面から
のモータハウジング部32の横方向への突出量が大きく
なるが、本実施の形態によれば、モータハウジング部3
をスロットル軸8に対して回転子13が横並びとなるよ
うに配置したことによりモータハウジング部3の突出量
を小さい範囲に抑えることができる。
【0020】なお、この実施の形態では固定子4をモー
タハウジング部3内にインサート成形するとしたが、こ
れは後で組付ける構成に変更してもよい。
【0021】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
スロットルボデー本体にモータハウジング部を一体に形
成したことにより、従来に比べて部品点数を減少できる
とともに、スロットルボデー本体にモータハウジング部
を組付けるといった作業が不要となり、作業性が向上す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】スロットルバルブをステッピングモータによっ
て開閉作動させる形式のスロットルボデーをカバー部材
を外して示す正面図である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】樹脂成形後のスロットルボデー形状を示す断面
図である。
【図4】回転子の抜け止め構造を示す説明図である。
【図5】従来のスロットルボデー本体とモータハウジン
グ部の組付手順を示す説明図である。
【符号の説明】
1…スロットルボデー本体 3…モータハウジング部 4…固定子 7…部品組付用の開口部 8…スロットル軸 13…回転子 16,17…ギヤ 19…カバー部材 20…抜け止め部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スロットルバルブをモータによって開閉
    作動させる形式のスロットルボデーにおいて、スロット
    ルボデー本体とモータハウジング部とを一体に形成した
    スロットルボデー。
  2. 【請求項2】 前記モータハウジング部を、そのモータ
    ハウジング部に組付けられる回転子が前記スロットルボ
    デー本体に組付けられるスロットル軸と横並びとなるよ
    うに配置するとともに、スロットルボデー本体とモータ
    ハウジング部には、部品組付用としての共通の開口部を
    設けた請求項1記載のスロットルボデー。
  3. 【請求項3】 前記開口部を塞ぐために設けられるカバ
    ー部材に、前記回転子に係合して軸方向の動きを規制す
    る抜け止め部を設けた請求項2記載のスロットルボデ
    ー。
JP20186396A 1996-07-31 1996-07-31 スロットルボデー Pending JPH1047520A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20186396A JPH1047520A (ja) 1996-07-31 1996-07-31 スロットルボデー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20186396A JPH1047520A (ja) 1996-07-31 1996-07-31 スロットルボデー

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1047520A true JPH1047520A (ja) 1998-02-20

Family

ID=16448146

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20186396A Pending JPH1047520A (ja) 1996-07-31 1996-07-31 スロットルボデー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1047520A (ja)

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6295968B2 (en) 2000-02-17 2001-10-02 Denso Corporation Throttle apparatus for internal combustion engine
US6739312B2 (en) 2001-07-05 2004-05-25 Denso Corporation Throttle device for engine
US6761145B2 (en) 2002-04-19 2004-07-13 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Throttle system for general-purpose engine
US7047935B2 (en) 2003-08-01 2006-05-23 Denso Corporation Throttle body having internally connected double pipe structure
US7104254B2 (en) 2003-08-01 2006-09-12 Denso Corporation Throttle control apparatus having plate-shaped inner connecting member
JP2007236037A (ja) * 2006-02-28 2007-09-13 Hitachi Ltd モータアクチュエータ及びそれを用いた内燃機関のモータ駆動式スロットルバルブ装置
US7328507B2 (en) 2003-08-01 2008-02-12 Denso Corporation Simultaneous forming method of throttle body and throttle valve
JP2008267208A (ja) * 2007-04-18 2008-11-06 Yamaha Motor Electronics Co Ltd 動力出力装置、およびこの装置の組立方法
WO2012001737A1 (ja) * 2010-06-29 2012-01-05 三菱電機株式会社 流体制御バルブ
JP2017025851A (ja) * 2015-07-24 2017-02-02 株式会社ケーヒン 燃料供給装置
JP2020515774A (ja) * 2017-02-06 2020-05-28 エムエムテー アーゲー 電動プラグ弁

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6295968B2 (en) 2000-02-17 2001-10-02 Denso Corporation Throttle apparatus for internal combustion engine
US6739312B2 (en) 2001-07-05 2004-05-25 Denso Corporation Throttle device for engine
US6761145B2 (en) 2002-04-19 2004-07-13 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Throttle system for general-purpose engine
US7328507B2 (en) 2003-08-01 2008-02-12 Denso Corporation Simultaneous forming method of throttle body and throttle valve
US7104254B2 (en) 2003-08-01 2006-09-12 Denso Corporation Throttle control apparatus having plate-shaped inner connecting member
US7047935B2 (en) 2003-08-01 2006-05-23 Denso Corporation Throttle body having internally connected double pipe structure
DE102004035511B4 (de) 2003-08-01 2017-03-30 Denso Corporation Elektrisch gesteuertes Drosselgerät mit einem plattenförmigen inneren Verbindungselement
JP2007236037A (ja) * 2006-02-28 2007-09-13 Hitachi Ltd モータアクチュエータ及びそれを用いた内燃機関のモータ駆動式スロットルバルブ装置
JP2008267208A (ja) * 2007-04-18 2008-11-06 Yamaha Motor Electronics Co Ltd 動力出力装置、およびこの装置の組立方法
WO2012001737A1 (ja) * 2010-06-29 2012-01-05 三菱電機株式会社 流体制御バルブ
JPWO2012001737A1 (ja) * 2010-06-29 2013-08-22 三菱電機株式会社 流体制御バルブ
JP5404927B2 (ja) * 2010-06-29 2014-02-05 三菱電機株式会社 流体制御バルブ
JP2017025851A (ja) * 2015-07-24 2017-02-02 株式会社ケーヒン 燃料供給装置
WO2017018225A1 (ja) * 2015-07-24 2017-02-02 株式会社ケーヒン 燃料供給装置
JP2020515774A (ja) * 2017-02-06 2020-05-28 エムエムテー アーゲー 電動プラグ弁

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4146714B2 (ja) 減速機付き電動機
EP1191210B1 (en) Throttle device of internal combustion engine
JP4695929B2 (ja) 非接触式の回転角度検出装置とその製造方法及びそれを用いたスロットル弁制御装置
JPH1047520A (ja) スロットルボデー
US5960512A (en) Windshield wiper assembly with a noise and vibration-damping fastener
US4843267A (en) Charging generator
KR20110038014A (ko) 액추에이터
KR0164062B1 (ko) 알터네이터용 회전자 축
US7207545B2 (en) Throttle bodies with throttle valves actuated by motors
KR100790670B1 (ko) 하우징 내에 수용된 액츄에이터를 위한 지지 장치
JP3541924B2 (ja) モールドモータ
US7111609B2 (en) Intake air control device having strain absorbing structure
JP2004084636A (ja) スロットル制御装置
KR101408443B1 (ko) 전기식 내연 기관 조정 장치
US7325530B2 (en) Engine intake manifold and airflow control valve assembly
CA2237115A1 (en) A starter for an internal combustion engine
JP2001286095A (ja) ギヤードモータ
JP3789641B2 (ja) 内燃機関の絞弁制御装置
US20040227413A1 (en) Electric motor for a linear drive system
US20200332874A1 (en) Rotary actuator
EP3989410A1 (en) Electric actuating motor for a servo steering device
JP3565712B2 (ja) モールドモータ
JP2023042089A (ja) スロットル装置
KR100525715B1 (ko) 엔진과의 장착방향을 가변시킬수 있는 스타터모터
WO2021117587A1 (ja) 内燃機関用可変圧縮比機構のアクチュエータ