JP2004086803A - 仮想試着のための情報処理方法及び装置 - Google Patents

仮想試着のための情報処理方法及び装置 Download PDF

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Abstract

【課題】オンライン・ショッピングにおいても複数人による現実のショッピングに近い状況を実現する。
【解決手段】仮想試着場面の画像の閲覧を可能とする第1のユーザの登録要求を受信した場合、当該第1のユーザに関する情報を記憶装置に登録するステップと、仮想試着場面の画像の閲覧が可能であると登録された第1のユーザの端末から仮想試着場面の画像の閲覧要求を受信した場合、記憶装置に登録された第1のユーザに関する情報と仮想試着場面に登場する所定の者に関する情報との少なくともいずれかに基づき仮想試着場面の画像を生成し、第1のユーザの端末に送信するステップとを含む。これにより、例えば仮想試着を行おうとするユーザは、自己又は他のユーザ若しくは自己及び他のユーザが登場する仮想試着場面の画像を同時又は非同期に閲覧できる第1のユーザを設定登録することができる。すなわち、仮想試着場面の複数人による共有が可能となる。
【選択図】 図27

Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、コンピュータによる仮想的な空間内において商品である衣服の着脱を行う仮想試着のための情報処理技術及び関連する決済のための情報処理技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば特開2001−022831号公報には以下のような技術が開示されている。すなわち、ユーザーの様々な取引先における取引履歴を基に、ユーザーが選択した商品に対して組合せがよく、かつユーザーの嗜好性にあった商品の情報を提供するために、情報の提供者が、予め商品同士を関連付けする情報を登録しなくても、ユーザーが選択した商品に対し組合せのよい商品を判定し、さらにユーザーの嗜好性にあった商品を判定するのに際し、ユーザーの多面的な嗜好性として、平均的嗜好性、目的別嗜好性、最近の嗜好性を加味し、ユーザーに適したコーディネート例として商品情報を提供する。
【0003】
また、例えば特開平11−086142号公報には以下のような技術が開示されている。すなわち、モデル画像を表示器に表示し、複数の商品群から指定された一つの商品群の画像情報と衣類に関する商品の画像情報をその商品データと共に記憶するデータベースから転送して表示端末の表示器に表示し、指定された商品群に含まれる複数の商品から指定された商品の商品画像をモデル画像に試着させて試着モデル画像として表示器に表示する。続く処理として、試着モデル画像が試着する商品の登録を確定し、表示端末での締め操作に応じ登録が確定した商品の商品データを本体に送信して商品登録処理を行う。
【0004】
また、例えば特開平11−001813号公報には以下のような技術が開示されている。すなわち、ファッションの専門的な知識が無くとも、あるいはファッションの専門的な知識をもった人のアドバイスがなくとも、顧客が好みの衣服の細部の形状や適用する素材を容易に選択可能とするコーディネート支援装置等である。
【0005】
また、例えば特開平11−265243号公報には以下のような技術が開示されている。すなわち、販売者側では、仮想試着に用いる商品の各部位の測定値及び購入者の身体の各部位の測定値が登録されたデータベースと、購入者が、購入者側の端末を操作し販売者側に設けられた仮想店舗内で、ある試着を伴う商品を購入する際、その商品の各部位のサイズの測定値及びその商品に対応する購入者の身体の各部位のサイズの測定値をデータベースから取得し、その取得した測定値を比較して、その商品の購入者に対するフィット具合を判定し、その判定結果を仮想試着結果として、購入者側の端末に提示する仮想試着システムアプリケーションとを備えたものである。
【0006】
また、例えば特開平11−203347号公報には以下のような技術が開示されている。すなわち、 試着用として選択された衣服(試着服)に対応する衣服型紙情報と、標準人体モデルの体型に関する標準人体情報とがメモリからそれぞれ読出されるとともに、キーボードやマウスを介して入力された体型情報、生地情報、および縫製情報がRAMから読出され、衣服画像生成部が試着人の体型に適合した衣服を示す衣服画像を作成する。こうして作成された衣服画像と、試着人の人物画像とが試着画像生成部に与えられ、人物画像と衣服画像とがクロマキー合成されて合成画像(試着画像)が作成される。
【0007】
また、例えば日本特許2860690号には以下のような技術が開示されている。すなわち、キー商品を特定するキー商品特定ステップと、前記特定したキー商品に基づいて、前記キー商品に組み合わされる商品であって、前記商品に合うコーディネート商品を特定するコーディネート商品特定ステップと、前記特定されたコーディネート商品を出力するコーディネート商品出力ステップとを有することを特徴とする商品案内方法を提供する。
【0008】
また、例えば特開2001−160095号公報には以下のような技術が開示されている。すなわち、インターネットに接続された電子モールシステムは、店舗・商品データベース、およびユーザデータベースを備える。店舗・商品データベースには、各店舗で販売される各商品の三次元モデルデータが登録されている。また、ユーザデータベースには、各ユーザの人物像規定データが登録されており、この人物像規定データに基づいて人物像を生成する。外部コンピュータで商品が選択されると、その商品を人物像に試着させた試着像の画像データが外部コンピュータに送信される。
【0009】
また、例えば特開2001−216429号公報には以下のような技術が開示されている。すなわち、消費者は仲介者のホームページに接続し、登録した仮想試着モデルに、サーバーに登録されている商品を選択し仮想試着する。仮想試着では、カラーコーディネーター及びスタイリストのデーターを基に作成した診断ソフトでアドバイスを得る事が出来、仮想試着を行えば、メーカー名・購入品名・価格等が一覧表示され、消費者は発注情報を入力し、仲介者は各販売業者に契約に必要な消費者のデーターをインターネットで送信し、販売業者は消費者に商品を発送する。
【0010】
また、例えば特開2001−319108号公報には以下のような技術が開示されている。すなわち、会員をスターとして扱いTVドラマ的なアングルにして、ショッピングを楽しませ各国々のグラフイックス人物を取り入れ、ドラマ的スリル要素を入れる。会員の社会情勢、会話の勉強も盛り込む。交換器、接続回路の確保、友達同志のキーワードによる画面上、双方向のおしゃべりおよび家族同志のショツピング、ブライダルのウエデイングドレス、装飾品、タキシード、お色直し、式場での雰囲気、実写ソフト化、何度でも確かめ気に入ったら本契約する。好きな物を好きなだけ試着したり、装飾品、その他を身に着けたりしゴージヤスな雰囲気を味わったり行きたい外国、行きたい店の疑似体験を画面上で出来る。
【0011】
また、例えば特開2001−330806号公報には以下のような技術が開示されている。すなわち、個人が所有のパーソナルコンピュータのウエブブラウザを用いて眼鏡店が開設するホームページにインターネットを経由してアクセスし、ホームページで提供された眼鏡フレームを選択して、選択された眼鏡フレームを顔画像と合成してモニター画面上に表示させる。
【0012】
また、例えば特開2001−344474号公報には以下のような技術が開示されている。すなわち、商品、特に服飾用品のように、顧客の体型によって同一商品であっても価値に差がでる商品に関して、三次元オブジェクトに当該服飾用品を試着させ、様々な視点から見ることができるようにしたため、従来のオンラインショッピングでは、不可能であった、顧客個々の価値感を考慮した上での購入が可能となり、返品等を軽減することができる。また、服飾用品を重ね着させることができるため、トータルコディネイトの状態も確認することができる。さらに、顧客オブジェクトを顧客の体型に合せて変形することができる。
【0013】
また、例えば特開2001−344482号公報には以下のような技術が開示されている。すなわち、顧客側の画像及び希望商品を登録・蓄積する手段、商品を提供する側の商品画像及び商品情報を登録・蓄積する手段、顧客側の希望に対応した商品を登録・蓄積された商品画像及び商品情報から検索する手段、検索された商品画像及び商品情報と顧客側の画像とを合成する手段、及び得られた合成画像を顧客側に提供する手段とを有する合成写真を用いた試着システムである。
【0014】
また、例えば特開2002−24640号公報には以下のような技術が開示されている。すなわち、ファッション誌等に示された洋服等を記憶するデータベースとユーザに関連する情報を記憶するデータベースとウェブサーバで体験ウェブサイトが構築される。体験ウェブサイトはファッション誌等と予め関連付けられている。ユーザは体験ウェブサイトにアクセスするコンピュータを有する。ユーザの人体に洋服等を付加して体験合成画像を作成するバーチャル体験実行部は、ユーザのコンピュータ側または体験ウェブサイト側に設けられる。ファッション誌等に表示された洋服等に関して体験希望意思に基づきインターネットを介してアクセスしたユーザに対してバーチャル試着ページを提示し、ここで試着体験を仮想的に行うことができる。
【0015】
また、例えば特開2002−32640号公報には以下のような技術が開示されている。すなわち、インターネット上に専門店の仮想店舗、仮想マーケットを設ける。顧客の趣向、データを登録し、かつ店舗側よりアンケート形式で顧客の好み、容姿等のデータを収集して個人別のファイルを作る。これらのデータを総合して人工現実感を創って顧客が着衣して歩いたり、走ったりする姿を多方面から見る事を可能にする。顧客の端末機器から個人認証を確定して仮想店舗に入って行き、メニューから選定して仮想試着し、迅速に好みの衣服を選び、発注することが出来る。又、ファッションショーに出演したモデルの服装、装飾品を自分、家族又は知人に仮想試着して容姿を客観的に観察して、楽しんだり、注文したりすることが出来る。
【0016】
また、例えば特開2002−32589号公報には以下のような技術が開示されている。すなわち、本システムの利用者は、身長、胸囲、胴まわり、袖丈等のデータをインターネットで入力し、体型の詳細なデータであるインターネットオーダーサイズを得る。オーダーの購入希望者は、注文内容と、インターネットオーダーサイズを入力するだけで注文でき、オーダー同様の仕上がりとなる。季節ものの新作やニューファッションの作品、それに販売用に展示された衣類でも、必要に応じて一部手直しができることから、オーダー同等の製品を手に入れることができる。さらに、必要があれば、仮想空間を利用して模擬試着もできるインターネットオーダーによる衣類の販売等システムを提供する。
【0017】
また、例えば特開2002−58045号公報には以下のような技術が開示されている。すなわち、店舗などに設置した複数台の多眼ステレオカメラ(例えば9個のビデオカメラを3×3マトリックス配置したもの)で人の身体や物品などの対象物を撮影し、出力された動画像データをネットワークを通じてモデリングサーバへ送る。モデリングサーバは、その動画像データから対象物の3次元モデルを作成する。この3次元モデルは、撮影時の対象物の動きに基づいて、動くことができるように作られている。ユーザシステムは、その3次元モデルを受け取り、これを衣服のバーチャル試着や体験型ゲームなどのアプリケーションのバーチャル3次元空間に取り込み、動かす。
【0018】
また現在、顧客がオンライン・ショッピングにおいて仮想試着を行い購入を決めることができるインターネット・サイトが既に存在する。中には自分の体系や顔までを真似て画面に登場させ仮想試着をして似合うかどうかを判断し、購入できるものも存在する。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上で述べた従来技術では、本人もしくは第3者が個別に試着をした画面を見て購入を検討するものであり、一般的に行われているショッピングとはかけ離れたものになっている。すなわち、複数の人が商品を試着した様子をお互いに見せあったり、ペア・ルック等、複数人によるコーディネイトを検討したり、他の人が試着した商品が気に入った場合、その商品を購入したりすることなどが、上で述べた従来技術では実現できない。
【0020】
従って本発明の目的は、オンライン・ショッピングにおいても複数人による現実のショッピングに近い状況を実現するための新規な情報処理技術を提供することである。
【0021】
また本発明の他の目的は、試着された商品の多様な代金支払態様を可能にするための情報処理技術を提供することである。
【0022】
【課題を解決するための手段】
本発明の第1の態様に係る、所定の者の仮想試着場面の画像を複数人で閲覧するための情報処理方法は、仮想試着場面の画像の閲覧を可能とする第1のユーザの登録要求を受信した場合、当該第1のユーザに関する情報を記憶装置に登録するステップと、仮想試着場面の画像の閲覧が可能であると登録された第1のユーザの端末から仮想試着場面の画像の閲覧要求を受信した場合、記憶装置に登録された第1のユーザに関する情報と仮想試着場面に登場する所定の者に関する情報との少なくともいずれかに基づき仮想試着場面の画像を生成し、第1のユーザの端末に送信するステップとを含む。これにより、例えば仮想試着を行おうとするユーザは、自己又は他のユーザ若しくは自己及び他のユーザが登場する仮想試着場面の画像を同時又は非同期に閲覧できる第1のユーザを設定登録することができる。
【0023】
また、本発明の第1の態様において、第2のユーザの仮想試着を可能とする設定要求を受信した場合、第2のユーザに対応して仮想試着が可能であることを表す情報を記憶装置に登録するステップと、第2のユーザの端末から第2のユーザの仮想試着に関する設定情報を受信した場合、第2のユーザの仮想試着に関する設定情報を記憶装置に登録するステップとをさらに含むような構成であってもよい。これにより、例えば仮想試着を行おうとするユーザは、例えば一緒に仮想試着場面に登場する他のユーザを登録することができる。また、仮想試着場面に登場するユーザは、例えば下半身を隠す等、仮想試着場面に登場する際の条件を設定することが可能となる。
【0024】
また、本発明の第1の態様において、上で述べた所定の者に関する情報が、第2のユーザの仮想試着に関する設定情報を含むような構成であってもよい。これにより、仮想試着場面に登場する各ユーザによって設定された条件が、閲覧が許可されている各ユーザのための仮想試着場面の画像に反映されるようになる。
【0025】
また、本発明の第1の態様において、上で述べた第2のユーザの仮想試着に関する設定情報は、第1のユーザによる、第2のユーザの画像に対する仮想試着操作に関する設定情報を含むような構成であってもよい。これにより、仮想試着場面に登場する各ユーザは、自己の画像に対しての他のユーザによる仮想試着操作(例えば衣服の着脱等)についての設定を行うことが可能となる。例えば「上半身は他のユーザの仮想試着操作を許可しない」等の設定が可能となる。
【0026】
また、本発明の第1の態様において、仮想試着操作に関する設定情報に則った仮想試着操作指示を第1のユーザの端末から受信した場合、少なくとも仮想試着操作指示に基づき仮想試着場面の画像を生成し、第1のユーザの端末に送信するステップをさらに含むような構成であってもよい。これにより、仮想試着操作についての設定が、仮想試着場面での各ユーザの操作に対応する画像生成処理に反映される。
【0027】
本発明の第2の態様に係る、所定の者の仮想試着に用いられた商品の決済についての情報処理方法は、所定の者に商品を仮想試着させる要求をユーザの端末から受信した場合には、少なくとも所定の者に関する情報と商品に関する情報とを試着情報記憶部に格納するステップと、商品又は所定の者を指定する決済要求をユーザの端末から受信した場合、指定された商品若しくは所定の者が仮想試着した商品又は商品群に対応して支払者たるユーザの情報を決済情報記憶部に格納するステップとを含む。これにより、仮想試着者別・商品別に決済を行うことが可能となる。すなわち、自己又は他のユーザが仮想試着している商品をまとめて決済したり、各商品について個別に決済したりすることが可能となる。
【0028】
また、本発明の第2の態様において、支払者たるユーザの支払金額の情報をユーザの端末から受信した場合、支払金額の情報を少なくともユーザに対応付けて決済情報記憶部に格納するステップをさらに含むような構成であってもよい。これにより、どのユーザがどの決済についていくら支払うのかということを登録できるようになり、複数のユーザによる決済すなわち共同購入が可能となる。
【0029】
また、本発明の第2の態様において、支払分担の指示情報を支払者たるユーザの端末から受信した場合には、支払分担の指示情報に基づき計算された支払金額を少なくともユーザに対応付けて決済情報記憶部に格納するステップをさらに含むような構成であってもよい。これにより、共同購入が効率的に行える。例えば4人のユーザによる割前勘定では、商品注文金額の4分の1の金額が、少なくとも割前勘定を選択したユーザの支払金額として登録される。
【0030】
また、本発明の第2の態様において、指定された商品若しくは所定の者が仮想試着した商品又は商品群の注文金額に支払者たる複数のユーザの支払金額の累計が達するまで又は決済要求を受信してから所定の期間、指定された商品若しくは所定の者が仮想試着した商品又は商品群についての決済要求を受け付け、指定された商品若しくは所定の者が仮想試着した商品又は商品群の注文金額に支払者たる複数のユーザの支払金額の累計が達した場合、指定された商品若しくは当該所定の者が仮想試着した商品又は商品群の発注処理を行うステップをさらに含むような構成であってもよい。これにより、共同購入時において、ある一定の期間は注文金額に達するまで複数のユーザが分担して支払登録を行うことができる。また、共同購入時における金額不足の状態での発注等を防止することが可能となる。
【0031】
本発明の第3の態様に係る情報処理方法は、所定の者の仮想試着場面の画像をサーバに対して要求するステップと、要求元ユーザに関する情報と仮想試着場面に登場する所定の者に関する情報との少なくともいずれかに基づき生成された仮想試着場面の画像をサーバから受信して表示装置に表示するステップとを含む。これにより、ユーザは自己又は他のユーザ若しくは自己及び他のユーザが登場する仮想試着場面の画像を同時又は非同期に閲覧することが可能となる。
【0032】
本発明の第4の態様に係る決済処理方法は、少なくとも仮想試着を行った所定の者に関する情報と当該所定の者に対応付けられた仮想試着商品の情報とをサーバから受信して表示装置に表示するステップと、仮想試着商品又は所定の者を指定する決済要求をサーバに送信するステップとを含む。例えば決済を行おうとするユーザは、自己又は他のユーザが仮想試着している商品をまとめて決済したり、各商品について個別に決済したりするための要求を出すことが可能となる。
【0033】
本発明の第5の態様に係る、商品の決済についての情報処理方法は、所定の者に商品を対応付けるための要求をユーザの端末から受信した場合には、少なくとも当該所定の者に関する情報と前記商品に関する情報とを商品情報記憶部に格納するステップと、商品又は所定の者を指定する決済要求をユーザの端末から受信した場合、指定された商品若しくは前記所定の者に対応付けられた商品又は商品群に対応して支払者たる当該ユーザの情報を決済情報記憶部に格納するステップとを含む。これにより、ユーザからの要求に応じて商品別又は試着者別に決済することが可能となる。
【0034】
本発明に係る情報処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを作成することも可能であって、当該プログラムは、例えばフレキシブル・ディスク、CD−ROM、光磁気ディスク、半導体メモリ、ハードディスク等の記憶媒体又は記憶装置に格納される。また、ネットワークを介して頒布される場合もある。なお、処理途中のデータについては、コンピュータのメモリに一時保管される。
【0035】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施の形態に係るシステム構成図を図1に示す。例えばパーソナル・コンピュータであるユーザ端末A(3)及びユーザ端末B(7)は、図示しないがウェブ(Web)ブラウザ機能及びメーラ機能を備えており、無線又は有線によりインターネットに接続してホームページを閲覧すること及びメールの送受信を行うことが可能となっている。
【0036】
例えばインターネットであるネットワーク1には、1又は複数のユーザ端末A(3)やユーザ端末B(7)の他、仮想試着処理等を行う1又は複数のASP(Application Service Provider)サーバ5、並びに例えば服飾品のオンライン販売店(販売サイト)のサーバである1又は複数の販売サイトAサーバ9及び販売サイトBサーバ11が接続されている。
【0037】
ASPサーバ5には、仮想試着に関連するデータが格納されている試着管理データベース(DB)51及び仮想試着を行うユーザの情報が格納されているユーザ管理DB53が接続されている。また、各販売サイトでは取扱商品の情報が格納されている商品DBが管理されており、販売サイトAサーバ9には商品DB91が接続され、販売サイトBサーバ11には商品DB111が接続されている。
【0038】
なお、オンライン・ショッピング及び仮想試着サービスに参加するユーザ数や販売サイトの数は限定されず、それに伴いユーザ端末及び販売サイト・サーバの数も限定されない。また、ASPが複数あってそれぞれが仮想試着サービスを提供するような構成であってもよい。
【0039】
また、ネットワーク1を経由する通信には、図示していないがドメイン・ネーム・サーバ(DNS)、メール・サーバ、ファイア・ウォール等の、インターネット接続やメール送受信に必要な機器及び機能を使用するものとする。
【0040】
各DBにおけるテーブル構成及び格納されるデータの一例を図2乃至図8に示す。
【0041】
商品DB91や商品DB111等、販売サイトが管理する商品DBには、例えば図2に示すような商品管理テーブルが含まれる。図2に示す商品管理テーブルの例には、商品コードの列200、商品型式の列202、商品情報の列204、色の列206、サイズの列208、生地・素材の列210、画像データの列212及び単価の列214が含まれている。
【0042】
本テーブルでは商品コードの列200の値及び商品型式の列202の値によってレコードが特定される。商品コードの列200の値や商品型式の列202の値は各販売サイトやメーカが独自に設定したものでもよいが、商品コードの列200の値及び商品型式の列202の値が決まることによって、商品の種類、色、形、サイズ及び生地・素材が特定できる必要がある。また、各販売サイトやメーカの商品別在庫数を本テーブルに登録するような構成であってもよい。なお、画像データの列212に登録されるファイルのデータ形式については、仮想試着が行われる際に表示される画面構成によって、2次元データであっても3次元データであってもよい。
【0043】
次に、ユーザ管理DB53におけるテーブル構成及び格納されるデータの一例を図3に示す。図3に示すユーザ管理テーブルの例には、ユーザIDの列300、氏名の列302、生年月日の列304、郵便番号の列306、住所の列308、電話番号の列310、身長の列312、胸囲の列314、ウエストの列316、ヒップの列318及び本人画像の列320が含まれている。
【0044】
本テーブルには仮想試着サービスに参加する各ユーザの属性情報が格納されている。レコードは主キーであるユーザIDの列300の値によって特定される。各列は、仮想試着場面の画像(仮想試着画面とも呼ぶ)の表示処理や商品注文における支払登録処理などで使用する属性で構成されている。また、身長の列312の値、胸囲の列314の値、ウエストの列316の値及びヒップの列318の値に基づき、仮想試着する商品のサイズを自動的に設定するような構成であってもよい。なお、本人画像の列320に登録されるファイルのデータ形式については、仮想試着が行われる際に表示される画面構成によって、2次元データであっても3次元データであってもよい。但し、商品を仮想試着する体の部位が特定できるような情報が含まれているものとする。例えば、Tシャツを上半身に仮想試着する操作がなされた場合には、Tシャツの情報と、仮想試着するユーザの画像の上半身を表す情報との対応付けがなされ、ユーザが上半身にTシャツを着ているように見える画像を生成するような構成となる。
【0045】
次に、試着管理DB51におけるテーブル構成及び格納されるデータの一例を図4乃至図8に示す。試着管理DB51には、例えば図4に示すバスケット管理テーブル、図5に示す利用者エントリ・テーブル、図6に示す試着エントリ・テーブル、図7に示す購入管理テーブル及び図8に示す注文テーブルが含まれている。本実施の形態では、仮想試着場面において仮想試着された商品は、仮想試着場面毎に用意された仮想の試着用バスケットに入るものと仮定し、仮想試着された商品及び対応するユーザの情報の管理を、試着用バスケットに関する情報を管理することによって実現するような構成となっている。
【0046】
図4にバスケット管理テーブルの一例を示す。図4に示すバスケット管理テーブルの例には、バスケットIDの列400、名称の列402、生成者IDの列404、生成日の列406、有効期限の列408、画面URL(Uniform ResourceLocator)(ディレクトリ)の列410、個人/グループの列412及び利用者エントリ数の列414が含まれている。
【0047】
本テーブルには各バスケットすなわち各仮想試着場面の情報が格納されている。ユーザによって仮想試着場面を新規に設定する操作がなされた場合、本テーブルにレコードが追加される。バスケットIDの列400には、ASPサーバ5によって生成されたユニークなIDが登録され、レコードはバスケットIDの列400の値によって特定される。名称の列402には、バスケットの名称が登録される。個人用バスケットの場合は生成者の氏名が登録され、グループ用バスケットの場合はグループ名が登録される。生成者IDの列404には、バスケットを生成する操作を行ったユーザのユーザIDが登録され、このユーザは当該バスケットの管理者となる。生成日の列406には、バスケットが生成された日付が登録され、有効期限の列408には、バスケットの有効期限となる日付が登録される。この日付になった場合には、当該レコードを削除して仮想のバスケットを消滅させるような構成となっている。図4の例ではバスケットが1年間有効となるようなデータが登録されているが、バスケットの有効期間はもっと長くても短くてもよい。また、バスケット毎に有効期間を変えるような構成でもよい。画面URL(ディレクトリ)の列410にはWebブラウザで仮想試着画面を閲覧するための情報が登録される。なお、ここに登録される情報はURLの一部(同一グループに共通のディレクトリ)であり、実際にユーザが利用するURLは、このディレクトリ情報を用いてユーザ毎に個別に生成される。個人/グループの列412には、当該バスケットを1人(個人)で使用するのか又は複数人(グループ)で使用するのかを表す値が登録される。利用者エントリ数の列414には、当該バスケットを利用する人数が登録される。始めはバスケット生成者1人が登録され、バスケットを利用するユーザが登録されると1人づつ増えるような構成となっている。なお、仮想試着画面を表示する際の人物(ユーザ画像)の位置や大きさ等は、この数値に基づいて決定される。
【0048】
図5に利用者エントリ・テーブルの一例を示す。図5に示す利用者エントリ・テーブルの例には、バスケットIDの列500、ユーザIDの列502、利用者名の列504、E−mailアドレスの列506、エントリ生成日の列508、共有条件の列510及び試着エントリ数の列512が含まれている。本テーブルには、どのユーザがどのバスケットを利用しているのかという情報が格納される。ユーザがバスケットの利用者として登録された場合、本テーブルにレコードが追加される。なお、1人のユーザが複数のバスケットを利用している場合もある一方で、1つのバスケットは上で述べたバスケット管理テーブル(図4)の利用者エントリ数の列412の値で示される数だけユーザに関連付けられている。そのため、レコードはバスケットIDの列500の値及びユーザIDの列502の値によって特定される。個人用バスケットについては、利用者と1対1の関係であるため本テーブルの例では登録していないが、グループ用バスケットと同様に登録するような構成であってもよい。
【0049】
利用者名の列504にはユーザの氏名が登録され、仮想試着画面表示の際に使用されるが、正規化してユーザ管理テーブル(図3)から導出するような構成であってもよい。E−mailアドレスの列506にはユーザの電子メール・アドレスが登録され、エントリ生成日の列506には、ユーザがバスケットの利用者として登録された日付すなわち当該レコードの生成日が登録される。なお、本テーブルのレコード追加に伴い、バスケット管理テーブル(図4)の対応するバスケット(レコード)の利用者エントリ数の列412の値が増えるような構成となっている。共有条件の列508には、詳しくは後述するが、自己の画像を他のユーザに見せる範囲や他のユーザによる試着操作について等、各ユーザがバスケットを利用する上での条件を示す値が登録される。試着エントリ数の列510には、各ユーザが仮想試着中の商品の数が登録される。
【0050】
図6に試着エントリ・テーブルの一例を示す。図6に示す試着エントリ・テーブルの例には、バスケットIDの列600、アイテム番号(NO.)の列602、ユーザIDの列604、試着部位の列606、商品情報の列608、販売サイト・コードの列610、商品コードの列612、商品型式の列614、画像データの列616及び購入ステータスの列618が含まれている。本テーブルには、どのバスケットを利用しているどのユーザがどのような商品を仮想試着しているのかという情報が格納される。レコードはユーザが仮想試着を行った時に生成され、バスケットIDの列600の値及びアイテム番号(NO.)の列602の値によって特定される。アイテム番号(NO.)の列602には、バスケット内でユニークになるようにASPサーバ5によって生成された番号が登録される。
【0051】
ユーザIDの列604には、商品を仮想試着しているユーザのIDが登録され、試着部位の列606には、ユーザの体のどの部位に仮想試着がなされているかを表す情報が登録される。商品情報の列608には商品名が登録され、仮想試着画面の表示の際に使用されるが、正規化して商品管理テーブル(図2)から導出するような構成であってもよい。販売サイト・コードの列610、商品コードの列612及び商品型式の列614には、商品を特定するためのコードが登録される。画像データの列616には仮想試着画面に表示される商品の画像が登録されるが、商品情報の列608同様、正規化してもよい。購入ステータスの列618には、仮想試着がなされている当該商品が既に購入済みであるかどうかを表す値が登録される。すなわち、バスケットの中の商品を購入したからといって、商品をバスケットから出さないような構成となっている。実際のショッピングに例えると、商品の見本をレジに持っていって購入するような形態であり、見本が繰返し使用できるのと同様に、仮想試着商品は何回でも購入可能である。
【0052】
図7に購入管理テーブルの一例を示す。図7に示す購入管理テーブルの例には、バスケットIDの列700、アイテム番号(NO.)の列702、商品単価の列704、数の列706、合計金額の列708、支払登録済金額累計の列710、支払入力者ユーザIDの列712、入力金額の列714、支払方法の列716、入力日の列718、配送先郵便番号の列720、配送先住所の列722、受取人氏名の列724及び金額ステータスの列726が含まれている。本テーブルには、仮想試着がなされた商品の購入(すなわち代金支払登録)に関する情報が格納される。ユーザが自己又は他のユーザが仮想試着している商品の代金支払登録を行った場合、本テーブルにレコードが追加される。代金支払は、ある商品について1人のユーザが1回だけ行うものとは限らず、各々支払金額を決定した複数のユーザによってなされる場合もある。そのため、本テーブルには代金支払登録の履歴データが登録され、レコードを特定するための主キーは存在しない。なお、最新のデータだけが参照できればよい場合には、レコードを上書きするようにし、バスケットIDの列700及びアイテム番号(NO.)の列702を主キーとするような構成であってもよい。
【0053】
商品単価の列704には、ユーザが代金支払登録を行った商品の単価が登録される。数の列706には商品の数が登録され、合計金額の列708には、商品単価の列704の値に数の列706の値を掛けた値が登録される。すなわちこの値が、商品の注文金額となる。支払登録済金額累計の列710には、当該商品について1又は複数のユーザが代金支払登録を行った金額の累計が登録される。例えば、ある商品の購入について、まず第1のユーザが1千円の代金支払登録を行った場合、本テーブルにはレコードが1件追加され、当該レコードの支払登録済金額累計の列710には、”1,000”の値が登録される。次に第2のユーザが同じ商品の購入について2千円の代金支払登録を行った場合、本テーブルにはレコードがさらに1件追加され、当該レコードの支払登録済金額累計の列710には、”3,000”の値が登録されるような構成となっている。
【0054】
支払入力者ユーザIDの列712には、代金支払登録を行ったユーザのIDが登録され、入力金額の列714には、当該代金支払登録によってユーザが支払うべき金額が登録される。支払方法の列716には、クレジット・カードや銀行振込みなどの代金支払方法が登録され、入力日の列718には、代金支払登録を行った日付が登録される。複数のユーザによる代金支払に対して代金支払登録を受け付ける期間を設定する場合には、最初の代金支払登録についてのレコードの、入力日の列718の値に基づき代金支払登録の期限を設定する。
【0055】
配送先郵便番号の列720、配送先住所の列722及び受取人氏名の列724には、商品の配送先となる郵便番号、住所及び受取人の氏名が登録される。これらの値は、例えば複数のユーザによる代金支払が行われる場合には、最初の代金支払登録の際に登録される。これにより、他のユーザは誰のために代金支払登録が開始されたのかを知ることができ、追加で代金支払登録を行うかどうかを判断することができる。金額ステータスの列726には、支払登録済金額累計の列710の値が合計金額の列708の値に達しているかどうかを表す値が登録される。本テーブルの例では、支払登録済金額累計の列710の値が合計金額の列708の値に達した場合には”注文可”と登録され、未だ達していない場合には”金額不足”と登録される。本実施の形態では、金額ステータスの列726の値が”注文可”である商品について発注処理を行うような構成となっている。なお、発注処理が行われた場合には、対応するレコードを削除するか無効にするような処理を行う。
【0056】
図8に注文テーブルの一例を示す。図8に示す注文テーブルの例には、注文番号の列800、注文日の列802、販売サイト・コードの列804、商品コードの列806、商品型式の列808、数の列810、代引金額の列812、配送先郵便番号の列814、配送先住所の列816及び受取人氏名の列818が含まれている。本テーブルには、注文がなされた商品及び商品の配送先に関する情報が格納される。メーカや販売サイトに対して商品の発注が行われた場合、本テーブルにレコードが追加され、主キーである注文番号の列800の値によってレコードが特定される。
【0057】
注文日の列802には発注が行われた日付が登録される。販売サイト・コードの列804、商品コードの列806及び商品型式の列808には、発注がなされた商品(配送すべき商品)を特定する値(コード)が登録される。数の列810には配送すべき商品の数が登録される。代引金額の列812には、代金の支払方法が代引きである場合に、配送時に受け取るべき金額が登録される。配送先郵便番号の列814、配送先住所の列816及び受取人氏名の列818には、商品の配送先となる郵便番号、住所及び受取人の氏名が登録される。なお、例えば贈り物の購入など、受取人が商品購入処理を行っていない場合においても、支払方法が”代引”に登録されていると、受取人が代金を請求されることになる。そのため、代金支払登録を受け付ける際、代金支払登録を行うユーザと商品の受取人とが別の人物である場合には、代金支払方法として”代引”を選択できないようにする構成であってもよい。
【0058】
次に、図9及び図10を用いて図1に示したシステムの画面遷移を説明する。なお、図中に点線で囲んである画面(画面名称)については、ASPサーバ5以外のサーバが管理する画面を表している。また、影付きの実線で囲んである画面については、ブラウザ上のメイン画面として表示される画面を表し、通常の実線で囲んである画面については、サブ画面としてポップアップ表示される画面を表している。なお、各画面の構成や処理の詳細については後述するため、ここでは全体的な画面の遷移について説明する。また、各画面のためのデータ(例えばHTML(Hyper Text Markup Language)ファイル及び同時表示される画像ファイル等)はASPサーバ5等のサーバによって生成され、例えばユーザ端末A(3)又はユーザ端末B(7)に送信され、ユーザ端末A(3)又はユーザ端末B(7)のブラウザ機能により画面表示されるものとする。
【0059】
まず、販売サイトの商品選択画面(P900:図12)において商品の選択及び仮想試着(以下、試着)操作を受け付ける。例えば販売サイトAサーバ9又は販売サイトBサーバ11は、ユーザ端末から操作入力データを受信した場合、ASPサーバ5に処理を移行する。ASPサーバ5は、ユーザを特定するため、ログイン画面(P902)を表示させる。ログイン処理が終了した場合、試着画面を選択させる画面(P904:図14)を表示させる。この画面は、ユーザが個人用の試着画面で試着操作を行うか、複数人(共有グループ)用の試着画面で試着操作を行うかを選択させるような構成となっている。
【0060】
ユーザが個人用の試着画面を選択した場合には、端子Aを介して図10の画面遷移に移行する。ユーザが共有グループ用の試着画面を選択した場合には、共有グループ一覧画面(P906:図16)を表示させる。共有グループ一覧画面(P906)からは、共有グループ新規作成・編集画面(P908:図22)に移行し、さらに共有グループ・メンバ追加画面(P910:図24)や共有条件設定画面(P912:図26)に移行することができる。共有グループ一覧画面(P906)で一覧表示された共有グループのうち、いずれかの共有グループをユーザが選択した場合、試着対象(部位)選択画面(P914:図18)を表示させる。この画面では、選択された商品を、グループ内のどのユーザのどの部位(例えば上半身等)に試着させるのかをユーザに選択させる。試着対象(部位)が選択入力された場合、共有用の試着画面(P916:図18)を表示させる。ここでは、試着するユーザの部位に選択された商品のデータが対応付けられ、画面上でも試着が完了している画像が表示されるような構成となっている。なお、試着した商品の試着状態をユーザが調整するようにしてもよい。
【0061】
共有用の試着画面(P916)には、「他商品選択」ボタン、「試着リスト」ボタン、「画面共有」ボタン、「購入」ボタン及び「終了」ボタンが含まれている。「他商品選択」ボタンが押された場合には、販売サイトのサーバへ処理を移行し、商品選択用の画面(P918)を表示させる。この販売サイト商品選択画面は、P900の画面と同じでもよいし、別の販売サイトの画面であってもよい。ユーザが商品の選択及び試着操作を行うと、再び試着対象(部位)選択画面(P914)を表示させ、選択した商品を、どのユーザのどの部位に試着させるのかをユーザに選択させる。
【0062】
また、共有用の試着画面(P916)において「試着リスト」ボタンが押された場合には、試着リスト画面(P920:図30)を表示させる。この画面では、どのユーザがどの部位にどんな商品を試着しているのかの一覧(リスト)が含まれる。リストの行(ユーザの部位及び商品)が選択されて「試着商品のコピー」ボタンが押された場合、試着商品コピー画面(P922:図35)に移行する。試着商品コピー画面(P922)にはユーザの一覧が含まれ、同じ商品を試着させるユーザの選択入力が行われた場合、再び試着リスト画面(P920)を表示させる。ここでは、選択されたユーザに対しての試着処理(商品のコピー)を反映したリストが表示される。
【0063】
また、共有用の試着画面(P916)において「画面共有」ボタンが押された場合には、共有グループ一覧画面(P906)に戻り、共有グループの選択や新規作成・編集等の操作を受け付ける。
【0064】
また、共有用の試着画面(P916)において「終了」ボタンが押された場合には、試着状況の保存を行い、処理を終了する。なお、保存を行うかどうかを選択させる画面を表示させ、ユーザの入力に応じて、対応する処理を行うような構成であってもよい。
【0065】
また、共有用の試着画面(P916)において「購入」ボタンが押された場合には、会計用試着リスト画面(P924:図39)を表示させる。この画面には、試着状況及び試着している商品の金額がリストとして含まれ、また「試着者別に会計」ボタン及び商品毎の「会計」ボタン(リンク)が含まれる。
【0066】
「試着者別に会計」ボタンが押された場合には、会計試着者選択画面(P926:図51)を表示させる。この画面で、ユーザが会計しようと思うユーザ(試着者)を選択させる。試着者の選択入力が行われた場合、試着者別会計画面(P928:図53)を表示させる。この画面には、選択された試着者の試着商品の情報が含まれ、ユーザは数量等を入力できるようになっている。また、試着者別会計画面(P928)には「支払登録」ボタンが含まれ、ユーザによる「支払登録」ボタンの押下が行われた場合、試着者別支払登録画面(P930:図55)を表示させる。この画面では、支払方法や商品の配送先等の入力を受け付け、「注文」ボタンが押された場合には、支払登録を受け付けたことを示す、試着者別会計(支払登録)確認画面(P932:図56)を表示させる。
【0067】
会計用試着リスト画面(P924)において商品毎の「会計」ボタン(リンク)が押された場合には、選択された商品の商品別会計画面(P934)を表示させる。この画面には、選択された商品の価格等の情報が含まれ、ユーザは数量等を入力できるようになっている。また、商品別会計画面(P934:図42)には「支払登録」ボタンが含まれ、ユーザによる「支払登録」ボタンの押下が行われた場合、商品別支払登録画面(P936:図44)を表示させる。この画面では、支払方法や商品の配送先等の入力を受け付け、「注文」ボタンが押された場合には、支払登録を受け付けたことを示す、商品別会計(支払登録)確認画面(P938:図45)を表示させる。
【0068】
次に、図10を用いて、端子Aを介して移行した後の画面遷移について説明する。試着画面を選択させる画面(P904)(図9)において、ユーザが個人用の試着画面を選択した場合には、試着部位選択画面(P1000:図58)を表示させる。選択した商品をどの部位に試着させるかの選択入力が行われた場合には、個人用の試着画面(P1002:図59)を表示させる。ここでは、試着する部位と選択された商品のデータとが対応付けられ、画面上でも試着が完了している画像が表示されるような構成となっている。なお、試着した商品の試着状態をユーザが調整するようにしてもよい。
【0069】
個人用の試着画面(P1002)には、「他商品選択」ボタン、「試着リスト」ボタン、「画面共有」ボタン、「購入」ボタン及び「終了」ボタンが含まれている。「他商品選択」ボタンが押された場合には、販売サイトのサーバへ処理を移行し、商品選択用の画面(P1022)を表示させる。この販売サイト商品選択画面は、P900(図9)の画面と同じでもよいし、別の販売サイトの画面であってもよい。ユーザにより商品の選択及び試着操作の入力が行われると、再び試着部位選択画面(P1024)を表示させ、選択した商品をどの部位に試着させるのかをユーザに選択させる。
【0070】
試着部位選択画面(P1024)において試着部位の選択入力が行われた場合又は個人用の試着画面(P1002)において「試着リスト」ボタンが押された場合には、試着リスト画面(P1026:図61)を表示させる。この画面では、どの部位にどんな商品を試着しているのかについての一覧が含まれる。
【0071】
また、個人用の試着画面(P1002)において「画面共有」ボタンが押された場合には、共有グループ一覧画面(P1004)を表示させる。共有グループ一覧画面(P1004)からは、共有グループ新規作成・編集画面(P1006)に移行し、さらに共有グループ・メンバ追加画面(P1008)や共有条件設定画面(P1010)に移行することができる。共有グループ一覧画面(P1004)で一覧表示された共有グループのうち、いずれかの共有グループをユーザが選択した場合、共有用の試着画面(P1012)を表示させる。この画面はP916(図9)の共有用の試着画面と同様の構成であり、「他商品選択」ボタンが押されると、販売サイトの商品選択画面(P1018)へ移行する。ユーザにより商品の選択及び試着操作の入力が行われると、試着対象(部位)選択画面(P1020)を表示させ、選択した商品をどのユーザのどの部位に試着させるのかを、ユーザに選択させる。
【0072】
また、共有用の試着画面(P1012)において「試着リスト」ボタンが押された場合には、試着リスト画面(P1014)を表示させる。この画面では、どのユーザがどの部位にどんな商品を試着しているのかについての一覧(リスト)が含まれる。リストの行(ユーザの部位及び商品)が選択されて「試着商品のコピー」ボタンが押された場合、試着商品コピー画面(P1016)に移行する。試着商品コピー画面(P1016)にはユーザの一覧が含まれ、同じ商品を試着させるユーザを選択する操作を受け付けた場合、再び試着リスト画面(P920)を表示させる。ここでは、選択されたユーザに対しての試着処理(商品のコピー)を反映したリストが表示される。
【0073】
また、個人用の試着画面(P1002)又は共有用の試着画面(P1012)において「終了」ボタンが押された場合には、試着状況の保存を行い、処理を終了する。なお、上述同様、保存を行うかどうかを選択させる画面を表示させ、ユーザの指示に応じて処理を行うような構成であってもよい。
【0074】
また、個人用の試着画面(P1002)又は共有用の試着画面(P1012)において「購入」ボタンが押された場合には、端子Bを介して会計用試着リスト画面(P924)(図9)に移行する。
【0075】
次に、図11乃至図62を用いて図1に示したシステムの動作を説明する。
【0076】
ユーザはオンライン・ショッピングにおいて、例えばユーザ端末A(3)(又はユーザ端末B(7))を操作して、購入候補となる商品の選択を行う。商品選択の操作を受け付けたユーザ端末A(3)は、選択商品ページ・データの要求を例えば販売サイトAサーバ(9)(又は販売サイトBサーバ(11))に対して送信する(ステップS1)。販売サイトAサーバ(9)はユーザ端末A(3)から選択商品ページ・データの要求を受信し(ステップS3)、例えば商品番号及び商品型式を記憶装置に格納する。販売サイトAサーバ(9)は商品番号及び商品型式を用いて商品DB91を検索し、その結果に基づき選択商品ページ・データを生成してユーザ端末A(3)に対して送信する(ステップS5)。ユーザ端末A(3)は販売サイトAサーバ(9)から選択商品ページ・データを受信し、表示装置に表示する(ステップS7)。
【0077】
図12に選択商品ページの一例を示す。図12に示す選択商品ページの例には、商品画像120、商品データ122、「ショッピング・カートに入れる」ボタン124、「試着する」ボタン126及び「買い物を続ける」ボタン128が含まれている。商品画像120は、選択された商品の画像であり、商品DB(図2)の画像データの列212に登録されているファイルを表示したものである。なお、画像データは2次元データであっても3次元データであってもよい。
【0078】
商品データ122には、商品種別、色、サイズ及び単価として、商品DB(図2)の商品情報の列204の値、色の列206の値、サイズの列206の値及び単価の列214の値が含まれている。なお、生地・素材の列210の値や、他のデータが含まれるような構成でもよい。
【0079】
「ショッピング・カートに入れる」ボタン124がユーザにより押された場合、当該ホームページを管理するサーバ(例えば販売サイトAサーバ(9))のオンライン購入用データ記憶部に当該商品のデータが格納される。すなわち、仮想ショッピング・カートに商品が投入された状態となる。「買い物を続ける」ボタン128がユーザにより押された場合、商品を選択する前のオンライン・ショッピング用のページ(図示しない)に戻る。「試着する」ボタン126がユーザにより押された場合、図11のステップS9以降の処理が行われる。
【0080】
ユーザ端末A(3)は、ユーザによる試着指示を受け付け(ステップS9)、試着ページ・データの要求を販売サイトAサーバ(9)に対して送信する(ステップS11)。販売サイトAサーバ(9)は、試着ページ・データの要求をユーザ端末A(3)から受信し(ステップS13)、例えば商品番号及び商品型式を記憶装置に格納する。販売サイトAサーバ(9)は試着ページ・データ要求をASPサーバ5に対して送信する(ステップS15)。ASPサーバ5は試着ページ・データ要求を販売サイトAサーバ(9)から受信し、例えば販売サイト・コード、商品番号及び商品型式を記憶装置に格納する(ステップS17)。
【0081】
ASPサーバ5はユーザを識別するために、図示しないログイン・ページ等によりユーザのログイン処理を実施する(ステップS21)。なお、ASPサーバ5と販売サイトAサーバ(9)とを連携させ、販売サイトAサーバ(9)が事前にユーザのログインを受け付けておき、試着指示に応じてログイン・データ(例えばユーザID等)をASPサーバ5に送信するような構成であってもよい。ログイン処理が完了したら、ASPサーバ5はログイン・データを記憶装置に格納する(ステップS23)。処理は端子Cを介して図13の処理に移行する。
【0082】
次にASPサーバ5は商品データの要求を販売サイトAサーバ(9)に対して送信する(ステップS25)。販売サイトAサーバ(9)は商品データの要求をASPサーバ5から受信し(ステップS27)、例えば商品コード及び商品型式を記憶装置に格納する。販売サイトAサーバ(9)は商品番号及び商品型式を用いて商品DB91を検索し、その結果抽出された商品データをASPサーバ5に対して送信する(ステップS29)。ASPサーバ5は商品データを販売サイトAサーバ(9)から受信し、記憶装置に格納する(ステップS31)。なお、ステップS19におけるログイン判定の前にASPサーバ5が販売サイトAサーバ(9)から商品データを受信するような構成であってもよい。
【0083】
ASPサーバ5は予め記憶装置に格納してある又はステップS23において記憶装置に格納したユーザIDを用いて試着管理DB51のバスケット管理テーブル(図4)の検索処理を行う(ステップS33)。検索内容としては、当該ログイン・ユーザのIDで、生成者IDに含まれているレコードを抽出するものである。すなわち、当該ログイン・ユーザが過去に生成した試着場面(バスケット)のデータを抽出する。既存の試着場面のデータが存在するかどうか判定し(ステップS35)、存在しないと判定された場合は、処理は端子Dを介して図57の処理へ移行する。存在すると判定された場合は、ASPサーバ5は共有・個人選択ページ・データを生成し、ユーザ端末A(3)に対して送信する(ステップS37)。ユーザ端末A(3)は共有・個人選択ページ・データをASPサーバ5から受信し、表示装置に表示する(ステップS39)。
【0084】
図14に共有・個人選択ページの一例を示す。図14に示す共有・個人選択ページの例には、「個人」ボタン140及び「共有グループ」ボタン142が含まれている。「個人」ボタン140は、個人用試着場面へ移行するためのボタンであり、「共有グループ」ボタン142は、複数人による試着を行う共有グループ用試着場面へ移行するためのボタンである。なお、本実施の形態では、まず個人用試着場面を生成してから共有グループ用試着場面を生成するような構成となっているため、個人用試着場面だけが登録されていて、共有グループ用試着場面が登録されていない場合がある。そのような場合には、「共有グループ」ボタン142の色を薄く表示(グレー・アウト)し、押されても何も処理しないようにする。なお、「共有グループ」ボタン142を表示しないような構成であってもよい。
【0085】
図13の処理フローに戻り、ユーザ端末A(3)はユーザからの選択入力(個人か共有グループか)を受け付ける(ステップS41)。ユーザ端末A(3)はユーザから受け付けた選択入力データをASPサーバ5に対して送信する(ステップS43)。ASPサーバ5は選択入力データをユーザ端末A(3)から受信し、記憶装置に格納する(ステップS45)。処理は端子Eを介して図15の処理に移行する。
【0086】
ASPサーバ5は、受信した選択入力データが共有グループの選択であったかどうか判定する(ステップS47)。すなわち、共有・個人選択ページ(図14)において「共有グループ」ボタン142が押されたかどうか判断する。共有グループの選択ではなかったと判定された場合、処理は端子Fを介して図57の処理へ移行する。共有グループの選択であったと判定された場合、ASPサーバ5はステップS33において抽出されたデータを用いて共有グループ一覧ページ・データを生成し、ユーザ端末A(3)に対して送信する(ステップS49)。ユーザ端末A(3)は共有グループ一覧ページ・データをASPサーバ5から受信し、表示装置に表示する(ステップS51)。
【0087】
図16に共有グループ一覧ページの一例を示す。図16に示す共有グループ一覧ページの例には、共有グループ・リスト160、「共有開始」ボタン162、「新規作成」ボタン164、「削除」ボタン166及び「編集」ボタン168が含まれている。共有グループ・リスト160には、ログイン・ユーザが管理者となっている共有グループの名称が含まれ、ラジオボタンにより選択できるようになっている。共有グループ・リスト160から1つの共有グループが選択され且つ「共有開始」ボタン162が押された場合、その共有グループでの共有試着処理を開始する指示がユーザにより選択入力されたこととなる。
【0088】
また、「新規作成」ボタン164が押された場合、新しい共有グループを生成する指示がユーザにより選択入力されたこととなる。また、共有グループ・リスト160から1つの共有グループが選択され、且つ「削除」ボタン166が押された場合、その共有グループの登録を抹消する指示がユーザにより選択入力されたこととなり、同様に「編集」ボタン168が押された場合、その共有グループの情報を変更する指示がユーザにより選択入力されたこととなる。
【0089】
図15の処理フローに戻り、ユーザ端末A(3)は、共有グループ一覧ページ(図16)におけるユーザによる選択入力を受け付け(ステップS53)、受け付けた選択データをASPサーバ5に対して送信する(ステップS55)。ASPサーバ5は選択データをユーザ端末A(3)から受信して記憶装置に格納する(ステップS57)。ASPサーバ5は受信した選択データに基づき、ユーザの指示について以下の判定を行う。まず、共有開始かどうか、すなわち共有グループ一覧ページ(図16)において共有グループ・リスト160から1つの共有グループが選択され且つ「共有開始」ボタン162が押されたかどうか判定する(ステップS59)。共有開始であると判定された場合、処理は端子Gを介して図17の処理に移行する。
【0090】
共有開始ではないと判定された場合、新規作成かどうか、すなわち共有グループ一覧ページ(図16)において「新規作成」ボタン164が押されたかどうか判定する(ステップS61)。新規作成であると判定された場合、処理は端子Hを介して図21の処理に移行する。
【0091】
新規作成ではないと判定された場合、削除かどうか、すなわち共有グループ一覧ページ(図16)において共有グループ・リスト160から1つの共有グループが選択され且つ「削除」ボタン164が押されたかどうか判定する(ステップS63)。削除ではないと判定された場合は選択された共有グループの編集の場合であり、処理は端子Hを介して図21の処理に移行する。
【0092】
削除であると判定された場合、共有グループ・データから、選択された共有グループを削除する。すなわち試着管理DB51から対応するレコードを削除する。なお、バスケット管理テーブル(図4)、利用者エントリ・テーブル(図5)、試着エントリ・テーブル(図6)及び購入管理テーブル(図7)は、親子関係等の関連が設定されている場合があり、レコード削除の際には不整合が発生しないように対応するレコードも削除する必要がある。
【0093】
本実施の形態では、各テーブルにおいて、削除すべき共有グループのバスケットIDと同じバスケットIDを含むレコードを全て削除すればよい。また、削除の場合には、図示しないが再確認のページを表示させ、ユーザの再確認を促すような構成であってもよい。削除処理終了後は、処理は端子Jを介してステップS49に戻る。すなわち、削除処理の結果を反映させて共有グループ一覧ページ・データの生成及び送信を行う。
【0094】
図17を用いて、ステップS59において共有開始であると判定された場合の処理(端子Gの後の処理)について説明する。ASPサーバ5は、試着者選択ページ・データを生成し、ユーザ端末A(3)に対して送信する(ステップS67)。ユーザ端末A(3)は試着者選択ページ・データをASPサーバ5から受信し、表示装置に表示する(ステップS69)。
【0095】
図18に試着者選択ページの一例を示す。図18に示す試着者選択ページの例には、試着リスト(共有グループ)名称180、商品情報182、試着リスト184、「試着」ボタン186及び「キャンセル」ボタン188が含まれている。試着リスト(共有グループ)名称180には、ステップS53においてユーザにより選択された共有グループの名称が示されている。商品情報182には、メーカ又は販売店名や商品種別等、試着しようとしている商品の情報が含まれている。
【0096】
試着リスト184には、試着者名、部位、店舗、商品及びオプションが含まれ、誰(どのユーザ)のどの部位(上半身等)にどこ(店舗)の何(黄色いMサイズのTシャツ等)が試着されているのかが分かるような一覧情報が示されている。また、各行をラジオボタンにより選択できるようになっている。行が選択され且つ「試着」ボタン186が押された場合には、試着指示がユーザにより選択入力されたこととなる。「キャンセル」ボタン188が押された場合には、共有グループ一覧ページ(図16)の表示に戻ってもよいし、誰にも試着させずに次に進むような構成であってもよい。また、Tシャツを下半身には試着できないようにする設定がなされている場合もある。
【0097】
図17の処理フローに戻り、ユーザ端末A(3)はユーザによる試着者(部位)選択入力を受け付け(ステップS71)、ユーザ端末A(3)は選択試着者(部位)のデータをASPサーバ5に対して送信する(ステップS73)。ASPサーバ5は、選択試着者(部位)のデータをユーザ端末A(3)から受信し、一旦記憶装置に格納する(ステップS75)。
【0098】
さらにASPサーバ5は、受信したデータを用いて試着管理DB51の試着エントリ・テーブル(図6)を更新する(ステップS77)。この時、購入管理テーブル(図7)との整合性をとる必要がある場合(例えば試着をやめた商品は購入しないようにする場合)は、試着エントリ・テーブルで更新(上書消去)されたレコードに対応する(すなわちバスケットIDの値及びアイテム番号(NO.)の値が同じ)購入管理テーブルのレコードが存在すればそれを削除する。
【0099】
また、試着していない部位に試着がなされた場合には、試着エントリ・テーブルにレコードを追加し、利用者エントリ・テーブル(図5)の対応する(すなわちバスケットID及びユーザIDで特定される)レコードの試着エントリ数の列510の値を1つ増やす。
【0100】
DB更新処理の終了後、ASPサーバ5は共有試着ページ・データを生成し、ユーザ端末A(3)に対して送信する(ステップS79)。ユーザ端末A(3)は共有試着ページ・データをASPサーバ5から受信し、表示装置に表示する(ステップS81)。
【0101】
図19に共有試着ページの一例を示す。図19に示す共有試着ページの例には、URL1900、ページ見出し1902、「他商品選択」ボタン1904、「試着リスト」ボタン1906、「画面共有」ボタン1908、「購入」ボタン1910、「終了」ボタン1912、仮想試着画像1914及び購入候補リスト1916が含まれている。
【0102】
URL1900には、本ページのアドレスが示されている。共有開始時は、共有グループの生成者(管理者)がこのアドレスを他のユーザに通知し、他のユーザがこのアドレスを用いてページを閲覧することにより共有を行う。
【0103】
なお、本実施の形態ではユーザ毎に画像表示や試着操作等の設定を行うため、このURL1900で示されるアドレスはユーザ毎に異なる。例えば図19に示す例では、「/ ̄0x0001/group−4nin/」の部分で示されるディレクトリまでは本グループに属するユーザに共通であり、「0x0001.html」の部分(ページ・ファイル)が各ユーザID毎に生成されるような構成になっている。そのため、共有グループの管理者は共通のディレクトリを他の共有ユーザに通知し、他の共有ユーザは通知された共通のディレクトリと自己のユーザIDとを含んだURLによって共有試着ページを閲覧する。
【0104】
なお、共有ユーザを追加する際に、追加されたユーザ用のURLを生成して自動的に通知メールの送信を行うような場合もある。
【0105】
共有試着ページのURLを通知された管理者以外のユーザは、自己の操作する端末(例えばユーザ端末B(7))のブラウザ機能を使用して共有試着ページにアクセスする。すなわち、ユーザ端末B(7)は共有試着ページ・データの要求をASPサーバ5に対して送信する。
【0106】
ASPサーバ5は共有試着ページ・データの要求をユーザ端末B(7)から受信し、ログイン処理を行った後、ステップS79の処理に移行する。そしてステップS81においてユーザ端末B(7)の表示装置に共有試着ページを表示させることにより、管理者以外のユーザも共有試着ページを閲覧することができる。
【0107】
ページ見出し1902には共有グループ名及びグループ生成者の氏名が示されており、ユーザは自分がどの共有試着ページを閲覧しているのかが分かるようになっている。「他商品選択」ボタン1904が押された場合には、試着していない商品を選択するために、販売サイト(例えば販売サイトAサーバ(9))が管理するホームページへ移行する指示がユーザにより選択入力されたこととなる。なお、提携販売サイトの一覧が表示されるようにしてもよいし、ユーザにより予め登録された一の販売サイトに直接遷移してもよい。
【0108】
「試着リスト」ボタン1906が押された場合には、商品の着脱操作等を行うために、試着リスト・ページへの移行指示がユーザにより選択入力されたこととなる。「画面共有」ボタン1908が押された場合には、他の共有試着場面に移行するために、一旦共有グループ一覧ページ(図16)へ移行する指示がユーザにより選択入力されたこととなる。
【0109】
なお、複数のユーザが同時に同じ共有グループの共有試着ページを閲覧している時に、個人の判断で勝手に他の共有試着ページに移行するのが好ましくない場合もある。この場合、共有試着ページにおいて「画面共有」ボタン1908が押されると、共有グループ一覧ページ(図16)には移行せずに、当該共有グループの編集ページ(後述する図22)に移行するような構成であってもよい。
【0110】
また、管理者以外の共有メンバにより「画面共有」ボタン1908が押された場合には、当該メンバについての共有設定ページ(後述する図26)へ移行する指示がユーザにより選択入力されたこととなる。管理者以外の共有メンバが閲覧するページでは、「画面共有」ボタン1908に表示されるボタン名を「共有設定」と変えて表示するような構成であってもよい。
【0111】
「購入」ボタン1910が押された場合には、試着している商品の会計を行うページへ移行する指示がユーザにより選択入力されたこととなる。また、「終了」ボタン1912が押された場合には、試着又は閲覧を終了する指示がユーザにより選択入力されたこととなる。
【0112】
仮想試着画像1914には、本実施の形態では同じ共有グループのメンバであるユーザの画像及び試着している商品の画像が含まれている。図19に示す例では4人のユーザの画像及び試着している商品が全て閲覧可能となっているが、各ユーザによる共有設定によっては、例えばあるユーザの上半身等の一部が見えないような場合もある。
【0113】
購入候補リスト1916には、各ユーザが試着している商品の情報が含まれており、仮想試着画像1914とあわせて、誰が何を試着していて見た目はどのようになるのかが分かるような構成となっている。
【0114】
なお、本実施の形態では、ユーザは商品の着脱操作を試着リスト・ページにおいて行うような構成となっているが、仮想試着画像1914の商品画像に対するマウスのドラッグ・アンド・ドロップによって着脱操作が行われるような構成であってもよい。この場合、各商品画像及びユーザ画像のレイヤ及び位置情報を例えばJAVA(Sun Microsystems社の商標)等により管理する必要がある。
【0115】
図17の処理フローに戻り、ユーザ端末A(3)は共有試着ページにおけるユーザによる操作入力を受け付ける(ステップS83)。ユーザ端末A(3)は受け付けた選択操作データをASPサーバ5に対して送信する(ステップS85)。ASPサーバ5は、共有試着ページにおけるユーザの選択操作データをユーザ端末A(3)から受信し、一旦記憶装置に格納する(ステップS87)。処理は端子Kを介して図20の処理に移行する。
【0116】
ASPサーバ5は、ステップS87で受信した選択操作データに基づき、ユーザの指示について以下の判定を行う。まず、他商品選択かどうか、すなわち共有試着ページ(図19)において、販売サイト(例えば販売サイトAサーバ(9))が管理する商品選択ホームページへ移行するために「他商品選択」ボタン1904が押されたかどうか判定する(ステップS89)。他商品選択であると判定された場合、処理は端子Lを介して図37の処理に移行する。
【0117】
他商品選択の指示ではないと判定された場合、試着リストの表示指示かどうか、すなわち共有試着ページ(図19)において「試着リスト」ボタン1906が押されたかどうか判定する(ステップS91)。試着リストの表示指示であると判定された場合、処理は端子Mを介して図29の処理に移行する。
【0118】
試着リストの表示指示ではないと判定された場合、画面共有かどうか、すなわち共有試着ページ(図19)において他の共有試着ページへ移行するために「画面共有」ボタン1908が押されたかどうか判定する(ステップS93)。画面共有であると判定された場合、処理は端子Jを介してステップS49(図15)の処理に戻る。
【0119】
なお、管理者以外の共有メンバにより「画面共有」ボタン1908が押されたと判定された場合には、当該メンバについての共有設定ページ(後述する図26)へ移行する処理を行う。
【0120】
画面共有ではないと判定された場合、商品購入かどうか、すなわち共有試着ページ(図19)において会計処理を行うために「購入」ボタン1910が押されたかどうか判定する(ステップS95)。商品購入であると判定された場合、処理は端子Pを介して図38の処理に移行する。
【0121】
商品購入ではないと判定された場合はすなわち終了の場合(「終了」ボタン1912が押された場合)であり、ASPサーバ5は試着状況の保存処理として試着管理DB51の更新を行う(ステップS97)。この保存処理はグループ生成者が終了ボタンを押した場合のみ実施されるという構成であってもよい。なお、保存しないで終了したいこともある場合には、試着管理DB51の更新を行う前に、ユーザに保存処理の実行可否の確認をとるような構成であってもよい。
【0122】
ASPサーバ5は図示しない終了確認ページ・データを生成し、ユーザ端末A(3)に対して送信する(ステップS99)。ユーザ端末A(3)は終了確認ページ・データをASPサーバ5から受信し、表示装置に表示する(ステップS101)。なお、終了確認ページに「キャンセル」ボタンを設置し、「キャンセル」ボタンが押された場合には共有試着ページ(図19)に戻るような構成であってもよい。終了確認ページ・データの送信後、ASPサーバ5は当該ユーザのログオフ処理を行う(ステップS103)。
【0123】
次に、図21を用いて、ステップS61(図15)において新規作成であると判定された場合又はステップS63(図15)において削除ではない(編集である)と判定された場合の処理(端子Hの後の処理)について説明する。ASPサーバ5は、共有グループ新規作成・編集ページのデータを生成し、ユーザ端末A(3)に対して送信する(ステップS105)。ユーザ端末A(3)は共有グループ新規作成・編集ページのデータをASPサーバ5から受信し、表示装置に表示する(ステップS107)。
【0124】
図22に共有グループ新規作成・編集ページの一例を示す。図22に示す共有グループ新規作成・編集ページの例には、グループ名入力欄220、URLディレクトリ入力欄222、メンバ・リスト224、「OK」ボタン226、「メンバ追加」ボタン227、「削除」ボタン228及び「共有条件」ボタン229が含まれている。
【0125】
本ページは、当該グループ用仮想バスケットの生成及び設定変更の際に使用され、本ページにおけるユーザの操作に伴い、試着管理DB51のバスケット管理テーブル(図4)及び利用者エントリ・テーブル(図5)の対応するレコードの追加・更新処理が行われる。
【0126】
グループ名入力欄220には、バスケット管理テーブル(図4)の名称の列402の値が編集可能な状態で示されている。共有グループの新規作成の場合には空欄になっており、新しい共有グループの名称が入力される。URLディレクトリ入力欄222も同様に、バスケット管理テーブル(図4)の画面URLの列410の値が編集可能な状態で示されている。共有グループの新規作成の場合には空欄になっており、メンバが使用する新しいURLディレクトリが入力される。
【0127】
メンバ・リスト224には当該共有グループ・メンバ(バスケットの利用メンバ)の一覧及びラジオボタンが示されている。これらのメンバは、バスケットIDで抽出された利用者エントリ・テーブル(図5)のレコードの利用者名の列504の値で構成されている。
【0128】
なお、本実施の形態では、共有グループの新規作成の場合には管理者(生成者)ユーザだけがメンバ・リスト224に示されるような構成となっている。「OK」ボタン226が押された場合には、ページに示されている内容をそのまま保存又は新規登録する指示がユーザにより選択入力されたこととなる。「メンバ追加」ボタン227が押された場合には、当該共有グループに新たにメンバを追加登録する指示がユーザにより選択入力されたこととなる。「削除」ボタン228が押された場合には、ラジオボタンで選択されたメンバを当該共有グループから登録抹消する指示がユーザにより選択入力されたこととなる。
【0129】
「メンバ追加」ボタン227及び「削除」ボタン228については管理者のみが押すことができるようになっている。また、「共有条件」ボタン229が押された場合には、共有条件を設定又は変更する指示がユーザにより選択入力されたこととなる。なお、この共有条件については、ユーザ本人が自らについての設定しかできない構成となっている。また、ラジオボタンでのメンバ選択は、削除の場合にのみ処理に反映される。
【0130】
図21の処理フローに戻り、ユーザ端末A(3)はユーザによる共有グループについての入力データを受け付ける(ステップS109)。ユーザ端末A(3)は受け付けたユーザの入力データをASPサーバ5に対して送信する(ステップS111)。ASPサーバ5は共有グループについての入力データをユーザ端末A(3)から受信し、一旦記憶装置に格納する(ステップS113)。
【0131】
ASPサーバ5は、ステップS113で受信した共有グループについての入力データに基づき、ユーザの指示について以下の判定を行う。まず、OKの指示かどうか、すなわち共有グループ新規作成・編集ページ(図22)において、ページに示されている内容をそのまま保存又は新規登録するために「OK」ボタン226が押されたかどうか判定する(ステップS115)。OKであると判定された場合、試着管理DB51に当該共有グループのデータを格納する(ステップS117)。具体的には、共有グループの新規作成であった場合にはバスケット管理テーブル(図4)及び利用者エントリ・テーブル(図5)にレコードを追加する。
【0132】
共有グループの編集であった場合には、バスケット管理テーブル(図4)及び利用者エントリ・テーブル(図5)の対応するレコードを更新する。処理は端子Jを介してステップS49(図15)に戻り、ASPサーバ5は新たに共有グループ一覧ページ(図16)のデータを生成してユーザ端末A(3)に対して送信する。
【0133】
また、ステップS115においてOKではないと判定された場合、メンバ追加の指示かどうか、すなわち、共有グループ新規作成・編集ページ(図22)において、新たにメンバを追加するために「メンバ追加」ボタン227が押されたかどうか判定する(ステップS119)。メンバ追加であると判定された場合、処理は端子Qを介して図23の処理に移行する。
【0134】
メンバ追加ではないと判定された場合、削除の指示かどうか、すなわち、共有グループ新規作成・編集ページ(図22)において、メンバを登録抹消するために「削除」ボタン228が押されたかどうか判定する(ステップS121)。削除であると判定された場合、共有グループのデータから、ラジオボタンで選択されたメンバのデータを削除する(ステップS123)。具体的には、利用者エントリ・テーブル(図5)の対応するレコードを削除し、バスケット管理テーブル(図4)の対応するレコードの利用者エントリ数の列414の値を1つ減らす。
【0135】
処理は端子Hを介してステップS105に戻り、ASPサーバ5は新たに共有グループ新規作成・編集ページ(図22)のデータを生成してユーザ端末A(3)に対して送信する。また、ステップS121において削除ではないと判定された場合には、すなわち共有条件の設定であり、処理は端子Rを介して図25の処理に移行する。
【0136】
次に、図23を用いて、ステップS119においてメンバ追加であると判定された場合の処理(端子Qの後の処理)について説明する。ASPサーバ5は、メンバ追加ページのデータを生成し、ユーザ端末A(3)に対して送信する(ステップS125)。ユーザ端末A(3)はメンバ追加ページのデータをASPサーバ5から受信し、表示装置に表示する(ステップS127)。
【0137】
図24にメンバ追加ページの一例を示す。図24に示すメンバ追加ページの例には、ユーザID入力欄240、氏名入力欄242、E−mailアドレス入力欄244、「登録」ボタン246及び「キャンセル」ボタン248が含まれている。
【0138】
ユーザID入力欄240には、新規に追加されるユーザのユーザIDが入力される。すなわち、本実施の形態においては、ユーザ管理DB53に登録済みでユーザIDを持っているユーザだけが、共有グループの追加メンバとして登録可能となっている。同様に、氏名入力欄242にはユーザの氏名が入力され、E−mailアドレス入力欄244にはユーザの電子メール・アドレスが入力される。
【0139】
「登録」ボタン246が押された場合には、入力したデータに基づき新規メンバを登録する指示がユーザにより選択入力されたこととなる。「キャンセル」ボタン248が押された場合には、新規メンバの登録処理をやめる指示がユーザにより選択入力されたこととなる。
【0140】
図23の処理フローに戻り、ユーザ端末A(3)はユーザによる追加メンバについてのデータ入力を受け付ける(ステップS129)。ユーザ端末A(3)は追加メンバについてのデータをASPサーバ5に対して送信する(ステップS131)。ASPサーバ5は追加メンバについてのデータをユーザ端末A(3)から受信し、一旦記憶装置に格納する(ステップS133)。
【0141】
ここでメンバ追加ページ(図24)におけるユーザの指示が登録であったかどうか判定する(ステップS135)。登録ではなかったと判定された場合、すなわちキャンセルの指示であった場合には、端子Hを介してステップS105(図21)の処理に戻る。登録の指示であったと判定された場合、共有グループのデータに登録されたメンバのデータを追加する(ステップS137)。具体的には、試着管理DB51の利用者エントリ・テーブル(図5)にレコードを追加し、バスケット管理テーブル(図4)の対応するレコードの利用者エントリ数の列414の値を1つ増やす。
【0142】
処理は端子Hを介してステップS105(図21)に戻り、ASPサーバ5は新たに共有グループ新規作成・編集ページ(図22)のデータを生成してユーザ端末A(3)に対して送信する。
【0143】
次に、図25を用いて、ステップS121(図21)において削除ではないと判定された場合(すなわち共有条件の設定であると判定された場合)の処理(端子Rの後の処理)について説明する。ASPサーバ5は、共有設定ページのデータを生成し、ユーザ端末A(3)に対して送信する(ステップS139)。ユーザ端末A(3)は共有設定ページのデータをASPサーバ5から受信し、表示装置に表示する(ステップS141)。
【0144】
図26に共有設定ページの一例を示す。図26に示す共有設定ページの例には、ユーザ情報260、試着画面公開範囲の設定部262、試着リスト公開範囲の設定部264、他人による自己試着服の利用(コピー)可能範囲の設定部265、他人による自己画像への試着可能範囲の設定部266、共有画面での試着可能メンバの設定部267、「登録」ボタン268及び「キャンセル」ボタン269が含まれている。
【0145】
ユーザ情報260には、共有設定を行うユーザのユーザID、氏名及びE−mailアドレスが示されている。このユーザ情報は、設定を行おうとしているユーザ本人の情報であり、試着管理DB51の利用者エントリ・テーブル(図5)の対応するレコードのユーザIDの列502の値、利用者名の列504の値及びE−mailアドレスの列506の値によって構成されている。
【0146】
また、試着画面公開範囲の設定部262から共有画面での試着可能メンバの設定部267までにおいては、ユーザが試着条件を設定するようになっており、設定結果が登録されると試着管理DB51の利用者エントリ・テーブル(図5)において対応するレコードの共有条件の列510の値が更新される。この共有条件の列510の値は5桁の数値になっており、各桁の値が試着条件の1乃至5、すなわち試着画面公開範囲の設定部262から共有画面での試着可能メンバの設定部267までの各設定値に対応している。具体的には以下の通りとなっている。
【0147】
試着画面公開範囲の設定部262では、「全身」、「上半身」及び「下半身」の体の部位が示され、ラジオボタンで選択できるようになっている。共有グループのメンバであるユーザは、共有試着ページにおいて自己の画像を他のメンバに見せる範囲を設定する。なお、共有グループのメンバが自己の画像を他のメンバに全く見せないような設定は適切ではないため、ここでは「なし」という選択項目は存在しない。設定値は「全身」が選択された場合は”1”、「上半身」が選択された場合は”2”、「下半身」が選択された場合は”3”となり、利用者エントリ・テーブル(図5)における共有条件の列510の値の5桁の数値のうち、1番左の桁に登録される。
【0148】
試着リスト公開範囲の設定部264では、「全身」、「上半身」及び「下半身」の体の部位と「なし」とが示され、ラジオボタンで選択できるようになっている。共有グループのメンバであるユーザは、共有試着ページにおいて自己の試着リストのうち、他のメンバに見せる範囲を設定する。設定値は「全身」が選択された場合は”1”、「上半身」が選択された場合は”2”、「下半身」が選択された場合は”3”、「なし」が選択された場合は”0”となり、利用者エントリ・テーブル(図5)における共有条件の列510の値の5桁の数値のうち、左から2番目の桁に登録される。
【0149】
他人による自己試着服の利用(コピー)可能範囲の設定部265では、「全身」、「上半身」及び「下半身」の体の部位と「なし」とが示され、ラジオボタンで選択できるようになっている。共有グループのメンバであるユーザは、共有試着ページにおいて自己の試着服(商品)のうち、他のメンバに利用(コピー)可能とする範囲を設定する。設定値は「全身」が選択された場合は”1”、「上半身」が選択された場合は”2”、「下半身」が選択された場合は”3”、「なし」が選択された場合は”0”となり、利用者エントリ・テーブル(図5)における共有条件の列510の値の5桁の数値のうち、左から3番目の桁に登録される。
【0150】
なお、試着リストに公開されない部位に試着している商品については、他のメンバは見ることができず、当然利用もできないため、上で述べた試着リスト公開範囲の設定部264において設定された範囲内でのみ設定可能となる。例えば、試着リスト公開範囲の設定部264において「上半身」が選択された場合、他人による自己試着服の利用(コピー)可能範囲の設定部265では、「上半身」及び「なし」のいずれか1つが設定可能となる。
【0151】
他人による自己画像への試着可能範囲の設定部266では、「全身」、「上半身」及び「下半身」の体の部位と「なし」とが示され、ラジオボタンで選択できるようになっている。共有グループのメンバであるユーザは、共有試着ページにおいて自己画像の部位のうち、他のメンバによる試着操作を可能とする範囲を設定する。設定値は「全身」が選択された場合は”1”、「上半身」が選択された場合は”2”、「下半身」が選択された場合は”3”、「なし」が選択された場合は”0”となり、利用者エントリ・テーブル(図5)における共有条件の列510の値の5桁の数値のうち、左から4番目の桁に登録される。
【0152】
なお、画像又は試着リストのいずれかのみを見て他のメンバの試着操作を行うことは適切ではないため、上で述べた試着画面公開範囲の設定部262及び試着リスト公開範囲の設定部264において設定された範囲のうち共通の範囲についてのみ、この設定を可能とするような構成であってもよい。この場合、例えば、試着画面公開範囲の設定部262において「上半身」が選択され且つ試着リスト公開範囲の設定部264において「下半身」が選択されると、他人による自己画像への試着可能範囲の設定部266には「なし」のみが設定可能となる。
【0153】
共有画面での試着可能メンバの設定部267には、管理者以外の共有メンバ及び各メンバに対応するチェック・ボックスが示されている。本設定項目については管理者のみが設定可能であり、管理者は共有試着ページにおいて他のメンバに試着を可能にするかどうかを設定する。チェック・ボックスにチェックが入っている状態であれば、当該メンバは共有試着ページにおける試着が可能となる。設定値は、チェックが入っている場合は”1”、チェックが入っていない場合は”0”となり、利用者エントリ・テーブル(図5)内の設定対象のメンバに対応するレコードについての共有条件の列510の値の5桁の数値のうち、1番右の桁に登録される。
【0154】
なお、管理者自身については試着可能と設定されており、設定値は”1”であり、管理者に対応するレコードについての共有条件の列510の値の5桁の数値のうち、1番右の桁に登録される。なお、管理者についても管理者自ら試着するかしないかを設定できるようにしてもよい。
【0155】
また、管理者が新規に共有グループ(共有試着場面)を生成した場合及び管理者によって他のメンバが登録された場合における管理者及び他のメンバの設定値の初期値は全て”1”となっている。すなわち、利用者エントリ・テーブル(図5)の共有条件の列510の値は”11111”である。
【0156】
「登録」ボタン268が押された場合には、入力したデータに基づき共有設定を登録する指示がユーザにより選択入力されたこととなる。「キャンセル」ボタン269が押された場合には、共有設定をやめる指示がユーザにより選択入力されたこととなる。
【0157】
図25の処理フローに戻り、ユーザ端末A(3)はユーザによる共有設定データの入力を受け付ける(ステップS143)。ユーザ端末A(3)は、ユーザの指示に応じて入力された共有設定データをASPサーバ5に対して送信する(ステップS145)。ASPサーバ5は共有設定データをユーザ端末A(3)から受信し、一旦記憶装置に格納する(ステップS147)。
【0158】
ここで共有設定ページ(図26)におけるユーザの指示が登録であったかどうか判定する(ステップS149)。登録ではなかったと判定された場合、すなわちキャンセルの指示であった場合には、端子Hを介してステップS105の処理(図21)に戻る。登録の指示であったと判定された場合、共有グループのデータに設定された条件を追加する(ステップS151)。具体的には、試着管理DB51の利用者エントリ・テーブル(図5)の対応するレコードの共有条件の列510の値を更新する。
【0159】
処理は端子Hを介してステップS105(図21)に戻り、ASPサーバ5は共有グループ新規作成・編集ページ(図22)のデータを生成してユーザ端末A(3)に対して送信する。なお、管理者以外の共有メンバにより共有設定ページ(図26)における操作(共有設定データの入力等)が行われた場合には、処理はステップS79(図17)に戻り、ASPサーバ5は共有試着ページ(図19)のデータを生成してユーザ端末A(3)に対して送信する。
【0160】
図27及び図28に、共有設定後の共有試着ページの一例を示す。図27に示す第1の共有設定後の共有試着ページの例には、URL2700、ページ見出し2702、「他商品選択」ボタン2704、「試着リスト」ボタン2706、「画面共有」ボタン2708、「購入」ボタン2710、「終了」ボタン2712、仮想試着画像2714及び購入候補リスト2716が含まれている。
【0161】
上で説明した図19に示す共有試着ページとの違いは、仮想試着画像2714及び購入候補リスト2716にある。まず仮想試着画像2714において、1番左のユーザの下半身が隠されているような画像が示されている。これは、共有設定ページ(図26)において、試着画面公開範囲の設定部262における設定が当該ユーザにより「上半身」とされた結果であり、当該設定は画像としてこのように反映されている。また、購入候補リスト2716において、第1のユーザの下半身の試着商品が「非表示設定」と示されている。
【0162】
なお、本実施の形態では、仮想試着画像2714に示されているユーザ画像を左側から第1のユーザ、第2のユーザと順に定義しており、購入候補リスト2716にもその順番でユーザ毎にデータが示されている。そして、仮想試着画像2714において1番左のユーザの下半身の試着商品が、購入候補リスト2716において「非表示設定」と示されている。これは、共有設定ページ(図26)において、試着リスト公開範囲264の設定が当該ユーザにより「上半身」とされた結果であり、閲覧されるデータとして上記設定はこのように反映されている。
【0163】
また、試着リスト2706が押された場合においても、同様に当該部位に対応する商品データは示されない。この場合、利用者エントリ・テーブル(図5)の対応するレコードの共有条件の列510の値は、左から1桁目及び2桁目がどちらも”2”に設定されている。なお、第1のユーザのユーザ端末では図19のような画面が表示される。
【0164】
図28に示す第2の共有設定後の共有試着ページの例には、URL2800、ページ見出し2802、「他商品選択」ボタン2804、「試着リスト」ボタン2806、「画面共有」ボタン2808、「購入」ボタン2810、「終了」ボタン2812、仮想試着画像2814及び購入候補リスト2816が含まれている。
【0165】
図27の例と同様、上で説明した図19に示す共有試着ページとの違いは、仮想試着画像2814及び購入候補リスト2816にある。まず仮想試着画像2814において、左から2番目(第2)のユーザの上半身が隠されているような画像が示されている。これは、共有設定ページ(図26)において、試着画面公開範囲の設定部262における設定が当該ユーザにより「下半身」とされた結果であり、当該設定は画像としてこのように反映されている。
【0166】
また、購入候補リスト2816において、第1のユーザの下半身の試着商品が「非表示設定」と示されており、第2のユーザの上半身の試着商品のデータは示されている。これは、共有設定ページ(図26)において、第1のユーザの試着リスト公開範囲の設定部264における設定が「上半身」とされ、第2のユーザの試着リスト公開範囲の設定部264における設定が「全身」とされた結果であり、当該設定は閲覧されるデータとしてこのように反映されている。この場合、利用者エントリ・テーブル(図5)の対応するレコードの共有条件の列510の値は、第1のユーザについては左から1桁目が”1”に設定され、2桁目が”2”に設定されている。また、第2のユーザについては左から1桁目が”3”に設定され、2桁目が”1”に設定されている。このようにして、他の共有メンバに公開する情報を設定した場合には、当該設定が共有試着ページに反映されるようになる。
【0167】
次に、図29を用いて、ステップS91(図20)において試着リストであると判定された場合の処理(端子Mの後の処理)について説明する。ASPサーバ5は、試着リスト・ページのデータを生成し、ユーザ端末A(3)に対して送信する(ステップS153)。ユーザ端末A(3)は試着リスト・ページのデータをASPサーバ5から受信し、表示装置に表示する(ステップS155)。
【0168】
図30に、試着リスト・ページの一例を示す。図30に示す試着リスト・ページの例には、試着リスト(共有グループ)名称300、試着リスト302、「試着をやめる」ボタン304、「試着商品のコピー」ボタン306及び「試着画面へ」ボタン308が含まれている。試着リスト(共有グループ)名称300には、ユーザが現在閲覧している共有試着ページ(共有グループ)の名称が示されている。試着リスト302には、試着者名、部位、店舗、商品及びオプションが含まれ、誰(どのユーザ)のどの部位(上半身等)にどこ(店舗)の何(黄色いMサイズのTシャツ等)が試着されているのかが分かるような一覧情報が示されている。また、各行をラジオボタンにより選択できるようになっている。
【0169】
行が選択され且つ「試着をやめる」ボタン304が押された場合には、選択された商品の試着をやめるという指示がユーザにより選択入力されたこととなる。また、行が選択され且つ「試着商品のコピー」ボタン306が押された場合には、選択された商品をコピーして別のメンバにも試着させるという指示がユーザにより選択入力されたこととなる。「試着画面へ」ボタン308が押された場合には、共有試着ページに戻る指示がユーザにより選択入力されたこととなる。
【0170】
図29の処理フローに戻り、ユーザ端末A(3)はユーザによる操作選択入力を受け付ける(ステップS157)。ユーザ端末A(3)は操作選択入力データをASPサーバ5に対して送信する(ステップS159)。ASPサーバ5は操作選択入力データをユーザ端末A(3)から受信し、一旦記憶装置に格納する(ステップS161)。
【0171】
ここで試着リスト・ページ(図30)におけるユーザの指示が「試着をやめる」であったかどうか判定する(ステップS163)。「試着をやめる」ではなかったと判定された場合には、共有状態であるかどうか判定する(ステップS165)。これは本処理フローが個人用試着リスト・ページが使用された場合においても共通に使用されるフローであり、個人用試着リスト・ページと共有グループ用試着リスト・ページとでは、ページに含まれるボタンが違うために行う判定処理である。すなわちステップ165において、共有状態ではない(すなわち個人用試着リスト・ページからの指示データを受信した)と判定された場合には、端子Fを介して図57の処理に移行する。
【0172】
共有状態である(すなわち共有試着リスト・ページからの指示データを受信した)と判定された場合には、試着リスト・ページ(図30)におけるユーザの指示が試着商品のコピーであったかどうかを判定する(ステップS167)。試着商品のコピーであったと判定された場合には、端子Sを介して図34の処理に移行する。
【0173】
また、試着商品のコピーではなかったと判定された場合、すなわち「試着画面へ」ボタン308が押され、共有試着ページに戻る指示であった場合には、端子Tを介してステップS79(図17)に戻り、ASPサーバ5は共有試着ページ・データを生成してユーザ端末A(3)に対して送信する。
【0174】
また、ステップS163において、「試着をやめる」と判定された場合には、試着データから、選択された商品を削除する(ステップS169)。具体的には、試着管理DBの試着エントリ・テーブル(図6)の対応するレコードを削除し、利用者エントリ・テーブル(図5)において対応するレコードの試着エントリ数の列512の値を1つ減らす。
【0175】
処理は端子Mを介してステップS153に戻り、ASPサーバ5は新たに試着リスト・ページのデータを生成し、ユーザ端末A(3)に対して送信する。
【0176】
処理結果を反映させた試着リスト・ページの例を以下図31乃至図33に示す。
【0177】
図31に、ステップS169における処理後の試着リスト・ページの一例を示す。図31に示す試着リスト・ページの例には、図30に示した試着リスト・ページの例と同様に、試着リスト(共有グループ)名称310、試着リスト312、「試着をやめる」ボタン314、「試着商品のコピー」ボタン316及び「試着画面へ」ボタン318が含まれている。
【0178】
図30に示した試着リスト・ページとの違いは、試着リスト312のうち、1番上の行に「試着なし」と示されている点である。例えば、図30に示した試着リスト・ページにおいて、試着リスト302の1番上の行が選択され且つ「試着をやめる」ボタン304が押された場合に、図31に示すようにASPサーバ5による処理結果が試着リストに反映されるような構成となっている。
【0179】
図32に、共有設定(図26)後の試着リスト・ページの一例を示す。図32に示す試着リスト・ページの例には、図30に示した試着リスト・ページの例と同様に、試着リスト(共有グループ)名称320、試着リスト322、「試着をやめる」ボタン324、「試着商品のコピー」ボタン326及び「試着画面へ」ボタン328が含まれている。
【0180】
図30に示した試着リスト・ページとの違いは、試着リスト322のうち、第1のユーザ(井上明美)の下半身及び足についての行が存在しない点である。例えば、図26に示した共有設定ページにおいて、試着リスト公開範囲の設定部264において「上半身」と設定された場合に、図32に示すように当該設定に基づく処理結果が試着リストに反映されるような構成となっている。
【0181】
図33に、試着者(部位)選択(図18)後の試着リスト・ページの一例を示す。図33に示す試着リスト・ページの例には、試着リスト(共有グループ)名称330、試着リスト332、「試着をやめる」ボタン334、「試着商品のコピー」ボタン336及び「試着画面へ」ボタン338が含まれている。なお、本実施の形態では試着者選択ページ(図18)からは共有試着ページ(図19)に移行し、試着リスト・ページには直接移行しないような構成となっている。
【0182】
本試着リスト・ページの例は、図18に示した試着者選択ページにおいて第3のユーザ(辻元喜代美)の上半身の行が選択され且つ「試着」ボタン186が押されて一旦共有試着ページに移行し、ユーザにより「試着リスト」ボタンが押された場合における試着リスト・ページの例である。
【0183】
ここで、図18に示した試着者選択ページの試着リスト184と図33に示す試着リストページの試着リスト330との違いは、第3のユーザ(辻元喜代美)の上半身の行の商品情報である。図33の試着リスト330には、図18の商品情報182と同じ内容が示されている。すなわち、第3のユーザ(辻元喜代美)に対して選択された商品の試着操作が行われたことがわかる。このように、試着操作の結果が試着リストに反映されるような構成となっている。
【0184】
次に、図34を用いて、ステップS167(図29)において試着商品のコピーであると判定された場合の処理(端子Sの後の処理)について説明する。ASPサーバ5は、試着商品コピー処理ページのデータを生成し、ユーザ端末A(3)に対して送信する(ステップS171)。ユーザ端末A(3)は試着商品コピー処理ページのデータを受信し、表示装置に表示する(ステップS173)。
【0185】
図35に、試着商品コピー処理ページの一例を示す。図35に示す試着商品コピー処理ページの例には、コピー元情報350、コピー先メンバ・リスト352、「コピー実行」ボタン354及び「キャンセル」ボタン356が含まれている。
【0186】
コピー元情報350には、試着者名及び試着商品の情報が示されており、この商品を他のメンバにも試着させるような構成となっている。ここでは、図30に示した試着リスト・ページ(第1のユーザ(井上明美)の上半身の行が選択されている)において、「試着商品のコピー」ボタン306が押された場合の試着商品コピー処理ページの例を示している。
【0187】
コピー先メンバ・リスト352では、コピー元情報350に示されているメンバ以外の共有メンバ及び各メンバに対応するチェック・ボックスが示されている。なお、コピー先メンバ・リスト352には、共有設定ページ(図26)における設定が反映されるため、同じ共有グループのメンバであっても、コピー先メンバ・リスト352に示されないユーザが存在する場合もある。
【0188】
例えば、コピー元の商品がTシャツであった場合、共有設定ページ(図26)において、他人による自己画像への試着可能範囲の設定部266が「下半身」又は「なし」と設定されたユーザについては、Tシャツ等の上半身に試着する商品を試着させることができないため、コピー先メンバ・リスト352に当該ユーザの名前は示されない。
【0189】
また例えば、コピー元の商品がTシャツであった場合、共有設定ページ(図26)において、試着画面公開範囲の設定部262及び試着リスト公開範囲の設定部264が「下半身」又は「なし」と設定されたユーザについては、Tシャツ等の上半身に試着する商品を試着させても確認することができないため、コピー先メンバ・リスト352に当該ユーザの名前は示されない。その他、共有設定との矛盾が発生しない形態で、コピー先メンバ・リスト352が示されるような構成となっている。
【0190】
商品を試着させたいメンバに対応するチェック・ボックスにユーザによってチェックが入れられ且つ「コピー実行」ボタン354が押されることより、コピー元情報350に示されている試着商品をチェック対象のメンバに試着させるという指示がユーザにより選択入力されたこととなる。
【0191】
なお、チェック対象として複数のメンバを同時に選択することが可能であり、選択されたメンバは同じ商品を試着することになる。また、試着させる体の部位については、コピー元となる商品が試着されていた部位と同じ部位に試着させるような構成となっている。また、「キャンセル」ボタン356が押されると、何もせずに試着リスト・ページに戻るという指示がユーザにより選択入力されたこととなる。
【0192】
図34の処理フローに戻り、ユーザ端末A(3)はユーザによる操作選択入力を受け付ける(ステップS175)。ユーザ端末A(3)は操作選択入力データをASPサーバ5に対して送信する(ステップS177)。ASPサーバ5は操作選択入力データをユーザ端末A(3)から受信し、一旦記憶装置に格納する(ステップS179)。
【0193】
ここで試着商品コピー処理ページ(図35)におけるユーザの指示がコピー実行であったかどうか判定する(ステップS181)。コピー実行ではなかったと判定された場合には、キャンセルであるため、処理は端子Mを介してステップS153(図29)に戻り、ASPサーバ5は試着リスト・ページのデータを生成してユーザ端末A(3)に対して送信する。コピー実行であったと判定された場合には、商品データをコピーして選択されたメンバに試着登録する(ステップS183)。具体的には、試着管理DB51の試着エントリ・テーブル(図6)の対応するレコードを更新する。
【0194】
なお、試着していない部位に対して試着が行われた場合には、試着エントリ・テーブル(図6)にレコードを追加し、利用者エントリ・テーブルにおいて対応するレコードの試着エントリ数の列512の値を1つ増やす。処理は端子Mを介してステップS153(図29)に戻り、ASPサーバ5は新たに試着リスト・ページのデータを生成してユーザ端末A(3)に対して送信する。なお、他のユーザのユーザ端末では、共有試着ページ・データに設定されているタイマに従って、自動的に最新の共有試着ページ・データを定期的に取得するようにWebブラウザが動作する。従って、試着商品のコピー処理が実行されれば、そのコピー後の試着態様が共有試着ページで表示されるようになる。
【0195】
図36に、試着商品コピー処理後の試着リスト・ページの一例を示す。図36に示す試着リスト・ページの例には、図30に示した試着リスト・ページの例と同様に、試着リスト(共有グループ)名称360、試着リスト362、「試着をやめる」ボタン364、「試着商品のコピー」ボタン366及び「試着画面へ」ボタン368が含まれている。図30に示した試着リスト・ページとは、試着リスト362のうち、第3のユーザ(辻元喜代美)の上半身についての商品の情報が異なっている。
【0196】
ここでは、図35に示した試着商品コピー処理ページ(コピー先メンバ・リスト352の2番目(試着リストでは第3)のユーザ(辻元喜代美)にチェックが入っている)において、「コピー実行」ボタン354が押された場合の試着リスト・ページの例を示している。そのため、図36に示した試着リスト・ページの例では、第1のユーザの上半身(井上明美)についての商品の情報と第3のユーザ(辻元喜代美)の上半身についての商品の情報とが同じ情報になっている。すなわち、試着商品のコピー処理がなされたことがわかる。このように、試着商品コピー処理の結果が試着リストに反映されるような構成となっている。
【0197】
次に、図37を用いて、ステップS89(図20)において他商品選択であると判定された場合の処理(端子Lの後の処理)について説明する。ASPサーバ5は、販売サイトのホームページである販売ページのデータ要求を販売サイト・サーバ(例えば販売サイトBサーバ(11))に対して送信する(ステップS185)。販売サイトBサーバ(11)は販売ページのデータ要求をASPサーバ5から受信し、一旦記憶装置に格納する(ステップS187)。販売サイトBサーバ(11)は販売ページのデータを生成し、ユーザ端末A(3)に対して送信する(ステップS189)。
【0198】
ユーザ端末A(3)は販売ページのデータを受信し、表示装置に表示する(ステップS191)。ユーザ端末A(3)はユーザによる商品選択操作を受け付ける(ステップS193)。商品選択の操作を受け付けたユーザ端末A(3)は、選択商品ページ・データの要求を販売サイトBサーバ(11)に対して送信する(ステップS195)。
【0199】
販売サイトBサーバ(11)はユーザ端末A(3)から選択商品ページ・データの要求を受信し(ステップS197)、例えば商品番号及び商品型式を記憶装置に格納する。販売サイトBサーバ(11)は商品番号及び商品型式を用いて商品DB111を検索し、その結果に基づき選択商品ページ・データを生成してユーザ端末A(3)に対して送信する(ステップS199)。ユーザ端末A(3)は販売サイトBサーバ(11)から選択商品ページ・データを受信し、表示装置に表示する(ステップS201)。なお、選択商品ページは図12に示したような構成となっている。
【0200】
ユーザ端末A(3)は、選択商品ページにおいてユーザによる試着指示を受け付け(ステップS203)、試着ページ・データの要求を販売サイトBサーバ(11)に対して送信する(ステップS205)。販売サイトBサーバ(11)は、試着ページ・データの要求をユーザ端末A(3)から受信し(ステップS207)、例えば商品番号及び商品型式を記憶装置に格納する。
【0201】
販売サイトBサーバ(11)は試着ページ・データ要求をASPサーバ5に対して送信する(ステップS209)。ASPサーバ5は試着ページ・データ要求を販売サイトBサーバ(11)から受信し、例えば販売サイト・コード、商品番号及び商品型式を記憶装置に格納する(ステップS211)。
【0202】
なお、このステップS185からの処理において、ユーザ端末A(3)のWebブラウザのクッキー情報保存機能等により、ユーザのASPサーバ5に対するログイン状態は保たれているものとする。また、バスケットIDも保存されており、ステップS185の処理を行う前にユーザが使用していたページが共有試着ページであったのか個人用試着ページであったのかも判定できるような構成となっている。
【0203】
ASPサーバ5はユーザが使用していたページが共有試着ページであったかどうか(すなわち共有状態であったかどうか)を判定する(ステップS213)。共有状態であったと判定された場合は、端子Gを介してステップS67(図17)の処理に戻る。共有状態ではなかったと判定された場合は、端子Fを介して図57の処理に移行する。
【0204】
次に、図38を用いて、ステップS95(図20)において購入であると判定された場合の処理(端子Pの後の処理)について説明する。ASPサーバ5は、試着管理DB51の試着エントリ・テーブル(図6)及び購入管理テーブル(図7)をバスケットIDを用いて検索し、レコードを抽出する(ステップS215)。ASPサーバ5は抽出されたレコードのデータに基づき会計用試着リスト・ページのデータを生成し、ユーザ端末A(3)に対して送信する(ステップS217)。ユーザ端末A(3)は会計用試着リスト・ページのデータをASPサーバ5から受信し、表示装置に表示する(ステップS219)。
【0205】
図39及び図40に、会計用試着リスト・ページの例を示す。図39に示す第1の会計用試着リスト・ページの例には、ページ見出し390、会計用試着リスト392、商品別会計リンク394、「試着者別に会計」ボタン396及び「試着を続ける」ボタン398が含まれている。
【0206】
ページ見出し390には、現在の(本会計用リストを表示している)日付及び共有グループの名称が示されている。会計用試着リスト392には、共有試着ページにおいて試着を行っているユーザ名(試着者名)、試着がなされている商品の情報及び支払いに関する情報が示されている。
【0207】
なお、会計用試着リスト392では、図32に示した試着リスト・ページの例と同様に、共有設定ページ(図26)における設定が反映されている。また、リストのデータは、例えば商品DB91(図2)、試着管理DB51の試着エントリ・テーブル(図6)及び購入管理テーブル(図7)の対応するレコードのデータを用いて構成されている。なお、不足金額の列には、単価から支払登録済金額累計を引いた金額が示される。
【0208】
また、支払登録受付期限の列には、最初の支払登録があった日から例えば3日後までが期限日として設定され、現在の日付からその期限日まであと何日かという日数が示される。共同購入の際に支払登録を受け付ける期間(締め切り情報)として、例えば「あと2日」等と表示される。
【0209】
商品別会計リンク394には、会計用試着リスト392の各行に対応して商品毎の会計を行うためのリンクが示されている。商品別会計リンク394が押されると、対応する行に示されている試着商品を購入するという指示がユーザにより選択入力されたこととなる。
【0210】
「試着者別に会計」ボタン396が押されると、試着者を選択して試着者別に会計するという指示がユーザにより選択入力されたこととなる。また、「試着を続ける」ボタン398が押されると、共有試着ページに戻るという指示がユーザにより選択入力されたこととなる。なお、図40に示す第2の会計用試着リスト・ページの例においても、同様の構成となっている。
【0211】
図38の処理フローに戻り、ユーザ端末A(3)はユーザによる操作選択入力を受け付ける(ステップS221)。ユーザ端末A(3)は操作選択入力データをASPサーバ5に対して送信する(ステップS223)。ASPサーバ5は操作選択入力データをユーザ端末A(3)から受信し、一旦記憶装置に格納する(ステップS225)。
【0212】
ここで会計用試着リスト・ページにおけるユーザの指示が「試着者別に会計」であったかどうか判定する(ステップS227)。「試着者別に会計」であったと判定された場合には、端子Uを介して図50の処理に移行する。「試着者別に会計」ではなかったと判定された場合には、会計用試着リスト・ページにおけるユーザの指示が「試着を続ける」であったかどうか判定する(ステップS229)。「試着を続ける」であったと判定された場合には、端子Tを介してステップ79(図17)に戻る。「試着を続ける」でなかったと判定された場合には、端子Vを介して図41の処理に移行する。
【0213】
次に、図41を用いて、ステップS229において「試着を続ける」でなかったと判定された場合(会計用試着リスト・ページ(例えば図40)において商品別会計リンク4004が押された場合)の処理について説明する。ASPサーバ5は、選択された商品についての商品別会計ページのデータを生成し、ユーザ端末A(3)に対して送信する(ステップS231)。ユーザ端末A(3)は商品別会計ページのデータをASPサーバ5から受信し、表示装置に表示する(ステップS233)。
【0214】
図42に、第1の商品別会計ページの一例を示す。図42に示す第1の商品別会計ページの例には、お届先4200、支払登録履歴4202、会計リスト4204、今回支払金額入力欄4206、「支払登録」ボタン4208、「試着を続ける」ボタン4210、「試着リストに戻る」ボタン4212、割前勘定人数入力欄4214、「割前勘定支払登録」ボタン4216及び割前勘定用メッセージ4218が含まれている。
【0215】
ここでは、図40に示した第2の会計用試着リスト・ページの例において、会計用試着リスト4002の6行目(辻元喜代美が試着しているHamesのシャツ)の行に対応する会計リンク・ボタン4004が押された場合の、商品別会計ページの例を示している。
【0216】
お届先4200には、当該商品について最初の支払登録の際に設定される、商品の届先の住所及び宛名が示される。図42の例では未だ未設定であると示されている。支払登録履歴4202には、当該商品についての支払登録の履歴がリスト形式で示される。また、支払登録の回数も示される。図42の例では未だ支払登録の履歴がない状態が示されている。
【0217】
会計リスト4204には、会計しようとしている商品の情報及び支払金額に関する情報が示されている。なお、数量の入力欄が設けられており、同じ商品を複数購入することができる。また、JAVAスクリプト等により、数量の入力欄に入力された数値に応じて、小計、不足金額及び割前勘定用メッセージ4218の金額が計算されて表示されるような構成となっている。
【0218】
また、今回支払金額入力欄4206には、今回支払おうとする金額がユーザにより入力される。「支払登録」ボタン4208が押されると、当該商品に対して今回支払金額入力欄4206に入力された金額分について支払登録を行うという指示がユーザにより選択入力されたこととなる。なお、今回支払金額入力欄4206に入力された金額が所定の金額未満であった場合には、支払登録を受け付けないような構成であってもよい。また不足金額がマイナスとなるような入力も支払登録できないような構成でもよい。
【0219】
また、「試着を続ける」ボタン4210が押されると、共有試着ページに戻るという指示がユーザにより選択入力されたこととなり、「試着リストに戻る」ボタン4212が押されると、会計用試着リスト・ページに戻るという指示がユーザにより選択入力されたこととなる。
【0220】
割前勘定人数入力欄4214には、当該商品の合計金額を均等割で共同購入する場合の人数(割前勘定への参加人数)がユーザにより入力される。「割前勘定支払登録」ボタン4216が押された場合には、当該会計を割前勘定人数入力欄4214に入力された数で分担した場合の1人分の金額について、支払登録を行うという指示がユーザにより選択入力されたこととなる。割前勘定用メッセージ4218には、現在ユーザが閲覧している共有試着ページの共有メンバの人数及びその人数で当該会計を分担した場合の金額情報が示されている。
【0221】
図41の処理フローに戻り、ユーザ端末A(3)はユーザによる会計入力を受け付け(ステップS235)、ユーザ端末A(3)は入力された会計データをASPサーバ5に対して送信する(ステップS237)。ASPサーバ5は入力された会計データをユーザ端末A(3)から受信し、一旦記憶装置に格納する(ステップS239)。
【0222】
ここで商品別会計ページにおけるユーザの指示が「試着を続ける」であったかどうか判定する(ステップS241)。「試着を続ける」であったと判定された場合には、端子Tを介してステップ79(図17)に戻る。「試着を続ける」でなかったと判定された場合には、商品別会計ページにおけるユーザの指示が「試着リストに戻る」であったかどうか判定する(ステップS243)。「試着リストに戻る」であったと判定された場合には、端子Pを介してステップS215(図38)に戻る。「試着リストに戻る」でなかったと判定された場合には、端子Wを介して図43の処理に移行する。
【0223】
図43を用いて、ステップS243において「試着リストに戻る」でなかったと判定された場合(すなわち商品別会計ページ(図42)において「支払登録」ボタン4208又は「割前勘定支払登録」ボタン4216が押された場合)の処理について説明する。ASPサーバ5は、商品別支払登録ページのデータを生成し、ユーザ端末A(3)に対して送信する(ステップS245)。ユーザ端末A(3)は商品別支払登録ページのデータをASPサーバ5から受信し、表示装置に表示する(ステップS247)。
【0224】
図44に、第1の商品別支払登録ページの一例を示す。図44に示す第1の商品別支払登録ページの例には、支払内容4400、支払方法設定入力部4402、届先住所設定入力部4404、「支払登録」ボタン4406、「キャンセル」ボタン4408及びメッセージ4410が含まれている。
【0225】
ここでは、図42に示した第1の商品別会計ページの例において、当該商品を仮想試着しているユーザ(辻元喜代美)によって、今回支払金額入力欄4206に例えば”2000”と入力され且つ「支払登録」ボタン4208が押された場合の、商品別支払登録ページの例を示している。すなわち、商品購入に必要な5,400円のうち、2,000円を自分で支払う登録をし、残りの3,400円を他の共有ユーザに支払ってもらおうとする場合の例である。
【0226】
支払内容4400には、支払登録しようとしている商品の情報及び支払金額に関する情報が示されている。商品別会計ページにおいて入力されたデータが反映され、今回お支払金額の列に”2,000”、支払登録済金額累計の列に”2,000”、不足金額の列に”3,400”が示されている。
【0227】
また、例えば図42に示した第1の商品別会計ページの例において、割前勘定人数入力欄4214に例えば”3”が入力され且つ「割前勘定支払登録」ボタン4216が押された場合には、今回の支払金額が自動的に計算され、今回お支払金額の列に”1,800”、支払登録済金額累計の列に”1,800”、不足金額の列に”3,600”が示される。
【0228】
支払方法設定入力部4402には、カードや銀行振込み等の支払方法及びカード番号や有効期限等、支払いに必要な情報が入力される。
【0229】
届先住所設定入力部4404には、商品の配送先の情報が入力される。ラジオボタンで「住所と同じ」か「その他」かを選択させ、「その他」の場合には配送先となる宛先の郵便番号、住所、氏名及び電話番号が入力される。ここで「住所と同じ」とは、現在ログインしているユーザ(例えば辻元喜代美)がユーザ管理DB(図3)に登録してある情報を使用することを意味する。すなわち、ユーザが自己宛てに配送する指示を出す場合に選択される。例えば贈り物等であれば、「その他」が選択され、配送に必要な情報が入力される。
【0230】
なお、共同購入の場合など、同じ会計について支払登録が複数発生する場合には、届先住所が一旦登録されると当該会計についての商品別会計ページには届先住所設定入力部4404は含まれず、登録された届先の表示が含まれるような構成となっている。すなわち、追加で支払登録するユーザは、誰宛に配送されるかを把握した上で支払登録することができる。
【0231】
また、「支払登録」ボタン4406が押されると、入力した内容で支払登録するという指示がユーザにより選択入力されたこととなり、「キャンセル」ボタン4408が押されると、支払登録をやめて商品別会計ページに戻るという指示がユーザにより選択入力されたこととなる。なお、メッセージ4410には、不足金額の有無によって注文可能かどうかを表すメッセージが示されている。
【0232】
図43の処理フローに戻り、ユーザ端末A(3)はユーザによる支払条件等の入力を受け付け(ステップS249)、ユーザ端末A(3)は支払条件等の入力データをASPサーバ5に対して送信する(ステップS251)。ASPサーバ5は支払条件等の入力データをユーザ端末A(3)から受信し、一旦記憶装置に格納する(ステップS253)。
【0233】
ここで商品別支払登録ページにおけるユーザの指示が「キャンセル」であったかどうか判定する(ステップS255)。「キャンセル」であったと判定された場合には、端子Vを介してステップS231(図41)に戻る。「キャンセル」でなかったと判定された場合、すなわち、商品別支払登録ページにおいて入力された内容で支払登録処理を行うという指示がユーザにより選択入力された場合には、ASPサーバ5は商品別支払登録データを試着管理DB51に格納する。具体的には、購入管理テーブル(図7)にレコードを追加又は対応するレコードを更新する。またその際に、金額ステータス726の列の値が”注文可”になった会計データについては、注文テーブル(図8)にレコードを追加する場合もある。
【0234】
ASPサーバ5は、商品別支払登録が完了したことを示す確認ページのデータを生成し、ユーザ端末A(3)に対して送信する(ステップS259)。ユーザ端末A(3)は、商品別支払登録が完了したことを示す確認ページのデータをASPサーバ5から受信し、表示装置に表示する(ステップS261)。
【0235】
図45に、第1の商品別支払登録確認ページの一例を示す。図45に示す第1の商品別支払登録確認ページの例には、確認メッセージ4500、商品情報4502、届先4504、支払情報4506及び支払登録受け付け期間情報4508が含まれている。
【0236】
ここでは、図44に示した商品別支払登録ページの例において、さらに必要な情報(カード番号等)が入力され且つ「支払登録」ボタン4406が押された場合の、商品別支払登録確認ページの例を示している。確認メッセージ4500には、支払登録が完了したこと及び支払金額に関するメッセージが示されている。商品情報4502には、支払登録の対象商品の情報が示されている。
【0237】
また、届先4504には、第1の商品別支払登録ページ(図44)の届先住所設定入力部4404において設定登録された届先の情報が示されている。本例では、支払登録を行ったユーザ(辻元喜代美)の住所に関する情報をユーザ管理DB53から抽出した結果が示されている。支払情報4506には、第1の商品別支払登録ページ(図44)で支払登録を行ったユーザ名、支払金額、支払方法、合計金額及び不足金額が示される。ここで、支払登録を行ったユーザが複数存在する場合には、履歴情報として支払登録を行ったユーザ名、支払金額及び支払方法がリスト表示され、対応する合計金額及び不足金額が示される。なお、不足金額がない(合計支払金額が購入価格に達した)場合には、不足金額は表示されない。
【0238】
支払登録受付期間情報4508には、その他のユーザの支払登録を受け付ける期間が示されている。なお、不足金額がない(合計支払金額が購入価格に達した)場合には、支払登録の受け付けを終了して注文処理に移行するため、支払登録受付期間情報4508は本ページには含まれないような構成となっている。
【0239】
以上の例に従って商品別の支払登録が行われた後の会計用試着リストの一例を図46に示す。図46に示す第3の会計用試着リスト・ページの例には、ページ見出し4600、会計用試着リスト4602、商品別会計リンク4604、「試着者別に会計」ボタン4606及び「試着を続ける」ボタン4608が含まれている。図40に示した第2の会計用試着リスト・ページとは、会計用試着リスト4602の6行目(辻元喜代美が試着しているHamesのシャツ)の情報のうち、支払登録済金額累計、不足金額及び支払登録受付期限が異なっている。すなわち、上で述べた商品別支払登録処理を行った結果がこのように反映される。
【0240】
ここで、例えば他のユーザ(例えば扇智影)によって、会計用試着リスト4602の6行目(辻元喜代美が試着しているHamesのシャツ)に対してさらに商品別支払登録が行われた場合のページの例を図47乃至図49に示す。なお、処理フローは上で述べたステップS231からの処理と同様である。
【0241】
図47に、第2の商品別会計ページの一例を示す。図47に示す第2の商品別会計ページの例には、お届先4700、支払登録履歴4702、会計リスト4704、「試着を続ける」ボタン4706、「試着リストに戻る」ボタン4708、今回支払金額入力欄4710及び「支払登録」ボタン4712が含まれている。
【0242】
お届先4700には、当該商品について最初の支払登録の際に設定された、商品の届先の住所及び宛名が示されている。支払登録履歴4702には、当該商品についての支払登録の履歴がリスト形式で示されている。また、支払登録の回数も示されている。図47の例では1件の支払登録の履歴が示されている。
【0243】
会計リスト4704には、会計しようとしている商品の情報及び支払金額に関する情報が示されている。なお、図42に示した第1の商品別会計ページの例とは違い、数量の入力欄が設けられておらず、数量の変更はできないような構成になっている。また、今回支払金額入力欄4710及び各ボタンについては、図42に示した第1の商品別会計ページの例と同様の処理が行われる。
【0244】
なお、最初に支払登録を行ったユーザが割前勘定支払登録を行った場合には、今回支払金額入力欄4710及び「支払登録」ボタン4712に代えて、「割前勘定支払登録」ボタンを本ページに含めるような構成であってもよい。
【0245】
図48に、第2の商品別支払登録ページの一例を示す。図48に示す第2の商品別支払登録ページの例には、届先4800、支払内容4802、支払方法設定入力部4804、「注文」ボタン4806、「キャンセル」ボタン4808及びメッセージ4810が含まれている。
【0246】
ここでは、図47に示した第2の商品別会計ページの例において、ユーザ(例えば扇智影)によって、今回支払金額入力欄4710に例えば”3400”と入力され且つ「支払登録」ボタン4712が押された場合の、商品別支払登録ページの例を示している。すなわち、商品購入に必要な5,400円のうち、2,000円が既に支払登録済みであったので、残りの3,400円を支払おうとする場合の例である。
【0247】
届先4800には、最初の支払登録の際に設定された、商品の届先の情報が示されている。支払内容4802には、支払登録しようとしている商品の情報及び支払金額に関する情報が示されている。商品別会計ページにおいて受け付けたデータが反映され、今回お支払金額の列に”3,400”、支払登録済金額累計の列に”5,400”、不足金額の列に”0”が示されている。支払方法設定入力部4804では、カードや銀行振込み等の支払方法及びカード番号や有効期限等、支払いに必要な情報の入力が行われる。
【0248】
また、本ページの例では、支払登録済金額累計が購入に必要な金額に達した場合、図44に示した第1の商品別支払登録ページにおける「支払登録」ボタン4406に代えて、「注文」ボタン4806が含まれるような構成となっている。「注文」ボタン4806が押されると、入力した内容で支払登録するという指示がユーザにより選択入力されたこととなり、「キャンセル」ボタン4808が押されると、支払登録をやめて商品別会計ページに戻るという指示がユーザにより選択入力されたこととなる。なお、メッセージ4810には、不足金額の有無によって注文可能かどうかを表すメッセージが示されている。
【0249】
図49に、第2の商品別支払登録確認ページの一例を示す。図49に示す第2の商品別支払登録確認ページの例には、確認メッセージ4900、商品情報4902、届先4904及び支払情報4906が含まれている。
【0250】
ここでは、図48に示した商品別支払登録ページの例において、支払方法が設定され且つ「注文」ボタン4806が押された場合の、商品別支払登録確認ページの例を示している。確認メッセージ4900には、注文が完了したことを表すメッセージが示されている。商品情報4902には、支払登録(注文)の対象商品の情報が示されている。
【0251】
また、届先4504には、第1の商品別支払登録ページ(図44)の届先住所設定入力部4404において設定登録された届先の情報が示されている。支払情報4906には、当該商品の購入についての支払登録の履歴情報として、支払登録を行ったユーザ名、支払金額及び支払方法がリスト表示され、対応する合計金額及び不足金額が示される。
【0252】
なお、本ページの例では不足金額がない場合(すなわち合計支払金額が購入価格に達した場合)であるので、不足金額は表示されていない。また、本ページの例では支払登録の受け付けを終了して注文処理に移行するため、図45に示した商品別支払登録確認ページの例とは異なり、支払登録受付期間情報は含まれていない。
【0253】
なお、支払方法を銀行振込みや現金書留等に設定したユーザについては、事前に全ユーザに対して振込先や送金先を通知しておいてもよいし、注文後にメール等で通知するような構成であってもよい。
【0254】
次に、図50を用いて、ステップS227において試着者別に会計であったと判定された場合の処理(端子Uの後の処理)について説明する。ASPサーバ5は、会計試着者選択ページのデータを生成し、ユーザ端末A(3)に対して送信する(ステップS263)。ユーザ端末A(3)は会計試着者選択ページのデータをASPサーバ5から受信し、表示装置に表示する(ステップS265)。
【0255】
図51に、会計試着者選択ページの一例を示す。図51に示す会計試着者選択ページの例には、会計試着者選択リスト5100、「試着を続ける」ボタン5102、「試着リストに戻る」ボタン5104及び「会計」ボタン5106が含まれている。
【0256】
ここでは、図39に示した第1の会計用試着リスト・ページの例において、「試着者別に会計」ボタン396が押された場合の、会計試着者選択ページの例を示している。会計試着者選択リスト5100には、共有試着メンバの氏名及び当該メンバが試着している商品の情報が一覧で示されている。また、ラジオボタンによりメンバが選択されるようになっている。なお、共有グループのメンバであっても、1つの商品も試着がなされていない場合は、会計試着者選択リスト5100に表示されないような構成となっている。
【0257】
また、「試着を続ける」ボタン5102が押されると、共有試着ページに戻るという指示がユーザにより選択入力されたこととなり、「試着リストに戻る」ボタン5104が押されると、会計用試着リスト・ページに戻るという指示がユーザにより選択入力されたこととなる。
【0258】
図50の処理フローに戻り、ユーザ端末A(3)はユーザによる会計試着者等の選択入力を受け付け(ステップS267)、ユーザ端末A(3)は選択された試着者等のデータをASPサーバ5に対して送信する(ステップS269)。ASPサーバ5は選択された試着者等のデータをユーザ端末A(3)から受信し、一旦記憶装置に格納する(ステップS271)。
【0259】
ここで会計試着者選択ページにおけるユーザの指示が「試着を続ける」であったかどうか判定する(ステップS273)。「試着を続ける」であったと判定された場合には、端子Tを介してステップ79(図17)に戻る。「試着を続ける」でなかったと判定された場合には、会計試着者選択ページにおけるユーザの指示が「試着リストに戻る」であったかどうか判定する(ステップS275)。「試着リストに戻る」であったと判定された場合には、端子Pを介してステップS215(図38)に戻る。「試着リストに戻る」でなかったと判定された場合には、端子Xを介して図52の処理に移行する。
【0260】
図52を用いて、ステップS275において「試着リストに戻る」でなかったと判定された場合の処理について説明する。ASPサーバ5は、選択されたメンバが試着している商品についての試着者別会計ページのデータを生成し、ユーザ端末A(3)に対して送信する(ステップS277)。ユーザ端末A(3)は試着者別会計ページのデータをASPサーバ5から受信し、表示装置に表示する(ステップS279)。
【0261】
図53に、試着者別会計ページの一例を示す。図53に示す試着者別会計ページの例には、お届先5300、支払登録履歴5302、会計リスト5304、合計金額5306、支払登録済金額累計5308、不足金額5310、今回支払金額入力欄5312、「支払登録」ボタン5314、「試着を続ける」ボタン5316、「試着リストに戻る」ボタン5318、割前勘定人数入力欄5320、「割前勘定支払登録」5322ボタン及び割前勘定用5324メッセージが含まれている。
【0262】
ここでは、図51に示した会計試着者選択ページの例において、会計試着者選択リスト5100のうち、第1の試着者ユーザ(井上明美)の行に対応するラジオボタンが選択され且つ「会計ボタン」5106が押された場合の、試着者別会計ページの例を示している。
【0263】
お届先5300には、当該会計について最初の支払登録の際に設定される、商品の届先の住所及び宛名が示される。図53の例では未だ未設定であると示されている。支払登録履歴5302には、当該会計についての支払登録の履歴がリスト形式で示される。また、支払登録の回数も示される。図53の例では未だ支払登録の履歴がない状態が示されている。
【0264】
会計リスト5304には、会計しようとしている商品の情報及び支払金額に関する情報がリスト形式で示されている。なお、数量の入力欄が設けられており、同じ商品を複数購入することや、”0”を入力することにより、特定の商品を購入しないという意思表示を行うことができる。また、会計の対象となるユーザが複数の商品を試着している場合(例えばTシャツ及びスカート等)、図42及び図47に示した商品別会計ページとは、この会計リスト5304に示される商品の数(行数)が異なる。そのため、複数行のリストに対応する構成として、合計5306、支払登録済金額累計5308及び不足金額5310が、会計リスト5304の下段に示されている。
【0265】
なお、図42に示した商品別会計ページと同様に、JAVAスクリプト等により、数量の入力欄に入力された数値に応じて小計、合計5306、不足金額5310及び割前勘定用メッセージ5324の金額が計算されて表示されるような構成となっている。
【0266】
また、今回支払金額入力欄5312には、今回支払おうとする金額がユーザにより入力される。「支払登録」ボタン5314が押されると、当該商品に対して今回支払金額入力欄5312に入力された金額分について支払登録を行うという指示がユーザにより選択入力されたこととなる。なお、今回支払金額入力欄5312に入力された金額が所定の金額未満であった場合には、支払登録を受け付けないような構成であってもよい。また不足金額がマイナスとなるような入力も支払登録できないような構成でもよい。
【0267】
また、「試着を続ける」ボタン5316が押されると、共有試着ページに戻るという指示がユーザにより選択入力されたこととなり、「試着リストに戻る」ボタン5318が押されると、会計用試着リスト・ページに戻るという指示がユーザにより選択入力されたこととなる。
【0268】
割前勘定人数入力欄5320には、当該商品の合計金額を均等割で共同購入する場合の人数(割前勘定への参加人数)がユーザにより入力される。「割前勘定支払登録」ボタン5322が押された場合には、当該会計を割前勘定人数入力欄5320に入力された数で分担した場合の1人分の金額について、支払登録を行うという指示がユーザにより選択入力されたこととなる。割前勘定用メッセージ5324には、現在ユーザが閲覧している共有試着ページの共有メンバの人数及びその人数で当該会計を分担した場合の金額情報が示されている。
【0269】
図52の処理フローに戻り、ユーザ端末A(3)はユーザによる数量等の会計入力を受け付け(ステップS281)、ユーザ端末A(3)は入力された会計データをASPサーバ5に対して送信する(ステップS283)。ASPサーバ5は入力された会計データをユーザ端末A(3)から受信し、一旦記憶装置に格納する(ステップS285)。
【0270】
ここで試着者別会計ページにおけるユーザの指示が「試着を続ける」であったかどうか判定する(ステップS287)。「試着を続ける」であったと判定された場合には、端子Tを介してステップ79(図17)に戻る。「試着を続ける」でなかったと判定された場合には、試着者別会計ページにおけるユーザの指示が「試着リストに戻る」であったかどうか判定する(ステップS289)。「試着リストに戻る」であったと判定された場合には、端子Pを介してステップS215(図38)に戻る。「試着リストに戻る」でなかったと判定された場合には、端子Yを介して図54の処理に移行する。
【0271】
図54を用いて、ステップS289(図52)において「試着リストに戻る」でなかったと判定された場合(試着者別会計ページ(図53)において「支払登録」ボタン5314又は「割前勘定支払登録」ボタン5322が押された場合)の処理について説明する。ASPサーバ5は、試着者別支払登録ページのデータを生成し、ユーザ端末A(3)に対して送信する(ステップS291)。ユーザ端末A(3)は試着者別支払登録ページのデータをASPサーバ5から受信し、表示装置に表示する(ステップS293)。
【0272】
図55に、試着者別支払登録ページの一例を示す。図55に示す試着者別支払登録ページの例には、支払内容5500、合計5502、今回支払金額5504、支払登録済金額累計5506、不足金額5508、支払方法設定入力部5510、届先住所設定入力部5512、「注文」ボタン5514、「キャンセル」ボタン5516及びメッセージ5518が含まれている。
【0273】
ここでは、図53に示した試着者別会計ページの例において、ユーザによって、今回支払金額入力欄5312に例えば”17900”と入力され且つ「支払登録」ボタン5314が押された場合の、試着者別支払登録ページの例を示している。すなわち、商品購入に必要な17,900円を全額支払う登録をする場合の例である。
【0274】
支払内容5500には、支払登録しようとしている商品の情報及び支払金額に関する情報が示されている。なお、図53に示した試着者別会計ページと同様に、合計5502、今回支払金額5504、支払登録済金額累計5506及び不足金額5508が、支払内容5500の下段に示されている。また、試着者別会計ページにおいて入力されたデータが反映され、今回支払金額5504に”17,900”、支払登録済金額累計の列に”17,900”、不足金額の列に”0”が示されている。
【0275】
また、試着者別会計ページにおいて「割前勘定支払登録」ボタン5322が押された場合や、支払方法設定入力部5510及び届先住所設定入力部5512における処理については、図44に示した商品別支払登録ページと同様の構成となっている。
【0276】
「注文」ボタン5514が押されると、入力した内容で支払登録するという指示がユーザにより選択入力されたこととなり、「キャンセル」ボタン4808が押されると、支払登録をやめて試着者別会計ページに戻るという指示がユーザにより選択入力されたこととなる。なお、メッセージ5518には、不足金額の有無によって注文可能かどうかを表すメッセージが示されている。不足金額がある場合には、上で述べた商品別の支払登録と同様に、本ページには「注文」ボタン5514の代わりに「支払登録」ボタンが含まれ、メッセージ5518の内容も変わる。
【0277】
また、同じ(試着者別の)会計について追加で支払登録が行われる際には、図48に示した商品別支払登録ページの例と同様に、届先住所設定入力部5512の代わりに登録済の届先が示されるようなページ構成となる。
【0278】
図54の処理フローに戻り、ユーザ端末A(3)はユーザによる支払条件等の入力を受け付け(ステップS295)、ユーザ端末A(3)は支払条件等の入力データをASPサーバ5に対して送信する(ステップS297)。ASPサーバ5は支払条件等の入力データをユーザ端末A(3)から受信し、一旦記憶装置に格納する(ステップS299)。
【0279】
ここで試着者別支払登録ページにおけるユーザの指示が「キャンセル」であったかどうか判定する(ステップS301)。「キャンセル」であったと判定された場合には、端子Xを介してステップS277(図52)に戻る。「キャンセル」でなかったと判定された場合、すなわち、試着者別支払登録ページにおいて入力された内容で支払登録処理を行うという指示がユーザにより選択入力された場合には、ASPサーバ5は試着者別支払登録データを試着管理DB51に格納する(ステップS303)。具体的には、購入管理テーブル(図7)にレコードを追加又は対応するレコードを更新する。またその際に、金額ステータス726の列の値が”注文可”になった会計データについては、注文テーブル(図8)にレコードを追加する場合もある。
【0280】
ASPサーバ5は、試着者別支払登録が完了したことを示す確認ページのデータを生成し、ユーザ端末A(3)に対して送信する(ステップS305)。ユーザ端末A(3)は、試着者別支払登録が完了したことを示す確認ページのデータをASPサーバ5から受信し、表示装置に表示する(ステップS307)。
【0281】
図56に、試着者別支払登録確認ページの一例を示す。図56に示す試着者別支払登録確認ページの例には、確認メッセージ5600、商品情報5602、届先5604及び支払情報5606が含まれている。
【0282】
ここでは、図55に示した試着者別支払登録ページの例において、さらに必要な情報(カード番号等)が入力され且つ「注文」ボタン5514が押された場合の、試着者別支払登録確認ページの例を示している。確認メッセージ5600には、注文が完了したことを表すメッセージが示されている。商品情報5602には、支払登録(注文)の対象商品の情報が示されている。なお、商品別の会計と異なり、1又は複数行からなるリスト形式で表示され、リスト下部に合計金額が示されている。
【0283】
また、届先5604には、試着者別支払登録ページ(図55)の届先住所設定入力部5512において設定登録された届先の情報が示されている。本例では、支払登録を行ったユーザ(井上明美)の住所に関する情報をユーザ管理DB53から抽出した結果が示されている。支払情報5606には、試着者別支払登録ページ(図55)で支払登録を行ったユーザ名、支払金額、支払方法、合計金額及び不足金額が示される。ここで、支払登録を行ったユーザが複数存在する場合には、履歴情報として支払登録を行ったユーザ名、支払金額及び支払方法がリスト表示され、対応する合計金額及び不足金額が示される。
【0284】
なお、商品別の会計と同様に、不足金額がない(合計支払金額が購入価格に達した)場合には、不足金額は表示されず、不足金額がある場合には、支払登録受け付け期間情報としてその他のユーザの支払登録を受け付ける期間が示されるような構成となっている。
【0285】
以上のようにして共有試着ページにおける仮想試着及び会計に関する処理が行われる。
【0286】
次に、図57を用いて、ステップS35(図13)において既存の試着データがなかったと判定された場合の処理(端子Dの後の処理)及び、ステップS47(図15)において共有ではないと判定された場合又はステップS165(図29)において共有状態ではないと判定された場合(後に説明する個人用試着リスト・ページにおいて「試着画面へ」ボタンが押された場合)又はステップS213(図37)において共有状態ではないと判定された場合(端子Fの後の処理)について説明する。
【0287】
端子Dの後に、ASPサーバ5は新規個人データのDB格納処理を行う(ステップS309)。具体的には、試着管理DB51のバスケット管理テーブル(図4)に新規レコードを追加する。なお、個人/グループの列412の値は”個人”と登録され、画面URL(ディレクトリ)の列410の値については、図示しないページを用いて名称の列402の値とともにユーザに入力させるような構成であってもよいし、自動生成されるような構成であってもよい。
【0288】
ASPサーバ5は試着部位選択ページ・データを生成し、ユーザ端末A(3)に対して送信する(ステップS311)。ユーザ端末A(3)は試着部位選択ページ・データをASPサーバ5から受信し、表示装置に表示する(ステップS313)。
【0289】
図58に試着部位選択ページの一例を示す。図58に示す試着部位選択ページの例には、試着リスト(個人)名称5800、商品情報5802、試着リスト5804、「試着」ボタン5806及び「キャンセル」ボタン5808が含まれている。試着リスト(個人)名称5800には、ユーザの氏名が示され、誰に試着するのか特定できるようになっている。商品情報5802には、メーカ又は販売店名や商品種別等、試着しようとしている商品の情報が含まれている。
【0290】
試着リスト5804には、部位、店舗、商品及びオプションが含まれ、ユーザのどの部位(上半身等)にどこ(店舗)の何(赤の7号サイズのスカート等)が試着されているのかが分かるような一覧情報が示されている。また、各行をラジオボタンにより選択できるようになっている。行が選択され且つ「試着」ボタン5806が押された場合には、試着指示がユーザにより選択入力されたこととなる。「キャンセル」ボタン5808が押された場合には、本ページの前にユーザが閲覧していたページに戻ってもよいし、試着させずに次に進むような構成であってもよい。
【0291】
また、Tシャツを下半身には試着できないようにする設定がなされている場合もある。なお、図58に示した例では、下半身及び足に試着がなされているが、ステップS309を経由した新規の試着処理の場合には、試着リスト5804の全ての行に”試着なし”が示される。
【0292】
図57の処理フローに戻り、ユーザ端末A(3)はユーザによる試着部位選択入力を受け付け(ステップS315)、ユーザ端末A(3)は試着部位選択データをASPサーバ5に対して送信する(ステップS317)。ASPサーバ5は、試着部位選択データをユーザ端末A(3)から受信し、一旦記憶装置に格納する(ステップS319)。さらにASPサーバ5は、受信したデータを用いて試着管理DB51の試着エントリ・テーブル(図6)にレコードを追加又は試着エントリ・テーブル(図6)を更新する(ステップS321)。
【0293】
この時、購入管理テーブル(図7)との整合性をとる必要がある(例えば試着をやめた商品は購入しないようにする)場合は、試着エントリ・テーブルで更新(上書消去)されたレコードに対応する(すなわちバスケットIDの値及びアイテム番号(NO.)の値が同じ)購入管理テーブルのレコードが存在すれば削除する。なお、利用者エントリ・テーブルについては、個人用のレコードは存在しないような構成となっているが、共有グループ用と同様に生成するような構成であってもよい。
【0294】
DB更新処理の終了後、ASPサーバ5は個人用試着ページ・データを生成し、ユーザ端末A(3)に対して送信する(ステップS323)。ユーザ端末A(3)は個人用試着ページ・データをASPサーバ5から受信し、表示装置に表示する(ステップS325)。
【0295】
図59に個人用試着ページの一例を示す。図59に示す個人用試着ページの例には、URL5900、ページ見出し5902、「他商品選択」ボタン5904、「試着リスト」ボタン5906、「画面共有」ボタン5908、「購入」ボタン5910、「終了」ボタン5912、仮想試着画像5914及び購入候補リスト5916が含まれている。URL5900には、本ページのアドレスが示されている。試着ページを生成させたユーザは、このアドレスを用いて試着ページを閲覧し、その後に試着商品の選択(着脱)を行うことができるようになる。ページ見出し5902にはユーザの氏名が示されており、ユーザは自己の試着ページを閲覧していることを確認できるようになっている。
【0296】
「他商品選択」ボタン5904が押された場合には、試着していない商品を選択するために、販売サイト(例えば販売サイトAサーバ(9))が管理するホームページへ移行する指示がユーザにより選択入力されたこととなる。なお、提携販売サイトの一覧が表示されるようにしてもよいし、ユーザにより予め登録された一の販売サイトに直接遷移してもよい。
【0297】
「試着リスト」ボタン5906が押された場合には、商品の着脱操作等を行うために、試着リスト・ページへの移行指示がユーザにより選択入力されたこととなる。「画面共有」ボタン5908が押された場合には、共有試着場面に移行するために、一旦共有グループ一覧ページ(図16)へ移行する指示がユーザにより選択入力されたこととなる。なお、自己が管理する共有グループを持たないユーザの場合には、共有グループ新規作成ページ(図22)へ移行するような構成であってもよい。
【0298】
「購入」ボタン5910が押された場合には、試着している商品の会計を行うページへ移行する指示がユーザにより選択入力されたこととなる。また、「終了」ボタン5912が押された場合には、試着又は閲覧を終了する指示がユーザにより選択入力されたこととなる。
【0299】
仮想試着画像5914には、ユーザの画像及び試着している商品の画像が含まれている。購入候補リスト5916には、ユーザが試着している商品の情報が含まれており、仮想試着画像5914とあわせて、何を試着していて見た目はどのようになるのかが分かるような構成となっている。なお、本実施の形態では、ユーザは商品の着脱操作を試着リスト・ページにおいて行うような構成となっているが、仮想試着画像5914の商品画像に対するマウスのドラッグ・アンド・ドロップによって着脱操作が行われるような構成であってもよい。この場合、各商品画像及びユーザ画像のレイヤ及び位置情報を例えばJAVA等により管理する必要がある。
【0300】
図57の処理フローに戻り、ユーザ端末A(3)は個人用試着ページにおけるユーザによる操作(選択)入力を受け付け(ステップS327)、ユーザ端末A(3)は受け付けた選択操作データをASPサーバ5に対して送信する(ステップS329)。ASPサーバ5は、個人用試着ページにおけるユーザの選択操作データをユーザ端末A(3)から受信し、一旦記憶装置に格納する(ステップS331)。処理は端子Zを介して図60の処理に移行する。
【0301】
また、端子Fの後に、ASPサーバ5は、ユーザ端末A(3)からの要求が商品の試着であるかどうか判定する(ステップS333)。すなわち、選択した商品を試着させてから試着ページを表示させる(ステップS47(図15)経由又はステップS213(図37)経由)のか、試着ページの表示(ステップS165(図29)経由)のみでよいのかを判定する。商品試着であると判定された場合には、ステップS311の処理に移行する。商品試着ではないと判定された場合には、ステップS323の処理に移行する。
【0302】
端子Zの後に、ASPサーバ5は、ステップS331で受信した選択操作データに基づき、ユーザの指示について以下の判定を行う。まず、他商品選択かどうか、すなわち個人用試着ページ(図59)において、販売サイト(例えば販売サイトAサーバ(9))が管理する商品選択ホームページへ移行するために「他商品選択」ボタン5904が押されたかどうか判定する(ステップS335)。他商品選択であると判定された場合、処理は端子Lを介して図37の処理(共有試着における処理と共通)に移行する。
【0303】
他商品選択ではないと判定された場合、試着リストの表示指示かどうか、すなわち個人用試着ページ(図59)において「試着リスト」ボタン5906が押されたかどうか判定する(ステップS337)。試着リストの表示指示であると判定された場合、処理は端子Mを介して図29の処理(共有試着における処理と共通)に移行する。
【0304】
図61に、個人試着リスト・ページの一例を示す。図61に示す個人試着リスト・ページの例には、試着リスト名称6100、試着リスト6102、「試着をやめる」ボタン6104及び「試着画面へ」ボタン6106が含まれている。試着リスト名称6100には、ユーザが現在閲覧している個人用試着ページの名称(ユーザの氏名)が示されている。試着リスト6102には、部位、店舗、商品及びオプションが含まれ、当該ユーザがどの部位(上半身等)にどこ(店舗)の何(緑の9号サイズのシャツ等)が試着されているのかが分かるような一覧情報が示されている。また、ラジオボタンにより各行を選択できるようになっている。行が選択され且つ「試着をやめる」ボタン6104が押された場合には、選択された商品の試着をやめるという指示がユーザにより選択入力されたこととなる。また、「試着画面へ」ボタン6106が押された場合には、個人用試着ページに戻る指示がユーザにより選択入力されたこととなる。
【0305】
図62に、上で述べた「試着をやめる」ボタン6104が押された場合における処理後の個人試着リスト・ページの一例を示す。図62に示す個人試着リスト・ページの例には、図61に示した個人試着リスト・ページの例と同様に、試着リスト名称6200、試着リスト6202、「試着をやめる」ボタン6204及び「試着画面へ」ボタン6206が含まれている。図61に示した個人試着リスト・ページとの違いは、試着リスト6202のうち、1番上の行に「試着なし」と示されている点である。例えば、図61に示した個人試着リスト・ページにおいて、試着リスト6102の1番上の行が選択され且つ「試着をやめる」ボタン6104が押された場合に、図62に示すようにASPサーバ5による処理結果が試着リストに反映されるような構成となっている。
【0306】
図60のステップS337において、試着リストの表示指示ではないと判定された場合、画面共有かどうか、すなわち個人用試着ページ(図59)において共有試着ページへ移行するために「画面共有」ボタン5908が押されたかどうか判定する(ステップS339)。画面共有であると判定された場合、処理は端子Jを介してステップS49(図15)の処理(共有試着における処理と共通)に移行する。
【0307】
画面共有ではないと判定された場合、商品購入かどうか、すなわち個人用試着ページ(図59)において会計処理を行うために「購入」ボタン5910が押されたかどうか判定する(ステップS341)。商品購入であると判定された場合、処理は端子Pを介して図38の処理(共有試着における処理と共通)に移行する。
【0308】
商品購入ではないと判定された場合はすなわち終了が指示された場合(「終了」ボタン5912が押された場合)であり、ASPサーバ5は試着状況の保存処理として試着管理DB51の更新を行う(ステップS343)。なお、保存しないで終了したいこともある場合には、試着管理DB51の更新を行う前に、ユーザに保存処理の実行可否の確認をとるような構成であってもよい。
【0309】
ASPサーバ5は図示しない終了確認ページ・データを生成し、ユーザ端末A(3)に対して送信する(ステップS345)。ユーザ端末A(3)は終了確認ページ・データをASPサーバ5から受信し、表示装置に表示する(ステップS347)。なお、終了確認ページに「キャンセル」ボタンを設置し、「キャンセル」ボタンが押された場合には個人試着ページ(図59)に戻るような構成であってもよい。終了確認ページ・データの送信後、ASPサーバ5は当該ユーザのログオフ処理を行う(ステップS349)。
【0310】
このようにすると、複数人による仮想試着場面の共有が実現でき、複数の人が商品を試着した様子をお互いに見せあったり、ペア・ルック等、複数人によるコーディネイトを検討したり、他の人が試着した商品が気に入った場合、その商品を購入したりすること等が可能となる。すなわち、オンライン・ショッピングにおいても複数人による現実のショッピングに近い状況を実現することができる。また、共有設定を行うことにより、他の人に見せたくない部分を隠す等、様々な形態でのオンライン・ショッピングが可能となる。また、試着した商品の購入の際には、商品毎や試着者毎の会計、割前勘定などの多彩な代金支払態様がオンライン・ショッピングにおいても可能となる。
【0311】
以上本発明の一実施の形態を説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、図1に示したシステム構成は一例であって他の構成であっても上記の実施パターンを実現することができればよい。例えばDB構成についても一例であって同様のデータを格納するためであれば、別の構成を採用するようにしてもよいし、必要に応じて項目を追加又は削除するようにしてもよい。例えば体の部位や共有設定項目も一例であり、必要に応じて追加や変更等がなされる場合もある。また、各ページの構成についても一例であって、例えば共有試着ページに同時に表示されるユーザの画像は何人分であってもよい。解像度や大きさの点から同時に表示される人数(画像数)を制限したい場合には、複数ページにわたって表示されるような構成であってもよい。また、各サーバは1台による構成に限らず、複数台による構成であってもよい。例えばASPサーバ5や販売サイト・サーバが複数台で構成されていてもよい。
【0312】
(付記1)
所定の者の仮想試着場面の画像を複数人で閲覧するための情報処理方法であって、
仮想試着場面の画像の閲覧を可能とする第1のユーザの登録要求を受信した場合、当該第1のユーザに関する情報を記憶装置に登録するステップと、
前記仮想試着場面の画像の閲覧が可能であると登録された第1のユーザの端末から前記仮想試着場面の画像の閲覧要求を受信した場合、前記記憶装置に登録された当該第1のユーザに関する情報と前記仮想試着場面に登場する前記所定の者に関する情報との少なくともいずれかに基づき仮想試着場面の画像を生成し、当該第1のユーザの端末に送信するステップと、
を含む情報処理方法。
【0313】
(付記2)
第2のユーザの仮想試着を可能とする設定要求を受信した場合、前記第2のユーザに対応して仮想試着が可能であることを表す情報を記憶装置に登録するステップと、
前記第2のユーザの端末から当該第2のユーザの仮想試着に関する設定情報を受信した場合、当該第2のユーザの仮想試着に関する設定情報を記憶装置に登録するステップと、
をさらに含む付記1記載の情報処理方法。
【0314】
(付記3)
前記所定の者に関する情報が、前記第2のユーザの仮想試着に関する設定情報を含むことを特徴とする付記2記載の情報処理方法。
【0315】
(付記4)
前記第2のユーザの仮想試着に関する設定情報が、前記第1のユーザに対する前記第2のユーザの画像の開示部位に関する情報を少なくとも含むことを特徴とする付記3記載の情報処理方法。
【0316】
(付記5)
前記第2のユーザの仮想試着に関する設定情報は、前記第1のユーザによる、当該第2のユーザの画像に対する仮想試着操作に関する設定情報を含むことを特徴とする付記2乃至4のいずれか1つに記載の情報処理方法。
【0317】
(付記6)
前記仮想試着操作に関する設定情報に則った仮想試着操作指示を前記第1のユーザの端末から受信した場合、少なくとも当該仮想試着操作指示に基づき仮想試着場面の画像を生成し、当該第1のユーザの端末に送信するステップをさらに含む付記5記載の情報処理方法。
【0318】
(付記7)
所定の者の仮想試着に用いられた商品の決済についての情報処理方法であって、
所定の者に商品を仮想試着させる要求をユーザの端末から受信した場合には、少なくとも当該所定の者に関する情報と前記商品に関する情報とを試着情報記憶部に格納するステップと、
商品又は前記所定の者を指定する決済要求をユーザの端末から受信した場合、指定された商品若しくは前記所定の者が仮想試着した商品又は商品群に対応して支払者たる当該ユーザの情報を決済情報記憶部に格納するステップと、
を含む情報処理方法。
【0319】
(付記8)
支払者たるユーザの支払金額の情報を当該ユーザの端末から受信した場合、当該支払金額の情報を少なくとも前記ユーザに対応付けて決済情報記憶部に格納するステップをさらに含む付記7記載の情報処理方法。
【0320】
(付記9)
支払分担の指示情報を支払者たるユーザの端末から受信した場合には、当該支払分担の指示情報に基づき計算された支払金額を少なくとも前記ユーザに対応付けて決済情報記憶部に格納するステップをさらに含む付記7又は8記載の情報処理方法。
【0321】
(付記10)
前記指定された商品若しくは前記所定の者が仮想試着した商品又は商品群の注文金額に前記支払者たる複数のユーザの支払金額の累計が達するまで又は前記決済要求を受信してから所定の期間、当該指定された商品若しくは当該所定の者が仮想試着した商品又は商品群についての決済要求を受け付け、
前記指定された商品若しくは前記所定の者が仮想試着した商品又は商品群の注文金額に前記支払者たる複数のユーザの支払金額の累計が達した場合、当該指定された商品若しくは当該所定の者が仮想試着した商品又は商品群の発注処理を行うステップをさらに含む付記8記載の情報処理方法。
【0322】
(付記11)
所定の者の仮想試着場面の画像をサーバに対して要求するステップと、
要求元ユーザに関する情報と前記仮想試着場面に登場する前記所定の者に関する情報との少なくともいずれかに基づき生成された仮想試着場面の画像を前記サーバから受信して表示装置に表示するステップと、
を含む情報処理方法。
【0323】
(付記12)
少なくとも仮想試着を行った所定の者に関する情報と当該所定の者に対応付けられた仮想試着商品の情報とを前記サーバから受信して表示装置に表示するステップと、
前記仮想試着商品又は前記所定の者を指定する決済要求を前記サーバに送信するステップと、
を含む決済処理方法。
【0324】
(付記13)
所定の者に商品を対応付けるための要求をユーザの端末から受信した場合には、少なくとも当該所定の者に関する情報と前記商品に関する情報とを商品情報記憶部に格納するステップと、
商品又は前記所定の者を指定する決済要求をユーザの端末から受信した場合、指定された商品若しくは前記所定の者に対応付けられた商品又は商品群に対応して支払者たる当該ユーザの情報を決済情報記憶部に格納するステップと、
を含む商品の決済についての情報処理方法。
【0325】
(付記14)
付記1乃至10又は13のいずれか1つに記載の情報処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
【0326】
(付記15)
所定の者の仮想試着場面の画像を複数人で閲覧するための情報処理装置であって、
仮想試着場面の画像の閲覧を可能とするユーザの登録要求を受信した場合、当該ユーザに関する情報を記憶装置に登録する手段と、
前記仮想試着場面の画像の閲覧が可能であると登録された第1のユーザの端末から前記仮想試着場面の画像の閲覧要求を受信した場合、前記記憶装置に登録された当該第1のユーザに関する情報と前記仮想試着場面に登場する前記所定の者に関する情報との少なくともいずれかに基づき仮想試着場面の画像を生成し、当該第1のユーザの端末に送信する手段と、
を有する情報処理装置。
【0327】
(付記16)
所定の者の仮想試着に用いられた商品の決済処理装置であって、
所定の者に商品を仮想試着させる要求をユーザの端末から受信した場合には、少なくとも当該所定の者に関する情報と前記商品に関する情報とを試着情報記憶部に格納する手段と、
商品又は前記所定の者のいずれかを指定する決済要求をユーザの端末から受信した場合、指定された商品若しくは前記所定の者が仮想試着した商品又は商品群に対応して支払者たる当該ユーザの情報を決済情報記憶部に格納する手段と、
を有する決済処理装置。
【0328】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明によれば、オンライン・ショッピングにおいても複数人による現実のショッピングに近い状況を実現するための新規な情報処理技術を提供することができた。
【0329】
また、試着された商品の多様な代金支払態様を可能にするための情報処理技術を提供することもできた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態におけるシステム概要図である。
【図2】商品DBのテーブルの構成及び格納されるデータの一例を示す図である。
【図3】ユーザ管理DBのテーブルの構成及び格納されるデータの一例を示す図である。
【図4】バスケット管理テーブルの構成及び格納されるデータの一例を示す図である。
【図5】利用者エントリ・テーブルの構成及び格納されるデータの一例を示す図である。
【図6】試着エントリ・テーブルの構成及び格納されるデータの一例を示す図である。
【図7】購入管理テーブルの構成及び格納されるデータの一例を示す図である。
【図8】注文テーブルの構成及び格納されるデータの一例を示す図である。
【図9】本発明の一実施の形態における画面遷移(その1)を示す図である。
【図10】本発明の一実施の形態における画面遷移(その2)を示す図である。
【図11】本発明の一実施の形態における処理フロー(その1)を示す図である。
【図12】選択商品表示ページの一例を示す図である。
【図13】本発明の一実施の形態における処理フロー(その2)を示す図である。
【図14】試着画面選択ページの一例を示す図である。。
【図15】本発明の一実施の形態における処理フロー(その3)を示す図である。
【図16】共有グループ一覧ページの一例を示す図である。
【図17】本発明の一実施の形態における処理フロー(その4)を示す図である。
【図18】試着者選択ページの一例を示す図である。
【図19】共有試着ページの一例(その1)を示す図である。
【図20】本発明の一実施の形態における処理フロー(その5)を示す図である。
【図21】本発明の一実施の形態における処理フロー(その6)を示す図である。
【図22】共有グループ新規作成・編集ページの一例を示す図である。
【図23】本発明の一実施の形態における処理フロー(その7)を示す図である。
【図24】メンバ追加ページの一例を示す図である。
【図25】本発明の一実施の形態における処理フロー(その8)を示す図である。
【図26】共有設定ページの一例を示す図である。
【図27】共有試着ページの一例(その2)を示す図である。
【図28】共有試着ページの一例(その3)を示す図である。
【図29】本発明の一実施の形態における処理フロー(その9)を示す図である。
【図30】試着リスト・ページの一例(その1)を示す図である。
【図31】試着リスト・ページの一例(その2)を示す図である。
【図32】試着リスト・ページの一例(その3)を示す図である。
【図33】試着リスト・ページの一例(その4)を示す図である。
【図34】本発明の一実施の形態における処理フロー(その10)を示す図である。
【図35】試着商品コピー処理ページの一例を示す図である。
【図36】試着リスト・ページの一例(その5)を示す図である。
【図37】本発明の一実施の形態における処理フロー(その11)を示す図である。
【図38】本発明の一実施の形態における処理フロー(その12)を示す図である。
【図39】会計用試着リスト・ページの一例(その1)を示す図である。
【図40】会計用試着リスト・ページの一例(その2)を示す図である。
【図41】本発明の一実施の形態における処理フロー(その13)を示す図である。
【図42】商品別会計ページの一例(その1)を示す図である。
【図43】本発明の一実施の形態における処理フロー(その14)を示す図である。
【図44】商品別支払登録ページの一例(その1)を示す図である。
【図45】商品別支払登録確認ページの一例(その1)を示す図である。
【図46】会計用試着リスト・ページの一例(その3)を示す図である。
【図47】商品別会計ページの一例(その2)を示す図である。
【図48】商品別支払登録ページの一例(その2)を示す図である。
【図49】商品別支払登録確認ページの一例(その2)を示す図である。
【図50】本発明の一実施の形態における処理フロー(その15)を示す図である。
【図51】会計試着者選択ページの一例を示す図である。
【図52】本発明の一実施の形態における処理フロー(その16)を示す図である。
【図53】試着者別会計ページの一例を示す図である。
【図54】本発明の一実施の形態における処理フロー(その17)を示す図である。
【図55】試着者別支払登録ページの一例を示す図である。
【図56】試着者別支払登録確認ページの一例を示す図である。
【図57】本発明の一実施の形態における処理フロー(その18)を示す図である。
【図58】試着部位選択ページの一例を示す図である。
【図59】個人用試着ページの一例を示す図である。
【図60】本発明の一実施の形態における処理フロー(その19)を示す図である。
【図61】個人試着リスト・ページの一例(その1)を示す図である。
【図62】個人試着リスト・ページの一例(その2)を示す図である。
【符号の説明】
1 ネットワーク  3 ユーザ端末A
5 ASPサーバ  7 ユーザ端末B
9 販売サイトAサーバ  11 販売サイトBサーバ
51 試着管理DB  53 ユーザ管理DB
91 商品DB(販売サイトA)
111 商品DB(販売サイトB)

Claims (5)

  1. 所定の者の仮想試着場面の画像を複数人で閲覧するための情報処理方法であって、
    仮想試着場面の画像の閲覧を可能とする第1のユーザの登録要求を受信した場合、当該第1のユーザに関する情報を記憶装置に登録するステップと、
    前記仮想試着場面の画像の閲覧が可能であると登録された第1のユーザの端末から前記仮想試着場面の画像の閲覧要求を受信した場合、前記記憶装置に登録された当該第1のユーザに関する情報と前記仮想試着場面に登場する前記所定の者に関する情報との少なくともいずれかに基づき仮想試着場面の画像を生成し、当該第1のユーザの端末に送信するステップと、
    を含む情報処理方法。
  2. 第2のユーザの仮想試着を可能とする設定要求を受信した場合、前記第2のユーザに対応して仮想試着が可能であることを表す情報を記憶装置に登録するステップと、
    前記第2のユーザの端末から当該第2のユーザの仮想試着に関する設定情報を受信した場合、当該第2のユーザの仮想試着に関する設定情報を記憶装置に登録するステップと、
    をさらに含む請求項1記載の情報処理方法。
  3. 前記所定の者に関する情報が、前記第2のユーザの仮想試着に関する設定情報を含むことを特徴とする請求項2記載の情報処理方法。
  4. 所定の者の仮想試着に用いられた商品の決済についての情報処理方法であって、
    所定の者に商品を仮想試着させる要求をユーザの端末から受信した場合には、少なくとも当該所定の者に関する情報と前記商品に関する情報とを試着情報記憶部に格納するステップと、
    商品又は前記所定の者を指定する決済要求をユーザの端末から受信した場合、指定された商品若しくは前記所定の者が仮想試着した商品又は商品群に対応して支払者たる当該ユーザの情報を決済情報記憶部に格納するステップと、
    を含む情報処理方法。
  5. 支払者たるユーザの支払金額の情報を当該ユーザの端末から受信した場合、当該支払金額の情報を少なくとも前記ユーザに対応付けて決済情報記憶部に格納するステップをさらに含む請求項4記載の情報処理方法。
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