JP2002123753A - 衣類選択支援システム及び衣類選択支援方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 各種衣類の購入者が目的の衣類を複数の衣類
から簡単に選ぶことができ、複数種類の衣類のトータル
コーディネートにあたり全体でどういうイメージになる
のかを容易に把握することができ、またユーザが購入指
針を決定しやすくかつ簡単な注文手続きで衣類の購入を
可能とする衣類選択支援システム及び衣類選択支援方法
を提供する。 【解決手段】 この衣類選択支援システム、インターネ
ット通信回線１３に接続され、衣類の商品情報を記憶し
た第１の情報処理装置１１と、通信回線を介して第１の
情報処理装置に接続可能であり入力部及び表示部を有す
る第２の情報処理装置１２とを具備し、通信回線を介し
て第２の情報処理装置に送信した入力部で入力した情報
に基づいて第２の情報処理装置から衣類の商品情報を選
択し、表示部に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、衣類の選択を支援
する衣類選択支援システム及び衣類選択支援方法に関す
るものである。

【０００２】

【従来の技術】従来、衣類を選択し購入しようとする場
合、購入者は、実際に衣類を販売する店の店頭に自ら出
向き、購入する場合が多い。しかし、洋服を購入するた
めに街の洋服店まで出向くのが非常に面倒であったり、
また、ファッショナブルな洋服店が近隣に存在しない地
域に居住する人々にとっては、多少の面倒を覚悟しよう
としても、このようなファッショナブルな洋服店で最新
の流行の洋服を購入することは難しい。また、実際に店
へ行き、何度も試着するのは、わずらわしい場合も多
い。

【０００３】このような状況に対処すべく、いわゆる通
信販売の方法が従来から行われている。この従来の通信
販売の方法では、以下の方法で購入者は、衣類を選択す
る。すなわち、いわゆる通信販売会社との契約等に基づ
いて、通信販売会社から定期的にまたは不定期に、カタ
ログが購入者宅に送られてくる。これを見て購入者は、
自分の気に入った衣類を選択して、郵便、電話またはＦ
ＡＸ等で通信販売会社に注文する。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
通信販売にあっては、以下のような難点があった。ま
ず、従来の通信販売では、トータルコーディネートとい
うものをイメージしにくいという問題があった。すなわ
ち、従来は、カタログは、スーツ、ネクタイ、ワイシャ
ツ、ポロシャツ、ズボン、セーター、コート、靴下、靴
等、別々に構成されており、それぞれ単品でカタログに
掲載されているため、購入者にとって、全体でどういう
イメージになるのか、また、自分の意図したファッショ
ンに合致しているか、といった点について把握すること
が難しい。

【０００５】一方、中には、トータルコーディネートし
た形で販売する形式の販売方法も存在するが、組み合わ
せが限定されており、購入者の希望に沿うことができ
ず、またオリジナリティーが発揮されないという問題が
ある。

【０００６】また、通常の通信販売では、ユーザが購入
指針というものを決定しにくいと言う難点があった。例
えば、欲しいスーツを購入しようと決めて、そのスーツ
を軸に他のアイテムについてコーディネートする場合、
そのスーツに合うワイシャツや靴やその他のアイテムが
どのようなものがいいのか、購入者は不安になる場合が
しばしばある。これが店頭販売であれば、店の販売者が
いろいろアドバイスをしてくれるが、通信販売において
は、これは不可能である。

【０００７】さらに、通常の通信販売では、購入を決意
した後の注文手続きが面倒であるという難点があった。
郵送で注文する場合には、選択した商品の番号、住所お
よび氏名等を書いて封をして、切手を貼って郵便ポスト
に投函しなければならないし、電話では、意図したこと
を伝えるには、細かいことを伝えるための労力が必要な
場合が多く、手続きに間違いが生じるおそれも大きい。
また、話し中で何度もダイヤルしなければならないこと
もある。よっていきおい注文手続きが面倒かつ煩雑であ
る場合が多かった。

【０００８】本発明は、上述のような従来技術の問題に
鑑み、各種衣類の購入者が目的の衣類を複数の衣類から
簡単に選ぶことができ、複数種類の衣類のトータルコー
ディネートにあたり全体でどういうイメージになるのか
を容易に把握することができ、またユーザが購入指針を
決定しやすくかつ簡単な注文手続きで衣類の購入を可能
とする衣類選択支援システム及び衣類選択支援方法を提
供することを目的とする。

【０００９】

【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明による衣類選択支援システムは、衣類の商品
情報を記憶した第１の情報処理装置と、入力部及び表示
部を有する第２の情報処理装置とを具備し、前記入力部
から入力した情報に基づいて前記第１の情報処理装置か
ら衣類の商品情報を選択し前記表示部に表示することを
特徴とする。

【００１０】この衣類選択支援システムによれば、ユー
ザが希望する条件を入力情報として入力し、その入力情
報に対応した衣類の商品情報が選択されて表示されるの
で、ユーザが多数の衣類の商品情報から自分の気にいっ
た衣類を簡単に選ぶことができる。

【００１１】また、本発明による衣類選択支援システム
は、インターネット通信回線に接続され、衣類の商品情
報を記憶した第１の情報処理装置と、前記通信回線を介
して前記第１の情報処理装置に接続可能であり入力部及
び表示部を有する第２の情報処理装置とを具備し、前記
通信回線を介して前記第２の情報処理装置に送信した前
記入力部で入力した情報に基づいて前記第２の情報処理
装置から衣類の商品情報を選択し、前記表示部に表示す
ることを特徴とする。

【００１２】この衣類選択支援システムによれば、第１
の情報処理装置と第２の情報処理装置とを通信回線で接
続するから、両装置を離れた場所に設置することができ
る。通信回線は、インターネットであるので、極めて多
数のユーザが好きな時にどんな地域からも任意に衣類の
商品情報を得て、選択しうることができ、ユーザにとっ
て極めて便利である。

【００１３】また、前記選択された衣類の商品情報が複
数種類あり、これらの複数種類の衣類を組み合わせたイ
メージを前記表示部に表示するように構成できる。これ
によれば、複数種類の衣類（例えば、上着とネクタイ）
を組み合わせてそのイメージを表示するから、ユーザが
複数種類の衣類のトータルコーディネートにあたり全体
でどういうイメージになるのかを容易に把握することが
でき、ユーザが購入指針を決定しやすくなり、複数種類
の衣類を組み合わせて購入する際に実際に試着せずに選
択できるので、購入が極めて便利となる。なお、かかる
表示に当たり、方向を任意に変えた３次元的な画像とす
ることができ、イメージの把握が一層容易となる。ま
た、１つの衣類または複数種類の衣類を組み合わせてそ
のイメージを表示する場合、任意のモデルの容姿ととも
に表示するようにできる。かかるモデルの容姿として例
えば自分自身の写真等を登録しておくことができ、また
複数種類を登録しておき、任意にその中から選択できる
ようにしておいてもよい。

【００１４】また、前記表示された複数種類の衣類を組
み合わせた商品情報を第１候補とし、更に別のユーザ情
報を入力し、前記別の複数種類の衣類を組み合わせた商
品情報を第２候補として前記表示部に前記第１候補とと
もに表示するように構成できる。これによれば、複数種
類の衣類を組み合わせた商品情報を表示画面上で比較で
き、その選択が容易となる。

【００１５】また、前記表示された複数種類の衣類を組
み合わせた商品情報の一部をユーザ情報に基づいて別の
衣類に換えて表示するように構成できる。これによれ
ば、複数種類の衣類の一部を変えて表示できるので、組
み合わせを変えて比較しながら選択できる。

【００１６】また、前記第１の情報処理装置に記憶され
た前記衣類の商品情報には複数の商品属性情報を予め付
与し、衣類を選択するために前記入力部からユーザの条
件を入力し、前記入力された条件を検索条件として前記
第１の情報処理装置において前記検索条件に合致するよ
うな前記商品属性情報を検索し、その検索された商品属
性情報に対応する衣類の商品情報を表示するように構成
できる。これによれば事業者は、各衣類毎にサイズ、
色、デザイン等の複数の商品属性情報に基づいて予め複
数の入力条件を作成しておくことにより、ユーザに対
し、推奨する複数種類の衣類の組み合わせ商品情報を提
供することができるので、ユーザの選択が極めて簡単と
なる。

【００１７】この場合、前記入力条件を前記複数の商品
属性情報に基づいて複数予め作成して前記第１の情報処
理装置に記憶し、前記複数の入力条件をユーザに提示
し、ユーザが複数種類の衣類の商品情報を順々に選択す
るようにできる。また、前記入力条件が衣類の複数のス
タイル情報であり、ユーザが前記スタイル情報を選択
し、前記選択したスタイル情報に対応して各衣類の商品
情報が複数提示されてユーザが順々に選択するようにで
きる。

【００１８】また、本発明による衣類選択支援システム
は、インターネット通信回線に接続され、衣類の商品情
報を記憶した第１の情報処理装置と、前記通信回線を介
して前記第１の情報処理装置に接続可能な第２の情報処
理装置とを具備し、前記第２の情報処理装置は衣類を選
択するためにユーザの条件を入力する入力部と、衣類の
商品情報を表示する表示部とを備え、前記入力部から入
力された条件が通信回線を介して前記第１の情報処理装
置に送信され、前記第１の情報処理装置で前記条件に合
致した衣類の商品情報を検索し、その検索結果である衣
類の商品情報を前記通信回線を介して前記第２の情報処
理装置に送信し、前記通信回線を介して受信した衣類の
商品情報を前記表示部で表示するとともに、その表示情
報に基づいてユーザが選択した衣類の購入情報を前記通
信回線を介して事業者に対して送信することを特徴とす
る。

【００１９】この衣類選択支援システムによれば、複数
または複数種類の衣類の商品情報からユーザが購入を決
定した衣類をインターネット通信回線を介して注文でき
るから、ユーザは、住む地域に拘わらず極めて簡単な注
文手続きで好みの衣類を購入することができる。

【００２０】また、本発明による衣類選択支援方法は、
インターネット通信回線に接続され、衣類の商品情報を
記憶した第１の情報処理装置と、前記通信回線を介して
前記第１の情報処理装置に接続可能な第２の情報処理装
置とを具備する衣類選択支援システムにおける衣類選択
支援方法であって、前記第２の情報処理装置を前記通信
回線を介して前記第１の情報処理装置に接続する接続ス
テップと、前記第２の情報処理装置で衣類を選択するた
めにユーザの条件を入力する第１の入力ステップと、前
記入力された条件を前記通信回線を介して前記第１の情
報処理装置に送信する第１の送信ステップと、前記送信
された条件を検索条件として前記第１の情報処理装置で
前記検索条件に合致するように衣類の商品情報を検索す
る第１の検索ステップと、前記検索された衣類の商品情
報を前記第２の情報処理装置に送信し、前記第２の情報
処理装置に表示する第１の表示ステップと、を含むこと
を特徴とする。

【００２１】この場合、前記検索された複数種類の衣類
を組み合わせたイメージを前記第２の情報処理装置に表
示する第２の表示ステップを更に含むことが好ましい。
また、前記検索された衣類の商品情報に基づいてユーザ
が前記通信回線を介して購入情報を事業者に対して送信
する第２の送信ステップを更に含むことが好ましい。

【００２２】

【発明の実施の形態】以下、本発明による実施の形態の
衣類選択支援システムについて図面を用いて説明する。
図２において、事業者が提供する第１の情報処理装置で
あるサーバ１１は、インターネット１３を介して、衣類
の購入者が所有する第２の情報処理装置であるパソコン
装置１２と接続されるようになっており、本実施の形態
による衣類選択支援システムが構成されている。なお、
パソコン装置とは、パソコン本体、キーボードやマウス
等の入力部、表示部としてのディスプレイ、メモリ及び
ハードディスク等を含んだ概念であり、サーバについて
も同様である。

【００２３】サーバ１は、衣類選択支援システムを構築
するためのＷｅｂサイトを提供し、このＷｅｂサイトは
インターネット上のアドレスを持っている。サーバ１１
は、スーツ、上着、ズボン、ワイシャツ、ネクタイ、ベ
ルト等のアイテムの個々の衣類商品単品毎に、外見画像
データ、色やサイズや寸法のデータ、生地等のデータ、
価格、流行の様子、ファッションに関する専門家の寸評
その他当該個々の商品単品の特徴を記載した情報が商品
属性情報として記憶し、在庫の情報とともに格納するた
めのデータベース機能を備える。また、サーバ１１は、
いわゆる購入者からの注文を受けるためのシステムを有
し、データベース機能は前述の各アイテムの個々の商品
単品の特徴を検索するための検索機能を有している。

【００２４】一方、衣類の購入者が所有するパソコン装
置１２は、そのハードディスク等の記憶装置にインター
ネット１３と接続するためにブラウザを格納しており、
このブラウザを起動しアドレスを指定することにより、
サーバ１が提供する衣類選択支援システムのＷｅｂサイ
トと接続可能となる。

【００２５】〈第１の実施の形態〉

【００２６】図１は、本発明による実施の形態におい
て、衣類の購入者が所有する図２のパソコン装置１２の
ディスプレイ１２２に表示されるＷｅｂページの画像を
示す図である。図２のパソコン装置１２のブラウザを起
動し、インターネット１３と接続し、衣類選択支援シス
テムのＷｅｂサイトを指定することによりこのＷｅｂサ
イトにアクセスでき、図１に示すようなＷｅｂページの
３分割の画面が表示される。

【００２７】図１のディスプレイ１２２の画面におい
て、３分割の左側の部分１３０はコーディネートエリア
であり、右上の部分１４０は商品単品表示エリア、右下
の部分１５０は検索エリアとなっている。

【００２８】図１に示した３分割の画面のうちコーディ
ネートエリア１３０の通常画面には、最初にモデル１３
１を最初に読み出す。サーバ１の画像データから、衣類
の購入者が適当なモデルを選んで、そのモデルとなる人
間を選択することができる。

【００２９】上述のモデルの選択には、図１のコーディ
ネートエリア中の容姿読出ボタン１３２をクリックする
ことにより、コーディネートエリア１３０は容姿選択画
面に移行し、容姿選択が可能となる。このボタン１３２
をクリックすれば、数人のモデルの容姿が登場するの
で、衣類の購入者は、モデルをマウスで選択して、コー
ディネートエリア１３０の通常画面に戻ることにより、
コーディネートエリア１３０の通常画面にモデルの容姿
の映像が現れる。

【００３０】また、モデルに関しては、購入者が自ら気
に入った人物、または、購入者自身の容姿の写真をスキ
ャナでとりこんだデータからモデルの容姿画像データを
作成し、登録することができる。この場合、図１のコー
ディネートエリア１３０中の容姿登録ボタン１３３をク
リックすることにより、コーディネートエリアは容姿登
録画面に移行し、この画面から、自らの顔写真や全身写
真を写した写真ファイルを開き、編集することにより、
新規モデルの設定が可能となる。新規モデルの設定がな
されると次回からは、コーディネートエリア１３０の容
姿選択画面に登場することとなり、その新規登録した新
規モデルの画像をマウスで選択して、コーディネートエ
リアの通常画面に戻れば、ユーザの気に入ったモデル
で、以下に示す洋服等の衣類選びができる。

【００３１】このため、ユーザは、自らの写真をスキャ
ナまたはデジタルカメラでとりこみ、画像データとし
て、当該パソコン装置内の図示しないハードディスクに
格納しておけば、自らをモデルとして洋服選びができ、
洋服を選ぶ際の一層客観的な判断材料となりうる。従っ
て、その洋服を着たときの自分の姿のイメージを自分で
確認でき、より確実な洋服の選択やコーディネートが可
能となるため、自分を客観的に見ながらファッションの
トータルコーディネートを行うことができる。

【００３２】以上のようにモデルの選択が終了したら、
続いて、購入者はアイテムの選択動作にはいる。アイテ
ムの選択動作では、図１の３分割の画面の検索エリア１
５０を主として使用する。

【００３３】最初に、購入者にとって、もっとも購入し
たいか、または基準としたいアイテムを選択する。その
ための検索エリア１５０における動作として、まず、ア
イテム表示欄１５１において、スーツ、ワイシャツ、ネ
クタイ、上着等のアイテムの選択を行う。例えばワイシ
ャツを選択した場合、アイテム表示欄１５２にワイシャ
ツと表示される。次に、ワイシャツの検索条件を決定す
るが、検索条件を付けない場合は、「自動で探す」のマー
ク１５３をクリックする。一方、条件つきで選択する場
合には、「検索条件」のマーク１５４をクリックする。な
お、「自動で探す」のマーク１５３と「検索条件」のマーク
１５４とは、排他的に選択されることになっており、ど
ちらか片方を選択すると他方は選択されない。

【００３４】「自動で探す」のマーク１５３をクリックし
た場合、続いて「次候補」ボタン１５５をクリックする
と、その「自動で探す」といった情報や「次候補」の検索を
行う旨の情報は、インターネット１３を経由して、事業
者が提供するサーバ１１に送信される。サーバ１１のデ
ータベース機能は各アイテムの個々の商品単品の特徴を
検索するための検索できるが、「自動で探す」のマーク１
５３を選択した場合、つまり条件の限定がつかない場合
は、店頭販売と対比するならば、店頭にウインドウショ
ッピングに訪れて、服を見て探している状態である。こ
の状態では、店頭にいる店員にお奨めの服を尋ねるよう
な状況であり、事業者側は推奨の服を奨める。これに対
応すべく、事業者が設置したサーバ１１には、そのお店
が推奨する服、流行の服、流行の色を使った服または季
節にあった服を優先順位に従って候補として紹介すべく
予めプログラミングされている。

【００３５】次に、事業者のサーバ１１は、購入者が選
択したスーツやワイシャツ等のアイテムの中で、お奨め
の第１候補としての商品単品のデータをサーバ１１から
インターネット１３を経由して、そのアイテムの個々の
商品単品の外見画像データ、色やサイズや寸法のデー
タ、生地等のデータ、価格、流行の様子、ファッション
に関する専門家の寸評、その他アイテムの個々の商品単
品の特徴を記載した情報、及び在庫の情報等をパソコン
装置１２（図２）に送信する。パソコン装置１２では、
それらの情報を受信すると、ディスプレイ１２２の商品
単品表示エリア１４０に各種データに基づいた画像やデ
ータを表示する。

【００３６】即ち、図１のように、商品単品表示エリア
１４０に、そのアイテムの商品単品の外見画像データか
ら生成される外見画像（図１では例えばワイシャツ）１
４１を表示するとともに、情報欄１４２に、色やサイズ
や寸法、生地等、価格、流行の様子、ファッションに関
する専門家の寸評その他当該個々の商品単品の特徴を記
載した情報を表示し、購入者は視覚的にその商品のイメ
ージを把握することができる。

【００３７】そして、購入者は、商品単品表示エリア１
４０に表示されたその商品単品のイメージに興味があれ
ば、「ＧＥＴ」ボタン１４３をマウスでクリックする。一
方、興味がなければ、検索エリア１５０の「次候補」ボタ
ン１５５を再度クリックすれば、その商品単品の外見画
像やその他の情報は消えて、その選択したアイテムにつ
いての次の商品単品についてその外見画像やその他の情
報を商品単品表示エリア１４０に表示する。この場合、
次の商品は、「自動で探す」状況が続いていれば、お奨め
の第２候補のものが表示される。

【００３８】なお、「次候補」ボタン１５５を何回もクリ
ックしていくと次々と順番に個々の商品単品の外見画像
等が表示され、「自動で探す」場合には、お奨めの優先順
位順に紹介されていく。また、再度見てみたい場合は、
「前候補」ボタン１５６をクリックすれば、前の商品単品
の外見画像その他の情報を再度商品単品表示エリア１４
０に表示する。

【００３９】以上のように、「次候補」ボタン１５５や
「前候補」ボタン１５６を繰り返しクリックしながらアイ
テム（例えば、スーツ）について、気に入った単品商品
があった場合、商品単品表示エリア１４０の「ＧＥＴ」ボ
タン１４３をクリックして選択することにより、この商
品単品は、ディスプレイ１２２のコーディネートエリア
１３０の選択したモデル１３１の画像上の当該アイテム
が着用されるべき部分に合わせるように表示され、モデ
ル１３１がそのアイテムの選択した商品を着用している
画像を形成し表示する。これにより、試着したと同じよ
うなような状態となってより現実的な感覚で衣類の選択
ができる。

【００４０】なお、「ＧＥＴ」ボタン１４３をクリックし
て選択したアイテムの商品単品であってもモデルの画像
に合わせてみて気に入らなくなれば、その商品単品をマ
ウスで選択した状態で「すてる」ボタン１３４をクリック
すると、その商品単品のデータは削除される。また、他
の商品単品を試すために保留しておくときは、その保留
したいアイテムをマウスで選択した状態で、保留ボタン
１３５をクリックすると、小サイズのアイコン状態とな
ってコーディネートエリア１３０中の下部に残り、その
小サイズのアイコンを再度クリックするとモデル画像に
合わせることができる。

【００４１】このようにして、選択した最初のアイテム
（例えば、スーツ）を決定したならば、その商品をモデ
ル画像１３１に着せた状態としたまま、次のアイテムの
商品の選択に移ることができる。なお、購入者は単品
（例えば、スーツ）のみを注文するときは、後述のよう
に、コーディネートエリア１３０の注文ボタン１３６を
クリックし、図３の注文モードに移る。

【００４２】次に、購入者は、検索エリア１５０で設定
作業を再び行う。次のアイテム（例えば、ワイシャツ）
についてアイテム表示欄１５１でアイテムの設定を行
い、「自動で探す」マーク１５３をクリックして、上述と
同様にして検索する。

【００４３】次のアイテム（例えば、ワイシャツ）につ
いて「次候補」ボタン１５５をクリックし、検索を開始す
る場合、検索エリア１５０のコーディネート欄１５８を
クリックしてから検索を開始すると、「自動で探す」マー
ク１５３がＯＮの場合でも検索条件欄１５４がＯＮであ
っても、その最初に選んだコーディネートエリア１３０
に表示されているアイテム（例えばスーツ）の商品情報
を参照して、次のアイテム（例えば、ワイシャツ）の検
索を行う。サーバ１１では、商品情報のうち例えば色情
報を基にしてグレーのスーツには、エンジ色のワイシャ
ツが似合うといったお奨め案を複数回提示し、「次候補」
の検索の都度そのお奨めのワイシャツを商品単品表示エ
リア１４０に表示する。これにより、店頭で店員から次
のアイテムの商品の情報を受けながら選択をすると同様
のサービスを受けることができる。

【００４４】以上のようにして２つめのアイテムについ
ての検索が行われ、２つめのアイテムについても、この
ように「次候補」ボタン１５５や「前候補」ボタン１５６を
繰り返しクリックしながら当該アイテム（例えば、ワイ
シャツ）について、気に入った単品商品を、前アイテム
と同様に「ＧＥＴ」ボタン１４３をクリックして選択する
ことができる。そして、この商品単品は、ディスプレイ
１２２のコーディネートエリア１３０中のモデル画像１
３１上の当該アイテムが着用されるべき部分に前のアイ
テム（例えば、スーツ）を着せたまま、合わせるように
表示され、モデルが前アイテムの選択した商品と当該ア
イテムの商品を両方あわせて着用している画像を形成し
表示する。これにより、よりリアリティーを持って、衣
類の選択ができ、前のアイテムの商品の画像と当該アイ
テムの商品の画像を両方同時にモデルに着せて、トータ
ルに、また、客観的にコーディネートについて判断でき
るため、より有効な買い物ができるメリットがある。

【００４５】また、「自動で探す」ようにすると、いわゆ
る店頭販売員がアドバイスするのと同様な状態で商品の
検索が行われていくため、購入者は店に出向いたのと実
質的に同様のサービスを受けることができ、不利な点は
ない。

【００４６】このようにして、さらにアイテム（例え
ば、ネクタイ、ベルト）を適宜追加し、変更しながら検
索動作を実行することにより、全アイテムの選択が可能
となり、最後には、選択した全アイテムがコーディネー
トエリア中のモデルに着せられた状態となる。この状態
になれば、選択作業は完了したこととなる。

【００４７】なお、選択した全アイテムについて最終的
な確認を行うことができ、選択したアイテムを他のもの
に交換してコーディネートエリア中のモデルに着せた状
態とすることもできる。

【００４８】選択作業が終了したら、この選択した全ア
イテムを、購入者は、事業者に対して注文することがで
きるようになっている。注文する際には、コーディネー
トエリア１３０の注文ボタン１３６をクリックすると、
サーバ１のＷｅｂサイトから送信され、注文モードに入
り、ディスプレイ１２２の表示が図３のような画面にな
る。図３の注文モードに入った時のディスプレイ画像の
左側に示す表３０１は、ここまでに選択した衣類の表で
ある。アイテム名と商品名とサイズが並べて記載され
る。これが購入品リストとなる。この表３０１でサイズ
を指定することができる。

【００４９】中央付近の部分３０には、購入者の住所氏
名等、購入者に関する情報を記載する。ここに記載した
送り先に注文した衣類が送付される。中央付近の下方部
分には、決済方法と全金額が表示される。決済方法は、
クレジットカード、銀行振込、また状況が許せば電子決
済等の各種支払い方法をここで記載または選択する。口
座番号またはクレジットカード番号もここに記載する。

【００５０】なお、購入者は、交換や削除したいアイテ
ムがあれば、この注文モードでも修正でき、「戻る」ボタ
ン３０４をクリックすることにより、図１の３分割の画
面に戻ることができる。そして、すべての準備が整った
ら、購入ボタン３０３をクリックする。

【００５１】購入ボタン３０３がクリックされると、購
入信号ならびにこの注文モード内にあった衣類について
や購入者についてのデータ等がインターネット１３を通
じて、事業者のサーバ１１へ送信され、サーバ１１内へ
格納される。なお、購入の最終確認のため、図３の情報
を送信した後、再度図３のような画面を表示し、最終確
認をすることができる。また、この場合、その合計金額
が表示され、その合計金額とともに最終確認できるよう
にしてもよい。

【００５２】事業者は、適宜サーバ１１を参照し、購入
信号による注文情報をチェックすることにより、注文を
知ることができる。注文があったときは、ランプをつけ
るとか、アラームを鳴らすといったことも可能である。
注文があれば、事業者は、購入者に注文された衣類を送
り、所定の決済方法で事業者は代金を得ることができ
る。

【００５３】次に、第１の実施の形態の変形例について
説明する。上述の実施の形態は、主として事業者のお奨
めの品の中から選択する例であったが、本例は、購入者
自らが自分の希望を積極的に提示して欲しい衣類を選択
するようにしたものである。

【００５４】まず、図１の検索エリア１５０において、
購入者にとって、最も購入したいか、または基準とした
いアイテムを選択する。そのために、アイテム表示欄１
５１において、スーツ、ワイシャツ、ネクタイといった
ようなアイテムの選択を行う。

【００５５】次に、そのアイテムの検索条件を決定する
ために、検索エリア１５０の検索条件欄１５３をクリッ
クする。これにより、「自動で探す」マーク１５３は、自
動的にＯＦＦになる。そして、その下の入力欄１５７に
は、そのアイテムを選ぶ上で重要視する情報、例えば、
色の情報（例えば、紺、グレー）や形状の情報（例え
ば、シングル、ダブル、三つボタン）といった情報を入
力する。入力できるのはひとつに限らず、スペースを入
れることにより、複数の検索情報を検索条件欄１５７に
入力し設定できる。

【００５６】そうした上で、検索エリア１５０の「次候
補」ボタン１５５をクリックして、検索を行う旨の情報
をサーバ１１に送ると、その検索条件に合致した商品を
サーチし、その商品情報がパソコン装置１２に送られて
くるから、この商品情報を上述の実施の形態の場合と同
様に図１の商品単品表示エリア１４０に表示する。「次
候補」ボタン１５５や「前候補」ボタン１５６を使用した
場合、その後の商品も検索条件に合致したデータに基づ
いて検索されたものであるため、購入者の希望を大きく
反映するものにできる。以後、「ＧＥＴ」ボタン１４３等
を使用してコーディネートエリア１３０のモデル画像１
３１へ合わせていく方法は、上述の実施の形態と同様で
ある。

【００５７】その後、最初のアイテムの商品を決定した
後の商品選択においても、その設定した検索条件を用い
ることができる。コーディネートボタン１５８を使用せ
ずに自己の検索条件のみで、次のアイテムの商品を決定
することができるし、また、コーディネートボタン１５
８を使用しながら自己の検索条件を使用して検索をする
ことができる。

【００５８】〈第２の実施の形態〉

【００５９】次に、図４により第２の実施の形態につい
て説明する。本実施の形態は、図１の検索エリアで更に
詳しく衣類のデザインを選択し設定できるようにしたも
のであり、他の部分は図１と同様の構成であるので、そ
れらの説明は省略する。

【００６０】図４（ａ）の検索エリア２５０においてア
イテム欄１５１の欄１５２で例えばスーツを選択し、
「デザインを選ぶ」マーク２５１をクリックすると、図
４（ｂ）のように、スーツに関する「デザイン」等と表
示欄２５２に表示され、「デザイン」を選択すると、別
の表示欄２５３に推奨の複数のスタイルが表示される。
そして、１つのスタイルを選択すると、図１の商品単品
表示エリア１４０にそのデザインのスーツが表示され、
選択の助けとなる。

【００６１】スーツについて１種類のデザインを選択す
ると、アイテム欄１５１に戻り、次のアイテム（例え
ば、ワイシャツ）を選択できる。「デザインを選ぶ」マ
ーク２５１を同様にクリックすると、図４（ｃ）のよう
にワイシャツに関する「デザイン」、「襟」、「カフ」
等と表示欄２５２ａに表示され、デザインを選択する
と、図４（ｄ）のように別の表示欄２５３ａに「前立
て」、「背タック」、「ポケット」と表示され、「前立
て」を選択すると、図４（ｅ）のように更に別の表示欄
２５４に「表前立て」、「裏前立て」と表示される。次
に、表示欄２５４で「表前立て」を選択すると、図１の
商品単品表示エリア１４０にそのデザインのワイシャツ
が表示され、選択の助けとなる。同様にして、「背タッ
ク」、「ポケット」を順に選択すると、それぞれ表示欄
２５４に表示されたデザインを選択することができる。

【００６２】上述のようにして、スーツ、ワイシャツ以
外にも、ネクタイ、ベルト、靴等をそのデザインを選び
ながら選択することができる。この場合、例えばスーツ
のときにはその選んだスタイルに合ったデザイン等が優
先的に表示されるようになっている。

【００６３】上述のように、本実施の形態の衣類選択支
援システムによれば、容易にトータルコーディネートと
いうものをイメージすることができ、購入者にとって、
全体でどういうイメージになるのか、また、自分の意図
したファッションに合致しているか、といった点につい
て容易に把握することが可能となる。また、購入者は、
自分の好みの条件で検索を行うことができるので、購入
者のオリジナリティーも充分発揮でき、その効果は非常
に大きい。その一方で、「自動で探す」のマークやコーデ
ィネートボタンの活用により、事業者の推奨する商品の
紹介を受けることができるため、ユーザが購入指針を決
定できる。例えば、欲しいスーツを購入しようと決め
て、そのスーツを軸に他のアイテムについてコーディネ
ートする場合、そのスーツに合うワイシャツや靴やその
他のアイテムがどのようなものが合うのかについて、一
般的な動向や事業者のすすめに沿ったアルゴリズムによ
って商品の候補が出てくるので、購入者は不安にならず
に店に出向いたのと同じようにして商品選択ができる。

【００６４】更に、購入を決意した後の注文手続きが容
易である。すなわち、簡単なボタン操作でインターネッ
トを経由して手間がかからずに注文できるとともに、選
択した商品名や番号等を注文書等に書く必要がないため
手続きに間違いが生じるおそれはないので、注文手続き
を簡単かつ確実に行うことができる。このため、本実施
の形態では、上述のような従来技術の問題に鑑み、各種
衣類の購入者にとって、トータルコーディネートにあた
り全体でどういうイメージになるのかを容易に把握する
ことができ、ユーザが購入指針を決定しやすく、かつ簡
単な注文手続きで衣類の購入を可能とする衣類選択支援
システムが提供できる。

【００６５】以上のように本発明を実施の形態により説
明したが、本発明はこれらに限定されるものではなく、
本発明の技術的思想の範囲内で各種の変形が可能であ
る。例えば、例えば、本実施の形態ではパソコン装置と
サーバとをインターネットを介して接続するようにした
が、サーバと複数のパソコン装置とを回線で接続し、例
えば同一店舗内で使用する衣類選択支援システムに構成
してもよく、また、サーバとパソコン装置とを一体にし
て使用してもよいことは勿論である。また、パソコン装
置のディスプレイに表示された画面は実施の形態では、
３分割であるが、これには特に限定はなく、他のさまざ
まな表示形態があることは勿論である。また、ボタンや
アイコンの数や配置についても各種いろいろな方式であ
ってもよく、ユーザに使い易い任意の画面表示であって
よいことは勿論である。

【００６６】また、上述した内容で、パソコン装置１２
を保有し、パソコンを操作する者を衣類の購入者と称し
たが、実際に購入するかどうかは問わず、例えば、ウイ
ンドーショッピング的にコーディネートのみしているよ
うな場合であっても構わない。この場合、図１のディス
プレイ１２２の画面を終了するには、コーディネートエ
リア１３０の終了ボタン１３７をクリックすればよい。

【００６７】

【発明の効果】本発明によれば、各種衣類の購入者が目
的の衣類を複数の衣類から簡単に選ぶことができ、複数
種類の衣類のトータルコーディネートにあたり全体でど
ういうイメージになるのかを容易に把握することがで
き、またユーザが購入指針を決定しやすくかつ簡単な注
文手続きで衣類の購入を可能とする衣類選択支援システ
ム、衣類選択支援方法及びこの方法を実行するプログラ
ムを記録した記録媒体を提供できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明による第１の実施の形態において、衣類
の購入者が所有するパソコン装置のディスプレイに表示
される画像を示す図である。

【図２】本発明による実施の形態におけるシステム構成
の概念図である。

【図３】第１の実施の形態において、注文モードに入っ
た時のディスプレイ画像を示す図である。

【図４】第２の実施の形態における検索エリアを示す図
（ａ），（ｂ），（ｃ），（ｄ），（ｅ）である。

【符号の説明】

１１ 第１の情報処理装置であるサーバ １２ 第２の情報処理装置であるパソコン装置 １２２ 衣類の購入者が所有するパソコン装置１２
のディスプレイ １３ インターネット １３０ コーディネートエリア １４０ 商品単品表示エリア １５０ 検索エリア ２５０ 検索エリア ３０１ 選択した衣類の表 ３０２ 購入者の住所氏名等、購入者の情報 ３０３ 購入ボタン ３０４ 図１の画面に戻るための「戻る」ボタン

フロントページの続き (51)Int.Cl.⁷ 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｇ０６Ｆ 17/30 １１０ Ｇ０６Ｆ 17/30 １１０Ｆ １７０ １７０Ｚ Ｆターム(参考） 5B075 KK07 ND20 NK43 PP13 PQ02 PQ32 5E501 AA02 AB21 AC08 AC15 BA03 CA02 CB02 CB09 EA05 EA13 EB05 FA03 FA04 FA06 FA14

Claims (12)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 衣類の商品情報を記憶した第１の情報処
   理装置と、 入力部及び表示部を有する第２の情報処理装置と、を具
   備し、 前記入力部から入力したユーザ情報に基づいて前記第１
   の情報処理装置から衣類の商品情報を選択し、前記表示
   部に表示することを特徴とする衣類選択支援システム。
2. 【請求項２】 インターネット通信回線に接続され、衣
   類の商品情報を記憶した第１の情報処理装置と、 前記通信回線を介して前記第１の情報処理装置に接続可
   能であり入力部及び表示部を有する第２の情報処理装置
   と、を具備し、 前記入力部で入力し前記通信回線を介して前記第２の情
   報処理装置に送信したユーザ情報に基づいて前記第２の
   情報処理装置から衣類の商品情報を選択し、前記表示部
   に表示することを特徴とする衣類選択支援システム。
3. 【請求項３】 前記選択された衣類の商品情報が複数種
   類あり、これらの複数種類の衣類を組み合わせたイメー
   ジを前記表示部に表示することを特徴とする請求項１ま
   たは２に記載の衣類選択支援システム。
4. 【請求項４】 前記表示された複数種類の衣類を組み合
   わせた商品情報を第１候補とし、更に別のユーザ情報を
   入力し、前記別の複数種類の衣類を組み合わせた商品情
   報を第２候補として前記表示部に前記第１候補とともに
   表示することを特徴とする請求項３に記載の衣類選択支
   援システム。
5. 【請求項５】 前記表示された複数種類の衣類を組み合
   わせた商品情報の一部をユーザ情報に基づいて別の衣類
   に換えて表示することを特徴とする請求項３または４に
   記載の衣類選択支援システム。
6. 【請求項６】 前記第１の情報処理装置に記憶された前
   記衣類の商品情報には複数の商品属性情報を予め付与
   し、 衣類を選択するために前記入力部からユーザの条件を入
   力し、前記入力された条件を検索条件として前記第１の
   情報処理装置において前記検索条件に合致するような前
   記商品属性情報を検索し、その検索された商品属性情報
   に対応する衣類の商品情報を表示することを特徴とする
   請求項１〜５のいずれか１項に記載の衣類選択支援シス
   テム。
7. 【請求項７】 前記入力条件を前記複数の商品属性情報
   に基づいて複数予め作成して前記第１の情報処理装置に
   記憶し、前記複数の入力条件をユーザに提示し、ユーザ
   が複数種類の衣類の商品情報を順々に選択することを特
   徴とする請求項６に記載の衣類選択支援システム。
8. 【請求項８】 前記入力条件が衣類の複数のスタイル情
   報であり、ユーザが前記スタイル情報を選択し、前記選
   択したスタイル情報に対応して各衣類の商品情報が複数
   提示されてユーザが順々に選択することを特徴とする請
   求項６または７に記載の衣類選択支援システム。
9. 【請求項９】 インターネット通信回線に接続され、衣
   類の商品情報を記憶した第１の情報処理装置と、 前記通信回線を介して前記第１の情報処理装置に接続可
   能な第２の情報処理装置と、を具備し、 前記第２の情報処理装置は衣類を選択するためにユーザ
   の条件を入力する入力部と、衣類の商品情報を表示する
   表示部と、を備え、 前記入力部から入力された条件が通信回線を介して前記
   第１の情報処理装置に送信され、前記第１の情報処理装
   置で前記条件に合致した衣類の商品情報を検索し、その
   検索結果である衣類の商品情報を前記通信回線を介して
   前記第２の情報処理装置に送信し、 前記通信回線を介して受信した衣類の商品情報を前記表
   示部で表示するとともに、その表示情報に基づいてユー
   ザが選択した衣類の購入情報を前記通信回線を介して事
   業者に対して送信することを特徴とする衣類選択支援シ
   ステム。
10. 【請求項１０】 インターネット通信回線に接続され、
    衣類の商品情報を記憶した第１の情報処理装置と、前記
    通信回線を介して前記第１の情報処理装置に接続可能な
    第２の情報処理装置とを具備する衣類選択支援システム
    における衣類選択支援方法であって、 前記第２の情報処理装置を前記通信回線を介して前記第
    １の情報処理装置に接続する接続ステップと、 前記第２の情報処理装置で衣類を選択するためにユーザ
    の条件を入力する第１の入力ステップと、 前記入力された条件を前記通信回線を介して前記第１の
    情報処理装置に送信する第１の送信ステップと、 前記送信された条件を検索条件として前記第１の情報処
    理装置で前記検索条件に合致するように衣類の商品情報
    を検索する第１の検索ステップと、 前記検索された衣類の商品情報を前記第２の情報処理装
    置に送信し、前記第２の情報処理装置に表示する第１の
    表示ステップと、を含むことを特徴とする衣類選択支援
    方法。
11. 【請求項１１】 前記検索された複数種類の衣類を組み
    合わせたイメージを前記第２の情報処理装置に表示する
    第２の表示ステップを更に含むことを特徴とする請求項
    １０に記載の衣類選択支援方法。
12. 【請求項１２】 前記検索された衣類の商品情報に基づ
    いてユーザが前記通信回線を介して購入情報を事業者に
    対して送信する第２の送信ステップを更に含む請求項１
    ０または１１に記載の衣類選択支援方法。