JP2001160095A

JP2001160095A - 電子モールシステム、電子モールシステムにおける商品情報送信方法、電子モールシステムを実現するためのコンピュータプログラムを記録した記録媒体、および、電子モールシステムにアクセスした外部コンピュータで商品を表示するためのコンピュータプログラムを記録した記録媒体

Info

Publication number: JP2001160095A
Application number: JP34456699A
Authority: JP
Inventors: Masahiro Yasuda; 政博安田; Hideaki Tanaka; 英明田中
Original assignee: SOFT RYUTSU KK
Current assignee: SOFT RYUTSU KK
Priority date: 1999-12-03
Filing date: 1999-12-03
Publication date: 2001-06-12

Abstract

(57)【要約】【課題】ユーザが、商品とユーザとの整合性を視覚的
に確認したうえで商品を購入することが可能な電子モー
ルシステムを提供する。【解決手段】インターネット１３に接続された電子モ
ールシステム１０は、店舗・商品データベース２０、お
よびユーザデータベース２２を備える。店舗・商品デー
タベース２０には、各店舗で販売される各商品の三次元
モデルデータが登録されている。また、ユーザデータベ
ース２２には、各ユーザの人物像規定データが登録され
ており、この人物像規定データに基づいて人物像を生成
する。外部コンピュータ１４で商品が選択されると、そ
の商品を人物像に試着させた試着像の画像データが外部
コンピュータ１４に送信される。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、インターネット等
のコンピュータネットワークに接続されたサーバコンピ
ュータにより構築された電子モールシステムに関する。

【０００２】

【従来の技術】近年、インターネット上に構築されたい
わゆる電子モールが普及しつつある。電子モールは、イ
ンターネットに接続されたサーバコンピュータによって
開設されたホームページに種々のテナントが出店するこ
とにより構成された仮想的な商店街である。消費者は、
インターネットに接続された外部コンピュータ（例えば
パソコン）からサーバコンピュータにアクセスすること
により、電子モールに出店した所望の店舗から所望の商
品を選んで購入することができる。電子モールによれ
ば、消費者が実際に店舗まで足を運ぶことなく買物がで
きるため、消費者にとっては時間の節約となり、また、
テナントにとっては、店舗の家賃や店員の人件費を低減
できる等の利益が得られる。また、電子モールにおい
て、ユーザが商品の比較や選択を容易に行えるように、
複数の商店から選ばれた複数の商品を同じ画面上に表示
することも提案されている（特開平１０−１０５８２９
号公報）。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】ところで、ユーザが電
子モールにおいて例えば衣類や装身具などの買物をする
場合、実際の店舗での買物の場合と同様に、購入しよう
とする商品を試着して自分に似合うかどうかを視覚的に
確認できることが望ましい。より一般的にいえば、ユー
ザが、商品とユーザとの整合性を視覚的に確認したうえ
で、商品を購入できることが望ましい。また、ユーザが
商品を種々の角度から観察できれば、ユーザは商品の形
態をより十分に把握したうえで商品を購入することがで
きる。しかしながら、上記公報に開示される電子モール
システムでは、単に、選択した商品が同時に表示される
だけであり、また、商品の表示も二次元的に行われるた
め、これらの要求に応えることはできない。

【０００４】本発明は上述の点に鑑みてなされたもので
あり、ユーザが、商品とユーザとの整合性を視覚的に確
認したうえで商品を購入することが可能な電子モールシ
ステムを提供することを第１の目的とする。

【０００５】また、ユーザが商品を種々の角度から観察
することが可能な電子モールシステムを提供することを
第２の目的とする。

【０００６】

【課題を解決するための手段】上記第１の目的は、請求
項１に記載する如く、コンピュータネットワークに接続
されたサーバコンピュータよりなり、出店した店舗が扱
う商品を前記サーバコンピュータへアクセスしてきた外
部コンピュータにて注文できるように構成された電子モ
ールシステムであって、前記アクセスしてきた外部コン
ピュータにて一または複数の店舗から選択された少なく
とも一の商品の外観を表す商品画像と、ユーザに関連す
る所定のユーザ関連画像とを、各商品の使用形態に応じ
て組み合わせてなる複合画像の画像情報を生成する手段
と、該生成された画像情報を前記アクセスしてきた外部
コンピュータに送信する手段とを備える電子モールシス
テムにより達成される。

【０００７】また、上記第１の目的は、請求項９に記載
する如く、コンピュータネットワークに接続されたサー
バコンピュータよりなり、出店した各店舗が扱う商品を
前記サーバコンピュータへアクセスしてきた外部コンピ
ュータにて注文できるように構成された電子モールシス
テムにおける商品情報の送信方法であって、前記アクセ
スしてきた外部コンピュータにて一または複数の店舗か
ら選択された少なくとも一の商品の外観を表す商品画像
と、ユーザに関連する所定のユーザ関連画像とを、各商
品の使用形態に応じて組み合わせてなる複合画像の画像
情報を生成し、該生成された画像情報を前記アクセスし
てきた外部コンピュータに送信する電子モールシステム
における商品情報の送信方法によっても達成される。

【０００８】請求項１および９記載の発明によれば、一
または複数の店舗から選択された少なくとも一の商品の
外観を表す商品画像と、ユーザに関連する所定のユーザ
関連画像とを、各商品の使用形態に応じて組み合わせて
なる複合画像が外部コンピュータに表示される。これに
より、ユーザは、商品のデザインや寸法等とユーザとの
整合性を視覚的に確認したうえで商品を購入することが
できる。

【０００９】この場合、請求項２に記載する如く、請求
項１記載の電子モールシステムにおいて、前記複合画像
の画像情報は三次元画像情報であることとしてもよい。

【００１０】請求項２記載の発明によれば、複合画像が
三次元的に表示されるため、ユーザは商品とユーザとの
整合性をより良く把握することができる。

【００１１】また、請求項３に記載する如く、請求項１
または２記載の電子モールシステムにおいて、前記ユー
ザ関連画像はユーザに関する人物像であり、前記複合画
像は、前記人物像に商品を着用させた状態を表す画像で
あることとしてもよい。

【００１２】請求項３記載の発明によれば、ユーザが衣
類や装飾品等を購入する場合に、ユーザに関する人物像
にこれらの商品を着用した状態が外部コンピュータに表
示される。このため、ユーザは衣類等が人物像に似合っ
ているかどうかを十分に確認したうえで商品を購入でき
る。

【００１３】また、請求項４に記載する如く、請求項３
記載の電子モールシステムにおいて、前記人物像は、ユ
ーザから供給されたデータに基づいて生成されることと
してもよい。

【００１４】この場合、請求項５に記載する如く、請求
項４記載の電子モールシステムにおいて、前記人物像の
うち少なくとも顔立ちはモンタージュ手法により作成さ
れることとしてもよい。

【００１５】また、請求項６に記載する如く、請求項３
記載の電子モールシステムにおいて、前記人物像とし
て、ユーザから供給された写真またはイラスト等の画像
を用いることとしてもよい。

【００１６】請求項６記載の発明によれば、ユーザが人
物像を表すデータを作成する手間を必要とすることな
く、ユーザによく適合した人物像を得ることができる。

【００１７】また、請求項７に記載する如く、請求項３
記載の電子モールシステムにおいて、前記人物像は、前
記サーバコンピュータにおいて予め定められていること
としてもよい。

【００１８】また、上記第２の目的は、請求項８に記載
する如く、コンピュータネットワークに接続されたサー
バコンピュータよりなり、出店した店舗が扱う商品を前
記サーバコンピュータへアクセスしてきた外部コンピュ
ータにて注文できるように構成された電子モールシステ
ムであって、前記アクセスしてきた外部コンピュータに
て一または複数の店舗から選択された少なくとも一の商
品の外観を三次元的に表す画像情報を前記アクセスして
きた外部コンピュータに送信する手段を備える電子モー
ルシステムにより達成される。

【００１９】請求項８記載の発明によれば、外部コンピ
ュータには、商品が三次元的に表示される。このため、
ユーザは商品を種々の角度から観察できるので、商品の
形態をより十分に把握したうえで商品を購入できる。

【００２０】なお、請求項１０に記載の発明は、請求項
１記載の電子モールシステムを実現するためのコンピュ
ータプログラムを記録した記録媒体に係るものである。

【００２１】また、請求項１１に記載の発明は、電子モ
ールシステムから送信された商品画像に基づいて、外部
コンピュータにおいて商品とユーザ関連画像との複合画
像を表示するためのプログラムを記録した記録媒体に係
るものである。

【００２２】

【発明の実施の形態】図１は、本発明の一実施形態であ
る電子モールシステム１０の構成を示す。電子モールシ
ステム１０は、通信インターフェースや大容量データ記
憶装置などを備えたコンピュータシステムであり、中央
処理装置１１が記憶装置１２（例えばハードディスク、
フロッピー（登録商標）ディスク、半導体メモリ、ＣＤ
−ＲＯＭ、ＤＶＤ等の記録媒体）に記憶されたプログラ
ムを読み出し、そのプログラムに従ってデータ処理を実
行することにより種々の機能を実現する。

【００２３】図１に示す如く、電子モールシステム１０
には、インターネット１３を介して多数の外部コンピュ
ータ１４が接続されている。電子モールシステム１０
は、インターネット１３を介してアクセスしてきた外部
コンピュータ１４と、例えばＨＴＴＰ（HyperText Tran
sfer Protocol）等のプロトコルに従ってデータ通信を
行うことでＷＷＷサーバとして機能する。すなわち、電
子モールシステム１０は、外部コンピュータ１４からの
要求に応じて、所定のデジタル文書記述言語により記述
された文書データよりなる画面構成データを当該外部コ
ンピュータ１４へ向けて送信する。本実施形態では、デ
ジタル文書記述言語として、ＨＴＭＬ（HyperText Mark
up Language）を用いるものとして説明する。

【００２４】電子モールシステム１０が送信するＨＴＭ
Ｌ文書データには、画像などの付帯データを貼付するこ
とができる。また、文書データに含まれるテキスト、図
形、写真などの各構成要素には他の文書データへのリン
クを設定することができる。リンクが設定されたテキス
ト等が外部コンピュータ１４にてクリックされると、電
子モールサーバ１０はリンク先の文書データを記憶装置
１２から読み出して外部コンピュータ１４へ送信する。

【００２５】さらに、文書データの各構成要素にはＣＧ
Ｉ（Common Gateway Interface）などのプログラム言語
により記述された処理プログラムへのリンクを設定する
ことができる。そして、電子モールサーバ１０が、外部
コンピュータ１４へ所定事項を記入するための記入欄ま
たは所定事項を選択するための選択ボタンを含む画面構
成データを送信した場合には、各記入欄または選択ボタ
ンにリンクされた上記処理プログラムが、外部コンピュ
ータ１４にて記入され返送された入力情報を適宜処理す
る。また、後述する如く、文書データには所定のグラフ
ィック記述言語により記述されたグラフィックデータを
含めることもできる。

【００２６】図１に示す如く、電子モールシステム１０
は店舗・商品データベース２０を備えている。店舗・商
品データベース２０には、電子モールシステム１０に出
店する各店舗に関する情報、および、各店舗が販売して
いる商品に関する情報が記憶されている。店舗に関する
情報としては、例えば、店舗名、店舗の種別（紳士服
店、婦人服店、等）、および店舗コード等がある。ま
た、商品に関する情報としては、例えば、商品名、商品
コード、商品種別（紳士用ジャケット、スカート、
等）、商品の写真、および、商品の形態等がある。本実
施形態の電子モールシステム１０には、店舗として、婦
人服店Ａ，ジーンズ店Ｂ，靴店Ｃ，カバン店Ｄ，宝飾品
店Ｅ，および婦人服店Ｆ等が出店しているものとする。

【００２７】電子モールシステム１０において、商品の
形態は、三次元モデリングが可能なグラフィック記述言
語により記述された三次元モデルとして記憶されてい
る。本実施例では、このようなグラフィック記述言語と
して例えばＶＲＭＬ（VirtualReality Modeling Langua
ge）を用い、外部コンピュータ１４で起動されるブラウ
ザはＶＲＭＬを解釈してＶＲＭＬで記述されたグラフィ
ックスを表示する機能を有するものとして説明する。か
かるグラフィック記述言語により記述されたグラフィッ
ク画像データが、単独で、または、上記デジタル文書記
述言語により記述された文書内に埋め込まれた状態で外
部コンピュータ１４へ送信されると、このグラフィック
画像が外部コンピュータ１４にて表示される。また、後
述の如く、ＶＲＭＬは、外部コンピュータ１４の画面上
でのマウスカーソルの動きを検知して、その動きに応じ
てグラフィックの姿勢・位置を変更する等の処理を記述
する機能を有している。

【００２８】上記した商品の三次元モデルは、例えば、
商品の輪郭形状を表す形状データに、商品の柄や色を表
すテキスチャ画像データがリンクされることにより構成
されている。このような三次元モデルは、商品の設計図
面や商品の写真に基づいて作成される。後述するよう
に、本実施例の電子モールシステム１０は、ユーザが選
んだ一または複数の商品をユーザを表す人物像が試着し
た三次元試着像を任意の姿勢で表示し得る点に特徴を有
するものである。

【００２９】なお、電子モールシステム１０には、固有
のＵＲＬが与えられており、このＵＲＬが雑誌その他の
広告宣伝媒体により宣伝され、また、インターネット上
の種々の検索エンジンに登録されることにより、ユーザ
が外部コンピュータ１４から電子モールシステム１０へ
アクセスすることが可能となる。

【００３０】図１に示す如く、電子モールシステム１０
は、更に、ユーザデータベース２２、および、人物像構
成用データベース２４を有している。

【００３１】ユーザデータベース２２には、電子モール
システム１０に登録されたユーザに関する情報、すなわ
ち、各ユーザのＩＤ番号、パスワード、氏名、住所、年
齢、性別、電子メールアドレス等の個人情報、および人
物像規定データが記憶されている。人物像規定データ
は、ユーザの体格に関するデータ（体格データ）と、顔
立ちに関するデータ（顔立ちデータ）とにより構成され
ている。体格データには、例えば、身長・体重・胸囲・
ウェスト・ヒップ・股下・袖丈・首周り・足サイズ等が
含まれ、また、顔立ちデータには顔立ちを定義するモン
タージュ作成データが含まれる。

【００３２】人物像構成用データベース２４には、体格
の三次元モデルの要素となる三次元体格要素データ、お
よび、モンタージュ像の要素となるモンタージュ要素デ
ータが記憶されている。これらの三次元体格基本データ
およびモンタージュ要素データも、商品形態データと同
じＶＲＭＬなどのグラフィック記述言語により記述され
ている。

【００３３】電子モールシステム１０は、体格データに
基づいて体格要素データを組合わせることにより三次元
の体格像を作成すると共に、モンタージュ作成データに
基づいてモンタージュ要素データを組合わせることによ
りモンタージュ像を作成する。そして、体格像とモンタ
ージュ像とを合成することにより三次元の人物像規定デ
ータを生成する。

【００３４】以下、図２および図３を参照しつつ、電子
モールシステム１０の動作について説明する。図２およ
び図３は、電子モールサーバ１０および外部コンピュー
タ１４における処理の流れを示す図である。なお、電子
モールサーバ１０による処理は、記憶装置１２に予め記
憶されたコンピュータプログラムを電子モールサーバ１
０が読み出して実行することにより実現される。

【００３５】何れかの外部コンピュータ１４においてユ
ーザがブラウザを起動し、電子モールシステム１０のＵ
ＲＬを入力することにより、または、検索エンジンある
いは他のホームページにおいて電子モールシステム１０
へのハイパリンクをクリックすること等により、電子モ
ールシステム１０へアクセスしたとする（Ｓ１）。この
アクセスに応答して、電子モールシステム１０は、電子
モール初期画面の画面構成データを外部コンピュータ１
４へ送信する（Ｓ２）。

【００３６】図４は、電子モール初期画面の一例を示
す。図４に示す如く、電子モール初期画面には、タイト
ル画像１００を背景として、アクセスしてきたユーザが
登録済みである場合に対応したユーザＩＤ入力欄１０
２、パスワード入力欄１０４、および「送信」ボタン１
０６と、ユーザが未登録である場合に対応した「新規登
録」ボタン１０８とが表示される。ユーザは、未登録で
ある場合には「新規登録」ボタン１０８をマウスでクリ
ックし、また、登録済みである場合は、ＩＤ入力欄１０
２およびパスワード入力欄１０４にそれぞれユーザＩＤ
およびパスワードを入力した後、「送信」ボタン１０６
をクリックする。

【００３７】電子モール初期画面において「新規登録」
ボタン１０８がクリックされると（Ｓ３）、電子モール
システム１０は外部コンピュータ１４へユーザ登録フォ
ーム画面の画面構成データを送信する（Ｓ４）。

【００３８】図５は、ユーザ登録フォーム画面の一例を
示す。図５に示す如く、ユーザ登録フォーム画面には、
氏名・住所・年齢・性別・電話番号・Ｅメールアドレス
等の個人情報を入力する個人情報入力欄１１２と、体格
入力画面へ進むための「体格入力」ボタン１１４とが含
まれる。外部コンピュータ１４において個人情報入力欄
１１２にデータが入力された後、「体格入力」ボタン１
１４がクリックされると（Ｓ５）、電子モールシステム
１０は外部コンピュータ１４へ体格入力画面の画面構成
データを送信する（Ｓ６）。

【００３９】図６は、体格入力画面の一例を示す。図６
に示す如く、体格入力画面には、身長、体重、胸囲、ウ
ェスト、ヒップ、袖丈、股下、首周り、足サイズなどの
体格情報を入力する体格入力欄１１８、「標準値を使
用」ボタン１２０、および「モンタージュ作成へ」ボタ
ン１２１が含まれる。ユーザにより各体格情報が夫々の
体格入力欄１１８へ入力され、「モンタージュ作成へ」
ボタン１２１がクリックされると、体格入力欄１１８へ
入力された情報が電子モールサーバ１０に送信される。
なお、「標準値を使用」ボタン１２０がクリックされる
と、電子モールサーバ１０において各体格情報に予め定
められた標準値が設定される。電子モールサーバ１０
は、この送信または設定され情報を一時的に記憶すると
共に、モンタージュにより顔立ち画像を生成するための
モンタージュ作成画面の画面構成データを外部コンピュ
ータ１０へ送信する（Ｓ８）。

【００４０】図７は、モンタージュ作成画面の一例を示
す。図７に示す如く、モンタージュ作成画面には、顔輪
郭、髪型、目、鼻、口、耳などの顔立ちを構成する各要
素に対応するパーツボタン１２２、モンタージュ要素画
像を表示する要素画像表示領域１２３、作成中のモンタ
ージュ像を表示するモンタージュ表示領域１２４、「作
成完了」ボタン１２６、および「標準値を使用」ボタン
１２７が含まれる。何れかのパーツボタン１２２がクリ
ックされると、それに応答して、電子モールシステム１
０はクリックされたパーツボタン１２２に対応する顔要
素の種々のモンタージュ要素データを人物像構成用デー
タベース２４から読み出す。そして、読み出したデータ
をモンタージュ作成画面の画面構成データに埋め込ん
で、外部コンピュータ１４へ送信する。これにより、要
素画像表示領域１２３には、顔要素のモンタージュ要素
データが表示される。

【００４１】例えば、ユーザが、先ず、顔輪郭に対応す
るパーツボタン１２２をクリックすると、種々の特徴を
有する顔輪郭の要素画像が要素画像表示領域１２３に表
示される。ユーザは、要素画像表示領域に表示された要
素画像の中から自分の顔輪郭に最も近似した顔輪郭を選
んで、その画像をクリックする。これに応答して、電子
モールシステム１０は、クリックされた顔輪郭を記述す
るグラフィックデータを外部コンピュータ１４へ送信し
て、その顔輪郭画像をモンタージュ表示領域１２４に表
示させる。

【００４２】髪型についても同様にして選択された後、
次に、例えば、図７に示す如く、目に対応するパーツボ
タン１２２がクリックされると、種々の特徴を有する目
の画像が要素画像表示領域１２３に表示され、ユーザは
自分の目に最も近似した特徴を有する目の画像を選んで
その画像をクリックする。これに応答して、電子モール
システム１０は、クリックされた画像の目を目に関する
顔立ちデータとして記憶すると共に、その目の画像を要
素画像表示領域１２３の顔輪郭画像に重ねて表示させ
る。この場合、ＶＲＭＬが有する機能により、ユーザが
目の画像をモンタージュ像上でドラッグすることによ
り、目の位置を任意に移動させることができる。そし
て、移動後の位置に関する情報は逐次電子モールサーバ
１０へ送信される。鼻、口、および耳についても同様の
作業を繰り返すことで、顔立ちデータの入力が終了す
る。なお、「標準値を使用」ボタン１２７がクリックさ
れると、電子モールシステム１０では、顔立ちデータに
予め定められた標準的な顔画像が設定される。

【００４３】なお、以上の説明では、体格データを身
長、胸囲等の数値情報に基づいて生成するものとした
が、顔立ちデータと同様に、体格の各構成要素（脚、胴
体、手など）について、ユーザに近似した形態を選択し
て組合わせるモンタージュ手法により生成してもよい。

【００４４】上記のように、体格データおよび顔立ちデ
ータの入力（すなわち、人物像規定データの入力）が終
了すると、ユーザは「作成完了」ボタン１２６をクリッ
クする（Ｓ９）。これに応答して、電子モールシステム
１０は、ユーザデータベース２２には登録されていない
新規なユーザＩＤおよびパスワードを生成し、生成した
ユーザＩＤおよびパスワードを入力された体格データお
よび顔立ちデータに関連付けてユーザデータベース２２
に登録する。これと同時に、これらのユーザＩＤおよび
パスワードをユーザへ通知するＩＤ通知画面の画面構成
データを外部コンピュータ１４へ送信する（Ｓ１０）。
そして、外部コンピュータ１４において、ＩＤ通知画面
に含まれる確認ボタンがクリックされると（Ｓ１１）、
これに応答して、電子モールシステム１０は後述するス
テップＳ１５へ進む。

【００４５】一方、図４に示す電子モール初期画面にお
いて「送信」ボタン１０６がクリックされた場合は（Ｓ
１２）、ユーザＩＤ入力欄１０２に入力されたユーザＩ
Ｄがユーザデータベース２２に登録されており、かつ、
パスワード入力欄１０４に入力されたパスワードがユー
ザＩＤに対応した適正なものか否かが判別される（Ｓ１
３）。その結果、ユーザＩＤが未登録であり、または、
パスワードが不適正である場合は、ユーザＩＤおよびパ
スワードの再入力を促す画面の画面構成データを外部コ
ンピュータ１４へ送信して（Ｓ１４）、外部コンピュ-
タ１４における再入力（Ｓ１２）を待つ。一方、ステッ
プＳ１３においてユーザＩＤが登録済みであり、かつ、
パスワードが適正である場合はステップＳ１５へ進む。

【００４６】ステップＳ１５において、電子モールサー
バ１０は、ユーザＩＤに対応付けられた人物像規定デー
タを人物像構成用データベース２４から読み出し、三次
元人物画像を表示する人物像確認画面の画像構成データ
を生成して外部コンピュータ１４へ送信する。

【００４７】図８は、人物像確認画面の一例を示す。図
８に示す如く、人物像確認画像には、三次元人物像１３
０、体格情報表示領域１３１、「ＯＫ」ボタン１３２、
および、「再設定」ボタン１３４が表示される。ユーザ
は、表示された三次元人物像１３０を了承する場合に
「ＯＫ」ボタン１３２をクリックし（Ｓ１６）、三次元
人物像１３０の修正・変更を望む場合に、「再設定」ボ
タン１３４をクリックする（Ｓ１７）。これに応答し
て、電子モールシステム１０は、「ＯＫ」ボタン１３２
がクリックされた場合にはステップＳ１８へ進み、「再
設定」ボタン１３４がクリックされた場合にはステップ
Ｓ８へ戻る。

【００４８】ステップＳ１８において、電子モールサー
バ１０は、電子モールメイン画面の画面構成データを外
部コンピュータ１４へ送信する。

【００４９】図９は、電子モールメイン画面の一例を示
す。図９に示す如く、電子モールメイン画面には、電子
モールに参加する婦人服店Ａ、ジーンズ店Ｂ、靴店Ｃ、
カバン店Ｄ、宝飾品店Ｅ、および婦人服店Ｆが、例えば
各店舗の紹介文・ＰＲ文あるいは取り扱う商品を表すア
イコン等と共に表示される。

【００５０】ユーザは、外部コンピュータ１４に表示さ
れた電子モールメイン画面において、訪れたい店舗をク
リックする（Ｓ１９）。これに応答して、電子モールシ
ステム１０は、クリックされた店舗の商品を店舗・商品
データベース２０から読み出し、その商品一覧を表示す
る商品一覧画面の画面構成データを外部コンピュータ１
４へ送信する（Ｓ２０）。

【００５１】図１０は、一例として婦人服店Ａの商品一
覧画面を示す。図１０に示す如く、商品表示画面には、
婦人服店Ａのタイトル表示１５０、婦人服店Ａで販売さ
れる各商品の名称１５２、商品コード１５４、写真１５
６、および価格１５８等が表示される。そして、ユーザ
が詳細を知りたい商品の名称１５２あるいは写真１５６
をクリックすると（Ｓ２１）、これに応答して、電子モ
ールシステム１０は、クリックされた商品の詳細情報を
店舗・商品データベース２０から読み出し、商品詳細画
面を構成する画面構成データを生成して外部コンピュー
タ１４へ送信する（Ｓ２２）。

【００５２】図１１は、例えばセータ（商品コードＢ１
００１）の商品詳細画面を示す。図１１に示す如く、商
品詳細画面には、商品説明領域（商品名・商品コード・
商品に関する説明・ＰＲ文等が表示される）１６０、商
品の拡大写真１６２、サイズ入力欄１６４、および「試
着」ボタン１６６等が含まれる。なお、商品について色
・柄・スタイルなどのバリエーションがある場合には、
図１１に示すように、各バリエーションの拡大写真１６
２が、バリエーションを示すコードが付加された商品コ
ード（例えばＢ１００１−Ｗ，Ｂ１００１−Ｂ等）と共
に表示される。また、サイズ入力欄１６４は、例えば、
リストボタン１６４ａをクリックして表示させたリスト
ボックスから所望のサイズを選択できるように構成され
ている。

【００５３】ユーザは、表示された商品の試着を希望す
る場合、サイズ入力欄１６４にサイズ（洋服の場合は
Ｓ，Ｍ，Ｌ，あるいは号数など）を入力した後、「試
着」ボタン１６６をクリックする（Ｓ２３）。これに応
答して、電子モールシステム１０は、クリックされた商
品を試着品リストに加えると共に、当該商品の三次元モ
デルデータを読み出し、この三次元モデルデータと人物
像規定データとに基づいて、三次元人物像が商品を試着
した状態を表す試着像の三次元グラフィックデータを生
成する。なお、隠面除去やシェーディング等のグラフィ
ック処理はＶＲＭＬが有する機能により実現されるた
め、商品の三次元モデルデータと人物像規定データを結
合することのみで、試着像の三次元グラフィックデータ
を生成することができる。そして、このように生成した
グラフィックデータをＨＴＭＬ文書に埋め込むことによ
り試着像表示画面の画面構成データを生成し、外部コン
ピュータ１４へ送信する（Ｓ２４）。これにより、外部
コンピュータ１４では、試着像表示画面に三次元の試着
像が表示される。以後、以下に説明するように、ユーザ
が電子モールメイン画面に戻って所望の店舗から所望の
商品を選択して「試着」ボタン１６６をクリックする
と、電子モールシステム１０は、選択された商品の三次
元モデルデータを読み出し、その商品を更に試着した状
態を表す試着像の三次元グラフィックデータを生成して
外部コンピュータ１４へ送信する。これにより、外部コ
ンピュータ１４では、商品が新たに選択されるごとに、
試着像が更新表示される。

【００５４】図１２は、試着像表示画面の一例を示す。
図１２に示す試着像表示画面では、人物像にセータ（商
品番号Ｂ１００１−Ｗ−Ｍ）、ジャンバ（商品番号Ｃ２
０１５−Ｍ）、ジーンズ（商品番号Ｊ３１８５−６
０）、およびバッグ（商品番号Ｌ２４２４）を試着させ
た状態が示されている。図１２に示す如く、試着像表示
画面には、試着像表示領域１７０、商品表示領域１７
１、および「商店街へ戻る」ボタン１７２が含まれる。
試着像表示領域１７０には、各商品を試着した三次元試
着像が表示され、また、商品表示領域１７１には、試着
されている商品名・商品コードが表示される。なお、商
品コードには、商品のサイズを示す記号（−Ｍ、−６０
など）が付加されている。

【００５５】試着像表示画面において、「商店街へ戻
る」ボタン１７２がクリックされると（Ｓ２５）、これ
に応答して、電子モールシステム１０は、ステップＳ１
８へ戻り、再び電子モールメイン画面の画面構成データ
を外部コンピュータ１４へ送信する。ユーザは、以下、
同様に所望の店舗を訪れ、所望の商品を選んで追加して
試着することができる。

【００５６】また、試着像表示画面には、マウス機能を
選択するための「Walk」ボタン１７４、「Pan」ボタン
１７５、「Turn」ボタン１７６、および「Roll」ボタン
１７７が表示されている。こららのボタンによって選択
されたマウス機能に応じて、マウスの操作により試着像
表示画面に表示された試着像の姿勢や位置などを任意に
変更することができる。例えば、「Walk」ボタン１７４
をクリックした後マウスをドラッグすると試着像に対す
る接近・離間が行われ、「Pan」ボタン１７５をクリッ
クした後マウスをドラッグすると試着像に対する視点が
変更され、「Turn」ボタン１７６をクリックした後マウ
スをドラッグすると試着像が画面内の水平・鉛直軸周り
に回転させられ、「Roll」ボタン１７７をクリックした
後マウスをドラッグすると試着像が画面に垂直な軸の周
りに回転させられる。例えば、図１３は、図１２に示す
試着像を回転させて人物の左前方から見た状態を示す。
なお、マウス操作により表示画像の姿勢・位置などを変
更する機能は、ＶＲＭＬが有する機能により実現され
る。

【００５７】試着像表示画面において、何れかの商品名
（例えば、セータ）がクリックされると（Ｓ２６）、こ
れに応答して、電子モールシステム１０は、その商品の
購入または試着キャンセルを問い合わせるための購入・
試着キャンセル画面の画面構成データを外部コンピュー
タ１４へ送信する（Ｓ２７）。

【００５８】図１４は、試着キャンセル／購入画面の一
例を示す。図１４に示す如く、試着キャンセル／購入画
面には、商品名・商品コード１８４、「買物かごへ入れ
る」ボタン１８６、および、「試着キャンセル」ボタン
１８８が表示される。

【００５９】「試着キャンセル」ボタン１８８がクリッ
クされると（Ｓ２８）、これに応答して、電子モールシ
ステム１０は、当該商品（この場合はセータ）を試着商
品リストから削除（Ｓ２９）した後、ステップＳ２４へ
戻って試着像表示画面の画面構成データを生成して送信
する。この場合、ユーザは、「商店街へ戻る」ボタン１
７２をクリックして電子モールメイン画面を表示させ、
キャンセルしたジャンバに代わる新たな商品を求めて、
例えば婦人服店ＡまたはＦを訪れ、試着を希望する新た
な商品を選択することができる。

【００６０】このように、ユーザは、選択した商品を試
着した人物像を様々な角度から観察して、自分に気に入
るかどうか等を判断し、納得のいく商品が見つかるま
で、各商品を交換して試着することができる。

【００６１】なお、上記の如く、ユーザは商品を選択す
る際にＳ，Ｍ，Ｌなどのサイズを指定するが、例えば同
じＭ寸であっても、メーカによりサイズに差があること
も多い。そこで、体格データと商品の形状データとに基
づいて、商品のサイズが体格に合っているかどうかを判
別し、商品が大き過ぎる場合、または、小さ過ぎる場合
に、その旨の表示を試着像表示画面に含めることとして
もよい。

【００６２】ユーザは、試着中の商品を購入したい場合
には、試着像表示画面において、購入したい何れかの商
品名をクリックして図１４に示す試着キャンセル／購入
画面を表示させ、「買物かごに入れる」ボタン１８６を
クリックする（Ｓ３０）。これに応答して、電子モール
システム１０は、スカートを買物かごに入れる（つま
り、ユーザが購入を希望する商品のリストに加える）と
共に、買物かごに入っている商品を一覧表示する買物か
ご一覧画面の画面構成データを外部コンピュータ１４へ
送信する（Ｓ３１）。

【００６３】図１５は、買い物かご一覧画面の一例を示
す。図１５に示す如く、買い物かご一覧画面には、買い
物かごに入っている商品の商品名、およびその商品を販
売する店舗名、価格、商品コードがリスト表示される。
また、画面の下部には、「注文」ボタン１９０および
「試着像表示画面へ戻る」ボタン１９２が表示される。

【００６４】「試着像表示画面へ戻る」ボタン１９２が
クリックされると（Ｓ３２）、これに応答して、電子モ
ールシステム１０は、ステップＳ２４に戻って、再び、
試着像表示画面の画面構成データを送信し、外部コンピ
ュータ１４に試着像表示画面を表示させる。

【００６５】「注文」ボタン１９０がクリックされる
と、これに応答して、電子モールシステム１０は、料金
の支払い方法等を指定するための種々の購入操作画面の
画面構成データを外部コンピュータ１４へ送信する（Ｓ
３４）。購入操作画面では、ユーザのユーザＩＤおよび
パスワードの入力、住所・氏名等の個人情報、支払い方
法の種別（クレジットか着払いかなど）、商品の送付先
住所などがユーザにより入力される（Ｓ３５）。これら
の入力情報を電子モールサーバ１０が受け取って商品発
送、代金決済等のための手続きを行うことにより、商品
の売買処理が完了する（Ｓ３６）。

【００６６】上述の如く、本実施形態の電子モールシス
テム１０によれば、種々の店舗から選択した種々の商品
を試着した人物像を、外部コンピュータ１４において任
意の姿勢で三次元的に表示できる。このため、ユーザ
は、各商品が自分に似合っているかどうか、また、複数
の商品のデザイン等が互いに整合しているかどうかを確
認したうえで、商品を購入することができる。

【００６７】また、ユーザが購入した商品を実際に着用
してみて初めて似合わないことが分かるということがな
くなり、商品の返品を減らすことができる。このように
返品が減ることは、商品の返送・返金処理等の無駄な手
続きを不要とすることになり、消費者側にとっても店舗
側にとっても大きな利益となる。

【００６８】更に、複数の店舗が販売する複数の商品を
人物像に着用させた状態で同時に表示できるため、同じ
電子モールに出店する複数の店舗が、電子モール独自の
統一したデザインの商品を企画・開発することが容易と
なり、消費者の購買意欲を増大させることができると共
に、そのような企画が電子モールを他の電子モールから
差別化することにもなり、電子モールにおける売上増大
を期待することが可能となる。

【００６９】また、デパート等の現実のショッピングモ
ールでは、複数の店舗から選んだ商品を同時に試着する
ことは困難であるのに対して、本実施例では、上記の如
く、異なる店舗の商品を同時に試着できる。更に、現実
のショッピングモールでは購入する意志のない消費者が
試着をするのは気が引けるが、電子モールシステム１０
によれば、購入する意志のないユーザも、種々の店舗を
訪れて、気に入った商品を気軽に試着してみることがで
きる。すなわち、ユーザは所望の商品を選んで試着像を
表示させた後、それらの商品を購入することなく、任意
の時点で電子モールシステム１０へのアクセスを中止で
きるので、電子モール上でウインドウショッピングを気
軽に楽しむことができるのである。これらの点で、本実
施例の電子モールシステム１０は、実際のショッピング
に比べても優れた利点を有しており、消費者を電子モー
ルでのショッピングへ引き付ける魅力にもなる。

【００７０】なお、上記実施形態では、ユーザが最初に
電子モールシステム１０にアクセスした際に自らの人物
像データを入力するものとしたが、これに限らず、例え
ば、予め電子モールシステム１０へ所定のフォームで人
物像データを電子メールに添付すること等によって送信
しておくこととしてもよい。この場合、例えば、贈り物
などのため衣服をコーディネートして購入したい場合に
は、送り先の相手の体格・顔立ちデータを送信して登録
しておくことで、その相手に似合った商品を画面上で確
認しながら選ぶことができる。

【００７１】また、上記実施形態では、顔立ちデータを
モンタージュの手法により作成するものとしたが、これ
に限らず、例えば顔写真をデジタル化した画像等の画像
データを外部コンピュータ１４から電子モールシステム
１０へ送信し、電子モールシステム１０において、この
画像データに基づいて顔立ちデータを作成することとし
てもよい。また、同様に、体格データについても、ユー
ザが身長等の数値情報を入力する代わりに、全身写真を
電子モールシステム１０へ送信することとしてもよい。

【００７２】また、上記実施形態では、電子モールシス
テム１０において、商品と人物像を組合わせて試着像を
生成し、この試着像の画像データを外部コンピュータ１
４へ送信するものとしたが、これに限らず、電子モール
システム１０から外部コンピュータ１４へ商品画像デー
タのみを送信し、外部コンピュータ１４において、予め
記憶されたプログラムを実行することにより試着像を生
成して表示することとしてもよい。このようにすると、
電子モールシステム１０の処理負担が軽減されるので、
多数の外部コンピュータがアクセスしてきた場合にも、
電子モールシステム１０における処理を円滑に行うこと
が可能となる。なお、人物像データは、ユーザが外部コ
ンピュータ１４へ予め登録しておけばよい。また、外部
コンピュータ１４において試着像を生成するためのプロ
グラムは、例えば、外部コンピュータ１４により読み出
し可能なハードディスク、フロッピーディスク、半導体
メモリ、ＣＤ−ＲＯＭ、ＤＶＤ等の記録媒体に格納して
おくことができる。

【００７３】また、上記実施形態では、商品と人物像を
組合わせた三次元の試着像を外部コンピュータ１４にて
表示することとした。しかしながら、商品のみの三次元
画像データを外部コンピュータに送信することとした場
合にも、ユーザは商品を種々の角度から観察することが
でき、ユーザが商品の形態をより十分に把握したうえで
商品を購入することが可能となる。

【００７４】さらに、上記実施形態では、電子モールに
出店する各店舗が衣類、靴、カバン、装飾品など、人の
身に付ける商品を扱い、人物像に各商品を試着した状態
を画面上に表示するものとした。しかしながら、本発明
は、例えば、家具、カーテンなどのインテリア品を販売
する電子モールにも適用が可能である。すなわち、イン
テリア品を購入する場合には、自宅の部屋とインテリア
品との調和を図る必要がある。したがって、インテリア
品の場合には、自宅の部屋を表す三次元データを電子モ
ールシステムに登録しておき、選択した商品が自宅の部
屋に設置された状態を三次元的に表示することで、購入
しようとするインテリア品が自宅の部屋に調和するかど
うかを確認しながら商品を購入することが可能となる。

【００７５】

【発明の効果】以上説明したように、請求項１乃至７お
よび９乃至１１記載の発明によれば、商品画像とユーザ
関連画像とを外部コンピュータで表示することができる
ので、ユーザは商品のデザインや寸法等とユーザとの整
合性を視覚的に確認したうえで商品を購入することがで
きる。

【００７６】また、請求項８記載の発明によれば、外部
コンピュータにおいて商品の画像を三次元的に表示する
ことができるので、ユーザは商品の形態をより十分に把
握したうえで商品を購入することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施形態である電子モールシステム
の構成を、インターネットを介して接続された外部コン
ピュータと共に示す図である。

【図２】本実施形態において、電子モールサーバおよび
外部コンピュータで実行される処理の流れを示す図（そ
の１）である。

【図３】本実施形態において、電子モールサーバおよび
外部コンピュータで実行される処理の流れを示す図（そ
の２）である。

【図４】電子モール初期画面の一例を示す図である。

【図５】ユーザ登録フォーム画面の一例を示す図であ
る。

【図６】体格入力画面の一例を示す図である。

【図７】モンタージュ作成画面の一例を示す図である。

【図８】人物像確認画面の一例を示す図である。

【図９】電子モールメイン画面の一例を示す図である。

【図１０】商品一覧画面の一例を示す図である。

【図１１】商品詳細画面の一例を示す図である。

【図１２】試着像表示画面の一例を示す図である。

【図１３】図１２に示す試着像表示画面において試着像
を回転させた状態を示す図である。

【図１４】試着キャンセル／購入画面の一例を示す図で
ある。

【図１５】買物かご一覧画面の一例を示す図である。

【符号の説明】

１０電子モールサーバ１３インターネット１４外部コンピュータ２０店舗・商品データベース２２ユーザデータベース

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.⁷ 識別記号ＦＩテーマコート゛(参考）Ｇ０６Ｆ 15/403 ３６０Ｚ 15/62 ３５０ＡＦターム(参考） 5B049 AA05 BB11 CC03 CC05 CC36 CC39 DD04 DD05 EE05 EE07 EE23 FF03 FF04 FF09 GG04 GG07 5B050 AA10 BA09 BA12 BA13 DA04 EA19 EA20 FA02 FA05 5B075 KK03 KK07 KK13 KK33 KK37 MM11 ND03 ND23 ND30 ND36 NK10 NK13 NK24 PP03 PP13 PP30 PQ02 PQ13 PQ20 PQ23 PQ32 PQ46 PQ69 QS20 UU24 UU40 (54)【発明の名称】電子モールシステム、電子モールシステムにおける商品情報送信方法、電子モールシステムを実現するためのコンピュータプログラムを記録した記録媒体、および、電子モールシステムにアクセスした外部コンピュータで商品を表示するためのコンピュータプログラムを記録した記録媒体

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】コンピュータネットワークに接続された
サーバコンピュータよりなり、出店した店舗が扱う商品
を前記サーバコンピュータへアクセスしてきた外部コン
ピュータにて注文できるように構成された電子モールシ
ステムであって、前記アクセスしてきた外部コンピュータにて一または複
数の店舗から選択された少なくとも一の商品の外観を表
す商品画像と、ユーザに関連する所定のユーザ関連画像
とを、各商品の使用形態に応じて組み合わせてなる複合
画像の画像情報を生成する手段と、該生成された画像情報を前記アクセスしてきた外部コン
ピュータに送信する手段とを備えることを特徴とする電
子モールシステム。
【請求項２】前記複合画像の画像情報は三次元画像情
報であることを特徴とする請求項１記載の電子モールシ
ステム。
【請求項３】前記ユーザ関連画像はユーザに関する人
物像であり、前記複合画像は、前記人物像に商品を着用
させた状態を表す画像であることを特徴とする請求項１
または２記載の電子モールシステム。
【請求項４】前記人物像は、ユーザから供給されたデ
ータに基づいて生成されることを特徴とする請求項３記
載の電子モールシステム。
【請求項５】前記人物像のうち少なくとも顔立ちはモ
ンタージュ手法により作成されることを特徴とする請求
項４記載の電子モールシステム。
【請求項６】前記人物像として、ユーザから供給され
た写真またはイラスト等の画像を用いることを特徴とす
る請求項３記載の電子モールシステム。
【請求項７】前記人物像は、前記サーバコンピュータ
において予め定められていることを特徴とする請求項３
記載の電子モールシステム。
【請求項８】コンピュータネットワークに接続された
サーバコンピュータよりなり、出店した店舗が扱う商品
を前記サーバコンピュータへアクセスしてきた外部コン
ピュータにて注文できるように構成された電子モールシ
ステムであって、前記アクセスしてきた外部コンピュータにて一または複
数の店舗から選択された少なくとも一の商品の外観を三
次元的に表す画像情報を前記アクセスしてきた外部コン
ピュータに送信する手段を備えることを特徴とする電子
モールシステム。
【請求項９】コンピュータネットワークに接続された
サーバコンピュータよりなり、出店した各店舗が扱う商
品を前記サーバコンピュータへアクセスしてきた外部コ
ンピュータにて注文できるように構成された電子モール
システムにおける商品情報の送信方法であって、前記アクセスしてきた外部コンピュータにて一または複
数の店舗から選択された少なくとも一の商品の外観を表
す商品画像と、ユーザに関連する所定のユーザ関連画像
とを、各商品の使用形態に応じて組み合わせてなる複合
画像の画像情報を生成し、該生成された画像情報を前記アクセスしてきた外部コン
ピュータに送信することを特徴とする電子モールシステ
ムにおける商品情報の送信方法。
【請求項１０】コンピュータネットワークに接続され
たサーバコンピュータによって電子モールシステムを実
現するためのプログラムを記録した記録媒体であって、前記アクセスしてきた外部コンピュータにて一または複
数の店舗から選択された少なくとも一の商品の外観を表
す商品画像と、ユーザに関連する所定のユーザ関連画像
とを、各商品の使用形態に応じて組み合わせてなる複合
画像の画像情報を生成する手順と、該生成された画像情報を前記アクセスしてきた外部コン
ピュータに送信する手順とを前記サーバコンピュータに
実行させるプログラムを記憶した記録媒体。
【請求項１１】コンピュータネットワークに接続され
たサーバコンピュータよりなる電子モールへアクセスし
た外部コンピュータにおいて商品情報を表示するための
プログラムを記録した記録媒体であって、前記サーバコンピュータから送信された商品画像に関す
る情報を受信する手順と、前記商品画像とユーザに関連する所定のユーザ関連画像
とを、各商品の使用形態に応じて組み合わせてなる複合
画像を生成する手順と、前記複合画像を表示する手順とを前記外部コンピュータ
に実行させるプログラムを記録した記録媒体。