JP2008003850A - フィット感判断支援システム - Google Patents

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Abstract

【課題】きめ細かい部分のフィット感を簡単に判断することができる技術を提供する。
【解決手段】フィット感を再現するための表示データ(D3)を生成する差分量子化部(17)と、表示データ(3)に対応して、フィット感を色彩のグラデーションを用いて表示する表示装置(33、46)とを具備するフィット感判断支援装置を構成する。そのフィット感判断支援装置では、差分量子化部(17)は、人の立体的な体型を示す体型3次元データ(D2)と、衣料品の立体的な形状を示す衣料品3次元データ(D1)とに基づいて、衣料品を記体型に着衣させたときの間隔を示す差分データ(D4)を生成し、差分データ(D4)を量子化することによってフィット感を段階で示す表示データ(D3)を生成する。そして、表示装置(33、46)は、段階に対応してフィット感を色彩のグラデーションを用いて表示する。
【選択図】図8

Description

本発明は、試着することなく衣料品の着心地を判断するためのフィット感判断支援システムに関する。
人体の立体形状のデータ(以下、体型3次元データと呼ぶ)と衣料品の立体形状のデータ(以下、衣料品3次元データと呼ぶ)とを用いて、コンピュータ処理によって、その衣料品を着衣したときの状態を確認する技術(以下、3次元試着システムと呼ぶ)が知られている(例えば、特許文献1〜5参照。)。
特許文献1には、販売場所に行かなくとも衣料・装身具が映像上で試着できる試着システムの関する技術を開示している。特許文献1の技術において、その試着システムは、顧客端末と、衣料情報のデータベースを有する情報管理用のサーバと、体型データ採取手段とを備えて構成されている。これらはネットワークを介してデータの送受可能な構成を有する。そして、情報管理用サーバは、受信した体型データを基に、三次元画像を作成すると共に、この三次元画像と衣料情報とを合成した画像を作成し、顧客端末に合成画像情報を送信している。
特許文献2には、インターネット通信販売において顧客のプライバシーを守り、顧客の顔や体型データと商品提供側の商品情報を合成する技術が開示されている。特許文献2に記載の技術は、様々なコーディネートを表示し顧客の商品選択が的確に行われることを支援することを目的としている。特許文献2に記載の技術では、インターネットを通じて商品提供側から提供される商品情報(顧客が身に着ける衣服、装身具、眼鏡、化粧、髪型などの商品。)と顧客の記録装置内に記録された顧客の情報(顔写真、体型情報など)を画像合成する機能を有するソフトウェアによって仮想的に身に着けた状態を表示している。
特許文献3には、カタログショッピングに新たに「試着」の概念を設けることによって、カタログショッピングであっても試着して見ることが出来、そのアイテムが自分にフィットするものであるか否かなどをその場でチェックすることを可能にする技術が開示されている。特許文献3に記載には、入力デバイスを用いて選択させたカタログ中のアイテムについて、これをマネキンに着用させた状態で表示する技術が開示されている。また、ユーザーの顔写真を取得してこの顔写真をマネキンの顔の部分に表示することで、試着にかえる技術が開示されている。また、ユーザの身体寸法の実測値を取得し、この実測値に合わせて前記アイテムを変形表示する技術や、ユーザの身体寸法の実測値を取得し、この実測値と選択されたアイテムの属性であるサイズデータとの比較表示を行なう技術が開示されている。
特許文献4には、インターネット上で販売されている衣類を購入する際、特に、購入者の身体にどの程度フィットしているかの情報を提供することで、不安なく購入できるようにした電子商取引に好適な衣類の販売システムに関する技術が開示されている。特許文献4に開示されている技術では、衣類を電子商取引で販売する衣類の販売システムにおいて、前記衣類を販売するために設けられたサーバ上に、顧客が購入を希望する商品情報と顧客から提供された顧客自身の身体の各部のデータとに基づいて、当該商品を顧客が試着した時のイメージを示す3次元の試着イメージを生成する第1の手段と、当該商品の顧客の身体へのフィット状態を示すフィットグラフを生成する第2の手段とを備えている。そして、前記第1の手段及び第2の手段で生成された情報を、顧客に提供している。
特許文献5には、きめ細かな仮想試着を行うことができる電子的商取引システムに関する技術が開示されている。特許文献5に記載の技術では、販売者側には、仮想試着に用いる商品の各部位の測定値及び購入者の身体の各部位の測定値が登録されたデータベースが備えられている。購入者は、購入者側の端末を操作し販売者側に設けられた仮想店舗内で、試着を伴う商品の各部位のサイズの測定値及びその商品に対応する購入者の身体の各部位のサイズの測定値をデータベースから取得する。特許文献には、その取得した測定値を比較して、その商品の購入者に対するフィット具合を判定し、その判定結果を仮想試着結果として、購入者側の端末に提示する技術が開示されている。
これらのような構成を有する従来の3次元試着システムでは、衣服の購入希望者は、衣服の映像データと購入希望者の映像データを合成した映像を見て、その衣服の色や、着丈のような大まかな衣服サイズの判断を実行している。つまり、従来の3次元試着システムでは、購入予定者の映像(体型)に衣料を重ねた3次元合成映像データを表示させ、購入予定者の目視で、自分の体合ったものかどうかを、購入予定者自身に判断させている。このような技術によって、デザインやカラーコーディネート、着丈といったある程度自分にあったものかどうかの大まかな判断をすることができる。
特開2003−41421号広報 特開2003−20512号広報 特開2002−183542号広報 特開2002−163500号広報 特開平11−265243号広報
衣服を着衣した場合に、「着心地がいい」と感じるのは、衣服の微妙なフィット感も大きく影響する要素の一つである。購入予定者の体型を包含する規格サイズ(例えばMサイズ、Lサイズ)のシャツやズボン、下着を購入しても、メーカーによって、形状や大きさに若干の違いが存在する。また、同じメーカー、同じ規格サイズであっても、デザイン異なると、衣服の微妙なフィット感は異なってくる。
ある部分がゆるい、きつい、丈が短い、長い等自分に合わなくて失敗したという経験は誰しも経験しているだろう。従来のサービスでは、こうした失敗を防止できるレベルで、購入予定者へ衣服の微妙なフィット感を表現し、簡単に判断させることができる技術がもとめられている。
本発明が解決しようとする課題は、従来の3次元試着システムでは困難であった、きめ細かい部分のフィット感を簡単に判断することができる技術を提供することにある。
以下に、[発明を実施するための最良の形態]で使用される番号を用いて、課題を解決するための手段を説明する。これらの番号は、[特許請求の範囲]の記載と[発明を実施するための最良の形態]との対応関係を明らかにするために付加されたものである。ただし、それらの番号を、[特許請求の範囲]に記載されている発明の技術的範囲の解釈に用いてはならない。
上記課題を解決するために、販売される衣料品を人が着衣した時のフィット感を再現するための表示データ(D3)を生成する差分量子化部(17)と、前記表示データ(3)に対応して、前記フィット感を色彩のグラデーションを用いて表示する表示装置(33、46)とを具備するフィット感判断支援装置を構成する。そのフィット感判断支援装置では、前記差分量子化部(17)は、前記人の立体的な体型を示す体型3次元データ(D2)と、前記衣料品の立体的な形状を示す衣料品3次元データ(D1)とに基づいて、前記衣料品を記体型に着衣させたときの間隔を示す差分データ(D4)を生成し、前記差分データ(D4)を量子化することによって前記フィット感を段階で示す前記表示データ(D3)を生成する。そして、前記表示装置(33、46)は、前記段階に対応して前記フィット感を色彩のグラデーションを用いて表示する。
また、そのフィット感判断支援装置において、前記差分量子化部(17)は、前記衣料品3次元データ(D1)に基づいて再現される擬似衣料品を構成する複数の点を擬似衣料品構成点とする。そして、前記体型3次元データ(D2)に基づいて再現される擬似体型を構成する複数の点を擬似体型構成点とする。ここで、前記差分量子化部(17)は、前記擬似衣料品を前記擬似体型に着衣させたときの前記擬似衣料品構成点から前記擬似体型構成点までの距離に基づいて前記差分データ(D4)を生成する。また、そのフィット感判断支援装置において、前記差分量子化部(17)は、前記擬似衣料品構成点の各々と前記擬似体型構成点の各々とを線形的に対応させて前記差分データ(D4)を生成する。
そのフィット感判断支援装置において、さらに、前記人が着衣したときに着心地がよいと感じる衣料品を好適衣料品として、前記好適衣料品の立体的な形状を示す好適衣料品3次元データ(D5)を保持する構成であっても良い。この場合において、前記差分量子化部(17)は、前記好適衣料品3次元データ(D5)に基づいて再現した擬似好適衣料品を構成する複数の点を、擬似好適衣料品構成点とする。そして、前記擬似好適衣料品を前記擬似体型に着衣させたときに、前記擬似体型構成点から前記擬似好適衣料品構成点までの距離を一定比率で延伸させた点を特定点とする。その上で、前記擬似体型構成点から前記特定点までの距離に基づいて前記差分データ(D4)を生成する。
このような構成のもと、前記擬似体型構成点に第1表示色を対応させる。また、前記擬似好適衣料品構成点には第2表示色を対応させる。さらに、前記特定点に第3表示色を対応させる。そして、前記第1表示色から前記第2表示色を経由して前記第3表示色へ移行するグラデーションから抽出した色を前記擬似衣料品構成点に対応させて前記表示データ(D3)を生成する。
そのフィット感判断支援装置において、前記差分量子化部(17)は、前記擬似体型構成点から前記特定点までの距離と前記差分データ(D4)に示される前記擬似体型構成点から前記擬似衣料品構成点までの距離との比に対応して、前記グラデーションから前記擬似衣料品構成点に表示させる色を抽出して前記表示データ(D3)を生成する。
そのフィット感判断支援装置において、さらに、前記衣料品に添付された衣料品3次元データ(D1)記憶部から前記衣料品3次元データ(D1)を読み出すデータ読み出し装置(8,9)を備える構成であっても良い。この場合において、前記データ読み出し装置(8,9)は、前記衣料品3次元データ(D1)記憶部から読み出した前記衣料品3次元データ(D1)を前記差分量子化部(17)に供給する。前記差分量子化部(17)は、前記データ読み出し装置(8,9)から供給される前記衣料品3次元データ(D1)の受信に応答して、前記差分データ(D4)の生成を実行する。
そのフィット感判断支援装置において、前記データ読み出し装置(8,9)は、さらに、
前記人が携行する体携帯端末(6)に備えられた体型3次元データ記憶部(7)から前記体型3次元データ(D2)を読み出す機能を有するものであることが好ましい。ここにおいて、体型3次元データ記憶部(7)は、読み出した前記衣料品3次元データ(D1)と前記体型3次元データ(D2)とを前記差分量子化部(17)に供給する。そして、前記差分量子化部(17)は、前記データ読み出し装置(8,9)から供給される前記衣料品3次元データ(D1)と前記体型3次元データ(D2)との受信に応答して、前記差分データ(D4)を生成する。
上記課題を解決するために、以下のようなフィット感判断支援システムを構成する。そのフィット感判断支援システムは、人に携行される体型3次元データ記憶媒体(7)と、販売される衣料品に備えられる衣料品3次元データ記憶媒体(5)と、記憶装置(27)と演算処理装置(24)とを有するサーバ(1)と、ネットワーク(3)を介して前記サーバ(1)に接続され、前記表示データ(D3)に基づいて前記フィット感を視覚的に表示する表示装置(33、46)を有するクライアント(2)とを具備している。
体型3次元データ記憶媒体(7)は、前記人の立体的な体型を示す体型3次元データ(D2)を保持している。衣料品3次元データ記憶媒体(5)、前記衣料品の立体的な形状を示す衣料品3次元データ(D1)を保持している。記憶装置(27)は、差分量子化プログラム(17)を保持している。ここにおいて、前記差分量子化プログラム(17)は、前記体型3次元データ(D2)と前記衣料品3次元データ(D1)との差分を示す差分データ(D4)を生成し、前記差分データ(D4)に対応して前記人が前記衣料品を着衣した時のフィット感を視覚的に表示するための表示データ(D3)を生成するための手順を示すコンピュータプログラムである。
このような構成において、前記演算処理装置(24)は、前記差分量子化プログラム(17)に示される手順に従って、前記衣料品3次元データ(D1)に基づいて前記衣料品を再現した擬似衣料品を構成する。その擬似衣料品は複数の点の集合として構成される。これらの点を擬似衣料品構成点とする。同様に、前記体型3次元データ(D2)に基づいて前記体型を再現した擬似体型を構成する。擬似体型は複数の点の集合として構成される。それらの点を擬似体型構成点とする。
ここにおいて、前記擬似衣料品を前記擬似体型に着衣させたときの前記擬似衣料品構成点から前記擬似体型構成点までの距離を求め、前記距離に基づいて生成された前記差分データ(D4)に対応して前記フィット感を段階的に示す表示データ(D3)を生成して前記表示データ(D3)を、前記ネットワーク(3)を介して前記クライアント(2)に提供する。
そして、前記クライアント(2)は、前記表示データ(D3)に対応して、前記フィット感を色彩のグラデーションを用いて前記表示装置(33、46)に表示する。
そのフィット感判断支援システムにおいて、さらに、
前記衣料品3次元データ記憶媒体(5)から読み出した前記衣料品3次元データ(D1)を、前記ネットワーク(3)を介して前記サーバ(1)に供給するデータ読み出し装置(8,9)を備える構成であってもよい。ここにおいて、前記サーバ(1)は、前記データ読み出し装置(8,9)から供給される前記衣料品3次元データ(D1)に応答して、前記差分量子化プログラム(17)に示される手順に従って前記差分データ(D4)を生成する。
そのフィット感判断支援システムにおいて、前記データ読み出し装置(8,9)は、さらに、前記体型3次元データ記憶媒体(7)から前記体型3次元データ(D2)を読み出す機能を有する構成であることが好ましい。前記演算処理装置(24)は、前記データ読み出し装置(8,9)から供給される前記衣料品3次元データ(D1)と前記体型3次元データ(D2)とを受け、前記差分量子化プログラム(17)に示される手順にしたがって前記差分データ(D4)を生成する。
そのフィット感判断支援システムにおいて、前記演算処理装置(24)は、前記差分量子化プログラム(17)に示される手順に対応して、前記擬似衣料品構成点の各々と前記擬似体型構成点の各々とを線形的に対応させて前記差分データ(D4)を生成する。
そのフィット感判断支援システムにおいて、前記サーバ(1)は、前記記憶装置(27)に、前記人が着衣したときに着心地がよいと感じる好適衣料品とし、前記好適衣料品の立体的な形状を示す好適衣料品3次元データ(D5)を保持する構成であっても良い。この場合において、前記演算処理装置(24)は、前記好適衣料品3次元データ(D5)に基づいて前記好適衣料品を再現した擬似好適衣料品を形成する。そして、前記擬似好適衣料品を構成する複数の点を擬似好適衣料品構成点とする。そして、前記差分量子化プログラム(17)に示される手順に対応して、前記擬似好適衣料品を前記擬似体型に着衣させたときの、前記擬似体型構成点から前記擬似好適衣料品構成点までの距離を、一定比率で延伸させた点を特定点とする。このような動作に対応して、前記擬似体型構成点から前記特定点までの距離に基づいて前記差分データ(D4)を生成する。そのうえで、前記擬似体型構成点に第1表示色を対応させる。また、前記擬似好適衣料品構成点に第2表示色を対応させる。さらに、前記特定点に第3表示色を対応させる。そして、前記第1表示色から前記第2表示色を経由して前記第3表示色へ移行するグラデーションを構成する複数の色から抽出した色を、前記擬似衣料品構成点に対応させて前記表示データ(D3)を生成する。
そのフィット感判断支援システムにおいて、前記演算処理装置(24)は、
前記差分量子化プログラム(17)に示される手順に従って、前記擬似体型構成点から前記特定点までの距離を求める。同様に、前記差分データ(D4)に示される前記擬似体型構成点から前記擬似衣料品構成点までの距離を求める。そして各々の距離の比を求め、前記比に対応して前記グラデーションから前記擬似衣料品構成点に表示させる色を抽出して前記表示データ(D3)を生成する。
上記課題を解決するために、人の立体的な体型を示す体型3次元データ(D2)と販売される衣料品の立体的な形状を示す衣料品3次元データ(D1)とを保持するサーバ(1)と、前記衣料品に付随し、前記衣料品3次元データ(D1)が保持されているデータ保持領域(15)のアドレスを示す第1バーコード(B1)と、前記衣料品の購入予定者に付随し、前記体型3次元データ(D2)を保持しているデータ保持領域(16)のアドレスを示す第2バーコード(B2)と、ネットワーク(3)を介して前記サーバ(1)に接続され、前記第1バーコードと前記第2バーコードに示される前記アドレスを前記サーバに通知する体携帯端末(6)とを具備するフィット感判断支援システムを構成する。
ここにおいて、前記サーバ(1)は、データ抽出部(54)と、前記体型3次元データ(D2)と前記衣料品3次元データ(D1)との差分を示す差分データ(D4)を生成し、前記差分データ(D4)に対応して前記人が前記衣料品を着衣した時のフィット感を視覚的に表示するための表示データ(D3)を生成する差分量子化部(17)とを備えていることが好ましい。
前記データ抽出部は、前記第1バーコード(B1)に基づいて前記データベースから読み出した記体型3次元データ(D2)と、前記第2バーコード(B2)に基づいて前記データベースから読み出した前記衣料品3次元データ(D1)とを前記差分量子化部(17)に提供する。
前記差分量子化部(17)は、提供された前記体型3次元データ(D2)と前記衣料品3次元データ(D1)とに応答して、前記差分データ(D4)を生成し、前記差分データ(D4)に対応して前記表示データ(D3)を生成し、前記表示データ(D3)に対応して前記フィット感を視覚的に表示するための画像表示Webページを生成する。
前記体携帯端末(6)は、前記画像表示Webページを読み出し、前記画像表示Webページに基づいて前記フィット感を色彩のグラデーションを用いて表示する。
そのフィット感判断支援システムにおいて、前記サーバ(1)はさらに演算処理装置(24)を備える構成であっても良い。前記演算処理装置(24)は、前記衣料品3次元データ(D1)に基づいて前記衣料品を再現した擬似衣料品と、前記体型3次元データ(D2)に基づいて前記体型を再現した擬似体型とを形成する。そして、前記擬似衣料品を構成する複数の点を擬似衣料品構成点とし、前記擬似体型を構成する複数の点を擬似体型構成点とする。
この場合において、前記差分量子化部(17)は、前記擬似衣料品を前記擬似体型に着衣させたときの前記擬似衣料品構成点から前記擬似体型構成点までの距離に基づいて前記差分データ(D4)を生成し、前記差分データ(D4)に対応して、前記フィット感を段階的に示す表示データ(D3)を生成する。
そのフィット感判断支援システムにおいて、前記体携帯端末(6)は、さらに、
前記第1バーコード(B1)と前記第2バーコード(B2)とを撮像する撮像装置を備える構成であることが好ましい。前記体携帯端末(6)は、前記撮像装置で撮像した前記第1バーコード(B1)と前記第2バーコード(B2)からデータベース(15,16)のアドレスを読み出し、そのアドレスを、前記ネットワーク(3)を介して前記サーバ(1)に送信する。前記サーバ(1)は、受信した前記第1バーコード(B1)と前記第2バーコード(B2)とに応答して、前記体型3次元データ(D2)と前記衣料品3次元データ(D1)とを前記差分算出部に提供する。
本発明によると、試着が困難な衣料品の購入や、通信販売による衣料品の購入において、きめ細かい部分のフィット感を簡単に判断することができる。
本発明では、衣料品のフィット感、つまり自分の体型に極端に合わない箇所がないかを、衣料品3次元データD1を座標軸として、体型3次元データD2と衣料品3次元データD1との差分(隙間の長さ)の色表示のグラデーションによって、表現するようにしている。
また、本発明によると、通信販売や下着など、試着して確認することができない衣料品を購入する際に、購入者は衣服の微妙なフィット感を色のグラデーションで確認することができ、衣服購入後に実際に着用して自分の体型に極端に合わないといったトラブルを未然に防ぐことができる。これによって、購入希望者がその衣料品が自分の体型にフィットしているかを簡単に判断できる。
また、本発明によると、購入希望者の体型3次元データD2と衣料品3次元データD1とを、例えば、それぞれ起立姿勢と着座姿勢というように複数データをICタグに保持しておくこともできる。そのため、起立姿勢では、その衣料品がちょうどフィットしていても、着座した時には、ある部分が窮屈であること場合についても、購入希望者が簡単に判断することができるようにすることもできる。
[第1の実施形態]
以下に、図面を参照して本発明を実施するための形態について説明を行う。本実施形態のフィット感判断支援システムは、衣料品3次元データD1を生成するための衣料品3次元データ生成領域R1と、体型3次元データD2を生成するための体型3次元データ生成領域R2と、フィット感を判断するためのフィット感判断領域R3とを含んで構成されている。
図1は、第1の実施形態のフィット感判断支援システムの構成を例示するブロック図である。図1を参照すると、本実施形態において、衣料品3次元データ生成領域R1と体型3次元データ生成領域R2とフィット感判断領域R3とは、ネットワーク3を介して接続されている。
図1に示されているように、衣料品3次元データ生成領域R1は、衣料品3次元形状計測装置11と衣料品データ書き込み装置13とを含んで構成されている。衣料品3次元形状計測装置11は、衣料品10の立体的な形状を3次元データ化した衣料品3次元データD1を生成する。衣料品データ書き込み装置13は、その衣料品3次元形状計測装置11に接続されている。衣料品データ書き込み装置13は、携帯端末6の体型データ記憶装置7にデータを書き込む機能を備えている。衣料品3次元データ生成領域R1において、衣料品データ書き込み装置13は、衣料品3次元形状計測装置11から出力される衣料品3次元データD1を、体型データ記憶装置7に書き込んでいる。
体型3次元データ生成領域R2は、人体3次元形状計測装置12と体型データ書き込み装置14とを含んで構成されている。人体3次元形状計測装置12は、人間の立体的な体型を3次元データ化した体型3次元データD2を生成する。体型データ書き込み装置14は、その人体3次元形状計測装置12に接続されている。体型データ書き込み装置14は、商品ラベル4に添付される衣料品ICタグ5にデータを書き込む機能を備えている。体型3次元データ生成領域R2において、体型データ書き込み装置14は、人体3次元形状計測装置12から出力される体型3次元データD2を商品ラベル4の衣料品ICタグ5に書き込んでいる。
フィット感判断領域R3はサーバコンピュータシステム1と、クライアントコンピュータシステム2と、衣料品3次元データ読み出し装置8と体型3次元データ読み出し装置9を含んで構成されている。またフィット感判断領域R3では、商品ラベル4添付された衣料品ICタグ5と、携帯端末6に備えられた体型データ記憶装置7とを用いられることによって、フィット感判断が実行されている。
サーバコンピュータシステム1は、衣料品の購入予定者が、購入予定の衣料品を着衣した時のフィット感を、計算機上に再現するための演算を実行している。クライアントコンピュータシステム2は、サーバコンピュータシステム1から送られてくるデータに対応して、表示画面上に購入予定の衣料品を着衣した時のフィット感を表現している。
衣料品3次元データ読み出し装置8は、衣料品ICタグ5に格納されている衣料品3次元データD1を読み出し、その衣料品3次元データD1をクライアントコンピュータシステム2に送信している。衣料品3次元データ読み出し装置8は、有線または無線通信回線を介してクライアントコンピュータシステム2に接続されている。衣料品3次元データ読み出し装置8は、接触式または非接触式の読み取り方式を使用して商品ラベル4の衣料品ICタグ5から衣料品3次元データD1を読み出している。
体型3次元データ読み出し装置9は、体型データ記憶装置7に備えられている体型3次元データD2を読み出し、その体型3次元データD2を体型3次元データ読み出し装置9に送信している。体型3次元データ読み出し装置9は、有線または無線通信回線を介してクライアントコンピュータシステム2に接続されている。ここにおいて、体型データ記憶装置7は、携帯端末6の内部のメモリであることが好ましい。体型3次元データ読み出し装置9は、無線電波、赤外線通信および有線通信を使用して携帯端末6とデータの送受信を実行している。
図2は、衣料品3次元データD1を生成する衣料品3次元データ生成領域R1のシステム構成を例示するブロック図である。上述のように、衣料品3次元データ生成領域R1には、衣料品3次元データD1を生成する衣料品3次元形状計測装置11と、その衣料品3次元形状計測装置11から出力される衣料品3次元データD1を、商品ラベル4に書き込む機能を有する衣料品データ書き込み装置13とが備えられている。
衣料品3次元形状計測装置11は、販売される衣料品10の立体的な形状を測定し、その形状を示す衣料品3次元データD1を生成している。衣料品3次元形状計測装置11は、立体形状を保持している衣料品10に対し、輪切り状に形状の測定を実行して、その衣料品10を3次元データへ数値化していく。
本実施形態において、その衣料品10の立体形状を保持する方法に制限は無い。例えば、送風機から送られる空気によって伸縮的に人体の形状を構成する風船状のマネキン人形のようなものに、該当衣料品を着させて風を送り込み、該当衣料品の隙間ない3次元の形を作り上げることによって、衣料品10の理想的な立体形状を構成することができる。また、表面から外側に向かって空気を噴出すようなマネキン人形を構成し、そのマネキン人形に衣料品10を着衣させる。そして、マネキン人形と衣料品10との間に空気の層を形成し、なるべく衣料品10に皺が発生しないようなときに、衣料品10の立体形状を計測するような構成であっても良い。さらには、衣料品10が立体裁断によって構成されている場合、型紙のデータから計算によって衣料品3次元データD1を求める構成であっても良い。
衣料品データ書き込み装置13は、この衣料品3次元形状計測装置11と有線または無線通信によって接続されている。衣料品3次元形状計測装置11によって生成された衣料品3次元データD1は、その衣料品データ書き込み装置13に送られる。衣料品データ書き込み装置13は、計測対象の衣料品10に添付される商品ラベル4の衣料品ICタグ5に、衣料品3次元データD1を格納する。衣料品3次元データD1を格納した衣料品ICタグ5を備えている商品ラベル4は、量産される同一形状の衣料品10の各々に添付される。また、衣料品データ書き込み装置13は、衣料品3次元データD1をネットワーク3を介してサーバコンピュータシステム1に送信する。
図3は、体型3次元データD2を生成する体型3次元データ生成領域R2のシステム構成を例示するブロック図である。上述のように、体型3次元データ生成領域R2には、体型3次元データD2を生成する人体3次元形状計測装置12と、その人体3次元形状計測装置12から出力される体型3次元データD2を携帯端末6に書き込む機能を有する体型データ書き込み装置14とを含んで構成されている。図3を参照すると、
人体3次元形状計測装置12は、人の立体的な体型を測定し、その形状を示す体型3次元データD2を生成している。人体3次元形状計測装置12は、衣料品3次元形状計測装置11と同様に、人体の立体的な形状を頭からつま先まで輪切り状に捜査し、その捜査の結果に対応して人体の形状を3次元データへ数値化していく。本実施形態において、体型3次元データD2は、実際の着用場面に合った複数のデータを含んで構成されることが好ましい。例えば、下着購入の場合に用いられる裸体のデータ、スーツ購入の場合に用いられるワイシャツと下着のパンツとを着衣した場合のデータおよびコート購入の場合に用いられるスーツを着用した場合のデータなど含む。また、体型3次元データD2を生成する場合、人体3次元形状計測装置12は、起立姿勢のユーザに対して人体計測を実行する。さらに、複数の姿勢(例えば、イスに着座姿勢など)を含んで構成されることで、様々な姿勢におけるフィット感を確認することが可能となる。
体型データ書き込み装置14は、この人体3次元形状計測装置12と有線または無線通信で接続されている。人体3次元形状計測装置12によって生成された体型3次元データD2は、その体型データ書き込み装置14へ送られる。体型データ書き込み装置14は、人体計測を行ったユーザの携行される携帯端末6の体型データ記憶装置7に体型3次元データD2を格納する。ここにおいて、体型データ書き込み装置14は、ネットワーク3を介して体型3次元データD2をサーバコンピュータシステム1に送信する。
図4は、フィット感判断領域R3のシステム構成を例示するブロック図である。上述のように、フィット感判断領域R3は、サーバコンピュータシステム1と、クライアントコンピュータシステム2と含んで構成され、それらはネットワーク3を介して接続されている。また、クライアントコンピュータシステム2は衣料品3次元データ読み出し装置8と体型3次元データ読み出し装置9とに接続されている。
図4を参照すると、サーバコンピュータシステム1は、サーバコンピュータ本体21と、入力装置22と、出力装置23とを含んで構成されている。サーバコンピュータ本体21は、入力された情報に対して所定の演算処理を実行して出力する装置である。図4に示されているように、サーバコンピュータ本体21は、CPU24と、メモリ25と、NIC26とHDD27とを含んで構成され、それらはバス28を介して接続されている。
入力装置22は、サーバコンピュータ本体21にデータを入力する機能を備えているマンマシンインターフェースであり、キーボードやマウスなどがその代表として例示される。出力装置23は、サーバコンピュータ本体21の処理結果を外部に出力する機能を備えたマンマシンインターフェースであり、液晶ディスプレイや音声出力装置などがその代表として例示される。
CPU24は、サーバコンピュータ本体21に備えられた各種装置の制御や入出力されるデータの処理を行っている。例えば、CPU24は、入力装置22から受け取ったデータを解釈して演算し、その演算結果を出力装置23に出力している。メモリ25は、データの書き込みと読み出しができる記憶媒体である。NIC26(Network Interface Card)は、サーバコンピュータ本体21とネットワーク3との間に設けられ、ネットワーク3とサーバコンピュータ本体21との間で実行されるデータの送受信を制御している。
HDD27(Hard Disk Drive)は、本実施形態に使用されるコンピュータプログラムやデータを格納している。図4に示されているように、HDD27は、第1データベース15と、第2データベース16と、差分量子化プログラム17と、最適衣料品データ生成プログラム20と、衣料品3次元データD1と、量子化衣料品3次元データD3と、最適衣料品3次元データD5とを含んで構成されている。
第1データベース15は、衣料品データ書き込み装置13から送信される衣料品3次元データD1を保持している。同様に、第2データベース16は、体型データ書き込み装置14から送信される体型3次元データD2を保持している。また、量子化衣料品3次元データD3と最適衣料品3次元データD5は、ユーザが衣料品10を着衣したときのフィット感の判断に使用されるデータである。差分量子化プログラム17は、量子化衣料品3次元データD3を生成するための手順を示すコンピュータプログラムであり、最適衣料品データ生成プログラム20は、最適衣料品3次元データD5を生成するための手順を示すコンピュータプログラムである。
図4を参照すると、クライアントコンピュータシステム2は、クライアントコンピュータ本体31と、入力装置32と、出力装置33とを含んで構成されている。また、図4に示されているように、クライアントコンピュータ本体31は、CPU34と、メモリ35と、NIC36と、HDD37とを含んで構成され、それらはバス38を介して接続されている。
クライアントコンピュータ本体31は、ネットワーク3を介して入力された情報に対して所定の演算処理を実行して出力する装置である。本実施形態において、クライアントコンピュータ本体31は、サーバコンピュータ本体21から供給される量子化衣料品3次元データD3に応答して、ユーザが衣料品10を着衣したときのフィット感を判断するために用いられるデータを生成する。
入力装置32は、クライアントコンピュータシステム2に備えられ、クライアントコンピュータ本体31にデータを入力する機能を備えているマンマシンインターフェースである。入力装置32は、キーボードやマウスなどに例示されるような、データ入力機能を備えている。入力装置32は、ユーザの操作に対応してクライアントコンピュータ本体31にデータを供給する。
出力装置33は、クライアントコンピュータシステム2に備えられ、クライアントコンピュータ本体31の処理結果を外部に出力する機能を備えたマンマシンインターフェースである。出力装置33としては、液晶ディスプレイや音声出力装置などがその代表として例示される。本実施形態において、出力装置33は、サーバコンピュータシステム1から送信される量子化衣料品3次元データD3に対応して、フィット感の判断に使用される画像を表示する。
CPU34は、クライアントコンピュータ本体31に備えられた各種装置の制御や入出力されるデータの処理を行っている。メモリ35は、データの書き込みと読み出しができる記憶媒体である。NIC36は、(Network Interface Card)は、クライアントコンピュータ本体31とネットワーク3との間に設けられ、ネットワーク3とクライアントコンピュータ本体31との間で実行されるデータの送受信を制御している。HDD37は、(Hard Disk Drive)は、本実施形態に使用されるコンピュータプログラムやデータを格納している。
図4に示されているように、HDD37は、表示プログラム18と、アクセスプログラム19と、フィット感判断プログラム30とを含んで構成されている。表示プログラム18は、量子化衣料品3次元データD3に応答して出力装置33に表示させる画像(フィット感の判断に使用される画像)を生成する手順を示している。アクセスプログラム19は、入力装置32を介して入力される命令に対応して第1データベース15または第2データベース16にアクセスする手順を示している。フィット感判断プログラム30は、フィット感判断領域R3において、衣料品10のフィット感を判断するための手順を示している。衣料品3次元データ読み出し装置8は、フィット感判断プログラム30に示される手順に対応して衣料品ICタグ5から衣料品3次元データD1を読み出す。体型3次元データ読み出し装置9は、フィット感判断プログラム30に示される手順に対応して体型データ記憶装置7から体型3次元データD2を読み出す。
以下に、本実施形態のフィット感判断支援システムの動作について説明を行う。以下の説明では、衣料品3次元データD1と体型3次元データD2が予め生成されている場合に対応して、本実施形態の動作を例示する。図5は、本実施形態における衣料品3次元データ生成領域R1での動作を例示するフローチャートである。図5を参照すると、衣料品3次元データ生成領域R1における動作は、形状の計測対象の衣料品10を、形状の測定が可能な状態で衣料品3次元形状計測装置11に備えることで開始する。ステップS101において、衣料品3次元形状計測装置11は、計測対象の衣料品10に対し、その立体形状を計測する。
ステップS102において、衣料品3次元形状計測装置11は、測定結果に対応して衣料品3次元データD1を生成する。ここにおいて、衣料品3次元形状計測装置11によって生成される衣料品3次元データD1は、サーバコンピュータ本体21またはクライアントコンピュータ本体31上で衣料品10を再現することが可能なデータ形式で構成される。ステップS103において、衣料品3次元形状計測装置11は、生成した衣料品3次元データD1を衣料品データ書き込み装置13に提供する。ステップS104において、衣料品データ書き込み装置13は、提供された衣料品3次元データD1に応答して、その衣料品3次元データD1を衣料品ICタグ5に格納する。
ステップS105において、衣料品3次元形状計測装置11は、生成した衣料品3次元データD1をサーバコンピュータ本体21の第1データベース15に格納するか否かの判断を実行する。その判断の結果、衣料品3次元データD1を第1データベース15に格納する場合には、処理はステップS106に進む。また、衣料品3次元データD1を第1データベース15に格納しない場合には、処理は終了する。
ステップS106において、衣料品3次元形状計測装置11は、衣料品データ書き込み装置13を介して、第1データベース15にアクセスする。衣料品3次元形状計測装置11は、形状の測定が完了した衣料品10を識別するための識別子と衣料品3次元データD1と関連付けて第1データベース15に格納する。衣料品3次元形状計測装置11は、第1データベース15を更新保存し、処理は終了する。本実施形態では、上述の動作によって、衣料品3次元データD1を衣料品ICタグ5に保持させることが可能となる。
図6は、本実施形態における体型3次元データ生成領域R2での動作を例示するフローチャートである。本実施形態において、体型3次元データ生成領域R2での動作は、ユーザ(衣料品の購入予定者)が、人体3次元形状計測装置12の人の立体的な体型を計測するための領域に位置することで開始する。
ステップS201において、人体3次元形状計測装置12は、計測対象のユーザの体型を走査し、その立体形状の計測結果を得る。ステップS202において、人体3次元形状計測装置12は、その計測結果に対応して体型3次元データD2を生成する。ステップS203において、人体3次元形状計測装置12は、生成した体型3次元データD2を体型データ書き込み装置14に提供する。ステップS204において、体型データ書き込み装置14は、携帯端末6との接続を確立し、その携帯端末6に備えられた体型データ記憶装置7に体型3次元データD2を格納する。体型3次元データD2を体型データ記憶装置7に格納した後、処理はステップS205に進む。ステップS205において、他の姿勢での体型3次元データD2を生成するか否かの判断を実行する。その判断の結果、異なる姿勢での体型3次元データD2を生成する場合、処理は、ステップS201に戻る。異なる姿勢での体型3次元データD2を生成しない場合、処理はステップS206に進む。
ステップS206において、人体3次元形状計測装置12は、生成した体型3次元データD2をサーバコンピュータ本体21の第2データベース16に格納するか否かの判断を実行する。その判断の結果、体型3次元データD2を第2データベース16に格納する場合には、処理はステップS207に進む。また、体型3次元データD2を第2データベース16に格納しない場合には、処理は終了する。
ステップS207において、人体3次元形状計測装置12は、体型データ書き込み装置14を介して、第2データベース16にアクセスする。人体3次元形状計測装置12は、体型の測定を行ったユーザを識別するための識別子と体型3次元データD2と関連付けて第2データベース16に格納する。その後、人体3次元形状計測装置12は第1データベース15を更新してデータを保存し、処理は終了する。上述の動作によって、体型3次元データ生成領域R2では、予め体型3次元データD2を携帯端末6の体型データ記憶装置7に保持させることが可能となる。
図7は、本実施形態におけるフィット感判断領域R3での動作を例示するフローチャートである。本実施形態において、フィット感判断領域R3での動作は、ユーザがフィット感判断プログラム30を実行すると開始する。ステップS301において、クライアントコンピュータ本体31は、フィット感判断プログラム30に示されている手順に従って、衣料品3次元データ読み出し装置8に対し、衣料品ICタグ5に格納されているデータの読み出しを指示する。衣料品3次元データ読み出し装置8は、その指示に対応して衣料品ICタグ5に格納されているデータを読み出す。ステップS302において、クライアントコンピュータ本体31は、衣料品ICタグ5に格納された衣料品3次元データD1が適切に読み出されたか否かの判断を実行する。上記ステップS301における読み出しエラーに起因して、適切に衣料品3次元データD1を読み出すことができなかった場合、処理はステップS303に進む。衣料品3次元データD1の読み出しが適切に実行された場合、処理はステップS305に進む。
ステップS303において、クライアントコンピュータ本体31は、フィット感判断プログラム30に示される手順に従って、アクセスプログラム19を起動する。クライアントコンピュータ本体31は、アクセスプログラム19に示される手順に対応して、サーバコンピュータ本体21の第1データベース15にアクセスする。ステップS304において、クライアントコンピュータ本体31は、衣料品ICタグ5から読み出したデータに対応して、衣料品10のIDを特定する。クライアントコンピュータ本体31は、そのIDに基づいて、第1データベース15に格納されている衣料品3次元データD1を読み出す。つまり、購入者の操作により、第1データベース15にアクセスし、現在購入したい衣料品を検索し、該当する商品名及びサイズを選択する。
ステップS305において、クライアントコンピュータ本体31は、フィット感判断プログラム30に示されている手順に従って、体型3次元データ読み出し装置9に対し、体型データ記憶装置7に格納されているデータの読み出しを指示する。体型3次元データ読み出し装置9は、その指示に対応して携帯端末6の体型データ記憶装置7に格納されているデータを読み出す。ステップS306において、クライアントコンピュータ本体31は、読み出した衣料品3次元データD1と体型3次元データD2とをサーバコンピュータ本体21に送信する。
ステップS307において、サーバコンピュータ本体21は、衣料品3次元データD1と体型3次元データD2の受信に応答して差分量子化プログラム17を実行する。サーバコンピュータ本体21は、その差分量子化プログラム17に示される手順にしたがって、衣料品3次元データD1を座標軸として体型3次元データD2とその衣料品3次元データD1との差分(隙間の長さ)を示す差分データD4を生成する。換言すると、サーバコンピュータ本体21は、原点となる点を基準に、衣料品3次元データD1に基づいてコンピュータ上に再現される衣料品(以下、擬似衣料品と呼ぶ。)を構成する複数の点(以下、擬似衣料品構成点と呼ぶ)の位置を特定する。また、体型3次元データD2に基づいてコンピュータ上に再現される人体の体型(以下、擬似体型と呼ぶ)を構成する複数の点(以下、擬似体型構成点と呼ぶ。)の位置を特定する。
そして、擬似衣料品を擬似体型に着衣させたとき、擬似衣料品構成点と擬似体型構成点を互いに対応させ、対応する点同士の差分を算出し、その算出結果に基づいて差分データD4を生成する。差分データD4を生成した後、差分量子化プログラム17に示される手順に対応して、その差分データD4の生成完了に応答して量子化衣料品3次元データD3を生成する。具体的には、サーバコンピュータ本体21は、差分量子化プログラム17に示される手順に対応して、差分データD4が示す差分を数段階のレベルに量子化して量子化衣料品3次元データD3を生成する。量子化衣料品3次元データD3の生成が完了した後、処理はステップS308に進む。
ステップS308において、サーバコンピュータ本体21は、量子化衣料品3次元データD3をネットワーク3を通してクライアントコンピュータシステム2のクライアントコンピュータ本体31に送る。ステップS309において、クライアントコンピュータ本体31は、量子化衣料品3次元データD3を受け取ると、表示プログラム18を起動する。クライアントコンピュータ本体31は、表示プログラム18に示される手順に対応して、フィット感の判断をするための画像を生成する。クライアントコンピュータ本体31は、生成した画像を出力装置33に表示する。
具体的には、クライアントコンピュータ本体31は、表示プログラム18に示される手順に対応して、最適衣料品3次元データD5を読み出す。最適衣料品3次元データD5は、体型3次元データD2に示される体型のユーザが、最も着心地が良いと感じる衣料品(以下、最適衣料品と呼ぶ)のデータである。クライアントコンピュータ本体31は、最適衣料品3次元データD5を基準にして、小さすぎると感じる衣料品(以下、最小衣料品と呼ぶ)と、大きすぎると感じる衣料品(以下、最大衣料品と呼ぶ)とを特定する。クライアントコンピュータ本体31は、最小衣料品に第1表示色を対応させ、最適衣料品に第2表示色を対応させ、最大衣料品に第3表示色を対応させる。
クライアントコンピュータ本体31は、第1表示色から第2表示色を経由して第3表示色に至るグラデーションを構成する。クライアントコンピュータ本体31は、量子化衣料品3次元データD3と上記のグラデーションとを対応させ、色表示させた衣料品3次元画像を出力装置33に表示する。購入予定者はその衣料品3次元画像の色表示のグラデーションによって、実際に試着することなくフィット感を判断することができる。
図8は、本実施形態表示プログラム18が参照するテーブルの構成を例示する図である。ここにおいて、第1表示色を赤とし、第2表示色を緑とし、さらに、第3表示色を青とした場合を例示して表示プログラム18の動作を説明する。また、販売される衣料品の規格サイズが、SS,S、M、L、LLの5段階であり、購入予定者が通常Mサイズを着衣している場合、Sサイズを最小衣料品とし、Lサイズを最大衣料品としてフィット感の判断を実行することが好ましい。また、最適衣料品3次元データD5に基づいて再現される擬似最適衣料品を構成する複数の点を、一定比率で延伸させた点に基づいて、最大衣料品を示すデータを最小衣料品を示すデータを生成しても良い。
図8を参照すると、本実施形態において、クライアントコンピュータ本体31は、表示プログラム18に示される手順に対応して赤−緑−青のように色彩が変化するグラデーションを構成する。そして、基準となる最適衣料品と最小衣料品との差分を2.0とした場合、その2.0を基準にして0.0、0.1・・・1.9、2.0、2.1・・・3.9、4.0という段階を設定してフィット感判断用のテーブルを構成する。
クライアントコンピュータ本体31は、量子化衣料品3次元データD3に基づいて、出力装置33に表示する色をグラデーションから抽出する。たとえば、量子化衣料品3次元データD3に示される値が1.0の場合、赤と緑の中間の色が抽出される。この動作は、擬似衣料品構成点の各々に対して実行される。したがって、袖はきついが胸まわりはちょうど良いような場合には、擬似衣料品が複数の色で表示されることになる。
上述のような構成・動作によって、本実施形態のフィット感判断支援システムは、購入者が購入しようとしている衣料品が自分の体型にどれだけフィットしているかの度合いを、表示画面上で何階層かに分けた色で表示させ、衣料品の微妙なフィット感を色で確認することができる。
[第2の実施形態]
以下に、図面を参照して本発明のフィット感判断支援システムの第2の実施形態について説明を行う。以下に述べる実施形態において、参照する図面に第1の実施形態と同じ符号が付されている構成要素は、第1の実施形態と同様の構成・動作である。従って、以下の説明において、それらの構成要素に関して、重複する説明を省略するものとする。図9は、フィット感判断支援システムの第2の実施形態の構成を例示するブロック図である。図9を参照すると、第2の実施形態のフィット感判断支援システムは、会員カード41と、その会員カード41に添付される体型ICタグ42とを含んで構成されている。会員カード41は、本実施形態のフィット感判断支援システムを利用する個人が携帯するカードである。体型ICタグ42は、体型3次元データD2を保持する記憶媒体である。
第2の実施形態のフィット感判断支援システムにおいて、体型3次元データ読み出し装置9は、接触式または非接触式のデータ読み出し方式によって体型ICタグ42から体型3次元データD2を読み出す機能を備えている。また、体型3次元データ生成領域R2の体型データ書き込み装置14は、接触式または非接触式のデータ書き込み方式によって体型ICタグ42に体型3次元データD2を書き込む機能を備えている。このような構成にすることで、衣料品10の購入予定者が携帯端末6を持っていない場合であっても、衣料品10を実際に試着することなくフィット感の判断を行うことが可能となる。
[第3の実施形態]
以下に、図面を参照して、本発明のフィット感判断支援システムの第3の実施形態について説明を行う。以下に述べる第3の実施形態では、通信販売によって衣料品10を購入する場合において、その衣料品10のフィット感を判断することが可能である。なお、以下の説明で参照する図面において、第1または第2の実施形態の説明で参照した図面の符号と同じ符号が付されているものは、その構成・動作が上述の実施形態と同様である。したがって、以下の説明においては、重複する説明を省略するものとする。
図10は、フィット感判断支援システムの第3の実施形態の構成を例示するブロック図である。第3の実施形態のフィット感判断支援システムは、第1の実施形態と同様に、衣料品3次元データ生成領域R1と体型3次元データ生成領域R2とフィット感判断領域R3とを含んで構成されている。第3の実施形態では、衣料品3次元データD1はサーバコンピュータシステム1の第1データベース15に保持されている。また体型3次元データD2はサーバコンピュータシステム1の第2データベース16に保持されている。
図10を参照すると、衣料品3次元データ生成領域R1には、衣料品3次元形状計測装置11が備えられている。その衣料品3次元形状計測装置11は、衣料品3次元データ書き込みプログラム43を備えている。また、体型3次元データ生成領域R2には、人体3次元形状計測装置12が備えられている、その人体3次元形状計測装置12は、体型3次元データ書き込みプログラム44を備えている。第3の実施形態において、販売される衣料品10には、第1データベース15のアドレスを示すバーコードが関連付けられている。また、購入予定者は、第2データベース16のアドレスを示すバーコードを携行している。
図10に示されているように、携帯端末6は、撮像装置45と携帯用表示装置46とを含んで構成されている。撮像装置45は、被写体を光学的に撮像する装置であり、撮像した被写体を画像データに変換する機能を備えている。携帯用表示装置46は、画像を表示する装置であり、購入予定のフィット感の判断に使用される表示画像をカラーで表示する。
以下に、図面を参照して第3の実施形態におけるフィット感判断領域R3の構成に関し具体的に説明を行う。図11は、第3の実施形態におけるフィット感判断領域R3の構成を例示するブロック図である。図11を参照すると、第3の実施形態におけるサーバコンピュータ本体21は、商品情報Webページ52と、フィット感判断用Webページ53と、データ抽出プログラム54とを含んで構成されている。商品情報Webページ52は、販売される衣料品10と衣料品バーコードB1とを関連付けた画面を表示するための記述を含んでいる。フィット感判断用Webページ53は、衣料品10を着衣したときのフィット感の判断に用いられる記述を含んでいる。データ抽出プログラム54は、第1データベース15または第2データベース16から、衣料品3次元データD1と体型3次元データD2とを読み出す手順を示している。
また、第3の実施形態のクライアントコンピュータ本体31は、Webブラウザ51を含んでいる。Webブラウザ51は、出力装置33で商品情報Webページ52を閲覧するために使用される。また、第3の実施形態の携帯端末6は、上述の撮像装置45と携帯用表示装置46に加え、さらに携帯用ブラウザ47とバーコード情報読み取りプログラム48とを含んでいる。携帯用ブラウザ47は、携帯端末6の携帯用表示装置46でフィット感判断用Webページ53を閲覧するために使用される。バーコード情報読み取りプログラム48は、撮像装置45が撮像した衣料品バーコードB1と体型バーコードB2とから、それらに示される情報をデコードする手順を示している。
以下に、第3の実施形態の動作について図面を参照して説明を行う。図12は、第3の実施形態における衣料品3次元データ生成領域R1の動作を例示するフローチャートである。第3の実施形態において、ステップS101とステップS102の動作は第1の実施形態の動作と同様である。ステップS401において、衣料品3次元形状計測装置11は、衣料品3次元データ書き込みプログラム43を実行する。ステップS402において、衣料品3次元形状計測装置11は、衣料品3次元データ書き込みプログラム43に示される手順に従って、生成した衣料品3次元データD1を第1データベース15に書き込む。このとき、衣料品3次元形状計測装置11は、データ化対象の衣料品10を識別するための衣料品IDと衣料品3次元データD1とを関連付けた情報をサーバコンピュータ本体21に送信する。サーバコンピュータ本体21は、その情報に基づいて第1データベース15を更新する。
ステップS403において、衣料品3次元形状計測装置11は、衣料品3次元データ書き込みプログラム43に示される手順に対応して衣料品バーコードB1を生成する。衣料品3次元形状計測装置11は、衣料品バーコードB1に第1データベース15のアドレスをデータとして保持させる。また、衣料品3次元形状計測装置11は、衣料品バーコードB1に、衣料品IDをデータとして保持させる。ステップS404において、衣料品3次元形状計測装置11は、衣料品バーコードB1を表すデータと衣料品IDとをサーバコンピュータ本体21に送信する。サーバコンピュータ本体21は、衣料品バーコードB1の受信に対応して商品情報Webページ52を更新する。なお、第3の実施形態の衣料品3次元データ生成領域R1の動作において、第1データベース15のアドレスが固定的に定められている場合には、ステップS403の動作を行うことなく、ステップS404の動作を実行する。
図13は、第3の実施形態における体型3次元データ生成領域R2の動作を例示するフローチャートである。第3の実施形態において、ステップS201とステップS202の動作は、第1の実施形態の動作と同様である。ステップS501において、人体3次元形状計測装置12は、体型3次元データ書き込みプログラム44を実行する。ステップS502において、人体3次元形状計測装置12は、その体型3次元データ書き込みプログラム44に示される手順に対応して、生成した体型3次元データD2を第2データベース16に書き込む。このとき、人体3次元形状計測装置12は、その体型3次元データD2が示すユーザを識別するための個人IDと体型3次元データD2とを関連付けた情報をサーバコンピュータ本体21に送信する。サーバコンピュータ本体21は、その情報に基づいて第2データベース16を更新する。
ステップS503において、人体3次元形状計測装置12は、体型3次元データ書き込みプログラム44に示される手順に対応して体型バーコードB2を生成する。人体3次元形状計測装置12は、体型バーコードB2に第2データベース16のアドレスをデータとして保持させる。また、人体3次元形状計測装置12は、体型バーコードB2に、上述の個人IDを保持させる。ステップS504において、体型バーコードB2を会員カード41に添付する。なお、第3の実施形態の体型3次元データ生成領域R2の動作において、第2データベース16のアドレスが固定的に定められている場合には、ステップS503とステップS504の動作を行うことなく処理は終了する。
図14は、第3の実施形態におけるフィット感判断領域R3の動作を例示するフローチャートである。図14を参照すると、ステップS601において、ユーザは、クライアントコンピュータシステム2の出力装置33を用いて、商品情報Webページ52を閲覧する。ステップS602において、ユーザは、携帯端末6の撮像装置45を使用して出力装置33に表示されている衣料品バーコードB1を撮像する。携帯端末6は、撮像された衣料品バーコードB1に応答してバーコード情報読み取りプログラム48を実行し、その衣料品バーコードB1に示される衣料品情報(第1データベース15のアドレスと衣料品ID)を読み取る。
ステップS603において、携帯端末6の撮像装置45を使用して、会員カード41に添付された体型バーコードB2を撮像する。携帯端末6は、撮像された体型バーコードB2に応答してバーコード情報読み取りプログラム48を実行し、その体型バーコードB2に示される体型情報(第2データベース16のアドレスと個人ID)を読み取る。
ステップS604において、読み取った情報(衣料品情報と体型情報)をネットワーク3を介してサーバコンピュータ本体21に送信する。ステップS605において、サーバコンピュータ本体21は、携帯端末6から送信された情報の受信に応答してデータ抽出プログラム54を実行する。ステップS606において、サーバコンピュータ本体21は、データ抽出プログラム54に示されている手順に対応して、第1データベース15から衣料品3次元データD1を読み出す。サーバコンピュータ本体21は、衣料品情報に含まれる衣料品IDに基づいて、第1データベース15を参照する。その参照によって、ステップS607において、サーバコンピュータ本体21は、衣料品3次元データD1を読み出す動作と同様の動作で第2データベース16から体型3次元データD2を読み出す。
ステップS608において、サーバコンピュータ本体21は、差分量子化プログラム17を実行する。サーバコンピュータ本体21は、第1の実施形態と同様の動作で、差分量子化プログラム17に示される手順に対応して量子化衣料品3次元データD3を生成する。ステップS609において、サーバコンピュータ本体21は、量子化衣料品3次元データD3の生成完了に応答して表示プログラム18を実行する。サーバコンピュータ本体21は、表示プログラム18に示される手順に対応して表示用の画像データを生成する。
ステップS610において、サーバコンピュータ本体21は、その画像データに対応して、フィット感の判断に使用されるフィット感判断用Webページ53を生成する。ステップS611において、サーバコンピュータ本体21は、フィット感判断用Webページ53の生成完了に応答して、携帯端末6に、フィット感判断用Webページ53が閲覧可能になった旨の通知を送信する。携帯端末6は、その通知を受け取り、その通知に示されているURLにアクセスする。そして、携帯用ブラウザ47を用いて、フィット感判断用Webページ53を閲覧することで、実際に試着することなく衣料品10のフィット感を判断することができる。
また、上述してきたように、第3の実施形態のフィット感判断支援システムは、衣料品3次元データD1と体型3次元データD2とをサーバコンピュータ本体21に保持している。そのため、ICタグや携帯端末のメモリからの情報の流出を抑制することが可能となる。
なお、上述してきた複数の実施形態では、衣料品3次元データ生成領域R1、体型3次元データ生成領域R2およびフィット感判断領域R3が独立して設けられている構成を例示している。この構成は、本願発明のフィット感判断支援システムの構成を限定するものではない。例えば、衣料品3次元データ生成領域R1をフィット感判断領域R3に含ませ、逐次で衣料品3次元データD1を生成するような構成であっても良い。また、上述してきた複数の実施形態は、その構成・動作に矛盾が発生しない場合において、組み合わせて実施することが可能である。
図1は、フィット感判断支援システムにおける、第1の実施形態の構成を例示するブロック図である。 図2は、第1の実施形態における衣料品3次元データ生成領域R1のシステム構成を例示するブロック図である。 図3は、第1の実施形態における体型3次元データ生成領域R2のシステム構成を例示するブロック図である。 図4は、第1の実施形態におけるフィット感判断領域R3のシステム構成を例示するブロック図である。 図5は、第1の実施形態における衣料品3次元データ生成領域R1での動作を例示するフローチャートである。 図6は、第1の実施形態における体型3次元データ生成領域R2での動作を例示するフローチャートである。 図7は、第1の実施形態におけるフィット感判断領域R3での動作を例示するフローチャートである。 図8は、グラデーションを構成する色を示すテーブルである。 図9は、第1の発明のフィット感判断支援システムの第2の実施形態の構成を例示するブロック図である。 図10は、本発明のフィット感判断支援システムの第3の実施形態の構成を例示するブロック図である。 図11は、第3の実施形態におけるフィット感判断領域R3の構成を例示するブロック図である。 図12は、第3の実施形態における衣料品3次元データ生成領域R1の動作を例示するフローチャートである。 図13は、第3の実施形態における体型3次元データ生成領域R2の動作を例示するフローチャートである。 図14は、第3の実施形態におけるフィット感判断領域R3の動作を例示するフローチャートである。
符号の説明
R1…衣料品3次元データ生成領域
R2…体型3次元データ生成領域
R3…フィット感判断領域
1…サーバコンピュータシステム
2…クライアントコンピュータシステム
3…ネットワーク
4…商品ラベル
5…衣料品ICタグ
6…携帯端末
7…体型データ記憶装置
8…衣料品3次元データ読み出し装置
9…体型3次元データ読み出し装置
10…衣料品
11…衣料品3次元形状計測装置
12…人体3次元形状計測装置
13…衣料品データ書き込み装置
14…体型データ書き込み装置
15…第1データベース
16…第2データベース
17…差分量子化プログラム
18…表示プログラム
19…アクセスプログラム
20…最適衣料品データ生成プログラム
21…サーバコンピュータ本体
22…入力装置
23…出力装置
24…CPU
25…メモリ
26…NIC
27…HDD
28…バス
30…フィット感判断プログラム
31…クライアントコンピュータ本体
32…入力装置
33…出力装置
34…CPU
35…メモリ
36…NIC
37…HDD
38…バス
D1…衣料品3次元データ
D2…体型3次元データ
D3…量子化衣料品3次元データ
D4…差分データ
D5…最適衣料品3次元データ
41…会員カード
42…体型ICタグ
43…衣料品3次元データ書き込みプログラム
44…体型3次元データ書き込みプログラム
45…撮像装置
46…携帯用表示装置
47…携帯用ブラウザ
48…バーコード情報読み取りプログラム
51…Webブラウザ
52…商品情報Webページ
53…フィット感判断用Webページ
54…データ抽出プログラム
B1…衣料品バーコード
B2…体型バーコード

Claims (16)

  1. 販売される衣料品を人が着衣した時のフィット感を再現するための表示データを生成する差分量子化部と、
    前記表示用データに対応して、前記フィット感を色彩のグラデーションを用いて表示する表示装置と
    を具備し、
    前記差分量子化部は、
    前記人の立体的な体型を示す体型3次元データと、前記衣料品の立体的な形状を示す衣料品3次元データとに基づいて、前記衣料品を記体型に着衣させたときの間隔を示す差分データを生成し、前記差分データを量子化することによって前記フィット感を段階で示す前記表示用データを生成し、
    前記表示装置は、
    前記段階に対応して前記フィット感を色彩のグラデーションを用いて表示する
    フィット感判断支援装置。
  2. 請求項1に記載のフィット感判断支援装置において、
    前記差分量子化部は、
    前記衣料品3次元データに基づいて再現される擬似衣料品を構成する複数の点を擬似衣料品構成点とし、前記体型3次元データに基づいて再現される擬似体型を構成する複数の点を擬似体型構成点とし、前記擬似衣料品を前記擬似体型に着衣させたときの前記擬似衣料品構成点から前記擬似体型構成点までの距離に基づいて前記差分データを生成する
    フィット感判断支援装置。
  3. 請求項2に記載のフィット感判断支援装置において、
    前記差分量子化部は、
    前記擬似衣料品構成点の各々と前記擬似体型構成点の各々とを線形的に対応させて前記差分データを生成する
    フィット感判断支援装置。
  4. 請求項3に記載のフィット感判断支援装置において、さらに、
    前記人が着衣したときに着心地がよいと感じる衣料品を好適衣料品としたときに、前記好適衣料品の立体的な形状を示す好適衣料品3次元データを保持し、
    前記差分量子化部は、
    前記好適衣料品3次元データに基づいて再現した擬似好適衣料品を構成する複数の点を擬似好適衣料品構成点とし、前記擬似好適衣料品を前記擬似体型に着衣させたときに、前記擬似体型構成点から前記擬似好適衣料品構成点までの距離を一定比率で延伸させた点を特定点とし、前記擬似体型構成点から前記特定点までの距離に基づいて前記差分データを生成し、
    前記擬似体型構成点に第1表示色を対応させ、
    前記擬似好適衣料品構成点に第2表示色を対応させ、
    前記特定点に第3表示色を対応させ、
    前記第1表示色から前記第2表示色を経由して前記第3表示色へ移行するグラデーションから抽出した色を前記擬似衣料品構成点に対応させて前記表示用データを生成する
    フィット感判断支援装置。
  5. 請求項4に記載のフィット感判断支援装置において、
    前記差分量子化部は、
    前記擬似体型構成点から前記特定点までの距離と前記差分データに示される前記擬似体型構成点から前記擬似衣料品構成点までの距離との比に対応して、前記グラデーションから前記擬似衣料品構成点に表示させる色を抽出して前記表示データを生成する
    フィット感判断支援装置。
  6. 請求項5に記載のフィット感判断支援装置において、さらに、
    前記衣料品に添付された衣料品3次元データ記憶部から前記衣料品3次元データを読み出すデータ読み出し装置を備え、
    前記データ読み出し装置は、
    前記衣料品3次元データ記憶部から読み出した前記衣料品3次元データを前記差分量子化部に供給し、
    前記差分量子化部は、
    前記データ読み出し装置から供給される前記衣料品3次元データの受信に応答して、前記差分データの生成を実行する
    フィット感判断支援装置。
  7. 請求項6に記載のフィット感判断支援装置において、
    前記データ読み出し装置は、さらに、
    前記人が携行する携帯端末に備えられた体型3次元データ記憶部から前記体型3次元データを読み出す機能を有し、
    読み出した前記衣料品3次元データと前記体型3次元データとを前記差分量子化部に供給し、
    前記差分量子化部は、
    前記データ読み出し装置から供給される前記衣料品3次元データと前記体型3次元データとの受信に応答して、前記差分データを生成する
    フィット感判断支援装置。
  8. 人に携行され、前記人の立体的な体型を示す体型3次元データを保持する体型3次元データ記憶媒体と、
    販売される衣料品に備えられ、前記衣料品の立体的な形状を示す衣料品3次元データを保持する衣料品3次元データ記憶媒体と、
    差分量子化プログラムを保持する記憶装置と演算処理装置とを有するサーバと、前記差分量子化プログラムは、前記体型3次元データと前記衣料品3次元データとの差分を示す差分データを生成し、前記差分データに対応して前記人が前記衣料品を着衣した時のフィット感を視覚的に表示するための表示データを生成するための手順を示し、
    ネットワークを介して前記サーバに接続され、前記表示データに基づいて前記フィット感を視覚的に表示する表示装置を有するクライアントと
    を具備し、
    前記演算処理装置は、前記差分量子化プログラムに示される手順に従って、
    前記衣料品3次元データに基づいて前記衣料品を再現した擬似衣料品を構成する複数の点を擬似衣料品構成点とし、前記体型3次元データに基づいて前記体型を再現した擬似体型を構成する複数の点を擬似体型構成点としたときに、
    前記擬似衣料品を前記擬似体型に着衣させたときの前記擬似衣料品構成点から前記擬似体型構成点までの距離を求め、前記距離に基づいて生成された前記差分データに対応して前記フィット感を段階的に示す表示用データを生成して前記表示用データを、前記ネットワークを介して前記クライアントに提供し、
    前記クライアントは、
    前記表示用データに対応して、前記フィット感を色彩のグラデーションを用いて前記表示装置に表示する
    フィット感判断支援システム。
  9. 請求項8に記載のフィット感判断支援システムにおいて、さらに、
    前記衣料品3次元データ記憶媒体から読み出した前記衣料品3次元データを、前記ネットワークを介して前記サーバに供給するデータ読み出し装置を備え、
    前記サーバは、
    前記データ読み出し装置から供給される前記衣料品3次元データに応答して、前記差分量子化プログラムに示される手順に従って前記差分データを生成する
    フィット感判断支援システム。
  10. 請求項9に記載のフィット感判断支援システムにおいて、
    前記データ読み出し装置は、さらに、前記体型3次元データ記憶媒体から前記体型3次元データを読み出す機能を有し、
    前記演算処理装置は、
    前記データ読み出し装置から供給される前記衣料品3次元データと前記体型3次元データとを受け、前記差分量子化プログラムに示される手順にしたがって前記差分データを生成する
    フィット感判断支援システム。
  11. 請求項10に記載のフィット感判断支援システムにおいて、
    前記演算処理装置は、
    前記差分量子化プログラムに示される手順に対応して、前記擬似衣料品構成点の各々と前記擬似体型構成点の各々とを線形的に対応させて前記差分データを生成する
    フィット感判断支援システム。
  12. 請求項11に記載のフィット感判断支援システムにおいて、
    前記サーバは、前記記憶装置に、前記人が着衣したときに着心地がよいと感じる衣料品を好適衣料品とし、前記好適衣料品の立体的な形状を示す好適衣料品3次元データを保持し、
    前記演算処理装置は、
    前記好適衣料品3次元データに基づいて前記好適衣料品を再現した擬似好適衣料品を形成し、前記擬似好適衣料品を構成する複数の点を擬似好適衣料品構成点とし、
    前記差分量子化プログラムに示される手順に対応して、前記擬似好適衣料品を前記擬似体型に着衣させたときに、前記擬似体型構成点から前記擬似好適衣料品構成点までの距離を一定比率で延伸させた点を特定点とし、前記擬似体型構成点から前記特定点までの距離に基づいて前記差分データを生成し、
    前記擬似体型構成点に第1表示色を対応させ、
    前記擬似好適衣料品構成点に第2表示色を対応させ、
    前記特定点に第3表示色を対応させ、
    前記第1表示色から前記第2表示色を経由して前記第3表示色へ移行するグラデーションを構成する複数の色から抽出した色を、前記擬似衣料品構成点に対応させて前記表示用データを生成する
    フィット感判断支援システム。
  13. 請求項12に記載のフィット感判断支援システムにおいて、
    前記演算処理装置は、
    前記差分量子化プログラムに示される手順に従って、
    前記擬似体型構成点から前記特定点までの距離と前記差分データに示される前記擬似体型構成点から前記擬似衣料品構成点までの距離との比を求め、前記比に対応して前記グラデーションから前記擬似衣料品構成点に表示させる色を抽出して前記表示データを生成する
    フィット感判断支援システム。
  14. 人の立体的な体型を示す体型3次元データと販売される衣料品の立体的な形状を示す衣料品3次元データとを保持するサーバと、
    前記衣料品に付随し、前記衣料品3次元データが保持されているデータ保持領域のアドレスを示す第1バーコードと、
    前記衣料品の購入予定者に付随し、前記体型3次元データが保持されているデータ保持領域のアドレスを示す第2バーコードと
    ネットワークを介して前記サーバに接続され、前記第1バーコードと前記第2バーコードに示される前記アドレスを前記サーバに通知する携帯端末と、
    を具備し、
    前記サーバは、
    前記アドレスに対応してデータを抽出するデータ抽出部と、
    前記体型3次元データと前記衣料品3次元データとの差分を示す差分データを生成し、前記差分データに対応して前記人が前記衣料品を着衣した時のフィット感を視覚的に表示するための表示データを生成する差分量子化部と
    を備え、
    前記データ抽出部は、
    前記第1バーコードに基づいて前記データベースから読み出した記体型3次元データと、前記第2バーコードに基づいて前記データベースから読み出した前記衣料品3次元データとを前記差分算出部に提供し、
    前記差分量子化部は、
    提供された前記体型3次元データと前記衣料品3次元データとに応答して、前記差分データを生成し、前記差分データに対応して前記表示データを生成し、前記表示データに対応して前記フィット感を視覚的に表示するための画像表示Webページを生成し、
    前記携帯端末は、
    前記画像表示Webページを読み出し、前記画像表示Webページに基づいて前記フィット感を色彩のグラデーションを用いて表示する
    フィット感判断支援システム。
  15. 請求項14に記載のフィット感判断支援システムにおいて、
    前記サーバはさらに演算処理装置を備え、
    前記演算処理装置は、
    前記衣料品3次元データに基づいて前記衣料品を再現した擬似衣料品と、前記体型3次元データに基づいて前記体型を再現した擬似体型とを形成し、
    前記擬似衣料品を構成する複数の点を擬似衣料品構成点とし、前記擬似体型を構成する複数の点を擬似体型構成点とし、
    前記差分量子化部は、
    前記擬似衣料品を前記擬似体型に着衣させたときの前記擬似衣料品構成点から前記擬似体型構成点までの距離に基づいて前記差分データを生成し、前記差分データに対応して、前記フィット感を段階的に示す表示用データを生成する
    フィット感判断支援システム。
  16. 請求項15に記載のフィット感判断支援システムにおいて、
    前記携帯端末は、さらに、
    前記第1バーコードと前記第2バーコードとを撮像する撮像装置を備え、
    前記携帯端末は、
    前記撮像装置で撮像した前記第1バーコードと前記第2バーコードとを前記ネットワークを介して前記サーバに送信し、
    前記サーバは、受信した前記第1バーコードと前記第2バーコードとに応答して、前記体型3次元データと前記衣料品3次元データとを前記差分算出部に提供する
    フィット感判断支援システム。
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